JP3346685B2 - 浴室ユニット - Google Patents
浴室ユニットInfo
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Description
し、詳しくは大きな浴槽を設置するための技術手段に関
する。
宅やホテル等において、工場で生産した壁パネル,防水
パン,浴槽等を搬入してそこで各要素を組み立て、浴室
を構成するようにした浴室ユニットが広く用いられてい
る。
て、浴室ユニット内部に大きな浴槽を設置することは一
般に難しく、従ってゆったりとした気分で浴槽につかる
ということが通常難しいのが実情である。特に、躯体床
に逆梁がある場合にはその逆梁が防水パンや浴槽の形状
や大きさなどを制限し、快適な入浴を妨げる原因となっ
ている。
は、階下居室内に梁が大きく出っ張った状態となるのを
嫌って、梁を上階の床上に突出させる(これを逆梁とい
う)場合が増えており、この場合、上階に浴室ユニット
を構築する際、その逆梁が浴室ユニットにおける防水パ
ンに干渉する問題を生ずる。
小さくしたり、或いは逆梁よりも防止パンを高く設置し
た場合、浴室内空間が予め用意されている空間より狭く
なったり、或いは防水パンを高く設置することにより相
対的に浴室ユニットの天井が低くなり、何れも快適な入
浴を妨げる要因となる。
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、浴室床を構成する防水パンと、浴槽と、浴室
壁を構成する壁パネルとを備えた浴室ユニットにおい
て、前記防水パンの外周部に、室外方向の外方に延び出
す延出部を段上り状に設けて該延出部の周端部上面に前
記壁パネルを載置するとともに、該延出部の配設個所に
おいて前記浴槽をその長手方向端部が該延出部上に位置
する向きに配置して、該長手方向端を該延出部上に載置
した前記壁パネルに実質上当接させる状態に設置したこ
とを特徴とする(請求項1)。
パンと、浴槽と、浴室壁を構成する壁パネルとを備えた
浴室ユニットにおいて、前記壁パネルの少なくとも前記
浴槽上端より下側部分を室外方向の外方に部分的に膨出
させ、該浴槽をその長手方向端が該膨出部の内面に実質
上当接する状態に設置したことを特徴とする(請求項
2)。
て、前記壁パネルの下半部を膨出部となし、該膨出部の
形状を、前記浴槽の上端ないしこれより高い高さで且つ
該浴槽に隣接する洗い場にかけて延びる横長形状となし
たことを特徴とする(請求項3)。
て、前記壁パネルの左右方向半部を膨出部となし、該膨
出部の形状を、前記浴槽と略同等ないし広い幅で上下方
向に延びる縦長形状としたことを特徴とする(請求項
4)。
防水パンと、浴槽と、浴室壁を構成する壁パネルとを備
えた浴室ユニットにおいて、前記壁パネルの少なくとも
前記浴槽上端より下側部分を室外方向の外方に部分的に
膨出させ、該浴槽をその長手方向端が該膨出部の内面に
実質上当接する状態に設置するようになし、且つ該壁パ
ネルを膨出させるに際して、前記防水パンの外周部に外
方に延出する延出部を段上り状に設けるか又は該壁パネ
ル下端部を該防水パンより段上り状に外方に屈曲させた
ことを特徴とする(請求項5)。
おいて、前記延出部を前記防水パンにおける本体と別体
となしたことを特徴とする(請求項6)。
おいて、前記延出部を前記防水パンにおける本体と一体
に形成したことを特徴とする(請求項7)。
6,7の何れかにおいて、前記延出部が、周端部に位置
して前記壁パネルを受ける水平なパネル載置部と、該パ
ネル載置部の内端より下向きに傾斜若しくは立ち下がる
案内部とを備えていることを特徴とする(請求項8)。
て、前記パネル載置部の下面と前記防水パンの載置され
る躯体床との間に、前記延出部と別体又は一体の脚が配
置され、該脚により該延出部のパネル載置部が支持され
ていることを特徴とする(請求項9)。
4,5,6,7,8,9の何れかにおいて、前記壁パネ
ルの、前記膨出部の形成により相対的に室内側に凹陥し
た部分がその外側において、浴室ユニットの隣室の拡大
収納空間部を形成していることを特徴とする(請求項1
0)。
は、防水パンの外周部に延出部を設けて、その延出部を
外方に延び出させ、その延出部の周端部上面に壁パネル
を載置した上、浴槽の長手方向端をその壁パネルに実質
上当接する状態に浴槽を設置するようになしたもので、
本発明によれば、延出部による防水パンの延長分だけ長
い大きな浴槽を設置することが可能となり、従ってゆっ
たりとした気分で快適に浴槽につかることができるよう
になる。
周部において段上り状に外方に延びているため、躯体床
上に突出する状態で逆梁がある場合においても、その逆
梁を避けた状態で防水パンないし延出部を配置すること
ができる。
浴槽上端より下側部分を外方に部分的に膨出させ、その
膨出部内面に浴槽の長手方向端を実質上当接させる状態
で浴槽を設置するようになしたもので、本発明において
も長い大きな浴槽を設置することが可能となり、従って
請求項1の発明と同様ゆったりとした快適な気分で浴槽
につかることが可能となる。
右方向に横長の膨出部となしたもので、本発明によれ
ば、洗い場側における空間、厳密には洗い場側空間の下
半部を広く形成することができ、従って長い大きな浴槽
を設置することができると同時に洗い場側を広くゆった
りと使用できるようになる。
部を縦長の膨出部となしたもので、本発明によれば長い
大きな浴槽を設置できるのと同時に、浴槽の上方空間、
つまり入浴空間を広く確保することができ、入浴時の快
適さを高めることができる。
を外方に膨出させるに際して、防水パンに外方に延出す
る延出部を設けるか、又は壁パネル下端部を防水パンよ
り段上り状に外方に屈曲させるようになしたもので、本
発明によれば、躯体床上に突出する状態で逆梁が設けら
れている場合においても、その延出部又は壁パネルにお
ける下端部の屈曲部においてその逆梁との干渉を回避
し、且つ長い大きな浴槽を設置できる利点が得られる。
本体と別体となしたもので、本発明によれば、従来既存
の防水パンを使用しつつその防水パンを実質上外方に延
長した形態となすことができ、長い大きな浴槽を設置で
きるようになる。
本体と一体に形成するようになしたもので、本発明によ
れば、浴室ユニットの構築に際して延出部を別途に取り
付ける工程を省略でき、浴室ユニットの組付作業がより
簡単となる利点が得られる。
壁パネルを受ける水平なパネル載置部と、その内側にお
いて下向きに傾斜若しくは立ち下がる案内部とを具備さ
せるようになしたもので、本発明によれば、壁パネルを
延出部の上に載置するに際してその載置位置が分かり易
く、またパネル載置部を補強部材の上に載せることがで
きる利点が得られる外、パネル載置部の内端より下向き
に傾斜し若しくは立ち下がる案内部が設けられているた
め、浴槽水が飛散した場合、或いは壁パネル内面を水滴
が伝って流下した場合にも、それら飛散水や流下水を案
内部の作用で確実に防水パン本体上に導くことができ、
パネル載置部に水が溜るのを防止できる。
が溜るのを防止することができることから、その溜った
水が壁パネル裏面側へ回り込んで、壁パネルを構成する
鋼板等が発銹したり、パネル載置部に黴が発生したり、
或いはその滞留水によって浴室内が常に湿った状態とな
るのを回避することができる。
面と躯体床との間に脚を配置し、その脚によりパネル載
置部を支持するようになしたもので、本発明によれば壁
パネルの重量を脚を介して直接躯体床に伝えることがで
きるため、延出部に加わる荷重によって防水パンを変形
させる力が働いたり、或いは経時変化によって浴室ユニ
ット全体が変形するといったことを防止できる。
出部の形成によって相対的に室内側に凹陥した部分の外
側において、隣室における拡大収納空間部を形成するよ
うになしたもので、本発明によれば、膨出部の形成によ
って相対的に浴室側に凹陥した形態となる壁パネルの外
側空間を有効に活用することができる。
説明する。図1において、10は浴室ユニットの床を構
成する防水パンで、脚12を介してコンクリートの躯体
床13上に載置されている。14及び16は浴室ユニッ
トの壁を構成する壁パネルであり、18は防水パン10
上に設置された浴槽である。浴槽18の隣は洗い場20
とされている。而してその洗い場20側には、浴槽18
に隣接してカウンター22が設けられており、そのカウ
ンター22上に水栓24が設けられている。
タイルパネルから成る上部パネル14Aと、下部パネル
14Bとから成っている。下部パネル14Bには、略全
体に亘って室外方向の外方に膨出する膨出部30が形成
されている。ここで膨出部30は、壁パネル14の略全
幅に亘って、即ち浴室ユニットの全幅に亘って横長に形
成されている。またこの膨出部30は、上部に屈曲部2
8を有している。
有しており、その下端には、水平且つ90°に折れ曲が
った折曲部31が形成されており、この折曲部31が、
防水パン10における周端部の水平なパネル載置部32
上に載置されている。尚、パネル載置部32には水切用
の堤部34が外周に沿って起立状に一体に設けられてい
る。
り、その長手方向端が壁パネル14における下部パネル
14Bの膨出部30内面に実質上当接する状態で設置さ
れている。即ち長手方向端部が膨出部30の内部に入り
込む状態で設置されている。
いてこれに連続するように前記カウンター22が配置さ
れており、かかるカウンター22が同じく膨出部30の
内面に実質上当接する状態で、つまり膨出部30の内部
に一部入り込む状態で設置されている。尚、下部パネル
14Bの上端部には防水パン10におけると同様のパネ
ル載置部32が形成されており、このパネル載置部32
上に上部パネル14Aが載置されている。
室とを区画する壁36は、壁パネル14に対応した段付
き屈曲形状とされており、図中その右側の部分が収納部
38とされている。
収納部42とに分かれており、その上部収納部40が布
団等深い奥行きを必要とする物品44の拡大収納部とさ
れ、また下部収納部42がそれほど深い奥行きを必要と
しない小物品等の収納部とされている。尚、46は収納
部38を開閉する引戸であり、48は収納部38の底板
である。
膨出部30を形成することによって長く大きな浴槽18
を設置することが可能となり、従ってゆったりとした気
分で快適に浴槽18につかることができる。
全幅に亘って横長に形成しているため、洗い場20側に
おいてカウンター22の浴室内への突出しを少なくする
ことができ、洗い場20を広くゆったりと利用すること
ができる。尚、カウンター22は場合によって省略する
ことが可能である。
る下部パネル14Bの下端部を屈曲部26とし、下部パ
ネル14Bの下端部を防水パン10から段上り状に外方
に屈曲させているため、躯体床13上に突出する状態で
逆梁が設けられている場合においても、その逆梁との干
渉を回避して壁パネル14を設けることが可能であり、
尚且つ膨出部30によって広い浴槽18を設置すること
ができる。
出部30の形成によって相対的に浴室内側に凹陥した部
分、具体的には上部パネル14Aの外側部分を奥行きの
深い拡大収納空間部として有効に利用できる利点があ
る。
ル14Bの下端部に防水パン10から段上り状に外方に
延びる屈曲部26を設けているが、図3に示しているよ
うにそのような屈曲部を設けず、膨出部50をそのまま
下方にほぼ垂直に延ばして下端を防水パン52のパネル
載置部32上に載置するようになすことも可能である。
膨出部30の内面側にカウンター22を設け、そのカウ
ンター22上に水栓24を設けているが、前述したよう
にこのカウンター22は省略することが可能である。こ
の場合において水栓24を膨出部30の内面に直接取り
付けると、洗い場20を使用する際に水栓24の位置が
遠くなり、使い勝手が悪くなる。
部30の形成位置において上部パネル14Aとほぼ面一
となる状態で目隠板54を設けた場合、その目隠板54
の前面に水栓24を取り付けることが可能となり、洗い
場20を使用するに際して使い勝手の良い位置に水栓2
4を取り付けることが可能となる。また目隠板54の裏
面側空間を配管56のためのスペースとして利用するこ
とが可能となる。
4を右半部14Cと左半部14Dとに分け、その左半部
14Dにほぼ全高に亘って縦長の膨出部58を形成し、
そして浴槽18をその長手方向端が膨出部58の内面に
実質上当接する状態で設置するようになしたものであ
る。尚、膨出部58の上端部に屈曲部28が、また壁パ
ネル14の下端部に屈曲部26が形成されている点で
は、第一の実施例と同様である。
て長く大きい浴槽18を設置することが可能であり、ゆ
ったりとした気分で快適に浴槽18につかることができ
る。
全高に亘って設けられているため、浴槽18の上方空
間、つまり入浴空間を広く確保でき、入浴時の快適感が
更に高まる利点がある。
半部14Dの下端部には防水パン10より段上り状に外
方に延び出す屈曲部26が設けられているため、第一の
実施例と同様、躯体床13上に突出する状態で逆梁が設
けられている場合においても、その逆梁との干渉を回避
しつつ壁パネル14の取付け及び大きな浴槽18の設置
が可能である利点を有している。
場合において、その膨出部58の配置例及び隣接空間の
利用形態例の幾つかを示したものである。先ず図8
(A)は、膨出部58を設けた壁パネル14の外方にウ
ォークインクロゼット62を配置した例を、また図8
(B)の例は押入64を配置した例を示している。
ト62と物入れ66とを隣合せに配置した例を、更に図
9(D)は躯体壁60の柱68によって生じたデッドス
ペース70に入り込む状態で膨出部58を設けた例をそ
れぞれ示している。
いても、膨出部58の形成によって相対的に浴室ユニッ
トの室内側に凹陥した状態となる部分の外方に奥行きの
深い拡大収納部62A,64A,62Aがそれぞれ形成
されており、かかる凹陥部が隣接する外方の収納空間を
広くする上で有効に活用されている。
ペース70を利用して膨出部58が形成され、従って膨
出部58の形成によって隣接空間は何ら狭小化されてい
ない。
の外周部に外方に段上り状に延出する延出部を設けて、
そこに壁パネルを載置した例を示している。これらの図
において72は防水パン10における防水パン本体、7
4は防水パン本体72とは別体に構成された延出部であ
る。延出部74は、防水パン本体72を一方(図中右
方)に延長する部材であって周端部に水平なパネル載置
部32を有し、そのパネル載置部32上に、下地ボード
78とこれを補強する裏面側の補強フレーム76及び下
地ボード78表面に貼着された複数のタイル80を有す
るタイルパネルから成る壁パネル82が載置されてい
る。
端より垂下する第一垂下部84と、第一垂下部84の下
端より連続して室内方向に下向きに傾斜しつつ延びる案
内部86と、案内部86の内端より垂下する第二垂下部
88と、第二垂下部88の下端より室外方向に水平且つ
90°に折れ曲がる折曲部90とを備えており、その折
曲部90が、防水パン本体72における水平なパネル載
置部32上に載置されている。尚、第二垂下部88は防
水パン本体72における外周端部の堤部100と同一位
置に形成されている。
垂直な側壁部92を有している。これら側壁部92の上
端は水平とされており、その上端に沿って水切り用の堤
部34を備えたパネル載置部32が形成され、そのパネ
ル載置部32上に壁パネル82と直角方向の、切欠10
3(図12参照)を有する壁パネル102が載置されて
いる。
えた脚であって、ボルト95と上端の支持フレーム96
とを備えており、その支持フレーム96においてパネル
載置部32の下面を支持する状態で、パネル載置部32
と躯体床13の突出状の逆梁部98との間に介設されて
いる。尚、104は支持フレーム96に溶接されたナッ
トであり、これにボルト95が螺合されている。106
はロックナットである。ここで、脚94は延出部74と
一体に設けることも可能である。
に延出部74を設けて延出部74を外方に延び出させ、
その延出部74の周端部上面に壁パネル82を載置する
ようになしたもので、本例によれば、図13に示してい
るように浴槽18の長手方向端をその延出部74上の壁
パネル82に実質上当接する状態に浴槽18を設置する
ことで、延出部74による防水パン10の延長分だけ長
い大きな浴槽18を設置することが可能となり、従って
ゆったりとした気分で快適に浴槽18につかることがで
きる。
ン10外周部において段上り状に外方に延びているた
め、躯体床13上に突出する状態で逆梁がある場合にお
いても、その逆梁を避けた状態で防水パン10ないし延
出部74を配置することができる。
の延出部74を防水パン本体72に継ぎ足すように用い
ているため、本例によれば従来既存の防水パンを使用し
つつその防水パンを実質上外方に延長した形態となすこ
とができる。
ル載置部32が設けられているため、延出部74上に壁
パネル82或いは102を載置するに際して、壁パネル
82,102の載置位置が分かり易く、またパネル載置
部32の内側に下向き傾斜形状の案内部86が設けられ
ているため、浴槽18から飛散した水や壁パネル82,
102を伝って流下した水を良好に防水パン本体72上
に導くことができる。
82,102を伝った水が延出部74における壁パネル
載置部分に溜って、その溜り水が壁パネル82,102
の裏側まで回り込んだり、その回り込みによる漏水を起
したり、更にはその回り込んだ水によってパネル裏面側
の補強フレーム76を構成する鋼材が発銹したり、或い
はその溜り水によって浴室内が常に湿った状態となるの
を回避することができる。
94が設けられていて、その脚94が延出部74のパネ
ル載置部32を支持しており、従って壁パネル82,1
02の重量が脚94を介して直接躯体床13により支持
されるため、壁パネル82,102の重量が防水パン本
体72に直接かかるのが防止される。それ故防水パン本
体72に対してパネル重量による変形力が働かず、従っ
てきれいな施工が行い易いのみならず、経時変化によっ
てユニット全体の変形が起る等の不具合を生じない利点
を有する。
に延出部74の延出長さをタイルのモジュールに合わせ
ておくことにより、タイルの目地通りが良好となる等仕
上りを良好となすことができる。またこの他、半端な壁
面を作らないのでタイルの切り物が不要であり、更に延
出長さを標準化できるので、部品としての延出部74を
標準化しやすい等の利点も得られる。
た例を示すもので、本例によれば延出部74を更にしっ
かりと支持することができ、或いは上記図10,11に
示すような逆梁部98がない場合において架台110を
直接躯体床13上に載置し、以て延出部74を支持する
ことができる。
長するようにしているが、図15及び16に示している
ようにこれを延出部112,114及び116を用いて
互いに直角な二方向に延長することも勿論可能である。
ここで延出部116は延出部112と114とをコーナ
ー部において接続するためのもので、平面形状が略菱形
状をなしている。尚、図16において113は延出部1
12,116,114を互いに接続するための接続片部
である。
出部112及び114のそれぞれに接続用の延出部11
6の各半分を一体に形成した例を示すものであり、また
図18(A)は、防水パン本体118を一方向に延出す
るための延出部120を一体に形成した例を示してい
る。また図18(B)は、防水パン本体122を互いに
直角な二方向に延長するための延出部124,126を
それぞれ防水パン本体122に一体に形成した例を示し
ている。
を防水パン本体118,122に一体に形成した場合、
浴室ユニットの設置施工に当って延出部を防水パン本体
に接続する作業を省略でき、施工作業が簡略化する利点
が得られる。
128を設けた場合において、その防水パン10上の浴
槽18に、段上り状に外方に延びる延出部128との干
渉を避けるようにして階段状のステップ130を設けた
例を示し、また図20の例は、防水パン10を延出部1
28,132によって直交する二方向に延長した場合に
おいて、浴槽18の内部にステップ134をステップ1
30に連続するようにしてL字状に設けた例を示してい
る。
あくまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない
範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
視図である。
図である。
一部切欠要部斜視図である。
内部を表す斜視図である。
図である。
例及び隣接空間の利用形態例を示す説明図である。
の配置例及び隣接空間の利用形態例を示す説明図であ
る。
の要部断面図である。
である。
部を各部材に分解して示す分解図である。
点の説明図である。
の要部拡大図である。
における防水パンの要部構成を示す斜視図である。
解斜視図である。
における防水パンの構成を示す要部分解斜視図である。
に用いられる防水パンの例を示す斜視図である。
の防水パンと浴槽との平面構成を表す図である。
の図19に相当する図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 浴室床を構成する防水パンと、浴槽と、
浴室壁を構成する壁パネルとを備えた浴室ユニットにお
いて前記防水パンの外周部に、室外方向の外方に延び出
す延出部を段上り状に設けて該延出部の周端部上面に前
記壁パネルを載置するとともに、該延出部の配設個所に
おいて前記浴槽をその長手方向端部が該延出部上に位置
する向きに配置して、該長手方向端を該延出部上に載置
した前記壁パネルに実質上当接させる状態に設置したこ
とを特徴とする浴室ユニット。 - 【請求項2】 浴室床を構成する防水パンと、浴槽と、
浴室壁を構成する壁パネルとを備えた浴室ユニットにお
いて前記壁パネルの少なくとも前記浴槽上端より下側部
分を室外方向の外方に部分的に膨出させ、該浴槽をその
長手方向端が該膨出部の内面に実質上当接する状態に設
置したことを特徴とする浴室ユニット。 - 【請求項3】 請求項2において、前記壁パネルの下半
部を膨出部となし、該膨出部の形状を、前記浴槽の上端
ないしこれより高い高さで且つ該浴槽に隣接する洗い場
にかけて延びる横長形状となしたことを特徴とする浴室
ユニット。 - 【請求項4】 請求項2において、前記壁パネルの左右
方向半部を膨出部となし、該膨出部の形状を、前記浴槽
と略同等ないし広い幅で上下方向に延びる縦長形状とし
たことを特徴とする浴室ユニット。 - 【請求項5】 浴室床を構成する防水パンと、浴槽と、
浴室壁を構成する壁パネルとを備えた浴室ユニットにお
いて前記壁パネルの少なくとも前記浴槽上端より下側部
分を室外方向の外方に部分的に膨出させ、該浴槽をその
長手方向端が該膨出部の内面に実質上当接する状態に設
置するようになし、且つ該壁パネルを膨出させるに際し
て、前記防水パンの外周部に外方に延出する延出部を段
上り状に設けるか又は該壁パネル下端部を該防水パンよ
り段上り状に外方に屈曲させたことを特徴とする浴室ユ
ニット。 - 【請求項6】 請求項1又は5において、前記延出部を
前記防水パンにおける本体と別体となしたことを特徴と
する浴室ユニット。 - 【請求項7】 請求項1又は5において、前記延出部を
前記防水パンにおける本体と一体に形成したことを特徴
とする浴室ユニット。 - 【請求項8】 請求項1,5,6,7の何れかにおい
て、前記延出部が、周端部に位置して前記壁パネルを受
ける水平なパネル載置部と、該パネル載置部の内端より
下向きに傾斜若しくは立ち下がる案内部とを備えている
ことを特徴とする浴室ユニット。 - 【請求項9】 請求項8において、前記パネル載置部の
下面と前記防水パンの載置される躯体床との間に、前記
延出部と別体又は一体の脚が配置され、該脚により該延
出部のパネル載置部が支持されていることを特徴とする
浴室ユニット。 - 【請求項10】 請求項2,3,4,5,6,7,8,
9の何れかにおいて、前記壁パネルの、前記膨出部の形
成により相対的に室内側に凹陥した部分がその外側にお
いて、浴室ユニットの隣室の拡大収納空間部を形成して
いることを特徴とする浴室ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21251995A JP3346685B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 浴室ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21251995A JP3346685B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 浴室ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0941684A JPH0941684A (ja) | 1997-02-10 |
JP3346685B2 true JP3346685B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=16624023
Family Applications (1)
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