JP3362941B2 - 車両用クロスシ−ト及び一体型シ−ト - Google Patents
車両用クロスシ−ト及び一体型シ−トInfo
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Description
り支持されるクロスシ−トと、同様に支持されるクロス
シ−ト及びロングシ−トの一体型シ−トに関する。
て、又は、車両の進行方向に背を向けて着座するクロス
シ−ト(本明細書ではクロスシ−トを図4のCR1,CR2 の
ように定義する)が用いられている。また、車両の進行
方向に直交する方向を向いて着座するロングシ−ト(本
明細書ではロングシ−トを図4のLO1,LO2 のように定義
する)も用いられている。これらのシ−トは、ドア93に
連なる車両内壁に沿うようにして車室内に設置されてい
る。
れも車両の床面92によって支持されている。即ち、シ−
トクッションを支持するフレ−ムの下部に脚部が連結さ
れており、この脚部の下端が、床面92によって支持され
ている。また、脚部の周囲には、一般に、箱状の覆いが
設けられている。また、従来のクロスシ−トやロングシ
−トは、各々別々に製造されて、各々別々に車両に組み
付けられている。
ロングシ−トは、シ−トクッションの下方が支持用の脚
部で塞がれており、また、脚部の周囲が箱状に覆われて
いるため、ゴミが溜まり易い。このため清掃の自動化が
困難であり、人手によって清掃する場合でも、箱状の覆
いや脚部が邪魔になるため清掃作業に手間取る。
は別々に製造されるため、クロスシ−トとロングシ−ト
を隣接して組み付ける場合等のように、部品の一部を共
通化可能な場合でも、各シ−トについて各々部品が用意
されている。即ち、部品点数に無駄がある。また、組み
付けにも無駄な手間を要する。
への組付が容易な車両用シ−トの提供を目的とする。ま
た、シ−トクッションの下方が開放されていて清掃の自
動化が容易な車両用シ−トの提供を目的とする。さら
に、上記を満たす車両用クロスシ−トとロングシ−トの
一体型シ−トの提供を目的とする。
が横長の口の字形状を成しており車両内の側壁に沿って
取り付けられて車両側の構造材により支持される無端パ
イプと、縦腕部を前記無端パイプの上辺部と下辺部によ
り支持されるとともに縦腕部の下端から車室内方向へ水
平に突出される横腕部を有するア−ム体を前記無端パイ
プの長手方向に於いてクロスシ−トの奥行きに対応する
幅内に複数個配設して成るフレ−ム支持部材と、前記フ
レ−ム支持部材に一体に固定されたシ−ト支持フレ−ム
と、を有し、前記シ−ト支持フレ−ムによりクロスシ−
トを支持することを特徴とする車両用クロスシ−トであ
る。
て、さらに、前記無端パイプの長手方向に於いて前記フ
レ−ム支持部材の配置箇所以外の部分に配設された複数
の前記ア−ム体を有し、前記シ−ト支持フレ−ムにより
クロスシ−トを支持するとともに前記フレ−ム支持部材
以外の前記複数のア−ム体の横腕部によりロングシ−ト
を支持することを特徴とする車両用一体型シ−トであ
る。
り支持される無端パイプにフレ−ム支持部材が支持さ
れ、このフレ−ム支持部材にシ−ト支持フレ−ムが支持
され、さらに、このシ−ト支持フレ−ムにクロスシ−ト
が支持される。つまり、クロスシ−トは車両内壁側に支
持される。
により支持される無端パイプに、フレ−ム支持部材と該
フレ−ム支持部材を構成するア−ム体以外の複数のア−
ム体が各々支持される。上記フレ−ム支持部材にはシ−
ト支持フレ−ムを介してクロスシ−トが支持される。一
方、上記複数のア−ム体にはロングシ−トが支持され
る。つまり、クロスシ−ト及びロングシ−トは車両内壁
側に支持される。
施例の一体型シ−トを支持するための構造を示す斜視
図、図2は正面図及び側面図である。また、図3は他の
実施例のクロスシ−トの外観を示す上面図、正面図、及
び、側面図である。また、図4は車両内のシ−トの配置
を示し、図5はロングシ−トの部品を示す。
グシ−トを一体に支持するための構造体である。この構
造体は、外形が口の字形状の無端パイプ11と、無端パイ
プ11に支持される7個の支持ア−ム21,21,21,31,31,31,
31と、無端パイプ11に支持されるクロス背部フレ−ム33
と、4個の上記支持ア−ム31,31,31,31 及びクロス背部
フレ−ム33に支持されるクロス座部フレ−ム35とから成
る。
ように、取付金具41,41,41,43,45を用いて、車両の内壁
に沿うように該車両の構造材(内壁の内部に設けられて
いる不図示の支柱等)に取り付けられる。この無端パイ
プ11の上辺部11a 及び下辺部11b であってクロス座部フ
レ−ム35を支持する部分(図1の右部)には、各々補強
用のパイプ12,12 が一体に併設されており、この補強用
パイプ12,12 は、上記取付金具43,45 によって無端パイ
プ11とともに上記構造材に取り付けられる。この取り付
けは、例えば、共締めによって行われる。なお、図1で
は補強用パイプ12は上辺部と下辺部に各1本づつ設けら
れているが、図3の実施例のように、下辺部側に合計3
本の補強用パイプ12,13,13を設けて強度を高めてもよ
い。
部21b,21b,21b 上に、図5のシ−ト載置板75を取り付け
て支持するための部材であり、このシ−ト載置板75上
に、ロングシ−ト部材76(=シ−トバック73+シ−トク
ッション74;図2)がセットされる。上記支持ア−ム2
1,21,21は、本実施例では各々の縦腕部の背面の上端部
を無端パイプ11の上辺部11a に、また、下端部を無端パ
イプ11の下辺部11b に溶接して固定されているが、必ず
しも溶接による固定でなくともよい。例えば、縦腕部の
上端部の前面に凹部を設けるとともに下端部の背面に凹
部を設けておき、上端部の凹部を無端パイプ11の上辺部
11a の背後に回り込ませるようにして該上辺部11a に係
止するとともに下端部の凹部を無端パイプ11の下辺部11
b に載置させて係止することで、本出願人による先の出
願である特願平4−286994号と同様にして、無端
パイプ11に取り付けてもよい。
々縦腕部の下端から前方へ水平に突出される横腕部を備
えており、この横腕部に、断面が方形で外形がコの字形
状を成すパイプで構成されるクロス座部フレ−ム35の開
放側端部が、溶接によって一体に固定されている。この
クロス座部フレ−ム35上に、図2に示すようにクロスシ
−トクッション72が取り付けられる。上記支持ア−ム3
1,31,31,31 は、本実施例では各々の縦腕部の背面の上
端部を無端パイプ11の上辺部11a に、また、下端部を無
端パイプ11の下辺部11b に溶接により固定されている。
なお、これらの支持ア−ム31,31,31,31 を、前記無端パ
イプ11及び補強パイプ12ととともに車両側の前記構造材
に共締めにより一体に固定するようにしてもよい。
で外形がコの字形状を成す外枠パイプと、この外枠パイ
プの中央部に於いて外枠パイプの上辺部33a と下辺部33
b を連結している断面が円形の中央連結パイプ33c とか
ら成り、外枠パイプの開放側端部が、前記無端パイプ11
及び補強パイプ12の外周面に溶接により一体に固定され
ている。また、外枠パイプの下辺部33b と前記クロス座
部フレ−ム35の奥側の横パイプ35b とは、連結パイプ33
d を介して一体に溶接されている。このように設けられ
ているクロス背部フレ−ム33に、図2に示すように、ク
ロスシ−トバック71が取り付けられる。
び、クロスシ−ト(図3)は、横長の無端パイプ11によ
り車両の内壁に沿うように車両側の構造材に支持されて
いるため、クロスシ−トやロングシ−トに加わる荷重
を、上記無端パイプ11で横方向に分散して受けることが
できる。したがって、シ−トの下部に支持用の脚部が無
くても、上記荷重を十分に支えることができる。
両内壁側に支持されていて、その下方が空いているた
め、清掃の自動化が容易である。また、シ−ト支持用の
脚部等が不要であるため部品点数が少なく軽量である。
また、部品点数が少なくて軽量であるため、車両への組
付作業が容易である。請求項2の発明では、請求項1と
同様に清掃の自動化が容易で、部品点数も少なく軽量で
あり、車両への組付作業が容易である。また、クロスシ
−トとロングシ−トが一体化されているため、部品の共
通化が可能であり、一層、部品点数が少なくて足りる。
視図。
正面図、(b)は(a)の右側面図。
上面図、(b)は正面図、(c)は(b)の左側面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 外形が横長の口の字形状を成し、車両内
の側壁に沿って取り付けられて車両側の構造材により支
持される無端パイプと、 縦腕部を前記無端パイプの上辺部と下辺部により支持さ
れるとともに縦腕部の下端から車室内方向へ水平に突出
される横腕部を有するア−ム体を、前記無端パイプの長
手方向に於いてクロスシ−トの奥行きに対応する幅内に
複数個配設して成るフレ−ム支持部材と、 前記フレ−ム支持部材に一体に固定されたシ−ト支持フ
レ−ムと、 を有し、前記シ−ト支持フレ−ムによりクロスシ−トを
支持することを特徴とする車両用クロスシ−ト。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記無端パイプの長手方向に於いて前記フレ−ム支持部
材の配置箇所以外の部分に配設された複数の前記ア−ム
体を有し、 前記シ−ト支持フレ−ムによりクロスシ−トを支持する
とともに、前記フレ−ム支持部材以外の前記複数のア−
ム体の横腕部によりロングシ−トを支持することを特徴
とする車両用一体型シ−ト。
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- 1993-12-22 JP JP34672993A patent/JP3362941B2/ja not_active Expired - Fee Related
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