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JP3372701B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3372701B2
JP3372701B2 JP12016995A JP12016995A JP3372701B2 JP 3372701 B2 JP3372701 B2 JP 3372701B2 JP 12016995 A JP12016995 A JP 12016995A JP 12016995 A JP12016995 A JP 12016995A JP 3372701 B2 JP3372701 B2 JP 3372701B2
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jet recording
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JP12016995A
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武二 新倉
洋治 荒
寧 小池
祥一 菅
西端  望
島田  勉
誠司 小笠原
正明 柿崎
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Canon Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/377Cooling or ventilating arrangements

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを用いて記録紙
やプラスチック性シート等の記録媒体にインク像等の画
像情報を形成するインクジェット記録装置に関し、特に
該インクジェット記録装置に保持されるヘッド部材の温
度の安定化に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワードプ
ロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーション
の出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基
づいて用紙やプラスチック薄板などの被記録媒体に画像
を記録していくように構成されている。前記記録装置
は、記録方式により、インクジェット方式、ワイヤドッ
ト方式、サーマル方式、レーザービーム方式などに分け
ることができる。
【0003】上記記録装置のうち、インクジェット方式
を採用した記録装置(インクジェット記録装置)は、記
録手段(記録ヘッド)から記録媒体にインクを吐出して
記録を行うものであり、記録手段のコンパクト化が容易
であり、高精細な画像を高速で記録することができ、普
通紙に特別の処理を必要とせずに記録することができ、
ランニングコストが安くノンインパクト方式であるため
騒音が少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー
画像を記録するのが容易であるなどの利点を有してい
る。中でも、紙幅方向に多数の吐出口を配列したライン
タイプの記録手段を使用したライン型の装置は、記録の
一層の高速化が可能である。
【0004】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板等を形成することにより、高密度の液路配
置(吐出口配置)を有するものを容易に製造することが
でき、一層のコンパクト化を図ることができる。なお、
通常前記電気熱変換体等は金属性の支持板(ベースプレ
ート)に支持され、所定位置に固定されている。また、
前記ベースプレートは記録ヘッドで発生した熱を放熱す
るためのヒートシンクの役目も兼ねている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
CPUの高速化やメモリーの大容量化によってデータの
高速処理が可能となり、単位時間あたりのインクの吐出
量(以下、デューティーという)が増加している。即
ち、単位時間あたりに上記の従来の記録ヘッドに投入さ
れるエネルギーは、記録高速化のための吐出周波数アッ
プや多ノズル化、またソフト環境(OS、アプリケーシ
ョン)の充実に伴うカラー記録やグラフィック記録によ
る記録デューティーアップ等によって増大の一途を辿っ
ており、これにともなって記録ヘッドでの発熱量が増大
している。この記録ヘッドの温度が一定以上に昇温した
場合には、安全上は勿論のこと、性能上においても記録
性能が大きく劣化し、記録品位の低下を招いてしまうお
それがあった。
【0006】上述の問題に対して、記録ヘッドに取り付
けられヒートシンクの役目を兼ねたベースプレートを大
型化することが考えられるが、コストアップ、エコロジ
ー問題(消耗品の大型化、再生困難な部品の大型化)や
装置の大型化の点で実現することは難かしく、従って現
在の構造で今後の高速記録、カラー記録等の要求に対し
て対応することが困難であるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、記録ヘッドを大型化した
り、コストアップさせることなく、多ノズル化、吐出周
波数アップ、カラー記録等による吐出インク量の増加に
伴う発熱量の増加に対応が可能なインクジェット記録装
置を提供することにある。
【0008】上記目的を達成するため本発明のインクジ
ェット記録装置は、インクを吐出して記録を行なうイン
クジェット記録手段を用いて記録媒体に記録を行なうイ
ンクジェット記録装置において、インクジェット記録手
段を記録媒体と対向可能に着脱可能に保持する保持手段
と、保持手段に保持されるインクジェット記録手段のイ
ンク吐出口近傍と接触可能にその保持手段に設けられ、
インクジェット記録手段の熱を放熱する機能を有する放
熱手段と、放熱手段をインクジェット記録手段へ付勢す
るための付勢手段とを有し、放熱手段は、インクジェッ
ト記録手段が保持手段の規定位置にセットされた後に、
付勢手段による付勢力によりインクジェット記録手段に
接触する。
【0009】保持手段は、記録媒体に沿って記録媒体の
搬送方向とは異なる方向に往復移動するキャリッジであ
ってもよい
【0010】放熱手段の表面は凹凸形状で構成され、体
積に対する表面積の割合を高めてあってもよく、前記記
録手段の位置決め部材であってもよく、記録手段との接
触方向に可動に構成されていてもよい
【0011】
【0012】インクジェット記録手段は、インクを吐出
するインク吐出口を備えたヘッド部と前記インクを貯留
するインクタンクとを一体化した構成であってもよく、
インク吐出口より吐出するインクを貯留するインクタン
クの交換が可能であってもよい
【0013】インクジェット記録手段がインク吐出用の
熱エネルギを発生するための電気熱変換体を備えていて
もよく、インクジェット記録手段が電気熱変換体によっ
て印加される熱エネルギにより、吐出口よりインクを吐
出させてもよい。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】記録手段と接触可能な放熱手段及び付勢手段を
保持手段に有するインクジェット記録装置では、記録手
段でインク吐出のために発生した熱エネルギーが、記録
手段と放熱手段とが記録手段と保持手段との当接力と無
関係に接触圧力が得られ拡大した接触面と接触すること
によって保持手段の放熱手段に伝達して放熱される。
【0018】保持手段がキャリッジであるインクジェッ
ト記録装置では記録手段がキャリッジによって記録媒体
に沿って記録媒体の搬送方向とは異なる方向に往復移動
することによって記録が行なわれる。
【0019】
【0020】
【0021】金属部材に記録手段の位置決め面を設けた
場合には、位置決め面が放熱のための接触面ともなり、
位置決め面を通じて記録手段の熱エネルギーが放熱され
る。
【0022】記録手段と保持手段の当接が完了してから
金属部材の接触圧力を付加する構造とすれば、反対方向
の力のない状態で当接できるので確実に記録手段と走査
手段が当接される。
【0023】
【0024】
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0026】(第1参照例) 図1は本発明の第1の参照例の記録装置の全体構成を示
す摸式的斜視図、図2は図1に示した記録装置の摸式的
正面図、図3は図1に示した記録装置の摸式的構成断面
図である。
【0027】本参照例の記録装置はシリアルタイプのイ
ンクジェット記録装置であり、図1〜図3に示すよう
に、本記録装置は、給送部A、搬送部B、排出部C、ク
リーニング部D、キャリッジ部Eを主な構成としてい
る。そこで、以下これらの各部について概略を説明す
る。
【0028】(1)給送部A 給送部Aは、記録媒体としてのシート材P(記録用紙や
プラスチック製シート等)を積載する圧板11と、シー
ト材Pを給送する給送回転体12がベース10に取り付
けられる構成となっている。圧板11には可動サイドガ
イド13が移動可能に設けられており、シート材Pの積
載位置を規制している。圧板11はベース10に結合さ
れた回転軸を中心に回転可能であって、圧板バネ14に
より給送回転体12に付勢されている。給送回転体12
と対向する圧板11には、シート材Pの重送を防止する
ために人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離パ
ッド15が設けられている。さらにベース10には、シ
ート材Pの一方向の角部を覆い、シート材Pを一枚ずつ
分離するための分離爪16が設けられている。またこの
分離爪16が使えない厚紙等の記録媒体を分離するため
に土手部17がベース10に一体成形されており、普通
紙ポジションでは分離爪16が作用し、厚紙ポジション
では分離爪16が作用しないように切り換えるための切
換レバー18、圧板11と給送回転体12の当接を解除
するためのリリースカム19が設けられている。
【0029】上記構成において、待機状態にあってはリ
リースカム19が圧板11を所定位置まで押し下げ、前
記圧板11と給送回転体12の当接は解除されている。
そして、この状態で搬送ローラ26の有する駆動力が、
不図示のギア等により給送回転体12およびリリースカ
ム19に伝達されると前記リリースカム19が圧板11
から離れるので、圧板バネ14の付勢力によって前記圧
板11が上昇し、給送回転体12とシート材Pが当接
し、給送回転体12の回転に伴ってシート材Pはピック
アップされて給送を開始し、分離爪16によって一枚ず
つ分離されて後述する搬送部Bに送り込まれる。給送回
転体12およびリリースカム19はシート材Pを搬送部
Bに送り込むまで回転し、再びシート材Pと給送回転体
12との当接を解除した待機状態となって搬送ローラ2
6からの駆動力が切られる。
【0030】(2)搬送部B 搬送部Bは、シート材Pを搬送する搬送ローラ26とシ
ート材Pの先端および後端を検出するPEセンサ22と
を有している。搬送ローラ26はモータ(不図示)の駆
動で回転され、搬送ローラ26には従動して回転するピ
ンチローラ27が当接して設けられている。ピンチロー
ラ27はピンチローラガイド20に保持され、さらにピ
ンチローラバネ21の付勢力によって前記搬送ローラ2
6に圧接され、シート材Pの搬送力を生みだしている。
さらに、シート材Pが搬送されてくる搬送部Bの入口に
は、シート材Pをガイドする上ガイド23およびプラテ
ン24が配設されている。また、上ガイド23にはシー
ト材Pの先端および後端を検知してPEセンサ22に伝
えるPEセンサレバー25が設けられている。さらに、
搬送ローラ26のシート搬送方向下流側には、画像情報
に基づいてシート材Pに記録を行う記録手段としての記
録ヘッド50が設けられている。この記録ヘッド50に
ついては後で詳しく説明する。
【0031】上記構成において、搬送部Bに送り込まれ
たシート材Pはプラテン24、ピンチローラガイド20
および上ガイド23に案内されて、搬送ローラ26とピ
ンチローラ27とのローラ対に送られる。この時、PE
センサレバー25は送り込まれたシート材Pの先端を検
知して、これによりシート材Pの記録位置を求めてい
る。また、不図示の駆動原(LFモータ)からの駆動力
によりローラ対26,27が回転してシートPはプラテ
ン24上を搬送される。
【0032】(3)排出部C 排出部Cは、伝達ローラ30が搬送ローラ26に当接
し、さらに排出ローラ31が伝達ローラ30に当接して
設けられている。従って、搬送ローラ26の駆動力が伝
達ローラ30を介して排出ローラ31に伝達される。ま
た、排出ローラ31には従動して回転する拍車32が当
接して設けられている。以上の構成によって、記録位置
において記録のなされたシート材Pは、排出ローラ31
と拍車32とのローラ対によって装置外の不図示の排出
トレイ等に排出搬送される。
【0033】(4)クリーニング部D クリーニング部Dは、後述する記録手段としての記録ヘ
ッド50(ヘッド部51へ供給するインクを収納するイ
ンクタンクを一体に具備する形態、あるいは別体とする
形態のいずれでもよい。また、さらに、ヘッド部をキャ
リッジに装着したままで、インクタンクのみを交換可能
とする形態であってもよい)のヘッド部51のクリーニ
ングを行うポンプ40と、前記ヘッド部51の乾燥を抑
えるためのキャップ41および搬送ローラ26からの駆
動力を給送部Aおよび前記ポンプ40に切り換えて伝達
する駆動切換アーム42とから構成されている。この駆
動切換アーム42は給送およびクリーニング以外の時に
は、搬送ローラ26の軸心を中心に回転する不図示の遊
星ギアを所定位置に固定しており、このとき給送部Aお
よびポンプ40に対する搬送ローラ26からの駆動力は
伝達されない。後述するキャリッジ部Eがクリーニング
部Dの位置まで移動することで、前記駆動切換アーム4
2が矢印A方向に移動して前記遊星ギアがフリーとなる
ので、前記搬送ローラ26の正転/逆転に応じて遊星ギ
アが移動し、搬送ローラ26が正転したときは給送部A
に駆動力が伝達され、逆転したときはポンプ40に駆動
力が伝達されるようになっている。
【0034】(5)キャリッジ部E キャリッジ部Eは、シート材Pに所定の記録を行う記録
手段としての記録ヘッド50を着脱自在に保持あるいは
搭載するヘッド保持部である。まずここで、記録ヘッド
50について説明し、次いでキャリッジ部Eについて説
明する。
【0035】記録手段としての記録ヘッド50は前記搬
送部Bで搬送されたシート材Pにインク像を記録するも
のであり、本装置では、記録ヘッド50のヘッド部51
(図4参照)からインクを吐出して記録するインクジェ
ット記録方式を用いている。即ち、このヘッド部51は
微細な液体吐出口(オリフィス)、液路およびこの液路
の一部に設けられるエネルギー作用部、液滴形成エネル
ギーを発生して作用部にある液体に作用させるエネルギ
ー発生手段等を備えている。
【0036】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、
その発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生
手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する発
熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を
吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等があ
る。
【0037】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録を行うことが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、か
つ、最近の半導体分野において技術の進歩と信頼性の向
上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分
に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価
なことから他の方法に比べて有利である。
【0038】図4は、本発明に適用される記録ヘッドの
摸式的斜視図であり、(a)は分解状態の摸式的斜視
図、(b)は組立状態の摸式的斜視図である。図5は、
本発明に適用される記録ヘッドのの摸式的外形図であり
(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は下面図である。
【0039】記録手段としての記録ヘッド50は、図4
および図5に示すように、制御部(不図示)からの信号
に応じてインクを吐出するヘッド部51と、前記インク
を貯留しているインクタンク部52とが一体的に構成さ
れている。図4において、53はヒータボードであり、
Si基板上に電気熱変換素子(吐出ヒータ)と、これに
電力を供給するAl等の配線とが成膜技術により形成さ
れている。54は前記ヒータボード53に対する配線基
板であり、対応する配線が例えばワイヤボンディングに
より接続される。55はインク流路を形成するための隔
壁や共通液室等を設けた天板であり、本例においては樹
脂材料より成る。56は金属製(例えばAl)のベース
プレート(支持板)であり、後述するキャリッジ部Eと
の位置決め部となる嵌合穴56a,56bを有し、前記
ヒータボード53、配線基板54、およびチップタンク
57を挟み込み、溶着部58a,58bでそれぞれイン
クタンク部52、チップタンク57に対して確実に固定
されている。
【0040】また、上記構成のもとにインク吐出時に
は、本体基板上に設けられたサーミスタ(不図示)によ
って環境温度を認識し、記録ヘッド50上に設けられた
ダイオードによって測定された記録ヘッド温度の補正を
行う。
【0041】そして、初期温度からのパルス幅、数によ
る予測制御や、ダイオードによる記録ヘッド温度の読み
値によって、記録ヘッド温度に応じた最適なパルス幅が
与えられ一定の記録品位を得られる制御となっている。
【0042】そして、記録ヘッド温度が一定温度(たと
えば70℃)以上に昇温した場合には、記録ヘッド破壊
防止のため、一定時間停止することによって温度低下を
促し、さらに、インク切れなどによって、もう一段階高
温(たとえば100℃)となった場合には、異常と判断
して、強制的に記録動作を中止させる制御とすること
で、安定した記録品位、および異常時の障害を最小限に
抑える制御としている。
【0043】キャリッジ部Eは、上記構成の記録ヘッド
50を取り付けるキャリッジ60を有している。キャリ
ッジ60は、図1〜図3に示すように、シート材Pの搬
送方向に対して直交する方向に往復移動させるためのガ
イド軸2、およびキャリッジ60の後端を保持して記録
ヘッド50のヘッド部51とシート材Pとの隙間を維持
するガイドレール3によって支持されている。なお、こ
れらガイド軸2およびガイドレール3は装置本体のシャ
ーシ1に取り付けられている。また、キャリッジ60は
シャーシ1に取り付けられたキャリッジモータ4により
タイミングベルト5を介して駆動される。このタイミン
グベルト5は、モータプーリ6およびアイドルプーリ7
によって張設され、支持されている。さらに、キャリッ
ジ60には、制御部等が構成された電気基板8からの信
号を、搭載された記録ヘッド50に伝えるためのフレキ
シブルケーブル9が連結されている。
【0044】従って、シート材Pに画像形成する時は、
画像形成する行位置(シート材Pの搬送方向の位置)に
前記搬送部Bのローラ対26,27がシート材Pを搬送
すると共に、キャリッジモータ4によりキャリッジ60
を画像形成する列位置(シート材Pの搬送方向と垂直な
位置)に移動させて、記録ヘッド50を画像形成位置に
対向させる。その後、電気基板8からの信号により記録
ヘッド50のヘッド部51のノズル部59(図5参照)
から前記シート材Pに向けてインクを吐出して画像が形
成される。
【0045】さらに前記キャリッジ部Eの主要各部の詳
細について図面を参照して説明する。図6は第1参照
のキャリッジ部Eの摸式的正面部で、(a)は記録ヘッ
ド50がキャリッジの側板60bから離間した状態、
(b)は記録ヘッド50がキャリッジの側板60bに当
接した状態を示す。図7は第1参照例のキャリッジ部E
の摸式的平面図、図8は第1参照例のキャリッジ部Eの
コンタクト部等の摸式的構成図、図9は第1参照例のキ
ャリッジ部Eのヘッドホルダー等の摸式的構成図であ
る。
【0046】キャリッジ部Eはモールドで一体成型され
たキャリッジ60に各部品が取り付けられてユニットを
形成している。このキャリッジ60のモールド一体成型
は、鋳物等に比べ、製造コストが安価であり、また部品
数の削減によるコストダウンができ、さらに軽量化によ
る駆動モータの負荷軽減や駆動音の低減を図ることがで
きる、といった利点を有している。
【0047】このキャリッジ部Eにおいて、前記記録ヘ
ッド50の着脱機構は、前記モールドで一体成型された
キャリッジ60に、ヘッドホルダー61、ベースカバー
62、フックレバー63、コンタクトバネ64、フック
カバー65、フレキシブルケーブル9と電気的に導通可
能に接続されたフレキシブル基板66、ラバーパッド6
7、放熱・加熱・蓄熱機能を備えた温度安定化手段とし
てのヒートシンク部材であるブロック68等が取り付け
られて構成されている。
【0048】図6〜図9に示すように、ヘッドホルダー
61は記録ヘッド50を搭載し、キャリッジ60上に設
けられたガイド60aに沿って左右方向(矢印a方向)
にスライド可能に構成されている。ヘッドホルダー61
には、記録ヘッド50をガイドするためのガイド部61
aと、キャリッジ60に垂直に立てられた側板60bの
コンタクト面60cおよび位置決め面68a、60dに
記録ヘッド50を押し付けるための押圧部61bが設け
られている。
【0049】キャリッジ60の一部を座グリした部分に
はめ込まれたアルミニウム製のブロック68上の2点の
位置決め面68aとキャリッジ60の側板60bに設け
られた1点の位置決め面60dが、記録ヘッド50のヘ
ッド部51先端側のベースプレート56上の2点の基準
面56c(図5参照)と記録ヘッド50のインクタンク
部52後端側面の上方の1点の基準面56d(図5参
照)とにそれぞれ対応するように構成されている。
【0050】キャリッジ60のコンタクト面60cは、
位置決め面60d、68aの3点が形成する三角形の内
部に位置するように配置構成されている。同様に、ヘッ
ドホルダー61の押圧部61bの押圧位置も、位置決め
面60d、68aの3点が形成する三角形の内部に位置
する。また、ヘッドホルダー61の押圧部61bの対向
位置にはガイドアーム61cが設けられており、記録ヘ
ッド50をコンタクト面60cから離間する際には、こ
のガイドアーム61cが記録ヘッド50に作動する。ま
た、キャリッジ60の側板60bには、記録ヘッド50
の着脱時のガイドを兼ねるリブ60eが設けられてお
り、後述するフレキシブル基板66のコンタクト部66
a等を保護している。
【0051】フックレバー63はキャリッジ60の側板
60bに回転可能に取り付けられている。このフックレ
バー63の回転中心にはコンタクトバネ64が設けられ
ており、フックレバー63をヘッドホルダ61と反対の
方向(図6に示す矢印b方向)へ付勢している。フック
カバー65はフックレバー63の回転中心部を被うよう
に取り付けられており、フックレバー63がキャリッジ
60から抜けないように保持している。また、図9に示
すように、前記フックレバー63と前記ヘッドホルダー
61は互いに当接するカム63a,61dをそれぞれ有
しており、フックレバー63の回転によりヘッドホルダ
ー61が左右方向(図6に示す矢印a方向)にスライド
移動するように構成されている。また、コンタクトバネ
64の付勢力はフックレバー63、カム63a、カム6
1dを介して前記ヘッドホルダー61の記録ヘッド50
に対する押圧力となっている。
【0052】図8に示すように、キャリッジ60の側板
60bには記録ヘッド50の位置決めを行うための嵌合
ピン60f,60gが設けられており、それぞれが記録
ヘッド50のベースプレート56に設けられた嵌合穴5
6a,56bに対応している。
【0053】また、図8に示すように、前記キャリッジ
60の側板60bに設けられたコンタクト面60c上に
は、記録ヘッド50の配線基板54と電気的なコンタク
トをとるためのフレキシブル基板66のコンタクト部6
6aと、コンタクト部66aと記録ヘッド50の配線基
板54とを弾力的に当接させるためにコンタクト部66
aとコンタクト面60cの間に配置されたラバーパット
67とが配設されている。ラバーパット67は、ゴム硬
度30°〜50°のシリコンゴム等の弾性体からなる。
フレキシブル基板66はフレキシブルケーブル9を介し
て装置本体側の電気基板8と連結されている。
【0054】ラバーパッド67、フレキシブル基板66
は共にキャリッジ60の側板60bに設けられた位置決
めピン60hにより位置決めされている。フレキシブル
基板66のコンタクト部66aの近傍にはスリット66
bが設けられており、フレキシブル基板66の組立上の
変形等の影響がコンタクト部66aに及ばないように構
成されている。また、フレキシブル基板66のコンタク
ト部66aの先端側は記録ヘッド50のベースプレート
56の形状に合わせて細くなっており、端部には不図示
の引っ掛け部が設けられている。図8に示すように、フ
レキシブル基板66のコンタクト部66aを三角形状に
して、コンタクトパッド数を先端側ほど減らすことによ
って信号線のフォーミングが容易になり、高密度化を行
うことができる。
【0055】また、キャリッジ60の側板60b上の一
部には、上述したように2ヶ所の位置決め面68aを有
し、温度安定化手段であると同時にヒートシンク部材と
してのブロック68がはめ込まれており、位置決め面6
8aと記録ヘッド50のベースプレート56に設けられ
た基準面56cとの接触を通じて、記録ヘッド50から
ブロック68への熱の伝達が可能となっている。
【0056】例えば、ブロック68を、ベースプレート
と同等の熱容量を有し、放熱に有利なように凹凸形状と
し、十分な表面積をもって構成することで、一般的な文
書(1頁の平均デューティーが30%以下程度)では、
128ノズル(70以上の多ノズル)、10kHzとい
った(高)応答周波数、80桁以上の印字幅(記録幅)
であっても、記録制御のところで述べたような記録ヘッ
ドの温度上昇による一定時間の停止が入ることがなく、
記録ヘッド50は連続記録を行うことが可能となった。
【0057】また、記録装置本体と異なる環境条件(例
えば低い温度)で放置されていた記録ヘッドを装着した
際には、ブロック68側からブロック68の保有する熱
がヘッド側に流れて、記録ヘッドを環境温度に早く近づ
けることが可能となっている。
【0058】このようにブロック68の装着によって、
記録ヘッド50の昇温を抑え、連続記録が可能となるの
みでなく、環境温度に近づける力が強く働くために記録
制御上の誤差が小さく、優れた記録品位を効率よく得る
ことができる。
【0059】また、ブロック68の熱容量は、ヘッドの
ノズル数、応答周波数、記録装置の記録幅、記録の使わ
れ方(主に使われる印字デューティー)などに合わせて
設定することができるので、装置の用途に合わせて無駄
のない構成とすることができる。
【0060】またブロック68および下述する各実施例
の各種のブロックあるいはヒートシンクはAl製に限ら
れず、各種金属、その他熱伝導性の高い部材で構成され
る。
【0061】(第2参照例) 次に述べる参照例はキャリッジ60の側板60b上の一
部に、前記記録ヘッド(ヘッドカートリッジ)50で発
生した熱を伝導し、かつ放熱するための放熱手段として
のヒートシンク74が取り付けられているインクジェッ
ト記録装置である。図10は第2参照例の記録装置のキ
ャリッジ部の摸式的平面図、図11は第2参照例の記録
装置のキャリッジ部のコンタクト部近傍の摸式的構成図
である。第1参照例と同じ構成には同一の番号を援用し
ている。
【0062】なお、前記キャリッジ60の側板60bの
位置決め面60dは図11に示すように3点あり、前記
ヘッドカートリッジ50のヘッド部51先端側のベース
プレート56上に2点が、ヘッドカトリッジ50のイン
クタンク部52後端側の上方に1点がそれぞれ対応する
ように構成されている。
【0063】このヒートシンク74は、搭載されるヘッ
ドカートリッジ50の有する特性等に応じて、放熱をす
るために必要な表面積および熱容量を有する部材で構成
され、裏側のゴム部材75によってキャリッジ60の嵌
合ピン60f、60gとヘッドカートリッジ50の嵌合
穴56a、56bとの嵌合方向に可動するように構成さ
れている。これにより、前記ヒートシンク74は搭載さ
れたヘッドカートリッジ50のベースプレート56と確
実に接触し、前記ヘッドカートリッジ50で発生した熱
は前記ベースプレート56を介してヒートシンク74に
伝導され放熱される。
【0064】さらに、前記ヒートシンク74はその一部
をキャリッジ60の側板60bの裏側に突出させて突出
部74aを形成しており、キャリッジ部Eの往復動作時
には外気との接触による放熱効果を高め、ホームポジシ
ョンに戻ったときには装置全体の金属シャーシ1(図
1)の一部である接地部1a(図1)に接触して放熱を
行なうように構成されている。
【0065】以上の構成のもとに、フックレバー63の
操作によってヘッドカートリッジ50のキャリッジ部E
への着脱、保持、位置決め、電気的コンタクト等を行な
うとともに、ヘッドカートリッジ50のベースプレート
56をキャリッジ60の側板60bに設けられたヒート
シンク74に確実に接触させ、ヘッドカートリッジ50
で発生した熱をキャリッジ60上のヒートシンク74に
伝えることができ、放熱することができる。
【0066】(第3参照例) 前述した第2参照例では、放熱手段としてのヒートシン
ク74をキャリッジ60の側板60b上に配設した例を
示したが、これに限定されるものではなく、キャリッジ
部Eのキャリッジ60に組み込まれる部品を放熱手段と
して用いる構成であってもよい。例えば図12に示すよ
うに、キャリッジ部Eのキャリッジ60に組み込まれる
一部品であるベースカバー62を熱伝導率の高い部材で
構成し、さらにヘッドカートリッジ50のベースプレー
ト56と接触可能な前記ベースカバー62の接触部62
aを側板60b側に曲げてバネ部62bを形成した構成
とする。これによっても、ヘッドカートリッジ50のベ
ースプレート56とキャリッジ部E側の放熱手段として
のベースカバー62とを確実に接触させて、前記ベース
プレート56を介してヘッドカートリッジ50で発生し
た熱をキャリッジ部E側に伝導し、かつ放熱することが
できる。さらに本参照例によれば、前述した各参照例と
同様の効果が得られるだけでなく、部品点数の削減によ
るコストダウンを図ることができる。
【0067】(第4参照例) 図13は、第4参照例のキャリッジ部Eのコンタクト部
等の摸式的構成図である。前述した第1参照例では、温
度安定化手段であると同時に放熱手段としてのヒートシ
ンクとして作用するブロック68をキャリッジの側板上
に配設し、その一部を位置決め面とした例を示し、第2
参照例および第3参照例ではキャリッジにヒートシンク
を設けたり、キャリッジの一部をヒートシンクとする例
を示した。しかし、これに限定されるものでなく、図1
3に示すように記録ヘッドとの位置決め面60dは側板
60bに独立して設けられており、ブロック69は側板
60bに対して可動とし、接触する記録ヘッドにバネ等
の弾性体によって付勢される構成としてもよい。
【0068】図13において、69はアルミニウムなど
熱伝導率の高い材料で構成されたブロックであり、記録
ヘッドのベースプレートとの接触面は平滑で、圧縮バネ
70によって記録ヘッド側に(紙面手前側)に付勢され
ている。この時、ブロック69の記録ヘッドとの接触部
はキャリッジの側板60bの窓部60iを側板の記録ヘ
ッドと反対の面から貫通して記録ヘッドと接触する構造
となっており、ブロック69の非貫通部の幅はキャリッ
ジの側板60bの窓部60iの幅より大きく形成されて
いるので、キャリッジの側板60bの窓部の枠部がスト
ッパとなりブロック69が記録ヘッド側に抜け落ちるこ
とはない。また図示されていないが記録ヘッドのベース
プレートのブロック69との接触面も同様に平滑となっ
ている。
【0069】ブロック69の記録ヘッドのベースプレー
トとの接触面は位置決め面がないので平滑にでき、記録
ヘッドのベースプレートのブロック69との接触面も同
様に平滑なので、ブロック69の接触面が全面で接触す
るように付勢すれば、接触面積が増加し、またこの接触
面が第1の参照例の図4で示した熱の発生源のヒータボ
ード53の真裏となるので、発生熱は効率よくブロック
69に伝達され記録ヘッドの温度上昇が更に抑制され
る。
【0070】このように、本第4参照例によると温度安
定化手段であるとともに放熱手段としてのブロック69
を記録ヘッド50との接触方向に移動可能とし、付勢手
段によるブロック69の付勢により、ブロック69と記
録ヘッド50との間(放熱手段とヘッド部材との間)に
安定した接触圧力を得ることができ、接触面を介した熱
伝達量の増大を図ることができる。
【0071】(実施例) 図14(a)、(b)は本発明の実施例の説明図であっ
て、図14(a)はキャリッジへのヘッド装着を示す摸
式的斜視図であり、図14(b)はその際の摸式的正面
図である。図14(a)、(b)において、71は放熱
手段としてのブロックであり、ブロック71とブロック
71を支持する支持部材72との間に介在する弾性部材
としての圧縮バネ73によって記録ヘッド50側(キャ
リッジ60の側板60b側)へ付勢されて移動可能であ
る。この時、ブロック71の記録ヘッド50側への移動
は、支持部材72に設けられた移動規制部としての爪7
2aにより制限されている。また、図14(a)のZ−
Zに沿って設けられている支持部材72の軸72aは、
キャリッジ60の側板60bの側方に設けられている支
持穴60jに回転自在に支持されている。これにより、
支持部材72は、キャリッジ60の側板60bにZ−Z
を回転軸として回転可能に支持されている。
【0072】一方、前述の図9において説明したキャリ
ッジ部Eの記録ヘッド50の着脱機構により、記録ヘッ
ド50は、フックレバー63を図14の矢印c方向へ回
転操作することで図14(a)の矢印d方向へスライド
移動するヘッドホルダー61によってキャリッジ60の
側板60bの基準面へ当接して所定の位置へ装着され
る。
【0073】この時、記録ヘッド50とキャリッジ側板
60bの基準面との当接は、フックレバー63の一連の
回転操作途中で行なわれる。そして記録ヘッド50とキ
ャリッジ側板60bの基準面との当接以降のフックレバ
ー63の一連の回転操作により、フックレバー63のレ
バー接触部63bが支持部材72のレバー部72cを図
14(a)の矢印e方向へ押圧する。これによって生ず
る支持部材72のZ−Zを回転軸とした図14(a)の
矢印f方向への回転により、ブロック71はキャリッジ
60の側板60b側に付勢されることになる。ここでブ
ロック71は、前述の第4実施例で説明した構成、即ち
キャリッジ60の側板60bに設けられた開口部として
の窓部60iを貫通したブロック71の一部が記録ヘッ
ド50のベースプレート56と接触するように構成され
ている。
【0074】この時、弾性的に付勢されるブロック71
は、爪72aでそのキャリッジ側板60b側への移動を
規制されているが、記録ヘッド50と接触する際には爪
72aによる規制が解除される形状をしている。
【0075】さらに、ブロック71の形状、レバー接触
部63bとレバー部72cとの接触タイミングを決定す
るレバー接触部63bの形状、軸72bの位置等を適宜
選択することで、記録ヘッド50とキャリッジ側板60
bの基準面との当接後にブロック71と記録ヘッド50
との接触を得る構成となっている。
【0076】このように、本実施例によると、記録ヘッ
ド50のキャリッジの所定位置への装着と、該装着後に
おける放熱手段としてのブロック71の記録ヘッド50
への接触と、を一連のフックレバー63の回転操作によ
って達成することができる。前述第4参照例では、ブロ
ックをキャリッジの側板に対して可動とし、記録ヘッド
側へバネで付勢する例を示したが、この方向への付勢力
は、記録ヘッドとキャリッジ側板基準面との当接に相反
する方向であり、ヘッド基準面への当接力を弱めるおそ
れがある。
【0077】しかしながら実施例の構成によれば、記
録ヘッド装着時において、ブロック71は圧縮バネ73
によってヘッド側に付勢されているものの、支持部材の
爪72aによって移動が制限され、ブロック71のベー
スプレートとの接触面をキャリッジ側板基準面を超えな
い位置に保持することによって記録ヘッド装着の障害と
はならず、記録ヘッド50と側板基準面との当接後にフ
ックレバー63によって支持部材72を動作させること
で、ブロック71は当接後固定されたベースプレート5
6に接触するとともに支持部材の爪72aと離れ、圧縮
バネ73による一定圧力での確実な付勢が可能となり、
上述の参照例と同様の伝熱効果に加え、記録ヘッドと側
板基準面との確実な当接も実現できる。
【0078】このように、本実施例によると温度安定化
手段であるとともに放熱手段としてのブロック71をヘ
ッド部材としての記録ヘッド50との接触方向に移動可
能とするとともに、ヘッド部材とヘッド保持部材として
のキャリッジ60との当接が完了してから放熱手段とヘ
ッド部材との接触が行なわれる構成なので、ヘッド部材
にはヘッド保持部材への装着を妨げる他の力が作用せ
ず、装着後に放熱手段とヘッド部材との接触が行なわれ
るので、電気的接続を伴うヘッド部材の装着を確実に行
なうとともに、放熱手段とヘッド部材との間に安定した
接触圧力を得ることができ、接触面を介した熱伝達量の
増大を図ることができる。
【0079】(第5参照例) 以下に説明する不図示の第5参照例では、ブロックは本
記録装置の制御部等が構成された電気基板(図3符号
8)からの信号を記録ヘッドに伝えるためのフレキシブ
ルケーブル(図2符号9)のGnd線に電気的に接続さ
れている。
【0080】前述の各参照および実施例による記録ヘッ
ドからの熱を放熱する放熱効果に加えて熱伝導率の高い
電線を通じて更に記録ヘッドの熱の放熱が促進されると
ともに、ブロックと記録装置本体とが電気的に接続され
ることによって、フックレバー操作時等の静電気による
記録ヘッド破壊を防止することが可能となり、そのため
の脱着する記録ヘッドを記録装置本体に電気的に接続す
るための複雑な構造を必要としない。
【0081】(第6参照例) 以下に説明する不図示の第6参照例では、ブロックに設
けられた熱伝導性と電気伝導性の高い材料で構成された
接触片を、キャリッジをシート材の搬送方向に対して直
行する方向に往復移動させるための金属製のガイド軸
(図1符号2)に接触摺動させる構造となっている。
【0082】第1参照例から第4参照例および実施例の
方法による記録ヘッドからの熱を放熱する放熱効果に加
えて熱伝導率の高い接触片を通じて更に記録ヘッドから
の放熱が促進されるとともに、ブロックと記録装置本体
とが電気的に接続されることによって、フックレバー操
作時等の静電気による記録ヘッド破壊を防止することが
可能となり、そのための脱着する記録ヘッドを記録装置
本体に電気的に接続するための複雑な構造を必要としな
い。
【0083】(第7参照例) 前述した各参照例及び実施例では、温度安定化手段ある
いは放熱手段としてのヒートシンクあるいはブロックを
キャリッジ60に配設した例、あるいはキャリッジ部E
のキャリッジ60に組み込まれる一部品を用いて構成し
た例等を示したが、これに限定されるものではなく、例
えば前記放熱手段が、キャリッジ部Eに搭載されるヘッ
ドカートリッジ50の有無を検知する検知手段としての
機能を有する構成としてもよい。
【0084】図15に示すように、キャリッジ60に組
み込まれたフレキシブルケーブル9上の一部に露出した
接点76a、76bを設けるとともに、前述した第2実
施例のごとき形態でヒートシンク74を設けてその一部
を接点部74bとして前記接点76a、76bの対向位
置となる上部に離間した状態で配設する。
【0085】上記構成によれば、キャリッジ60にヘッ
ドカートリッジ50が取り付けられると、前記ヒートシ
ンク74の接点部74bと前記接点76a、76bが接
触し、前記ヘッドカートリッジ50が取り外されると、
前記接点部74bは前記接点76a、76bから離間す
るため、前記接点76a、76bの間の抵抗値を検出す
ることで、キャリッジ60に搭載されるヘッドカートリ
ッジ50の有無を検知することができる。このように本
参照例では、前述した各参照例及び実施例と同様の効果
が得られるだけでなく、記録手段としてのヘッドカート
リッジの有無を検知することができ、記録制御において
重要な情報となる。
【0086】なお、本参照例は前述の各参照例及び実施
例と同様、ヘッド部とインクタンク部とを一体としてキ
ャリッジへ着脱可能とする記録装置に限らず、例えばイ
ンクタンク部のみが交換可能な記録装置においても同様
に適用し得る。
【0087】(第8参照例) 前述した第7参照例では、記録手段としてのヘッドカー
トリッジをキャリッジに装着した時点で、キャリッジ側
に設けられたヒートシンクがヘッドカートリッジのベー
スプレートと接触する構成としたが、例えばヘッドカー
トリッジのヘッド部の細かい温度管理を行なう場合に
は、サーミスタ等によって前記ヘッド部の温度を検知
し、その温度変化に応じて、ソレノイド等による駆動機
構あるいは形状記憶合金等によって前記ヒートシンクを
接触/離反させる構成としてもよい。この構成によれ
ば、ヘッドの温度上昇を防止するだけでなく、細かい温
度管理を行なうことが可能となる。また、前記ヒートシ
ンクで吸収した熱を、他の部分、例えばインクタンク後
方(ヘッドのノズル部から遠い位置)に伝達させること
によって、インクタンク内のインクの温度制御を行なう
ことも可能となる。
【0088】(第9参照例) 以下に説明する不図示の第9参照例では、ブロックに冷
却素子を用いた冷却手段、発熱素子を用いた発熱手段、
サーミスタを用いた温度検知手段が設けられている。
【0089】温度検知手段で測定した温度情報に基づい
て別に設けた制御手段で予め設定した温度になるように
冷却手段と発熱手段への出力を制御しブロックの温度が
設定温度となるように制御される。
【0090】本構成によってブロックと接触する記録ヘ
ッドの温度が積極的に管理され、更に高速かつ高品位の
印刷が可能となる。
【0091】本参照例では冷却手段と発熱手段を設けて
いるが、放熱のための冷却手段のみを備えていてもよ
く、温度検知手段にはサーミスタを用いているがダイオ
ード等のその他の温度検知手段でもよい。また、用途に
よっては温度検知手段を設けなくてもよい。
【0092】なお、前述の各参照例及び実施例において
は、ヘッド保持部としてのキャリッジにインクジェット
記録ヘッドを保持あるいは搭載するプリンタを用いて本
発明を説明したが、例えば、インクジェット記録ヘッド
とほぼ同一の外形を備えることで、このキャリッジにイ
ンクジェット記録ヘッドとコンパチブルにキャリッジに
搭載することのできるスキャナーユニットを備え、プラ
テンに支持される原稿シートから画像情報を読み取るこ
とのできる情報処理装置であっても本発明を説明した構
成を好適に用いることができる。
【0093】さらに、前述の各参照例及び実施例で示し
たシリアルタイプのインクジェット記録装置の他に、記
録媒体の搬送方向と略直交する方向の記録媒体全幅に対
応するノズル吐出口を備える、いわゆるフルラインタイ
プの記録ヘッドをヘッド保持部に保持させるインクジェ
ット記録装置においても、本発明を好適に用いることが
できる。この場合、フルライン記録ヘッドと接触可能
に、前述の各実施例で示した各種の温度安定化手段ある
いは放熱手段をヘッド保持部に設けるならばシリアルタ
イプのインクジェット記録装置の場合と同様の効果が得
られることはいうまでもない。
【0094】さらに、前述の第1参照例から第4参照例
および実施例のそれぞれと、第5参照例から第9参照
の個々あるいは第5参照例から第9参照例のいくつかを
組合わせることでより一層の効果が得られることはいう
までもない。
【0095】さらに、記録ヘッドと各種の温度安定化手
段あるいは放熱手段とは直接接触する形態が望ましい
が、実質的に熱の伝導を妨げるものでなければ両者は直
接接触していない形態であってもよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、記録ヘッドが交換可能なインクジェット記録装置に
おいて、記録ヘッドを保持する保持部に記録ヘッドと接
触する熱伝導率の高い放熱手段および放熱手段をインク
ジェット記録装置へ付勢するための付勢手段を設けるこ
とで、記録ヘッドを大型化、コストアップさせることな
く、記録ヘッドの温度上昇を抑制して、多ノズル化、吐
出周波数アップ、カラー印刷などへの対応が可能なイン
クジェット記録装置を提供することができる。
【0097】
【0098】
【0099】請求項に示すように、放熱手段に記録ヘ
ッドとキャリッジとの当接時の位置決め部材を兼用させ
れば構造を簡略化できる。
【0100】請求項に示すように、放熱手段を可動と
することによって、記録ヘッド装着時の反発力が減少で
きるので金属部材の記録ヘッドとの接触面積が拡大で
き、記録ヘッドの発熱源であるヒータボードの近接部分
に一定の圧力で接触させることによって、放熱効率が向
上し一層の効果を上げることができる。
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1参照例の記録装置の全体構成を示
す摸式的斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置の摸式的正面図である。
【図3】図1に示した記録装置の摸式的構成断面図であ
る。
【図4】本発明に用いられる記録ヘッドの摸式的斜視図
である。(a)は分解状態の摸式的斜視図である。
(b)は組立状態の摸式的斜視図である。
【図5】図4に示した記録ヘッドの摸式的外形図であ
る。(a)は摸式的左側面図である。(b)は摸式的正
面図である。(c)は摸式的右側面図である。(d)は
摸式的下面図である。
【図6】第1参照例のキャリッジ部の摸式的正面部であ
る。(a)は記録ヘッド50がキャリッジの側板60b
から離間した状態を示す。(b)は記録ヘッド50がキ
ャリッジの側板60bに当接した状態を示す。
【図7】第1参照例のキャリッジ部の摸式的平面図であ
る。
【図8】第1参照例のキャリッジ部のコンタクト部近傍
の摸式的構成図である。
【図9】本発明の第1の参照例のキャリッジ部のヘッド
ホルダー近傍の摸式的構成図である。
【図10】第2参照例の記録装置のキャリッジ部の摸式
的平面図である。
【図11】第2参照例の記録装置のキャリッジ部のコン
タクト部近傍の摸式的構成図である。
【図12】第3参照例のキャリッジ部のコンタクト部近
傍の摸式的構成図である。
【図13】第4参照例のキャリッジ部のコンタクト部近
傍の摸式的構成図である。
【図14】本発明の実施例のキャリッジへのヘッド装着
と、ブロックとヘッドの接触動作とを説明する説明図で
ある。(a)は摸式的斜視図である。(b)は(a)の
摸式的正面図である
【図15】第7参照例の記録装置のキャリッジ部の摸式
的構成図である。(a)は摸式的正面図である(b)は
(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
A 給送部 B 搬送部 C 排出部 D クリーニング部 E キャリッジ部 P シート材 1 シャーシ 1a 接地部 2 ガイド軸 3 ガイドレール 4 キャリッジモータ 5 タイミングベルト 6 モータプーリ 7 アイドルプーリ 8 電気基板 9 フレキシブルケーブル 10 ベース 11 圧板 12 給送回転体 13 可動サイドガイド 14 圧板バネ 15 分離パッド 16 分離爪 17 土手部 18 切換レバー 19 リリースカム 20 ピンチローラガイド 21 ピンチローラバネ 22 PEセンサ 23 上ガイド 24 プラテン 25 PEセンサレバー 26 搬送ローラ 27 ピンチローラ 30 伝達ローラ 31 排出ローラ 32 拍車 40 ポンプ 41 キャップ 42 駆動切換アーム 50 記録ヘッド 51 ヘッド部 52 インクタンク部 53 ヒータボード 54 配線基板 55 天板 56 ベースプレート(支持板) 56a、56b 嵌合穴 56c、56d 基準面 57 チップタンク 58a、58b 溶着部 59 ノズル部 60 キャリッジ 60a ガイド 60b 側板 60c コンタクト面 60d 位置決め面 60e リブ 60f、60g 嵌合ピン 60h 位置決めピン 60i 窓部 60j 支持穴 61 ヘッドホルダー 61a ガイド部 61b 押圧部 61c ガイドアーム 61d カム 62 ベースカバー 62a 接触部 62b バネ部 63 フックレバー 63a カム 63b レバー接触部 64 コンタクトバネ 65 フックカバー 66 フレキシブル基板 66a コンタクト部 66b スリット 67 ラバーパッド 68 ブロック 68a 位置決め面 69 ブロック 70 圧縮バネ 71 ブロック 72 支持部材 72a 爪 72b 軸 72c レバー部 73 圧縮バネ 74 ヒートシンク 74b 接点部 75 ゴム部材 76a、76b 接点
フロントページの続き (72)発明者 菅 祥一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 西端 望 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 島田 勉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 小笠原 誠司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 柿崎 正明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−58848(JP,A) 特開 昭63−281877(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 2/175

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して記録を行なうインクジ
    ェット記録手段を用いて記録媒体に記録を行なうインク
    ジェット記録装置において、 前記インクジェット記録手段を記録媒体と対向可能に着
    脱可能に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持される前記インクジェット記録手段
    のインク吐出口近傍と接触可能に当該保持手段に設けら
    れ、前記インクジェット記録手段の熱を放熱する機能を
    有する放熱手段と、 前記放熱手段を前記インクジェット記録手段へ付勢する
    ための付勢手段と、 を有し、 前記放熱手段は、前記インクジェット記録手段が前記保
    持手段の規定位置にセットされた後に、前記付勢手段に
    よる付勢力により前記インクジェット記録手段に接触す
    ることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、前記記録媒体に沿って
    前記記録媒体の搬送方向とは異なる方向に往復移動する
    キャリッジであることを特徴とする請求項1記載のイン
    クジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクジェット記録手段は、インク
    を吐出するインク吐出口を備えたヘッド部と前記インク
    を貯留するインクタンクとを一体化した構成であること
    を特徴とする請求項1または請求項に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インクジェット記録手段は、インク
    吐出口より吐出するインクを貯留するインクタンクの交
    換が可能であることを特徴とする請求項1または請求項
    に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インクジェット記録手段は、インク
    吐出用の熱エネルギを発生するための電気熱変換体を備
    えていることを特徴とする請求項1から請求項のいず
    れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記インクジェット記録手段は、前記電
    気熱変換体によって印加される熱エネルギにより、吐出
    口よりインクを吐出させることを特徴とする請求項
    記載のインクジェット記録装置。
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