JP3318183B2 - 使い勝手のよい多機能眼鏡 - Google Patents
使い勝手のよい多機能眼鏡Info
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サングラスと視力
矯正用眼鏡の双方の機能を備えた多機能眼鏡の改良、更
に詳しくは、サングラス用の調光レンズおよび視力矯正
用の矯正レンズ枠を確実に取り付けられ、しかも、眼鏡
装用者の眼球に対する矯正レンズの位置関係およびテン
プルの長さを調節することができる使い勝手のよい多機
能眼鏡に関するものである。
矯正用眼鏡の双方の機能を備えた多機能眼鏡の改良、更
に詳しくは、サングラス用の調光レンズおよび視力矯正
用の矯正レンズ枠を確実に取り付けられ、しかも、眼鏡
装用者の眼球に対する矯正レンズの位置関係およびテン
プルの長さを調節することができる使い勝手のよい多機
能眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】余暇の増大とともに、スキー、海水浴、
釣りなどのアウトドアスポーツを楽しむ機会が増えてい
る。このような屋外でのスポーツを行う際には、日光に
よる眩輝・羞明や紫外線による網膜損傷などを防ぐため
にサングラスを掛けることが多い。しかし、視力矯正用
眼鏡を常用している人にとっては、その眼鏡の上からサ
ングラスを更に重ね掛けすると、矯正眼鏡の枠やレンズ
がサングラスのレンズに衝合して双方に傷が付いたり、
また双方の眼鏡テンプルが重なって不快感を与えたりし
て、誠に都合が悪かった。
釣りなどのアウトドアスポーツを楽しむ機会が増えてい
る。このような屋外でのスポーツを行う際には、日光に
よる眩輝・羞明や紫外線による網膜損傷などを防ぐため
にサングラスを掛けることが多い。しかし、視力矯正用
眼鏡を常用している人にとっては、その眼鏡の上からサ
ングラスを更に重ね掛けすると、矯正眼鏡の枠やレンズ
がサングラスのレンズに衝合して双方に傷が付いたり、
また双方の眼鏡テンプルが重なって不快感を与えたりし
て、誠に都合が悪かった。
【0003】そこで、本件出願人は、特開平7-318872号
の「多機能眼鏡」に記載のような眼鏡を提供して、視力
矯正を必要とする人でも、アウトドアスポーツを快適に
楽しむことが可能となった。ところが、上記の多機能眼
鏡にあっては、調光機能と視力矯正機能とを同時に満足
するスマートな外観の眼鏡を提供することが主要な目的
であったため、レンズの安定保持力、掛け心地、各眼鏡
部材の調節機能などの点においてまだ十分とは言えなか
った。
の「多機能眼鏡」に記載のような眼鏡を提供して、視力
矯正を必要とする人でも、アウトドアスポーツを快適に
楽しむことが可能となった。ところが、上記の多機能眼
鏡にあっては、調光機能と視力矯正機能とを同時に満足
するスマートな外観の眼鏡を提供することが主要な目的
であったため、レンズの安定保持力、掛け心地、各眼鏡
部材の調節機能などの点においてまだ十分とは言えなか
った。
【0004】例えば、スキーなどの激しいスポーツを行
っている際に、転んだり衝突したりして多機能眼鏡に大
きな衝撃が加わると、その眼鏡の調光レンズや視力矯正
用付加フレームが外れてしまう虞れがあった。また、付
加フレームの取付位置が固定されているため、付加フレ
ームの矯正レンズの位置が眼鏡装用者の眼球に対してず
れている場合には、そのような状態の眼鏡を長時間掛け
ていると、眼精疲労、めまい、頭痛などを引き起こす原
因になった。さらに、眼鏡テンプルの長さ等を微調節す
る機構が備わっていないため、各人の顔の形状やサイズ
に応じて眼鏡を最適の状態にフィットさせることはでき
ず、眼鏡の掛け心地が悪かったり、眼鏡が外れ易かった
りするという問題があった。
っている際に、転んだり衝突したりして多機能眼鏡に大
きな衝撃が加わると、その眼鏡の調光レンズや視力矯正
用付加フレームが外れてしまう虞れがあった。また、付
加フレームの取付位置が固定されているため、付加フレ
ームの矯正レンズの位置が眼鏡装用者の眼球に対してず
れている場合には、そのような状態の眼鏡を長時間掛け
ていると、眼精疲労、めまい、頭痛などを引き起こす原
因になった。さらに、眼鏡テンプルの長さ等を微調節す
る機構が備わっていないため、各人の顔の形状やサイズ
に応じて眼鏡を最適の状態にフィットさせることはでき
ず、眼鏡の掛け心地が悪かったり、眼鏡が外れ易かった
りするという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、サングラス
と視力矯正用眼鏡の双方の機能を備えた多機能眼鏡にお
いて上記の如き問題があったことに鑑みて為されたもの
であり、サングラス用の調光レンズおよび視力矯正用の
矯正レンズ枠を確実に取り付けられる使い勝手のよい多
機能眼鏡を提供することを目的としたものである。
と視力矯正用眼鏡の双方の機能を備えた多機能眼鏡にお
いて上記の如き問題があったことに鑑みて為されたもの
であり、サングラス用の調光レンズおよび視力矯正用の
矯正レンズ枠を確実に取り付けられる使い勝手のよい多
機能眼鏡を提供することを目的としたものである。
【0006】また、本発明は、眼鏡装用者の眼球に対す
る矯正レンズの位置関係およびテンプルの長さを調節す
ることができる使い勝手のよい多機能眼鏡を提供するこ
とを目的としたものである。
る矯正レンズの位置関係およびテンプルの長さを調節す
ることができる使い勝手のよい多機能眼鏡を提供するこ
とを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記技術的課
題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照し
て説明すれば、次のとおりである。
題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照し
て説明すれば、次のとおりである。
【0008】即ち、本発明は、有害光線をカットするた
めの調光レンズS・Sを装着せる合成樹脂製のフロント
枠1と;このフロント枠1の接眼側に取付可能であっ
て、矯正レンズL・Lを抱持した付加枠2とを包含して
成り、前記調光レンズS・Sは、フロント枠1中央の取
付部14に揺動可能に枢支された掛止部15によって挟着さ
れていると共に、このフロント枠1の中央に垂設したセ
ンター支持部11の鼻対面側には合成樹脂から成るフック
部12を備え、かつ、当該フック部12には前記センター支
持部11側に鋸歯ノッチ12dを刻設した上方向きの起立部
12cが設けられている一方、前記付加枠2のブリッジ21
には鋸歯状のノッチ22aが刻設されていて、このノッチ
22aと前記フック12との嵌込み噛合位置を変更すること
により、フロント枠1に対する付加枠2の相対位置を上
下に調節可能に取り付けるという手段を付加することに
より、上記課題を解決した点に特徴がある。
めの調光レンズS・Sを装着せる合成樹脂製のフロント
枠1と;このフロント枠1の接眼側に取付可能であっ
て、矯正レンズL・Lを抱持した付加枠2とを包含して
成り、前記調光レンズS・Sは、フロント枠1中央の取
付部14に揺動可能に枢支された掛止部15によって挟着さ
れていると共に、このフロント枠1の中央に垂設したセ
ンター支持部11の鼻対面側には合成樹脂から成るフック
部12を備え、かつ、当該フック部12には前記センター支
持部11側に鋸歯ノッチ12dを刻設した上方向きの起立部
12cが設けられている一方、前記付加枠2のブリッジ21
には鋸歯状のノッチ22aが刻設されていて、このノッチ
22aと前記フック12との嵌込み噛合位置を変更すること
により、フロント枠1に対する付加枠2の相対位置を上
下に調節可能に取り付けるという手段を付加することに
より、上記課題を解決した点に特徴がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添附図面に示す実
施形態に基いて更に詳しく説明する。
施形態に基いて更に詳しく説明する。
【0010】まず、本発明の実施形態である多機能眼鏡
を図1に基き説明する。図中、符号1で指示するもの
は、有害光線をカットする調光レンズSと視力を矯正す
る矯正レンズLとを装着するためのフロント枠であり、
弾性に富んだ合成樹脂(PPS樹脂)により成形されて
いる。このフロント枠1の略中央部には、二股状のセン
ター支持部11が下方に向けて延出してあり、このセンタ
ー支持部11の二股分岐点近傍の接眼側には後述の矯正眼
鏡部材Cを取り付けるためのL字状フック部12が設けて
あり、前記センター支持部11の分岐先の接眼側には鼻当
パッドPを取り付けるための4本のパッド取付ピン13・
13・13・13が各々突設してある。また、前記フロント枠
1の略中央上縁には取付部14が設けられており、この取
付部14に調光レンズSを取り付けるための掛止部15が揺
動可能に枢支してある。また、フロント枠1の両端部に
は、テンプル3が蝶番Hにて各々ヒンジ連結してある。
を図1に基き説明する。図中、符号1で指示するもの
は、有害光線をカットする調光レンズSと視力を矯正す
る矯正レンズLとを装着するためのフロント枠であり、
弾性に富んだ合成樹脂(PPS樹脂)により成形されて
いる。このフロント枠1の略中央部には、二股状のセン
ター支持部11が下方に向けて延出してあり、このセンタ
ー支持部11の二股分岐点近傍の接眼側には後述の矯正眼
鏡部材Cを取り付けるためのL字状フック部12が設けて
あり、前記センター支持部11の分岐先の接眼側には鼻当
パッドPを取り付けるための4本のパッド取付ピン13・
13・13・13が各々突設してある。また、前記フロント枠
1の略中央上縁には取付部14が設けられており、この取
付部14に調光レンズSを取り付けるための掛止部15が揺
動可能に枢支してある。また、フロント枠1の両端部に
は、テンプル3が蝶番Hにて各々ヒンジ連結してある。
【0011】符号2で指示するものは、視力を矯正する
左右一対の矯正レンズL・Lを抱持するための合成樹脂
製(酢酸セルロース樹脂)の付加枠であり、前記調光レ
ンズSの内側に隠れるように配設される。この付加枠2
の枠部内周面には、屈折異常(近視、遠視、乱視、老
視)を矯正する矯正レンズL・Lが各々抱持してあり、
これら矯正レンズL・Lと付加枠2とから矯正眼鏡部材
Cが構成してある。前記付加枠2の略中央部には、矯正
レンズL・Lが抱持された左右の枠部を繋ぐブリッジ21
が設けてある。
左右一対の矯正レンズL・Lを抱持するための合成樹脂
製(酢酸セルロース樹脂)の付加枠であり、前記調光レ
ンズSの内側に隠れるように配設される。この付加枠2
の枠部内周面には、屈折異常(近視、遠視、乱視、老
視)を矯正する矯正レンズL・Lが各々抱持してあり、
これら矯正レンズL・Lと付加枠2とから矯正眼鏡部材
Cが構成してある。前記付加枠2の略中央部には、矯正
レンズL・Lが抱持された左右の枠部を繋ぐブリッジ21
が設けてある。
【0012】上記合成樹脂から成るフロント枠1のL字
状のフック部12には、センター支持部11の二股分岐点近
傍の接眼面から上方に向けて延出する起立部12cがセン
ター支持部11との間に隙間を空けて形成されており、こ
の起立部12cのセンター支持部11側には鋸歯状のノッチ
12dが刻設してある。他方、付加枠2のブリッジ21の前
後方向の厚みは前記フック部12の起立部12cとセンター
支持部11との隙間と略同一のサイズに形成してあり、前
記ブリッジ21の略中央に位置する嵌合部22の接眼側には
鋸歯状のノッチ22aが刻設してある。そして、フック部
12の起立部12cとセンター支持部11との隙間に付加枠2
の嵌合部22を上方からスライドさせて嵌込ませつゝ、合
成樹脂特有の弾性と粘りとを利用して、フック部12のノ
ッチ12dと付加枠2のノッチ22aとを所望の位置で互い
に噛合させてフロント枠1と付加枠2とを確実に連結で
きる。
状のフック部12には、センター支持部11の二股分岐点近
傍の接眼面から上方に向けて延出する起立部12cがセン
ター支持部11との間に隙間を空けて形成されており、こ
の起立部12cのセンター支持部11側には鋸歯状のノッチ
12dが刻設してある。他方、付加枠2のブリッジ21の前
後方向の厚みは前記フック部12の起立部12cとセンター
支持部11との隙間と略同一のサイズに形成してあり、前
記ブリッジ21の略中央に位置する嵌合部22の接眼側には
鋸歯状のノッチ22aが刻設してある。そして、フック部
12の起立部12cとセンター支持部11との隙間に付加枠2
の嵌合部22を上方からスライドさせて嵌込ませつゝ、合
成樹脂特有の弾性と粘りとを利用して、フック部12のノ
ッチ12dと付加枠2のノッチ22aとを所望の位置で互い
に噛合させてフロント枠1と付加枠2とを確実に連結で
きる。
【0013】かくして、かゝるノッチ機構によって、フ
ロント枠1に対して付加枠2を上下方向にレベル調節で
きるので、眼鏡装用者の眼球に対する矯正レンズLのレ
ベル位置を的確に微調節することができ、矯正レンズL
の位置ずれによる眼精疲労等を効果的に防止できる。
ロント枠1に対して付加枠2を上下方向にレベル調節で
きるので、眼鏡装用者の眼球に対する矯正レンズLのレ
ベル位置を的確に微調節することができ、矯正レンズL
の位置ずれによる眼精疲労等を効果的に防止できる。
【0014】次いで、本実施形態におけるテンプル3の
長さ調節機構を説明すれば、次のとおりである。本実施
形態のテンプル3は基端側テンプル部材31と先端側テン
プル部材32とから構成してあり、弾性に富んだ合成樹脂
(本実施形態では、PPS樹脂)にて成形されて各々テ
ンプル部材31・32は分離可能となっている。基端側テン
プル部材31の一方の端部には略矩形の挿入口31aが長手
方向に開設してあり、この挿入口31aの内部から眼鏡装
用者の側頭部に向けて貫通された複数個のノッチ孔31b
・31b・・・・が基端側テンプル部材31に穿設してある。ま
た、先端側テンプル部材32の一方の端部には所要長の挿
入板32aが長手方向に突設されており、この挿入板32a
の内側表面には半球状のノッチ凸部32b・32bが2個突
設してある。そして、先端側テンプル部材32の挿入板32
aを基端側テンプル部材31の挿入口31aに挿し込むこと
により挿入板32aのノッチ凸部32b・32bを所望のノッ
チ孔31b・31bに嵌合させると、基端側テンプル部材31
と先端側テンプル部材32とが連結されて所望の長さのテ
ンプル3を得ることができる。
長さ調節機構を説明すれば、次のとおりである。本実施
形態のテンプル3は基端側テンプル部材31と先端側テン
プル部材32とから構成してあり、弾性に富んだ合成樹脂
(本実施形態では、PPS樹脂)にて成形されて各々テ
ンプル部材31・32は分離可能となっている。基端側テン
プル部材31の一方の端部には略矩形の挿入口31aが長手
方向に開設してあり、この挿入口31aの内部から眼鏡装
用者の側頭部に向けて貫通された複数個のノッチ孔31b
・31b・・・・が基端側テンプル部材31に穿設してある。ま
た、先端側テンプル部材32の一方の端部には所要長の挿
入板32aが長手方向に突設されており、この挿入板32a
の内側表面には半球状のノッチ凸部32b・32bが2個突
設してある。そして、先端側テンプル部材32の挿入板32
aを基端側テンプル部材31の挿入口31aに挿し込むこと
により挿入板32aのノッチ凸部32b・32bを所望のノッ
チ孔31b・31bに嵌合させると、基端側テンプル部材31
と先端側テンプル部材32とが連結されて所望の長さのテ
ンプル3を得ることができる。
【0015】このようなノッチ機構により、テンプル3
の長さを自在に調節できるので、各人の側頭部にフィッ
トした掛け心地のよい眼鏡を提供できる。そのうえ、テ
ンプル3の長さが変われば、そのテンプル3とフロント
枠1を介して繋がっている付加枠2の前後方向の位置も
眼鏡装用者の眼球の角膜間距離によって変わるので、付
加枠2の矯正レンズL裏面と眼鏡装用者の角膜との距
離、即ち角膜頂点間距離を適正な距離に調節できる。さ
らに、前述のノッチ付きフック部12による付加枠2のレ
ベル調節機能と相俟って、付加枠2の矯正レンズLの位
置を眼鏡装用者の眼球に対して上下前後方向に調節して
最適の状態に配置された眼鏡を得ることができる。
の長さを自在に調節できるので、各人の側頭部にフィッ
トした掛け心地のよい眼鏡を提供できる。そのうえ、テ
ンプル3の長さが変われば、そのテンプル3とフロント
枠1を介して繋がっている付加枠2の前後方向の位置も
眼鏡装用者の眼球の角膜間距離によって変わるので、付
加枠2の矯正レンズL裏面と眼鏡装用者の角膜との距
離、即ち角膜頂点間距離を適正な距離に調節できる。さ
らに、前述のノッチ付きフック部12による付加枠2のレ
ベル調節機能と相俟って、付加枠2の矯正レンズLの位
置を眼鏡装用者の眼球に対して上下前後方向に調節して
最適の状態に配置された眼鏡を得ることができる。
【0016】本発明の実施形態は概ね上記のとおりであ
るが、本発明は前述の実施形態に限定されるものでは決
してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の
変更が可能であって、例えば、本実施形態で採用したノ
ッチ機構において、嵌合部位のノッチ部を種々の形状に
形成することも可能であり、また、本実施形態のフロン
ト枠1や付加枠2で使用する合成樹脂材料としては、眼
鏡の使用目的に応じて種々の素材を取捨選択することも
可能であって、このような変更態様が本発明の技術的範
囲に属することはいうまでもない。
るが、本発明は前述の実施形態に限定されるものでは決
してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の
変更が可能であって、例えば、本実施形態で採用したノ
ッチ機構において、嵌合部位のノッチ部を種々の形状に
形成することも可能であり、また、本実施形態のフロン
ト枠1や付加枠2で使用する合成樹脂材料としては、眼
鏡の使用目的に応じて種々の素材を取捨選択することも
可能であって、このような変更態様が本発明の技術的範
囲に属することはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上実施形態を挙げて説明したとおり、
本発明によれば、サングラスと視力矯正用眼鏡の双方の
機能を備えた多機能眼鏡において、フック取付構造やノ
ッチ機構を使用しているので、サングラス用の調光レン
ズおよび視力矯正用の矯正レンズ枠を確実に取り付けら
れ、しかも眼鏡装用者の眼球に対する矯正レンズの位置
関係およびテンプルの長さを調節することができる。よ
って、非常に使い勝手のよい多機能眼鏡が得られ、実用
価値は頗る大である。
本発明によれば、サングラスと視力矯正用眼鏡の双方の
機能を備えた多機能眼鏡において、フック取付構造やノ
ッチ機構を使用しているので、サングラス用の調光レン
ズおよび視力矯正用の矯正レンズ枠を確実に取り付けら
れ、しかも眼鏡装用者の眼球に対する矯正レンズの位置
関係およびテンプルの長さを調節することができる。よ
って、非常に使い勝手のよい多機能眼鏡が得られ、実用
価値は頗る大である。
【図1】本発明の第1実施形態の多機能眼鏡の分解斜視
図である。
図である。
1 フロント枠 11 センター支持部 12 フック部 12c 起立部 12d ノッチ 13 パッド取付ピン 14 取付部 15 掛止部 2 付加枠 21 ブリッジ 22 嵌合部 22a ノッチ 3 テンプル 31 基端側テンプル部材 31a 挿入口 31b ノッチ孔 32 先端側テンプル部材 32a 挿入板 32b ノッチ凸部 S 調光レンズ L 矯正レンズ C 矯正眼鏡部材 P 鼻当パッド H 蝶番
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−70048(JP,A) 特開 平7−318872(JP,A) 特開 平6−175085(JP,A) 特開 昭54−12852(JP,A) 特開 昭55−117126(JP,A) 特開 平6−208091(JP,A) 特開 平5−150195(JP,A) 登録実用新案3016697(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】 有害光線をカットするための調光レンズ
S・Sを装着せる合成樹脂製のフロント枠1と;このフ
ロント枠1の接眼側に取付可能であって、矯正レンズL
・Lを抱持した付加枠2とを包含して成り、 前記調光レンズS・Sは、フロント枠1中央の取付部14
に揺動可能に枢支された掛止部15によって挟着されてい
ると共に、このフロント枠1の中央に垂設したセンター
支持部11の鼻対面側には合成樹脂から成るフック部12を
備え、かつ、当該フック部12には前記センター支持部11
側に鋸歯ノッチ12dを刻設した上方向きの起立部12cが
設けられている一方、前記付加枠2のブリッジ21には鋸
歯状のノッチ22aが刻設されていて、このノッチ22aと
前記フック12との嵌込み噛合位置を変更することによ
り、フロント枠1に対する付加枠2の相対位置を上下に
調節可能に取り付けたことを特徴とする使い勝手のよい
多機能眼鏡。 - 【請求項2】 フロント枠1の両端部にヒンジ連結され
たテンプル3が基端側テンプル部材31と先端側テンプル
部材32とに分離可能に構成されており、前記基端側テン
プル部材31は鞘状中空に成形されて突端が開口して挿入
口31aを成すと共に当該テンプル部材31の側部には鞘状
中空に連通する複数のノッチ孔31bが穿設されている一
方、 この基端側テンプル部材31に対向する先端側テンプル部
材32の端部には、前記挿入口31aから鞘状中空に挿入自
在な挿入板32aを有し、かつ、この挿入板32aの側面に
は前記鞘状中空の中から任意のノッチ孔31bに嵌合可能
なノッチ凸部31bが設けられており、基端側テンプル部
材31のノッチ孔31bと先端側テンプル部材32のノッチ凸
部31bとの嵌合位置を変更することにより、テンプル3
の長さを調節可能とした請求項1記載の、使い勝手のよ
い多機能眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03984996A JP3318183B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 使い勝手のよい多機能眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03984996A JP3318183B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 使い勝手のよい多機能眼鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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