JP3291184B2 - 蓋体のロック構造 - Google Patents
蓋体のロック構造Info
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- JP3291184B2 JP3291184B2 JP31301095A JP31301095A JP3291184B2 JP 3291184 B2 JP3291184 B2 JP 3291184B2 JP 31301095 A JP31301095 A JP 31301095A JP 31301095 A JP31301095 A JP 31301095A JP 3291184 B2 JP3291184 B2 JP 3291184B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気接続箱等に
用いられる蓋体のロック構造に関する。
用いられる蓋体のロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蓋体のロック構造としては例えば
図6,図7に示すものがある(実開昭57−88970
号公報参照)。
図6,図7に示すものがある(実開昭57−88970
号公報参照)。
【0003】この図6,図7では樹脂製のハウジング本
体1に対し一体のヒンジ3を介して蓋5の一端側が回動
自在に支持され、蓋5の他端側にロック部7が設けら
れ、ハウジング本体1にロックかかり部9が設けられた
ものである。そして、蓋5をヒンジ3を介してハウジン
グ本体1に対し回動させ、ロック部7をロックかかり部
9に係合させることによって蓋5をハウジング本体1に
対しロックすることができる。
体1に対し一体のヒンジ3を介して蓋5の一端側が回動
自在に支持され、蓋5の他端側にロック部7が設けら
れ、ハウジング本体1にロックかかり部9が設けられた
ものである。そして、蓋5をヒンジ3を介してハウジン
グ本体1に対し回動させ、ロック部7をロックかかり部
9に係合させることによって蓋5をハウジング本体1に
対しロックすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蓋5をヒン
ジ3を介してハウジング本体1に対し回動自在に支持す
る場合、ヒンジ3の厚みはできるだけ薄くするのが肝要
である。これは、ヒンジ3が厚いと曲げるのに力を要
し、また蓋5の繰り返しの開閉操作によってヒンジ3が
早期に割れる恐れがあるからである。しかし、ヒンジ3
を単に薄くするとヒンジ3が変形しやすくなり、蓋5が
動きやすくなってロック部7のロックかかり部9に対す
るロックが外れやすくなるという問題があり、確実なロ
ックとヒンジ3を薄くすることとの両立を図ることが困
難であった。
ジ3を介してハウジング本体1に対し回動自在に支持す
る場合、ヒンジ3の厚みはできるだけ薄くするのが肝要
である。これは、ヒンジ3が厚いと曲げるのに力を要
し、また蓋5の繰り返しの開閉操作によってヒンジ3が
早期に割れる恐れがあるからである。しかし、ヒンジ3
を単に薄くするとヒンジ3が変形しやすくなり、蓋5が
動きやすくなってロック部7のロックかかり部9に対す
るロックが外れやすくなるという問題があり、確実なロ
ックとヒンジ3を薄くすることとの両立を図ることが困
難であった。
【0005】そこでこの発明は、簡単な構造によって確
実なロックとヒンジの薄肉化とを可能とする蓋体のロッ
ク構造の提供を目的とする。
実なロックとヒンジの薄肉化とを可能とする蓋体のロッ
ク構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、樹脂
製の本体に一体のヒンジを介して一端側が回動自在に支
持された蓋体を備え、該蓋体の他端側にロック係合部を
有すると共に前記本体にロック係止部を有し、前記ロッ
ク係合部をロック係止部に係止させて前記蓋体の他端側
を前記本体にロックする蓋体のロック構造において、前
記本体側に設けられ前記ロック係止部との位置を規定す
る位置決めガイドと、前記蓋体の一端側と他端側との間
に設けられ前記ロック係合部との位置を規定する位置決
め部とを有し、かつ前記位置決めガイドと位置決め部と
の一方は突部で形成され、他方は突部に嵌合する凹部を
備えて構成されており、前記蓋体を回動させて前記ロッ
ク係合部をロック係止部にロックさせる際に前記位置決
め部が位置決めガイドに係合して位置決めを行なうこと
を特徴とする。
製の本体に一体のヒンジを介して一端側が回動自在に支
持された蓋体を備え、該蓋体の他端側にロック係合部を
有すると共に前記本体にロック係止部を有し、前記ロッ
ク係合部をロック係止部に係止させて前記蓋体の他端側
を前記本体にロックする蓋体のロック構造において、前
記本体側に設けられ前記ロック係止部との位置を規定す
る位置決めガイドと、前記蓋体の一端側と他端側との間
に設けられ前記ロック係合部との位置を規定する位置決
め部とを有し、かつ前記位置決めガイドと位置決め部と
の一方は突部で形成され、他方は突部に嵌合する凹部を
備えて構成されており、前記蓋体を回動させて前記ロッ
ク係合部をロック係止部にロックさせる際に前記位置決
め部が位置決めガイドに係合して位置決めを行なうこと
を特徴とする。
【0007】そして、蓋体を回動させてロック係合部を
ロック係止部にロックさせる際に位置決め部が位置決め
ガイド部に係合して位置決めを行なう。位置決めガイド
はロック係止部との位置を規定し、位置決め部はロック
係合部との位置を規定するため、前記のように位置決め
部が位置決めガイドに係合することによってロック係止
部とロック係合部との位置が規定され、確実なロックが
行われる。このときの位置決めは、位置決めガイドと位
置決め部の内、突部で形成された一方に凹部で形成され
た他方が嵌合することによって行われるので、ヒンジ部
に対し確実な位置決めを行なうことができる。
ロック係止部にロックさせる際に位置決め部が位置決め
ガイド部に係合して位置決めを行なう。位置決めガイド
はロック係止部との位置を規定し、位置決め部はロック
係合部との位置を規定するため、前記のように位置決め
部が位置決めガイドに係合することによってロック係止
部とロック係合部との位置が規定され、確実なロックが
行われる。このときの位置決めは、位置決めガイドと位
置決め部の内、突部で形成された一方に凹部で形成され
た他方が嵌合することによって行われるので、ヒンジ部
に対し確実な位置決めを行なうことができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の蓋体の
ロック構造であって、前記位置決めガイド及び位置決め
部は、前記ヒンジ近傍の両側に設けられたことを特徴と
する。
ロック構造であって、前記位置決めガイド及び位置決め
部は、前記ヒンジ近傍の両側に設けられたことを特徴と
する。
【0009】そして、位置決めガイド及び位置決め部は
小さなものであっても蓋体の回動の早期からガイドを行
なうことができる。
小さなものであっても蓋体の回動の早期からガイドを行
なうことができる。
【0010】請求項3の発明は、電気接続箱のコネクタ
上をカバーする樹脂製のコネクタカバーに、電線を引き
出す開口を設け、該開口の一側縁部に前記コネクタカバ
ーと一体のヒンジ部を介して一端側が支持され、前記電
気接続箱に沿う状態へ回動自在な保護蓋を設け、該保護
蓋の他端側にロック係合部を有すると共に前記電気接続
箱にロック係止部を有し、前記ロック係合部をロック係
止部に係止させて前記保護蓋の他端側を前記電気接続箱
にロックする蓋体のロック構造において、前記コネクタ
カバー側に前記ロック係止部との位置を規定する位置決
めガイドを設け、前記保護蓋の一端側と他端側との間に
前記ロック係合部との位置を規定し、前記位置決めガイ
ドに係合する位置決め部を設け、前記保護蓋を回動させ
て前記ロック係合部をロック係止部にロックさせる際に
前記位置決め部が位置決めガイドに係合して位置決めを
行なうことを特徴とする。
上をカバーする樹脂製のコネクタカバーに、電線を引き
出す開口を設け、該開口の一側縁部に前記コネクタカバ
ーと一体のヒンジ部を介して一端側が支持され、前記電
気接続箱に沿う状態へ回動自在な保護蓋を設け、該保護
蓋の他端側にロック係合部を有すると共に前記電気接続
箱にロック係止部を有し、前記ロック係合部をロック係
止部に係止させて前記保護蓋の他端側を前記電気接続箱
にロックする蓋体のロック構造において、前記コネクタ
カバー側に前記ロック係止部との位置を規定する位置決
めガイドを設け、前記保護蓋の一端側と他端側との間に
前記ロック係合部との位置を規定し、前記位置決めガイ
ドに係合する位置決め部を設け、前記保護蓋を回動させ
て前記ロック係合部をロック係止部にロックさせる際に
前記位置決め部が位置決めガイドに係合して位置決めを
行なうことを特徴とする。
【0011】そして、位置決め部が位置決めガイドに係
合することによってロック係合部とロック係止部との位
置が規定され、確実なロックが行なわれる。
合することによってロック係合部とロック係止部との位
置が規定され、確実なロックが行なわれる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載の蓋体の
ロック構造であって、前記位置決めガイド及び位置決め
部は、前記ヒンジ近傍の両側に設けられたことを特徴と
する。
ロック構造であって、前記位置決めガイド及び位置決め
部は、前記ヒンジ近傍の両側に設けられたことを特徴と
する。
【0013】そして、位置決めガイド及び位置決め部は
小さなものであっても、保護蓋の回動の早期からガイド
を行なうことができる。
小さなものであっても、保護蓋の回動の早期からガイド
を行なうことができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項3又は4記載の
蓋体のロック構造であって、前記位置決めガイドと位置
決め部との一方は突部で形成され、他方は突部に嵌合す
る凹部を備えたことを特徴とする。
蓋体のロック構造であって、前記位置決めガイドと位置
決め部との一方は突部で形成され、他方は突部に嵌合す
る凹部を備えたことを特徴とする。
【0015】そして、突部で形成された一方に凹部で形
成された他方が嵌合することによってヒンジ部に対し確
実な位置決めを行なうことができる。
成された他方が嵌合することによってヒンジ部に対し確
実な位置決めを行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を説明
する。
する。
【0017】(第1実施形態) 図1〜図4はこの発明の第1実施形態に係り、図1は斜
視図、図2は側面図、図3は正面図、図4は電線を引出
した状態の斜視図である。この実施形態は電気接続箱に
適用したもので、樹脂製の本体として電気接続箱本体1
1とコネクタカバー13とからなり、電気接続箱本体1
1のコネクタ上をカバーする樹脂製のコネクタカバー1
3には端面13aに開口15が設けられている。開口1
5は矩形状を呈し、三方の縁部に囲繞壁17a,17
b,17cが突設されている。囲繞壁17bには一端が
一体のヒンジ19を介して電線を保護する、蓋体として
の保護蓋21の一端側が支持され、該保護蓋21は電気
接続箱10に沿う状態へ回動自在となっている。保護蓋
21の幅方向両側縁部には縁部壁21bが設けられてい
る。又、保護蓋21の他端側21cにはロック用突部2
1dが設けられ、内側にロック係合部としてのロック凹
部21e(図3)が設けられている。ロック用突部21
dには背面に突当壁22が設けられている。前記電気接
続箱本体11側にはロック係止部としてロック突起23
が突設されている。
視図、図2は側面図、図3は正面図、図4は電線を引出
した状態の斜視図である。この実施形態は電気接続箱に
適用したもので、樹脂製の本体として電気接続箱本体1
1とコネクタカバー13とからなり、電気接続箱本体1
1のコネクタ上をカバーする樹脂製のコネクタカバー1
3には端面13aに開口15が設けられている。開口1
5は矩形状を呈し、三方の縁部に囲繞壁17a,17
b,17cが突設されている。囲繞壁17bには一端が
一体のヒンジ19を介して電線を保護する、蓋体として
の保護蓋21の一端側が支持され、該保護蓋21は電気
接続箱10に沿う状態へ回動自在となっている。保護蓋
21の幅方向両側縁部には縁部壁21bが設けられてい
る。又、保護蓋21の他端側21cにはロック用突部2
1dが設けられ、内側にロック係合部としてのロック凹
部21e(図3)が設けられている。ロック用突部21
dには背面に突当壁22が設けられている。前記電気接
続箱本体11側にはロック係止部としてロック突起23
が突設されている。
【0018】一方、この発明の実施形態では特に前記ヒ
ンジ19の近傍に位置決めガイド25と位置決め部27
とが設けられている。位置決めガイド25は前記両側の
囲繞壁17a,17cに突設され、位置決め部27は前
記縁部壁21bに突設されている。位置決めガイド25
にはヒンジ19に対し若干傾斜したガイド面25a(図
2)が形成されている。位置決め部27は前記縁部壁2
1bに設けられ、断面L字状に突設され、若干傾斜した
スライド面27a(図2)が形成されている。
ンジ19の近傍に位置決めガイド25と位置決め部27
とが設けられている。位置決めガイド25は前記両側の
囲繞壁17a,17cに突設され、位置決め部27は前
記縁部壁21bに突設されている。位置決めガイド25
にはヒンジ19に対し若干傾斜したガイド面25a(図
2)が形成されている。位置決め部27は前記縁部壁2
1bに設けられ、断面L字状に突設され、若干傾斜した
スライド面27a(図2)が形成されている。
【0019】このような電気接続箱10を組立てる場合
には電気接続箱本体11にコネクタを接続し、その上で
電線29(図4)を収束しながらコネクタカバー13を
電気接続箱本体11に装着する。収束した電線29を開
口15より外部に引出す。この状態でヒンジ19を中心
に保護蓋21を回動させて開口15を閉塞し、保護蓋2
1のロック凹部21eを電気接続箱本体11のロック突
起23にロックさせる。これにより保護蓋21内に電線
29を収容した状態で電線29を垂直方向に向けて屈曲
させることができ、保護蓋21により電線29の屈曲部
分を保護することができる。また、縁部壁21bは囲繞
壁17a,17cの内側に嵌合する。
には電気接続箱本体11にコネクタを接続し、その上で
電線29(図4)を収束しながらコネクタカバー13を
電気接続箱本体11に装着する。収束した電線29を開
口15より外部に引出す。この状態でヒンジ19を中心
に保護蓋21を回動させて開口15を閉塞し、保護蓋2
1のロック凹部21eを電気接続箱本体11のロック突
起23にロックさせる。これにより保護蓋21内に電線
29を収容した状態で電線29を垂直方向に向けて屈曲
させることができ、保護蓋21により電線29の屈曲部
分を保護することができる。また、縁部壁21bは囲繞
壁17a,17cの内側に嵌合する。
【0020】そして、この発明の実施形態では特に、保
護蓋21の回動操作途中でヒンジ部19周りの位置決め
ガイド25のガイド面25aに位置決め部27のスライ
ド面27aが図2のように係合スライドして案内され、
最終的に図4のように位置決めガイド25に位置決め部
27が位置決められる。従って、この両者の位置決めに
よってロック凹部21eとロック突起23との位置決め
も行なわれ、保護蓋21の電気接続箱本体11に対する
ロックを確実に行なわせることができる。
護蓋21の回動操作途中でヒンジ部19周りの位置決め
ガイド25のガイド面25aに位置決め部27のスライ
ド面27aが図2のように係合スライドして案内され、
最終的に図4のように位置決めガイド25に位置決め部
27が位置決められる。従って、この両者の位置決めに
よってロック凹部21eとロック突起23との位置決め
も行なわれ、保護蓋21の電気接続箱本体11に対する
ロックを確実に行なわせることができる。
【0021】そして、図4のようなロック状態では保護
蓋21の電気接続箱本体11に沿った上下移動は位置決
めガイド25と位置決め部27の係合及びロック用突部
21dの突当壁22とロック突起23との係合によって
規制され、また同図左右方向の動きは囲繞壁17a,1
7cに対し縁部壁21bが係合し、且つロック用突部2
1dがロック突起23に係合することによって規制され
る。従って、ヒンジ19が薄肉であっても確実なロック
を維持させることができる。且つ、ヒンジ19を薄肉に
形成することができるため、ヒンジ19が容易に撓むこ
とができ保護蓋21の回動操作を容易に行なわせること
ができ、繰り返しの回動によってもヒンジ19の割れ等
を長く抑制することができる。
蓋21の電気接続箱本体11に沿った上下移動は位置決
めガイド25と位置決め部27の係合及びロック用突部
21dの突当壁22とロック突起23との係合によって
規制され、また同図左右方向の動きは囲繞壁17a,1
7cに対し縁部壁21bが係合し、且つロック用突部2
1dがロック突起23に係合することによって規制され
る。従って、ヒンジ19が薄肉であっても確実なロック
を維持させることができる。且つ、ヒンジ19を薄肉に
形成することができるため、ヒンジ19が容易に撓むこ
とができ保護蓋21の回動操作を容易に行なわせること
ができ、繰り返しの回動によってもヒンジ19の割れ等
を長く抑制することができる。
【0022】(第2実施形態) 図5は第2実施形態に係る側面図を示している。この実
施形態では、位置決めガイド25を第1実施形態と同様
に突部で形成しているが、位置決め部27が位置決めガ
イド25に嵌合する凹部31を備えている。凹部31内
にはスライド面31aが形成されている。
施形態では、位置決めガイド25を第1実施形態と同様
に突部で形成しているが、位置決め部27が位置決めガ
イド25に嵌合する凹部31を備えている。凹部31内
にはスライド面31aが形成されている。
【0023】従って、この実施形態では、位置決めガイ
ド25のガイド面25aに位置決め部27のスライド面
31aが案内されつつ、凹部31が位置決めガイド25
に二点鎖線図示のように嵌合する。この嵌合状態によっ
て保護蓋21はヒンジ19に対し上下双方に位置決めさ
れ、ロック用突部とロック突起とによる位置決めを省略
することが可能となる。従って、第1実施形態のロック
突部21dの突当壁22等を省略することができる。
ド25のガイド面25aに位置決め部27のスライド面
31aが案内されつつ、凹部31が位置決めガイド25
に二点鎖線図示のように嵌合する。この嵌合状態によっ
て保護蓋21はヒンジ19に対し上下双方に位置決めさ
れ、ロック用突部とロック突起とによる位置決めを省略
することが可能となる。従って、第1実施形態のロック
突部21dの突当壁22等を省略することができる。
【0024】尚、上記各実施形態において位置決めガイ
ドと位置決め部との設ける箇所を逆にすることもでき
る。
ドと位置決め部との設ける箇所を逆にすることもでき
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、位置決め部と
位置決めガイドとの位置決め作用によって、ロック係合
部とロック係止部とのロックを確実に行なわせることが
できる。同時にヒンジを薄くしても前記位置決めによっ
てロック状態を確実に維持することができ、また蓋体の
回動操作を容易に行なわせることができる。その上、位
置決め部と位置決めガイドとの位置決めは、突部に対す
る凹部の嵌合によって行われるものであるから、双方向
の位置決めを行なうことができ、ロック構造等を簡単に
することができる。
位置決めガイドとの位置決め作用によって、ロック係合
部とロック係止部とのロックを確実に行なわせることが
できる。同時にヒンジを薄くしても前記位置決めによっ
てロック状態を確実に維持することができ、また蓋体の
回動操作を容易に行なわせることができる。その上、位
置決め部と位置決めガイドとの位置決めは、突部に対す
る凹部の嵌合によって行われるものであるから、双方向
の位置決めを行なうことができ、ロック構造等を簡単に
することができる。
【0026】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、位置決めガイド及び位置決め部による
位置決め作用を、蓋体の回動の早期で行なわせることが
でき、確実な操作を可能にすることができる。
の効果に加えて、位置決めガイド及び位置決め部による
位置決め作用を、蓋体の回動の早期で行なわせることが
でき、確実な操作を可能にすることができる。
【0027】請求項3の発明によれば、コネクタカバー
の保護蓋を回動させて電気接続箱にロックする場合に位
置決め部と位置決めガイドとによる位置決め作用によっ
てロックを確実に行なわせることができる。又、ヒンジ
の厚さを薄くしても前記位置決め作用によってロックを
確実に維持させることができ、且つ保護蓋の回動操作を
容易に行なわせることができる。
の保護蓋を回動させて電気接続箱にロックする場合に位
置決め部と位置決めガイドとによる位置決め作用によっ
てロックを確実に行なわせることができる。又、ヒンジ
の厚さを薄くしても前記位置決め作用によってロックを
確実に維持させることができ、且つ保護蓋の回動操作を
容易に行なわせることができる。
【0028】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の効果に加えて、位置決めガイド及び位置決め部による
位置決め作用を、保護蓋の回動の早期で行なわせること
ができ、確実な操作を可能にすることができる。
の効果に加えて、位置決めガイド及び位置決め部による
位置決め作用を、保護蓋の回動の早期で行なわせること
ができ、確実な操作を可能にすることができる。
【0029】請求項5の発明によれば、突部に対する凹
部の嵌合によって双方向の位置決めを行なうことができ
るので、請求項3の発明の効果に加えて、ロック構造等
を簡単にすることができる。
部の嵌合によって双方向の位置決めを行なうことができ
るので、請求項3の発明の効果に加えて、ロック構造等
を簡単にすることができる。
【図1】第1実施形態に係る斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るコネクタカバーの側面図で
ある。
ある。
【図3】第1実施形態に係るコネクタカバーの正面図で
ある。
ある。
【図4】第1実施形態に係る作用説明図である。
【図5】第2実施形態に係るコネクタカバーの側面図で
ある。
ある。
【図6】従来例に係る側面図である。
【図7】従来例に係る斜視図である。
10 電気接続箱 11 電気接続箱本体(樹脂製の本体) 13 コネクタカバー 15 開口 19 ヒンジ 21 保護蓋(蓋体) 21a 一端側 21c 他端側 21e ロック凹部(ロック係合部) 23 ロック突起(ロック係止部) 25 位置決めガイド 27 位置決め部 31 凹部
Claims (5)
- 【請求項1】 樹脂製の本体に一体のヒンジを介して一
端側が回動自在に支持された蓋体を備え、該蓋体の他端
側にロック係合部を有すると共に前記本体にロック係止
部を有し、前記ロック係合部をロック係止部に係止させ
て前記蓋体の他端側を前記本体にロックする蓋体のロッ
ク構造において、 前記本体側に設けられ前記ロック係止部との位置を規定
する位置決めガイドと、前記蓋体の一端側と他端側との
間に設けられ前記ロック係合部との位置を規定する位置
決め部とを有し、かつ前記位置決めガイドと位置決め部
との一方は突部で形成され、他方は突部に嵌合する凹部
を備えて構成されており、前記蓋体を回動させて前記ロ
ック係合部をロック係止部にロックさせる際に前記位置
決め部が位置決めガイドに係合して位置決めを行なうこ
とを特徴とする蓋体のロック構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の蓋体のロック構造であっ
て、 前記位置決めガイド及び位置決め部は、前記ヒンジ近傍
の両側に設けられたことを特徴とする蓋体のロック構
造。 - 【請求項3】 電気接続箱のコネクタ上をカバーする樹
脂製のコネクタカバーに、電線を引き出す開口を設け、
該開口の一側縁部に前記コネクタカバーと一体のヒンジ
を介して一端側が支持され、前記電気接続箱に沿う状態
へ回動自在な保護蓋を設け、該保護蓋の他端側にロック
係合部を有すると共に前記電気接続箱にロック係止部を
有し、前記ロック係合部をロック係止部に係止させて前
記保護蓋の他端側を前記電気接続箱にロックする蓋体の
ロック構造において、 前記コネクタカバー側に前記ロック係止部との位置を規
定する位置決めガイドを設け、 前記保護蓋の一端側と他端側との間に前記ロック係合部
との位置を規定し、前記位置決めガイドに係合する位置
決め部を設け、 前記保護蓋を回動させて前記ロック係合部をロック係止
部にロックさせる際に前記位置決め部が位置決めガイド
に係合して位置決めを行なうことを特徴とする蓋体のロ
ック構造。 - 【請求項4】 請求項3記載の蓋体のロック構造であっ
て、 前記位置決めガイド及び位置決め部は、前記ヒンジ近傍
の両側に設けられたことを特徴とする蓋体のロック構
造。 - 【請求項5】 請求項3又は4記載の蓋体のロック構造
であって、 前記位置決めガイドと位置決め部との一方は突部で形成
され、他方は突部に嵌合する凹部を備えたことを特徴と
する蓋体のロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31301095A JP3291184B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 蓋体のロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31301095A JP3291184B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 蓋体のロック構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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