JP3361861B2 - 蛇腹管用接続装置 - Google Patents
蛇腹管用接続装置Info
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
等を構成する蛇腹管を接続するための接続装置に関す
る。
する装置本体と、接続孔の開口側端部に螺合された押圧
部材と、接続孔の内部に配置された係合部材とを備えて
おり、蛇腹管を接続孔の内部に押圧部材を通して挿入す
ると、係合部材が蛇腹管の先端部の所定箇所に係合す
る。そして、この係合部材を押圧部材によって押圧する
と、蛇腹管の先端が接続孔の内部に形成された当接部に
突き当たる。その後、当接部と係合部材との間の蛇腹管
の先端部が押し潰されるまで蛇腹管をさらに押圧するこ
とにより、蛇腹管を接続するようになっている。
て回転して所定の位置から移動すると、蛇腹管を挿入し
たときに係合部材が蛇腹管に係合することができなくな
ることがある。
できる蛇腹管用接続装置が実開平5ー38487号公報
に提案されている。この接続装置は、装置本体の外周に
位置決め部材を設け、この位置決め部材によって押圧部
材の移動を阻止するようにしたものであり、位置決め部
材は、蛇腹管の接続時には押圧部材の移動を許容するよ
う、装置本体に着脱可能に設けられている。
装置においては、位置決め部材が装置本体の外周に設け
られ、しかも着脱可能になっているため、不慮の事故に
よって位置決め部材が装置本体から外れてしまうことが
ある。位置決め部材が外れると、押圧部材が移動し、こ
の結果蛇腹管の接続時に係合部材が蛇腹管に係合するこ
とができなくなってしまうという問題があった。
解決するためになされたもので、この発明の第1の態様
は、接続孔を有する装置本体と、先端部が接続孔に移動
可能に挿入された状態で装置本体に螺合された筒状をな
す押圧部材と、接続孔の内部に配置され、押圧部材を通
して接続孔に挿入された蛇腹管の先端部外周に移動不能
に係合する係合部材とを備え、上記蛇腹管を上記押圧部
材により上記係合部材を介して上記接続孔の内部側へ押
圧するようにした蛇腹管用接続装置において、上記装置
本体と上記押圧部材との互いに対向する内周面と外周面
との間に、所定の大きさ以下の力では押圧部材の移動を
阻止し、かつ所定の大きさを越える力では押圧部材の移
動を許容する係止機構が設けられており、上記係止機構
が、上記装置本体と上記押圧部材との互いに対向する一
方の内周面と他方の外周面とにそれぞれ形成された一対
の環状溝と、外周部が一方の環状溝に嵌まり込むととも
に、内周部が他方の環状溝に嵌まり込み、押圧部材に所
定の大きさを越える力が作用したときに、拡径または縮
径して全体がいずれか一方の環状溝に嵌まり込むことに
より、押圧部材の移動を許容する係止部材とを有してい
ることを特徴としている。この場合、上記押圧部材が、
上記装置本体に螺合されたねじ部と、このねじ部と別体
に形成され、上記係合部材に突き当たる押圧部とから構
成されており、上記押圧部と上記装置本体との間に上記
係止機構が設けられていることが望ましい。また、この
発明の第2の態様は、接続孔を有する装置本体と、先端
部が上記接続孔に移動可能に挿入された筒状をなす押圧
部材と、上記押圧部材より前方の上記接続孔の内部に配
置され、押圧部材を通して接続孔に挿入された蛇腹管の
先端部外周に移動不能に係合する係合部材とを備え、上
記押圧部材が所定の位置から前方へ移動させられて上記
係合部材に突き当たることにより、上記蛇腹管が上記接
続孔から抜け出るのを阻止する蛇腹管用接続装置におい
て、上記装置本体と上記押圧部材との間に、上記装置本
体と上記押圧部材とのうちの一方の内周面とこれに対向
する他方の外周面とにそれぞれ形成された一対の環状
溝、及び外周部が上記一方の内周面に形成された環状溝
に嵌まり込むとともに、内周部が上記他方 の外周面に形
成された環状溝に嵌まり込む係止部材を有する係止機構
が設けられ、上記係止機構は、上記押圧部材に作用する
先端側への押圧力が所定の大きさ以下であるときには上
記係止部材が上記一対の環状溝に嵌まりこんだ状態を維
持することによって上記押圧部材の先端側への移動を阻
止し、上記押圧部材に作用する先端側への押圧力が所定
の大きさきさを越えると、上記係止部材が拡径または縮
径して上記係止部材の全体が上記一対の環状溝の一方に
嵌まり込むことによって上記押圧部材の先端側への移動
を許容することを特徴としている。
る場合には、係止機構が押圧部材の移動を阻止する。し
たがって、蛇腹管を接続孔に挿入したときに係合部材が
蛇腹管の外周に係合することができなくなるのを未然に
防止することができる。勿論、蛇腹管の挿入後には、押
圧部材に所定の大きさを越える力が作用するように回転
させることにより、押圧部材を移動させて蛇腹管を装置
本体に接続することができる。しかも、係止機構は、装
置本体と押圧部材との互いに対向する内周面と外周面と
の間に設けられているので、不慮の事故によって両者の
間から外れることがない。
を参照して説明する。なお、以下に述べる実施例は、図
3、図4および図5に示すように、金属製の蛇腹管1A
と樹脂製の外被1Bとからなるフレキシブルガス管1の
蛇腹管1Aを接続するものであり、蛇腹管1Aは谷部1
aと山部1bとが交互に形成されることによって適度の
柔軟性を有している。
実施例たる蛇腹管用接続装置Aについて説明すると、符
号2は装置本体である。この装置本体2には、その一端
面(右端面)から他端面(左端面)まで貫通する接続孔
2aが形成されている。この接続孔2aの内周面には、
右端開口部に雌ねじ部2bが形成され、中央部に摺動孔
2cが形成されている。この摺動孔2cに右側と左側と
において隣接する部分には、それぞれ接続孔2aの軸線
と直交する係止面2d、当接面2eが形成されている。
また、装置本体2の左端部外周面には、装置本体2をガ
ス栓、ガス器具等のガス機器に接続するためのテーパね
じ部2fが形成されている。
が摺動自在に嵌合されている。この支持部材3は、筒状
をなすもので、その内径は蛇腹管4Aの外径、つまり山
部4aの外径より若干大径になっている。支持部材3の
右端部は、摺動孔2cから突出しており、右端部外周に
は係合部材4が装着されている。
によってリング状をなすコイル4Aと、このコイル4A
の内部に挿入された略C字状ををなす芯材4Bとからな
るものであり、全体的には弾性変形することによって拡
縮径可能であるが、線径については変形しないように剛
性を有している。
で装着されている。しかも、係合部材4は、支持部材3
に移動可能に装着されている。ただし、係合部材4は係
止面2dに突き当たることによって左方への移動が阻止
されている。したがって、支持部材3が左方へ移動する
と、係合部材4が支持部材3から外れる。すると、縮径
して蛇腹管4Aの谷部4aに嵌まり込むようになってい
る。なお、係合部材4が支持部材3から不用意に外れる
のを阻止するために、支持部材3の外周面の右端縁に
は、環状の小凸部3aが形成されている。
部材5が装着固定されている。このシール部材5は、硬
質ゴムあるいは合成繊維を適宜の結合剤によって結合し
た部材等からなるものであり、リング状に形成されてい
る。シール部材5の内径は、蛇腹管4Aの谷部4aの内
径とほぼ同径か若干小径になっており、シール部材5の
外径は山部4bの外径より若干大径になっている。
されている。この押圧部材6は筒状をなすもので、蛇腹
管4Aを挿通し得るよう内周面のいずれの箇所も蛇腹管
4Aの外径より大径になっている。押圧部材6の左端部
内周面には、左端から右側へ向かって順次、テーパ部6
a、ストレート部6bおよび接続孔1aの軸線と直交す
る押圧面6cが形成されている。テーパ部6aの小径側
端部の直径とストレート部6bの内径とは同一になって
おり、しかも谷部1aに嵌まり込んだ係合部材4の外径
より若干小径になっている。したがって、図4に示すよ
うに、押圧部材6を左方へ移動させてテーパ部6aを係
合部材4に突き当てると、テーパ部6aによって係合部
材4が縮径させられる。これに伴って谷部1aが係合部
材4に沿うように変形する。そして、係合部材4がスト
レート部6bに入り込むとストレート孔部6bによって
その状態が維持されるようになっている。
圧面6c側の端部には、座金7が押圧面6cに接触した
状態で取り外し不能に装着されている。この座金7は、
それと押圧面6cとの間にグリース等の潤滑油を塗布し
たり、あるいは座金7と押圧面6cとの少なくとも一方
にコーティングを施すことにより押圧部材6に対して相
対回転自在に装着されている。
等からなるシール材8が装着されている。このシール材
8は、フレキシブルガス管1の外被1Bの外周に押圧接
触することにより、押圧部材6とフレキシブルガス管1
との間から接続孔1aの内部に雨水が侵入するのを防止
するためのものである。また、押圧部材6の外周にはO
リング9が装着されている。このOリング9は、図4に
示すように、蛇腹管4Aの接続が完了した状態では、押
圧部材6と装置本体2との間に嵌まり込み、これによっ
てそれらの間から接続孔1aの内部に雨水が侵入するの
を防止するものである。
周面との間には、押圧部材6の不用意な移動を阻止する
ための係止機構10が設けられている。すなわち、図2
に示すように、装置本体2の内周面と押圧部材6の外周
面とには、環状溝10a,10bがそれぞれ形成されて
いる。これらの環状溝10a,10bには、仮止めリン
グ(係止部材)10cが嵌め込まれている。
されている。この実施例では、断面円形の金属線を略C
字状に形成することによって拡縮径可能になっている。
勿論、上記の係合部材4と同様に構成することにより、
リング状に形成することも可能である。仮止めリング1
0cは、その外周側の半分より若干外側の部分が環状溝
10aに嵌まり込んでおり、残りの部分が環状溝10b
に嵌まり込んでいる。これによって、押圧部材6が移動
するのを阻止するようになっている。
状溝10aに嵌まり込んでいるのが外周側の半分より外
側の部分だけであり、しかも環状溝10aの側面がテー
パ面になっているので、押圧部材6を所定の大きさ以上
の力で移動させると、押圧部材6の移動に伴って仮止め
リング10cが縮径し、環状溝10aから出てその全体
が環状溝10bに入り込む。この状態では、仮止めリン
グ10cが装置本体2の内周面(接続孔2aの内周面)
に接触しながら移動するようになるので、押圧部材6を
比較的容易に移動させることができる。
る場合には、外被1Bをその先端から所定の長さ分だけ
予め除去しておく。また、蛇腹管1Aの谷部1aの最小
径部が先端に位置するように蛇腹管1Aを切断してお
く。
続孔2aの内部に押圧部材6を通して挿入する。蛇腹管
1Aの先端がシール部材5に突き当たると、蛇腹管1A
の挿入に伴って支持部材3が左方へ移動する。このと
き、係合部材4が係止面2dによって左方への移動が阻
止されているので、支持部材3が左方へ移動すると、係
合部材4は相対的に右方へ移動して支持部材3から外れ
る。そして、縮径して蛇腹管1Aの谷部1aに嵌まり込
む(図3参照)。このとき、押圧部材6が係止機構10
によって位置決めされ、所定の位置から移動していない
ので、係合部材4は所定の谷部1aに確実に嵌まり込
む。
から1山分だけ後端側の谷部1aに係合部材4が嵌まり
込むようにしているが、2山またはそれ以上後端側の谷
部1aに嵌まり込むようにしてもよい。
圧部材6を回して左方へ移動させる。このとき、仮止め
リング10cが環状溝10aから出るまでは大きな力を
要するが、一旦環状溝10aから抜けでると、比較的小
さな力で回転移動させることができる。
先端に形成されたテーパ面6aが係合部材4に突き当た
る。そして、テーパ面6aが係合部材4を介して蛇腹管
1Aを左方へ押圧移動させ、蛇腹管1Aの先端をシール
部材5を介して当接面2eに突き当てる。押圧部材6を
さらに左方へ移動させると、テーパ面6aによって係合
部材4が縮径させられ、蛇腹管1Aの谷部1aが係合部
材4に沿うように変形する。これによって、係合部材4
が谷部1aに強固に嵌まり込む。
せると、係合部材4がストレート部6b内に入り込み、
拡径不能になる。これによって、係合部材4が谷部分1
aから外れるのを確実に阻止される。押圧部材6をさら
に移動させると、座金7が係合部材4に突き当たり、係
合部材4を介して蛇腹管1Aを押圧し、シール部材5を
介して当接面2eに押し付ける。その後、係合部材4と
シール部材5との間に位置する蛇腹管1Aの1山分が押
し潰されるまで押圧部材6を左方へさらに移動させるこ
とにより、蛇腹管1Aの接続が完了する。なお、蛇腹管
1Aを押し潰す際には、座金7が押圧部材6に対して相
対回転するので、蛇腹管1Aが押圧部材6の回転に追随
して回転することはない。
図5に示す接続装置Bは、押圧部材6を、互いに別体で
あるねじ部6Aと押圧部6Bとから構成したものであ
る。ねじ部6Aは、雌ねじ部1bに螺合されている。一
方、押圧部6Bは接続孔1aに移動可能に挿入されてお
り、その外周面と接続孔1aの内周面との間に係止機構
10が設けられている。したがって、押圧部6Bが不用
意に移動することがない。よって、蛇腹管1Aを挿入し
たとき、係合部材6は確実に蛇腹管1Aの所定の谷部1
aに嵌まり込むことができる。勿論、ねじ部6Aは、右
方へは容易に移動可能であるが、左方へは押圧部6Bに
突き当たることによって不用意な移動が阻止される。
接触面間には、グリース等の潤滑油が塗布されるか、両
接触面の少なくとも一方に潤滑性に富む樹脂をコーティ
ングすることにより、押圧部6Bはねじ部6Aに対して
相対回転自在になっている。押圧部6Bがねじ部6Aに
対して相対回転自在になっているので、この実施例にお
いては上記実施例における座金7が用いられていない。
また、押圧部6Bの先端部には、テーパ面6dが形成さ
れているが、このテーパ面6dは、上記実施例のテーパ
面6aと異なり、係合部材4を押圧して蛇腹管1Aを押
圧移動させるとともに、係合部材4が谷部1aから外れ
るのを防止するためのものである。その他の構成は、上
記接続装置Aと同様であるので、同様な部分には同一符
号を付してその説明を省略する。
ング10cを断面円形状に形成しているが、断面矩形状
にしてもよい。仮止めリング10cを断面円形にした場
合には、必ずしも環状溝10aの側面をテーパ面する必
要はないが、断面矩形状にした場合には仮止めリング1
0cを縮径させるためにテーパ面にする必要がある。ま
た、環状溝10aの両側面をテーパ面にすることなく、
左側の側面だけをテーパ面にしてもよい。
されているので、仮止めリング10cの一部が雌ねじ部
1bの谷部に断続的に嵌まり込む。このため、押圧部材
6を移動させるのに要する力(回転させるための力)が
大小に変化する。力の変化をできる限り小さくするに
は、仮止めリング10cの線径をできる限り大きくする
のがよい。特に、仮止めリング10cを断面矩形状にす
る場合には、その幅(接続孔1aの軸線方向における
幅)を雌ねじ部2bのピッチより大きくするのがよい。
仮止めリング10cが縮径して全体が環状溝10aに嵌
まり込むようにしてるが、仮止めリング10cを拡径さ
せて環状溝10bに嵌まり込むようにしてもよい。この
場合、環状溝10bの側面をテーパ面にすべきことは勿
論である。
6を装置本体2の内周面に螺合させているが、外周面に
螺合させるようにしてもよい。その場合には、係止機構
10を装置本体2の外周面と押圧部材6の内周面との間
に形成することになる。
用接続装置によれば、装置本体と押圧部材との互いに対
向する内周面と外周面との間に、所定の大きさ以下の力
では押圧部材の移動を阻止し、かつ所定の大きさを越え
る力では押圧部材の移動を許容する係止機構を設けたも
のであるから、係止機構が不慮の事故によって装置本体
と押圧部材との間から外れることがない。したがって、
押圧部材が不用意に移動するのを阻止することができ
る。よって、蛇腹管を接続孔に挿入したときに係合部材
が蛇腹管の所定の位置に係合することができなくなるよ
うな事態を未然に防止することができるという効果が得
られる。
図である。
腹管に係合部材が係合した状態を示す断面図である。
完了した状態を示す断面図である。
で、図5(A)はその断面図、図5(B),(C)はそ
れぞれ図3、図4と同様の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 接続孔を有する装置本体と、先端部が接
続孔に移動可能に挿入された状態で装置本体に螺合され
た筒状をなす押圧部材と、接続孔の内部に配置され、押
圧部材を通して接続孔に挿入された蛇腹管の先端部外周
に移動不能に係合する係合部材とを備え、上記蛇腹管を
上記押圧部材により上記係合部材を介して上記接続孔の
内部側へ押圧するようにした蛇腹管用接続装置におい
て、上記装置本体と上記押圧部材との互いに対向する内
周面と外周面との間に、所定の大きさ以下の力では押圧
部材の移動を阻止し、かつ所定の大きさを越える力では
押圧部材の移動を許容する係止機構が設けられており、
上記係止機構が、上記装置本体と上記押圧部材との互い
に対向する一方の内周面と他方の外周面とにそれぞれ形
成された一対の環状溝と、外周部が一方の環状溝に嵌ま
り込むとともに、内周部が他方の環状溝に嵌まり込み、
押圧部材に所定の大きさを越える力が作用したときに、
拡径または縮径して全体がいずれか一方の環状溝に嵌ま
り込むことにより、押圧部材の移動を許容する係止部材
とを有していることを特徴とする蛇腹管用接続装置。 - 【請求項2】 上記押圧部材が、上記装置本体に螺合さ
れたねじ部と、このねじ部と別体に形成され、上記係合
部材に突き当たる押圧部とから構成されており、上記押
圧部と上記装置本体との間に上記係止機構が設けられて
いることを特徴とする請求項1に記載の蛇腹管用接続装
置。 - 【請求項3】 接続孔を有する装置本体と、先端部が上
記接続孔に移動可能に挿入された筒状をなす押圧部材
と、上記押圧部材より前方の上記接続孔の内部に配置さ
れ、押圧部材を通して接続孔に挿入された蛇腹管の先端
部外周に移動不能に係合する係合部材とを備え、上記押
圧部材が所定の位置から前方へ移動させられて上記係合
部材に突き当たることにより、上記蛇腹管が上記接続孔
から抜け出るのを阻止する蛇腹管用接続装置において、 上記装置本体と上記押圧部材との間に、上記装置本体と
上記押圧部材とのうちの一方の内周面とこれに対向する
他方の外周面とにそれぞれ形成された一対の環状溝、及
び外周部が上記一方の内周面に形成された環状溝に嵌ま
り込むとともに、内周部が上記他方の外周面に形成され
た環状溝に嵌まり込む係止部材を有する係止機構が設け
られ、上記係止機構は、上記押圧部材に作用する先端側
への押圧力が所定の大きさ以下であるときには上記係止
部材が上記一対の環状溝に嵌まりこんだ状態を維持する
ことによって上記押圧部材の先端側への移動を阻止し、
上記押圧部材に作用する先端側への押圧力が所定の大き
さきさを越えると、上記係止部材が拡径または縮径して
上記係止部材の全体が上記一対の環状溝の一方に嵌まり
込むことによって上記押圧部材の先端側への移動を許容
することを特徴とする蛇腹管用接続装置。
Priority Applications (1)
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JP29448893A JP3361861B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 蛇腹管用接続装置 |
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JP29448893A Expired - Lifetime JP3361861B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 蛇腹管用接続装置 |
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