JP3259853B2 - 害虫駆除材 - Google Patents
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Description
ものである。
害虫を駆除する場合、化学的殺虫剤を用いることが一般
的であり、例えばシロアリやダニの駆除を目的とする場
合有機りん系薬剤やピレスロイド系薬剤のように急性毒
性の強い化学的殺虫剤が広く用いられている。
学的殺虫剤はその化学的成分の薬効により害虫を駆除す
るものであるが、その化学的成分が人畜への悪影響を有
することが多く、急性毒性の強い化学物質の散布を原因
とする環境汚染も懸念される。
が殺虫剤抵抗性(抵抗性)を次第に備え、当初有効であ
った化学的殺虫剤が最終的に殺虫剤としての効果を奏し
なくなることが生じる。
されたもので、害虫以外の人畜への悪影響や環境汚染の
おそれが少なく、使用に伴う抵抗性を害虫が具備せず,
長期に渡って、害虫を確実に駆除することのできる害虫
駆除材を提供することを目的とするものである。
に、請求項1記載の発明は、粉状のゼオライトを含む害
虫駆除材であって、その粉状のゼオライトには粒径が駆
除対象となる害虫の体毛の間隔寸法より小さいものを含
有していることを特徴とする。
トは調湿性を有するので、この害虫駆除材を設置した空
間の湿度を害虫の生息に不適当な乾燥状態に保つことが
できる。
間においては、害虫は生息しにくく、この空間内に生息
する害虫が少なくなり、また、たとえ害虫が生息すると
してもその害虫は活力の弱った状態で生息することとな
る。
の体毛の間隔寸法より小さいものを含有しているので、
その細粒分はここに生息する害虫の体毛に妨げられずに
害虫の体表面に付着することができ、これによって害虫
の皮膚からの炭酸ガスの排出が抑制されるので害虫を呼
吸不全により死亡させることができる。
である場合、前記ゼオライトの細粒分の粒子を気門に付
着させることができ、これによって害虫の酸素の取入れ
が妨げられるので、害虫を酸素欠乏により死亡させるこ
とができる。
表面や体毛に異物が付着した場合には、その異物を振り
払う動作を行ない,この動作により害虫は自ら体表面に
擦過傷を生じるものであり、前記細粒分は体毛に妨げら
れずに擦過傷に付着することによって、この擦過傷から
ゼオライトが有する吸湿性により害虫の体液を吸い出
し、脱水状態とすることによって害虫を死亡させること
ができる。
剤ほど強い毒性を有しないものであるうえ、前記のよう
なメカニズムによって良好な害虫駆除効果を奏するもの
である。
環境汚染のおそれが少なく、使用に伴う抵抗性を害虫が
具備せず,長期に渡って、害虫を確実に駆除することの
できる害虫駆除材を提供することができる。
明を説明するが、最初に、ゼオライトによる害虫駆除効
果について説明する。
は、本願発明者の研究によれば、次の3つのメカニズム
が複合して機能することにより生じるものと考えられる
ので以下にそれらを説明する。
する。
て、1は害虫、2は害虫の体表面の皮膚、3は害虫の体
毛であり、41,42,43,44は粉状のゼオライト
からなる害虫駆除材である。
じて体内に酸素を取入れており、体外への炭酸ガスの排
出は直接皮膚2を通じて行なっている。
う皮膚2には、散点状に複数の体毛3が形成されてい
る。
てそれぞれ所定の位置に形成されており、これらの体毛
3の間隔寸法も異なるものとなっているが、各種の害虫
を勘案して標準的に模式化すると、害虫1の皮膚2上で
の体毛3の配列は図1のようであり、以下の説明の単純
化のため各体毛3の間隔寸法Pは一律であるものとす
る。
は現実には当然種々の形状のものであるが、以下のメカ
ニズムの説明を単純化するために図面においては円形と
して表示し、それぞれはその粒径のみが異なるものとす
る。
上への害虫駆除材41,42,43,44の付着の状況
は次のようである。
1が体毛3の間隔寸法Pより若干小さいがほぼ同等のも
のである。
隙を経て害虫1の皮膚2に到達することができる。
除材41は皮膚2上の脂質や水分等により皮膚2上に付
着することとなる。
置する部分の皮膚2は、その表面からの炭酸ガスの排出
作用が妨げられる。なお、皮膚2から酸素の取入れを行
なう害虫の場合には、この害虫駆除材41により、当該
部位の皮膚2からの酸素の取入れも同時に妨げられる。
虫駆除材41より小さく、害虫駆除材43は前記害虫駆
除材42の粒径D2より一層その粒径が小さいものであ
る。
い,害虫駆除材42,43は、図1からもあきらかなよ
うに前記体毛3に妨げられずに、害虫1の皮膚2に到達
することができ、前記害虫駆除材41と同様に、皮膚2
上に付着し,害虫1の炭酸ガスの排出作用等を妨げる。
いては比較例であって、その粒径D4が、前記体毛3の
間隔寸法Pより大きいものである。かかる粒径の害虫駆
除材44は、図1からあきらかなように、いずれかの体
毛3がその付着を妨げることとなるので前記害虫駆除材
41,42,43のように害虫1の皮膚2からの炭酸ガ
スの排出作用等を妨げることはできないものである。
より、その部分の皮膚2からの炭酸ガスの排出が妨げら
れている場合、害虫1の呼吸作用は概ねその付着した部
分の面積に応じて機能が低下し、その部分の面積が許容
範囲を越えると呼吸不全となり、ついには害虫1が死亡
することとなる。
て、害虫の駆除を行なう場合には、皮膚2への害虫駆除
材41,42,43の付着した面積の拡大が極めて重要
であり、害虫駆除材の粒径を害虫に応じて適宜選定する
ことにより、前記付着面積の拡大を通じて害虫駆除の目
的が達成される。
するが、この第2のメカニズムは駆除対象の害虫が気門
を有するものである場合に限られる。
たもので、1は気門を有する害虫、2は害虫の体表面の
皮膚、3は害虫の体毛である。
1の体内から延びる気管5が皮膚2に開口して気門6を
形成しており、これらの気管5および気門6は、害虫1
の気管系7を構成するものであって、気管系7は害虫1
が体内に取り入れる酸素を体内に導く通路としての機能
を有するものである。
て、気門6の近傍で体毛3の間隔寸法をPとし、気門6
の開口寸法(直径)をWとする。
3,84はそれぞれ粉状のゼオライトからなる害虫駆除
材であり、これらの害虫駆除材81,82,83,84
は現実には当然種々の形状のものであるが、以下のメカ
ニズムの説明を単純化するために図面においては球形と
して表示し、それぞれはその粒径のみが異なるものとす
る。
材81,82,83,84はその粒径の如何によりその
挙動が異なり、以下の説明において害虫駆除材81,8
2,83は有効成分として機能し、害虫駆除材84は比
較例として位置づけられるものである。
が、体毛3の間隔寸法Pより小さく,かつ気門6の開口
寸法Wより大きいものである。
隙を経て害虫1の皮膚2に到達し、気門6の表面側に位
置することができる。そして、害虫1の皮膚2上に達し
た害虫駆除材81は皮膚2上の脂質や水分等により皮膚
2上に付着することとなり、気門6は前記害虫駆除材8
1で覆われて閉塞され、その気門6からの酸素の取り込
みが阻害される。
の間隔寸法Pおよび気門6の開口寸法Wよりやや小さい
ものである。
除材81と同様に害虫1の皮膚2に到達するが、さらに
気門6から気管5内に侵入することができる。
気管5の通気面積が大幅に小さくなるので、害虫1の酸
素の取入れが損なわれ、かつ侵入した害虫駆除材82が
気管5から容易には脱落しないので、害虫1は長時間の
酸素欠乏によって最終的には確実に死亡する。
い害虫駆除材83においては、前記体毛3は害虫駆除材
83が害虫1の皮膚2へ到達するうえでの支障となるこ
とがほとんどなく、そのうえ、気門6も害虫駆除材83
よりかなり大きい寸法であるので、害虫駆除材83は比
較的高い確率で気管5内に侵入することができる。
除材83は、単一の粒子のみでは前記害虫駆除材82の
ように気管5を閉塞することは困難であるが、前記のよ
うに比較的高い確率で気管5内に侵入するので、複数個
の害虫駆除材83が付着し蓄積されることによって、気
管5の通気断面積が小さくなり、害虫1は酸素欠乏状態
となる。
較例となるものであって、その粒径D7は前記体毛3の
間隔寸法Pよりも大きいものである。
によって害虫1の皮膚2に到達し得ないので、気門6に
対する閉塞機能を期待することができない。しかし、前
記体毛3の間隔寸法Pおよび気門6の開口寸法Wは、害
虫の種類により異なる値をとるので、害虫の種類によっ
てはこの害虫駆除材84が前記した害虫駆除材81〜8
3に相当するものとして作用することができる。
は、害虫1の気管系7に付着して、害虫1の気門6から
の酸素の取入れを妨げるので、害虫1は酸素欠乏により
死亡し、害虫駆除の目的を達成するものである。
するが、この第3のメカニズムはゼオライトの有する調
湿性を利用した物理的な害虫駆除メカニズムである。
工ゼオライトが存在するが、いずれのゼオライトも一般
に概ね50meq/100gより大きなイオン交換容量を有してお
り、以下に述べる第3のメカニズムが機能するために要
する調湿性あるいは吸湿性を有するものである。
異物が付着した場合には、その異物を自ら振り払おうと
する挙動を行ない、この挙動にともなって害虫1の皮膚
2に擦過傷11が生じ、害虫1の体液が皮膚2ににじみ
出すものとされている。
過傷11の部位に、前記ゼオライトからなる害虫駆除材
12を接触させると、害虫1の体液はゼオライト12の
調湿性あるいは吸湿性により吹い出され、害虫1は脱水
により死亡することとなる。
は、ゼオライトが皮膚2上の前記擦過傷11の部位にま
で到達することが必要であるが、前記のように、害虫1
の皮膚2には、一般に体毛3が存在し,これが前記害虫
駆除材12の接触を妨げるので、この体毛3による障害
を回避して害虫駆除材12を皮膚2上の擦過傷11の部
位に到達させることが重要である。
状のゼオライトからなる害虫駆除材12の粒径D8が害
虫1の体毛3の間隔寸法Pより小さいものとすることに
より、害虫駆除材12の擦過傷11の部分への接触する
確率をたかめ、これによって害虫を確実に死亡させるこ
とができる。
前記体毛3の間隔寸法Pより大きいものを示し、この害
虫駆除材13は体毛3が存在していることにより擦過傷
11の部位に接触することが妨げられる状況を図示した
ものである。また、図3においては、第3のメカニズム
の理解を容易とするため、害虫駆除材12,13を球状
として簡便に表示したが、現実には種々の異形形状であ
ることはいうまでもない。
1ないし第3のメカニズムに共通する利点は、従来の化
学的殺虫剤による殺虫とは異なり害虫を駆除すべき空間
内に急性毒性の強い化学物質を高濃度に蒸散させずに害
虫を駆除できることであり、このことに起因して人畜に
対する化学的殺虫剤の影響や環境汚染を回避できるとと
もに害虫が抵抗性を次第に備えることもなく、粉状の固
形物の物理的性質により行なわれるので、長期に渡って
害虫を駆除することができることである。
が複合して機能することにより生じると考えられる,ゼ
オライトの害虫駆除効果は、次のような確認試験により
確認した。
紙を敷き、このロ紙上に粉状の害虫駆除材を均等に敷き
ならし、この状態のシャーレ中に10匹の害虫を入れて経
時的に害虫の活動状態を観察するものである。
直径9cmのものであり、前記害虫駆除材を0.64g(100g/m
2の割合で害虫駆除材を散布した状態に相当する)だけ
入れて行なうこととし、害虫としてイエシロアリの職蟻
を用いるものとした。
は概ね63μm,気門の開口寸法Wは概ね30μmである。
駆除材である,第1実施例および第2実施例の害虫駆除
効果の確認試験について説明する。
材は、天然に産出されたアルミノケイ酸塩鉱物であるゼ
オライト岩を、破砕した細粒分を害虫駆除材としたもの
である。
化学株式会社製イズカライト(商品名)であり、第2実
施例に用いるものは新東北化学工業株式会社製ゼオフィ
ル(商品名)である。
然ゼオライトの化学成分(重量%)は、表.1に示す。
なお、表.1には後述の第3実施例である人工ゼオライ
トの化学成分をも併せて示す。
砕機で破砕した後、粒子選別を行なって、第1および第
2実施例の害虫駆除材とした。
害虫駆除材のイオン交換容量を、それぞれ地力増進施行
令のゼオライト試験方法に準拠して測定すると、第1実
施例は130〜160meq/100gであり、第2実施例は150〜170
meq/100gであった。
ライトからなる第1実施例の害虫駆除材の粒度分布は図
4のようであり、第2実施例の粒度分布は図5に示すと
おりである。
の天然ゼオライトからなる害虫駆除材の場合には、粒径
が害虫の体毛の間隔寸法である63μmより小さく,第1
ないし第3のメカニズムにおいて有効成分として機能す
るものは85%強であり、その内で概ね65%は前記第2のメ
カニズムにおいて、害虫駆除材82,83に該当する有
効成分である。 そして、これらの有効成分以外である
残部は15%弱と少ないが、これらの残部は専ら害虫駆除
材が散布された空間内の湿度を低下させる機能を奏する
ものである。
らなる害虫駆除材の場合には、第1ないし第3のメカニ
ズムにおいて有効成分として機能するものはその重量で
概ね40%であり、その内で25%強は前記第2のメカニズム
において、害虫駆除材82,83に該当する有効成分で
あり、これらの有効成分以外である残部は概ね60%と多
くなっている。
害虫駆除材を用いた確認試験の結果は次のようであり、
以下に順に説明する。
を説明する。
なる害虫駆除材を配置したシャーレへのシロアリの投入
から1時間経過後においては、投入された10匹のシロア
リは10匹とも体中に害虫駆除材を付着させて生存してお
り、内8匹は動きまわり、残り2匹は各箇所で触角,脚を
バタバタさせていた。
亡しており、残りの6匹も各箇所で時折触角や脚を動か
すのみであった。
亡しており、残りの1匹は触角や脚をバタバタさせてい
た。
亡しており、残りの1匹は脚をピクピクけいれんさせて
いた。
死亡しており、確認試験を終了した。
を説明する。
なる害虫駆除材を配置したシャーレへのシロアリの投入
から1時間経過後においては、投入された10匹のシロア
リは生存しているが、内5匹は動きまわり、残り5匹は各
箇所で触角,脚をバタバタさせていた。
亡しており、残りの1匹は脚をピクピクとけいれんさせ
ていた。
匹も死亡しており、投入された全てのシロアリが死亡し
た。
で死亡したシロアリを顕微鏡で観察すると、各シロアリ
の体表面の皮膚上には気門の部分を含み、粉状の天然ゼ
オライトからなる前記害虫駆除材が付着しており、いず
れも前記第1ないし第3のメカニズムが複合して機能
し、シロアリが死亡したものと推測できる。
単味で用いた第3実施例の場合の害虫駆除効果の確認試
験を説明する。
使用した人工ゼオライトは、新日本製鉄株式会社製の石
炭灰ゼオライトであって、粉状の人工ゼオライトからな
る害虫駆除材を形成した。
ライトからなる第3実施例の害虫駆除材のイオン交換容
量は200〜350meq/100gであり、その化学成分は前記表.
1に記載したとおりである。
施例の害虫駆除材の粒度分布は、図6のとおりであり、
第1ないし第3のメカニズムにおいて有効成分として機
能するものは95%強であり、その内で85%強は前記第2の
メカニズムにおいて、害虫駆除材82,83に該当する
有効成分である。
駆除材を用いて、前記と同様に行なった害虫駆除効果の
確認試験の結果は次のようである。
虫駆除材を配置したシャーレへのシロアリの投入から1
時間経過後においては、投入された10匹のシロアリは10
匹とも体中に害虫駆除材を付着させて生存しており、内
8匹は動きまわり、残り2匹は各箇所で触角,脚をバタバ
タさせていた。
亡しており、残りの6匹は動きまわるが3匹は触角や脚を
ピクピクと動かすだけであった。
亡しており、残りの7匹は触角,脚をバタバタさせ、残
る1匹はゆっくりと動いていた。
亡しており、残りの3匹は触角,脚をバタバタさせてい
た。
亡しており、残りの1匹は脚をバタバタさせていた。前
記した粉状の人工ゼオライトからなる害虫駆除材が害虫
駆除効果を有することが明かであるので、この時点で確
認試験を終了した。
も、各シロアリの体表面の皮膚上には気門の部分を含
み、粉状の前記害虫駆除材が付着しており、前記天然ゼ
オライトからなる害虫駆除材の場合と同様であった。
は、天然ゼオライトに限らず人工ゼオライトにおいても
同様に前記第1ないし第3のメカニズムが複合して機能
するものと考えられ、前記の石炭灰ゼオライトに限ら
ず、シラスを原料とした人工ゼオライトや高炉スラグを
原料とした人工ゼオライト、あるいは化学的に製造され
る合成ゼオライトであっても害虫駆除効果を有するもの
と考えられる。
て、粉状の天然および人工ゼオライトで実証された前記
第1ないし第3のメカニズムは、前記したように害虫駆
除材である粉状のゼオライトの粒径と駆除対象とする害
虫1の体毛3の間隔寸法Pあるいは気門6の開口寸法W
との関係で物理的に成立するものであるので、各種の害
虫に対して使用することが可能である。
とすることのできる害虫を挙げると、例えば、その他の
シロアリ類や家ダニ類のツメダニ,チリダニ,コナダニ
あるいはゴキブリ類はもちろんのこと、カ類,ハエ類,
ノミ類,シラミ類,ヒラタキクイムシ,シバンムシ類,
ノシメマダラメイガ,ノコギリヒラタムシ,コクヌスト
モドキ,コクゾウムシ,アズキゾウムシ,ヒメマルカツ
オブシムシ,ヒメカツオブシムシ,イガ,ユスリカ類,
チョウバエ類,カメムシ類,アブ類,マダニ類,サシバ
エ,ニカメイガ,ウンカ,ツマグロヨコバイ,ヒメコガ
ネ,シロイチモジマダラメイガ,シンクイムシ類,カイ
ガラムシ類,ハダニ類,アブラムシ類,コナガ,ヨトウ
ムシ,ヤサイゾウムシ,マツノマダラカミキリ,キクイ
ムシ類,コガネムシ類,スジキリヨトウ,シバツトガ等
である。
ダニやコナダニは、気門を有さず,皮膚2からの酸素の
取入れを行なうものであるので、本願発明の害虫駆除材
を用いた場合、前記第2のメカニズムは機能しないが、
第1のメカニズムにより皮膚に付着した天然ゼオライト
は、炭酸ガスの排出のみならず酸素の取入れをも阻害す
ることによりその駆除を行なうとともに、前記第3のメ
カニズムによって擦過傷からの脱水により確実に駆除す
ることができる。
対象とする場合、前記した第1ないし第3のメカニズム
から明らかなように、その対象とする害虫の体毛の間隔
寸法P等に応じて、害虫駆除材の有効成分となるものの
粒径が定まるので、使用する害虫駆除材の粒度分布を適
宜調整することが好ましく、駆除対象を特定種類の害虫
とする害虫駆除材の場合には、その害虫の体毛の間隔P
より小さい粒径のもののみを分別して、これを害虫駆除
材として用いることが効率的である。
害虫とする場合、その体毛の間隔寸法は概ね30μmであ
る。
施例の害虫駆除材(図4の粒度分布のもの)を用いる
と、重量%で概ね65%強のものがツメダニの皮膚に到達
し得る有効成分として機能する。
1μmであるので、前記第2のメカニズムにおいて、害
虫駆除材82,83として機能し得る有効成分は、重量
%で5%弱である。
除材の粒度分布を細粒分の多いものに調整し、またその
害虫の体毛3の間隔寸法P,すなわち30μmより粒径の
大きいものを除外することとすれば、害虫駆除材がツメ
ダニの皮膚上に付着する確率が高まるので害虫駆除効果
が一層顕著になる。
オライトを用いて害虫駆除を行なう場合には、前記各実
施例のように天然あるいは人工ゼオライトを単味で用い
てもよいが、適宜の増量剤や害虫駆除効果を強化する強
化剤となる固形物との混合物とすることが現実的であ
る。
質を用いた実験の結果、以下の固形物質とゼオライトと
の混合物からなる各実施例に害虫駆除効果があることを
確認した。
効果の確認試験の結果を示すが、これらの確認試験に用
いるゼオライトは前記第1実施例と同様のものであり、
確認試験の方法も前記と同様である。
明する。
ライトに粘土鉱物であるタルクを添加した混合物であ
り、その配合割合は重量で前記ゼオライトを90%,タル
クを10%としたものである。
がMg3Si4O10(OH)2とされるマグネシウム粘土鉱物の一種
である。
の「3Sタルク」(商品名)であり、その粒度分布は図
7に示すようである。図7からあきらかとなるように、
このタルクにおいてはその全量は害虫としてのシロアリ
に対して有効成分となりうる粒径である。
たシャーレへのシロアリの投入から1時間経過後におい
ては、投入された10匹のシロアリのうちの1匹が死亡
し、残り9匹は害虫駆除材を体中に付着させて時折触
角,脚を動かすのみであった。
亡しており、残りの1匹は脚をピクピクとけいれんさせ
ていた。
匹も死亡しており、投入された全てのシロアリが死亡し
た。
アリを顕微鏡で観察すると、前記第1実施例の場合と同
様に各シロアリの体表面の皮膚上には気門の部分を含ん
で前記害虫駆除材が付着しており、害虫駆除メカニズム
が前記第1実施例と同様であったことが確認された。
タルクの他の粘土鉱物としてのクレー,ベントナイト,
セピオライトのそれぞれを粉状で前記天然ゼオライトに
添加した混合物についても同様の確認試験を行なった。
れてできた微粒子の集合体であり、いわゆる粘土に該当
するものである。ベントナイトとは、モンモリロナイ
ト,バイデラナイト等を主成分鉱物とする粘土鉱物の一
種で、膨潤土とも称するものである。セピオライトと
は、その化学組成がMg9Si12O30(OH)6(OH2)4・6H2Oで表
わされるマグネシウム粘土鉱物の一種であり、海泡石と
も称するものである。
も、いずれも害虫駆除効果があることを確認しており、
粘土鉱物はゼオライトと混合した状態で一般的に害虫駆
除効果を有するものと考えられる。
ライトに珪藻土を添加した混合物であり、その配合割合
は重量で前記ゼオライトを50%,珪藻土を50%としたもの
である。
て形成された珪質堆積岩からなり、粘土,火山灰,有機
物等をも含有するものである。
ヂオライト#500(商品名)であり、その粒度分布は
図8に示すようである。図8からあきらかとなるよう
に、この珪藻土においては害虫としてのシロアリに対し
て有効成分となりうる粒径のものは概ね80%強である。
たシャーレへのシロアリの投入から1時間経過後におい
ては、投入された10匹のシロアリは10匹とも体中に害虫
駆除材を付着させて生存し、8匹は動きまわり,残り2匹
は触角や脚をバタバタさせていた。
れた10匹のシロアリは10匹とも体中に害虫駆除材を付着
させて生存し、8匹は動きまわり,残りの2匹のうちの1
匹は触角や脚をバタバタさせ、残りの1匹は時折脚を動
かすのみであった。
れた10匹のシロアリは10匹とも生存し、6匹は動きまわ
り,残りの4匹はわずかに触角や脚を動かすのみであっ
た。
亡し、残り4匹のうちの2匹は動きまわり、2匹は時折触
角や脚を動かすのみであった。
亡し、残り1匹もたまに触角や脚を動かすのみであっ
た。この時点で前記の第5実施例の害虫駆除材が害虫駆
除効果を有することが明かであるので、確認試験を終了
した。
アリを顕微鏡で観察すると、前記第1実施例の場合と同
様に各シロアリの体表面の皮膚上には気門の部分を含ん
で前記害虫駆除材が付着しており、害虫駆除メカニズム
が前記第1実施例と同様であったことが確認された。
ライトにシラスを添加した混合物であり、その配合割合
は重量で前記ゼオライトを90%,シラスを10%としたもの
である。
って、この実施例でのシラスは、イヂチ化成株式会社製
ウインライトS−20(商品名)であり、その粒度分布
は図9に示すようである。図9からあきらかとなるよう
に、このシラスにおいては害虫としてのシロアリに対し
て有効成分となりうる粒径のものは概ね70%弱である。
たシャーレへのシロアリの投入から1時間経過後におい
ては、投入された10匹のシロアリは10匹とも体中に害虫
駆除材を付着させて生存し、8匹は動きまわり,残り2匹
は触角や脚をバタバタさせていた。
れた10匹のシロアリ中4匹が死亡し、残り6匹も触角や脚
をたまに動かすのみであった。
れた10匹のシロアリは10匹とも死亡し、確認試験を終了
した。
アリにおいても、前記第1実施例の場合と同様に各シロ
アリの体表面の皮膚上には気門の部分を含んで前記害虫
駆除材が付着しており、害虫駆除メカニズムが前記第1
実施例と同様であったことが確認された。
ライトに炭酸カルシウム(CaCO3)を添加した混合物で
あり、その配合割合は重量で前記ゼオライトを50%,炭
酸カルシウムを50%としたものである。
式会社製スペシャルライスS(商品名)であり、その粒
度分布は図10に示すようである。図10からあきらか
となるように、この炭酸カルシウムにおいてはその全量
が害虫としてのシロアリに対して有効成分となりうる粒
径のものである。
たシャーレへのシロアリの投入から1時間経過後におい
ては、投入された10匹のシロアリは10匹とも体中に害虫
駆除材を付着させており、1匹は死亡し、残り9匹は触角
や脚をバタバタさせていた。
れた10匹のシロアリすべてがが死亡しており試験を終了
した。
アリにおいても、前記第1実施例の場合と同様に各シロ
アリの体表面の皮膚上には気門の部分を含んで前記害虫
駆除材が付着しており、害虫駆除メカニズムが前記第1
実施例と同様であったことが確認された。
ライトにフライアッシュを添加した混合物であり、その
配合割合は重量で前記ゼオライトを50%,フライアッシ
ュを50%としたものである。
ボイラ等の煙道ガスから回収した遊離灰のことであっ
て、この実施例で用いるフライアッシュは、小野田セメ
ント株式会社製ONODAスーパーフロー(商品名)であ
る。
示すようで、図11からあきらかとなるように、このフ
ライアッシュにおいてはその全量が害虫としてのシロア
リに対して有効成分となりうる粒径のものである。
たシャーレへのシロアリの投入から1時間経過後におい
ては、投入された10匹のシロアリは10匹とも体中に害虫
駆除材を付着させて生存し、8匹は動きまわり,残り2匹
は触角や脚をバタバタさせていた。
れた10匹のシロアリの内2匹が死亡しており、残りの内1
匹は動きまわり,7匹は触角や脚をたまに動かすのみで
あった。
れた10匹のシロアリの内6匹が死亡し、残り4匹もわずか
に触角や脚を動かすのみであった。
れた10匹のシロアリのすべてが死亡しており、試験を終
了した。
アリには、前記第1実施例の場合と同様に各シロアリの
体表面の皮膚上に気門の部分を含んで前記害虫駆除材が
付着しており、害虫駆除メカニズムが前記第1実施例と
同様であったことが確認された。
ライトにシリカゲルを添加した混合物であり、その配合
割合は重量で前記ゼオライトを50%,シリカゲルを50%と
したものである。
式会社製フジ・ホームゲルG(商品名)であり、これを
破砕して図12に示す粒度分布としたものである。図1
2からあきらかとなるように、このシリカゲルにおいて
は害虫としてのシロアリに対して前記メカニズムによっ
て有効成分となりうる粒径のものは概ね35%強であり、
大半は前記シャーレ中を乾燥状態に維持する機能のもの
である。
たシャーレへのシロアリの投入から1時間経過後におい
ては、投入された10匹のシロアリは10匹とも生存してい
たが、体中に害虫駆除材を付着させ、触角や脚をわずか
に動かすのみであった。
れた10匹のシロアリすべてがが死亡しており試験を終了
した。
アリにおいても、前記第1実施例の場合と同様に各シロ
アリの体表面の皮膚上には気門の部分を含んで前記害虫
駆除材が付着しており、害虫駆除メカニズムが前記第1
実施例と同様であったことが確認されたが、同時にシロ
アリの体表面には独特の黒変部が存在しており、この黒
変部はシリカゲルにより形成されたものであると思われ
る。
オライトに無水珪酸(SiO2)を添加した混合物であり、
その配合割合は重量で前記ゼオライトを50%,無水珪酸
を50%としたものである。
ロシールQS−102(商品名)であり、この粒度は概
ね75mμ〜275mμの範囲内であるため、前記の第1な
いし第3のメカニズムで有効成分となる粒径に較べて十
分小さいものである。
したシャーレへのシロアリの投入から1時間経過後にお
いては、投入された10匹とも体中に害虫駆除材を付着さ
せ、その内3匹は死亡しており、残り7匹のうち2匹は触
角や脚をバタバタさせていたが、5匹は触角や脚をたま
にピクンと動かすのみであった。
れた10匹のシロアリすべてがが死亡しており試験を終了
した。
ロアリにおいても、前記第1実施例の場合と同様に各シ
ロアリの体表面の皮膚上には気門の部分を含んで前記害
虫駆除材が付着しており、害虫駆除メカニズムが前記第
1実施例と同様であったことが確認された。
るいは人工ゼオライトを単味であるいは適宜固形物を混
合した混合物として害虫駆除材を構成したものを説明し
たが、本願はこれに限らず、例えばほう酸のように薬効
の弱い薬剤を添加することとしてもよく、また、固形物
の添加割合を適宜調整することとし,あるいは2種類以
上の固形物を併せて添加することとしてもよいことはい
うまでもない。
いては、ゼオライトを用い、適宜の固形物や弱い薬剤を
添加した害虫駆除材であるので、害虫駆除材が従来ほど
強力でなく、散布作業等の薬剤の取り扱いに従来程の慎
重さが求められず、取り扱いの便宜を図ることができる
利点がある。
虫駆除材によれば、ゼオライトは調湿性を有するので、
この害虫駆除材を設置した空間の湿度を害虫の生息に不
適当な乾燥状態に保つことができる。
間においては、害虫は生息しにくく、この空間内に生息
する害虫が少なくなり、また、たとえ害虫が生息すると
してもその害虫は活力の弱った状態で生息することとな
る。
の体毛の間隔寸法より小さいものを含有しているので、
その細粒分はここに生息する害虫の体毛に妨げられずに
害虫の体表面に付着することができ、これによって害虫
の皮膚からの炭酸ガスの排出が抑制されるので害虫を呼
吸不全により死亡させることができる。
である場合、前記ゼオライトの細粒分の粒子を気門に付
着させることができ、これによって害虫の酸素の取入れ
が妨げられるので、害虫を酸素欠乏により死亡させるこ
とができる。
表面や体毛に異物が付着した場合には、その異物を振り
払う動作を行ない,この動作により害虫は自ら体表面に
擦過傷を生じるものであり、前記細粒分は体毛に妨げら
れずに擦過傷に付着することによって、この擦過傷から
ゼオライトが有する吸湿性により害虫の体液を吸い出
し、脱水状態とすることによって害虫を死亡させること
ができる。
剤ほど強い毒性を有しないものであるうえ、前記のよう
なメカニズムによって良好な害虫駆除効果を奏するもの
である。
環境汚染のおそれが少なく、使用に伴う抵抗性を害虫が
具備せず,長期に渡って、害虫を確実に駆除することの
できる害虫駆除材を提供することができる。
第1メカニズムの説明模式図である。
第2メカニズムの説明模式図である。
第3メカニズムの説明模式図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
布図である。
布図である。
である。
3 害虫駆除材
Claims (8)
- 【請求項1】 粉状のゼオライトを含む害虫駆除材であ
って、駆除対象となる害虫の体毛の間隔寸法より小さい
粒径のゼオライトを有効成分とすることを特徴とする害
虫駆除材。 - 【請求項2】 請求項1記載の害虫駆除材において、前
記害虫駆除材には、粘土鉱物、珪藻土、シラス、炭酸カ
ルシウム、フライアッシュからなる固形物群から選択さ
れた1または2以上の種類の固形物が粉状で添加されて
いることを特徴とする害虫駆除材。 - 【請求項3】 請求項2記載の害虫駆除材において、粉
状で添加されている前記固形物は、その粒径が駆除対象
となる害虫の体毛の間隔寸法より小さいものを含有して
いることを特徴とする害虫駆除材。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の害
虫駆除材において、前記害虫駆除材に粉状のシリカゲル
を添加してあることを特徴とする害虫駆除材。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の害
虫駆除材において、前記害虫駆除材に粉状の無水けい酸
を添加してあることを特徴とする害虫駆除材。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の害
虫駆除材において、前記ゼオライトを天然ゼオライトで
形成したことを特徴とする害虫駆除材。 - 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の害
虫駆除材において、前記ゼオライトを人工ゼオライトで
形成したことを特徴とする害虫駆除材。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の害
虫駆除材において、前記害虫駆除材には薬効の弱い薬剤
を添加してあることを特徴とする害虫駆除材。
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