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JP3323854B2 - 給脂機構付き吊りフック - Google Patents

給脂機構付き吊りフック

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JP3323854B2
JP3323854B2 JP2000054048A JP2000054048A JP3323854B2 JP 3323854 B2 JP3323854 B2 JP 3323854B2 JP 2000054048 A JP2000054048 A JP 2000054048A JP 2000054048 A JP2000054048 A JP 2000054048A JP 3323854 B2 JP3323854 B2 JP 3323854B2
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JP
Japan
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hook
swivel
shaft
greasing
pin
Prior art date
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JP2000054048A
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Inventor
修司 吉川
孝則 中谷
賀津二 川▼崎▲
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷を吊り上げるため
の吊りフックに関し、より詳しくは、フックの摺擦面に
グリスを供給するいわゆる給脂機構を備えた吊りフック
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吊りフックの構成としては図4及
び図5に示すものが知られている。
【0003】図4に示す第一の吊りフック(特開平7−3
30280号公報参照)50は、横軸として機能するトラニ
オン51と、そのトラニオン51を径方向に貫通するフ
ック本体52と、貫通されたフック本体52の上部に螺
合されるフックナット53とを有し、そのフックナット
53とトラニオン51との間には調芯式スラスト軸受5
4が設けられている。この吊りフック50はクレーンに
適用されるものであり、縦軸VAを回転軸としてフック本
体52を水平に360°回転させることができるとともに
トラニオン51を回転軸として紙面厚み方向に揺動でき
るように構成されている。
【0004】また、上記トラニオン51の中心軸部には
給脂孔51aが穿設されており、この給脂孔51aの一
方端部にはグリスニップル55が設けられ、他方端部は
摺擦面となるフック軸部52aに連通している。従って
グリスニップル55にグリスポンプ56を接続して注油
を行えば、吊りフック50を分解することなく給脂孔5
1aを通してフック軸部51aに容易に給脂することが
できる。なお、57はトラニオン51によって軸支され
る吊りフック昇降用のシーブである。
【0005】一方、図5に示す第二の吊りフック60
は、フック本体61がスイベル62を介して横軸となる
ピン63に吊り下げられており、このピン63はブラケ
ット64の下端に形成された一対の軸受64aで支持さ
れている。この吊りフック60についても、フック本体
61を縦軸VAを回転軸として水平に360°回転させるこ
とができ、縦軸VAとは独立して設けられた横軸HAを支軸
として紙面厚み方向に揺動させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第一の吊りフック
50の給脂構造は、フック軸部51aにのみ給脂を行う
ものであるため注油口は一カ所で足りる。ところが、第
二の吊りフック60に示したように、独立する複数の回
転軸の摺擦面それぞれに注油を行うには、注油口及び給
脂孔を複数組設けなければならず、給脂構造が複雑にな
るという問題がある。また、給脂作業においても手間が
かかる。
【0007】また、ブラケット64に給脂孔を穿設して
横軸63の摺擦面にグリスを供給しようとすると、ブラ
ケット64の強度が低下してしまう問題もある。
【0008】本発明は以上のような従来の吊りフックに
おける課題を考慮してなされたものであり、複数の回転
軸を独立して備えた吊りフックに対し、各回転軸の摺擦
面に簡便に給脂を行うことができ、且つ簡単な構成で給
脂機構を実現することができる給脂機構付き吊りフック
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、フ
ック本体を縦軸まわりに回転させる回転機構と、フック
本体を垂下させた状態で横軸まわりに揺動させる揺動機
構とを独立して備えた吊りフックにおいて、上記回転機
構が、フック本体の軸部を縦軸まわりに回転自在に支持
する筒状部と縦軸上にその筒状部から突設された軸状部
とを備えたスイベルからなるとともに、この軸状部が前
記揺動機構に連結され、回転機構及び揺動機構における
摺擦部を導油路で連通させ、その導油路をさらに回転機
構及び揺動機構のいずれか一方に設けた注油口と連通さ
せた給脂機構付き吊りフックである。
【0010】請求項2の本発明は、フック本体取付用の
フック支持部を有し、揺動機構がスイベルの軸状部を貫
通するピンと、フック支持部の下端部に設けられピンを
軸支する軸受部とから構成されている給脂機構付き吊り
フックである。
【0011】請求項3の本発明は、スイベルの筒状部に
注油口が設けられている給脂機構付き吊りフックであ
る。
【0012】請求項4の本発明は、スイベルの軸心部に
導油路が穿設されている給脂機構付き吊りフックであ
る。
【0013】請求項5の本発明は、フック本体の軸部下
側に、注油された潤滑油の排出口が形成され、この排出
口部分に給脂圧力によって開くダストシールが設けられ
ている給脂機構付き吊りフックである。
【0014】請求項1の本発明に従えば、回転機構と揺
動機構とを独立して有し、フック本体がその回転機構に
よって略水平に回転することができ、且つ揺動機構によ
って垂下した状態で揺動できる吊りフックにおいて、上
記回転機構及び揺動機構のいずれか一方に設けた注油口
から潤滑油を注入すれば、潤滑油が導油路を通して回転
機構におけるスイベルの摺擦部及び揺動機構のいずれか
他方にも供給されるため、一回の給脂作業での回転機構
と揺動機構の双方に潤滑油を供給することができる。
【0015】請求項2の本発明に従えば、ピンの摺擦部
に供給された潤滑油によって揺動機構の給脂が行われ
る。
【0016】請求項3の本発明に従えば、スイベルの筒
状部に注油口を設けたため、給脂機構の常套手段として
回転軸の軸心部に設けた場合のように注油口及びこれに
続く給脂孔によって軸強度が低下する虞れがない。
【0017】請求項4の本発明に従えば、スイベルの軸
心部に穿設された導油路を通じて回転機構及び揺動機構
の摺擦部双方に潤滑油が供給される。
【0018】請求項5の本発明に従えば、注油を行なう
ことにより給脂圧力が高まったときのみダストシールが
開かれて潤滑油を吐き出させることができるため、ダス
トシールを通常閉動作する弁として機能させることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る吊りフックを油圧シ
ョベルのバケットに装着した場合の構成を示したもので
ある。
【0021】同図において、油圧ショベル1は、下部走
行体2に支持された旋回台3上にキャビン(運転室)4
が搭載され、このキャビン4の側方位置に、フロントア
タッチメント5が配置されている。フロントアタッチメ
ント5は、上下方向に揺動するブーム6と、前後方向に
押し引き動作するアーム7と、そのアーム7の先端に設
けられたバケット8とから構成されている。
【0022】上記ブーム6はブームシリンダ9によって
駆動されるようになっており、アーム7はアームシリン
ダ10によって駆動され、バケット8はバケットシリン
ダ11で回動するようになっている。
【0023】この油圧ショベル1は、クレーン構造規格
に適合したいわゆるクレーン仕様の油圧ショベルであ
り、ブーム角度、アーム角度及びブーム圧力等を検出し
てコントローラ(図示しない)に与え、各種処理を実行
することにより実荷重を表示したり、過負荷を警報する
ことができるものである。
【0024】また、バケット8の外面には一対のブラケ
ット8a,8aが平行して形成されており、バケットシ
リンダ11のロッド先端部11aを貫通したピン(図示
しない)をその各ブラケット8a,8bで軸支してい
る。
【0025】ブラケット8a,8bの各下部には、ピン
(図示しない)が架設されており、そのピンを介して吊
りフック12が吊り下げられている。この吊りフック1
2は、掘削作業時や搬送時には矢印A方向に持ち上げて
ブラケット8a,8bの間に格納し、フック固定ピン8
bを用いて筒軸状のフック固定部8cに固定できるよう
になっている。
【0026】次に上記吊りフックの構成を図2を参照し
ながら説明する。なお、図2(a)は正面断面図、同図
(b)は右側面図、同図(c)は図2(a)のB−B矢
視断面図である。
【0027】図2(a)及び(b)において、吊りフッ
ク12は、図示しないピンを介してバケット8のブラケ
ット8a,8bに取り付けられるフック支持部20と、
このフック支持部20に対し横軸となるピン21を介し
て連結されるスイベル22と、そのスイベル22から垂
下されるフック本体23とから主として構成されてい
る。
【0028】上記フック支持部20は厚板部材で構成さ
れており、その上部に、ピンを軸通し得る貫通孔20a
を備えたリング部分20bを有し、下部に、ピン21を
軸通させるピン挿入孔20cを備えた一対の軸受部20
d,20dが門形に形成されている。
【0029】また、上記一対の軸受部20d,20dの
間には、スイベル22からその回転軸上に突設された軸
状部としての吊下げ部22aを挿入できるようになって
いる。そしてその吊下げ部22aに上記ピン21を横方
向に貫通させるためのピン貫通孔22bが形成されてい
る。従って、吊下げ部22aを軸受部20d,20dの
間に挿入した状態で、ピン貫通孔22bと軸受部20d
の軸孔とにピン21に挿入すれば、フック支持部20と
スイベル22とが連結される。それにより、ピン21を
回転軸としてスイベル22を矢印C方向に揺動させるこ
とができる。上記ピン21及びそのピン21を軸支する
軸受部20d,20dは揺動機構を構成する。
【0030】なお、ピン21の挿入方向先端部にはキー
溝21aが形成されており、ピン21挿入後は、そのキ
ー溝21aにキー23を係合させ、キー23をボルト2
4でフック支持部20に固定することにより、ピン21
の脱落が防止されるようになっている。また、図中、2
0eは、フック支持部20のリング部分20bに設けら
れたグリスニップル取付孔である。
【0031】上記フック支持部20には回転機構として
のスイベル22が揺動自在に吊り下げられる。このスイ
ベル22は、筒状部としてのスイベル外筒22cと、そ
のスイベル外筒22cに螺合されるスイベル内筒22d
と、そのスイベル内筒22dの内周側に嵌合されたベア
リングユニット22eとから構成されている。
【0032】ベアリングユニット22eは公知のスラス
ト荷重用玉軸受からなり、一対の軸受環を対向配置して
その間にベアリングを保持しており、両軸受環の隙間に
グリスを充填してベアリングの摩耗を防いでいる。この
ベアリングユニット22eは、スイベル内筒22dの内
周側に形成された段部に収容されており、スイベル内筒
22dは後述するナット23bを配設できる空間を残し
てスイベル外筒22cに螺合されている。
【0033】一方、フック本体23のフック軸部23a
は、そのスイベル内筒22dとベアリングユニット22
eとを上下方向に貫通している。そしてフック軸部23
aの上端に形成された雄ねじ部にナット23bを螺合す
ることにより、フック本体23がスイベル22に連結さ
れる。
【0034】この状態でフック軸部23aは、ナット2
3bを介してベアリングユニット22eの上側軸受環に
支持されており、ベアリングの転動によって回転するこ
とができる。すなわち、フック本体23は縦軸VAを回転
軸として水平に回転することができる。
【0035】なお、図中23cはフック本体23に掛け
られたロープの外れを防止する外れ止めである。
【0036】この吊りフック12によれば、フック本体
23を縦軸VAまわりに回転させることができるととも
に、横軸HAを支点として揺動させることができるため、
吊り作業時により戻しが行え、且つフック本体23の姿
勢を吊り荷引っ張り方向に追従させることができる。
【0037】次に吊りフック12の給脂構造について説
明する。
【0038】スイベル外筒22cの中心軸には直径4mm
からなる導油路22fが穿設されており、この導油路2
2fの上端は、ピン21の摺擦部の隙間xに連通され、
下端はスイベル外筒の内面22c′とナット23bの上
面とが対向している隙間yに連通している。この隙間y
はスイベル外筒22c内の空間部分22gに連通してい
る。この空間部分22gは、さらに図2(c)に示すよ
うに、スイベル外筒22cの略接線方向に配置されたグ
リスニップル25の注油口と連通している。
【0039】なお、上記導油路22fの穴あけ加工に使
用するドリルは、スイベルの外筒22c側から挿入する
ことになるために長尺になる。そこで、導油路の直径を
3mm未満にすると加工時にドリルが破損する虞れがあ
り、また、異物が導油路22f中で詰まりやすくなる。
一方、7mmを上回るとグリスが導油路22f側に流れや
すくなるためにベアリングユニット22e側にグリスが
まわりにくくなる。従って本実施形態では導油路22f
の直径を4mmに設定したが、直径において好ましい範囲
は3〜7mmである。
【0040】次に、上記構成を有する給脂機構付き吊り
フックの機能について説明する。
【0041】グリスニップル25にグリスポンプ(図示
しない)を接続してグリスをスイベル22内に注油する
と、予め空間部分22g内に充填されているグリスがフ
ック軸部23aと導油路22fに向けて分割して流れ
る。
【0042】グリスポンプから継続して注油を行うと、
グリスはスイベル内筒22dの内周面とフック軸部23
aの外周面との僅かな隙間zを通って下向きに流れ、フ
ック本体23とフック軸部23aとの境界部分(図中c
部)から外部に吐き出される。このとき、フック軸部2
3a及びベアリングユニット内に混入していた粉塵等の
異物もグリスの流れに随伴されて外部に排出される。
【0043】図3(a)は図2のc部を拡大して示した
ものである。同図において、フック軸部23aの周面下
部と対向するスイベル内筒22dには、階段状の切欠き
22d′が形成されており、その切欠き22d′内にダ
ストシール30が装着されている。ダストシール30は
環状のゴム製シール30aと、そのゴム製シール30a
を保持する金属製の受輪30bからなり、ゴム製シール
30aがフック軸部23aと密着することによりフック
軸部23a内に異物が侵入することを防止している。
【0044】そこでグリスが隙間zを下降すると、図3
(b)に示すように、E方向には弾性変形しやすいゴム
製シール30aを押し広げて図中矢印方向に流れ、外部
に吐き出されることになる。
【0045】一方、導油路22fを通してピン21の摺
擦部の隙間xに供給されたグリスは、ピン21外周面と
吊下げ部22aの貫通孔内面との隙間、あるいはピン2
1外周面と軸受部20dの貫通孔内面との隙間を流れ、
フック支持部20の外部に排出される。
【0046】それにより、スイベル外筒22cに設けた
グリスニップル25からグリスを供給するだけで、フッ
ク軸部23aとピン21との双方にグリスを供給するこ
とができる。
【0047】また、バケット8に吊りフック12を装着
した吊りフック付きアタッチメントでは、吊りフック8
が粉塵または土砂で汚染されることが避けられない。し
かしながら、本実施形態の給脂機構付き吊りフックの構
成では、フック軸部23a及びピン21の摺擦面に充填
されているグリスを新しいグリスに入れ替えることがで
きるため、吊りフックを常に最適状態で使用することが
できる。
【0048】なお、上記実施形態では回転機構であるス
イベル側に注油口を設けたが、これに限らず、揺動機構
側に設けることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、回転機構と揺動機構とを独
立して有し、フック本体がその回転機構によって略水平
に回転することができ、且つ揺動機構によって垂下した
状態で揺動できる吊りフックに対し、上記回転機構及び
揺動機構のいずれか一方に設けた注油口から潤滑油を注
入するだけで、導油路を通して潤滑油を回転機構におけ
るスイベルの摺擦部及び揺動機構のいずれか他方に送る
ことができるため、一回の給脂作業で回転機構と揺動機
構の双方に潤滑油を供給することができる。
【0050】請求項2の本発明によれば、ピンの摺擦部
に供給された潤滑油によって揺動機構の給脂が行われ
る。
【0051】請求項3の本発明によれば、スイベルの筒
状部に注油口を設けたため、給脂機構の常套手段として
回転軸の軸心部に設けた場合のように注油口及びこれに
続く給脂孔によって軸強度が低下する虞れがない。
【0052】請求項4の本発明によれば、スイベルの軸
心部に穿設された導油路を通じて回転機構及び揺動機構
の摺擦部双方に潤滑油が供給される。
【0053】請求項5の本発明によれば、注油を行なう
ことにより給脂圧力が高まったときのみダストシールが
開かれて潤滑油を吐き出させることができるため、ダス
トシールを通常閉動作する弁として機能させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊りフックが適用される油圧ショ
ベルの構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の吊りフックの構成を示したものであ
り、(a)は正面断面図、(b)は右側面図、(c)は
B−B矢視断面図である。
【図3】図2のc部拡大断面図である。
【図4】従来の給脂機構付き吊りフックの構成を示す一
部切欠きを有する説明図である。
【図5】従来の別の吊りフックの構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 12 吊りフック 20 フック支持部 21 ピン 22 スイベル 22e ベアリングユニット 22f 導油路 23 フック本体 23b フック軸部 25 グリスニップル VA 縦軸 HA 横軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 孝則 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 コ ベルコ建機株式会社 広島本社内 (72)発明者 川▼崎▲ 賀津二 兵庫県神戸市中央区港島中町5−1−1 マーテック株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−106371(JP,U) 実開 昭57−42213(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フック本体を縦軸まわりに回転させる回
    転機構と、前記フック本体を垂下させた状態で横軸まわ
    りに揺動させる揺動機構とを独立して備えた吊りフック
    において、 前記回転機構が、前記フック本体の軸部を縦軸まわりに
    回転自在に支持する筒状部と縦軸上にその筒状部から突
    設された軸状部とを備えたスイベルからなるとともに、
    この軸状部が前記揺動機構に連結され、前記回転機構及
    び前記揺動機構における摺擦部を導油路で連通させ、そ
    の導油路をさらに前記回転機構及び前記揺動機構のいず
    れか一方に設けた注油口と連通させたことを特徴とする
    給脂機構付き吊りフック。
  2. 【請求項2】 前記フック本体取付用のフック支持部を
    有し、前記揺動機構が前記スイベルの軸状部を貫通する
    ピンと、前記フック支持部の下端部に設けられ前記ピン
    を軸支する軸受部とから構成されている請求項1記載の
    給脂機構付き吊りフック。
  3. 【請求項3】 前記スイベルの筒状部に前記注油口が設
    けられている請求項1または2に記載の給脂機構付き吊
    りフック。
  4. 【請求項4】 前記スイベルの軸心部に前記導油路が穿
    設されている請求項1〜3のいずれかに記載の給脂機構
    付き吊りフック。
  5. 【請求項5】 前記フック本体の軸部下側に、注油され
    た潤滑油の排出口が形成され、この排出口部分に給脂圧
    力によって開くダストシールが設けられている請求項1
    〜4のいずれかに記載の給脂機構付き吊りフック。
JP2000054048A 2000-02-29 2000-02-29 給脂機構付き吊りフック Expired - Lifetime JP3323854B2 (ja)

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