JP3243159B2 - 電動ブラインド - Google Patents
電動ブラインドInfo
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Description
用いられる電動ブラインドに関するものである。
ドとしては、特開平4−247187号公報及び実開平
4−98996号公報に示されるものがある。すなわ
ち、特開平4−247187号公報に示されるものは、
相対する一対の窓枠にそれぞれ設けられた第1及び第2
ヘッドボックス内に、モータによって駆動される第1及
び第2回転ドラムがそれぞれ軸支されており、両ヘッド
ボックス間にはボトムレールが配置され、第1ヘッドボ
ックスとボトムレールの間には複数のスラットが整列状
態に設けられ、一端がボトムレールに連結され他端がス
ラット列を挿通して第1ヘッドボックス内に導入される
ブラインド開閉用コードの他端が第1回転ドラムに巻取
り及び巻解き可能に連結されており、一端がボトムレー
ルに連結された緊張用コードの他端が第2回転ドラムに
巻取り及び巻解き可能に連結されており、第1ヘッドボ
ックス及び第2ヘッドボックスには、ブラインド開閉用
コード又は緊張用コードが弛んだことを検出して、回転
ドラムの回転を停止させるリミットスイッチが設けられ
ているものである。
れるものは、相対する一対の窓枠にそれぞれ設けられた
第1及び第2ヘッドボックス内に、第1及び第2モータ
によってそれぞれ駆動される第1及び第2回転ドラムが
それぞれ軸支されており、両ヘッドボックス間にはボト
ムレールが配置され、第1ヘッドボックスとボトムレー
ルの間には複数のスラットが整列状態に設けられ、一端
がボトムレールに連結され他端がスラット列を挿通して
第1ヘッドボックス内に導入される開放用コードの他端
が第1回転ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結されて
おり、一端がボトムレールに連結された閉鎖用コードの
他端が第2回転ドラムに巻取り及び巻解き可能に連結さ
れており、第1ヘッドボックスには、スラットの開放を
検出して第1モータを停止させるアップリミットスイッ
チが設けられており、第2ヘッドボックスには、スラッ
トの閉鎖を検出して第2モータを停止させるダウンリミ
ットスイッチが設けられているものである。
ような従来の電動ブラインドは、次のような問題があ
る。すなわち、特開平4−247187号公報に示され
るものでは、これを水平窓に取付けた場合には問題はな
いが、傾斜窓に取付けた場合、ブラインドを閉鎖してい
くときに、第1回転ドラムの巻解き速度が第2回転ドラ
ムの巻取り速度よりも速いと、開閉用コードの巻解き量
が緊張用コードの巻取り量よりも多くなる。このとき、
ボトムレールの自重により開閉用コードは緊張状態を維
持するため、緊張用コードが弛むことになり、リミット
スイッチが作動して、第2モータの回転が停止するが、
第1モータは回転し続けるため、緊張用コードが弛んだ
状態のままブラインドが閉じることになるという問題が
ある。
れるものでは、これを水平窓に取付けた場合、開放され
ているブラインドを閉じようとするとき、第2回転ドラ
ムは第2モータの駆動により閉鎖用コードを巻取り、ボ
トムレール、最もボトムレール寄りのスラット、このス
ラットと隣り合うスラット、の順に第2ヘッドボックス
側に引き寄せていくので、最も第1ヘッドボックス寄り
のスラットは、閉鎖状態に近づくまでリミットスイッチ
に当接したままである可能性があるので、この場合、第
1モータは作動することができない。したがって、第1
回転ドラムは開放用コードを巻取ることができないの
で、閉鎖の途中で開放するように切換えてもブラインド
を開けることができず、一旦ブラインドを全閉状態にし
て最も第1ヘッドボックス寄りのスラットを第1ヘッド
ボックスから離間させてリミットスイッチを解除してか
ら、再びブラインドを開放するようにしなければならな
いという問題がある。本発明はこのような課題を解決す
ることを目的としている。
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、相対する一
対の窓枠(10a、10b)にそれぞれ取り付けられた
第1ヘッドボックス(12)と第2ヘッドボックス(1
4)との間に、ボトムレール(20)が配置されてお
り、第1ヘッドボックス(12)とボトムレール(2
0)の間には、多数のスラット(22)が整列状態に配
置されており、第1ヘッドボックス(12)には、一端
がボトムレール(20)に連結されるとともに他端がス
ラット(22)列を挿通して第1ヘッドボックス(1
2)内に導入される開放用コード(26)の他端が巻取
り及び巻解き可能に連結されている第1巻取ドラム(2
8)と、第1巻取ドラム(28)を回転駆動可能な第1
モータ(30)と、が内蔵され、第2ヘッドボックス
(14)には、一端がボトムレール(20)に連結され
るとともに他端が第2ヘッドボックス(14)内に導入
される閉鎖用コード(36)の他端が巻取り及び巻解き
可能に連結されている第2巻取ドラム(38)と、第2
巻取ドラム(38)を回転駆動可能な第2モータ(4
0)と、が内蔵され、さらに、スラット(22)の開放
を検出する開放検出手段(31)と、スラット(22)
の閉鎖を検出する閉鎖検出手段(33)と、開放用コー
ド(26)の弛みを検出する第1弛み検出手段(42)
と、閉鎖用コード(36)の弛みを検出する第2弛み検
出手段(44)とが設けられ、第1巻取ドラム(28)
が開放用コード(26)を巻取る方向に回転し、第2巻
取ドラム(38)が閉鎖用コード(36)を巻解く方向
に回転した場合には、第1モータ(30)は、開放検出
手段(31)によりスラット(22)の開放が検出され
た場合に停止し、第2モータ(40)は、開放検出手段
(31)によりスラット(22)の開放が検出された場
合、あるいは第2弛み検出手段(44)により閉鎖用コ
ード(36)の弛みが検出された場合に停止し、第1巻
取りドラム(28)が開放用コード(26)を巻解く方
向に回転し、第2巻取りドラム(38)が閉鎖用コード
(36)を巻取る方向に回転した場合には、第1モータ
(30)は、閉鎖検出手段(33)によりスラット(2
2)の閉鎖が検出された場合、あるいは第1弛み検出手
段(42)により開放用コード(26)の弛みが検出さ
れた場合に停止し、第2モータ(40)は、閉鎖検出手
段(33)によりスラット(22)の閉鎖が検出された
場合に停止するように構成されている電動ブラインドに
おいて、 第1巻取りドラム(28)が開放用コード(2
6)を巻解く方向に回転し、第2巻取りドラム(38)
が閉鎖用コード(36)を巻取る方向に回転した場合に
は、第1モータ(30)は、第2弛み検出手段(44)
により閉鎖用コード(36)の弛みが検出された場合に
も停止することを特徴としたものである。
ラムが開放用コードを巻取る方向に回転し、第2巻取ド
ラムが閉鎖用コードを巻解く方向に回転するが、第2モ
ータの回転速度が第1モータの回転速度よりも速くな
り、閉鎖用コードの巻解き量が開放用コードの巻取り量
よりも大きくなると、傾斜窓及び水平窓のどちらに取付
けられている場合でも閉鎖用コードが弛むが、第2モー
タは、閉鎖用コードの弛みが検出されると停止するた
め、第1モータのみが駆動して第1巻取ドラムが開放用
コードのみを巻取ることになる。これにより、閉鎖用コ
ードの弛みが解消されるため、第2モータは再び駆動し
て、スラットの開放が再開されることになるので、閉鎖
用コードが弛んだ状態のままスラットが開放されるとい
うことがなくなる。
巻取ドラムが開放用コードを巻解く方向に回転し、第2
巻取ドラムが閉鎖用コードを巻取る方向に回転するが、
第1モータの回転速度が第2モータの回転速度よりも速
くなり、開放用コードの巻解き量が閉鎖用コードの巻取
り量よりも大きくなると、傾斜窓に取付けられている場
合は閉鎖用コードが、また水平窓に取付けられている場
合は開放用コードが弛むが、第1モータは、開放用コー
ド及び閉鎖用コードのどちらの弛みが検出された場合で
も停止するため、第2モータのみが駆動して第2巻取ド
ラムのみが閉鎖用コードを巻取ることになる。これによ
り、開放用コード及び閉鎖用コードの弛みが解消される
ため、第1モータは再び駆動して、スラットの閉鎖が再
開されることになるので、開放用コード又は閉鎖用コー
ドが弛んだ状態のままスラットが閉鎖されるということ
がなくなる。
は、請求項1記載の発明において、開放検出手段(3
1)及び閉鎖検出手段(33)は、第1モータ(30)
又は第2モータ(40)と一体に回転するねじ軸(4
8)に螺合されたこま(56)が、ねじ軸(48)の回
転によって軸方向に移動して、開放検出手段(31)及
び閉鎖検出手段(33)のどちらか一方に当接すること
により、第1モータ(30)及び第2モータ(40)の
回転を停止させるように構成されていることを特徴とし
たものである。
方向に回転すると、これと一体に回転するねじ軸の回転
によって、こまがねじ軸の一方側に移動して、開放検出
手段に当接し、第1モータ及び第2モータの回転が停止
する。また、第1モータ及び第2モータがスラット閉鎖
方向へ回転すると、ねじ軸の回転方向が上記とは逆にな
るため、こまがねじ軸の他方側に移動して閉鎖検出手段
に当接し、第1モータ及び第2モータの回転が停止す
る。このように、こまは、スラットが開放されたとき及
び閉鎖されたときにしか開放検出手段及び閉鎖検出手段
に当接せず、開放途中及び閉鎖途中では第1モータ及び
第2モータが両方向に回転可能な状態になっている。し
たがって、スラットの開放途中及び閉鎖途中に、スラッ
トの開放及び閉鎖を切換えると、第1モータ及び第2モ
ータは逆回転していく。これにより、ブラインドを水平
窓に取付けた場合でも、ブラインドを開放状態から閉じ
ていって閉鎖の途中で再び開けるように操作すると、第
1モータ及び第2モータとも回転することができるた
め、閉鎖の途中でも正常に開放させることができる。
インド11を示す。天窓又は傾斜窓の相対する一対の窓
枠10a及び10bに、それぞれ第1ヘッドボックス1
2及び第2ヘッドボックス14がブラケット16及び1
8によって取付けられており、第1ヘッドボックス12
と第2ヘッドボックス14の間には、ボトムレール20
が配置されている。第1ヘッドボックス12とボトムレ
ール20の間には、図4に示されるラダーコード21に
よって多数のスラット22が整列状態に支持されてお
り、第1ヘッドボックス12と第2ヘッドボックス14
の間には、ボトムレール20及びスラット22列を挿通
し、ボトムレール20及びスラット22を支持する2本
のガイドワイヤ24が、第1ヘッドボックス12及び第
2ヘッドボックス14の長手方向に所定間隔をあけてそ
れぞれ架設されている。第1ヘッドボックス12には、
一端がボトムレール20に連結されるとともに他端がス
ラット22列を挿通して第1ヘッドボックス12内に導
入される開放用コード26の他端が巻取り及び巻解き可
能に連結され、かつ、ラダーコード21の上端が所定範
囲角度だけ一体回転するするように連結されている2つ
の第1巻取ドラム28と、それぞれの第1巻取ドラム2
8を回転シャフト27を介して回転駆動可能な第1モー
タ30と、後述する開放検出装置(開放検出手段)31
及び閉鎖検出装置(閉鎖検出手段)33を有するリミッ
トユニット32と、が内蔵されており、第1ヘッドボッ
クス12からは信号線34が導出され、第1モータ30
の作動をコントロールする図3に示されるコントローラ
35に接続されている。第2ヘッドボックス14には、
一端がボトムレール20に連結されるとともに他端が第
2ヘッドボックス14内に導入される閉鎖用コード36
の他端が巻取り及び巻解き可能に連結されている第2巻
取ドラム38と、回転シャフト39を介して第2巻取ド
ラム38を回転駆動可能な第2モータ40と、が内蔵さ
れており、第2ヘッドボックス14からは信号線37が
導出され、第2モータ40の作動をコントロールするコ
ントローラ35に接続されている。第1ヘッドボックス
12の開放用コード26が導出されている位置には、開
放用コード26の弛みを検出する第1弛み検出装置42
がそれぞれ設けられており、第2ヘッドボックス14の
閉鎖用コード36が導出されている位置には、閉鎖用コ
ード36の弛みを検出する第2弛み検出装置44が設け
られている。
モータ40、開放検出装置31、閉鎖検出装置33、第
1弛み検出装置42及び第2弛み検出装置44は、図3
の回路に示されるように接続されており、スラット22
を開放させる場合は、図3に示されるようにコントロー
ラ35から電流IUが流れ、第1巻取ドラム28が開放
用コード26を巻取る方向に回転し、第2巻取ドラム3
8が閉鎖用コード36を巻解く方向に回転する。開放検
出装置31がスラット22の開放を検出して開いた場
合、第1モータ30及び第2モータ40にそれぞれ電流
IU1及び電流IU2が流れなくなるため、これらは共
に回転を停止する。第2弛み検出装置44が閉鎖用コー
ド36の弛みを検出して閉じた場合、リレー60が作動
して第1接点62及び第2接点64が開き、第1モータ
30には電流IU1が流れ、第2モータ40には電流I
U2が流れなくなるため、第1モータ30は回転を継続
し、第2モータ40は回転を停止する。また、スラット
22を閉鎖させる場合は、図3に示されるようにコント
ローラ35から電流IDが流れ、第1巻取ドラム28が
開放用コード26を巻解く方向に回転し、第2巻取ドラ
ム38が閉鎖用コード36を巻取る方向に回転する。閉
鎖検出装置33がスラット22の閉鎖を検出して開いた
場合、第1モータ30及び第2モータ40にそれぞれ電
流ID1及び電流ID2が流れなくなるため、これらは
共に回転を停止する。第1弛み検出装置42が開放用コ
ード26の弛みを検出して開いた場合、第1モータ30
に電流ID1が流れなくなり停止する。第2弛み検出装
置44が閉鎖用コード36の弛みを検出して閉じた場
合、リレー60が作動して第1接点62及び第2接点6
4が開き、第1モータ30には電流ID1が流れなくな
り、第2モータ40には電流ID2が流れるため、第1
モータ30は回転を停止し、第2モータ40は回転を継
続する。
を示す。第1ヘッドボックス12に固定されるケース4
6内に、互いに平行に配置されたねじ軸48、第1調整
軸50及び第2調整軸52が回転自在に支持されてお
り、ケース46外の側面には、回転シャフト27が一体
回転するように挿入され、ねじ軸48を回転シャフト2
7と一体に回転させるカップリング54が設けられてい
る。ねじ軸48には、こま56が螺合されており、こま
56は、ねじ軸48の回転によって軸方向に移動可能で
ある。こま56よりも図2中右側には、開放検出装置3
1が配置されており、開放検出装置31は第1調整軸5
0に螺合されている。第1調整軸50を回転させること
により開放検出装置31を軸方向に移動させて、開放検
出装置31の軸方向位置を調整することができる。ま
た、こま56よりも図2中左側には、閉鎖検出装置33
が配置されており、閉鎖検出装置33は第2調整軸52
に螺合されている。第2調整軸52を回転させることに
より閉鎖検出装置33を軸方向に移動させて、閉鎖検出
装置33の軸方向位置を調整することができる。開放検
出装置31及び閉鎖検出装置33は、これらにこま56
が当接することによってスラット22の開放及び閉鎖を
検出するため、スラット22が開放及び閉鎖される位置
でこま56と当接するように、第1調整軸50及び第2
調整軸52を回転させて、開放検出装置31及び閉鎖検
出装置33が配置される軸方向位置が調節される。
されるように傾斜窓に取付けた場合の動作について説明
する。スラット22を開放する場合は、第1巻取ドラム
28が開放用コード26を巻取る方向に回転するととも
に、第2巻取ドラム38が閉鎖用コード36を巻解き方
向に回転して、スラット22を開放させていくが、この
途中で、2つのモータ30及び40の回転速度の誤差あ
るいは第1モータ30にかかるスラット22の荷重など
によって、第2モータ40の回転速度が第1モータ30
の回転速度よりも速くなり、閉鎖用コード36の巻解き
量が開放用コード26の巻取り量よりも大きくなると、
閉鎖用コード36が弛み、第2弛み検出装置44が弛み
を検出して第2モータ40が停止する。これにより、第
1モータ30のみが駆動して開放用コード26のみが第
1巻取ドラム28に巻取られることになるため、閉鎖用
コード36の弛みが解消されて第2弛み検出装置44が
弛みを検出しなくなるので、第2モータ40は再び駆動
して、スラット22の開放が再開される。したがって、
閉鎖用コード36が弛んだ状態のままスラット22が開
放されるということがなくなる。スラット22を開放し
ていくときには、こま56は、第1モータ30と一体に
ねじ軸48が回転することにより、図2中右方向に移動
し、スラット22がリミットユニット32により調節し
た所望の位置まで開放されたときには、こま56は開放
検出装置31に当接する。これにより、第1モータ30
及び第2モータ40の回転が停止してスラット22の移
動が停止する。
1巻取ドラム28が開放用コード26を巻解く方向に回
転し、第2巻取ドラム38が閉鎖用コード36を巻取る
方向に回転して、スラット22を閉鎖していくが、この
途中で、2つのモータ30及び40の回転速度の誤差あ
るいは第2モータ40にかかるスラット22の荷重など
によって、第1モータ30の回転速度が第2モータ40
の回転速度よりも速くなり、開放用コード26の巻解き
量が閉鎖用コード36の巻取量よりも大きくなると、ボ
トムレール20の自重により開放用コード26は緊張状
態を維持するが閉鎖用コード36に弛みが生じるため、
第2弛み検出装置44が弛みを検出して第1モータ30
が停止する。これにより、第2モータ40のみが駆動し
て閉鎖用コード36のみが第2巻取ドラム38に巻取ら
れることになるため、閉鎖用コード36の弛みが解消さ
れて第2弛み検出装置44が弛みを検出しなくなるの
で、第1モータ30は再び駆動して、スラット22の閉
鎖が再開される。したがって、閉鎖用コード36が弛ん
だ状態のままスラット22が閉鎖されるということがな
くなる。スラット22を閉鎖していくときには、こま5
6は、第1モータ30と一体にねじ軸48が回転するこ
とにより、図2中左方向に移動し、スラット22がリミ
ットユニット32により調節した所望の位置まで閉鎖さ
れたときには、こま56は閉鎖検出装置33に当接す
る。これにより、第1モータ30及び第2モータ40の
回転が停止し、スラット22の移動が停止する。
取付けた場合の動作について説明する。スラット22を
開放する場合は、上記傾斜窓に取付けた場合と同様であ
り、同様の効果を得ることができる。
5に示されるように、傾斜窓に取り付けられている場合
とは違って、ボトムレール20寄りのスラット22から
順次移動していく。閉鎖の途中で、第1モータ30の回
転速度が第2モータ40の回転速度よりも速くなり、開
放用コード26の巻解き量が閉鎖用コード36の巻取量
よりも大きくなると、傾斜窓に取付けられている場合と
は違って開放用コード26にボトムレール20の自重が
かからないため、開放用コード26に弛みが生じ、第1
弛み検出装置42が弛みを検出して第1モータ30が停
止する。これにより、第2モータ40のみが駆動して閉
鎖用コード36のみが第2巻取ドラム38に巻取られる
ことになるため、閉鎖用コード36の弛みが解消されて
第2弛み検出装置44が弛みを検出しなくなるので、第
1モータ30は再び駆動してスラット22の閉鎖が再開
される。したがって、図6に示されるように、閉鎖用コ
ード36が弛んだ状態のままスラット22が閉鎖される
ということがなくなる。
閉鎖されたときの第1モータ30及び第2モータ40の
停止は、第1モータ30と一体に回転するねじ軸48の
回転方向によって軸方向に移動したこま56が開放検出
装置31又は閉鎖検出装置33に当接することによって
行われるため、こま56は、スラット22がリミットユ
ニット32により調節された所望の位置まで解放された
とき及び閉鎖されたときにしか開放検出装置31及び閉
鎖検出装置33に当接せず、開放途中及び閉鎖途中では
第1モータ30及び第2モータ40は、巻取り方向及び
巻解き方向の両方向に回転可能な状態になっている。し
たがって、スラット22の開放途中及び閉鎖途中に、開
放及び閉鎖の作動を切り換えると、第1モータ30及び
第2モータ40は逆回転することができる。これによ
り、電動ブラインド11を水平窓に取付けた場合でも、
スラット22を開放状態から閉じていって閉鎖の途中で
再び開けるように操作すると、第1モータ30及び第2
モータ40とも回転することができるので、閉鎖の途中
で切換えても正常に開放させることができる。
求項1記載の発明は、スラットの閉鎖途中で、開放用コ
ード又は閉鎖用コードのいずれかに弛みが生じても第1
モータの駆動が停止するので、第2モータだけを駆動さ
せて、閉鎖用コードのみを第2巻取ドラムに巻取らせる
ようにするため、開放用コード又は閉鎖用コードが弛ん
だ状態のままブラインドが閉鎖されるということがなく
なる。また、スラットの開放途中で、閉鎖用コードが弛
むと、第2モータの駆動が停止し、第1モータだけを駆
動させて、開放用コードのみを第1巻取ドラムに巻取ら
せるようにするため、閉鎖用コードが弛んだ状態のまま
ブラインドが開放されるということがなくなる。
は、開放途中及び閉鎖途中では、こまは、開放検出手段
及び閉鎖検出手段に当接しないため、第1モータ及び第
2モータは、巻取り方向及び巻解き方向の両方向に回転
可能な状態になっており、開放途中及び閉鎖途中に開放
及び閉鎖の作動を切換えると、第1モータ及び第2モー
タは逆回転していく。したがって、ブラインドを水平窓
に取付けた場合でも、スラットを開放状態から閉じてい
って閉鎖の途中で再び開けるように操作すると、第1モ
ータ及び第2モータとも回転することができるため、閉
鎖の途中で切換えても正常に開放させることができる。
である。
面図である。
れる途中の状態を示す側断面図である。
れた状態を示す側断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 相対する一対の窓枠(10a、10b)
にそれぞれ取り付けられた第1ヘッドボックス(12)
と第2ヘッドボックス(14)との間に、ボトムレール
(20)が配置されており、 第1ヘッドボックス(12)とボトムレール(20)の
間には、多数のスラット(22)が整列状態に配置され
ており、 第1ヘッドボックス(12)には、一端がボトムレール
(20)に連結されるとともに他端がスラット(22)
列を挿通して第1ヘッドボックス(12)内に導入され
る開放用コード(26)の他端が巻取り及び巻解き可能
に連結されている第1巻取ドラム(28)と、第1巻取
ドラム(28)を回転駆動可能な第1モータ(30)
と、が内蔵され、 第2ヘッドボックス(14)には、一端がボトムレール
(20)に連結されるとともに他端が第2ヘッドボック
ス(14)内に導入される閉鎖用コード(36)の他端
が巻取り及び巻解き可能に連結されている第2巻取ドラ
ム(38)と、第2巻取ドラム(38)を回転駆動可能
な第2モータ(40)と、が内蔵され、さらに 、スラット(22)の開放を検出する開放検出手
段(31)と、スラット(22)の閉鎖を検出する閉鎖
検出手段(33)と、開放用コード(26)の弛みを検
出する第1弛み検出手段(42)と、閉鎖用コード(3
6)の弛みを検出する第2弛み検出手段(44)とが設
けられ、 第1巻取ドラム(28)が開放用コード(26)を巻取
る方向に回転し、第2巻取ドラム(38)が閉鎖用コー
ド(36)を巻解く方向に回転した場合には、第1モー
タ(30)は、開放検出手段(31)によりスラット
(22)の開放が検出された場合に停止し、第2モータ
(40)は、開放検出手段(31)によりスラット(2
2)の開放が検出された場合、あるいは第2弛み検出手
段(44)により閉鎖用コード(36)の弛みが検出さ
れた場合に停止し、 第1巻取りドラム(28)が開放用コード(26)を巻
解く方向に回転し、第2巻取りドラム(38)が閉鎖用
コード(36)を巻取る方向に回転した場合には、第1
モータ(30)は、閉鎖検出手段(33)によりスラッ
ト(22)の閉鎖が検出された場合、あるいは第1弛み
検出手段(42)により開放用コード(26)の弛みが
検出された場合に停止し、第2モータ(40)は、閉鎖
検出手段(33)によりスラット(22)の閉鎖が検出
された場合に停止するように構成されている電動ブライ
ンドにおいて、第1巻取りドラム(28)が開放用コード(26)を巻
解く方向に回転し、第2巻取りドラム(38)が閉鎖用
コード(36)を巻取る方向に回転した場合には、第1
モータ(30)は、第2弛み検出手段(44)により閉
鎖用コード(36)の弛みが検出された場合にも停止す
る ことを特徴とする電動ブラインド。 - 【請求項2】 開放検出手段(31)及び閉鎖検出手段
(33)は、第1モータ(30)又は第2モータ(4
0)と一体に回転するねじ軸(48)に螺合されたこま
(56)が、ねじ軸(48)の回転によって軸方向に移
動して、開放検出手段(31)及び閉鎖検出手段(3
3)のどちらか一方に当接することにより、第1モータ
(30)及び第2モータ(40)の回転を停止させるよ
うに構成されている、 請求項1記載の電動ブラインド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27231195A JP3243159B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 電動ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27231195A JP3243159B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 電動ブラインド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09112160A JPH09112160A (ja) | 1997-04-28 |
JP3243159B2 true JP3243159B2 (ja) | 2002-01-07 |
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ID=17512120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27231195A Expired - Fee Related JP3243159B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 電動ブラインド |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3243159B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117988698B (zh) * | 2024-04-07 | 2024-06-21 | 福建省国华科技控股有限公司 | 一种电动百叶帘及具有该电动百叶帘的窗体结构 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP27231195A patent/JP3243159B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09112160A (ja) | 1997-04-28 |
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