JP3347495B2 - 粒子分析装置 - Google Patents
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/10—Investigating individual particles
- G01N15/14—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
- G01N15/1456—Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals
-
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- G01N2015/1019—Associating Coulter-counter and optical flow cytometer [OFC]
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は粒子分析装置に関し、
特に、尿中に含有される円柱や粘液糸などを検出する装
置に関する。
特に、尿中に含有される円柱や粘液糸などを検出する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の分析装置においては、染
色した粒子に光を照射して前方または側方の蛍光および
散乱光を測光するようにした光学式装置や、電気抵抗式
の粒子計数器においてオリフィスに針状の部材を挿入し
て各種サイズの粒子を計数するようにした装置などが知
られている(例えば、特開平4−337459号公報お
よび欧州出願公開公報第242971A2号参照)。
色した粒子に光を照射して前方または側方の蛍光および
散乱光を測光するようにした光学式装置や、電気抵抗式
の粒子計数器においてオリフィスに針状の部材を挿入し
て各種サイズの粒子を計数するようにした装置などが知
られている(例えば、特開平4−337459号公報お
よび欧州出願公開公報第242971A2号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置で尿中に含まれる粒子を分析すると、円柱、粘液糸
およびその他の粒子の弁別や分析が難かしいという問題
があった。
装置で尿中に含まれる粒子を分析すると、円柱、粘液糸
およびその他の粒子の弁別や分析が難かしいという問題
があった。
【0004】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、粒子の体積情報を電気的に検出すると同時
に粒子の長さ情報を光学的に検出し、それらの情報の相
関関係に基づいて粒子の種類を判別する粒子分析装置を
提供するものである。
れたもので、粒子の体積情報を電気的に検出すると同時
に粒子の長さ情報を光学的に検出し、それらの情報の相
関関係に基づいて粒子の種類を判別する粒子分析装置を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
細孔によって連通する第1および第2セルに電解液を収
容し、その電解液に浮遊する粒子が第1セルから第2セ
ルへ細孔を介して流れるように構成したフローセルと、
第1および第2セルの電解液中にそれぞれ設けられた第
1および第2電極と、粒子の細孔の通過に伴って変化す
る第1および第2の電極間の電気抵抗の変化に基づく電
気抵抗信号を検出する第1検出手段と、流れる粒子に光
ビームを照射する光源手段と、光ビームを受けた粒子か
らの散乱光を検出する第2検出手段と、第2検出手段に
より検出された各粒子の散乱光信号から散乱光信号発生
期間を計時する計時手段と、各粒子に関する電気抵抗信
号と散乱光信号発生期間との相関関係から粒子の種類を
判別する判別手段を備えた粒子分析装置を提供するもの
である。この発明の粒子分析装置における被検粒子は、
主にヒトの尿に含まれる円柱(cast)、粘液糸(mucous)お
よび上皮細胞のような粒子であり、これらは予め蛍光染
料や蛍光標識試薬によって処理された粒子であってもよ
い。
細孔によって連通する第1および第2セルに電解液を収
容し、その電解液に浮遊する粒子が第1セルから第2セ
ルへ細孔を介して流れるように構成したフローセルと、
第1および第2セルの電解液中にそれぞれ設けられた第
1および第2電極と、粒子の細孔の通過に伴って変化す
る第1および第2の電極間の電気抵抗の変化に基づく電
気抵抗信号を検出する第1検出手段と、流れる粒子に光
ビームを照射する光源手段と、光ビームを受けた粒子か
らの散乱光を検出する第2検出手段と、第2検出手段に
より検出された各粒子の散乱光信号から散乱光信号発生
期間を計時する計時手段と、各粒子に関する電気抵抗信
号と散乱光信号発生期間との相関関係から粒子の種類を
判別する判別手段を備えた粒子分析装置を提供するもの
である。この発明の粒子分析装置における被検粒子は、
主にヒトの尿に含まれる円柱(cast)、粘液糸(mucous)お
よび上皮細胞のような粒子であり、これらは予め蛍光染
料や蛍光標識試薬によって処理された粒子であってもよ
い。
【0006】なお、円柱とはTomm-Horsfallムコ蛋白
が、少量の血しょう蛋白(アルブミン)の存在のもとで
腎尿細管腔内において凝固沈殿したものが基質となり、
その基質内に血液細胞や腎尿細管上皮細胞などが包埋さ
れたものである。円柱は、その形状からcylinderあるい
は尿細管腔を鋳型として形成されることからcastと呼ば
れている(円柱の存在は尿細管腔に一時的な閉塞があっ
たことを意味し、腎実質障害を示唆する所見として重要
であり、とくに血液細胞、上皮円柱などを封入する物は
臨床的意義が高い)。
が、少量の血しょう蛋白(アルブミン)の存在のもとで
腎尿細管腔内において凝固沈殿したものが基質となり、
その基質内に血液細胞や腎尿細管上皮細胞などが包埋さ
れたものである。円柱は、その形状からcylinderあるい
は尿細管腔を鋳型として形成されることからcastと呼ば
れている(円柱の存在は尿細管腔に一時的な閉塞があっ
たことを意味し、腎実質障害を示唆する所見として重要
であり、とくに血液細胞、上皮円柱などを封入する物は
臨床的意義が高い)。
【0007】また、粘液糸とは、細長い紐状で硝子円柱
に似るが両端が線状に長くのびたものであり、正常なヒ
トの尿中でも少量見られるが、慢性尿管炎、慢性膀胱炎
尿に多く認められる。
に似るが両端が線状に長くのびたものであり、正常なヒ
トの尿中でも少量見られるが、慢性尿管炎、慢性膀胱炎
尿に多く認められる。
【0008】この発明のフローセルは、細孔によって連
通された、電解液を収容する2つのセルからなり、好適
には粒子を含む試料液をシース液に包んで流すことによ
り流体力学的効果によって試料液の流れを形成して細孔
に粒子を一列に通過させることのできるセルである。
通された、電解液を収容する2つのセルからなり、好適
には粒子を含む試料液をシース液に包んで流すことによ
り流体力学的効果によって試料液の流れを形成して細孔
に粒子を一列に通過させることのできるセルである。
【0009】この発明に用いるフローセルは、細孔に試
料液を0.5〜10m/sec程度の速度で流すものであ
る。
料液を0.5〜10m/sec程度の速度で流すものであ
る。
【0010】試料液およびシース液は、同一の導電率を
有することが好ましい。
有することが好ましい。
【0011】第1および第2電極は、導電材料で形成さ
れるが、耐腐触性を考慮するとプラチナやステンレス鋼
などで形成されることが好ましい。第1検出手段は、粒
子が細孔を通過するときに、第1および第2電極間の電
気抵抗変化を検出するが、これは第1および第2電極間
に電流を供給する電流電源と、第1および第2電極間に
流れる電流を検出する検出装置から構成されることが好
ましい。
れるが、耐腐触性を考慮するとプラチナやステンレス鋼
などで形成されることが好ましい。第1検出手段は、粒
子が細孔を通過するときに、第1および第2電極間の電
気抵抗変化を検出するが、これは第1および第2電極間
に電流を供給する電流電源と、第1および第2電極間に
流れる電流を検出する検出装置から構成されることが好
ましい。
【0012】第1検出手段が検出する電気抵抗信号は、
粒子が細孔を通過する時、山状のパルス波形となるが、
そのパルス高さは、周知のように粒子の体積にほぼ比例
する。
粒子が細孔を通過する時、山状のパルス波形となるが、
そのパルス高さは、周知のように粒子の体積にほぼ比例
する。
【0013】光源手段は細孔を通過中、通過直前、又は
通過直後の粒子に、フローセルの外部から光ビームを照
射するものであり、これには、連続的に発光する(パル
ス発光でないタイプのもの)レーザ光源に集光用レンズ
を付加したものを用いることが好ましい。照射するビー
ム巾(流れ方向)は5〜30μmが好ましい。
通過直後の粒子に、フローセルの外部から光ビームを照
射するものであり、これには、連続的に発光する(パル
ス発光でないタイプのもの)レーザ光源に集光用レンズ
を付加したものを用いることが好ましい。照射するビー
ム巾(流れ方向)は5〜30μmが好ましい。
【0014】第2検出手段は、光ビームを受けた粒子か
ら発せられる散乱光を検出するものであるが、これに
は、ホトダイオード、ホトトランジスタ又はホトマルチ
プライヤーチューブなどを用いることができる。
ら発せられる散乱光を検出するものであるが、これに
は、ホトダイオード、ホトトランジスタ又はホトマルチ
プライヤーチューブなどを用いることができる。
【0015】計時手段は、1つの粒子の散乱光信号の発
生期間、すなわちパルス幅を計時する。つまり、第2検
出手段が1つの粒子からの散乱光の検出を開始してから
終了するまでの期間を計時するが、これには例えば適当
なスレッシュホールド(例えば、図3のレベルI)を含
有するコンパレータとカウンター(タイマー)が用いら
れる。
生期間、すなわちパルス幅を計時する。つまり、第2検
出手段が1つの粒子からの散乱光の検出を開始してから
終了するまでの期間を計時するが、これには例えば適当
なスレッシュホールド(例えば、図3のレベルI)を含
有するコンパレータとカウンター(タイマー)が用いら
れる。
【0016】そして、1つの粒子の散乱光信号の発生期
間はその粒子の流れ方向の長さ情報を反映する。
間はその粒子の流れ方向の長さ情報を反映する。
【0017】ところで、尿中に含まれる上皮細胞、粘液
糸、および円柱は、それぞれ、図1に示すような、形態
を有するので、各体積の長さに対する比、つまり、(体
積)/(長さ)が 上皮細胞>円柱>粘液糸 という関係を有する。
糸、および円柱は、それぞれ、図1に示すような、形態
を有するので、各体積の長さに対する比、つまり、(体
積)/(長さ)が 上皮細胞>円柱>粘液糸 という関係を有する。
【0018】従って、細孔を順次通過する各粒子につい
て、第1検出手段から得られる電気抵抗変化信号の最大
値と計時手段から得られる散乱光発生期間との相関関係
を求めると、図2のようになり、判別手段はこの相関関
係に基づいて粒子の種類を弁別することができる。
て、第1検出手段から得られる電気抵抗変化信号の最大
値と計時手段から得られる散乱光発生期間との相関関係
を求めると、図2のようになり、判別手段はこの相関関
係に基づいて粒子の種類を弁別することができる。
【0019】なお、判別手段は、CPU,ROMおよび
RAMからなるマイクロコンピュータによって形成され
ることが好ましい。
RAMからなるマイクロコンピュータによって形成され
ることが好ましい。
【0020】この発明の粒子分析装置は、第2検出手段
により検出された各粒子の散乱光信号を、第1参照値と
比較すると共に、第1参照値よりも大きい第2参照値と
比較する比較手段と、各粒子の散乱光信号が、第1参照
値よりも大きい第1期間と第2参照値よりも大きい第2
期間を計時する第2計時手段と、第1および第2期間の
相関関係に基づいて粒子の種類を判別する第2判別手段
を、さらに備えてもよい。
により検出された各粒子の散乱光信号を、第1参照値と
比較すると共に、第1参照値よりも大きい第2参照値と
比較する比較手段と、各粒子の散乱光信号が、第1参照
値よりも大きい第1期間と第2参照値よりも大きい第2
期間を計時する第2計時手段と、第1および第2期間の
相関関係に基づいて粒子の種類を判別する第2判別手段
を、さらに備えてもよい。
【0021】1つの粒子について、第2検出手段から得
られる散乱光信号の時間的変化つまり波形について考察
すると、粒子が上皮細胞の場合には、図3の(a)に示
すように波形は初めから終わりまで高い値となるが、粒
子が粘液糸の場合には、粒子が透明に近いため波形は、
図3の(b)に示すように上皮細胞の場合に比べてかな
り低くなり、粒子が円柱の場合には、その波形は、図3
の(c)に示すように、内容物を有する部分が高くな
る。
られる散乱光信号の時間的変化つまり波形について考察
すると、粒子が上皮細胞の場合には、図3の(a)に示
すように波形は初めから終わりまで高い値となるが、粒
子が粘液糸の場合には、粒子が透明に近いため波形は、
図3の(b)に示すように上皮細胞の場合に比べてかな
り低くなり、粒子が円柱の場合には、その波形は、図3
の(c)に示すように、内容物を有する部分が高くな
る。
【0022】つまり、図3に示す各波形を第1参照値
(レベルI)および第2参照値(レベルII)と比較する
と(但し、レベルII>レベルI)、散乱光波形がレベル
Iよりも大きい第1期間(パルス幅I)のレベルIIより
も大きい第2期間(パルス幅II)に対する比は、 上皮細胞>円柱>粘液糸 となる。
(レベルI)および第2参照値(レベルII)と比較する
と(但し、レベルII>レベルI)、散乱光波形がレベル
Iよりも大きい第1期間(パルス幅I)のレベルIIより
も大きい第2期間(パルス幅II)に対する比は、 上皮細胞>円柱>粘液糸 となる。
【0023】従って、細孔を順次通過する各粒子につい
て、散乱光波形がレベルIよりも大きい第1期間(パル
ス幅I)とレベルIIよりも大きい第2期間(パルス幅I
I)との相関関係を求めると、図4のようになり、第2
判別手段はこの相関関係に基づいて上皮細胞を容易に弁
別することができる。従って、判別手段は、図2から上
皮細胞を除去したデータ(図5)から円柱と粘液糸のみ
を弁別すればよいことになる。なお相関関係とは、具体
的にはスキャッタグラムを意味する。
て、散乱光波形がレベルIよりも大きい第1期間(パル
ス幅I)とレベルIIよりも大きい第2期間(パルス幅I
I)との相関関係を求めると、図4のようになり、第2
判別手段はこの相関関係に基づいて上皮細胞を容易に弁
別することができる。従って、判別手段は、図2から上
皮細胞を除去したデータ(図5)から円柱と粘液糸のみ
を弁別すればよいことになる。なお相関関係とは、具体
的にはスキャッタグラムを意味する。
【0024】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の判別手段の作用と相俟って、粒子の
種類がさらに精度よく弁別される。
ば、請求項1記載の判別手段の作用と相俟って、粒子の
種類がさらに精度よく弁別される。
【0025】なお、前記比較手段にはコンパレータを、
計時手段には、カウンター(タイマー)をそれぞれ使用
し、第2判別手段は、前記判別手段と同様に、マイクロ
コンピュータによって形成することができる。
計時手段には、カウンター(タイマー)をそれぞれ使用
し、第2判別手段は、前記判別手段と同様に、マイクロ
コンピュータによって形成することができる。
【0026】この発明の粒子分析装置は、光ビームを受
けた粒子からの蛍光を検出する第3検出手段と、第3検
出手段により検出された各粒子の蛍光信号を第3参照値
と比較する第2比較手段と、各粒子の蛍光信号強度が第
3参照値よりも大きい第3期間を計時する第3計時手段
と、第3期間と前記散乱光発生期間との相関関係に基づ
いて粒子の種類を判別する第3判別手段を、さらに備え
てもよい。
けた粒子からの蛍光を検出する第3検出手段と、第3検
出手段により検出された各粒子の蛍光信号を第3参照値
と比較する第2比較手段と、各粒子の蛍光信号強度が第
3参照値よりも大きい第3期間を計時する第3計時手段
と、第3期間と前記散乱光発生期間との相関関係に基づ
いて粒子の種類を判別する第3判別手段を、さらに備え
てもよい。
【0027】第3検出手段は、光ビームを受けた粒子か
らの蛍光を検出するものであるが、蛍光は散乱光より波
長が長く、強度が微弱であるため、第3検出手段には、
散乱光を除去して蛍光のみを通過させるフィルターとホ
トマルチプライヤーチューブとを組合わせて用いること
が好ましい。
らの蛍光を検出するものであるが、蛍光は散乱光より波
長が長く、強度が微弱であるため、第3検出手段には、
散乱光を除去して蛍光のみを通過させるフィルターとホ
トマルチプライヤーチューブとを組合わせて用いること
が好ましい。
【0028】1つの粒子について第3検出手段から得ら
れる蛍光信号の時間的変化、つまり波形について考察す
ると、粒子が上皮細胞である場合には、上皮細胞はDN
Aを多く含有するため蛍光染料によく染まり、図6の
(a)に示すように、高く長い波形となるが、粒子が粘
液糸である場合には、DNAを含まないので、図6の
(b)に示すように、ほとんど波形が現れず、また、粒
子が円柱である場合には、その内容物を有する部分が図
6の(c)に示すように波形が高くなる。
れる蛍光信号の時間的変化、つまり波形について考察す
ると、粒子が上皮細胞である場合には、上皮細胞はDN
Aを多く含有するため蛍光染料によく染まり、図6の
(a)に示すように、高く長い波形となるが、粒子が粘
液糸である場合には、DNAを含まないので、図6の
(b)に示すように、ほとんど波形が現れず、また、粒
子が円柱である場合には、その内容物を有する部分が図
6の(c)に示すように波形が高くなる。
【0029】つまり、図6に示す各波形と第3参照値
(レベルIII)とを比較すると、レベルIIIよりも高い第
3期間(蛍光パルス幅)は、 上皮細胞〉円柱〉粘液糸 となる。従って、細孔を順次通過する各粒子について、
蛍光波形がレベルIIIよりも大きい期間(蛍光パルス
幅)と図2で求めた散乱光パルス幅との相関関係は、図
7のようになるので、図7によって、まず上皮細胞を弁
別して、図2に示す特性から上皮細胞のデータを取り除
けば、残りのデータから円柱と粘液糸を容易に分別する
ことができる。
(レベルIII)とを比較すると、レベルIIIよりも高い第
3期間(蛍光パルス幅)は、 上皮細胞〉円柱〉粘液糸 となる。従って、細孔を順次通過する各粒子について、
蛍光波形がレベルIIIよりも大きい期間(蛍光パルス
幅)と図2で求めた散乱光パルス幅との相関関係は、図
7のようになるので、図7によって、まず上皮細胞を弁
別して、図2に示す特性から上皮細胞のデータを取り除
けば、残りのデータから円柱と粘液糸を容易に分別する
ことができる。
【0030】なお、第2比較手段にはコンパレータを、
第3計時手段にはカウンター(タイマー)を使用し、第
3判別手段にはCPU、ROMおよびRAMからなるマ
イクロコンピュータを用いることができる。この発明の
粒子分析装置は、第2検出手段から得られる散乱光信号
の最大波高値を検出するピーク検出手段と、この波高値
から粒子の種類を判別する第4判別手段をさらに備えて
もよい。
第3計時手段にはカウンター(タイマー)を使用し、第
3判別手段にはCPU、ROMおよびRAMからなるマ
イクロコンピュータを用いることができる。この発明の
粒子分析装置は、第2検出手段から得られる散乱光信号
の最大波高値を検出するピーク検出手段と、この波高値
から粒子の種類を判別する第4判別手段をさらに備えて
もよい。
【0031】円柱の散乱波形について考察すると、内容
物をほとんど含まない円柱は硝子円柱と呼ばれ透明に近
く散乱光波高値は低い、しかし、顆粒円柱、赤血球円
柱、上皮円柱と呼ばれる封入体が有る円柱は高い波高値
を発生する。つまり、図8の(a)に示す様に硝子円柱
の散乱光信号の最大値Vpと図8の(b)に示す封入体
にある円柱の散乱光信号の最大値Vpの比較結果は、 封入体のある円柱 > 硝子円柱 となり、円柱の分類が可能となる。
物をほとんど含まない円柱は硝子円柱と呼ばれ透明に近
く散乱光波高値は低い、しかし、顆粒円柱、赤血球円
柱、上皮円柱と呼ばれる封入体が有る円柱は高い波高値
を発生する。つまり、図8の(a)に示す様に硝子円柱
の散乱光信号の最大値Vpと図8の(b)に示す封入体
にある円柱の散乱光信号の最大値Vpの比較結果は、 封入体のある円柱 > 硝子円柱 となり、円柱の分類が可能となる。
【0032】従って、硝子の散乱光信号波形の最大値V
pの頻度分布を求めると、硝子円柱の分布領域(イ)と
封入体のある円柱の分布領域(ロ)が、図9の様にな
り、硝子円柱と封入体がある円柱を容易に判別ができ
る。この様に、第4判別手段は、第2判別手段と相俟っ
て、粒子の種類をさらにくわしく分類できる。なお、ピ
ーク検出手段には、ピークホールド回路とA/D変換回
路を使用し、第4判別手段にはマイクロコンピュータを
使用することができる。
pの頻度分布を求めると、硝子円柱の分布領域(イ)と
封入体のある円柱の分布領域(ロ)が、図9の様にな
り、硝子円柱と封入体がある円柱を容易に判別ができ
る。この様に、第4判別手段は、第2判別手段と相俟っ
て、粒子の種類をさらにくわしく分類できる。なお、ピ
ーク検出手段には、ピークホールド回路とA/D変換回
路を使用し、第4判別手段にはマイクロコンピュータを
使用することができる。
【0033】この発明の粒子分析装置は、第3検出手段
から得られる蛍光信号の最大値を検出するピーク検出手
段と、この最大値から粒子の種類を判別する第4判別手
段をさらに備えてもよい。円柱の蛍光波形について考察
すると、内容物をほとんど含まない硝子円柱は蛍光染料
に染まり難く最大波高値は低い、しかし、顆粒円柱、上
皮円柱、白血球と呼ばれる封入体のある円柱はその封入
体が蛍光染料に良く染まり高い波高値を発生する。
から得られる蛍光信号の最大値を検出するピーク検出手
段と、この最大値から粒子の種類を判別する第4判別手
段をさらに備えてもよい。円柱の蛍光波形について考察
すると、内容物をほとんど含まない硝子円柱は蛍光染料
に染まり難く最大波高値は低い、しかし、顆粒円柱、上
皮円柱、白血球と呼ばれる封入体のある円柱はその封入
体が蛍光染料に良く染まり高い波高値を発生する。
【0034】つまり、図10の(a)に示す様に硝子円
柱の蛍光信号の最大値Vpと封入体のある円柱の蛍光信
号の最大値Vpの比較結果は、 封入体のある円柱 > 硝子円柱 となり、円柱の分類が可能となる。
柱の蛍光信号の最大値Vpと封入体のある円柱の蛍光信
号の最大値Vpの比較結果は、 封入体のある円柱 > 硝子円柱 となり、円柱の分類が可能となる。
【0035】従って、粒子の蛍光信号波形の最大値Vp
の頻度分布を求めると、硝子円柱の分布領域(イ)と封
入体のある円柱の分布領域(ロ)が図11の様になり、
硝子円柱と封入体がある円柱を容易に判別ができる。こ
の様に、第4判別手段は、第3判別手段と相俟って、粒
子の種類をさらにくわしく分類できる。なお、ピーク検
出手段には、ピークホールド回路とA/D変換回路を使
用し、第4判別手段にはマイクロコンピュータを使用す
ることができる。
の頻度分布を求めると、硝子円柱の分布領域(イ)と封
入体のある円柱の分布領域(ロ)が図11の様になり、
硝子円柱と封入体がある円柱を容易に判別ができる。こ
の様に、第4判別手段は、第3判別手段と相俟って、粒
子の種類をさらにくわしく分類できる。なお、ピーク検
出手段には、ピークホールド回路とA/D変換回路を使
用し、第4判別手段にはマイクロコンピュータを使用す
ることができる。
【0036】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。図12は実施例の構成を示す説明図であ
り、1および2は弁、3は試料液容器(図示しない)か
ら希釈、蛍光染色などの前処理がなされた試料液を吸引
する吸引ノズル、4はシリンジ、5はフローセル、6は
試料ノズル、7aは第1セル、7bは第2セル、8は
弁、9はシース液容器、10はシース液を第1セル7a
の供給する供給口、11は図13に示す断面を有し第1
セル7aと第2セル7bを接続する細孔であり、オリフ
ィス状のものを含む(以後、オリフィスと称して説明す
る)。12は第1セル7a内に設けられたステンレス製
の電極、13は第2セル7b内に設けられた白金製の電
極、14は第2セル7bに設けられた排液口、15は電
極12を陰極とし電極13を陽極として電極12と電極
13との間に接続された直流定電流電源、16は電源1
5の出力電圧を増幅し信号29として出力する増幅器で
ある。
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。図12は実施例の構成を示す説明図であ
り、1および2は弁、3は試料液容器(図示しない)か
ら希釈、蛍光染色などの前処理がなされた試料液を吸引
する吸引ノズル、4はシリンジ、5はフローセル、6は
試料ノズル、7aは第1セル、7bは第2セル、8は
弁、9はシース液容器、10はシース液を第1セル7a
の供給する供給口、11は図13に示す断面を有し第1
セル7aと第2セル7bを接続する細孔であり、オリフ
ィス状のものを含む(以後、オリフィスと称して説明す
る)。12は第1セル7a内に設けられたステンレス製
の電極、13は第2セル7b内に設けられた白金製の電
極、14は第2セル7bに設けられた排液口、15は電
極12を陰極とし電極13を陽極として電極12と電極
13との間に接続された直流定電流電源、16は電源1
5の出力電圧を増幅し信号29として出力する増幅器で
ある。
【0037】また、17はレーザ光源、18はコンデン
サーレンズ、19はビームストッパ、20はコレクター
レンズ、21はピンホール、22はダイクロイックミラ
ー、23はフィルター、24はホトマルチプライヤーチ
ューブ、25はホトダイオード、26は試料ノズル6か
ら出力される試料液流、30はピンホール21を有する
遮光板である。
サーレンズ、19はビームストッパ、20はコレクター
レンズ、21はピンホール、22はダイクロイックミラ
ー、23はフィルター、24はホトマルチプライヤーチ
ューブ、25はホトダイオード、26は試料ノズル6か
ら出力される試料液流、30はピンホール21を有する
遮光板である。
【0038】このような構成において、まず、弁1、2
を所定時間開けると、陰圧により吸引ノズル3から試料
液が弁1、2の間に満たされる。次に、シリンジ4が一
定流量で弁1、2間の試料液を試料ノズル6へ押し出す
ことにより、試料ノズル6から試料液が第1セル7aに
吐出される。
を所定時間開けると、陰圧により吸引ノズル3から試料
液が弁1、2の間に満たされる。次に、シリンジ4が一
定流量で弁1、2間の試料液を試料ノズル6へ押し出す
ことにより、試料ノズル6から試料液が第1セル7aに
吐出される。
【0039】それと同時に弁8を開けることにより第1
セル7aにシース液が供給される。これによって試料液
はシース液に包まれ、さらにオリフィス11によって細
く絞られてシースフローを形成する。オリフィス11の
断面形状は図13に示すように一辺dが100〜300
μmの角穴を有し、光学硝子(石英硝子も含む)で形成
されている。
セル7aにシース液が供給される。これによって試料液
はシース液に包まれ、さらにオリフィス11によって細
く絞られてシースフローを形成する。オリフィス11の
断面形状は図13に示すように一辺dが100〜300
μmの角穴を有し、光学硝子(石英硝子も含む)で形成
されている。
【0040】このようにシースフローを形成することに
よって試料液に予め含まれた粒子を一個づつオリフィス
11を介して一列に整列して流すことができる。オリフ
ィス11を通過した試料液とシース液は第2セル7bに
設けた排液口14から排出される。
よって試料液に予め含まれた粒子を一個づつオリフィス
11を介して一列に整列して流すことができる。オリフ
ィス11を通過した試料液とシース液は第2セル7bに
設けた排液口14から排出される。
【0041】電極12、13間の電気抵抗は、シース液
の導電率(電気伝導度)、オリフィス11の穴寸法(断
面積)と穴長さ、試料液の導電率、試料液の流れの径に
よって決まる。
の導電率(電気伝導度)、オリフィス11の穴寸法(断
面積)と穴長さ、試料液の導電率、試料液の流れの径に
よって決まる。
【0042】直流定電流源15から電極12、13間に
定電流を流すことにより、電極12、13間の電気抵抗
と電流値により決まる直流電圧が発生する。また、オリ
フィス11を粒子が通過すると、オリフィス11の両端
の電気抵抗が変化するので、電気抵抗が粒子の通過中だ
け電極12、13間に発生する電圧がパルス状に変化
し、その変化分の最大値(パルスの波高値)はオリフィ
ス11を通過する粒子の大きさに比例する。この変化分
が増幅器16で増幅され抵抗信号29(パルス状のアナ
ログ信号)として出力される。
定電流を流すことにより、電極12、13間の電気抵抗
と電流値により決まる直流電圧が発生する。また、オリ
フィス11を粒子が通過すると、オリフィス11の両端
の電気抵抗が変化するので、電気抵抗が粒子の通過中だ
け電極12、13間に発生する電圧がパルス状に変化
し、その変化分の最大値(パルスの波高値)はオリフィ
ス11を通過する粒子の大きさに比例する。この変化分
が増幅器16で増幅され抵抗信号29(パルス状のアナ
ログ信号)として出力される。
【0043】一方、オリフィス11を流れる試料液流2
6ヘレーザ17から発振したレーザ光がコンデンサーレ
ンズ18で楕円形に絞られて照射される。その楕円形の
サイズは、試料の流れの方向には被験粒子径と同程度、
例えば10μm前後であり、試料の流れ方向と直交する
方向には被験粒子径より十分大きく、例えば100〜4
00μm程度である。
6ヘレーザ17から発振したレーザ光がコンデンサーレ
ンズ18で楕円形に絞られて照射される。その楕円形の
サイズは、試料の流れの方向には被験粒子径と同程度、
例えば10μm前後であり、試料の流れ方向と直交する
方向には被験粒子径より十分大きく、例えば100〜4
00μm程度である。
【0044】試料液中の粒子に当たらずそのままフロー
セル5を透過したレーザ光はビームストッパ19で遮光
される。レーザ光をうけた粒子から発せられる前方散乱
光及び前方蛍光はコレクターレンズ20により集光さ
れ、遮光板30のピンホール21を通過する。そして、
ダイクロイックミラー22に到達する。
セル5を透過したレーザ光はビームストッパ19で遮光
される。レーザ光をうけた粒子から発せられる前方散乱
光及び前方蛍光はコレクターレンズ20により集光さ
れ、遮光板30のピンホール21を通過する。そして、
ダイクロイックミラー22に到達する。
【0045】散乱光より長波長の蛍光はそのままダイク
ロイックミラー22を透過し、フィルター23で更に散
乱光が除かれた後にホトマルチプライヤーチューブ24
で検出され蛍光信号27(パルス状のアナログ信号)と
して出力される。また、散乱光はダイクロイックミラー
22で反射されホトダイオード25で受光されて散乱光
電気信号28(パルス状のアナログ信号)として出力さ
れる。
ロイックミラー22を透過し、フィルター23で更に散
乱光が除かれた後にホトマルチプライヤーチューブ24
で検出され蛍光信号27(パルス状のアナログ信号)と
して出力される。また、散乱光はダイクロイックミラー
22で反射されホトダイオード25で受光されて散乱光
電気信号28(パルス状のアナログ信号)として出力さ
れる。
【0046】図14は、前述のようにして得られた蛍光
信号27、散乱光信号28および抵抗信号29を処理す
る処理回路のブロック図であり、31〜33は増幅器、
34および35は直流再生回路、36、37、39はコ
ンパレータ、38、50はピークホールド回路、52は
クロックゼネレータ、41、42、44はカウンタ、4
3、45、51はA/D変換器、46は制御回路、47
はデータ処理部、48はメモリ、49はディスプレイで
ある。
信号27、散乱光信号28および抵抗信号29を処理す
る処理回路のブロック図であり、31〜33は増幅器、
34および35は直流再生回路、36、37、39はコ
ンパレータ、38、50はピークホールド回路、52は
クロックゼネレータ、41、42、44はカウンタ、4
3、45、51はA/D変換器、46は制御回路、47
はデータ処理部、48はメモリ、49はディスプレイで
ある。
【0047】次に、このような構成における信号処理動
作を説明する。パルス状の散乱光信号28は増幅器31
で増幅され、直流再生回路34で直流レベルが固定され
る。直流再生回路34から出力されるパルス信号S1は
コンパレータ36、37、38において、それぞれの閾
値と比較され閾値を越える期間(パルス幅)がカウンタ
41、42より計時される。コンパレータ36の閾値を
粘液糸が検出できる程度(図3のレベルI)に、そし
て、コンパレータ37の閾値を円柱が捕らえられる程度
(図3のレベルII)にしておくことにより、2種類のパ
ルス幅値(図3のパルス幅I、II)が得られる。散乱光
発光の最大値がピークホールド回路38にとらえられ
て、A/D変換器43によってA/D変換されて散乱光
強度が得られる。
作を説明する。パルス状の散乱光信号28は増幅器31
で増幅され、直流再生回路34で直流レベルが固定され
る。直流再生回路34から出力されるパルス信号S1は
コンパレータ36、37、38において、それぞれの閾
値と比較され閾値を越える期間(パルス幅)がカウンタ
41、42より計時される。コンパレータ36の閾値を
粘液糸が検出できる程度(図3のレベルI)に、そし
て、コンパレータ37の閾値を円柱が捕らえられる程度
(図3のレベルII)にしておくことにより、2種類のパ
ルス幅値(図3のパルス幅I、II)が得られる。散乱光
発光の最大値がピークホールド回路38にとらえられ
て、A/D変換器43によってA/D変換されて散乱光
強度が得られる。
【0048】パルス状の蛍光信号27は増幅器32で増
幅され、直流再生回路35で直流レベルが固定され信号
S2として出力される。信号S2はコンパレータ39で
閾値(図6のレベルIII)と比較され閾値を超える期間
がカウンタ43で計時されパルス幅値(図6の蛍光パル
ス幅)となる。あわせて、蛍光信号27の最大値がピー
クホールド回路50でとらえられてA/D変換器50に
よってA/D変換され蛍光強度が得られる。パルス状の
抵抗信号29は増幅器33で増幅され、サンプルホール
ド回路40でピーク値(パルス波高値)がホールドされ
A/D変換器45でデジタル値に変換される。
幅され、直流再生回路35で直流レベルが固定され信号
S2として出力される。信号S2はコンパレータ39で
閾値(図6のレベルIII)と比較され閾値を超える期間
がカウンタ43で計時されパルス幅値(図6の蛍光パル
ス幅)となる。あわせて、蛍光信号27の最大値がピー
クホールド回路50でとらえられてA/D変換器50に
よってA/D変換され蛍光強度が得られる。パルス状の
抵抗信号29は増幅器33で増幅され、サンプルホール
ド回路40でピーク値(パルス波高値)がホールドされ
A/D変換器45でデジタル値に変換される。
【0049】デジタル化された各カウンタ41、42、
44およびA/D変換器43、45、51の出力信号は
データ処理部47に送られ粒子の弁別処理が行われる。
つまり、図2、図4、図5および図7に示すようなスキ
ャッタグラム(相関関係)や図9および図11に示す度
数分布に基づいて上皮細胞、円柱、粘液子、硝子円柱、
封入体のある円柱などの弁別が行われる。そして弁別さ
れた粒子はカウント(計数)され試料1マイクロリット
ル当たりの数に換算される。また、その結果は粘度分
布、スキャッタグラムと共にディスプレイ48に表示さ
れると共にメモリ47に記憶される。
44およびA/D変換器43、45、51の出力信号は
データ処理部47に送られ粒子の弁別処理が行われる。
つまり、図2、図4、図5および図7に示すようなスキ
ャッタグラム(相関関係)や図9および図11に示す度
数分布に基づいて上皮細胞、円柱、粘液子、硝子円柱、
封入体のある円柱などの弁別が行われる。そして弁別さ
れた粒子はカウント(計数)され試料1マイクロリット
ル当たりの数に換算される。また、その結果は粘度分
布、スキャッタグラムと共にディスプレイ48に表示さ
れると共にメモリ47に記憶される。
【0050】なお、前記実施例では、前方散乱光及び前
方蛍光を用いる例を示したが、側方散乱光または側方蛍
光を使用してもよい。又、長さ情報を得るために抵抗波
形のパルス幅を使用しても同様の結果が得られる。
方蛍光を用いる例を示したが、側方散乱光または側方蛍
光を使用してもよい。又、長さ情報を得るために抵抗波
形のパルス幅を使用しても同様の結果が得られる。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、粒子の長さ情報と体
積情報の相関関係を求めることにより、尿中に含まれる
粒子、つまり円柱、粘液糸および上皮細胞などを容易に
弁別することができる。併せて、粒子からの散乱光強度
や蛍光強度の相関関係を求めることにより、さらに粒子
の弁別精度が向上する。
積情報の相関関係を求めることにより、尿中に含まれる
粒子、つまり円柱、粘液糸および上皮細胞などを容易に
弁別することができる。併せて、粒子からの散乱光強度
や蛍光強度の相関関係を求めることにより、さらに粒子
の弁別精度が向上する。
【図1】尿に含まれる上皮細胞、粘液系および円柱の側
面図である。
面図である。
【図2】この発明における散乱光パルス幅と抵抗波高値
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図3】この発明における各種散乱光波形と散乱光パル
ス幅を示す波形図である。
ス幅を示す波形図である。
【図4】この発明における散乱光パルス幅の特性を示す
グラフである。
グラフである。
【図5】この発明における散乱光パルス幅と抵抗波高値
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図6】この発明における蛍光パルス波形を示す波形図
である。
である。
【図7】この発明における散乱光パルス幅と蛍光パルス
幅との関係を示すグラフである。
幅との関係を示すグラフである。
【図8】散乱光信号波形を示す波形図である。
【図9】散乱光信号最大値の頻度分布図である。
【図10】蛍光信号波形を示す波形図である。
【図11】蛍光信号最大値の頻度分布図である。
【図12】この発明の一実施例の構成図である。
【図13】図12の要部の断面図である。
【図14】実施例の信号処理回路を示すブロック図であ
る。
る。
1 弁 2 弁 3 吸引ノズル 4 シリンジ 5 フローセル 6 試料ノズル 7a 第1セル 7b 第2セル 8 弁 9 シース液容器 10 供給口 11 オリフィス(細孔) 12 電極 13 電極 14 排液口 15 直流定電流電源 16 アンプ 17 レーザ光源 18 コンデンサーレンズ 19 ビームストッパ 20 コレクターレンズ 21 ピンホール 22 ダイクロイックミラー 23 フィルター
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−306989(JP,A) 特開 平5−322885(JP,A) 特開 平5−119035(JP,A) 実開 平4−59450(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 15/12 G01N 15/14 G01N 21/49 G01N 33/493
Claims (5)
- 【請求項1】 細孔によって連通する第1および第2セ
ルに電解液を収容し、その電解液に浮遊する粒子が第1
セルから第2セルへ細孔を介して流れるように構成した
フローセルと、第1および第2セルの電解液中にそれぞ
れ設けられた第1および第2電極と、粒子の細孔の通過
に伴って変化する第1および第2の電極間の電気抵抗の
変化に基づく電気抵抗信号を検出する第1検出手段と、
流れる粒子に光ビームを照射する光源手段と、光ビーム
を受けた粒子からの散乱光を検出する第2検出手段と、
第2検出手段により検出された各粒子の散乱光信号から
散乱光信号発生期間を計時する計時手段と、各粒子に関
する電気抵抗信号と散乱光信号発生期間との相関関係か
ら粒子の種類を判別する判別手段を備えた粒子分析装
置。 - 【請求項2】 第2検出手段により検出された各粒子の
散乱光信号を、第1参照値と比較すると共に、第1参照
値よりも大きい第2参照値と比較する比較手段と、各粒
子の散乱光信号が、第1参照値よりも大きい第1期間と
第2参照値よりも大きい第2期間を計時する第2計時手
段と、第1および第2期間の相関関係に基づいて粒子の
種類を判別する第2判別手段を、さらに備えた請求項1
記載の粒子分析装置。 - 【請求項3】 光ビームを受けた粒子からの蛍光を検出
する第3検出手段と、第3検出手段により検出された各
粒子の蛍光信号を第3参照値と比較する第2比較手段
と、各粒子の蛍光信号強度が第3参照値よりも大きい第
3期間を計時する第3計時手段と、第3期間と前記散乱
光発生期間との相関関係に基づいて粒子の種類を判別す
る第3判別手段を、さらに備えた請求項1記載の粒子分
析装置。 - 【請求項4】 第2検出手段により得られる散乱光信号
の最大値を検出するピーク検出手段と、検出された最大
値に基づき粒子の種類を判別する第4判別手段を、さら
に備えた請求項2記載の粒子分析装置。 - 【請求項5】 第3検出手段により得られる蛍光信号の
最大値を検出するピーク検出手段と、粒子の蛍光強度に
基づき粒子の種類を判別する第5判別手段を、さらに備
えた請求項3記載の粒子分析装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27949094A JP3347495B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 粒子分析装置 |
US08/557,576 US5719666A (en) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | Particle analyzer classifying particles of various biological types using a correlation of measurements |
EP95402540A EP0711991A1 (en) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | Particle analyzer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27949094A JP3347495B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 粒子分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08136438A JPH08136438A (ja) | 1996-05-31 |
JP3347495B2 true JP3347495B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=17611777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27949094A Expired - Fee Related JP3347495B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 粒子分析装置 |
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---|---|
US (1) | US5719666A (ja) |
EP (1) | EP0711991A1 (ja) |
JP (1) | JP3347495B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006103920A1 (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Sysmex Corporation | 癌・異型細胞および凝集粒子を弁別する方法および細胞分析装置 |
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