JP3305939B2 - 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 - Google Patents
水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤Info
- Publication number
- JP3305939B2 JP3305939B2 JP32250495A JP32250495A JP3305939B2 JP 3305939 B2 JP3305939 B2 JP 3305939B2 JP 32250495 A JP32250495 A JP 32250495A JP 32250495 A JP32250495 A JP 32250495A JP 3305939 B2 JP3305939 B2 JP 3305939B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- aqueous suspension
- dimethyl
- water
- suspension pesticide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
および懸濁安定化剤に関し、更に詳しくは、長期貯蔵中
に分離沈降することのない水性懸濁農薬製剤およびその
ための懸濁安定化剤に関する。
て、乳剤、水和剤などが使用されてきたところが、近年
は、引火性、におい、粉立ちなどの安全性、環境衛生面
の問題により、水を溶剤としてその中に農薬活性成分を
分散させた懸濁剤(フロアブル剤ともいう。)の使用が
著しく増加してきている。この懸濁剤は、安全性、環境
衛生面では乳剤と比べてメリットはあるが、反面、製剤
の長期貯蔵時に水中に分散している農薬活性成分などの
分散質が沈降分離しやすい、また時には沈降層が固まっ
て再分散が困難な場合が生ずるなどのデメリットもあ
る。従来、この沈降分離をなくすための安定な分散液を
得るために、界面活性剤、増粘剤、有機溶剤などの各種
補助剤の種類およびその添加量などについて、様々な研
究がなされてきた。
塩基酸エステルを用いた研究としては、次のものがあげ
られる。 (1)特開平2−188502号公報 融点15〜80℃の水不溶性殺生剤粒子を水に懸濁させ
てなる水性懸濁状殺生剤組成物であって、インフタル酸
エステル、テレフタル酸エステル、トリメリット酸エス
テル、ピロメリット酸エステル、ナフトエ酸エステル、
高級脂肪酸エステル、アジピン酸エステルのうちから選
ばれる1種または2種以上を殺生剤に対して重量比で
0.1〜2.0の割合で含有する貯蔵中に結晶析出が起
きない水性懸濁状殺生剤組成物。
不飽和カルボン酸及びその誘導体からなる単量体群から
選ばれる1種または2種以上を必須成分とする水溶性ま
たは水分散性重合体とフタル酸エステルを用いた。結晶
析出のない水性懸濁状農薬組成物。
られる水性懸濁剤は、前述のように長期間の保存安定性
など改良すべき点がある。しかし、これまで様々な改良
技術が提案されてきたが、いまだ十分とはいえない。し
たがって、本発明は、長期保存安定性があり、かつ再分
散性の高い水性懸濁製剤を提供することにある。
製剤の沈降防止技術を開発することを目的に鋭意研究し
た。その結果、農薬活性成分(ただし、ペンタ−4−エ
ニル−N−フルフリル−N−イミダゾール−1−イルカ
ルボニル−DL−ホモアラニナートを除く。)、下記一
般式(I)で表わされるグルタル酸ジエステル、天然水
溶性高分子化合物および水よりなり、25℃における製
剤粘度が100〜1000mPa・Sである水性懸濁製
剤が、優れた懸濁安定性を有し、そして、その中でグル
タル酸ジエステルがその安定化に大きく寄与しているこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。 ROOCCH2CH2CH2COOR (式中、Rは低級アルキル基を示す。)
0mPa.S(25℃)より小さくなると十分な製剤懸濁安
定性が得られない。また、1000mPa.S(25℃)よ
り大きくなると製剤のボトルへの付着残量が多くなり、
かつボトルから排出するのに時間がかかりすぎるなどの
デメリットが生ずる。したがって、製剤粘度は100〜
1000mPa.S(25℃)が実用上最も好ましい。本発
明に係る農薬活性成分は、殺虫活性、殺菌活性あるいは
殺草活性のあるものであれば特に限定されない。以下に
具体例を示す。
ル、ダイアジノン、イソキサチオン、ピリダフェンチオ
ン、クロルピリホスメチル、クロルピリホス、ECP、
キルバール、マラソン、PAP、ジメトエート、チオメ
トン、エチルチオメトン、ホサロン、PMP、DMT
P、スルプロホス、プロチオン、プロフェノホス、ピラ
フクホス、DDVP、モノクロトホス、BRP、CVM
P、ジメチルビンホス、プロパホス、アセフェート、D
EP、EPN、エチオン、NAC、MTMC、MIP
C、BPMC、PHC、XMC、エチオフェンカルブ、
ピリミカーブ、カルボスルファン、ベンフラカルブ、メ
ソミル、オキサミル、チオジカルブ、アレスリン、レス
メトリン、ペルメトリン、シペルメトリン、シハロトリ
ン、シフルトリン、フェンプロパトリン、トラロメトリ
ン、シクロプロトリン、フェンバレレート、フルシトリ
ネート、フルバリネート、エトフェンプロックス、カル
タップ、チオシクラム、ベンスルタップ、ジフルベンズ
ロン、テフルベンズロン、クロルフルアズロン、フルフ
ェノクスロン、テブフェノジド、ブプロフェジン、ベン
ゾエピン、イミダクロプリド、マシン油、ケルセン、ア
ミトラズ、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、フ
ェンピロキシメート、デブフェンピラド、ピリダベンな
ど。
銅、塩基性塩化銅、水酸化第二銅、銅アンモニウム錯
塩、有機銅、ノニルフェノールスルホン銅、DBED
C、テレフタル酸銅、硫黄、ジネブ、マンネブ、マンゼ
ブ、アンバム、ポリカーバメート、有機硫黄ニッケル
塩、プロピネブ、ジラム、チウラム、チアジアジン、キ
ャプタン、スルフェン酸系、TPN、フサライド、IB
P、EDDP、トリクロホスメチル、ピラゾホス、ホセ
チル、チオファネートメチル、チアベンダゾール、イプ
ロジオン、ビンクロゾリン、プロシミドン、フルオルイ
ミド、メプロニル、フルトラニル、テクロフタラム、ペ
ンシクロン、メタラキシル、オキサジキシル、トリアジ
メホン、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘキサコナ
ゾール、プロピコナゾール、ジフェノコナゾール、イプ
ロコナゾール、イミベンコナゾール、トリフルミゾー
ル、プロクロラズ、ファナリモル、ピリフェノックス、
トリホリン、ジチアノン、キノキサリン系、DPC、ジ
メチリモール、フルスルファミド、ベンチアゾール、ジ
クロメジン、トリアジン、フェリムゾン、フルアジナム
ジメトフェンカルブ、プロベナゾール、イソプロチオ
ラン、トリシクラゾール、ピロキロン、オキソリニック
酸、イミノクタジン酢酸、ブラストサイジンS、カスガ
マイシン、ポリオキシン、バリダマイシンA、ストレプ
トマイシン、PCNB、ヒドロキシイソキサゾール、エ
クロメゾール、メタスルホカルブなど。
オール、クロメプロップ、ナプロアニリド、フェノキサ
プロップエチル、フルアジホップ、キザロホップエチ
ル、クロメトキシニル、ビフェノックス、IPC、フェ
ンメディファム、ベンチオカーブ、エスプロカルブ、モ
リネート、ジメピペレート、ビリブチカルブ、DCP
A、アラクロール、ブタクロール、プレチラクロール、
テニルクロール、ブロモブチド、メフェナセット、ナプ
ロパミド、ジフェナミド、プロピザミド、イソキサベ
ン、アシュラム、DCMU、リニュロン、ダイムロン、
メチルダイムロン、カルブチレート、イソウロン、テブ
チウロン、ベンスルフロンメチル、ピラゾスルフロンエ
チル、フラザスルフロン、チフェンスルフロン、イマゾ
スルフロン、CAT、アトラジン、シメトリン、プロメ
トリン、ジメタメトリン、シアナジン、ターバシル、ブ
ロマシル、PAC、ベンタゾン、オキサジアゾン、ピラ
ゾレート、ピラゾキシフェン、ベンゾフェナップ、トリ
フルラリン、ベスロジン、ペンディメタリン、ピクロラ
ム、イマザピル、DPA、ピペロホス、ブタミホス、グ
リホサート、ビアラホス、グリホシネート、アイオキシ
ニル、DBN、アロキシジム、セトキシジム、ACN、
シンメチリン、ベンフレセートなど。
の1種または2種以上を組み合わせて用いてもよい。本
発明において水性懸濁農薬製剤中の農薬活性成分の含有
量は、通常0.1〜60重量%の範囲、好ましくは5〜
50重量%の範囲となるような量である。なお、上記農
薬活性成分の名称は、「農薬ハンドブック1994年
版」(社団法人日本植物防疫協会発行)に記載の一般名
である。
次の一般式で表わされる化合物であり、別称、1,3−
プロパンジカルボン酸のエステル(式中、Rは低級アル
キル基を示す)である。 R−OOCCH2CH2CH2COOR これらのうち好適例としてはグルタル酸ジメチル、グル
タル酸ジエチルである。これらは単独で用いても併用し
てもなんら問題はない。またこれらの製剤中への添加量
は、農薬活性成分1重量部に対して0.02〜50重量
部の範囲、好ましくは0.05〜30重量部の範囲で水
性懸濁製剤中に用いることが望ましい。
酸エステルを併用してもなんら問題なく、例えば、次の
ものが併用できる。アジピン酸ジメチル、アジピン酸ジ
エチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジブチ
ル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジ−n−ヘキ
シル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニ
ル、アジピン酸ジデシル、アジピン酸ジイソデシル、ア
ジピン酸デシルイソオクチル、アジピン酸ジイソオクチ
ル、アジピン酸ジブチルジグリコール、フタル酸ジメチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ
ヘプチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジ−n−オク
チル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸オクチルデシ
ル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、
セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジオクチル、マロン酸
ジメチル、マロン酸ジエチル、マロン酸ジ−t−ブチ
ル、マロン酸ジベンジル、マレイン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオク
チル、コハク酸ジメチル、コハク酸ジエチル、コハク酸
ジブチル、コハク酸ジオクチル、フマル酸ジメチル、フ
マル酸ジエチル、フマル酸ジブチル、フマル酸ジオクチ
ル、シュウ酸ジメチル、シュウ酸ジエチル、シュウ酸ジ
ブチルなど。
塩基酸エステルとの混合物として一般に市販されてい
る、例えばデュポンDBE(グルタル酸ジメチル、コハ
ク酸ジメチル、アジピン酸ジメチルの混合物、デュポン
ジャパン(株)製の商品名、デュポンDBE−9(グルタ
ル酸ジメチル、コハク酸ジメチル、アジピン酸ジメチル
の混合物、デュポンジャパン(株)製の商品名)、DBA
M(グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチル、アジピン
酸ジメチルの化合物、三建化工株式会社製の商品名)、
ケモキシエスタゾール(グルタル酸ジメチル、コハク酸
ジメチル、アジピン酸ジメチルの混合物、ケモキシ社製
の商品名)、などを用いることができる。
しては、次のものがあげられる。ただし、本発明は、以
下の例示に限定されるものではない。デンプン バイショデンプン、小麦デンプン、デキストリン。海藻類 アルギン酸ナトリウム、カラギーナン。植物粘物質 D−カストビーンガム、グア−ガム、タラガム、タマリ
ンドガム、アラビアガム、トラガントガム、カラヤガ
ム、ペクチン、アラビノガラクタン、大豆おからから抽
出された水溶性多糖類(ソヤファイブ(登録商標))な
ど。微生物による粘物質 キサンタンガム、プルラン、ラムザンガム。タンパク質 カゼイン、ゼラチン、大豆タンパク質、小麦グルテン、
植物タンパク分解物。繊維質 微結晶セルロース。これらの1種または2種以上を併用
することができる。また、これらの製剤中への添加量
は、0.01〜10重量%の範囲、好ましくは0.05〜
5重量%の範囲で水性懸濁製剤中へ用いることが望まし
い。
した組成のほかに必要により界面活性剤とを混合し、そ
の他補助剤、例えば合成あるいは鉱物質系増粘剤、凍結
防止剤、消泡剤、防ばい剤、酸化防止剤、紫外線防止剤
などを添加して撹拌するなどして分散させて得られる。
ここに使用される界面活性剤としては、農薬活性成分お
よびグルタル酸エステル、必要により用いられる、アジ
ピン酸などの二塩基酸エステルを水中に分散させる働き
を有する限り特に限定されず、下記のような従来既知の
非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界
面活性剤、両性界面活性剤などを挙げることができ、こ
のうちで非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤が好
ましく用いられる。
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル)、ポリオキ
シアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンアル
キレート、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキ
シエチレンフェニルエーテルポリマーなど。
塩、ジアルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリールホスフェート、ポリオキシエチレン
アルキルアリールエーテルサルフェート、アルキルナフ
タレンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェ
ニルエーテルサルフェートなど。
の例 アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩、アルキルベ
タイン、アミンオキサイドなど。本発明においては、得
られる水性懸濁製剤中におけるこれらの界面活性剤の含
有量が1〜30重量%となるような量で、1種または2
種以上組み合わせて用いることができる。なお、本発明
において使用できる界面活性剤は、上記例に限定される
ものではない。
物質系増粘剤とは、例えば、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルスターチナトリウム塩、ヒドロキ
シエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリル酸とその誘導体、コロイド性含水ケイ酸アルミ
ニウム、コロイド性含水ケイ酸マグネシウム、コロイド
性含水ケイ酸アルミニウムマグネシウムなどがあげら
れ、これらの1種または2種以上組み合わせて用いるこ
とができる。なお、本発明に使用可能な合成あるいは鉱
物質系増粘剤は上記例に限定されるものではない。
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
グリセリンなどを挙げることができ、また、消泡剤とし
ては、シリコン系、あるいは脂肪酸系のものを用いるこ
とができ、また、防ばい剤(防かび・防腐保存料)とし
ては、具体的には、例えば、ソルビン酸、ソルビン酸カ
リウム、p−クロロ−メタキシレノール、p−オキシ安
息香酸ブチルなどを用いることができる。本発明におい
て使用可能な補助剤は、上記例に限定されるものではな
い。
施例により更に具体的に説明するが、本発明は、これら
の実施例によりなんら制限されるものではない。なお、
以下の実施例および比較例において「部」とはすべて
「重量部」の意味である。
リオキシエチレンスチリルフェニルエーテル10部、グ
ルタル酸ジメチル5部の混合液、2%グア−ガム水溶液
10部およびエチレングリコール5部とを加え、TKホ
モミキサー(特殊機化工業株式会社製)にて5000rp
mで10分間撹拌混合し水性懸濁農薬剤を得た。
解させたポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル5
部とドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2部とグル
タル酸ジメチル1部の混合溶液、2%キサンタンガム水
溶液8部およびエチレングリコール5部とを加え、TK
ホモミキサーにて5000rpmで10分間撹拌混合し、
水性懸濁農薬製剤を得た。
ル1部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。 実施例4 実施例2のグルタル酸ジメチル1部をグルタル酸ジメチ
ル0.5部とグルタル酸ジエチル0.5部におきかえて水
性懸濁農薬製剤を得た。
ェノチオール7部とポリオキシエチレンスチリルフェニ
ルエーテル5部とドデシルベンゼンスルホン酸カルシウ
ム2部をグルタル酸ジメチル3部とコハク酸ジメチル3
部の混合溶液、2%グアーガム水溶液14部、およびエ
チレングリコール5部とを加え、TKホモミキサーにて
5000rpmで10分間撹拌混合し水性懸濁農薬製剤を
得た。
3部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。 実施例7 実施例5のグルタル酸ジメチル3部とコハク酸ジメチル
3部をグルタル酸ジエチル4部とフマル酸ジメチル2部
におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。
ナトリウム2部、あらかじめ溶解させたポリオキシエチ
レンスチリルフェニルエーテル5部とグルタル酸ジメチ
ル9部とシュウ酸ジメチル3部とフタル酸ジメチル3部
の混合溶液、アラビアガム5部およびエチレングリコー
ル5部とを加え、TKホモミキサーにて5000rpmで
10分間撹拌混合し、水性懸濁農薬製剤を得た。
3部、フタル酸ジメチル3部を、グルタル酸ジエチル6
部、コハク酸ジプロピル2部、アジピン酸ジエチル2
部、水5部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。
ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル6部とグ
ルタル酸ジメチル20部とマレイン酸ジエチル10部の
混合液、2%ローカストビーンガム水溶液10部および
エチレングリコール5部とを加え、TKホモミキサーに
て5000rpmで10分間撹拌混合し、水性懸濁農薬製
剤を得た。
部、あらかじめ溶解させたポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル5部とジアルキルスルホサクシネート2
部とグルタル酸ジメチル6部とマロン酸ジメチル2部と
セバシン酸ジブチル2部と2%タラガム水溶液10部と
エチレングリコール5部の混合液を加え、TKホモミキ
サーにて5000rpmで10分間撹拌混合し、水性懸濁
農薬製剤を得た。
ル2部、セバシン酸ジブチル2部を、市販されている溶
剤であるDBAM(三建化工株式会社製の商品名)10
部におきかえて水性懸濁製剤を得た。
リオキシアルキレンアリールフェニルエーテル10部と
市販されている溶剤であるデュポンDBE(デュポンジ
ャパン(株)製の商品名)5部の混合液、2%キサンタ
ンガム水溶液12部およびエチレングリコール5部とを
加え、TKホモミキサーにて5000rpmで10分間撹
拌混合し、水性懸濁農薬製剤を得た。
9(デュポンジャパン(株)製の商品名)5部におきかえ
て水性懸濁農薬製剤を得た。
溶液2部と水3部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得
た。 比較例2 実施例1の2%グアーガム水溶液10部を5%コロイド
性含水ケイ酸アルミニウム10部におきかえて水性懸濁
農薬製剤を得た。 比較例3 実施例2のグルタル酸ジメチル1部を2%キサンタンガ
ム水溶液0.5部と水0.5部におきかえて水性懸濁農薬
製剤を得た。
て水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例5 実施例4の2%キサンタンガム水溶液8部を2部に減ら
し水6部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例6 実施例5の2%グアーガム水溶液14部を15%ポリビ
ニルアルコール14%におきかえて水性懸濁農薬製剤を
得た。
3部を2%グアーガム水溶液2部と水4部におきかえて
水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例8 実施例5のグルタル酸ジメチル4部をフマル酸ジメチル
4部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例9 実施例8のグルタル酸ジメチル9部をフタル酸ジメチル
9部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。
部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例11 実施例10の2%ローカストビーンガム水溶液10部を
5%カルボキシメチルセルロース水溶液10部におきか
えて水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例12 実施例11のグルタル酸ジメチル6部をアジピン酸ジメ
チル6部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。
部と水8部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例14 実施例13のデュポンDBE 5部と2%キサンタンガ
ム水溶液12部を4%カルボキシメチルセルロースのナ
トリウム塩水溶液17部におきかえて水性懸濁農薬製剤
を得た。 比較例15 実施例14の2%キサンタンガム水溶液12部を15%
ポリビニルアルコール水溶液12部におきかえて水性懸
濁農薬製剤を得た。
30部を20部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得た。 比較例17 実施例11の2%タラガム10部を25部に、水51.
8部を36.8部におきかえて水性懸濁農薬製剤を得
た。
製剤の有用性を示す。 試験例1.懸濁剤の長期保存安定性試験 調製した水性懸濁農薬製剤を容量30ml(φ17mm×長
さ180mm)の試験管に30ml入れ、密栓をし、20℃
または40℃の恒温室に静置する。そして、それぞれ2
0℃で3か月40℃で3か月後の分離状態を試験管中の
懸濁剤が下層に沈降し上層に生じた水層(上スキ層)と
全層の高さ(cm)を測定し、下記式により算出した。
製)を用いてローターNo.2、回転数12r.p.m、温度
25℃で測定した。その結果は表1のとおりである。 試験例3.排出性試験 500ml容量のポリ瓶に調製直後の水懸濁製剤を450
ml入れ、25℃で1日間静置後に容器の倒立を20回く
りかえした後容器をさかさにし、水懸濁製剤を排出させ
る。容器の口より製剤の滴下間隔が10秒以上になった
時を終点とする。この時点で排出した薬剤の重量をはか
り、容器に充填した薬剤の重量に対する割合(%)で示
した。その結果は表1のとおりである。
わたり貯蔵しても除草活性成分などの水中に懸濁してい
る成分が分離沈降することがなく安定性が保たれる。し
たがって、長期間の貯蔵後に散布する場合も懸濁剤中に
沈殿物がなく、また、排出性もよいので容易に散布する
ことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 農薬活性成分(ただし、ペンタ−4−エ
ニル−N−フルフリル−N−イミダゾール−1−イルカ
ルボニル−DL−ホモアラニナートを除く。)、次式で
表わされるグルタル酸ジエステル、天然水溶性高分子化
合物および水よりなり、製剤粘度が25℃において10
0〜1000mPa・Sであることを特徴とする、水性
懸濁農薬製剤。 ROOCCH2CH2CH2COOR (式中、Rは低級アルキル基を示す。) - 【請求項2】 次式で表わされるグルタル酸ジエステル
からなることを特徴とする、水性懸濁農薬製剤(ただ
し、農薬活性成分がペンタ−4−エニル−N−フルフリ
ル−N−イミダゾール−1−イルカルボニル−DL−ホ
モアラニナートである場合を除く。)の懸濁安定化剤。 ROOCCH2CH2CH2COOR (式中、Rは低級アルキル基を示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32250495A JP3305939B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32250495A JP3305939B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09143003A JPH09143003A (ja) | 1997-06-03 |
JP3305939B2 true JP3305939B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=18144396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32250495A Expired - Fee Related JP3305939B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3305939B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6117823A (en) * | 1998-09-28 | 2000-09-12 | Dixie Chemical Company | Method of using aliphatic carboxylic acid diesters as non-selective herbicides |
DK1478232T3 (da) * | 2002-02-28 | 2008-01-28 | Ecolab Inc | Antimikrobielle diesterdicarboxylatpræparater og fremgangsmåder, hvori de anvendes |
JP2006169167A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Hokko Chem Ind Co Ltd | 水性懸濁製剤 |
AU2007295516B2 (en) | 2006-09-12 | 2010-09-23 | Nippon Soda Co., Ltd. | Pest control agent in form of stable suspension |
JP5541445B2 (ja) * | 2007-09-07 | 2014-07-09 | 日産化学工業株式会社 | 農薬液状組成物 |
JP2010150143A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Hokko Chem Ind Co Ltd | 殺虫効果の向上した水性懸濁製剤 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP32250495A patent/JP3305939B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09143003A (ja) | 1997-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101113625B1 (ko) | 농약 조성물 | |
KR100266459B1 (ko) | 농약 마이크로캡슐 및 이의 제조방법 | |
JP4659094B2 (ja) | 懸濁状農薬組成物の製造方法 | |
KR20140032428A (ko) | 농약 제제를 위한 분산제로서의 아크릴레이트-아크릴아미드-amps 삼원공중합체 | |
TWI325760B (ja) | ||
JP4590149B2 (ja) | 水分散性デンプンに基づく物理的形態が変更された農業用剤 | |
KR20140031335A (ko) | 농약 제제를 위한 분산제로서의 n-비닐카르복스아미드와 디알릴디알킬암모늄 염의 공중합체 | |
TWI693020B (zh) | 一種含高效氯氟氰菊酯的水性濃懸乳劑及其製作和使用方法 | |
JP3305939B2 (ja) | 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 | |
CN101980600A (zh) | 低熔点活性化合物的固体制剂 | |
JP3499376B2 (ja) | 水性懸濁状農薬の安定化剤および水性懸濁状農薬 | |
CN1376029A (zh) | 稳定的农药胶悬剂 | |
TWI543709B (zh) | 包含祿芬隆及賽洛寧之新穎水性懸乳劑 | |
JP3313015B2 (ja) | 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 | |
JP3606897B2 (ja) | 懸濁状組成物およびその製造法 | |
JP3313016B2 (ja) | 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤 | |
JP5232025B2 (ja) | 安定化された水性懸濁製剤 | |
WO2006038631A1 (ja) | 雨による農薬の流亡を防止した農業用組成物 | |
JP3621493B2 (ja) | 水性懸濁農薬製剤 | |
JP3623034B2 (ja) | 安定化された水性懸濁状除草剤組成物 | |
JPH0544441B2 (ja) | ||
JPH06321713A (ja) | 水田用懸濁状除草剤組成物 | |
JP2761902B2 (ja) | 保存安定性の良好な水中油型懸濁状農薬組成物 | |
JPH08277201A (ja) | 改良された農薬製剤 | |
EA021744B1 (ru) | Безводная композиция, включающая растворенный и суспендированный пестицид, алкиллактат и спирт |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |