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JP3302475B2 - 薄膜トランジスタアレイの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタアレイの製造方法

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JP3302475B2
JP3302475B2 JP33206893A JP33206893A JP3302475B2 JP 3302475 B2 JP3302475 B2 JP 3302475B2 JP 33206893 A JP33206893 A JP 33206893A JP 33206893 A JP33206893 A JP 33206893A JP 3302475 B2 JP3302475 B2 JP 3302475B2
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Japan
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film
forming
wiring
electrode
layer
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JP33206893A
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裕満 石井
真澄 小泉
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Casio Computer Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
ス型液晶表示装置に係り、特に、その薄膜トランジスタ
アレイの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜トランジスタ(以下、TFT
と記す)と表示電極とをマトリックス状に配列した薄膜
トランジスタアレイを用いたアクティブマトリックス型
液晶表示装置(以下、TFT−LCDと記す)が用いら
れている。
【0003】通常、TFTアレイは、透明基板上に行方
向と列方向に夫々複数のアドレス配線とデータ配線とが
互いに直角に交差するように配列され、これらのアドレ
ス配線とデータ配線との交差部に夫々ゲート電極がアド
レス配線に接続され、ドレイン電極がデータ配線に接続
された薄膜トランジスタが複数配列され、この薄膜トラ
ンジスタのソース電極に接続された表示電極がマトリッ
クス状に複数配列形成されている。
【0004】図6はかかる従来のTFTアレイのTFT
の平面図、図7は図6のA−A線断面図である。
【0005】そして、上記TFTアレイは、図8に示す
TFTアレイの製造工程断面図(その1)、及び図9に
示すTFTアレイの製造工程断面図(その2)に従って
製造される。
【0006】(1)まず、図8(A)に示すように、ガ
ラス基板などの絶縁性透明基板1の上に、Al、Al系
合金、Ta、Ta合金、Crなどからなるゲート電極2
を、スパッタ及び所定の加工法で形成する。
【0007】このゲート電極を覆ってゲート絶縁膜であ
るシリコン窒化膜(SiN膜)3を堆積し、その上に半
導体層となる不純物がノンドープのn- a−Si(アモ
ルファスシリコン)層4、SiNからなるエッチングス
トッパ層を連続してプラズマCVDにより堆積した。堆
積後、エッチングストッパ層(ブロッキング層)5を所
定形状に加工する。
【0008】(2)次に、n- a−Si層4上の表面酸
化膜を、NH4 F処理等によって除去した後、図8
(B)に示すように、プラズマCVD法等により、n型
不純物を含んだn+ a−Si膜6を堆積する。更に、n
+ a−Si膜6上の表面酸化膜を、同様にNH4 F処理
等によって除去した後、スパッタリング法等を用いて、
Cr膜7を堆積する。
【0009】(3)次に、図8(C)に示すように、ド
ライエッチングプロセスによって、Cr膜7、n+ a−
Si層6及びn- a−Si層4を連続的に加工して、コ
ンタクト層6a,ソース電極7aとコンタクト層6b,
ドレイン電極7bとを形成する。
【0010】(4)次に、図8(D)に示すように、ス
パッタリング法等を用いて、ITO膜8を堆積する。
【0011】(5)次に、図9(A)に示すように、ウ
ェットエッチングプロセスによって、ITO膜8を加工
して、画素電極8aを形成する。
【0012】(6)次に、図9(B)に示すように、ス
パッタリング法等を用いて、Al系金属膜9、バリアC
r膜10を堆積する。このバリアCr膜10は、後述の
データ配線加工時のフォトレジスト現像工程において、
Al系金属膜9とITO膜8との電池反応が発生するの
を防ぐためのものである。
【0013】(7)次に、図9(C)に示すように、ウ
ェットエッチングプロセスによって、バリアCr膜1
0、Al系金属膜9を連続的に加工して、ソース電極配
線9a、ドレイン電極9b、データ配線9c(図7参
照)を形成する。
【0014】(8)次に、図9(D)に示すように、ウ
ェットエッチングプロセスによって、データ配線加工後
に残っているバリアCr膜10を全て除去する。
【0015】(9)次に、図7に示すように、画素電極
8aの開口部を除いて、SiNからなる表面保護膜11
を形成する。
【0016】このようにして、液晶ディスプレイ用薄膜
トランジスタアレイが完成する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記(3)のCr膜
7、n+ a−Si層6及びn- a−Si層4のドライエ
ッチングプロセスは、従来CCl4 (四塩化炭素)系の
混合ガスを用いて行われていた。ところが、最近のフロ
ン規制により、CCl4 が使用できなくなったため、フ
ロン系のガスを用いないフロンレスガスを使用したプロ
セスの開発を要求されている。
【0018】しかしながら、フロン系のガスの代替ガス
HCl系のエッチングガスを用いたドライエッチングプ
ロセスでゲート絶縁膜(SiN膜)の表面が荒れ、これ
によりその後の上記従来の工程(9)で形成したITO
膜からなる画素電極の抵抗が高くなるため、TFTアレ
イの動作特性が極めて悪くなり、実用可能なTFTアレ
イの製造が困難であった。
【0019】本発明は、上記のような状況に鑑みて、工
程の低減を図るとともに、フロンレスガスを用いたドラ
イエッチングプロセスにより、歩留まりの高い薄膜トラ
ンジスタアレイの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、互いに交差させて配置した複数のアドレ
ス配線と複数のデータ配線の各交差部に設けられる、薄
膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのソース電極と
ドレイン電極の何れか一方に接続された画素電極とが
マトリックス状に複数配列され、前記薄膜トランジスタ
のゲート電極に前記アドレス配線が、ソース電極とドレ
イン電極の他方にデータ配線が夫々接続された薄膜トラ
ンジスタアレイの製造方法において、絶縁性透明基板上
にゲート電極を形成し、該ゲート電極を覆う絶縁膜と、
該絶縁膜上に不純物を含まないn- アモルファスシリコ
ン膜とを順次積層し、該n- アモルファスシリコン膜上
にトランジスタのチャンネル部に対応させてブロッキン
グ層を形成する工程と、前記 - アモルファスシリコン
膜上および前記ブロッキング層上にn + アモルファスシ
リコン膜を堆積して、ドライエッチングにより前記n +
アモルファスシリコン膜および前記n - アモルファスシ
リコン膜を加工し、前記ブロッキング層上で互いに電気
的に分離された一対のコンタクト層および半導体層を
成する工程と、分離された前記一方のコンタクト層上に
金属層からなるドレイン電極配線を形成し、前記他方の
コンタクト層上に金属層からなるソース電極配線を形成
すると共に、該ソース電極配線に接続された透明電極か
らなる画素電極を形成する工程とを有するものである。
【0021】
【作用】本発明によれば、従来のように、n+ a−Si
膜にCr膜を連続堆積させて形成したソース・ドレイン
電極に比べて、n+ a−Si膜のコンタクト層をパター
ニングした後にCr膜を堆積させたことにより、Cr膜
とn+ a−Si膜との積層膜をエッチングする工程がな
くなり、n+ a−Si膜/n- a−Si膜の2層のみを
ドライエッチングすることにより、ITOの下地膜とな
るゲート絶縁膜を露出させることができる。よって、S
i系膜へのCrの堆積及びエッチング工程を必要としな
いので、ITOを形成するゲート絶縁膜の表面が平滑に
なる。
【0022】したがって、このゲート絶縁膜上に形成さ
れるITOの抵抗を高くすることなく、フロンレスガス
を用いたドライエッチングプロセスにより、ソース・ド
レイン電極を形成することができ、しかもドライエッチ
ングを用いているので、エッチング残りを生じることな
く、歩留まりの向上を図ることができる。
【0023】また、 + a−Si膜からなるコンタクト
層上を含んで、配線金属を、Cr膜/Al系金属膜/C
r膜の3層構造に積層した後、n+ a−Si膜からな
る、ソース・ドレイン電極と接続するようにエッチング
して、データ配線、ドレイン電極配線及びソース電極配
を形成したので、ドレイン電極のコンタクト層である
+ a−Si膜とドレイン電極配線及びデータ配線の主
要電流経路であるAl系金属膜との良好な電気的コンタ
クト、並びにソース電極のコンタクト層であるn + a−
Si膜とソース電極配線の主要電流経路であるAl系金
属膜との良好な電気的コンタクトを確保することができ
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の第1実施例を示すTFT−
LCDのTFTアレイの製造工程断面図(その1)、
2は本発明の第1実施例を示すTFT−LCDのTFT
アレイの製造工程断面図(その2)、図3はそのTFT
−LCDのTFTアレイの平面図、図4は図3のB−B
線断面図である。
【0026】(1)まず、従来のプロセスと同様に、図
1(A)に示すように、ガラス基板などの絶縁性透明基
板21の上に、Al、Al系合金、Ta、Ta合金、C
rなどからなるゲート電極22をスパッタ及び所定の加
工法で形成する。
【0027】次に、ゲート絶縁膜であるSiN膜23を
形成し、その上に半導体層となる不純物がノンドープの
- a−Si膜24をプラズマCVDにより堆積し、続
けてSiN膜を堆積後、エッチングストッパ層(ブロッ
キング層)25を所定形状に加工する。
【0028】(2)次いで、n- a−Si膜24上の表
面酸化膜を(NH4 F処理等によって)除去した後、図
1(B)に示すように、プラズマCVD法等により、n
+ a−Si膜26のみを堆積する。
【0029】(3)次に、フロンレスガス(例えば、塩
素のみ、塩素+ヘリウムガスなど)を用いたドライエッ
チングプロセスによって、図1(C)に示すように、n
+ a−Si膜26、n- a−Si膜24を連続的に加工
して、コンタクト層26a,26bとn- a−Si膜に
よる半導体層を形成する。
【0030】(4)次に、図1(D)に示すように、ス
パッタリング法等を用いて、ITO膜27を堆積する。
【0031】(5)次に、ウェットエッチングプロセス
によって、図2(A)に示すように、ITO膜27を加
工して、画素電極27aを形成する。
【0032】(6)次いで、図2(B)に示すように、
スパッタリング法等を用いて、Cr膜28、Al系金属
膜29、バリアCr膜30を堆積する。
【0033】(7)次に、ウェットエッチングプロセス
によって、図2(C)に示すように、バリアCr膜30
/Al系金属膜29を連続的に加工して、ソース電極配
線29a、ドレイン電極配線29b、データ配線29c
(図3参照)を形成する。この時、ソース電極配線29
a、ドレイン電極配線29bの下層には、Cr膜28が
全面に残っている。
【0034】(8)次いで、ウェットエッチングプロセ
スによって、図2(D)に示すように、表面に露出して
いるCrの金属膜を全て除去する。即ち、この時、バリ
アCr膜30及びCr膜28のうち、ソース電極配線2
9a、ドレイン電極配線29bによって覆われていない
部分が同時に除去される。
【0035】(9)次いで、図4に示すように、画素電
極の開口部を除いて、SiNからなる表面保護膜31を
形成する。
【0036】このようにして、液晶ディスプレイ用薄膜
トランジスタが完成する。
【0037】上述したように、第1の実施例では、n+
a−Si膜26からなるコンタクト層26a,26bを
形成した後に、ITO膜27を全面に堆積させてエッチ
ングによりソース・ドレイン領域を形成し、その上にC
r膜,Al膜,Cr膜を順次堆積した後、この3層の金
属膜をエッチングしてソース電極、ドレイン電極、及び
ドレイン電極配線を形成したので、n+ a−Si膜26
とCr膜が接触する部分をエッチングすることがなくな
り、このためITO膜が形成される下地膜のSiN膜表
面の平滑性が維持でき、このSiN膜上に形成されるI
TO膜の抵抗を低く維持できる。また、フォトレジスト
がCr膜ドライエッチング工程に晒されなくなるので、
フォトレジストの変質がなくなり、エッチング後のレジ
スト剥離が容易となり、さらにデータ配線のAl系金属
膜の下全面にCr膜が敷かれた構造となるため、データ
配線の膜を使用して端子を作製すると、端子部分にもC
r膜の下敷きが入る。このため端子の耐食性が向上す
る。またさらに、ITO膜27が+ a−Si/n-
−Siからなる2つの膜の段差を乗り上げれば良く、C
r膜を乗り上げることがないので、段差の高さが減少
し、かつCr膜をエッチングすることによるオーバーハ
ングが減少するので、段差部分での断線不良が少なくな
る。
【0038】図5は本発明の第2実施例を示すTFT−
LCDのTFTアレイの製造工程断面図である。
【0039】前半の工程は、前記第1実施例の図1
(A)から図1(D)までの工程と同様であり、ここで
の説明は省略する。
【0040】(1)図1(A)〜図1(D)に示した工
程の後、ウェットエッチングプロセスによって、図5
(A)に示すように、画素電極27bを、コンタクト層
26aと重ならないように空間的に分離させて形成す
る。
【0041】(2)次に、図5(B)に示すように、画
素電極27bとコンタクト層26aとの間を含めて基板
全面にスパッタリング法等を用いてCr膜41を堆積
し、更に、Al系金属膜42、バリアCr膜43を順次
堆積する。
【0042】(3)次に、ウェットエッチングプロセス
によって、バリアCr膜43/Al系金属膜42を連続
的に加工して、図5(C)に示すように、ソース電極配
線42a、ドレイン電極配線42bを形成する。この
時、ソース電極配線42a、ドレイン電極配線42bの
下層には、略Cr膜41が全面に残っている。
【0043】(4)次いで、ウェットエッチングプロセ
スによって、図5(D)に示すように、表面に露出して
いるバリアCr膜43及びCr膜41を全て除去する。
【0044】この第2実施例では、画素ITO(表示電
極)27bとソース電極26aを空間的に分離して、そ
の間をCr膜41とAl系金属膜42との2層の金属膜
によって電気的に接続させるようにしている。
【0045】したがって、画素ITO27bがソース電
極26aの段差を乗り上げる必要がなくなるため、段差
部分での断線不良がない。
【0046】なお、上記実施例におけるソース電極はド
レイン電極に、ドレイン電極はソース電極に代えること
ができることは言うまでもない。
【0047】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、従来のようなCr膜をn+ a−Si膜と接する
部分で両方の膜をドライエッチングすることがなくなる
ので、フロンレスガスを用いたドライエッチングプロセ
を適用しても、ITOが形成される下地層のSiN膜
表面を平滑に維持できる。これにより、このSiN膜上
に形成されるITO膜のシート抵抗を増大させることが
なく、また、ドライエッチングを用いているので、a−
Si膜のエッチング残りを生じることもない。そして、
さらに、ソース・ドレイン電極を形成するためのCr膜
のみのエッチング工程を必要としないので、製造工程数
削減させることができる。したがって、TFTアレイ
のフロンレスガスを用いたドライエッチングにより、歩
留り良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すTFT−LCDのT
FTアレイの製造工程断面図(その1)である。
【図2】本発明の第1実施例を示すTFT−LCDのT
FTアレイの製造工程断面図(その2)である。
【図3】本発明の第1実施例を示すTFT−LCDのT
FTアレイの平面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すTFT−LCDのT
FTアレイの製造工程断面図である。
【図6】従来のTFT−LCDのTFTアレイの平面図
である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】従来のTFT−LCDのTFTアレイの製造工
程断面図(その1)である。
【図9】従来のTFT−LCDのTFTアレイの製造工
程断面図(その2)である。
【符号の説明】 21 絶縁性透明基板 22 ゲート電極 23 SiN膜 24 n- a−Si膜 25 エッチングストッパ層(ブロッキング層) 26 n+ a−Si膜 26a,26b コンタクト層 27 ITO膜 27a,27b 画素電極 28,41 Cr膜 29,42 Al系金属膜 29a,42a ソース電極配線 29b,42b ドレイン電極配線 29c データ配線 30,43 バリアCr膜 31 表面保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−179366(JP,A) 特開 平2−42761(JP,A) 特開 平4−253342(JP,A) 特開 平2−51128(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1362 G02F 1/1343 H01L 29/78

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差させて配置した複数のアドレ
    ス配線と複数のデータ配線の各交差部に設けられる、薄
    膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのソース電極と
    ドレイン電極の何れか一方に接続された画素電極とが
    マトリックス状に複数配列され、前記薄膜トランジスタ
    のゲート電極に前記アドレス配線が、ソース電極とドレ
    イン電極の他方にデータ配線が夫々接続された薄膜トラ
    ンジスタアレイの製造方法において、 (a)絶縁性透明基板上にゲート電極を形成し、該ゲー
    ト電極を覆う絶縁膜と、該絶縁膜上に不純物を含まない
    - アモルファスシリコン膜とを順次積層し、該n-
    モルファスシリコン膜上にトランジスタのチャンネル部
    に対応させてブロッキング層を形成する工程と、 (b)前記- アモルファスシリコン膜上および前記ブ
    ロッキング層上に+ アモルファスシリコン膜を堆積し
    て、ドライエッチングにより前記n + アモルファスシリ
    コン膜および前記n - アモルファスシリコン膜を加工
    し、前記ブロッキング層上で互いに電気的に分離された
    一対のコンタクト層、および半導体層を形成する工程
    と、 (c)分離された前記一方のコンタクト層上に金属層か
    らなるドレイン電極配線を形成し、前記他方のコンタク
    ト層上に金属層からなるソース電極配線を形成すると共
    に、該ソース電極配線に接続された透明電極からなる画
    素電極を形成する工程とを有することを特徴とする薄膜
    トランジスタアレイの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ソース電極配線および前記画素電極
    形成する工程は、前記画素電極を前記他方のコンタク
    ト層上に接触させて透明電極を形成し、この透明電極を
    所定の形状にパターニングする工程と、前記他方のコン
    タクト層上および前記画素電極の前記コンタクト層に接
    触する部分の上に前記ソース電極配線を形成する工程と
    からなることを特徴とする請求項1記載の薄膜トランジ
    スタアレイの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ドレイン電極配線、前記ソース電極
    配線および前記画素電極を形成する工程は、前記画素電
    極を形成する工程と、コンタクト層の上方にCr/Al
    系金属/Crからなる3層の金属配線層を形成する工程
    と、該3層の金属配線層のうち上層のCr,Al系金属
    層をエッチングして前記ドレイン電極配線、前記ソース
    電極配線の形状にパターニングする工程と、表面に露出
    した上層のCr膜および前記一対のコンタクト層間の下
    層のCr膜を同時に除去する工程とからなる請求項1記
    載の薄膜トランジスタアレイの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ソース電極配線および前記画素電極
    形成する工程は、前記他方のコンタクト層と空間的に
    離して前記画素電極を形成する工程と、前記画素電極と
    前記他方のコンタクト層間を前記金属層で接続する工程
    とからなることを特徴とする請求項1記載の薄膜トラン
    ジスタアレイの製造方法。
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