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JP3251691B2 - リードフレーム用Fe−Ni系合金材料及び製造方法 - Google Patents

リードフレーム用Fe−Ni系合金材料及び製造方法

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JP3251691B2
JP3251691B2 JP05138393A JP5138393A JP3251691B2 JP 3251691 B2 JP3251691 B2 JP 3251691B2 JP 05138393 A JP05138393 A JP 05138393A JP 5138393 A JP5138393 A JP 5138393A JP 3251691 B2 JP3251691 B2 JP 3251691B2
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JP
Japan
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weight
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敏彦 武本
和信 山崎
努 藤野
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、めっき性,ハンダ濡れ
性及び熱間加工性に優れ、リードフレーム材として適し
たFe−Ni系合金材料及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子工業の急速な発展に伴い、IC,L
SI等の半導体集積回路の需要が急増している。この需
要の伸びに応じて、IC,LSI等の構成部品であるリ
ードフレームを低コストで且つ安定供給する要求が高ま
っている。この種のリードフレームとして、熱膨張係数
が小さいことからFe−Ni系合金が代表的な材料とし
て使用されている。従来のFe−Ni系合金は、熱間加
工性が乏しく製造が困難であるため、熱間加工性の改善
が必要である。たとえば、熱間加工性を改善する手段と
してB添加が、特開昭53−146915号公報で紹介
されている。また、リードフレームとして使用されるF
e−Ni合金は、半導体の組立てラインでCuめっき,
Niめっき等の種々のめっきやハンダ付け等が行われ
る。このことから、優れためっき性及びハンダ付け性を
呈することも必要となる。
【0003】ところで、リードフレーム用Fe−Ni合
金には、H2 −N2 系混合ガス等の還元性雰囲気中で仕
上げ焼鈍が施されている。仕上げ焼鈍時に、Fe−Ni
系合金の表面に表面皮膜が形成される。表面皮膜は、め
っき金属やハンダに対する濡れ性を劣化させるため、め
っきやハンダ付けに先立って活性化前処理によって除去
される。活性化前処理は、複雑な工程を経るものであ
り、廃液処理の問題も派生する。そのため、リードフレ
ームに対するめっきやハンダ付けのコストを低減させる
上で、ネックとなっている。表面皮膜による悪影響を排
除するものとして、たとえばB添加によってFe−Ni
系合金の表面に均一なBの窒化物層を形成することが特
開昭61−276950号公報で紹介されている。形成
されたBの窒化物は、表面層に他の成分が濃縮すること
に起因した酸化物層の生成を抑え、しかもめっき浴等の
溶融金属に接触した状態で酸化膜を自動的に還元する作
用を呈するものとされている。その結果、表面皮膜の影
響が抑制され、めっき性及びハンダ濡れ性が向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Bの窒
化物層が表面に形成しているFe−Ni系合金をめっき
又はハンダ付けしようとすると、Bの窒化物層を完全に
除去する前処理が必要になる。前処理条件によってはめ
っき性,ハンダ濡れ性等が大きく変わり、めっきやハン
ダ付け後の性状が不安定になる。また、めっきの種類に
よっては、活性化前処理をほとんど行わずにめっきを実
施する場合もある。そこで、素材であるFe−Ni合金
に対し、ごく簡単な前処理によってもめっきやハンダ付
けを施すことができる表面性状に改質する必要がある。
【0005】本発明者等は、焼鈍後の合金表面にBの窒
化物層が形成されないようにB含有量を厳しく制限する
とき、優れためっき性及びハンダ濡れ性を呈する表面が
得られることを見い出し、特願平4−280770号と
して出願した。しかし、B含有量に関する過酷な制限
は、合金の溶製工程を複雑化する。本発明は、このよう
なリードフレーム用Fe−Ni系合金材料に関する物性
解明の過程で案出されたものであり、最終焼鈍時に生成
する表面皮膜におけるB濃度及びSi濃度を規制するこ
とにより、合金素材におけるB含有量の制約を緩和し、
活性化前処理を施さなくても、リードフレームとしてめ
っき性及びハンダ濡れ性に優れた表面性状をもったFe
−Ni系合金材料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
用FeーNi系合金材料は、その目的を達成するため、
Ni:25〜50重量%,Si:0.01〜0.5重量
%,Cr:4重量%以下及びB:0.002〜0.02
重量%を含有するFe−Ni系合金を基体とし、該基体
の表面に形成された表面皮膜のSi濃度を5原子%以下
に及びB濃度を14原子%以下に規制したことを特徴と
する。このリードフレーム用FeーNi系合金材料は、
Ni:25〜50重量%,Si:0.01〜0.5重量
%,Cr:4重量%以下及びB:0.002〜0.02
重量%を含有するFe−Ni系合金を冷間圧延した後、
表面皮膜へのSi及びBの濃縮が抑制されるように、H
2 濃度90%以上のH2 −N2 雰囲気中で890〜10
00℃の温度に加熱する仕上げ焼鈍を施すことにより製
造される。
【0007】
【作用】本発明者等は、合金成分,仕上げ焼鈍の温度や
雰囲気等がFe−Ni系合金のめっき性及びハンダ濡れ
性に与える影響を調査した。熱間加工性を改善する作用
を呈するBを添加したFe−Ni系合金を還元性雰囲気
で焼鈍すると、合金表面にBの窒化物層が形成されるも
のの、却って窒化物層の形成によってハンダ濡れ性が劣
化する。特に、Bと共にSiが濃縮された表面皮膜が形
成されるとき、ハンダ濡れ性が著しく劣化することが判
った。この知見に基づき、表面皮膜中のSi濃度を5原
子%以下及びB濃度を14原子%以下に規制したとき、
めっき性及びハンダ濡れ性が飛躍的に向上することを見
い出した。
【0008】Si及びBが表面皮膜中に濃縮することを
抑制するため、焼鈍条件を詳細に調査検討した。その結
果、焼鈍時に使用されるH2−N2混合ガス雰囲気のH2
濃度を90%以上にすると、Bを含有する素材であって
も素材表面にBの窒化物が形成されることが抑制され、
優れためっき性及びハンダ濡れ性が得られることを見い
出した。Bの窒化物に関する評価は、特開昭61−27
6950号公報の内容に相反するが、周辺技術の進歩に
起因するものと推察される。すなわち、従来のめっき前
処理では、通板速度が遅く、素材表面の皮膜除去に十分
な時間が取れる。これに対し、最近の高速めっきを前提
としたライン構成では、通板速度が大きく設定されるこ
とに伴って、めっき前処理が簡略化されている。そのた
め、酸化物層だけでなく窒化物層の存在も、めっき性や
ハンダ濡れ性に悪影響を与えるものとして顕在化する。
【0009】次いで、実験結果に基づき、本発明を詳細
に説明する。H2 及びN2 の混合ガス雰囲気中でFe−
Ni系合金を焼鈍するとき、合金内部から表面に拡散し
たSiが雰囲気中の酸素と結合し、Siの酸化物が合金
表面に形成される。その結果、Siの濃縮した表面層が
合金表面に形成される。表層のSi濃度は、図1に示す
ようにAES分析によって測定することができる。そこ
で、合金表面におけるSi濃度とめっき性,ハンダ濡れ
性等との関係を調査したところ、図2に示す関係が成立
していることを解明した。図2から、表面層のSi濃度
が8原子%以上では、活性化前処理なしで良好なめっき
性及びハンダ濡れ性が得られていないことが判る。しか
し、Si濃度が5原子%以下になると、活性化前処理を
施さないものでも十分に良好なめっき性及びハンダ濡れ
性が得られている。
【0010】また、Fe−Ni系合金の表面には、H2
及びN2 の混合ガス雰囲気中での焼鈍によって、合金内
部から表層部に拡散したBが雰囲気中の窒素と結合し、
Bの窒化物が表面に形成される。表層のB濃度は、図3
に示すようにAES分析で測定することができる。そこ
で、合金表面におけるB濃度とめっき性,ハンダ濡れ性
等との関係を調査したところ、図4に示す関係が成立し
ていることを解明した。すなわち、表層部のB濃度が1
6原子%以上になっていると、活性化前処理なしで良好
なめっき性及びハンダ濡れ性が得られていない。他方、
14原子%以下のB濃度では、活性化前処理を施さなく
ても十分に良好なめっき性及びハンダ濡れ性が得られて
いる。
【0011】このようなことから、表層部のSi濃度及
びB濃度をそれぞれ5原子%以下及び14原子%以下に
することは、良好なめっき性及びハンダ濡れ性を確保す
る上で必要である。本発明は、この知見に基づき完成さ
れたものであり、特定された成分系をもつ合金の表面に
形成される表面皮膜中のSi濃度及びB濃度を規制する
ことによって、めっき性及びハンダ濡れ性に優れたリー
ドフレーム用Fe−Ni系合金材料が得られる。以下、
本発明のFe−Ni系合金材料に含まれる合金成分,焼
鈍条件等を説明する。 Ni: リードフレームの熱膨張係数を決定する上で、
重要な合金元素である。必要とする低熱膨張特性を得る
ため、25〜50重量%の範囲にNi含有量を定めた。
また、Ni含有量が25重量%未満であると、焼鈍状態
でもマルテンサイトが存在し、加工性,熱膨張特性等が
損なわれる。逆に、50重量%を超えるNi含有量で
は、リードフレームとして必要な低熱膨張係数が得られ
ない。
【0012】Si: 脱酸剤として有効な合金元素であ
り、0.01重量%以上の添加が必要である。しかし、
Si含有量が0.5重量%を超えると、加工性を低下さ
せ、またリードフレーム材として必要な低熱膨張特性が
損なわれる。したがって、本発明においては、0.01
〜0.5重量%の範囲にSi含有量を定めた。 Cr: リードフレームに必要な強度を付与するため、
添加される合金元素である。しかし、4重量%を超える
多量のCrを含有させると、リードフレーム材として要
求される低熱膨張特性が劣化する。したがって、Cr含
有量の上限を4重量%に設定した。 B: Fe−Ni系合金の熱間加工性を改善するために
有効な合金元素であり、含有量0.002重量%以上で
効果が発現する。しかし、0.02重量%を超える多量
のBを含有させると、合金中にBN等の硼化物が形成さ
れ易くなり、加工性を劣化させる原因となる。したがっ
て、本発明においては、0.002〜0.02重量%の
範囲にB含有量を定めた。 本発明のFe−Ni系合金材料は、前述した合金元素の
他に、従来のFe−Ni系合金に含まれている範囲で
C,Mn,N等の元素の含有が許容される。
【0013】表面皮膜のSi濃度: 表面皮膜中のSi
濃度は、めっき性及びハンダ濡れ性に大きな影響を与え
る。図2に示されているように、表面皮膜中のSi濃度
が5原子%以下になると、活性化前処理なしでも良好な
めっき性及びハンダ濡れ性が得られる。したがって、表
面皮膜中のSi濃度は、5原子%以下にすることが必要
である。 焼鈍温度: 表面皮膜中のSi濃度は、焼鈍条件によっ
て制御され、焼鈍温度が高くなるほど減少する。図2に
示されているように、焼鈍温度が890℃以上になると
き、表面皮膜のSi濃度が5原子%以下になる。しか
し、Si濃度は、焼鈍温度が1000℃を超える領域で
は減少度合いが小さくなる。また、1000℃を超える
温度で焼鈍すると、結晶粒の粗大化等の弊害が生じる。
したがって、本発明においては、焼鈍温度を890〜1
000℃の範囲に設定した。
【0014】表面皮膜のB濃度: 表面皮膜のBは、め
っき性及びハンダ濡れ性に大きな影響を与え、濃度が低
くなるほどめっき性及びハンダ濡れ性が向上する。そし
て、図4に示すように、表面皮膜中のB濃度が14原子
%以下になると、活性化前処理なしでも良好なめっき性
及びハンダ濡れ性が得られる。したがって、B濃度を1
4原子%以下に規定することが必要である。 焼鈍雰囲気中のH2 濃度: 表面皮膜中のB濃度は、焼
鈍条件、特に焼鈍雰囲気によって制御され、焼鈍雰囲気
中のH2 濃度が高くなるほど低下する。そして、図4に
みられるように、H2 +N2 混合雰囲気においてH2
度が90%以上になると、表面皮膜中のB濃度が14原
子%以下になる。このことから、本発明においては、焼
鈍雰囲気中のH2 濃度を90%以上と規定した。
【0015】
【実施例】本実施例では、表1に化学組成を示すFe−
Ni系合金を使用した。各Fe−Ni系合金を高周波真
空溶解炉で溶製し、熱間鍛造及び熱間圧延を施して板厚
4mmの熱延板を製造した。更に、焼鈍及び冷延を繰り
返し、板厚0.1mmの冷延板を得た。最終焼鈍は、H
2 濃度を変化させた露点−45℃のH2 −N2 混合雰囲
気中で行った。また、焼鈍温度も800〜1050℃の
温度範囲で変化させた。
【表1】
【0016】焼鈍後の冷延板から幅20mm及び長さ1
00mmの試験片を切り出し、ハンダ濡れ性及びめっき
性の試験に供した。また、同じFe−Ni系合金につい
て、熱間加工性も調査した。ハンダ濡れ性は、次のよう
に調査した。試験片表面を脱脂し、5%硫酸で5秒間酸
洗した後、フラックスを塗布した。そして、試験片を2
35℃に保持されたハンダ浴に浸漬し、試験片のハンダ
濡れ面積でハンダ濡れ性を判定した。めっき性は、次の
ように調査した。試験片表面を脱脂し、5%硫酸で5秒
間酸洗した後、Niストライクめっき及びCuめっきを
施した。次いで、試験片を200℃に1時間加熱し、密
着曲げ試験を行い、めっき層に発生する剥離の有無によ
りめっき性を判定した。
【0017】熱間加工性は、厚さ50mmの鍛造鋳塊を
1200℃に加熱した後、厚さ4mmまで熱間圧延した
後の耳割れ発生の有無によって判定した。以上の調査結
果を、表2に示す。なお、熱間加工性は、熱間圧延後に
耳割れのないものを○,耳割れが発生したものを×とし
て評価した。ハンダ濡れ性は、ハンダの濡れ面積率が6
0%以上のものを○,60%未満のものを×として評価
した。また、めっき性は、めっき層に剥離が発生してい
ないものを○,めっき層に剥離が検出されたものを×と
して評価した。
【表2】
【0018】表2から明らかなように、Aグループの本
発明例は、B含有量が0.002重量%を超えている
が、表面皮膜のSi濃度及びB濃度がそれぞれ5原子%
以下及び14原子%以下であり、熱間加工性,めっき性
及びハンダ濡れ性の何れも良好であった。これに対し、
Bグループの比較例は、B含有量が0.001重量%未
満であり、熱間加工性に劣っていた。また、組成的には
本発明で規定する条件を満足するCグループのFe−N
i系合金(A4)であっても、表面皮膜のB濃度が14
原子%を超える比較例C1,表面皮膜のSi濃度が14
原子%を超える比較例C2,表面皮膜のB濃度及びSi
濃度がそれぞれ14原子%及び5原子%を超える比較例
C3では、ハンダ濡れ性及びめっき性の双方共に劣って
いた。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、H2 +N2 の混合雰囲気中で焼鈍するときに生成す
る表面皮膜のSi濃度及びB濃度を規制することによ
り、Fe−Ni系合金のハンダ濡れ性及びめっき性を改
善している。このFe−Ni系合金材料は、規定量のB
を含有していることから熱間加工性も良好である。この
ように、ハンダ濡れ性,めっき性及び熱間加工性の何れ
にも優れたFe−Ni系合金は、低熱膨張特性を呈する
リードフレーム用材料として使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 温度850℃及び900℃で焼鈍されたFe
−Ni系合金表面のオージェ分析結果
【図2】 焼鈍温度が表面皮膜のSi濃度に与える影響
【図3】 H2 濃度85%及び100%の焼鈍雰囲気で
焼鈍されたFe−Ni系合金表面のオージェ分析結果
【図4】 焼鈍雰囲気のH2 濃度が表面皮膜のB濃度に
与える影響
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 23/48 H01L 23/48 V (56)参考文献 特開 昭60−159157(JP,A) 特開 平6−108203(JP,A) 特開 平4−187714(JP,A) 特開 昭63−149361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 38/00 - 38/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ni:25〜50重量%,Si:0.0
    1〜0.5重量%,Cr:4重量%以下及びB:0.0
    02〜0.02重量%を含有するFe−Ni系合金を基
    体とし、該基体の表面に形成された表面皮膜のSi濃度
    を5原子%以下に及びB濃度を14原子%以下に規制し
    ていることを特徴とするめっき性,ハンダ濡れ性及び熱
    間加工性に優れたリードフレーム用FeーNi系合金材
    料。
  2. 【請求項2】 Ni:25〜50重量%,Si:0.0
    1〜0.5重量%,Cr:4重量%以下及びB:0.0
    02〜0.02重量%を含有するFe−Ni系合金を冷
    間圧延した後、表面皮膜へのSi及びBの濃縮が抑制さ
    れるように、H2 濃度90%以上のH2 −N2 雰囲気中
    で890〜1000℃の温度に加熱する仕上げ焼鈍を施
    すことを特徴とするリードフレーム用FeーNi系合金
    材料の製造方法。
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