JP3293200B2 - 誘電体共振器 - Google Patents
誘電体共振器Info
- Publication number
- JP3293200B2 JP3293200B2 JP31272092A JP31272092A JP3293200B2 JP 3293200 B2 JP3293200 B2 JP 3293200B2 JP 31272092 A JP31272092 A JP 31272092A JP 31272092 A JP31272092 A JP 31272092A JP 3293200 B2 JP3293200 B2 JP 3293200B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- conductor
- outer conductor
- inner conductor
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2056—Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49016—Antenna or wave energy "plumbing" making
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体の内側導体と外
側導体とで共振を起こす誘電体共振器に関するものであ
る。
側導体とで共振を起こす誘電体共振器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のこの種の誘電体共振器1
の斜視図を示しており、例えば、3段の共振器構成とな
っている。この誘電体共振器1は図12〜図14に示す
ように、誘電体2の中央に穴3を穿設し、この穴3の内
周面に内側導体4となる電極膜を形成している。また、
誘電体2の表面には外側導体5となる電極膜を形成して
いる。ここで、図13に示すように、誘電体2の穴3内
の全部にわたって内側導体4を形成するのではなく、誘
電体2の一方の端面2aから穴3内に少し入った部分ま
で外側導体5を形成している。これは誘電体2の端面2
aを開放せずに外側導体5で覆うことで、該端面2aか
らの電磁界リークの防止をしているものである。また、
誘電体2の外側導体5の両側の一部には信号入出力電極
6,7を形成してある。そして、所定の周波数で共振す
る該誘電体共振器1をプリント基板等に表面実装して、
上記信号入出力端子6,7がプリント基板のパターンに
半田付け等により接続される。
の斜視図を示しており、例えば、3段の共振器構成とな
っている。この誘電体共振器1は図12〜図14に示す
ように、誘電体2の中央に穴3を穿設し、この穴3の内
周面に内側導体4となる電極膜を形成している。また、
誘電体2の表面には外側導体5となる電極膜を形成して
いる。ここで、図13に示すように、誘電体2の穴3内
の全部にわたって内側導体4を形成するのではなく、誘
電体2の一方の端面2aから穴3内に少し入った部分ま
で外側導体5を形成している。これは誘電体2の端面2
aを開放せずに外側導体5で覆うことで、該端面2aか
らの電磁界リークの防止をしているものである。また、
誘電体2の外側導体5の両側の一部には信号入出力電極
6,7を形成してある。そして、所定の周波数で共振す
る該誘電体共振器1をプリント基板等に表面実装して、
上記信号入出力端子6,7がプリント基板のパターンに
半田付け等により接続される。
【0003】ここで、信号入出力端子6,7と内側導体
4との間には図14に示すように、外部結合容量Ceが
生じる。また、穴3内の内側導体4と外側導体5との間
には先端容量(浮遊容量)Csが生じる。図15は上記
誘電体共振器1の等価回路図を示し、R1は信号入出力
端子6側の内側導体4による共振器を、R2は中央の内
側導体4による共振器を、R3は信号入出力端子7側の
内側導体4による共振器をそれぞれ示している。
4との間には図14に示すように、外部結合容量Ceが
生じる。また、穴3内の内側導体4と外側導体5との間
には先端容量(浮遊容量)Csが生じる。図15は上記
誘電体共振器1の等価回路図を示し、R1は信号入出力
端子6側の内側導体4による共振器を、R2は中央の内
側導体4による共振器を、R3は信号入出力端子7側の
内側導体4による共振器をそれぞれ示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記誘電体2の穴3内
における内側導体4と外側導体5との間に生じる先端容
量つまり、浮遊容量Csを得て、コムライン結合または
インターデジタル結合をさせる構造の誘電体フィルタに
おいて、浮遊容量Csを調整する場合には以下のような
方法で行っていた。すなわち、図16に示すように、誘
電体2の穴3内の内側導体4または外側導体5を削り、
穴3内の内側導体4と外側導体5との間の幅Sを変えて
いた。また、図17に示すように、穴3の径を変えるこ
とにより内側導体4の径を変えて浮遊容量Csの値を調
整していた。しかしながら、図16に示す方法では、電
極(内側導体4,外側導体5)の長さが変わってしま
い、図17の場合では、金型の種類が増加し、また特性
インピーダンスが変わるので、設計が難しくなるという
問題があった。
における内側導体4と外側導体5との間に生じる先端容
量つまり、浮遊容量Csを得て、コムライン結合または
インターデジタル結合をさせる構造の誘電体フィルタに
おいて、浮遊容量Csを調整する場合には以下のような
方法で行っていた。すなわち、図16に示すように、誘
電体2の穴3内の内側導体4または外側導体5を削り、
穴3内の内側導体4と外側導体5との間の幅Sを変えて
いた。また、図17に示すように、穴3の径を変えるこ
とにより内側導体4の径を変えて浮遊容量Csの値を調
整していた。しかしながら、図16に示す方法では、電
極(内側導体4,外側導体5)の長さが変わってしま
い、図17の場合では、金型の種類が増加し、また特性
インピーダンスが変わるので、設計が難しくなるという
問題があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、比較的簡単な加工或いは成形で浮遊容量を得や
すくすることを目的として誘電体共振器を提供するもの
である。
あって、比較的簡単な加工或いは成形で浮遊容量を得や
すくすることを目的として誘電体共振器を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、誘電体の両側
の端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上
記誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわ
たって形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一
方の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導
体が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記
外側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器にお
いて、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端
面側の表面に凹部を形成し、この凹部の底部の上記外側
導体と上記内側導体とを近接させたことを特徴としてい
る。
の端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上
記誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわ
たって形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一
方の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導
体が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記
外側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器にお
いて、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端
面側の表面に凹部を形成し、この凹部の底部の上記外側
導体と上記内側導体とを近接させたことを特徴としてい
る。
【0007】また、請求項2においては、誘電体の両側
の端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上
記誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわ
たって形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一
方の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導
体が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記
外側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器にお
いて、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端
面側の角部にテーパ部を形成し、このテーパ部の上記外
側導体と上記内側導体とを近接させたことを特徴として
いる。
の端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上
記誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわ
たって形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一
方の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導
体が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記
外側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器にお
いて、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端
面側の角部にテーパ部を形成し、このテーパ部の上記外
側導体と上記内側導体とを近接させたことを特徴として
いる。
【0008】更に、請求項3では、誘電体の両側の端面
側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上記誘電
体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわたって
形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一方の端
面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導体が形
成されていない箇所があり、上記内側導体と上記外側導
体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器において、
上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端面側の
角部に断面が略L型の凹段部を凹設し、この凹段部の上
記外側導体と上記内側導体とを近接させたことを特徴と
している。
側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上記誘電
体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわたって
形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一方の端
面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導体が形
成されていない箇所があり、上記内側導体と上記外側導
体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器において、
上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端面側の
角部に断面が略L型の凹段部を凹設し、この凹段部の上
記外側導体と上記内側導体とを近接させたことを特徴と
している。
【0009】
【作用】本発明は、外側導体を含めた誘電体の上記一方
の端面側の表面に凹部を形成し、この凹部の底部の上記
外側導体と内側導体とを近接させることで、誘電体の穴
内の内側導体とアース電極となる外側導体との距離が短
くなり、浮遊容量が得やすくなる。また、凹部の大きさ
や深さなど比較的簡単な加工或いは成形により浮遊容量
を調整でき、コムラインタイプでは、例えば浮遊容量を
大きく得ることで、フィルタの帯域幅を広くすることが
できる。更に、例えば、浮遊容量を大きく得ることで共
振器長が短くなり、小型化が可能となる。
の端面側の表面に凹部を形成し、この凹部の底部の上記
外側導体と内側導体とを近接させることで、誘電体の穴
内の内側導体とアース電極となる外側導体との距離が短
くなり、浮遊容量が得やすくなる。また、凹部の大きさ
や深さなど比較的簡単な加工或いは成形により浮遊容量
を調整でき、コムラインタイプでは、例えば浮遊容量を
大きく得ることで、フィルタの帯域幅を広くすることが
できる。更に、例えば、浮遊容量を大きく得ることで共
振器長が短くなり、小型化が可能となる。
【0010】また、請求項2においては、外側導体を含
めた誘電体の上記一方の端面側の角部にテーパ部を形成
し、このテーパ部の上記外側導体と内側導体とを近接さ
せていることで、請求項1の場合と同様に誘電体の穴内
の内側導体とアース電極となる外側導体との距離が短く
なり、浮遊容量が得やすくなる。また、角部のテーパ部
の大きさ、傾きなど比較的簡単な加工或いは成形により
浮遊容量を調整でき、コムラインタイプでは、例えば浮
遊容量を大きく得ることで、フィルタの帯域幅を広くす
ることができる。更に、例えば、浮遊容量を大きく得る
ことで共振器長が短くなり、小型化が可能となる。
めた誘電体の上記一方の端面側の角部にテーパ部を形成
し、このテーパ部の上記外側導体と内側導体とを近接さ
せていることで、請求項1の場合と同様に誘電体の穴内
の内側導体とアース電極となる外側導体との距離が短く
なり、浮遊容量が得やすくなる。また、角部のテーパ部
の大きさ、傾きなど比較的簡単な加工或いは成形により
浮遊容量を調整でき、コムラインタイプでは、例えば浮
遊容量を大きく得ることで、フィルタの帯域幅を広くす
ることができる。更に、例えば、浮遊容量を大きく得る
ことで共振器長が短くなり、小型化が可能となる。
【0011】更に、請求項3では、外側導体を含めた誘
電体の上記一方の端面側の角部に断面が略L型の凹段部
を凹設し、この凹段部の上記外側導体と内側導体とを近
接させていることで、誘電体の穴内の内側導体とアース
電極となる外側導体との距離が短くなり、浮遊容量が得
やすくなる。また、角部の凹段部の大きさ、深さなど比
較的簡単な加工或いは成形により浮遊容量を調整でき、
コムラインタイプでは、例えば浮遊容量を大きく得るこ
とで、フィルタの帯域幅を広くすることができる。更
に、例えば、浮遊容量を大きく得ることで共振器長が短
くなり、小型化が可能となる。
電体の上記一方の端面側の角部に断面が略L型の凹段部
を凹設し、この凹段部の上記外側導体と内側導体とを近
接させていることで、誘電体の穴内の内側導体とアース
電極となる外側導体との距離が短くなり、浮遊容量が得
やすくなる。また、角部の凹段部の大きさ、深さなど比
較的簡単な加工或いは成形により浮遊容量を調整でき、
コムラインタイプでは、例えば浮遊容量を大きく得るこ
とで、フィルタの帯域幅を広くすることができる。更
に、例えば、浮遊容量を大きく得ることで共振器長が短
くなり、小型化が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。尚、本発明は誘電体2の表面に凹部を形成したこ
とに特徴を有し、内側導体4、外側導体5等の構成につ
いては従来と同様なので、要旨の部分について詳述す
る。図1は実施例1を示し、誘電体2の内側導体4を内
面に形成している穴3の両側であって誘電体2の端面2
a側に溝状の凹部8を略並行に形成している。この凹部
8を含めた誘電体2の外面全体にわたって外側導体5を
形成している。従って、図1(b)に示すように、溝状
の凹部8の底部のアース電極となる外側導体5と内側導
体4との距離が短くなり、浮遊容量Csを得ることが容
易となる。
する。尚、本発明は誘電体2の表面に凹部を形成したこ
とに特徴を有し、内側導体4、外側導体5等の構成につ
いては従来と同様なので、要旨の部分について詳述す
る。図1は実施例1を示し、誘電体2の内側導体4を内
面に形成している穴3の両側であって誘電体2の端面2
a側に溝状の凹部8を略並行に形成している。この凹部
8を含めた誘電体2の外面全体にわたって外側導体5を
形成している。従って、図1(b)に示すように、溝状
の凹部8の底部のアース電極となる外側導体5と内側導
体4との距離が短くなり、浮遊容量Csを得ることが容
易となる。
【0013】この凹部8は誘電体2を加工したり、或い
は成形により形成することができる。従って、比較的簡
単な加工、或いは成形により浮遊容量Csを得ることが
できる。また、凹部8の大きさや深さ、或いは外側導体
5の一部を削除したりすることで、浮遊容量Csの調整
(浮遊容量Csの大小)が容易にできる。コムラインタ
イプのものでは、例えば、浮遊容量Csを大きく得るこ
とで、フィルタの帯域幅を広くすることができる。ま
た、例えば浮遊容量Csを大きく得ることで、共振器長
が短くなり、小型化も可能となる。更に、インターデジ
タル結合させる構造のフィルタにおいても、浮遊容量C
sを容易に得ることができると共に、浮遊容量Csの調
整も容易となる。
は成形により形成することができる。従って、比較的簡
単な加工、或いは成形により浮遊容量Csを得ることが
できる。また、凹部8の大きさや深さ、或いは外側導体
5の一部を削除したりすることで、浮遊容量Csの調整
(浮遊容量Csの大小)が容易にできる。コムラインタ
イプのものでは、例えば、浮遊容量Csを大きく得るこ
とで、フィルタの帯域幅を広くすることができる。ま
た、例えば浮遊容量Csを大きく得ることで、共振器長
が短くなり、小型化も可能となる。更に、インターデジ
タル結合させる構造のフィルタにおいても、浮遊容量C
sを容易に得ることができると共に、浮遊容量Csの調
整も容易となる。
【0014】(実施例2)図2は実施例2を示し、先の
実施例とは異なり、溝状の凹部8を誘電体2の片側に設
けたものである。この実施例においても、先の実施例と
同様に、浮遊容量Csを容易に得ることができ、また、
調整も容易である。
実施例とは異なり、溝状の凹部8を誘電体2の片側に設
けたものである。この実施例においても、先の実施例と
同様に、浮遊容量Csを容易に得ることができ、また、
調整も容易である。
【0015】(実施例3)実施例3を図3に示す。本実
施例では、溝状の凹部8を誘電体2の一方の側面に形成
したものである。誘電体2の穴3内の内側導体4に凹部
8の底部の外側導体5を近接させて、浮遊容量Csを容
易に得ている。そして、アース電極となる外側導体5と
内側導体4との距離t、凹部8の幅w、深さd等を変化
させることで、浮遊容量Csをコントロールする。
施例では、溝状の凹部8を誘電体2の一方の側面に形成
したものである。誘電体2の穴3内の内側導体4に凹部
8の底部の外側導体5を近接させて、浮遊容量Csを容
易に得ている。そして、アース電極となる外側導体5と
内側導体4との距離t、凹部8の幅w、深さd等を変化
させることで、浮遊容量Csをコントロールする。
【0016】この浮遊容量Csを調整することで、共振
器間の結合を調整することができる。これにより、フィ
ルタの通過帯域を形状を変化させることなくコントロー
ルすることができる。しかも、凹部8により上記浮遊容
量Csを、より大きくとることができるものである。ま
た、形状の標準化ができ、金型コストや管理コストを減
少することができる。尚、図3に示す実施例では、凹部
8を誘電体2の一方の側面に形成したが、誘電体2の両
側の側面に形成しても良い。この場合、さらに浮遊容量
Csを大きくとることができる。
器間の結合を調整することができる。これにより、フィ
ルタの通過帯域を形状を変化させることなくコントロー
ルすることができる。しかも、凹部8により上記浮遊容
量Csを、より大きくとることができるものである。ま
た、形状の標準化ができ、金型コストや管理コストを減
少することができる。尚、図3に示す実施例では、凹部
8を誘電体2の一方の側面に形成したが、誘電体2の両
側の側面に形成しても良い。この場合、さらに浮遊容量
Csを大きくとることができる。
【0017】(実施例4)図4は実施例4を示し、穴3
の近傍に丸穴状の凹部8を該穴3と同じ方向に開口させ
てそれぞれ形成したものである。尚、この凹部8は穴3
に対応してそれぞれ形成しているが、1つでもよく、ま
た、穴3の数以上に形成してもよい。また、凹部8を穴
3の両側にそれぞれ対応させたり、多数の凹部8を形成
しても良いのは言うまでもない。
の近傍に丸穴状の凹部8を該穴3と同じ方向に開口させ
てそれぞれ形成したものである。尚、この凹部8は穴3
に対応してそれぞれ形成しているが、1つでもよく、ま
た、穴3の数以上に形成してもよい。また、凹部8を穴
3の両側にそれぞれ対応させたり、多数の凹部8を形成
しても良いのは言うまでもない。
【0018】(実施例5)実施例5を図5に示す。この
実施例では丸穴状の凹部8を誘電体2の側面に形成した
ものであり、凹部8の底部の外側導体5と内側導体4と
が並行して近接した形となっている。この実施例におい
ても、凹部8と穴3とを対応させて形成したが、穴3の
数は1つでも良く、また、3つ以上形成しても良い。更
に、凹部8を誘電体2のどの面に形成しても良い。
実施例では丸穴状の凹部8を誘電体2の側面に形成した
ものであり、凹部8の底部の外側導体5と内側導体4と
が並行して近接した形となっている。この実施例におい
ても、凹部8と穴3とを対応させて形成したが、穴3の
数は1つでも良く、また、3つ以上形成しても良い。更
に、凹部8を誘電体2のどの面に形成しても良い。
【0019】(実施例6)図6は請求項2に対応する実
施例を示し、誘電体2の穴3の開口面がわの角部の両側
にテーパ部9を形成したものである。このテーパ部9を
形成することにより、穴3内の内側導体4と該テーパ部
9のアース電極としての外側導体5との距離が短くな
り、上記の実施例と同様に浮遊容量Csを容易に得るこ
とができるものである。また、上記テーパ部9の角度や
テーパ部9の大きさにより浮遊容量Csの大小の調整を
容易にすることができる。尚、他の面の角部にテーパ部
9を形成して浮遊容量Csを得るようにしても良い。
施例を示し、誘電体2の穴3の開口面がわの角部の両側
にテーパ部9を形成したものである。このテーパ部9を
形成することにより、穴3内の内側導体4と該テーパ部
9のアース電極としての外側導体5との距離が短くな
り、上記の実施例と同様に浮遊容量Csを容易に得るこ
とができるものである。また、上記テーパ部9の角度や
テーパ部9の大きさにより浮遊容量Csの大小の調整を
容易にすることができる。尚、他の面の角部にテーパ部
9を形成して浮遊容量Csを得るようにしても良い。
【0020】(実施例7)図7は実施例7を示し、テー
パ部9を誘電体2の片側だけに形成した場合である。こ
の実施例においても、実施例5の場合と同様にテーパ部
9により浮遊容量Csを容易に得ることができる。
パ部9を誘電体2の片側だけに形成した場合である。こ
の実施例においても、実施例5の場合と同様にテーパ部
9により浮遊容量Csを容易に得ることができる。
【0021】(実施例8)実施例8を図8に示す。本実
施例では、誘電体2の角部の全面ではなく一部を切り欠
く形でテーパ部9を形成したものである。図8では、テ
ーパ部9を形成した凹所10を一部分だけ形成したのを
示しているが、各穴3に対応して、片側或いは両側に凹
所10を複数形成しても良い。また、凹所10の数は限
定されないものである。また、浮遊容量Csの調整は、
凹所10の位置や大きさにより容易に調整することがで
きる。
施例では、誘電体2の角部の全面ではなく一部を切り欠
く形でテーパ部9を形成したものである。図8では、テ
ーパ部9を形成した凹所10を一部分だけ形成したのを
示しているが、各穴3に対応して、片側或いは両側に凹
所10を複数形成しても良い。また、凹所10の数は限
定されないものである。また、浮遊容量Csの調整は、
凹所10の位置や大きさにより容易に調整することがで
きる。
【0022】(実施例9)図9は請求項3に対応した実
施例を示し、誘電体2の上面の角部の片側に先の実施例
のようなテーパ状ではなく段状の断面が略L型の凹段部
11を形成したものである。この場合も穴3内の内側導
体4と凹段部11のアース電極となる外側導体5との距
離が短くなり浮遊容量Csを得ることが容易となる。
尚、図9では凹段部11を連続して形成したが、連続で
はなく、一部分或いは断続的に形成したり、誘電体2の
両側の角部に形成するようにしても良い。また、浮遊容
量の大小の調整は、凹段部11の大きさ等により容易に
調整できる。
施例を示し、誘電体2の上面の角部の片側に先の実施例
のようなテーパ状ではなく段状の断面が略L型の凹段部
11を形成したものである。この場合も穴3内の内側導
体4と凹段部11のアース電極となる外側導体5との距
離が短くなり浮遊容量Csを得ることが容易となる。
尚、図9では凹段部11を連続して形成したが、連続で
はなく、一部分或いは断続的に形成したり、誘電体2の
両側の角部に形成するようにしても良い。また、浮遊容
量の大小の調整は、凹段部11の大きさ等により容易に
調整できる。
【0023】(実施例10)図10及び図11に示す 本実施例は上記実施例9の場合
と比べて、凹段部11の深さを更に深くした実施例であ
る。すなわち、一体型の誘電体共振器において、内側導
体4で浮遊容量Csを得て、コムライン結合する誘電体
フィルタで、凹段部11を形成することにより、外側導
体5と穴3内の内側導体4とを近づけて浮遊容量Csを
増加させるようにしたものである。その近づける寸法W
や凹段部11の深さXを調整することで結合を調整する
ことができる。ここで、穴3の軸方向における誘電体2
の寸法をLとした場合、0≦X<Lとしている。
と比べて、凹段部11の深さを更に深くした実施例であ
る。すなわち、一体型の誘電体共振器において、内側導
体4で浮遊容量Csを得て、コムライン結合する誘電体
フィルタで、凹段部11を形成することにより、外側導
体5と穴3内の内側導体4とを近づけて浮遊容量Csを
増加させるようにしたものである。その近づける寸法W
や凹段部11の深さXを調整することで結合を調整する
ことができる。ここで、穴3の軸方向における誘電体2
の寸法をLとした場合、0≦X<Lとしている。
【0024】上記寸法X,Wを変化させることで、誘電
体共振器の結合係数を変えることができ、これにより、
フィルタの通過帯域を形状(金型)を変えることなくコ
ントロールすることができる。また、誘電体共振器の形
状の標準化ができ、金型コストや管理コストを減少する
ことができる。更に、穴3間のピッチを狭くせず、大き
な結合係数が得られるため、高域の極が通過帯域から遠
ざかり、低域の減衰が改善されることになる。また、浮
遊容量Csが増加することで、共振電極長が短くなり、
それに伴い、フィルタを小型化することができる。更
に、比帯域の大きなフィルタが得られる。
体共振器の結合係数を変えることができ、これにより、
フィルタの通過帯域を形状(金型)を変えることなくコ
ントロールすることができる。また、誘電体共振器の形
状の標準化ができ、金型コストや管理コストを減少する
ことができる。更に、穴3間のピッチを狭くせず、大き
な結合係数が得られるため、高域の極が通過帯域から遠
ざかり、低域の減衰が改善されることになる。また、浮
遊容量Csが増加することで、共振電極長が短くなり、
それに伴い、フィルタを小型化することができる。更
に、比帯域の大きなフィルタが得られる。
【0025】また、上記各実施例における誘電体共振器
は3段構成の場合について説明したが、段数に限定され
るものではない。すなわち、1段の誘電体共振器や、3
段以上の誘電体共振器の場合にも適用できるものであ
る。また、本発明の誘電体共振器は、あらゆるフィル
タ、例えば、バンドパスフィルタ、バンドエリミネーシ
ョンフィルタ、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ等
を形成する場合に適用できるものである。
は3段構成の場合について説明したが、段数に限定され
るものではない。すなわち、1段の誘電体共振器や、3
段以上の誘電体共振器の場合にも適用できるものであ
る。また、本発明の誘電体共振器は、あらゆるフィル
タ、例えば、バンドパスフィルタ、バンドエリミネーシ
ョンフィルタ、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ等
を形成する場合に適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように、誘電体の両側の
端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上記
誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわた
って形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一方
の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導体
が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記外
側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器におい
て、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端面
側の表面に凹部を形成し、この凹部の底部の上記外側導
体と上記内側導体とを近接させたものであるから、誘電
体の表面に形成した凹部の底部の外側導体と上記内側導
体とを近接させることで、誘電体の穴内の内側導体とア
ース電極となる外側導体との距離が短くなり、浮遊容量
が得やすくなる。また、凹部の大きさや深さなど比較的
簡単な加工或いは成形により浮遊容量を調整でき、コム
ラインタイプでは、例えば浮遊容量を大きく得ること
で、フィルタの帯域幅を広くすることができる。更に、
例えば、浮遊容量を大きく得ることで共振器長が短くな
り、小型化が可能となる効果を奏するものである。
端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上記
誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわた
って形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一方
の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導体
が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記外
側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器におい
て、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端面
側の表面に凹部を形成し、この凹部の底部の上記外側導
体と上記内側導体とを近接させたものであるから、誘電
体の表面に形成した凹部の底部の外側導体と上記内側導
体とを近接させることで、誘電体の穴内の内側導体とア
ース電極となる外側導体との距離が短くなり、浮遊容量
が得やすくなる。また、凹部の大きさや深さなど比較的
簡単な加工或いは成形により浮遊容量を調整でき、コム
ラインタイプでは、例えば浮遊容量を大きく得ること
で、フィルタの帯域幅を広くすることができる。更に、
例えば、浮遊容量を大きく得ることで共振器長が短くな
り、小型化が可能となる効果を奏するものである。
【0027】また、請求項2においては、誘電体の両側
の端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上
記誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわ
たって形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一
方の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導
体が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記
外側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器にお
いて、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端
面側の角部にテーパ部を形成し、このテーパ部の上記外
側導体と上記内側導体とを近接させていることで、請求
項1の場合と同様に誘電体の穴内の内側導体とアース電
極となる外側導体との距離が短くなり、浮遊容量が得や
すくなる。また、角部のテーパ部の大きさ、傾きなど比
較的簡単な加工或いは成形により浮遊容量を調整でき、
コムラインタイプでは、例えば浮遊容量を大きく得るこ
とで、フィルタの帯域幅を広くすることができる。更
に、例えば、浮遊容量を大きく得ることで共振器長が短
くなり、小型化が可能となる。
の端面側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上
記誘電体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわ
たって形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一
方の端面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導
体が形成されていない箇所があり、上記内側導体と上記
外側導体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器にお
いて、上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端
面側の角部にテーパ部を形成し、このテーパ部の上記外
側導体と上記内側導体とを近接させていることで、請求
項1の場合と同様に誘電体の穴内の内側導体とアース電
極となる外側導体との距離が短くなり、浮遊容量が得や
すくなる。また、角部のテーパ部の大きさ、傾きなど比
較的簡単な加工或いは成形により浮遊容量を調整でき、
コムラインタイプでは、例えば浮遊容量を大きく得るこ
とで、フィルタの帯域幅を広くすることができる。更
に、例えば、浮遊容量を大きく得ることで共振器長が短
くなり、小型化が可能となる。
【0028】更に、請求項3では、誘電体の両側の端面
側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上記誘電
体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわたって
形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一方の端
面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導体が形
成されていない箇所があり、上記内側導体と上記外側導
体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器において、
上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端面側の
角部に断面が略L型の凹段部を凹設し、この凹段部の上
記外側導体と上記内側導体とを近接させていることで、
誘電体の穴内の内側導体とアース電極となる外側導体と
の距離が短くなり、浮遊容量が得やすくなる。また、角
部の凹段部の大きさ、深さなど比較的簡単な加工或いは
成形により浮遊容量を調整でき、コムラインタイプで
は、例えば浮遊容量を大きく得ることで、フィルタの帯
域幅を広くすることができる。更に、例えば、浮遊容量
を大きく得ることで共振器長が短くなり、小型化が可能
となる。
側に貫通した穴の内面に形成した内側導体と、上記誘電
体の両側の端面を含む該誘電体の外面の全体にわたって
形成した外側導体とで形成され、上記誘電体の一方の端
面側から少し入った上記穴の内面には上記内側導体が形
成されていない箇所があり、上記内側導体と上記外側導
体とで所定の周波数で共振する誘電体共振器において、
上記外側導体を含めた上記誘電体の上記一方の端面側の
角部に断面が略L型の凹段部を凹設し、この凹段部の上
記外側導体と上記内側導体とを近接させていることで、
誘電体の穴内の内側導体とアース電極となる外側導体と
の距離が短くなり、浮遊容量が得やすくなる。また、角
部の凹段部の大きさ、深さなど比較的簡単な加工或いは
成形により浮遊容量を調整でき、コムラインタイプで
は、例えば浮遊容量を大きく得ることで、フィルタの帯
域幅を広くすることができる。更に、例えば、浮遊容量
を大きく得ることで共振器長が短くなり、小型化が可能
となる。
【図1】(a)(b)は本発明の実施例の誘電体共振器
の斜視図及び断面図である。
の斜視図及び断面図である。
【図2】本発明の実施例2の誘電体共振器の斜視図であ
る。
る。
【図3】(a)(b)は実施例3の誘電体共振器の斜視
図及び要部断面図である。
図及び要部断面図である。
【図4】(a)(b)は実施例4の誘電体共振器の斜視
図及び要部断面図である。
図及び要部断面図である。
【図5】(a)(b)は実施例5の誘電体共振器の斜視
図及び要部断面図である。
図及び要部断面図である。
【図6】(a)(b)は本発明の請求項2に対応した実
施例6の誘電体共振器の斜視図及び要部断面図である。
施例6の誘電体共振器の斜視図及び要部断面図である。
【図7】同上の実施例7の誘電体共振器の斜視図であ
る。
る。
【図8】同上の実施例8の誘電体共振器の斜視図であ
る。
る。
【図9】本発明の請求項3に対応した実施例9の誘電体
共振器の斜視図である。
共振器の斜視図である。
【図10】同上の実施例10の誘電体共振器の斜視図で
ある。
ある。
【図11】同上の実施例10の誘電体共振器の断面図で
ある。
ある。
【図12】従来例の誘電体共振器の斜視図である。
【図13】従来例の誘電体共振器の断面図である。
【図14】従来例の誘電体共振器の中央部分を切断した
状態の要部斜視図である。
状態の要部斜視図である。
【図15】誘電体共振器の等価回路図である。
【図16】従来例の浮遊容量の調整方法を示す要部断面
図である。
図である。
【図17】従来例の浮遊容量の他の調整方法を示す平面
図である。
図である。
1 誘電体共振器 2 誘電体 3 穴 4 内側導体 5 外側導体 8 凹部 9 テーパ部 11 凹段部
フロントページの続き (72)発明者 寄田 忠弘 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 加藤 英幸 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 辻口 達也 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 毛利 久志 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 多田 斉 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−143306(JP,A) 特開 平5−183309(JP,A) 実開 平2−53604(JP,U) 実開 平4−85901(JP,U) 実開 平1−126705(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/20 - 1/219 H01P 7/00 - 7/10
Claims (3)
- 【請求項1】 誘電体の両側の端面側に貫通した穴の内
面に形成した内側導体と、上記誘電体の両側の端面を含
む該誘電体の外面の全体にわたって形成した外側導体と
で形成され、上記誘電体の一方の端面側から少し入った
上記穴の内面には上記内側導体が形成されていない箇所
があり、上記内側導体と上記外側導体とで所定の周波数
で共振する誘電体共振器において、上記外側導体を含め
た上記誘電体の上記一方の端面側の表面に凹部を形成
し、この凹部の底部の上記外側導体と上記内側導体とを
近接させたことを特徴とする誘電体共振器。 - 【請求項2】 誘電体の両側の端面側に貫通した穴の内
面に形成した内側導体と、上記誘電体の両側の端面を含
む該誘電体の外面の全体にわたって形成した外側導体と
で形成され、上記誘電体の一方の端面側から少し入った
上記穴の内面には上記内側導体が形成されていない箇所
があり、上記内側導体と上記外側導体とで所定の周波数
で共振する誘電体共振器において、上記外側導体を含め
た上記誘電体の上記一方の端面側の角部にテーパ部を形
成し、このテーパ部の上記外側導体と上記内側導体とを
近接させたことを特徴とする誘電体共振器。 - 【請求項3】 誘電体の両側の端面側に貫通した穴の内
面に形成した内側導体と、上記誘電体の両側の端面を含
む該誘電体の外面の全体にわたって形成した外側導体と
で形成され、上記誘電体の一方の端面側から少し入った
上記穴の内面には上記内側導体が形成されていない箇所
があり、上記内側導体と上記外側導体とで所定の周波数
で共振する誘電体共振器において、上記外側導体を含め
た上記誘電体の上記一方の端面側の角部に断面が略L型
の凹段部を凹設し、この凹段部の上記外側導体と上記内
側導体とを近接させたことを特徴とする誘電体共振器。
Priority Applications (18)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31272092A JP3293200B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-10-28 | 誘電体共振器 |
EP93100741A EP0556573B1 (en) | 1992-01-22 | 1993-01-19 | Dielectric resonator and its characteristic adjusting method |
DE69328980T DE69328980T2 (de) | 1992-01-22 | 1993-01-19 | Dielektrischer Resonator |
EP97104903A EP0788178B1 (en) | 1992-01-22 | 1993-01-19 | Dielectric resonator |
DE69321152T DE69321152T2 (de) | 1992-01-22 | 1993-01-19 | Dielektrischer Resonator und Verfahren zum Justieren seiner Charakteristik |
DE69327118T DE69327118T2 (de) | 1992-01-22 | 1993-01-19 | Dielektrischer Resonator und Verfahren zum Justieren eines dielektrischen Resonators |
EP98104197A EP0854531B1 (en) | 1992-01-22 | 1993-01-19 | Dielectric resonator and method adjusting a dielectric resonator |
FI930252A FI115337B (fi) | 1992-01-22 | 1993-01-22 | Dielektrinen resonaattori ja sen ominaiskäyrän säätömenetelmä |
US08/259,568 US5642084A (en) | 1992-01-22 | 1994-06-14 | Dielectric filter having respective capacitance gaps flushed with the inner surface of corresponding holes |
US08/832,762 US6005456A (en) | 1992-01-22 | 1997-04-04 | Dielectric filter having non-conductive adjusting regions |
US08/839,410 US6014067A (en) | 1992-01-22 | 1997-04-14 | Dielectric resonator filter having a portion of the outer surface closer to the resonators |
US08/834,082 US6087910A (en) | 1992-01-22 | 1997-04-14 | Dielectric filter having stepped resonators with non-conductive gap |
US08/843,433 US6078230A (en) | 1992-01-22 | 1997-04-15 | Characteristic adjusting method for dielectric filter using a grinding tool |
US08/874,259 US5896074A (en) | 1992-01-22 | 1997-06-13 | Dielectric filter |
US09/590,243 US6466109B1 (en) | 1992-01-22 | 2000-06-08 | Dielectric filter having non-conductive adjusting regions |
US09/590,110 US6353374B1 (en) | 1992-01-22 | 2000-06-08 | Dielectric filter with recessed end surface |
US09/590,163 US6400238B1 (en) | 1992-01-22 | 2000-06-08 | Dielectric filter having side surface indentation |
US09/590,625 US6694601B2 (en) | 1992-01-22 | 2000-06-08 | Method of adjusting characteristics of dielectric filter |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2905692 | 1992-04-03 | ||
JP4-29056 | 1992-04-03 | ||
JP31272092A JP3293200B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-10-28 | 誘電体共振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335808A JPH05335808A (ja) | 1993-12-17 |
JP3293200B2 true JP3293200B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=26367201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31272092A Expired - Fee Related JP3293200B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-10-28 | 誘電体共振器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (8) | US5642084A (ja) |
EP (2) | EP0788178B1 (ja) |
JP (1) | JP3293200B2 (ja) |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2910807B2 (ja) * | 1991-10-25 | 1999-06-23 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器装置、誘電体フィルタおよびそれらの製造方法 |
US6005456A (en) * | 1992-01-22 | 1999-12-21 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter having non-conductive adjusting regions |
JP3293200B2 (ja) * | 1992-04-03 | 2002-06-17 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器 |
US6008707A (en) * | 1993-11-18 | 1999-12-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna duplexer |
JP3254866B2 (ja) * | 1993-12-21 | 2002-02-12 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器およびその製造方法 |
JP3125671B2 (ja) * | 1996-02-16 | 2001-01-22 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ |
US5844454A (en) * | 1996-03-29 | 1998-12-01 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter with non-conductive edge |
JPH10126106A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-15 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 誘電体フィルタ |
DE19742971C2 (de) * | 1997-09-29 | 1999-12-09 | Siemens Matsushita Components | Streifenleitungsfilter |
US6507250B1 (en) * | 1999-08-13 | 2003-01-14 | Murata Manufacturing Co. Ltd. | Dielectric filter, dielectric duplexer, and communication equipment |
JP3606244B2 (ja) * | 2001-09-10 | 2005-01-05 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器装置の製造方法 |
JP3329450B1 (ja) * | 2001-09-28 | 2002-09-30 | ティーディーケイ株式会社 | 誘電体装置 |
US7042314B2 (en) | 2001-11-14 | 2006-05-09 | Radio Frequency Systems | Dielectric mono-block triple-mode microwave delay filter |
US7068127B2 (en) * | 2001-11-14 | 2006-06-27 | Radio Frequency Systems | Tunable triple-mode mono-block filter assembly |
JP3786044B2 (ja) * | 2002-04-17 | 2006-06-14 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器装置、高周波フィルタおよび高周波発振器 |
US7057480B2 (en) * | 2002-09-17 | 2006-06-06 | M/A-Com, Inc. | Cross-coupled dielectric resonator circuit |
US7310031B2 (en) * | 2002-09-17 | 2007-12-18 | M/A-Com, Inc. | Dielectric resonators and circuits made therefrom |
KR100573807B1 (ko) * | 2002-11-19 | 2006-04-25 | (주)파트론 | 유전체 필터, 듀플렉서 유전체 필터 및 그 제조방법 |
JP4021773B2 (ja) * | 2003-01-17 | 2007-12-12 | 東光株式会社 | 導波管型誘電体フィルタとその製造方法 |
US20040257176A1 (en) * | 2003-05-07 | 2004-12-23 | Pance Kristi Dhimiter | Mounting mechanism for high performance dielectric resonator circuits |
JP2004364248A (ja) | 2003-05-09 | 2004-12-24 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信装置 |
DE102004001347B3 (de) * | 2004-01-08 | 2005-07-07 | Epcos Ag | Duplexer mit niedriger Bauhöhe |
US20050200437A1 (en) * | 2004-03-12 | 2005-09-15 | M/A-Com, Inc. | Method and mechanism for tuning dielectric resonator circuits |
US7088203B2 (en) * | 2004-04-27 | 2006-08-08 | M/A-Com, Inc. | Slotted dielectric resonators and circuits with slotted dielectric resonators |
US20050251769A1 (en) * | 2004-05-04 | 2005-11-10 | Frank Mark D | System and method for determining signal coupling in a circuit design |
US7388457B2 (en) | 2005-01-20 | 2008-06-17 | M/A-Com, Inc. | Dielectric resonator with variable diameter through hole and filter with such dielectric resonators |
US7583164B2 (en) * | 2005-09-27 | 2009-09-01 | Kristi Dhimiter Pance | Dielectric resonators with axial gaps and circuits with such dielectric resonators |
US7352264B2 (en) * | 2005-10-24 | 2008-04-01 | M/A-Com, Inc. | Electronically tunable dielectric resonator circuits |
US7705694B2 (en) * | 2006-01-12 | 2010-04-27 | Cobham Defense Electronic Systems Corporation | Rotatable elliptical dielectric resonators and circuits with such dielectric resonators |
US7456712B1 (en) * | 2007-05-02 | 2008-11-25 | Cobham Defense Electronics Corporation | Cross coupling tuning apparatus for dielectric resonator circuit |
WO2012043739A1 (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-05 | 京セラ株式会社 | 同軸共振器ならびにそれを用いた誘電体フィルタ,無線通信モジュールおよび無線通信機器 |
US8717108B2 (en) * | 2011-04-12 | 2014-05-06 | The Boeing Company | Resonator device |
CN107210510B (zh) * | 2015-11-28 | 2020-01-03 | 华为技术有限公司 | 介质谐振器及滤波器 |
CN110088977B (zh) * | 2016-12-16 | 2020-07-28 | 华为技术有限公司 | 介质谐振器及应用其的介质滤波器、收发信机及基站 |
Family Cites Families (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713801A (en) * | 1980-06-28 | 1982-01-23 | Nippon Dengiyou Kosaku Kk | Interdigital band-pass filter |
US4431977A (en) * | 1982-02-16 | 1984-02-14 | Motorola, Inc. | Ceramic bandpass filter |
JPS59128801A (ja) * | 1983-01-14 | 1984-07-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 誘電体フイルタの調整方法 |
JPS606220A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 回転式連続金属押出装置 |
US4523162A (en) * | 1983-08-15 | 1985-06-11 | At&T Bell Laboratories | Microwave circuit device and method for fabrication |
JPS6062202A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-10 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体を用いたフイルタの製造方法 |
JPS6115690A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-23 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 酵素固定樹脂組成物並びにその製造方法及び再生法 |
JPS6152003A (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-14 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フイルタ |
JPS61156902A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-16 | Sony Corp | 誘電体フイルタ |
JPH0246082Y2 (ja) * | 1985-04-04 | 1990-12-05 | ||
JPS624802A (ja) * | 1985-06-30 | 1987-01-10 | Shimadzu Corp | デワツクス装置 |
JPS6240802A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-21 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体同軸共振器 |
JPS6243904A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-25 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振器 |
JPS6285502A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-20 | Fujitsu Ltd | 誘電体フイルタ |
JPS62104201A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | Fujitsu Ltd | 誘電体フイルタ |
JPS62183603A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-12 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フイルタ |
US4800348A (en) * | 1987-08-03 | 1989-01-24 | Motorola, Inc. | Adjustable electronic filter and method of tuning same |
JPH0656921B2 (ja) * | 1987-09-10 | 1994-07-27 | 三菱電機株式会社 | 誘電体フィルタ |
US4837534A (en) * | 1988-01-29 | 1989-06-06 | Motorola, Inc. | Ceramic block filter with bidirectional tuning |
JPH01212001A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体フィルタ |
JPH01258501A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Mitsubishi Electric Corp | 誘電体フィルタ |
JPH02130103U (ja) * | 1988-11-16 | 1990-10-26 | ||
US4965094A (en) * | 1988-12-27 | 1990-10-23 | At&T Bell Laboratories | Electroless silver coating for dielectric filter |
US5103197A (en) * | 1989-06-09 | 1992-04-07 | Lk-Products Oy | Ceramic band-pass filter |
JPH0338101A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-19 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波同軸共振器 |
JPH03108801A (ja) * | 1989-09-21 | 1991-05-09 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 誘電体フィルタ |
US5122768A (en) * | 1990-01-08 | 1992-06-16 | Nkg Spark Plug Co., Ltd. | Compact stripline filter with fixed capacity between coupled resonator fingers |
JPH0793523B2 (ja) * | 1990-03-03 | 1995-10-09 | 富士電気化学株式会社 | 誘電体帯域阻止フィルタ |
US5045824A (en) * | 1990-09-04 | 1991-09-03 | Motorola, Inc. | Dielectric filter construction |
US5146193A (en) * | 1991-02-25 | 1992-09-08 | Motorola, Inc. | Monolithic ceramic filter or duplexer having surface mount corrections and transmission zeroes |
US5130683A (en) * | 1991-04-01 | 1992-07-14 | Motorola, Inc. | Half wave resonator dielectric filter construction having self-shielding top and bottom surfaces |
FI88441C (fi) * | 1991-06-25 | 1993-05-10 | Lk Products Oy | Temperaturkompenserat dielektriskt filter |
JPH057103A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロ波フイルタ |
US5177458A (en) * | 1991-07-31 | 1993-01-05 | Motorola, Inc. | Dielectric filter construction having notched mounting surface |
JP2910807B2 (ja) * | 1991-10-25 | 1999-06-23 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器装置、誘電体フィルタおよびそれらの製造方法 |
JP3293200B2 (ja) * | 1992-04-03 | 2002-06-17 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器 |
US6005456A (en) * | 1992-01-22 | 1999-12-21 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric filter having non-conductive adjusting regions |
JP3344428B2 (ja) * | 1992-07-24 | 2002-11-11 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器および誘電体共振部品 |
US5327109A (en) * | 1992-11-04 | 1994-07-05 | Motorola, Inc. | Block filter having high-side passband transfer function zeroes |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP31272092A patent/JP3293200B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-19 EP EP97104903A patent/EP0788178B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-19 EP EP98104197A patent/EP0854531B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-06-14 US US08/259,568 patent/US5642084A/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-04-14 US US08/839,410 patent/US6014067A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-04-14 US US08/834,082 patent/US6087910A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-04-15 US US08/843,433 patent/US6078230A/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-08 US US09/590,243 patent/US6466109B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-08 US US09/590,163 patent/US6400238B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-08 US US09/590,110 patent/US6353374B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-08 US US09/590,625 patent/US6694601B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6087910A (en) | 2000-07-11 |
US6014067A (en) | 2000-01-11 |
EP0854531A1 (en) | 1998-07-22 |
JPH05335808A (ja) | 1993-12-17 |
US6078230A (en) | 2000-06-20 |
EP0788178B1 (en) | 2000-07-05 |
US6466109B1 (en) | 2002-10-15 |
US5642084A (en) | 1997-06-24 |
EP0854531B1 (en) | 1999-11-24 |
EP0788178A2 (en) | 1997-08-06 |
US6353374B1 (en) | 2002-03-05 |
EP0788178A3 (en) | 1997-08-13 |
US6694601B2 (en) | 2004-02-24 |
US6400238B1 (en) | 2002-06-04 |
US20010028287A1 (en) | 2001-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3293200B2 (ja) | 誘電体共振器 | |
JP3399393B2 (ja) | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ及びそれらの実装構造、並びに通信機装置 | |
CA2081444A1 (en) | Dielectric resonator device and manufacturing method thereof | |
JPH0690104A (ja) | 誘電体共振器および誘電体共振部品 | |
JPH11127002A (ja) | 誘電体フィルタ | |
JP3203728B2 (ja) | 誘電体共振器およびその特性調整方法 | |
JP3213987B2 (ja) | 誘電体共振器およびその特性調整方法 | |
JPH05199011A (ja) | 誘電体共振器およびその製造方法 | |
JPH0669703A (ja) | 誘電体共振部品 | |
JP2537435B2 (ja) | 誘電体共振器の共振周波数調整方法 | |
JPH03252201A (ja) | 帯域減衰フィルタ | |
JP3211373B2 (ja) | 誘電体共振器およびその製造方法 | |
US6005456A (en) | Dielectric filter having non-conductive adjusting regions | |
JPH0851301A (ja) | 誘電体フィルタ | |
JPH07162212A (ja) | 表面実装型誘電体フィルタ | |
JP2643657B2 (ja) | ストリップライン共振器の特性調整方法 | |
JPS6320163Y2 (ja) | ||
JP3430570B2 (ja) | 誘電体共振器装置 | |
JP2661006B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
JP3142328B2 (ja) | 誘電体共振器の特性調整方法 | |
US5896074A (en) | Dielectric filter | |
JPH06334405A (ja) | 誘電体フィルタ | |
JPS60254801A (ja) | 分布定数形フイルタ | |
JP3159025B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
JPH0685503A (ja) | 誘電体フィルタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020305 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |