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JP3241627B2 - ガス混合装置 - Google Patents

ガス混合装置

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JP3241627B2
JP3241627B2 JP04948397A JP4948397A JP3241627B2 JP 3241627 B2 JP3241627 B2 JP 3241627B2 JP 04948397 A JP04948397 A JP 04948397A JP 4948397 A JP4948397 A JP 4948397A JP 3241627 B2 JP3241627 B2 JP 3241627B2
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mixer
mixing
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豊幸 佐藤
隆志 武田
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Taiyo Nippon Sanso Corp
Tanaka Manufacturing Co Ltd
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Taiyo Nippon Sanso Corp
Tanaka Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、造船、橋
梁などの分野で使用される溶接用混合ガス供給装置、化
学プラントや実験装置の原料混合ガス供給装置、半導体
製造用混合ガス供給装置、医療分野で使用する混合ガス
供給装置などに適用が可能なガス混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数種のガスを混合して混合ガスを取り
出すガス混合装置としては、例えば実開昭62−114
624号公報、特公昭57−38289号公報、特開平
4−367375号公報、特公平6−87958号公報
に開示された装置が知られている。
【0003】従来のガス混合装置は、殆どがフロート式
の流量計を利用して供給する複数の原料ガスの供給量を
制御するタイプである。しかし、フロート式ガス流量計
を用いた装置は、濃度設定が煩わしい計算を伴ったり、
需要側(混合ガス出口側)の供給形態による2次側の圧
力変動の影響で、流量及び濃度が変化してしまう場合が
あり、混合ガスの組成比と流量を高精度で制御すること
が困難であった。また、フロート式ガス流量計に代えて
マスフローコントローラ(以下、MFCと略記する)を
利用した混合装置もあるが、MFCを用いたとしても、
ガス組成比や合計流量を変化させる場合に面倒な操作を
必要とし、かつ濃度を変更する場合には、その都度複数
の原料ガスの流量を設定し直す必要がある。また、MF
Cもスタートの時には、一次側と二次側の圧力を一定に
する作用が働いてガス供給状態が不安定となる。特に混
合すべき原料ガスが3成分以上の場合には、流量の設定
が面倒であり、トータルの流量を変える時も設定に時間
と手間がかかる。更に従来のガス混合装置は、用いるガ
スの種類や濃度によってはガスの混合が不十分となり、
予め混合されたガスを充填したガスボンベを用いる場合
に比べ、品質的に不安定となる場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の通り、従来のガ
ス混合装置には、 混合精度が不安定(特に供給の開始・停止や流量変更
時)、 濃度の設定方法が煩雑で、しかも合計流量やその濃度
を変更する場合に、毎回最初から設定し直す必要があ
る、という欠点があった。本発明は、かかる欠点を解消
し、常に高精度な混合ガスの供給が可能となり、しかも
簡便な操作で濃度の設定、流量及び濃度の変更が可能な
ガス混合装置の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数の原料ガスを混合して混合ガスを取り出す混合器
と、マスフローコントローラを有し、該混合器に原料ガ
スを供給する複数のガス供給手段とを備えたガス混合装
置において、混合器内の混合ゾーンと連通して設けられ
た複数のガス入口用オリフィスの口径を、それぞれの原
料ガスの該混合器への流入速度が等しくなるように設定
前記混合器内の混合ゾーンに流入する各ガスの流れ
方向を一点に集中せしめ、かつ、前記混合器内の混合ゾ
ーンの出口側に、流入したガスを該混合ゾーン内に滞留
させるフィルターを設けたことを特徴とするガス混合装
置である。請求項2に係る発明は、前記混合器内の混合
ゾーンに流入する各ガスのガス入口を周方向に沿って9
0度又は180度に配置し、各ガスの流れ方向を一点に
集中せしめた後に同一平面外に配置した混合ガス出口に
排出するようにしてなることを特徴とする請求項1記載
ガス混合装置である。請求項に係る発明は、フィル
ターを介して前記混合ゾーンに連なる第2混合ゾーンを
設け、かつ該第2混合ゾーンの出口を、前記フィルター
を通ったガス流が壁に衝突して排出されるように配置し
たことを特徴とする請求項1又は2記載のガス混合装置
である。請求項に係る発明は、第2混合ゾーン内に圧
力センサーを設けるとともに、前記複数のガス供給手段
に配されたマスフローコントローラの出口直後に電磁弁
を設け、前記圧力センサーで混合ガス圧力を感知し前記
電磁弁の開閉を制御するように構成したことを特徴とす
る請求項記載のガス混合装置である。請求項に係る
発明は、複数のガス供給手段の前記ガス入口用オリフィ
ス側端部にそれぞれ逆止弁を設けたことを特徴とする請
求項1乃至のいずれか1項に記載のガス混合装置であ
る。請求項に係る発明は、前記混合器の混合ガス圧力
データを入力し、該圧力データが予め設定された値と一
致するように、前記複数のガス供給手段に設けられたマ
スフローコントローラによるガス流量制御、あるいは該
マスフローコントローラによるガス流量制御とその出口
側直後に設けられた電磁弁の開閉を制御する処理を実行
する処理手段と、該処理手段に接続された運転状態表示
・入力手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1
乃至5のいずれか1項に記載のガス混合装置である。請
求項に係る発明は、前記混合ガス圧力データが混合器
内の出口直前に設けた圧力センサーからの出力信号であ
ることを特徴とする請求項記載のガス混合装置であ
る。請求項に係る発明は、前記処理手段を、核原料ガ
スの濃度を体積%で入力された設定値と一致するよう
に、それぞれのガス供給手段のマスフローコントローラ
を制御するように構成したことを特徴とする請求項6又
は7記載のガス混合装置である。請求項に係る発明
は、前記処理手段を、前記混合器から取り出される混合
ガスの流量を変更した際に、予め設定された各原料ガス
の濃度が変化しないように、それぞれのガス供給手段の
マスフローコントローラを制御するように構成したこと
を特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のガ
ス混合装置である。請求項10に係る発明は、前記処理
手段を、各原料ガスの組成比が異なる複数の組成比ユニ
ットを入力して記憶し、かつ前記運転状態表示・入力手
段にて該組成比ユニットを切り替え可能に構成したこと
を特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のガ
ス混合装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるガス混合装
置の一形態を示すものである。なお、本形態は、溶接用
シールドガスとして使用されるAr−CO2−O2混合ガ
ス(主成分はArガス)を製造するための混合装置に本
発明を適用した場合を例示するものであって、本発明は
以下の例示によって限定されるものではない。使用する
ガスの種類、数、混合器の寸法や細部の形態、処理装置
のプログラムや表示・入力手段の構成は、使用形態等に
応じて適宜変更することが可能である。
【0007】このガス混合装置は、Arガスを供給する
第1のガス供給手段1と、CO2ガスを供給する第2の
ガス供給手段2と、O2ガスを供給する第3のガス供給
手段3と、これらから供給された各原料ガスを混合し、
均一な組成比の混合ガスとして放出する混合器20と、
混合器20の供給圧力データ32を入力し、該供給圧力
データ32が予め設定された値と一致するように、前記
複数のガス供給手段1,2,3に設けられたMFC4,
5,6によるガス流量制御とその出口側直後に設けられ
た電磁弁10,11,12の開閉を制御する処理手段30と、該
処理手段30に接続された運転状態表示・入力手段31
とを備えて構成されている。
【0008】第1のガス供給手段1、第2のガス供給手
段2、第3のガス供給手段3は、それぞれガスボンベな
どのガス供給源に接続された供給ラインの途中に、MF
C4,5,6が設けられ、これらMFC4,5,6の出
口側直後にラインの開閉を制御する電磁弁10,11,12が設
けられ、各ラインの供給器側末端部に逆止弁13,14,15が
設けられた構成になっている。それぞれのMFC4,
5,6は、MFC制御部7,8,9によって流量調整が
できるようになっている。これらMFC4,5,6と電
磁弁10,11,12との間隔は、供給停止時にその部分に溜る
ガス量を最小限となるように短くすることが望ましく、
例えば、MFC4,5,6の出口に接手を介して電磁弁
10,11,12の一端を接続することが望ましい。また、各ガ
ス供給手段1,2,3の混合器側末端部に設けた逆止弁
13,14,15と、混合器20のガス入口となる各オリフィス
21,22,23との間隔も短くすることが望ましい。
【0009】混合器20は、図2に示す通り、縦長の空
間をメッシュフィルター25によってガス透過可能に区
画して形成され、下側にある第1混合ゾーン24と、上
側の第2混合ゾーン27とを備えている。両ゾーン24,2
7を区画するメッシュフィルター25は、押さえリング
26によって固定されている。このメッシュフィルター
25の材質は、第1混合ゾーンに供給された原料ガスに
よって腐食することがない金属、セラミックスなどが用
いられる。またメッシュフィルター25のメッシュ寸法
は、第1混合ゾーンで供給された各ガスが滞留して相互
拡散が十分に行われ、かつ通気性を過度に損なわない範
囲とする。
【0010】第1混合ゾーン24には、複数のガス流入
用のオリフィス21,22,23が穿設されている。前述したよ
うに、各オリフィス21,22,23には、逆止弁13,14,15を介
して第1〜3のガス供給手段1,2,3が接続されてい
る。これらオリフィス21,22,23の口径は、それぞれの原
料ガスの該混合器への流入速度が等しくなるように設定
されている。すなわち、混合ガス中の組成比の大きいガ
スは、口径の大きなオリフィスから供給し、組成比の小
さいガスは、それよりも口径の小さいオリフィスから供
給する。このように混合器20の複数のオリフィス21,2
2,23の口径を、組成比の大小(供給量の大小)に応じて
変えることで、それぞれの原料ガスの該混合器への流入
速度を等しくすることができ、混合器20内に供給され
る複数種のガスに流量差がある場合でも、相互のガスの
拡散が効率良く行われる。なお、オリフィス21,22,23の
口径は、自動または手動で切換え可能に構成することも
可能であり、或いは、予め口径の異なる多数のオリフィ
スを設けておき、供給するガスの組成に応じて好適な口
径のオリフィスを選択使用する構成としても良い。
【0011】これら複数のオリフィス21,22,23は、第1
混合ゾーン24に流入する各ガスの流れ方向を一点に集
中させるように配置されている。図1及び図2に図示し
た例では、高さが等しく、周方向に沿って90度づつ離
間させて3つのオリフィス21,22,23を設けてある。すな
わち、これらのオリフィス21,22,23からガスを供給すれ
ば、第1混合ゾーン24の中央で各ガスが衝突すること
になる。このように、流入する各ガスの流れ方向を一点
に集中させるようにオリフィス21,22,23を配置したこと
によって、強制的にガス相互の衝突を生じさせ、ガスの
混合を効率良く行うことができる。
【0012】第2混合ゾーン27は、メッシュフィルタ
ー25を通過したガス流が頂壁に衝突して排出されるよ
うに、側壁に混合ガス出口が設けられている。このよう
に、第2混合ゾーン27の出口を、フィルター25を通
ったガス流が頂壁に衝突して排出される構造としたこと
によって、第2混合ゾーン27において圧力の緩衝を行
い、かつ最終的に完全にガスを混合することができる。
【0013】また、第2混合ゾーン27の頂壁部分に
は、第2混合ゾーン27内の圧力を感知する圧力センサ
ー28が設けられている。この圧力センサー28は、第
2混合ゾーン27内の圧力値を感知して電気信号として
出力し得るものであれば良く、頂壁全面を覆うように設
けられる膜状圧電体を備えた膜状圧力センサーや、第2
混合ゾーン27内の圧力変化で変位する金属板などの変
位値を感知して電気信号として出力するタイプのセンサ
ーを使用し得る。このように、第2混合ゾーン27の頂
壁部分に圧力センサー28を配したことによって、混合
器20から放出される混合ガスの圧力を高精度で測定す
ることができ、それに基づいて混合ガスの供給量を正確
に検出し、表示することができる。
【0014】処理装置30は、混合器20の圧力センサ
ー28からの混合ガス圧力データ32を入力し、この圧
力データ32が予め設定された値と一致するように、複
数のガス供給手段1,2,3に設けられたMFC4,
5,6によるガス流量制御信号33と、その出口側直後
に設けられた電磁弁10,11,12の開閉を制御する制御信号
34を出力するもので、好ましくはコンピュータが用い
られる。
【0015】この処理装置30に接続された運転状態表
示・入力手段31は、処理装置30に入力される混合ガ
ス圧力データ32または該圧力データに基づき換算した
流量と、現在供給中の混合ガス組成比などをリアルタイ
ムで表示する表示手段と、それらの設定値を処理装置3
0の記憶部に入力または変更するための入力手段の機能
を備えている。運転状態表示・入力手段31の形態は特
に限定されることなく、周知の表示・入力を適用するこ
とが可能であり、例えばパソコンに接続されたディスプ
レイを表示手段とし、キーボードを入力手段として利用
することもできるが、好ましくは図3に示すように、専
用の操作パネルを備えた運転状態表示・入力手段31が
用いられる。
【0016】このガス混合装置は、混合器20内の第1
混合ゾーン24と連通して設けられた複数のオリフィス
21,22,23の口径を、それぞれの原料ガスの混合器20へ
の流入速度が等しくなるように設定したことで、混合器
20内に供給される複数種のガスに流量差がある場合で
も、混合器20内に供給される各原料ガスの流入速度が
等しくなり、相互のガスの拡散が効率良く行われ、各ガ
ス成分が均一に混じった混合ガスを得ることができる。
【0017】また、混合器20内の混合ゾーンに流入す
る各ガスの流れ方向を一点に集中させることによって、
混合器20内に供給される各ガスが強制的にその一点で
衝突し、非常に効率良くガスの混合が行われ、複数種の
ガス混合を一層促進することができる。
【0018】また、混合器20内の第1混合ゾーン24
の出口側に、流入したガスを該ゾーン内に滞留させるフ
ィルター25を設け、流入したガスを第1混合ゾーン2
4で滞留させ、フィルター25を通して放出することに
よって、混合器20内に流入したガスは、第1混合ゾー
ン24で混合され、フィルター25を通過することでガ
ス相互の拡散が促進される。その結果、複数種のガスが
均一に混じった混合ガスを確実に得ることができる。
【0019】さらに、このフィルター25を介して第1
混合ゾーン24に連なる第2混合ゾーン27を設けたこ
とによって、フィルター25を通ったガス流が拡散状態
で第2混合ゾーン27に流入することで圧力の緩衝が生
じ、第1混合ゾーン24内のガス圧が瞬時に増大した場
合、出口側の圧力急増がある程度緩和される。また第2
混合ゾーン27の出口を、フィルター25を通ったガス
流が頂壁に衝突して排出される構造とし、フィルター2
5を通ったガス流が壁に衝突してから排出することで、
ガスの混合がさらに促進される。その結果、初動時など
の不要な圧力上昇を抑制し、複数種のガスが均一に混じ
った混合ガスを一層確実に得ることができる。
【0020】また、この第2混合ゾーン27内に圧力セ
ンサー28を設けるとともに、複数のガス供給手段1,
2,3に配されたMFC4,5,6の出口直後に電磁弁
10,11,12を設け、圧力センサー28で供給圧力を感知
し、これら電磁弁10,11,12の開閉を制御することによ
り、MFC4,5,6の出流れによる圧力異常を防止
し、特に供給開始時における混合精度を高めることがで
きる。
【0021】また、複数のガス供給手段1,2,3のオ
リフィス側末端部にそれぞれ逆止弁13,14,15を設けたこ
とにより、ガスの供給及び停止を繰り返しても、混合さ
れたガスが1次側へ逆流することなく、混合精度が維持
される。
【0022】本発明のガス混合装置において、混合器2
0の混合ガス圧力データ32を入力し、該圧力データ3
2が予め設定された値と一致するように、前記複数のガ
ス供給手段1,2,3に設けられたMFC4,5,6に
よるガス流量制御、或いはMFC4,5,6によるガス
流量制御とその出口側直後に設けられた電磁弁10,11,12
の開閉を制御する処理を実行する処理手段30と、該処
理手段30に接続された運転状態表示・入力手段31と
を更に備えた構成とすれば、簡便な操作で容易に所要の
組成の混合ガスが得られる。さらに、汎用的に用いる混
合ガスの組成を記憶させておくことにより、誰でも容易
かつ確実に利用可能となる。
【0023】また、混合ガス圧力データを、混合器20
内の出口直前に設けた圧力センサー28からの出力信号
32とすれば、混合ガスの圧力及び流量を精密に検出可
能となり、混合ガス供給量やその品質を安定させること
ができる。
【0024】さらに、処理手段30により、各原料ガス
の濃度を体積%で入力した設定値と一致するように、そ
れぞれのガス供給手段1,2,3のMFC4,5,6を
制御するように構成すれば、計算が容易で見やすい体積
%で各原料ガスの濃度を監視でき、濃度変更の際に計算
間違いを生じる不都合を防ぐことができ、誰でも容易か
つ確実に利用可能となる。
【0025】また、混合器20から取り出される混合ガ
スの流量を変更した際に、予め設定された各原料ガスの
濃度が変化しないように、それぞれのガス供給手段のM
FC4,5,6を制御するようにすれば、流量変更時に
混合ガスの組成比が不安定になることがなく、ガス濃度
及び流量の異常によるトラブルを未然に防ぐことができ
る。
【0026】さらに、各原料ガスの組成比が異なる複数
の組成比ユニットを入力して記憶し、かつ前記運転状態
表示・入力手段31にて該組成比ユニットを切換え可能
とすれば、ワンタッチ操作で混合ガスの組成比を変更す
ることができ、誰でも容易かつ確実に利用可能となり、
操作性を一層向上することができる。
【0027】図3は、本発明によるガス混合装置に好適
な運転状態表示・入力手段31(以下、操作パネルと言
う)の一例を示すものである。この操作パネルは、流
量/濃度表示部、ガス種表示・選択部、個別濃度表
示・設定部、送ガス表示部、異常表示部を備えてい
る。
【0028】流量/濃度表示部(図3中「流量/濃
度」の部分)は、運転時、混合器20から供給される混
合ガスの流量(L/分)を表示するとともに、個別濃
度表示・設定部の設定操作時には、選択したガス(図3
の例示においてはCO2又はO2)の設定濃度が表示され
る(単位は体積%)。さらに、ガス種表示・選択部で
選択したガス種の組成を表示するようにしても良い。
【0029】ガス種表示・選択部(図3中「ガス種」
の部分)は、この例示においてはA〜Dの選択ボタンを
有している。これらの選択ボタンは、何れかを押すと表
示ランプが点灯(又は色の変化)して、そのユニットが
選択されたことが表示される。各ガス種の組成比が異な
る複数の組成比ユニットをA〜Dの各ユニットとして入
力、記憶しておけば、選択ボタンA〜Dのワンタッチ操
作で混合ガスの組成比を変更することができる。
【0030】個別濃度表示・設定部(図3中「個別濃
度」の部分)は、[Free]ボタン、[CO2]ボタン、
[O2]ボタン、[△]ボタン、[▽]ボタン、[ENT]
ボタンを有している。[Free]ボタン、[CO2]ボタ
ン、[O2]ボタンは、押すと表示ランプが点灯(又は
色が変化)する。この個別濃度表示・設定部は、混合
ガスの組成比を新たに入力、または変更入力する場合に
使用する。[Free]ボタンを押し、[CO2]ボタンま
たは[O2]ボタンを押すと、流量/濃度表示部に、
選択したガス種の設定濃度が体積%で表示される。
[△]ボタンを押圧すれば、設定濃度値が上がり、
[▽]ボタンで下がる。所望の濃度に合せたら、[EN
T]ボタンを押し、処理装置30に入力する。この操作
をガス種毎に行えば、所望の組成比の混合ガスを供給す
ることができる。
【0031】送ガス表示部(図3中「送ガス」の部
分)は、上から順に、供給表示部、流量調節ツマミ、ス
タートボタン、停止ボタンを有している。スタートボタ
ンを押すと、スタートランプが点灯(又は色が変化)
し、送ガスを開始する。そして混合ガスが供給先に流れ
ると、供給表示部に「供給中」が表示される。停止ボタ
ンを押すと、停止ランプが点灯(又は色が変化)し、送
ガスを停止する。流量調整ツマミは、それを正方向また
は逆方向に回すことによって、送ガス流量を調節するた
めのものである。混合ガスの流量は、流量/濃度表示部
に表示されており、流量調整ツマミの調節で所望の流量
に設定することができる。
【0032】異常表示部は、異常表示灯、異常対象原
料ガス表示部、リセットボタンを有している。元ガス圧
力低下などの異常が検知されると、異常対象原料ガス表
示部のランプが点灯し、それが一定時間継続すると、異
常表示灯が点滅し、内部に設けられたブザーが鳴り、送
ガスを停止する。リセットボタンを押すと、異常報知状
態が解除される。なお、異常表示灯に代えて、液晶表示
等によって異常の発生と異常原因を表示するように構成
しても良い。
【0033】この操作パネルは極めて簡単に操作し得
る。 (1)規定のガス種の場合 操作パネルの電源をオンとし、個別濃度表示・設定部
のA〜Dのうちから任意のボタンを押す。選択されたガ
ス種のランプが点灯する。 送ガス表示部のスタートボタンを押す。スタートボタ
ンが点灯し、送ガスが開始される。送ガス流量を変更す
る場合には、流量の表示を見ながら、流量調節ツマミで
調節する。混合ガス受入れ側の供給バルブを閉めると、
送ガス圧力が上がるため、圧力スイッチ機能により供給
が止まり、の供給表示部の「供給中」表示が消える。
再び供給バルブを開くとガスが流れ、供給表示部に「供
給中」表示が点灯する。停止ボタンを押せば、送ガスが
停止する。「供給中」表示の点灯中であっても停止ボタ
ンを押すと送ガスは停止される。
【0034】(2)任意に濃度を変える場合 個別濃度表示・設定部の[Free]ボタンを押し、[C
2]ボタンまたは[O2]ボタンを押すと、流量/濃度
表示部に、選択したガス種の設定濃度が体積%で表示さ
れる。[△]ボタンを押圧すれば、設定濃度値が上が
り、[▽]ボタンで下がる。所望の濃度に合せたら、
[ENT]ボタンを押し、処理装置30に入力する。ガス
の供給操作は、上記(1)と同じである。
【0035】また、次のような特殊操作を加えても良
い。 特殊操作の例:何らかのボタン操作によって次の設定も
可能である。例えば送ガスの供給停止圧力、Ar異常検
知差流量、CO2異常検知差流量、O2異常検知差流量、
異常検知から異常発報までの時間、異常発報の有無、ガ
ス種A〜Dの個別ガス流量の表示、圧力センサーで検出
した圧力[kg/cm2]の同時表示なども可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は以下の効果
を奏する。本発明のガス混合装置は、混合器内の混合ゾ
ーンと連通して設けられた複数のガス入口用オリフィス
の口径を、それぞれの原料ガスの該混合器への流入速度
が等しくなるように設定することで、混合器内に供給さ
れる複数種のガスに流量差がある場合でも、混合器内に
供給される各原料ガスの流入速度が等しくなり、相互の
ガスの拡散が効率良く行われ、各ガス成分が均一に混じ
った混合ガスを得ることができる。また、混合器内の混
合ゾーンに流入する各ガスの流れ方向を一点に集中させ
ることによって、混合器内に供給される各ガスが強制的
に該一点で衝突し、非常に効率良くガスの混合が行わ
れ、ガスの混合を一層促進することができる。また、混
合器内の混合ゾーンの出口側に、流入したガスを該ゾー
ン内に滞留させるフィルターを設け、流入したガスを混
合ゾーンで滞留させ、フィルターを通して放出すること
によって、混合器内に流入し混合したガスは、フィルタ
ーを通過することでガス相互の拡散が促進される。その
結果、複数種のガスが均一に混じった混合ガスを確実に
得ることができる。さらに、このフィルターを介して混
合ゾーンに連なる第2混合ゾーンを設け、かつ該第2混
合ゾーンの出口を、フィルターを通ったガス流が壁に衝
突して排出する構造としたので、フィルターを通ったガ
ス流が拡散状態で第2混合ゾーンに流入することで圧力
の緩衝が生じ、第1混合ゾーン内のガス圧が瞬時に増大
した場合にも、出口側の圧力急増を緩衝し得る。また、
フィルターを通ったガス流が壁に衝突してから排出する
ことで、ガスの混合がさらに促進される。その結果、初
動時などの不要な圧力上昇を抑制し、複数種のガスが均
一に混じった混合ガスを一層確実に得ることができる。
この第2混合ゾーン内に圧力センサーを設けるととも
に、複数のガス供給手段に配されたMFCの出口直後に
電磁弁を設け、圧力センサーで供給圧力を感知し前記電
磁弁の開閉を制御することにより、MFCの出流れによ
る圧力異常を防止し、特に供給開始時における混合精度
を高めることができる。また、複数のガス供給手段の前
記ガス入口用オリフィス側末端部にそれぞれ逆止弁を設
けたことにより、ガスの供給及び停止を繰り返しても、
混合されたガスが1次側へ逆流することなく、混合精度
が維持される。
【0037】本発明のガス混合装置において、混合器の
混合ガス圧力データを入力し、該圧力データが予め設定
された値と一致するように、前記複数のガス供給手段に
設けられたマスフローコントローラによるガス流量制
御、或いは該マスフローコントローラによるガス流量制
御とその出口側直後に設けられた電磁弁の開閉を制御す
る処理を実行する処理手段と、該処理手段に接続された
運転状態表示・入力手段とを更に備えた構成とすれば、
簡便な操作で容易に所要の組成の混合ガスが得られる。
さらに、汎用的に用いる混合ガスの組成を記憶させてお
くことにより、誰でも容易かつ確実に利用可能となる。
混合ガス圧力データを、混合器内の出口直前に設けた圧
力センサーからの出力信号とすれば、混合ガスの圧力及
び流量を精密に検出可能となり、混合ガス供給量やその
品質を安定させることができる。前記処理手段により、
各原料ガスの濃度を体積%で入力された設定値と一致す
るように、それぞれのガス供給手段のMFCを制御する
ように構成すれば、計算が容易で見やすい体積%で各原
料ガスの濃度を監視でき、濃度変更の際に計算間違いを
生じる不都合を防ぐことができ、誰でも容易かつ確実に
利用可能となる。また、混合器から取り出される混合ガ
スの流量を変更した際に、予め設定された各原料ガスの
濃度が変化しないように、それぞれのガス供給手段のM
FCを制御するようにすれば、流量変更時に混合ガスの
組成比が不安定になることがなく、ガス濃度及び流量の
異常によるトラブルを未然に防ぐことができる。さら
に、各原料ガスの組成比が異なる複数の組成比ユニット
を入力して記憶し、かつ前記運転状態表示・入力手段に
て該組成比ユニットを切換え可能とすれば、ワンタッチ
操作で混合ガスの組成比を変更することができ、誰でも
容易かつ確実に利用可能となり、操作性を一層向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のガス混合装置の一形態を示す構成
図。
【図2】 同じガス混合装置の混合器の縦断面図。
【図3】 同じガス混合装置の運転状態表示・入力手段
の正面図。
【符号の説明】
1,2,3 ガス供給手段 4,5,6 MFC(マスフローコントロー
ラ) 7,8,9 MFC制御部 10,11,12 電磁弁 13,14,15 逆止弁 20 混合器 21,22,23 オリフィス 24 第1混合ゾーン 25 メッシュフィルター 27 第2混合ゾーン 28 圧力センサー 30 処理手段 31 運転状態表示・入力手段 32 混合ガス圧力データ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−306720(JP,A) 実開 昭48−17432(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01F 3/00 - 3/22 B01F 5/00 - 5/26 B01F 15/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の原料ガスを混合して混合ガスを取
    り出す混合器と、マスフローコントローラを有し、該混
    合器に原料ガスを供給する複数のガス供給手段とを備え
    たガス混合装置において、 混合器内の混合ゾーンと連通して設けられた複数のガス
    入口用オリフィスの口径を、それぞれの原料ガスの該混
    合器への流入速度が等しくなるように設定し 前記混合器内の混合ゾーンに流入する各ガスの流れ方向
    を一点に集中せしめ、 かつ、前記混合器内の混合ゾーンの出口側に、流入した
    ガスを該混合ゾーン内に滞留させるフィルターを設け
    ことを特徴とするガス混合装置。
  2. 【請求項2】記混合器内の混合ゾーンに流入する各
    ガスのガス入口を周方向に沿って90度又は180度に
    配置し、各ガスの流れ方向を一点に集中せしめた後に同
    一平面外に配置した混合ガス出口に排出するようにして
    なることを特徴とする請求項1記載のガス混合装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルターを介して前記混合ゾーン
    に連なる第2混合ゾーンを設け、かつ該第2混合ゾーン
    の出口を、前記フィルターを通ったガス流が壁に衝突し
    て排出されるように配置したことを特徴とする請求項1
    又は2記載のガス混合装置。
  4. 【請求項4】 前記第2混合ゾーン内に圧力センサーを
    設けるとともに、前記複数のガス供給手段に配されたマ
    スフローコントローラの出口直後に電磁弁を設け、前記
    圧力センサーで混合ガス圧力を感知し前記電磁弁の開閉
    を制御するように構成したことを特徴とする請求項3
    載のガス混合装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のガス供給手段の前記ガス入口
    用オリフィス側末端部にそれぞれ逆止弁を設けたことを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガス
    混合装置。
  6. 【請求項6】 前記混合器の混合ガス圧力データを入力
    し、該圧力データが予め設定された値と一致するよう
    に、前記複数のガス供給手段に設けられたマスフローコ
    ントローラによるガス流量制御、或いは該マスフローコ
    ントローラによるガス流量制御とその出口側直後に設け
    られた電磁弁の開閉を制御する処理を実行する処理手段
    と、該処理手段に接続された運転状態表示・入力手段と
    をさらに 備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載のガス混合装置。
  7. 【請求項7】 前記混合ガス圧力データが混合器内の出
    口直前に設けた圧力センサーからの出力信号であること
    を特徴とする請求項6記載のガス混合装置。
  8. 【請求項8】 前記処理手段を、各原料ガスの濃度を体
    積%で入力された設定値と一致するように、それぞれの
    ガス供給手段のマスフローコントローラを制御するよう
    に構成したことを特徴とする請求項6又は7記載のガス
    混合装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段を、前記混合器から取り出
    される混合ガスの流量を変更した際に、予め設定された
    各原料ガスの濃度が変化しないように、それぞれのガス
    供給手段のマスフローコントローラを制御するように構
    成したことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項
    記載のガス混合装置。
  10. 【請求項10】 前記処理手段を、各原料ガスの組成比
    が異なる複数の組成比ユニットを入力して記憶し、かつ
    前記運転状態表示・入力手段にて該組成比ユニットを切
    り替え可能に構成したことを特徴とする請求項6乃至9
    のいずれか1項に記載のガス混合装置。
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