JP3330581B2 - 加温二浴式パーマ用剤並びにそれを用いた毛髪のパーマ処理方法 - Google Patents
加温二浴式パーマ用剤並びにそれを用いた毛髪のパーマ処理方法Info
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Description
れを用いた毛髪のパーマ処理方法に係り、特に、加温二
浴式パーマ処方に従って、一つのパーマ用剤を用いて、
クセ毛の毛髪にストレートパーマ(縮毛矯正)をかけた
り、或いは普通の毛髪にウェーブパーマをかけたり、ア
イロンパーマをかけたりすることの出来る技術に関する
ものである。この加温二浴式パーマ用剤は、ストレート
パーマ、パーマネントウェーブ、アイロンパーマの何れ
かにも使用出来る薬剤である。
他、扁平波状毛、縮毛等のクセ毛である曲毛状態がある
ことが認められているが、本来、直毛の持ち主は、ウェ
ーブヘアを求め、また生まれつきクセ毛の人は、何とし
ても、ストレートヘアになりたいという強い願望を持っ
ており、これが人間の偽らざる心理である。そして、そ
のような願望に応えるため、従来にあっては、ウェーブ
ヘアには、パーマネントウェーブ剤を用いた施術が採用
されている一方、クセ毛の人には、ストレートヘアにす
るために、縮毛矯正剤が用いられてきているのである。
や縮毛の曲毛との相違点は、形状の差だけではなく、1
本の毛の内容の構造からも、大きな差異が認められてい
る。因みに、扁平波状毛や縮毛等は、毛根部分から曲毛
になる性質を持っていることを考えなくてはならないの
であり、そのために、直毛にウェーブをかけることが易
しいのに対して、それら扁平波状毛や縮毛等を矯正する
のは、至難の技とされているのであり、また、毛髪が損
傷することにもなるのである。
ーマ施術のためのストレートパーマ液(縮毛矯正剤)と
パーマネントウェーブ(ウェーブパーマ)施術のための
パーマネントウェーブ剤とが、別個の使用液剤として開
発、展開されてきており、例えば、縮毛矯正剤を用いて
パーマネントウェーブの施術を行なったりすると、毛髪
が傷むことに加えて、パーマも充分にかけ得ない等の問
題を生ずるものであったのである。特に、クセ毛の強い
場合において、従来では、強い薬液(縮毛矯正剤)を第
一液(第一剤)として用い、無理矢理に毛髪を軟化させ
て、真っ直ぐにした後、第二液(第二剤)で酸化、固定
するものであるところから、オーバー軟化が起き、毛髪
のキューティクル(毛上皮)が剥がれ落ち、毛皮質内の
水分や間充物質が溶出されて、毛髪がスカスカとなり、
髪が傷み、切れたり、枝毛が出来たり、ボロボロとなっ
て、パーマをかけ難くなるのであり、また軟化不足のと
ころは、元のクセ毛に直ぐに戻ってしまうものであっ
た。
ネル(アクリル板)に毛髪を貼り付けて延ばす手法が採
用されていたが、そのような手法にあっては、パネルの
荷重のために、毛髪の根元に負荷がかかって、断毛の問
題が起きることから、そのような手法に代わって、コー
ムスルー(コーミング)のみでストレートにする方法
と、アイロンで引っ張り、伸ばす方法が、現在では、採
用されているが、前者のコーミングにてストレートにす
る場合にあっては、毛髪に強い負担がかからないため
に、安全性において優れてはいるものの、元のクセ毛に
戻り易い問題があり、また、後者のアイロンで伸ばして
ストレートにする場合にあっては、熱によってキューテ
ィクルが剥がれ、薬液の浸透が不均一となって、軟化促
進部分と軟化不足部分とが生じる問題があり、更に、そ
のようなキューティクルの剥がれによって、ストレート
パーマの後に、ウェーブパーマやアイロンパーマ等がか
け難くなる問題を内在しているのである。
景にして為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、一つの薬液にて、ストレートヘア、パーマネン
トウェーブヘア、アイロンパーマヘアの全てが出来、し
かも、安全で且つ髪を傷めることのないパーマ液たる加
温二浴式パーマ用剤を提供することにあり、また、その
ようなパーマ用剤を用いて、毛髪を効果的にストレート
ヘアやパーマネントウェーブヘア、アイロンパーマヘア
と為し得るパーマ処理方法を提供することにある。な
お、本発明は、強いクセ毛でも、弱い薬液で真っ直ぐに
伸ばすことが出来る点の特徴も提供するものである。
解決のために、間充物質と共に細胞間脂質(セラミド)
を含有させた、毛髪用還元剤を主成分とする溶液からな
ることを特徴とする加温二浴式パーマ用剤を、その要旨
とするものである。
浴式パーマ用剤は、加温二浴式パーマ施術における第一
液(第一剤)として用いられるものであって、それが毛
髪に塗布された後、加温処理することにより、かかるパ
ーマ用剤中の主成分である毛髪用還元剤の力を借りて、
同じくパーマ用剤中に含有せしめた細胞間脂質(セラミ
ド)、同じくパーマ用剤中に含有せしめた間充物質や水
分を、キューティクルの隙間を通じて、毛髪内に効果的
に導入せしめて、パーマ用剤中の細胞間脂質(セラミ
ド)の役割(毛髪外へ間充物質や水分が流出するのを保
護する)により、毛髪中に間充物質や水分が充分に詰め
込まれた状態と為し、その後、通常の酸化剤成分を含む
第二液(第二剤)を塗布して、酸化処理を施すことによ
り、毛髪に弾力性を回復させて、毛髪にハリやコシ、ツ
ヤを付与すると共に、毛髪に負担をかけることなく、安
全にストレートヘアを実現したり、またパーマネントウ
ェーブヘア乃至アイロンパーマヘアを容易に実現し得る
のである。
マ用剤の望ましい態様にあっては、前記間充物質は、好
ましくは、0.1〜15重量%の割合において含有せし
められ、細胞間脂質(セラミド)は、好ましくは、0.
01〜2重量%の割合において含有せしめられるもので
あり、更に前記間充物質は、コラーゲン蛋白、ケラチン
蛋白、及びそれらの加水分解物からなる群から選ばれる
1種以上であるものが有利に用いられることとなる。
ーマ用剤を用いた毛髪のパーマ処理方法にも関するもの
であって、その一つの要旨とするところは、以下の毛髪
のパーマ処理方法にある。即ち、扁平波状毛や縮毛等の
曲毛状態にある毛髪に対して、前記した本発明に従うパ
ーマ用剤を第一液として塗布し毛髪を軟化させた後、6
0℃以下の熱を加える加温処理を施し、毛髪の軟化を促
進させる。そして、毛髪の軟化に際して、前記パーマ用
剤中の主成分である毛髪用還元剤の力を借りて、前記パ
ーマ用剤中のセラミド、前記パーマ用剤中の間充物質や
水分を、キューティクルの隙間を通じて、毛髪内に取り
込み、前記パーマ用剤中のセラミドの働き(水分保持機
能の向上、バリアー機能の改善)により、毛髪内に取り
込まれた間充物質や水分にて、毛髪内が、充分満たされ
ることにより、毛髪断面を真円形状化せしめて直毛状態
と為し、更に加熱固定処理を行なった後、酸化剤成分を
含む第二液を塗布して、酸化処理を施し、毛髪に弾力性
を回復させることにより、ストレートパーマを実施する
ことを特徴とする。
理方法によれば、前記パーマ用剤の主成分である毛髪用
還元剤の力を借りて、毛髪に適用したパーマ用剤中のセ
ラミド、同じくそのパーマ用剤中に存在する間充物質や
水分が、キューティクルの隙間を通じて、扁平波状毛や
縮毛等の曲毛状態にある毛髪内に取り込まれて、毛髪を
膨満させることにより、例えば三角形に近いおむすび型
の断面形状を呈する縮毛や、楕円形の断面形状を呈する
扁平波状毛が、パーマ用剤中のセラミドの働き(水分保
持機能の向上、バリアー機能の改善)により、毛髪内に
取り込まれた間充物質や水分にて、毛髪内が、充分満た
されることにより、真円形状化して、直毛状態となるの
であり、そして、その状態を従来と同様にして酸化、固
定せしめる。パーマ用剤中のセラミドの役割(毛髪外へ
間充物質や水分が流出するのを保護する)により、毛髪
のコルテックス(毛皮質)やキューティクル(毛表皮)
の中へ水分や間充物質がとどまるため、水分保持機能が
高まり、バリアー機能が向上することにより、目的とす
るストレートヘアが、髪を傷めることもなく、安全に、
且つ効果的に実現され、また、そのストレートパーマ効
果の永続性も向上せしめられ得るのである。
理方法において、前記加熱固定処理は、好ましくは、例
えば、フラットアイロン等の整髪用アイロンを用いて実
施されることとなる。
ーマ用剤を用いた毛髪のパーマ処理方法の他の望ましい
ものとして、次のパーマ処理方法を、一つの要旨とす
る。すなわち、毛髪に対して、前記した本発明に従うパ
ーマ用剤を第一液として塗布し毛髪を軟化させた後、目
的とするウェーブ形成のためのワインディング(ウェー
ブ処理用器具を使用し、毛髪に巻き付けること)を行な
い、次いで60℃以下の熱を加える加温処理を実施し
て、毛髪の軟化を促進させる。そして、毛髪の軟化に際
して、前記パーマ用剤中の主成分である毛髪用還元剤の
力を借りて、前記パーマ用剤中のセラミド、前記パーマ
用剤中の間充物質や水分を、キューティクルの隙間を通
じて、毛髪内に取り込み、前記パーマ用剤中のセラミド
の働き(水分保持機能の向上、バリアー機能の改善)に
より、毛髪内に取り込まれた間充物質や水分にて、毛髪
内が充分満たされることにより、毛髪断面を真円形状化
せしめて、直毛状態と為した後、ウェーブ処理用器具を
使用して、目的とするウェーブを与えた後、酸化剤成分
を含む第二液を塗布して、酸化処理を施し、前記ワイン
ディング状態において毛髪に弾力性を回復させることに
より、パーマネントウェーブを実施することを特徴とす
る。
ェーブを実施する際の毛髪のパーマ処理方法において、
ウェーブ形成のためにワインディングを行なうが、ワイ
ンディングにおいては、ウェーブ処理用器具を使用す
る。例えば、パーマロッド等の器具、毛髪用ピン類、針
金、箸、スポンジ等の器具を使用しワインディングを実
施することとなる。
パーマ用剤を用いた毛髪のパーマ処理方法の他の一つの
望ましいものとして、次のパーマ処理方法を、一つの要
旨とする。即ち、毛髪に対して、前記した本発明に従う
パーマ用剤を第一液として塗布し毛髪を軟化させた後、
60℃以下の熱を加える加温処理を実施して、毛髪の軟
化を促進させる。そして毛髪の軟化に際して、前記パー
マ用剤中の主成分である毛髪用還元剤の力を借りて、前
記パーマ用剤中のセラミド、前記パーマ用剤中の間充物
質や水分を、キューティクルの隙間を通じて、毛髪内に
取り込み、前記パーマ用剤中のセラミドの働き(水分保
持機能の向上、バリアー機能の改善)により、毛髪内に
取り込まれた間充物質や水分にて、毛髪内が充分満たさ
れることにより、毛髪断面を真円形状化せしめて直毛状
態と為し、次いでヘアーアイロンを用いて目的とするウ
ェーブを与えた後、酸化剤成分を含む第二液を塗布し
て、酸化処理を施し、毛髪に弾力性を回復させることに
より、アイロンパーマを実施することを特徴とする。
を実施する際の毛髪パーマの処理方法において、ウェー
ブ形成のためヘアーアイロンを使用するが、その際に、
例えば、毛髪加熱用でカールを作るアイロン等を使用し
実施することとなる。
やアイロンパーマをかける本発明に従うパーマ処理方法
によれば、第一液として用いられるパーマ用剤中の主成
分である毛髪用還元剤の力を借りて、同じくパーマ用剤
中のセラミド、同じくパーマ用剤中に存在せしめられる
間充物質や水分が、キューティクルの隙間を通じて、毛
髪内に充分に取り込まれて、パーマ用剤中のセラミドの
働き(水分保持機能の向上、バリアー機能の改善)によ
り、毛髪内に取り込まれた間充物質や水分にて、毛髪内
が充分に満たされることにより、直毛に見出される如き
円形断面状態となって、軟化し、そして、ワインディン
グ乃至はヘアーアイロンによるウェーブを付けた状態に
おいて、酸化、固定、されることとなる。パーマ用剤中
のセラミドの役割(毛髪外へ間充物質や水分が流出する
のを保護する)により、キューティクル中へ水分や間充
物質がとどまるため、水分保持機能が高まり、バリアー
機能が向上し、髪を傷めることもなく持続性のある効果
的なパーマネントウェーブやアイロンパーマが実現され
ることとなるのである。
方法において、所定のパーマ用剤の塗布された毛髪の加
温処理は、望ましくは、毛髪用遠赤外線加温器若しくは
毛髪用スチーマーを用いて実施され、以て、毛髪の効果
的な軟化が図られることとなる。
れる加温二浴式パーマ施術は、一般的にパーマ施術法と
して採用されている方法の改良を前提としている。すな
わち、還元剤としてのメルカプト化合物を主剤とし、ア
ンモニア、モノエタノールアミン等のアルカリ剤を含有
せしめた第一液を毛髪に塗布して、かかる毛髪のケラチ
ン蛋白質に含まれているシスチンのジスルフィド結合を
還元することにより、切断する一方、物理的な力を作用
せしめて、毛髪を所望の形状と為した後、臭素酸塩、過
酸化水素等の酸化剤成分を含んだ第二液を塗布して、酸
化処理することによって、ジスルフィド結合を再生させ
て、毛髪の弾力性を回復させることにより、かかる毛髪
に与えられた形状を固定せしめて、目的とするパーマ処
理を実現するものであるが、本発明にあっては、そのよ
うな第一液として用いられる毛髪用還元剤を主成分とす
るパーマ液(パーマ用剤)に、間充物質と共に、セラミ
ドを含有せしめるものであり、これによって、そのよう
なパーマ液が毛髪に塗布されることにより、毛髪用還元
剤の力を借りて、セラミドや間充物質や水分を、キュー
ティクルの隙間を通じて、毛髪内に効果的に取り込ん
で、毛髪を膨潤させ、セラミドの働き(水分保持機能の
向上、バリアー機能の改善)により、毛髪内に取り込ま
れた間充物質や水分にて、毛髪内が充分満たされること
により、変形乃至は異形断面形態を円形断面形態に変化
乃至は回復せしめて、有効なパーマ処理の実現をなさし
め得ることとなるのである。
きを為す物質であるセラミドは、細胞間脂質(細胞と細
胞との隙間を埋めている脂)に属している。この細胞間
脂質は、約55%を占めるスフィンゴ脂質、約20%を
占める遊離脂肪酸、約15%を占めるコレステロール、
約10%を占めるコレステリルエステルからなってい
る。スフィンゴ脂質の部類では、約50%がセラミドで
あり、約5%がセレブロシドである。水分保持機能及び
バリアー機能を高めるためには、細胞間脂質の組成の中
で過半数を占めるセラミドを補うことが最も大切であ
る。細胞間脂質(セラミド)は、細胞同士をしっかりと
くっつける接着剤の役割を果たすと共に、セラミドは、
細胞間で、遊離脂肪酸、コレステロール、コレステリル
エステル等と共に、層状のラメラ構造を形成し、その隙
間に水分を保持し、この層状構造体が、バリアー機能に
重要な役割を果たしている。セラミドは、バリアー形成
に必須な成分であり、セラミドが形成するラメラ構造内
には、多くの水分が抱え込まれるため、それによって水
分保持機能が向上し、セラミド同士が互いに作用し合
い、細胞間脂質を強力に補って、これに伴って、バリア
ー機能も向上し、外部からの刺激物の侵入を防いだり、
水分が外部へ逃げていくのを防いだりする。毛髪におい
ては、加温二浴式パーマ用剤(第一液)の主成分である
毛髪用還元剤の力を借りて、パーマ用剤中に含有せしめ
たセラミド、パーマ用剤中に含有せしめた間充物質や水
分を、毛髪のキューティクル(毛上皮)の隙間から、毛
髪内に効果的に導入せしめる。毛髪内において、パーマ
用剤中のセラミド、パーマ用剤中の間充物質や水分が、
毛髪内成分と共に相互作用し、間充物質は水分をつかま
えて、それを保持する役割を果たし、セラミドは、それ
をしっかりとつなぎ止める接着剤の役割を果たし、更に
セラミドは、層状のラメラ構造(水分をサンドイッチ状
に挟み込み、逃がさないようにする)を形成し、その構
造内に多くの水分が抱え込まれる。セラミドは、毛髪外
へ間充物質や水分が流出するのを保護する役割を果たす
ので、それによって水分保持機能が向上し、セラミド同
士が互いに作用し合い、細胞間脂質を強力に補ってくれ
ることにより、これに伴ってバリアー機能も向上し、外
部からの刺激(ドライヤーの熱、紫外線、プールでの塩
素等)、外部への水分の蒸発も受け難くなる。このよう
なパーマ用剤中のセラミドの働き(水分保持機能の向
上、バリアー機能の改善)により、毛髪内に取り込まれ
た水分や間充物質にて、毛髪内が充分満たされることに
より、毛髪の断面は、より真円形状化することとなり、
以て傷んだ髪の修復が効果的に為され得る他、キューテ
ィクルの剥がれも効果的に阻止することとなり、またク
セ毛等も、毛髪自体のタンパク質の偏りが修正され、真
円形状化することによって、ストレートパーマやパーマ
ネントウェーブ、アイロンパーマがきれいにかけられる
ようになるのである。
しては、一般的には、天然セラミド(牛脳抽出物や植物
抽出物)、合成セラミド(発酵法や有機合成等との組み
合わせによる)、合成疑似セラミド(セラミドに類似し
た機能、構造をもつ合成品)が適宜に用いられることと
なるが、該セラミドのパーマ用剤での含有量は、毛髪の
種類やパーマ処理条件等によって適宜に決定されるもの
ではあるが、一般に、0.01〜2重量%、好ましくは
0.2〜0.6重量%程度の割合とされることとなる。
セラミドの含有量が上記範囲より少なくなると、上記し
たセラミドによる作用を充分に発揮し難くなるからであ
り、また、その含有量を上記範囲より多くしても、それ
に見合う効果を充分に享受し得ず、経済的にも不利とな
るからである。
髪中に取り込まれる間充物質は、公知のものを採用する
ものであって、本発明においては、例えばコラーゲン蛋
白やケラチン蛋白、或いは、それらの加水分解物等のペ
プチドやアミノ酸が、単独で、または組み合わせて用い
られることとなる。そして、そのような間充物質は、一
般に0.1〜15重量%、好ましくは1〜10重量%程
度の割合において、パーマ用剤中に添加、含有せしめら
れるのである。この間充物質の含有量が上記範囲より少
な過ぎると、セラミドの働き(水分保持機能の向上、バ
リアー機能の改善)を利用した毛髪の膨潤、真円化を充
分に行ない難くなるからであり、また間充物質の含有量
が上記範囲より多過ぎても、その含有量に見合った作用
乃至は効果を期待することが出来ないからである。
主成分である毛髪用還元剤は、一般的にパーマ用第一液
で使用される毛髪用還元剤、例えば、チオグリコール
酸、チオグリコール酸塩、システイン、システイン誘導
体、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩等が用いられ、本発明のパ
ーマ用剤中での含有量は、還元剤の種類によっても異な
るが、一般には、3〜30重量%程度である。本発明の
加温二浴式パーマ用剤は、上記の毛髪用還元剤を主成分
とし、上記のセラミドと間充物質を必須成分として、こ
れらを水に溶解した水溶液の形態(一般に50〜90重
量%程度の水分含有量)で使用に供されるが、これらの
必須成分のほかに、アンモニア、モノエタノールアミ
ン、炭酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ剤に加えて、ジチ
オジグリコール酸、ジチオジグリコール酸塩等の反応調
整剤、その他油脂類、高級アルコール、シリコーン類、
界面活性剤(カチオン、アニオン、ノニオン、両性)、
香料、着色剤、毛髪保護剤、キレート剤、ポリペプタイ
ド、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、増粘剤、陽イオン
性、陰イオン性、非イオン性ポリマー等、従来からパー
マ用剤に用いられている各種の成分が、本発明の効果を
損なわない範囲において、適宜に配合、含有せしめられ
る。
浴式パーマ用剤を用いて、加温二浴式パーマ施術に従っ
て、扁平波状毛や縮毛にある毛髪に対して、ストレート
パーマを実施したり、或いは所定の毛髪に対して、パー
マネントウェーブやアイロンパーマを実施したりするに
際しては、先ず、従来と同様にして、毛髪診断を行なっ
た後、シャンプー処理やトリートメント処理が行なわれ
ることとなるが、ストレートパーマの場合には、シャン
プー処理は、酸化剤成分を含む第二液を塗布して、酸化
処理を施した後に行なわれる。また、パーマネントウェ
ーブやアイロンパーマにおいては、従来通り毛髪診断の
後、シャンプー処理やトリートメント処理が行なわれ
る。ストレートパーマの場合には、毛髪診断後に、クセ
の状態を把握したいために、シャンプー処理は、上記の
ように酸化処理を施した後、とするのである。
髪診断後、毛髪に前処理としてトリートメント処理を行
ない、次に本発明に従うパーマ用剤を第一液として用い
て、必要に応じて毛髪の毛の表と裏に丁寧に1〜8回程
度塗り重ね、浸透させて、パーマ用剤中の主成分である
毛髪用還元剤の力を借りて、パーマ用剤中のセラミド、
パーマ用剤中の間充物質や水分が、キューティクルの隙
間を通じて、毛髪中に入り込み易くし、毛髪の軟化を図
るのである。そして、ストレートパーマを実施する場合
にあっては、そのような第一液としてのパーマ用剤を毛
髪に塗布し軟化させ、60℃以下の熱を加える加温処理
を実施して、かかる毛髪の軟化を促進させる。そして、
毛髪の軟化に際して、前記パーマ用剤中の主成分である
毛髪用還元剤の力を借りて、前記パーマ用剤中のセラミ
ド、前記パーマ用剤中の間充物質や水分を、キューティ
クルの隙間を通じて、毛髪内に取り込み、毛髪の軟化を
促進させて、毛髪のケラチン蛋白質に含まれているシス
チンのジスルフィド結合を切断すると共に、毛髪を膨潤
させ、前記パーマ用剤中のセラミドの働き(水分保持機
能の向上、バリアー機能の改善)によって、毛髪内に取
り込まれた間充物質や水分にて、毛髪内が充分満たされ
ることにより、傷んだ髪や扁平波状毛、縮毛等の曲毛状
態にある毛髪の変形乃至は異形断面状態を円形化し、毛
髪断面を真円形状化して、直毛状態と為した後、更に、
その状態が加熱固定処理せしめられる。
のパーマ用剤の塗布後の処理において、加温処理は、一
般には40℃〜60℃程度の温度で、1分〜50分間程
度加温処理することにより実施され、加温器具、加温装
置としては、毛髪用遠赤外線加温器、毛髪用スチーマ
ー、ヘアードライヤー等が、用いられるが、毛髪をムラ
なく均一に加温出来、毛髪に対する薬液の浸透性が、優
れているという点から、毛髪用遠赤外線加温器或いは毛
髪用スチーマーの使用が、特に好ましい。また加熱固定
処理には、整髪用アイロンが有利に用いられ、例えばフ
ラットアイロンを用いて、140℃〜180℃程度の設
定温度にて、毛髪の根元より注意深くプレスすることに
より、直毛状態とされたクセ毛等の固定が実現され得る
のである。
合にあっては、前述の如く、本発明に従うパーマ用剤を
第一液として毛髪に塗布した後、毛髪を軟化させて、目
的とするウェーブを形成するためのワインディングを、
従来と同様にしてロッド等に巻き付ける等して行ない、
次いで、60℃以下の熱を加える加温処理を実施して、
毛髪の軟化を促進させる。毛髪の軟化においては、パー
マ用剤中の主成分である毛髪用還元剤の力を借りて、パ
ーマ用剤中のセラミド、パーマ用剤中の間充物質や水分
を、キューティクルの隙間を通じて、毛髪内に取り込む
ようにするのである。パーマ用剤中のセラミドの働き
(水分保持機能の向上、バリアー機能の改善)によっ
て、毛髪内に取り込まれた間充物質や水分にて、毛髪内
が充分満たされることにより、毛髪は真円形状化した断
面となるのであり、またそれと共に、毛髪のケラチン蛋
白質に含まれているシスチンのジスルフィド結合が正し
く切断されるようになって、きれいなウェーブが形成さ
れるようになるのである。
あっては、前記したストレートパーマの場合と同様にし
て加温処理まで行なった後、ヘアーアイロン操作にて、
毛髪に、目的とするウェーブを与えるのである。具体的
には、セラミック遠赤外線アイロン等のアイロンを用い
て、スライス幅1cm位に対して順次ウェーブをつけて
行き、毛髪全体にアイロンウェーブをかけて、目的とす
るウェーブを完成させるのであるが、その際のアイロン
設定温度としては、100℃〜180℃程度が採用され
る。このようなアイロンウェーブは、真円状態の毛髪に
して行なわれるものであるところから、きれいなウェー
ブが形成されることとなるのである。
アイロンパーマの実施において採用される加温処理は、
前記したストレートパーマにおける加温処理と同様に行
なわれるものであって、一般的には、40℃〜60℃程
度の温度で、1分〜30分間程度加温処理することによ
り実施され、加温器具、加温装置としては、毛髪用遠赤
外線加温器、毛髪用スチーマー、ヘアードライヤー等が
用いられるが、毛髪をムラなく均一に加温出来、毛髪に
対する薬液の浸透性が、優れているという点から、毛髪
用遠赤外線加温器或いは毛髪用スチーマーの使用が特に
好ましい。
パーマネントウェーブ処理、アイロンパーマ処理におい
て、第一液としてのパーマ用剤の塗布、更には該パーマ
用剤中のセラミド、該パーマ用剤中の間充物質や水分の
毛髪内への取り込みが完了した後、毛髪表面に付着する
パーマ用剤は洗浄、除去されることとなるが、その際、
毛髪には、従来と同様にして、プレーンリンス処理(お
湯で洗い流す)が施される。これを中間リンスといい、
このときに酸性のリンス剤を用いると、次の酸化作用が
より効果的に行ない得るのである。ストレートパーマ処
理及びアイロンパーマ処理においては、プレーンリンス
処理(お湯で洗い流す)後に、毛髪のきしみ等をなくす
ため、トリートメント剤が使用されることとなるが、こ
れは、後のパーマ処理(ストレートパーマ、アイロンパ
ーマ)の過程において用いられる、整髪用アイロンやヘ
アーアイロンでの施術をする際に毛髪の保護になるので
ある。
ーマ用剤(第一液)にて処理された毛髪には、更に、毛
髪内の切断されたジスルフィド結合を再生させて、毛髪
に弾力性を回復させるべく、従来と同様にして、酸化剤
成分を含む第二液の塗布が行なわれ、酸化処理を施すこ
とによって、毛髪内のシスチンのジスルフィド結合を再
生せしめることにより、ストレートパーマの場合にあっ
ては、そのストレートな状態を永久的に固定し、またパ
ーマネントウェーブやアイロンパーマの場合において
は、毛髪のウェーブ状態を永久的に固定するものであ
る。
ストレートパーマやパーマネントウェーブ、アイロンパ
ーマに用いられている第二液(第二剤)と同様なもので
あって、一般に、臭素酸塩、過酸化水素等の酸化剤、ク
エン酸、クエン酸ナトリウム、リン酸等のpH調整剤、
その他に樹脂類、高級アルコール、シリコーン類、陽イ
オン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、非イオン性
界面活性剤、両性界面活性剤、香料、着色剤、毛髪保護
剤、ポリペプタイド、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、
陽イオン性ポリマー、陰イオン性ポリマー、非イオン性
ポリマー等を適宜に含む、水分含有量が50〜90%程
度の溶液である。
された毛髪には、従来と同様にして、毛髪表面に付着す
る第二液を除去せしめるべく、水による洗浄が実施され
ることとなるが、その際、アイロンパーマの場合には、
酸化処理が完了した後、直ちに、パーマネントウェーブ
のためのワインディングが行なわれている場合にあって
は、ロッド等のワインディング治具を取り外した後に、
毛髪の洗浄が実施され、その後、トリートメント処理等
の仕上げ処理が施され、ストレートパーマの場合には、
シャンプーによる毛髪の洗浄は、第二液による酸化処理
が完了した後実施され、その後トリートメント処理等の
仕上げ処理が施され、目的とするストレートヘアやウェ
ーブヘア、アイロンヘアに仕上げられることとなるので
ある。
に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、その
ような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるも
のでないことは言うまでもないところである。また、本
発明には、以下の実施例の他にも、更には上記した具体
的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改
良等を加え得るものであることが理解されるべきであ
る。なお、以下の実施例を含んで、本明細書において用
いられている百分率の記載は、特に断りのない限り、何
れも重量基準にて示されているものである。
須成分であるセラミドとしては、化学合成したセラミド
を用い、また間充物質として、加水分解コラーゲン(分
子量2000以下)と加水分解ケラチン(分子量100
0以下)を2:1の割合で混合したものを用いて、下記
表1に示される成分を所定割合において含有する、4種
のパーマ液I、II及びIII 、IVを、それぞれ調製した。
なお、パーマ液I及びIIは、本発明に従うパーマ用剤で
あり、前者は健康毛、カラー毛、ダメージ毛用のもので
あり、これを発明品Aとし、後者はハイダメージ毛、ブ
リーチ毛、ポーラス毛用のものであり、これを発明品B
とした。一方、パーマ液III は、比較のためのものであ
って、セラミドが含有されていないパーマ液であり、こ
れを比較品Aとし、更に、パーマ液IVは、比較のための
ものであって、セラミドは含むが、間充物質は含まない
パーマ液であり、これを比較品Bとし、更にまた比較の
ために、市販品と同じ強さで、本発明品の成分を配合し
ないものも準備した。このパーマ液を、比較品Cとし
た。
(ストレートパーマ処理) 発明品Aを使用したストレートパーマ処理を実施例1
A、発明品Bを使用したストレートパーマ処理を実施例
1B、比較品Aを使用したストレートパーマ処理を比較
例1A、比較品Bを使用したストレートパーマ処理を比
較例1B、比較品Cを使用したストレートパーマ処理を
比較例1Cとした。
若しくは、ハイダメージ毛の天然の強いクセ毛(縮毛)
の毛髪に対して、ストレートパーマ処理を実施した。
て、従来と同様にして毛髪診断を行ない、前処理とし
て、毛髪が損傷している部分に市販のパーマネントウェ
ーブ処理前に用いられるトリートメント剤を用いて、ト
リートメント処理を施した。次いで、この前処理された
毛髪に対して、前記のパーマ液、即ち発明品A、発明品
B、比較品A、比較品B、又は比較品Cを第一液とし
て、毛髪に塗布し軟化させた後、毛髪用遠赤外線加温器
或いは毛髪用スチーマーを用いて、50℃前後の温度に
て、15分〜50分位加温処理し、毛髪の軟化を促進さ
せ、更に充分に軟化せしめた毛髪を荒コームにて真っ直
ぐにとき、直毛状態と為して、更に遠赤外線加温器にて
45℃前後の温度で、3分〜20分間程度加温処理せし
めた。
対して、その表面に付着するパーマ液を除去するため
に、酸リンス処理(酸性リンス剤を用いると、次の酸化
作用が、より効果的に行ない得る)を施し、その後中間
水洗(お湯で洗い流す)を行ない、更に市販の洗髪後に
用いられるトリートメント剤を用いて、トリートメント
処理を実施した後、ドライヤーにて毛髪の乾燥を行な
い、その後フラットアイロンにて、160℃〜180℃
程度の設定温度にて、毛髪の根元より注意深くプレスす
ることにより、加熱固定処理を行なった。なお、かかる
プレス操作は、5mm程度のスライス幅を取り、各パネ
ル毎に3〜5回のプレスを行なうことにより実施し、ま
たクセ毛の強いところはしっかりとプレスするようにし
た。
毛髪を酸化定着せしめ、ジスルフィド結合を再生するた
めに、酸化剤成分として臭素酸塩を7重量%含む、通常
の第二液を、従来と同様にして塗布せしめた。塗布は二
度付けで行ない塗布後の第二液の自然放置時間は5分、
5分の合計10分とした。なお、かかる第二液に、セタ
ノール、塩化セチルトリメチルアンモニウム、プロピレ
ングリコール、ソルビン酸、パラベン、エデト酸塩等が
適量配合されている。そして、この第二液の塗布によ
り、シスチンのジスルフィド結合が再生されて、毛髪に
弾力性を回復せしめた後、毛髪表面の第二液を、市販の
シャンプー剤を用いて水洗、除去するシャンプー処理を
施した後、更に、市販の洗髪後に用いられるトリートメ
ント剤を用いて、トリートメント処理することにより、
目的とするストレートパーマ処理を完了した。
明に従う加温二浴式パーマ用剤である、発明品A若しく
は発明品Bを第一液として用いた場合にあっては、強い
クセ毛の毛髪に対しても、綺麗なストレート状態が実現
され、しかも、サラサラ、ツヤツヤとした艶のあるスト
レートヘアが半永久的に持続したのに対して、比較品A
を用いた場合においては、施術後は、真っ直ぐな状態に
なるものの、セラミドが含有されていないために、キュ
ーティクルから水分と間充物質が毛皮質の奥まで入り込
めないため、水分と間充物質がキューティクルの外へと
逃げるところから、ストレートの持続性がなく、30日
位でクセ毛が戻り、髪の保湿性も発明品A、発明品Bよ
り落ちるという問題があった。また、比較品Bを用い
て、上記と同様なストレートパーマ処理を実施した場合
にあっては、施術後は、真っ直ぐな状態になるものの、
比較品Bは、セラミドは含有されているが、間充物質が
含有されていないので、発明品A、発明品Bに比べて水
分保持機能が落ちるため、保湿性も落ち、またハリ、コ
シ、ツヤ等も劣り、ストレートの持続性においても、発
明品A、発明品Bに比べて劣り、更に比較品Cを用い
て、上記と同様なストレートパーマ処理を実施した場合
にあっては、強い薬液のため、キューティクルが剥がれ
落ち、髪の表面が損傷を起こしてしまい、断毛、枝毛等
になって充分な軟化が出来ないため、7日位でクセ毛が
戻り、ストレートの持続性がなく、更に髪が損傷を起こ
しているところは、オーバー軟化となり、髪が切れたり
し、また保湿性がないためにバサつきを起こし、間充物
質、セラミドが入っていないためにパーマネントウェー
ブ等がかからない、等という問題があった。
る効果を立証するために、直毛の人(甲、乙)の毛髪断
面形状、及びクセ毛等の人(丙、丁、戌)の毛髪断面の
施術前の形状と、施術後の形状を示した顕微鏡写真を撮
り、比較した。なお、図1の(a)、(b)には、直毛
の人(甲、乙)の毛髪断面の顕微鏡写真の断面スケッチ
図が示されており、図2の(a)、(b)、(c)に
は、それぞれ、クセ毛等の人(丙、丁、戌)の毛髪断面
の施術前と施術後の毛髪断面の顕微鏡写真の断面スケッ
チ図が示されている。そして、それら図1、図2に示さ
れる、直毛の人(甲、乙)の毛髪断面と、クセ毛等の人
(丙、丁、戌)の施術後の毛髪断面を比較することによ
って、当初の推察通り、クセ毛等の人の施術後の毛髪断
面が、真円形状化し、直毛の人の毛髪断面に近付いてい
ることを確認することが出来るのである。
は、その毛髪断面形状を示す図1の(a)、(b)のス
ケッチ図から明らかな如く、真円形状化が確認出来るの
である。
戌)にあっては、その毛髪断面の形状を示す図2の
(a)、(b)、(c)における施術前と施術後のスケ
ッチ図の対比から明らかな如く、本発明に従う施術によ
って、扁平波状毛や縮毛の毛髪の断面が、直毛の人に見
出されるように真円形状に変化しているのが確認出来る
のである。
評価結果を、下記表2に示す。
ーマ処理) 本発明に従う加温二浴式パーマ用剤の発明品Aを用い
て、ストレートパーマを実施する毛髪のパーマ処理方法
において実施される加熱固定処理は、整髪用アイロン
(ここでは、フラットアイロン)を用いて行なうが、こ
のような毛髪処理方法を実施例2Aとし、同じく本発明
に従う加温二浴式パーマ用剤の発明品Aを用いてストレ
ートパーマを実施する毛髪のパーマ処理方法において、
コームスルーの方法を用いて行なう毛髪処理方法を比較
例2Aとした。
下記表3に示す。
毛髪には強い負担がかからないために、安全性において
優れているものの、クセ毛の固定が、弱いために、すぐ
に元のクセ毛に戻り易い問題があり、実施例2Aは、毛
髪の負担や安全性の面からも特に優れており、更にクセ
毛の固定においてもストレートの持続性が、半永久とな
り、比較例2Aに比べて優れた結果を示した。
(パーマネントウェーブ処理) 発明品Aを使用したパーマネントウェーブ処理を実施例
3A、発明品Bを使用したパーマネントウェーブ処理を
実施例3Bとする一方、比較品Aを使用したパーマネン
トウェーブ処理を比較例3A、比較品Bを使用したパー
マネントウェーブ処理を比較例3B、比較品Cを使用し
たパーマネントウェーブ処理を比較例3Cとした。
対して、前記ストレートパーマ処理の実施例と同様な発
明品A〜B及び比較品A〜Cの加温二浴式パーマ用剤を
用いて、パーマネントウェーブ処理を実施した。
様にして、市販のシャンプー剤を用いてシャンプー処理
を施し、次に市販の洗髪後に用いられるトリートメント
剤を用いて、トリートメント処理を施した。次にストレ
ートパーマの実施例で用いたパーマ液、発明品A、発明
品B、比較品A、比較品B、比較品Cを用いて、対象と
する毛髪に対する塗布を行なった。なお、ハイダメージ
毛においては、薬液塗布の前に、市販のパーマネントウ
ェーブ処理前に用いられるトリートメント剤で、トリー
トメント処理を施し、健康毛等でウェーブのかかり難い
毛髪には、前記したパーマ液を数回、毛髪の表と裏に塗
って、充分に浸透させて、毛髪の軟化を行なった。
塗布された毛髪を、従来と同様にして、目的とするウェ
ーブが形成されるようにワインディング(例えば、カー
ル用ロッドに巻き付け)を施した後、毛髪用遠赤外線加
温器或いは、毛髪用スチーマーを用いて、45℃前後の
温度にて、1〜30分間位加温することによる加温処理
を実施し、以て毛髪中のシスチンのジスルフィド結合を
切断せしめて、予定されたウェーブがかかるようにし
た。
着するパーマ液を、ストレートパーマの実施例と同様な
ヘアリンス液を用いて、水洗除去した後、ストレートパ
ーマの実施例と同様な第二液を、毛髪全体に繰り返し塗
布せしめた。塗布は二度付けで行ない塗布後の第二液の
自然放置時間は7分、7分の合計14分とした。ワイン
ディング状態において酸化処理を施して、毛髪内の切断
されたジスルフィド結合を再生せしめた後、ロッド等を
オフ、換言すればワインディングのために毛髪を巻き付
けたロッド等を取り外す操作を実施した。更にその後、
毛髪に付着する第二液を水洗、除去し、更に、ストレー
トパーマの実施例と同様なトリートメント処理を行なっ
て、目的とするパーマネントウェーブ処理を完了した。
処理の結果、発明品A又は発明品Bを第一液として用い
た場合にあっては、健康毛及びハイダメージ毛の何れに
おいても、毛髪断面が略真円形状となって、艶のある毛
髪が復元されると共に、丸い断面形態の毛髪に対してウ
ェーブがかかった状態となって、きれいなウェーブが形
成され、更には、そのウェーブの長期的な保持(半永
久)が出来ることとなったのに対して、セラミドの含有
されていない比較品Aを用いた場合にあっては、セラミ
ドが含有されていないために、キューティクルから水分
と間充物質が毛皮質の奥まで入り込めないので、水分と
間充物質がキューティクルの外へと逃げてしまい、きち
っと整ったジスルフィド結合が形成されないため、ムラ
にウェーブが形成され、セラミド含有の本発明のパーマ
液に比べて保湿性も落ち、更にまたウェーブの保持が3
0日位で落ちるという問題があり、また比較品Bを用い
た場合においては、セラミドは含有されているが、間充
物質は含有されていないので、発明品A、発明品Bに比
べて、水分保持機能が落ち、保湿性等が劣り、ジスルフ
ィド結合が正しく切断されないため、ウェーブがムラに
形成され、ハリ、コシ、ツヤ等も劣るという問題があ
り、更に比較品Cを用いた場合にあっては、還元した場
合、水分等が、抜け出し、ジスルフィド結合が正しく切
断されないため、ウェーブがムラに形成され、保湿機能
が落ち、断毛、枝毛等になり、更にひどい場合には、毛
髪自体が痩せ細るという問題があった。
評価結果を、下記表4に示す。
(アイロンパーマ処理) 発明品Aを使用したアイロンパーマ処理を実施例4A、
発明品Bを使用したアイロンパーマ処理を実施例4Bと
する一方、比較品Aを使用したアイロンパーマ処理を比
較例4A、比較品Bを使用したアイロンパーマ処理を比
較例4B、比較品Cを使用したアイロンパーマ処理を比
較例4Cとした。
に、発明品A〜B及び比較品A〜Cの加温二浴式パーマ
用剤を用いて、健康毛若しくはハイダメージ毛に対し
て、アイロンのコテ(毛髪加熱用)にてカールを作り、
ウェーブヘアと為す、アイロンパーマ処理を実施した。
ー剤を用いて、シャンプー処理を施し、更に、市販の洗
髪後に用いられるトリートメント剤を用いて、トリート
メント処理を実施した後、ストレートパーマの実施例と
同様なパーマ液を塗布し、パーマ用剤中の主成分である
毛髪用還元剤の力を借りて、同じくパーマ液中に存在す
るセラミド、同じくパーマ液中の間充物質及び水分をキ
ューティクルの隙間を通じて毛髪中に取り込み、パーマ
用剤中のセラミドの働きにより、真円状態と為して毛髪
の軟化を行なった後、毛髪用遠赤外線加温器或いは毛髪
用スチーマーを用いて、50℃前後の温度にて、1〜3
0分位の加温処理を施して毛髪の軟化を促進させて、毛
髪中のシスチンのジスルフィド結合を切断する一方、毛
髪表面に付着する第一液を水洗、除去し、ストレートパ
ーマの実施例と同様なリンス処理及びトリートメント処
理を行ない、次いで、従来と同様なアイロン操作にて、
毛髪にカールをかけた。即ち、セラミック遠赤外線アイ
ロンを使用して、100℃〜180℃程度の設定温度に
おいて、毛髪全体にスライス幅:1cmくらいにおい
て、アイロンウェーブ(カール)を順次付けることによ
り、目的とするウェーブを形成せしめた。
レートパーマ処理の実施例で使用したものと同じ第二液
を、毛髪全体に塗布せしめた。塗布は、二度付けで行な
い塗布後の第二液の自然放置時間は5分、5分の合計1
0分として酸化定着を行ない、次いで、毛髪に付着する
第二液を水洗、除去し、更に、ストレートパーマの実施
例と同様なトリートメント処理を行なって、目的とする
アイロンパーマを完了した。
用剤、発明品A又は発明品Bを用いてアイロンパーマを
実施した場合にあっては、毛髪内に間充物質や水分がき
っちりと詰まって、真円の断面形状となった状態下にお
いて、パーマ(アイロンウェーブ)をかけ、そしてその
状態下において、シスチンのジスルフィド結合を再生す
るものであるところから、きれいなウェーブが形成され
ることとなるのであり、また従来のアイロンパーマに比
べて、損傷、ざらつきがなくなり、パーマも半永久的に
取れなくなることを認めた。
用いた場合にあっては、施術後は思い通りのウェーブ形
成にはなるが、時間が経つにつれて、水分、間充物質が
キューティクルの外へと逃げるため、損傷、ざらつきが
起こり、1〜2週間位でパーマのウェーブダウンが生
じ、毛髪の保湿性が落ちるという問題を生じ、また比較
品Bを用いた場合においては、比較品Bは、セラミドは
含有されているが、間充物質は含有されていないので、
発明品A、発明品Bに比べて水分保持機能が落ちるた
め、保湿性等が劣り、発明品A、発明品Bに比べて、毛
髪が傷むという問題が生じて、そのためきれいなウェー
ブ形成もされなくなり、更に比較品Cを用いた場合にあ
っては、強い薬液であるので、アイロンによる熱処理に
よって、毛髪が水分を多く取られるため、毛髪全体の保
湿性がなくなり、キューティクルが損傷し、バサつき、
ざらつきが出て、更には毛髪が傷むこととなるという問
題を生じた。
評価結果を、下記表5に示す。
に従う加温二浴式パーマ用剤は、加温二浴式パーマ施術
により、ストレートパーマは勿論のこと、ウェーブパー
マやアイロンパーマにも、有利に用いられ得るものであ
って、安全性に優れ、また毛髪に負担をかけることな
く、毛髪にハリやコシ、艶を与えて、サラサラな毛髪に
有利に為し得るものであり、更には、パーマ処理効果の
持続性を効果的に高め得る等の特徴を発揮するものであ
る。
パーマ用剤を第一液として用いたパーマ処理方法によれ
ば、強いクセ毛の場合においても、有効なストレートパ
ーマ(縮毛矯正)が実現され得るのであり、更に毛髪を
真円化して、パーマをかけるものであるところから、毛
髪に付与されるパーマ形態を効果的に固定することが出
来、以て持続性の良好なパーマを実現し得る他、毛髪を
損傷させることなく、パーマ処理を実施することが出来
る等という利点も享受し得るのである。
のスケッチ図であって、(a)及び(b)は、それぞ
れ、直毛の人:甲、乙の毛髪断面外形形状を示してい
る。
のスケッチ図であって、(a)、(b)及び(c)は、
それぞれ、クセ毛の人:丙、丁、戌について、施術前と
施術後の毛髪断面外形形状を示している。
Claims (9)
- 【請求項1】 毛髪用還元剤を主成分とする溶液に、間
充物質と共に、細胞間脂質を含有させたことを特徴とす
る加温二浴式パーマ用剤。 - 【請求項2】 前記間充物質が、0.1〜15重量%の
割合で含有されている請求項1に記載の加温二浴式パー
マ用剤。 - 【請求項3】 前記細胞間脂質の主成分であるセラミド
が、0.01〜2重量%の割合で含有されている請求項
1又は請求項2に記載の加温二浴式パーマ用剤。 - 【請求項4】 前記間充物質は、コラーゲン蛋白、ケラ
チン蛋白及びそれらの加水分解物からなる群から選ばれ
る1種以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項
3の何れかに記載の加温二浴式パーマ用剤。 - 【請求項5】 扁平波状毛や縮毛等の曲毛状態にある毛
髪に対して、請求項1乃至4の何れかに記載の加温二浴
式パーマ用剤を用いて、ストレートパーマを実施するこ
とを特徴とする毛髪のパーマ処理方法。 - 【請求項6】 ストレートパーマを実施する毛髪のパー
マ処理方法において実施される加熱固定処理に整髪用ア
イロンを用いることを特徴とする請求項5記載の毛髪の
パーマ処理方法。 - 【請求項7】 毛髪に対して、請求項1乃至4の何れか
に記載の加温二浴式パーマ用剤を用いて、ウェーブ処理
用器具を使用してパーマネントウェーブを実施すること
を特徴とする毛髪のパーマ処理方法。 - 【請求項8】 毛髪に対して、請求項1乃至4の何れか
に記載の加温二浴式パーマ用剤を用いて、ヘアーアイロ
ンを使用してアイロンパーマを実施することを特徴とす
る毛髪のパーマ処理方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至4の何れかに記載の加温二
浴式パーマ用剤を用いて、ストレートパーマ、パーマネ
ントウェーブ又はアイロンパーマを実施する際の加温処
理は、美容室で、毛髪の乾燥や加熱に一般的に用いられ
る、毛髪用遠赤外線加温器等の遠赤外線装置若しくは毛
髪用スチーマー等の蒸気発生装置を用いて行なわれる請
求項5、請求項7、又は請求項8に記載の毛髪のパーマ
処理方法。
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