JP3282314B2 - アルミニウム系金属パターンの形成方法 - Google Patents
アルミニウム系金属パターンの形成方法Info
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Description
ターンの形成方法に関し、特には、半導体装置の製造工
程におけるアルミニウム系金属パターンの形成方法に関
する。
配線や電極の材料としてアルミニウム系金属を多用して
いる。このアルミニウム系金属を用いた配線や電極の形
成は、通常、フォトレジストをエッチングマスクに用
い、塩素系ガスを含む混合ガスによるドライエッチング
によって行われている。このドライエッチングでは、当
該ドライエッチングによるフォトレジストの分解成分が
エッチング側壁に付着して側壁保護膜を形成するため、
形成されるアルミニウム系金属パターンの異方性形状が
達成される。
能化に伴い、上記アルミニウム系金属パターンの微細化
が求められている。そして、細い線幅のアルミニウム系
金属パターンを精度良く形成するためには、上記エッチ
ングマスクに用いるフォトレジストの感光性の問題か
ら、薄い膜厚のフォトレジストを用いる必要がある。
ーンでは、エレクトロマイグレーションに対する信頼性
を確保するためにある程度の膜厚を確保する必要があ
る。したがって、微細化が進展した半導体集積回路にお
いて、上記アルミニウム系金属パターンを形成するため
には、フォトレジストとアルミニウム系金属とのエッチ
ング選択比を向上させることによって、薄膜化したフォ
トレジストの消費を抑えながらアルミニウム系金属膜を
エッチングする必要がある。
ーを抑えることによって、エッチングイオンに対するフ
ォトレジストの耐性を向上させて上記のエッチングを行
うプロセスや、フォトレジストの周壁に保護膜を形成し
ながら上記のエッチングを行うプロセスが提案されてい
る。
グマスクとして酸化シリコンのような無機材料を用いる
プロセスが提案されている。このプロセスでは、エッチ
ングマスクの耐性は向上するが、通常の常温プロセスに
よるエッチングではエッチング側壁に側壁保護膜が形成
されない。このため、形成されるアルミニウム系金属パ
ターンに異方性形状が得られない。しかし、基板温度を
零度以下の低温に冷却してドライエッチングを行うこと
によって、異方性形状が達成されることが報告されてい
る。さらに、例えば窒素ガスのように、アルミニウム系
金属膜のエッチング側壁に側壁保護膜を形成するガスを
エッチングガスに添加することによっても、アルミニウ
ム系金属パターンの異方性形状が達成される。
れているプロセスには、以下のよう課題があった。すな
わち、基板上にアルミニウム系金属パターンを形成する
場合には、基板とアルミニウム系金属膜との間に、例え
ば、窒化酸化チタンからなるバリアメタル層を形成し、
このバリアメタル層も上記アルミニウム系金属膜と同様
にドライエッチングを行う。そして、このドライエッチ
ングでは、窒化酸化チタンのエッチングレートは、エッ
チングガス中の含まれるエッチングイオンの入射エネル
ギーに依存する。このため、従来例で示したようなエッ
チングイオンの入射エネルギーを抑えてエッチングを行
うプロセスでは、アルミニウム系金属膜とバリアメタル
層とのエッチングにおいてトータルのフォトレジストの
消費量を抑えることはできず、十分なエッチングが行わ
れる前にエッチングマスクが消費されてしまう。
周壁に保護膜を形成するプロセスでは、その後の工程で
保護膜が剥離し難く、保護膜中に含有されるエッチング
ガスの成分である塩素によるアフターコロージョンが懸
念される。
るプロセスにおいて、基板温度を零度以下に冷却してエ
ッチングを行う場合には、装置コストが増大すると共に
低温でのエッチングであるためエッチング雰囲気内の種
々のガス分子が試料に付着してアフターコロージョンの
発生原因になる。また、エッチングガスに窒素ガスを添
加する場合には、チャンバ内に側壁保護膜を形成する物
質が飛び散り、チャンバ内を汚染する原因になる。
ターコロージョンの発生が無く、さらに異方性加工に優
れたアルミニウム系金属パターンの形成方法を提供する
ことを目的とする。
達成するためのアルミニウム系金属パターンの形成方法
であり、次の様に行う。先ず、第1の工程で基板上に成
膜したアルミニウム系金属膜上に、当該アルミニウム系
金属膜をドライエッチングする際のエッチングガスに対
して耐性を有する下層マスクと前記アルミニウム系金属
膜のドライエッチングの際にエッチング側壁に側壁保護
膜を形成する成分を供給する上層マスクとを積層してな
るエッチングマスクを形成する。次いで、第2の工程
で、上述したように積層してなるエッチングマスクを用
いて前記アルミニウム系金属膜を常温でドライエッチン
グすることによって、当該アルミニウム系金属膜でパタ
ーンを形成する。
ンの形成方法においては、下層マスクが窒化系シリコン
からなる場合、上層マスクはレジストからなる。一方、
下層マスクが酸化系シリコンからなる場合、上層マスク
はレジストまたは窒化系シリコンからなる。
成方法では、先ず、エッチング側壁に側壁保護膜を形成
する上層マスクをエッチングマスクにしたドライエッチ
ングが行われるため、このエッチングによって形成され
るアルミニウム系金属パターンを異方性形状とすること
ができる。その後、アルミニウム系金属膜をドライエッ
チングする際のエッチングに耐性を有する下層マスクを
エッチングマスクにしたアルミニウム系金属膜のドライ
エッチングが行われるため、このエッチングにおいては
アルミニウム系金属膜を高選択比でエッチングすること
ができる。つまり、エッチングの最終段階で、アルミニ
ウム系金属膜の十分なエッチングを行うことが可能にな
るのである。さらに、上記ドライエッチングは常温で行
われるため、エッチング雰囲気中のガス分子は被エッチ
ング物に吸着しない。
た場合には、上記側壁保護膜としてレジスト分解物が形
成され、上記上層マスクに窒化系シリコンを用いた場合
には側壁保護膜として窒化アルミニウムが形成される。
または酸化系シリコンを用いることによって、エッチン
グマスクにアルミニウム系金属のドライエッチングに用
いるエッチングガスに対する耐性が得られる。
する。先ず、図1(1)に示すように、表面が酸化膜で
ある基板11の上面に、例えばスパッタ法によってチタ
ン膜12と窒化酸化チタン膜13とさらにチタン膜14
とを積層した構造のバリアメタル層15が形成されてい
る。このバリアメタル層15の上面には、例えば1%の
シリコンを含有するアルミニウム系金属膜16が成膜さ
れている。
金属膜16の上面に、例えばTiON膜を反射防止膜1
7として成膜する。そして、例えば、プラズマCVD法
によってこの反射防止膜17の上面に300nmの膜厚
のプラズマ窒化シリコン(P−SiN)膜18を成膜す
る。
スト塗布工程を行って、P−SiN膜18の上面にレジ
スト膜(図示せず)を成膜し、このレジスト膜に感光・
現像処理を行う。これによって、配線パターンに合わせ
てレジスト膜をパターニングしたレジストマスク(図示
せず)を形成する。
グマスクにして、例えば反応性イオンエッチングによっ
て、P−SiN膜18の二点鎖線で示す部分を除去し、
配線パターンに合わせてパターニングされたエッチング
マスク19を形成する。この場合のエッチング条件の一
例としては、エッチングガスにCHF3 とO2との混合
ガスを用い、それぞれのガスの流量をCHF3 /O2 =
75/25sccmに設定する。またエッチング雰囲気
の圧力を4Pa,RFパワーを1000Wに設定し、1
0分間のエッチングを行う。
シャー処理によって、上記のレジストマスクをアッシン
グ除去し、さらにアッシング残りを発煙硝酸によって除
去する。
程として、例えば有磁場マイクロ波プラズマエッチング
装置を用いてアルミニウム系金属膜16を20℃〜40
℃の常温でドライエッチングし、アルミニウム系金属パ
ターン20を形成する。この場合のエッチング条件の一
例としては、エッチングガスにBCl3 とCl2 とアル
ゴンArとの混合ガスを用い、それぞれのガスの流量を
BCl3 /Cl2 /Ar=40/60/50sccmに
設定する。またエッチング雰囲気の圧力を1Pa,マイ
クロ波パワーを950W,RFパワー(2MHz)を3
0Wに設定する。
イオンによって反射防止膜17がエッチングされ、さら
に、アルミニウム系金属膜16がエッチングされる。こ
の時、エッチングマスク19の表面がエッチングされる
ことによって、エッチングマスク19を構成するP−S
iNが分解して窒素(N)が生じ、このNが図中矢印で
示したようにアルミニウム系金属膜16のエッチング側
壁を窒化させて窒化アルミニウム(AlNx)からなる
側壁保護膜21を形成する。この側壁保護膜21によっ
て、アルミニウム系金属膜16は基板11に対してほぼ
垂直にエッチングされるため、形成されるアルミニウム
系金属パターン1は異方性形状が得られる。さらに、エ
ッチングマスク19はエッチングイオンに対する耐性を
有しているため、上記の条件によるドライエッチングで
は、300nmの膜厚のエッチングマスク19が全て消
費されてることはない。
ーン1を形成した後、図1(3)に示すように、引き続
き上記のドライエッチングによってバリアメタル15の
エッチングを行う。
上記のエッチングと同一のチャンバ内で酸素プラズマ処
理を行うことによって、アルミニウム系金属パターン2
0の側壁に酸化アルミニウム(AlOx)22を形成す
る。この酸素プラズマ処理の条件の一例は、酸素ガスの
流量を200sccm,処理雰囲気を2Pa,マイクロ
波パワーを950Wに設定して10秒間の処理を行う。
次いで、基板11上のメタル残りを完全に除去するため
のオーバーエッチングを、例えば以下の条件で行う。先
ず、エッチングガスにBCl3 とCl2 とArとの混合
ガスを用い、それぞれのガスの流量をBCl3 /Cl2
/Ar=40/60/50sccmに設定する。またエ
ッチング雰囲気の圧力を1Pa,マイクロ波パワーを9
50Wに設定し、10秒間のオーバーエッチングを行
う。
ム系金属パターン1の側壁に形成された酸化アルミニウ
ム(AlOx)22によって、アルミニウム系金属パタ
ーン20の側壁が保護される。
形成したアルミニウム系金属パターン20上にそのまま
残したエッチングマスク19と、プラズマ(P)−TE
OS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)酸化膜23と、表
面を平坦化したオゾン(O3)−TEOS酸化膜24
と、P−TEOS酸化膜25との積層構造からなる層間
絶縁膜26を基板11上に形成する。
する。先ず、図3(1)に示すように、例えば、第1の
実施例と同様に基板31の上面には第1の実施例と同様
にチタン膜32と窒化酸化チタン膜33とチタン膜34
との積層構造からなるバリアメタル層35が形成され、
このバリアメタル層35の上面には、例えば1%のシリ
コンを含有するアルミニウム系金属膜36が成膜されて
いる。
金属膜36の上面に、例えば、第1の実施例と同様にT
iON膜を反射防止膜37として成膜する。そして、例
えば、この反射防止膜37の上面にプラズマCVD法に
よって200nmの膜厚のP−TEOS酸化膜38を成
膜し、この上面にフォトレジストを塗布してレジスト膜
39を成膜する。
処理を行い、レジスト膜39の二点鎖線で示す部分を除
去して配線パターンに合わせてパターニングされた上層
マスク40を形成する。続いて、上記の上層マスク40
をエッチングマスクにして、例えば有磁場マイクロ波プ
ラズマエッチング装置を用いてP−TEOS酸化膜38
をエッチングして下層マスク41を形成する。この場合
のエッチング条件の一例としては、エッチングガスにC
4 F8 とCH2 F2 との混合ガスを用い、それぞれのガ
スの流量をC4 F8 /CH2 F2 =15/10sccm
に設定する。またエッチング雰囲気の圧力を0.1P
a,マイクロ波パワーを1200W,RFパワー(2M
Hz)を30Wに設定し、オーバーエッチングを70秒
間行う。これによって、下層マスク41の上面に上層マ
スク40を積層してなるエッチングマスク42を形成す
る。
程として、例えば有磁場マイクロ波プラズマエッチング
装置を用いてアルミニウム系金属膜36をエッチング
し、アルミニウム系金属パターン43を形成する。この
場合のエッチング条件の一例としては、エッチングガス
にBCl3 とCl2 とアルゴンArとの混合ガスを用
い、それぞれのガスの流量をBCl3 /Cl2 /Ar=
20/30/50sccmに設定する。またエッチング
雰囲気の圧力を2Pa,マイクロ波パワーを950W,
RFパワー(2MHz)を30Wに設定してジャストエ
ッチングを行う。
イオンによって反射防止膜37がドライエッチングさ
れ、さらに、アルミニウム系金属膜36がドライエッチ
ングされる。この時、上層マスク40の表面がエッチン
グされることによって、上層マスク40を構成するフォ
トレジストの分解物が生じ、この分解物が図中矢印で示
したようにアルミニウム系金属膜36のエッチング側壁
に付着して側壁保護膜44を形成する。この側壁保護膜
44によって、アルミニウム系金属膜36は基板11に
対してほぼ垂直にエッチングされる。
が終了した後、図4(1)に示すように、例えば上記の
エッチング装置に内蔵されたアッシャーによって、フォ
トレジストからなる上層マスク40の残りと、レジスト
分解物からなる側壁保護膜44をアッシング除去すると
共に、アルミニウム系金属パターン43側壁に酸化アル
ミニウム(Al2 O3 )45を生成させる。このアッシ
ング処理の条件の一例は、酸素ガスの流量を200sc
cm,処理雰囲気を2MPa,マイクロ波パワーを12
00W,処理温度を250℃に設定して120秒間の処
理を行う。
ッチング装置のエッチングチャンバ内で、バリアメタル
35のエッチングを行う。このエッチングの条件は、例
えば、先ず、エッチングガスにBCl3 とCl2とAr
との混合ガスを用い、それぞれのガスの流量をBCl3
/Cl2 /Ar=20/30/50sccmに設定す
る。またエッチング雰囲気の圧力を2Pa,マイクロ波
パワーを950W,RFパワー(2MHz)を30Wに
設定してエッチングを行う。
パターン43の側壁に形成された酸化アルミニウム(A
lOx)45によって、アルミニウム系金属パターン4
3の側壁が保護される。また、アルミニウム系金属パタ
ーン43上は、上記エッチングで入射するエッチングイ
オンに対する耐性を有するSiO2 からなる下層マスク
41で覆われているため、アルミニウム系金属パターン
43の異方性形状が確保される。
1の実施例と同様に、アルミニウム系金属パターン43
上にそのまま残した下層マスク41と、P−TEOS酸
化膜46と、平坦化したO3 −TEOS酸化膜47と、
P−TEOS酸化膜48との積層構造からなる層間絶縁
膜49を基板31上に形成する。
る上層マスクと酸化シリコン(SiO2 )からなる下層
マスクとを積層してなるエッチングマスクをアルミニウ
ム系金属膜上に形成した。しかし、エッチングマスク
は、例えば、窒化シリコン(SiN)や窒化酸化シリコ
ン(SiON)等の窒化系シリコンからなる上層マスク
と、SiO2 からなる下層マスクとを積層したものでも
良い。さらに、フォトレジストからなる上層マスクとS
iNからなる下層マスクとを積層したものでも良い。
層マスクを用いてアルミニウム系金属膜のドライエッチ
ングを行うようにしたことで、エッチングの初期の段階
ではエッチング側壁に側壁保護膜を形成する上層マスク
をエッチングマスクにしたドライエッチングを行い、ア
ルミニウム系金属パターンを異方性形状とした後、エッ
チングに耐性を有する下層マスクをエッチングマスクに
したアルミニウム系金属膜のドライエッチングを行い、
アルミニウム系金属膜の十分なエッチングを行うことが
可能になる。この結果、アルミニウム系金属パターン
を、良好な異方性形状を保って、しかもエッチング残り
無く確実に形成することが可能になる。さらに、側壁保
護膜を形成する成分がエッチングチャンバ内に飛び散ら
ないので、エッチングチャンバ内の汚染を防止できる。
そして、常温でドライエッチングを行うので、ガス分子
の付着によるアフターコロージョンを防止できると共に
装置コストを低く抑えることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に成膜したアルミニウム系金属膜
上に、当該アルミニウム系金属膜をドライエッチングす
る際のエッチングガスに対して耐性を有する下層マスク
と前記アルミニウム系金属膜のドライエッチングの際に
エッチング側壁に側壁保護膜を形成する成分を供給する
上層マスクとを積層してなるエッチングマスクを形成す
る第1の工程と、前記積層してなるエッチングマスクを用いて 前記アルミ
ニウム系金属膜を常温でドライエッチングして、当該ア
ルミニウム系金属膜でパターンを形成する第2の工程と
からなることを特徴とするアルミニウム系金属パターン
の形成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のアルミニウム系金属パタ
ーンの形成方法において、前記下層マスクは窒化系シリコンからなり、 前記上層マスクはレジストからなる ことを特徴とするア
ルミニウム系金属パターンの形成方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のアルミニウム系金属パタ
ーンの形成方法において、前記下層マスクは酸化系シリコンからなり、 前記上層マスクはレジストまたは窒化系シリコンからな
ることを特徴とするアルミニウム系金属パターンの形成
方法。
Priority Applications (3)
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