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JP3256103B2 - 網 戸 - Google Patents

網 戸

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JP3256103B2
JP3256103B2 JP08190795A JP8190795A JP3256103B2 JP 3256103 B2 JP3256103 B2 JP 3256103B2 JP 08190795 A JP08190795 A JP 08190795A JP 8190795 A JP8190795 A JP 8190795A JP 3256103 B2 JP3256103 B2 JP 3256103B2
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Japan
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frame
string
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pulley
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JPH08246769A (ja
Inventor
茂男 岡村
宏志 陶山
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新日軽株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開口枠内に支持された
蛇腹状の伸縮自在の防虫網を、縦枠と平行な可動框の水
平方向の移動により伸縮させて開閉する網戸に関する。
【0002】
【従来の技術】網を使用しない時には、伸縮自在の網を
開口面の左右いずれか一方側に短縮して、開口面全体を
開放することができるようにした網戸が提案されてい
る。この場合、網を伸縮させるためには、図10に示す
ように、網106の一方の縦縁部を開口枠100の上枠
101及び下枠102に沿って移動される可動框105
に固定し、網106の他方の縦縁部を開口枠100の一
方の縦枠104側に固定して、その可動框105を開口
枠100の開口面と平行に移動させる構造としている。
【0003】ところで、図10において網106を円滑
に開放又は閉鎖するには、可動框105が、その任意の
高さにおいて力を加えても、常に鉛直状態で円滑に移動
することが必要である。また、このような伸縮網戸にお
いては、可動框の位置のいかんに関わりなく、すなわ
ち、網の伸縮長のいかんによらず、風によって撓むこと
がないように、網を保持する必要がある。
【0004】このため、従来の網戸では、網106の各
プリーツに水平方向に貫通した紐107を可動框105
に設けたコロ108を介して上枠101又は下枠102
の端部まで導き、固定して、可動框105がどの位置に
あっても紐107の長さが一定不変に保たれるように構
成してある。このような網保持手段を用いることによ
り、可動框をどこに移動しても、一定長の紐を用いるこ
とができ、かつ、常に網を緊張状態に保持することがで
きる。また、可動框105を他方の縦枠103に接触す
る位置、すなわち網閉鎖位置に停止するために、例え
ば、互いに吸着する磁石と鉄板などのロック手段が縦枠
103と可動框105の対向面に備えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の網戸は、可動框に手を掛けて力を加えない限り移動
しない。従って、とくに、網を開放する場合は、手を掛
け難い可動框に手を掛けて開放方向に力を加えてロック
手段のロックを外す他に、可動框を開放方向に移動しな
ければならないため、網の開放作業が容易でないという
問題があった。また、従来の網戸は、網の緊張手段であ
る紐が一方の縦枠から可動框及び上枠又は下枠内を経て
他方の縦枠まで延長し、両端部が各縦枠に結合されてい
るため、メンテナンスの際に可動框を容易に取外すこと
ができないという問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、開口枠内に支持された伸縮自在の網を、可動框
の移動により伸縮させて開閉する網戸において、ロック
手段のロックを外すだけで、容易に網を開放することが
でき、しかも、複数の紐を安定して縦枠内に引込むため
の紐引込み装置を、縦枠を特に大きくする必要なしに、
通常の縦枠に容易に取り付けることを可能にすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、可動框の上下端部をそれぞれ上下の横枠
に係合し、その可動框を左右の縦枠と平行状態を保ちつ
つ左右の縦枠の間を移動自在に支持し、伸縮自在の網の
一端部を前記可動框に結合し、同網の他端部を一方の縦
枠に結合し、前記可動框の移動により網が開閉される網
戸において、前記可動框に複数本の紐の一端部を結合す
るとともに、各紐を前記網の幅方向に水平に貫通させ、
かつ、前記各紐の他端部を前記一方の縦枠の収納溝内に
高さ方向に所要の間隔をもって取付けられた紐引込み装
置に結合してなり、前記紐引込み装置は、前記一方の縦
枠の収納溝内に固定される取付基板と、その取付基板の
一端部に取付けられた第1の巻取プーリと、前記取付基
板の中間部にその取付基板の長手方向に移動自在に取り
付けられた第2の巻取プーリと、その第2の巻取プーリ
を第1の巻取プーリから離間する方向に常時付勢する付
勢手段とからなり、前記紐は第1の巻取プーリと第2の
巻取プーリとを複数回順次巻回された後、他端部が前記
取付基板に固定されていること特徴としている。
【0008】
【作用】一端が可動框に結合された紐が網を貫通され、
その紐の他端が一方の縦枠に内蔵された紐引込み装置に
より常に引込む方向に付勢されているので、可動框は網
開放方向に付勢されている。従って、ロック手段のロッ
クを解除すると、可動框が軽快に開放方向に移動するた
め、網を容易に開けることができる。付勢手段により第
2の巻取プーリが第1の巻取プーリから離間する方向に
移動すると、その移動量に二つの巻取プーリ間に巻回し
た回数の2倍の距離に等しい長さが縦枠内に引き込まれ
る。従って、巻取プーリと付勢手段のストロークを可動
框の移動距離に比し格段に小さくすることができるか
ら、通常用いられている縦枠内に複数の紐引込み装置を
容易に設置することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、網を一部開放した状態における網戸の正
面図、図2は同網戸の横断面図、図3は図1のX−X線
断面図である。
【0010】図1において、Aは玄関又は窓において躯
体に固定される開口枠であり、上枠1、下枠2、及び左
右の縦枠3,4が通常の方法により矩形に連結されてい
る。図1では、扉が省略されているが、図2,3に示す
ように、開口枠Aの見込み幅中央よりも屋外側部分に、
既知の扉Bがヒンジ5Aによりそのヒンジを中心として
屋外側に回転して開閉自在に取付けられている。図3に
おける5Bは、ドアチェッカーである。
【0011】図3に示すように、上枠1の見込み幅中央
に設けられた戸当り壁6よりも屋内側部分に、上枠1の
長手方向に連続して下方に開口する溝7が形成してあ
る。この溝7には、網戸Cの一構成部材である可動框M
Jの上端部が移動可能に嵌合し得る。また、下枠2の見
込み幅中央に設けられた戸当り壁8よりも屋内側部分
に、下枠2の長手方向に連続して屋外方向に開口する案
内溝が案内部材9により形成してある。案内部材9は、
下枠2に一体に成形することに代えて、別体に成形され
た部材を下枠2に結合しても良い。
【0012】左右の縦枠3,4は、図2より明らかなよ
うに、少なくとも見込み幅中央に設けられた戸当り壁1
0,11よりも屋内側部分が左右対称形に形成されてい
る。さらに詳述すると、戸当り壁10,11よりも屋内
側部分に、左右の縦枠において互いに対向して開口する
収容溝12,13が形成してあり、各収納溝の開口面近
傍に、図4に左の縦枠3について詳細に示すように、屋
内外方向に対向する2対の突縁14a,14b;15
a,15bが形成されて、各対の突縁の間に互いに対向
して開口する嵌合溝14c,14d;15c,15dが
形成されている。
【0013】いずれの収納溝12,13も、これに、後
述される紐引込み装置Dを収納して取付け得るように作
られている。対向する嵌合溝14c,14d;15c,
15dには、後述されるように、網Nの両縦縁部を厚肉
に形成した固定部30b,30cを嵌合して固定し得る
ように作られている。さらに、前記嵌合溝14c,14
d;15c,15dを形成する2対の突縁14a,14
b;15a,15bの一方又は双方は、後述されるよう
に、収納溝12,13の開口面を遮蔽するための遮蔽部
材16の背面に形成された係止縁16bを嵌合して係止
し得るように作られている。
【0014】上記構成により、本実施例の網戸は、網N
の開閉方向と可動框MJの移動方向を左右いずれにも設
定することができる。すなわち、可動框MJを、網Nに
関して左右いずれの側に接続することも可能である。図
示の例は、屋内側から見て網の左側に可動框MJを接続
した場合のものである。この場合は、一方の縦枠(網閉
鎖時に可動框MJと近接する縦枠、図1,2において
は、左の縦枠3)の収納溝12の開口は、遮蔽部材16
を嵌着して遮蔽される。
【0015】遮蔽部材16は、図4に詳細に示すよう
に、帯板16aの背面に一対の係止縁16bを一体に成
形してなり、係止縁16bを縦枠3の収納溝12の開口
面に形成された2対の突縁14a,14bの一方又は双
方の間に押入係止により固定される。帯板16aと係止
縁16bの間に形成された溝16cには、可動框MJを
縦枠3に近接した場合にロックするロック手段を構成す
るマグネットMG(又は磁性部材)が一例として押入係
止により固定してある。
【0016】可動框MJには、これを完全に鉛直状態に
保持して円滑に移動することを可能にするため、上枠1
の溝7の屋外側にレール溝17を形成するとともに、可
動框MJの上端部の屋外側面に、図5に示すようなロー
ラ付き吊持部材18をその垂下片18Aにおいて可動框
MJ固着し、その吊持部材の一つの上部ローラ19をレ
ール溝17の上辺に当接し、かつ、左右両側の下部ロー
ラ20をレール溝17の下辺に当接して可動框MJを上
枠1に吊持し、さらに、可動框MJの下端部の屋内側部
分に、図6に示すような案内片21を固着して、その案
内片21に下枠2に形成してある案内部材9を摺動自在
に嵌合させてある。
【0017】可動框MJは、図2及び図4に示すよう
に、横断面形状が概略H字形に形成され、ウェブ22に
関して一方の縦枠3側に開口する溝23と、他方の縦枠
4側に開口する網収納溝24とを有している。溝23
は、後述される紐25の一端部をウェブ22に貫通した
後、その端部に球26を結合することにより、紐25の
一端部を固定するために形成してある。溝23はその開
口面を遮蔽して外観を向上させるため、その溝の開口面
に遮蔽部材27が嵌合して固定されるようになってい
る。
【0018】遮蔽部材27は、図4に示すように、前記
ウェブ22とほぼ等しい幅を有する帯板27aの表裏に
互いに反対方向に屈曲された一対の凸条27b,27c
を一体に備えており、図2に示すように、裏面の一対の
凸条27cを、溝23を形成する一対の縦壁28の先端
部間に嵌合することにより固定されている。そして、表
面の一対の凸条27bの間には、前記マグネットMGに
それぞれ対応する位置に磁性板29(又はマグネット)
が固定されている。磁性板29は、網を閉めた時に、す
なわち、可動框を縦枠3に近接した時に、マグネットM
Gに吸着されて可動框を網閉鎖位置にロックする。
【0019】ロック手段は、上記のマグネットと磁性板
を用いる磁石式に限らず、可動框に設けたフックを手で
回し、縦枠に取付けたロックピンに係止させるものな
ど、他の任意の構造のものを用いることができる。
【0020】可動框MJの網収納溝24内には、垂直線
に沿って折畳み可能な蛇腹状に形成されて、短縮された
網Nの各プリーツ30aを収納することができる。図4
に示すように、可動框MJの網収納溝24の底部、すな
わち、ウェブ22に近接した位置に、一例として一対の
嵌合溝31を形成してあり、それらの嵌合溝に網Nの一
方の縦縁を厚肉に形成してなる固定部30bが嵌脱自在
に取付けられている。
【0021】一方、網Nの他方の縦縁を厚肉に形成して
なる固定部30cは、開口枠Aの他の縦枠4の収納溝1
3の開口面の嵌合溝15c,15dに嵌脱自在に取付け
られている。
【0022】さて、他方の縦枠(網開放時に可動框MJ
が近接する縦枠、図1,2においては右の縦枠4)の収
納溝13には、網Nを水平方向に貫通して支持する紐2
5に対して常時緊張方向、すなわち、縦枠4方向に引張
力を与える紐引込み装置Dが取付けられている。
【0023】紐引込み装置Dは、図7及び図8に示すよ
うに、取付基板32を有し、その基板上に紐巻取手段3
3と、紐を前記紐巻取手段に巻き取る方向に常時付勢す
る付勢手段34とが取付けられている。取付基板32
は、下方開口の断面コ字形の短冊状に形成してあり、そ
の上面のほぼ半分の位置に紐巻取手段33が設けられて
いる。
【0024】紐巻取手段33は、取付基板32の一端と
中央にL字形のブラケット35,36をその垂直部を共
通の垂直面に整列させた状態で水平部において基板32
に固着し、垂直部にそれぞれ巻取プーリ37,38を回
転自在に取付け、一端の固定ブラケット35に一端25
Aを結合した紐25を中央の巻取プーリ38と端部の巻
取プーリ37の間に複数回順次巻回し、最後に一端の巻
取プーリ37から紐25の他端25Bを引出して構成さ
れている。
【0025】そして、固定ブラケット35は基板32に
固着されているが、中央の可動ブラケット36は、この
ブラケットの水平部に固着された軸39を基板32の一
端部からほぼ中央部までの間に形成してある長孔40に
貫通し、先端部に外れ止め部材41を固着することによ
り、固定ブラケット35に対して遠近移動可能に保持さ
れている。
【0026】基板32の他の半分の位置には、前記紐巻
取手段33の可動ブラケット36を固定ブラケット35
から離間する方向に付勢する付勢手段34が取付けられ
ている。この図示の例では、付勢手段34は、基板の他
端に固着された固定片42にコイルばね43の一端を結
合し、他端を前記可動ブラケット36に設けられた結合
片44に結合して構成されている。
【0027】紐引込み装置Dの上記構成により、自然状
態では、付勢手段34のコイルバネ43が短縮し、可動
ブラケット36を基板32の他端部方向に移動させるた
め、巻取プーリ37及び38間に巻かれている紐25が
引込まれて、その自由端部25Bが固定ブラケット35
近傍に存在する。そして、この紐の自由端部25Bを引
出すと、可動ブラケット36がコイルバネ43に抗して
固定ブラケット35方向に移動されるとともに、コイル
バネ43が伸長される。
【0028】このような紐引込み装置Dは、複数個が、
網Nの一端部を結合された縦枠4の溝13の底部に、高
さ方向に所要の間隔をもって取付けられている。紐引込
み装置の縦枠4に対する取付けは、図2に例示するよう
に、各別に縦枠4の収納溝13内に取付けても良い。
【0029】しかし、好ましい実施例では、図9に例示
するように、複数個の紐引込み装置D1〜D4を取付け
る縦枠の高さ方向に延長する一定長の取付部材45を用
意し、その取付部材の所定位置にそれぞれ紐引込み装置
を取付けてユニットUを構成し、そのユニットUを縦枠
4の収納溝13内に収容し、その取付部材45を例えば
上端部と下端部、又は上下、中央などにおいて縦枠4に
ネジ止めなどにより固定することが望ましい。
【0030】このようにユニット化した場合は、各紐引
込み装置の取付部材45に対する位置決めを縦枠から離
れた場所で容易に行うことができ、紐引込み装置を個別
に取付ける場合の縦枠に対する固定位置の面倒な位置決
め作業が不要になる。そして、縦枠4内に取付けられた
各紐引込み装置の紐25の端部は、網Nの一端部の縦縁
部30cを貫通され、また、網Nの各プリーツ30aを
経て他端部の縦縁部30bを貫通され、さらに可動框M
Jのウェブ22を貫通して、その端部に球26を結合し
て固定されている。
【0031】上記構成により、図1又は図2における可
動框MJを、図2の左側に点線で示されているように、
左側の縦枠3に近接する位置まで移動すると、その縦枠
と可動框に取付けられているロック手段(MG,29)
のロック作用により、網閉鎖状態に維持される。
【0032】そして、網を開放したい時は、ロック手段
がフック形式の場合はそのフックによるロックを解除す
ると、また、ロック手段が磁石式の場合は可動框に手を
掛けて開放方向に力を加え、磁石の吸着を解除すると、
可動框MJは紐引込み装置Dの紐25により常に縦枠4
方向に付勢されているので、非常に軽快に移動して網が
開放される。すなわち、ロック解除時には容易に網を開
放することができる。
【0033】そして、可動框MJを右方向に押すと、吊
持部材18及び案内部材9により、可動框が鉛直状態で
軽快に移動し、開口面を遮蔽していた網Nが漸次折り畳
まれるともに、可動框の網収納溝24内に収納される。
最後は、可動框が縦枠4に近接するように僅かに押し付
けるだけでよい。
【0034】また、紐引込み装置Dは、可動框の位置に
関わりなく、紐25を常に緊張状態に維持するので、扉
Bが閉鎖位置にあって網Nに接近していても、網を扉に
接触させることなく、円滑に開閉することができる。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、網を水
平方向に貫通する紐が可動框に結合され、かつ、その紐
が紐引込み装置の付勢手段により常に縦枠方向に付勢さ
れているので、ロック手段のロックを外すだけで、容易
に網を開放することができる。
【0036】そして、紐引込み装置を、一方の縦枠の収
納溝内に固定される取付基板と、その取付基板の一端部
に取付けられた第1の巻取プーリと、取付基板の中間部
にその取付基板の長手方向に移動自在に取り付けられた
第2の巻取プーリと、その第2の巻取プーリを第1の巻
取プーリから離間する方向に常時付勢する付勢手段とか
ら構成し、紐を第1の巻取プーリと第2の巻取プーリと
に複数回順次巻回させた後、他端部を取付基板に固定し
ているので、付勢手段により第2の巻取プーリが第1の
巻取プーリから離間する方向に移動すると、紐はその移
動量に二つの巻取プーリ間に巻回した回数の2倍の距離
に等しい長さが縦枠内に引き込まれる。従って、巻取プ
ーリは巻取径の大きいものを使用する必要がなく、巻取
プーリと付勢手段のストロークを稼動框の移動距離に比
し格段に小さくすることができるから、通常の縦枠内に
複数の紐引込み装置を容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】網を一部開放した状態における正面図である。
【図2】横断面図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】縦枠の一部及び可動框の分解した状態の横断面
図である。
【図5】可動框の吊持手段の正面図である。
【図6】案内部材の側面図である。
【図7】紐引込み装置の正面図である。
【図8】同装置の基板を断面で表した側面図である。
【図9】紐引込み装置の他の取付態様を示す側面図であ
る。
【図10】従来の伸縮自在の網戸を示す正面図である。
【符号の説明】
A 枠体 1 上枠 2 下枠 3,4 縦枠 B 扉 C 網戸 MJ 可動框 N 伸縮網 D 紐引込み装置 33 紐巻き込み手段 34 付勢手段 32 基板 37,38 プーリ 43 コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/52 - 9/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動框の上下端部をそれぞれ開口枠の上
    枠及び下枠に係合し、その可動框を左右の縦枠と平行状
    態を保ちつつ左右の縦枠の間を移動自在に支持し、伸縮
    自在の網の一端部を前記可動框に結合し、同網の他端部
    を一方の縦枠に結合し、前記可動框の移動により網が開
    閉される網戸において、 前記可動框に複数本の紐の一端部を結合するとともに、
    各紐を前記網の幅方向に水平に貫通させ、かつ、前記各
    紐の他端部を前記一方の縦枠の収納溝内に高さ方向に所
    要の間隔をもって取付けられた紐引込み装置に結合して
    なり、 前記紐引込み装置は、前記一方の縦枠の収納溝内に固定
    される取付基板と、その取付基板の一端部に取付けられ
    た第1の巻取プーリと、前記取付基板の中間部にその取
    付基板の長手方向に移動自在に取り付けられた第2の巻
    取プーリと、その第2の巻取プーリを第1の巻取プーリ
    から離間する方向に常時付勢する付勢手段とからなり、 前記紐は第1の巻取プーリと第2の巻取プーリとを複数
    回順次巻回された後、他端部が前記取付基板に固定され
    ていることを特徴とする網戸。
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