JP3248100U - ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造 - Google Patents

Abstract

【課題】組立・分解の利便性を有し、安定的な効果と使用上の利点がある、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供する。【解決手段】道具ホルダー１０に道具部材２０と、接合プレート１１と、固定部材１２とを組合せ、接合プレートにフック部１１１及び突出部１１２を設け、固定部材の両端に固定部１２１、中央にフレキシブルプレート１２２を設け、ホルダープレート３０を貫通する穴あき３１及び２つの固定穴３２が設けられ、穴あきの両側に軸固定部３１１が突出して設けられ、軸固定部で固定シャフト３３が貫通し、固定シャフトでフレキシブルプレートを押圧してから、フック部の中に挟ませ、固定部が固定穴を貫通して、且つホルダープレートに寄りかかり、突出部がホルダープレートの前方から寄りかかり、ホルダープレートでウエストベルトと接合する。【選択図】図２

Description

本考案はウエストベルトに付く道具ホルダーの構造に関し、特に、組立や分解が便利で、かつ安定的なウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を示す。

道具を身につけて作業するときに、両手を自由にして作業できるため、いつでも簡単に取り出せるように道具をウエストベルトに掛けるが、休憩するときに、道具を一時的に外して邪魔にならないようにし、又は異なる道具セットを交換するときに、まず道具を外さなければならず、この際、ウエストベルトに付く道具ホルダーをウエストベルトに取り付けることができるため、簡単に分解してツールを交換することができ、さらに、組立・分解の利便性を考慮するとともに、道具の脱落を防ぐための安定的な組み合わせも求められる。

従って、本考案者は、これを鑑みて、考案の構想を考え出し、長年の経験をもって設計し、多くの議論とサンプルの試作試験、及びいくつかの修正と改善を経て、本考案を完成した。

本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、組立・分解の利便性を有し、且つ安定的な効果を達し、よって、使用上の利点がある。

（問題を解決する技術的解決策）
本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、道具ホルダーと、道具部材と、ホルダープレートと、を含み、前記道具部材と、接合プレートと、固定部材とを組合せ、又は接合して固定させ、前記接合プレートにフック部及び突出部が設けられ、前記固定部材の両端にそれぞれの固定部が設けられ、且つその中央にフレキシブルプレートが設けられ、前記ホルダープレートを貫通する穴あき及び２つの固定穴が設けられ、前記穴あきの両側にそれぞれの軸固定部が突出して設けられ、前記軸固定部で固定シャフトが貫通するよう設けられ、前記固定シャフトで前記フレキシブルプレートを押圧してから、前記フック部の中に挟ませ、前記固定部が前記固定穴を貫通して、且つ前記ホルダープレートに寄りかかって、前記突出部が前記ホルダープレートの前方から寄りかかって、前記フック部が前記穴あきの中にあって、前記ホルダープレートの揺れを避けることができ、前記道具ホルダーによって、前記道具部材とホルダープレートとの組立を成し遂げることができ、また前記ホルダープレートでウエストベルトとの接合することができる。

他の実施例において、前記固定部が前記固定穴の中まで貫通し、前記ホルダープレートの動きを避けることができる。

さらに、前記固定部及び前記フレキシブルプレートは前記固定部材を曲げてから成る。

さらに、前記接合プレートにピラーが突出して設けられ、前記フレキシブルプレートが押される際、他の方向から前記ピラーを通して前記フレキシブルプレートをサポートする。

（従来技術の効果と比較）
本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記ホルダープレートは簡単かつ迅速に前記道具ホルダーとロックすることができ、前記固定部を前記固定穴から外せることができ、再び前記フレキシブルプレートを押し下げて前記固定シャフトを邪魔しないようにして前記フック部の中から外すことができ、前記ホルダープレートと前記道具ホルダーとを素早く分離し、前記道具部材を素早く外させ、又は前記道具部材を交換ことができ、前記固定部、フレキシブルプレート、穴あき、固定穴により前記道具ホルダーと前記ホルダープレートとの間の動きやぐらつきを避けることができ、安定させる効果を達する。

本考案の立体図である。 本考案の分解図である。 本考案の道具ホルダーの側面断面図である。 本考案のホルダープレートがロックされる前の模式図である。 本考案のホルダープレートがロックされているのを示す模式図である。 本考案のホルダープレートがロックされたのを示す模式図である。 本考案のホルダープレートが出される前の模式図である。 本考案のホルダープレートが出されているのを示す模式図である。 本考案の道具部材が異なる様態を呈しているのを示す模式図である。 本考案の他の実施例のホルダープレートがロックされる前の模式図である。 本考案の他の実施例のホルダープレートがロックされたのを示す模式図である。

本考案の目的、特徴、及び効果をよく理解及び認識できるように、以下は図面の簡単な説明の図面を参照しながら、詳しく説明する。
まず、図１ないし図６に示すように、本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、道具ホルダー（１０）と、道具部材（２０）と、ホルダープレート（３０）と、を含み、前記道具ホルダー（１０）に接合プレート（１１）と、固定部材（１２）とが含まれ、前記道具部材（２０）と、接合プレート（１１）と、固定部材（１２）とを組合せ、又は接合して固定させ、前記接合プレート（１１）にフック部（１１１）及び突出部（１１２）が設けられ、前記固定部材（１２）の両端にそれぞれの固定部（１２１）が設けられ、且つその中央にフレキシブルプレート（１２２）が設けられ、前記ホルダープレート（３０）を貫通する穴あき（３１）及び２つの固定穴（３２）が設けられ、前記穴あき（３１）の両側にそれぞれの軸固定部（３１１）が突出して設けられ、前記軸固定部（３１１）で固定シャフト（３３）が貫通するよう設けられ、前記固定シャフト（３３）で前記フレキシブルプレート（１２２）を押圧してから、前記フック部（１１１）の中に挟ませ、前記固定部（１２１）が前記固定穴（３２）を貫通して、且つ前記ホルダープレート（３０）に寄りかかって、前記突出部（１１２）が前記ホルダープレート（３０）の前方から寄りかかって、前記フック部（１１１）が前記穴あき（３１）の中にあって、前記ホルダープレート（３０）の揺れを避けることができ、前記道具ホルダー（１０）によって、前記道具部材（２０）とホルダープレート（３０）との組立を成し遂げることができ、また前記ホルダープレート（３０）でウエストベルトとの接合することができる。

図６及び図７に示すように、本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記固定部（１２１）が下に向けてＬ字形状を呈し、前記固定穴（３２）を貫通して前記ホルダープレート（３０）に掛けることができる。

図７及び図８に示すように、前記構造によれば、前記ホルダープレート（３０）は簡単かつ迅速に前記道具ホルダー（１０）とロックすることができ、前記ホルダープレート（３０）を上げて前記固定部（１２１）が前記ホルダープレート（３０）を引っ掛けないようにして更に前記固定穴（３２）を貫通して離させ、再び前記フレキシブルプレート（１２２）を押し下げて前記固定シャフト（３３）を邪魔しないようにして前記フック部（１１１）の中から外すことができ、前記ホルダープレート（３０）と前記道具ホルダー（１０）とを素早く分離し、前記道具部材（２０）を素早く外させ、又は前記道具部材（２０）を交換ことができ、前記固定部（１２１）、フレキシブルプレート（１２２）、穴あき（３１）、固定穴（３２）により前記道具ホルダー（１０）と前記ホルダープレート（３０）との間の動きやぐらつきを避けることができ、安定させる効果を達する。

図９に示すように、前記道具部材（２０）は快速ボタン式フックであってもよく、図９に示すように、前記道具部材（２０）はペンチカバー、フックまたは環状体であってもよく、ユーザーのニーズによって前記道具部材（２０）の種類や様式を変えることができ、前記道具部材（２０）が前記道具ホルダー（１０）と組み合わせられるため、前記道具ホルダー（１０）が取り外して取り替えられる際、前記該道具部材（２０）を同時に取り外すことができる。

図１０及び図１１に示すように、本考案の他の実施例であり、相違点は、前記固定部（１２１）が前記固定穴（３２）を貫通し、前記ホルダープレート（３０）の動きを避けることができる。

図１０及び図１１に示すように、本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記固定部（１２１）が上向けて凹字形状を呈し、前記固定穴（３２）の中まで貫通し、前記ホルダープレート（３０）の動きを避けることができる。

本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記固定部（１２１）及び前記フレキシブルプレート（１２２）が前記固定部材（１２）を曲がってから成る。

本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記接合プレート（１１）にピラー（１１３）が突出して設けられ、前記フレキシブルプレート（１２２）が押される際、他の方向から前記ピラー（１１３）を通して前記フレキシブルプレート（１２２）をサポートし、それによって前記フレキシブルプレート（１２２）の跳ね返りを保たれ、且つその押圧の過度永久変形を防止する。

本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記道具部材（２０）、接合プレート（１１）、固定部材（１２）がネジとナットによってロックして組合される。

本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記道具部材（２０）、接合プレート（１１）、固定部材（１２）がリベットによって締められる。

本考案は、ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造を提供し、前記道具部材（２０）、接合プレート（１１）、固定部材（１２）が溶接によって接合されることを行う。

以上は、本考案に係る１つの実施例に過ぎないため、本考案の実施範囲を制限するものではない。即ち、本実用新案登録請求の範囲内で行われる変化、修飾なども本考案の範囲に属すべきである。

１０ 道具ホルダー
１１ 接合プレート
１１１ フック部
１１２ 突出部
１１３ ピラー
１２ 固定部材
１２１ 固定部
１２２ フレキシブルプレート
２０ 道具部材
３０ ホルダープレート
３１ 穴あき
３１１ 軸固定部
３２ 固定穴
３３ 固定シャフト

Claims (9)

1. ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造であって、道具ホルダーと、道具部材と、ホルダープレートと、を含み、
   前記道具ホルダーには接合プレートと、固定部材とが含まれ、前記道具部材と、前記接合プレートと、前記固定部材とを組合せ、又は接合して固定させ、前記接合プレートにフック部及び突出部が設けられ、前記固定部材の両端にそれぞれの固定部が設けられ、且つ前記固定部材の中央部にフレキシブルプレートが設けられ、前記ホルダープレートを貫通する穴あき及び２つの固定穴が設けられ、前記穴あきの両側には、それぞれ、軸固定部が突出して設けられ、前記軸固定部で固定シャフトが貫通するよう設けられ、前記固定シャフトで前記フレキシブルプレートを押圧してから、前記フック部に係合され、前記固定部が前記固定穴を貫通して前記ホルダープレートに係合され、前記突出部が前記ホルダープレートの前方に当接し、前記フック部が前記穴あきの中に位置されて前記ホルダープレートの揺れを抑制し、前記道具ホルダーと前記道具部材とホルダープレートとの組立によって、前記ホルダープレートと前記ウエストベルトとを接合することを特徴とするウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
2. 前記固定部が下に向けてＬ字形状を呈し、前記固定穴を貫通して前記ホルダープレートに掛けることができることを特徴とする請求項１のウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
3. ウエストベルトに付く道具ホルダーの構造であって、道具ホルダーと、道具部材と、ホルダープレートと、を含み、
   前記道具ホルダーには接合プレートと、固定部材とが含まれ、前記道具部材と、接合プレートと、前記固定部材とを組合せ、又は接合して固定させ、前記接合プレートにフック部及び突出部が設けられ、前記固定部材の両端には、それぞれ、固定部が設けられ、且つ前記固定部材の中央にフレキシブルプレートが設けられ、前記ホルダープレートを貫通する穴あき及び２つの固定穴が設けられ、前記穴あきの両側には、それぞれ、軸固定部が突出して設けられ、前記軸固定部で固定シャフトが貫通するよう設けられ、前記固定シャフトで前記フレキシブルプレートを押圧してから、前記フック部の中に係合され、前記固定部が前記固定穴を貫通して前記ホルダープレートの動きを抑制し、前記突出部が前記ホルダープレートの前方に当接し、前記フック部が前記穴あきの中に位置されて前記ホルダープレートの揺れを抑制し、前記道具ホルダーと前記道具部材とホルダープレートとの組立によって、前記ホルダープレートとウエストベルトとを接合することを特徴とするウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
4. 前記固定部が上向けて凹字形状を呈し、前記固定穴の中まで貫通し、前記ホルダープレートの動きを抑制することを特徴とする請求項３のウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
5. 前記固定部及び前記フレキシブルプレートは前記固定部材を曲げてから成ることを特徴とする請求項１又は３のウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
6. 前記接合プレートにピラーが突出して設けられ、前記フレキシブルプレートが押される際、他の方向から前記ピラーを通して前記フレキシブルプレートをサポートすることを特徴とする請求項１又は３のウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
7. 前記道具部材と、前記接合プレートと、前記固定部材とがネジとナットとによってロックして組み立てられることを特徴とする請求項１又は３のウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
8. 前記道具部材と、前記接合プレートと、前記固定部材とがリベットによって締められることを特徴とする請求項１又は３のウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。
9. 前記道具部材と、前記接合プレートと、前記固定部材とが溶接によって接合されることを行うことを特徴とする請求項１又は３のウエストベルトに付く道具ホルダーの構造。