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JP3241161U - 布張りの家具の芯体及び布張りの家具 - Google Patents

布張りの家具の芯体及び布張りの家具 Download PDF

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JP3241161U JP2021600033U JP2021600033U JP3241161U JP 3241161 U JP3241161 U JP 3241161U JP 2021600033 U JP2021600033 U JP 2021600033U JP 2021600033 U JP2021600033 U JP 2021600033U JP 3241161 U JP3241161 U JP 3241161U
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Abstract

Figure 0003241161000001
本考案は、布張りの家具の芯体を開示している。前記布張りの家具の芯体は、複数の弾性グリッドユニットが形成される弾性基体を備え、ここで、各前記弾性グリッドユニットは弾性壁に囲まれ、任意の2つの隣接する弾性グリッドユニットは対称に配置され、前記2つの隣接する弾性グリッドユニットを囲む弾性壁は対称軸上で互いに接続されている。同時に布張りの家具を提供している。本考案は、弾性壁に囲まれた特別に設計された弾性グリッドユニットと、弾性グリッドユニットの特別に設計された排列の接続方式を採用しているため、弾性基体はある程度の柔軟性を持ち、良好な支持をすることができ、快適性と、支持性と、構造強度とのバランスを達成する。外力の作用で特定の領域が大幅に垂れ下がった場合、隣接する弾性グリッドユニットは、ほぼ独立した支持形態を維持しながら、十分な支持力を提供できる。

Description

本考案は布張りの家具の技術分野に属し、特に、布張りの家具の芯体及び当該布張りの家具の芯体を用いた布張りの家具に関する。
伝統的な布張りの家具は、主にスポンジと織物を本体とする家具を指す。主にベッドタイプとソファタイプに分けられる。ベッド類で最も一般的な製品はマットレスと枕であり、ソファ類で最も一般的な製品は座布団クッション、腰当てクッション、アームレストである。
従来の布張りの家具は、通常、ソフトのクッション材、スポンジ、または天然のヤシ繊維を主な材料として使用し、接着剤を使用して互いに接着したり、他の接続方法で成形したりする。特に人々の快適さの要件が継続的に改善されているため、スポンジ、天然のヤシ繊維、ラテックスは、布張りの家具に最も一般的に使用されている芯体材料である。これらの材料で作られた芯体の開気孔率は非常に低く、ソリッド芯体であると見なすことができる。ソリッド芯体には次のような欠点がある。まず、使用すると、ソリッド芯体が人体の表面に付着する領域が非常に大きくなり、スポンジ、天然のヤシ繊維、ラテックス材料は非常に優れた吸収性と保温性を備えているため、人体表面とソリッド芯体との間の領域の空気の温度や湿度が高く、空気がスムーズに循環できず、人体にとって快適性ではない。次に、人体曲線の曲率が複雑で個人差が大きいため、弧度が突出の領域のソリッド芯体の表面に作用する外力は、他の領域のソリッド芯体の表面に作用する外力よりも大きく、非バランスの力受けによってリッド芯体の表面の対応領域に明らかな窪みが現れ、ソリッド芯体は連続的で平らな全体であるため、これにより周囲の領域に非圧力の窪みが発生し、周囲の領域で支持ができなくなる。
背景技術に開示された上記の情報は、本考案の背景技術の理解を高めるためにのみ使用され、したがって、当業者に知られている先行技術を構成しない先行技術を含むことができる。
本考案は、従来の布張りの家具に使用されているソリッド芯体が人体の表面に付着する面積が大きく、人体の快適性が低く、窪みやすく、特に周囲の領域に非圧力タイプの窪みが発生し、結果として周囲の領域で支持ができない問題に対して、布張りの家具の芯体を設計し、且つ提供する。
上記技術課題を解決するため、本考案は以下の技術的解決手段を用いて実現される、即ち、
本考案の一形態は布張りの家具の芯体を提供し、布張りの家具の芯体は、複数の弾性グリッドユニットが形成される弾性基体を備え、ここで、各前記弾性グリッドユニットは弾性壁に囲まれ、任意の2つの隣接する弾性グリッドユニットは対称に配置され、2つの隣接する弾性グリッドユニットを囲む弾性壁は対称軸上で互いに接続されている。
さらに、各前記弾性グリッドユニットは、それぞれ弾性壁の両端に形成された第1の端面と第2の端面を有し、複数の前記弾性グリッドユニットの第1の端面が共に前記弾性基体の芯体の力受け面を形成し、複数の前記弾性グリッドユニットの第2の端面が同一平面上にあり、前記弾性基体の芯体の接続面を共同で形成する。
構造的強度と、柔軟性と、可塑性との間のバランスを達成するために、布張りの家具の芯体は前記弾性基体の芯体の接続面に接続される補助基体をさらに備え、ここで、弾性壁は熱可塑性エラストマー材料で構成され、前記補助基体は、編み繊維、紡織繊維、又は不織布で構成される。前記弾性基体と前記補助基体は、ホットブランチングまたは一体型射出成形によって接続されている。
異なる強度要件を満たすために、前記補助基体に接続されている、少なくとも1つの支持基体をさらに備え、前記支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース又はバネで構成される。
さらに、複数の前記支持基体を備え、複数の前記支持基体が積層され、最上層に位置する前記支持基体が前記補助基体に接続されている。
支持基体は前記弾性基体の芯体の接続面に接続してもよく、支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース又はバネで構成される。
1つの布張りの家具の芯体は、異なるサイズ要件を満たすために複数の弾性基体を備えてもよく、複数の前記弾性基体は均一に分布される。前記弾性基体の周りに配置され、表面が前記芯体接続面と同一平面である第1の支持基体と、それぞれ前記弾性基体の芯体接続面と前記第1の支持基体表面に接続されている、少なくとも1つの第2の支持基体と、をさらに備え、前記第1の支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース、又はバネで構成され、前記第2の支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース、又はバネで構成される。
好ましくは、前記弾性グリッドユニットは、前記弾性壁の内側に形成される中空領域をさらに備え、各前記中空領域の面積は、1cm2~16cm2であり、前記複数の中空領域の面積の総和は、前記弾性基体の面積の70%~90%であり、前記弾性壁の肉厚は、1mm~10mmであり、前記弾性壁の高さは、1cm~15cmであり、前記弾性グリッドユニットの断面は、矩形、円形、楕円形、三角形または正方形の多角形である。
本考案の他の態様は、布張りの家具の芯体を採用する布張りの家具を提供する。布張りの家具の芯体は、弾性基体を備え、複数の弾性グリッドユニットが前記弾性基体内に形成され、ここで、各前記弾性グリッドユニットは、弾性壁に囲まれ、任意の2つの隣接する弾性グリッドユニットは対称的に配置され、前記2つの隣接する弾性グリッドユニットを囲む弾性壁は対称軸上で相互に接続される。
好ましくは、布張りの家具はマットレスである。
従来技術と比較して、本考案は、以下の利点及び有益な効果がある。即ち、本考案が提供した布張りの家具の芯体と布張りの家具の芯体を採用した布張りの家具は、弾性壁に囲まれた特別に設計された弾性グリッドユニットと、弾性グリッドユニットの特別に設計された排列の接続方式を採用しているため、弾性基体はある程度の柔軟性を持ち、良好な支持をすることができ、快適性と、支持性と、構造強度とのバランスを達成する。外力の作用で特定の領域が大幅に垂れ下がった場合、隣接する弾性グリッドユニットは、ほぼ独立した支持形態を維持しながら、十分な支持力を提供できる。
附図を併せて本考案の実施形態の詳細な説明を読むことで、本考案の他の特徴及び利点はより明瞭になる。
本考案の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下に、実施形態に必要な図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の図面は、本考案のいくつかの実施形態である。当業者にとって、創造的な作業なしでこれらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図1は、本考案によって提供される布張りの家具の芯体の一つの具体的な実施形態における弾性基体の構造の概略図である。 図2は、図1のAの部分的拡大概略図である。 図3は、図1の芯体の力受け面に力が加わった状態での弾性グリッドユニットの状態概略図である。 図4は、図1の芯体の力受け面に力がかかった状態での弾性グリッドユニットの他の視野角の状態概略図である。 図5は、従来技術と本考案によって提供された布張りの家具の芯体の力受け状態下で窪み曲線の比較図である。 図6は、弾性グリッドユニットの代替構造の概略構造図である。 図7は、弾性グリッドユニットの排列関係を示す図6の平面図である。 図8は、弾性グリッドユニットの他の代替構造の概略構造図である。 図9は、弾性グリッドユニットの排列関係を示す図8の平面図である。 図10は、弾性グリッドユニットの他の代替構造の概略構造図である。 図11は、弾性グリッドユニットの排列関係を示す図10の平面図である。 図12は、弾性グリッドユニットの他の代替構造の概略構造図である。 図13は、弾性グリッドユニットの他の代替構造の概略構造図である。 図14は、図12および図13の弾性グリッドユニットの排列関係を示す図である。 図15は、布張りの家具の芯体の具体的な実施形態の概略構造図である。 図16は、布張りの家具の芯体の具体的な実施形態の側面図である。 図17は、布張りの家具の芯体の他の具体的な実施形態の側面図である。
本考案の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下に図面及び実施例を参照しながら、本考案を更に詳細に説明する。
なお、本考案の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「横」、「内」、「外」等の指示方向または位置関係の用語は、説明の便宜上であって、装置または要素が特定の方位を有し、特定の方位で構成および操作されることを意味するものではなく、本考案を限定するものとして解釈されるべきではない。さらに、用語「第1の」、「第2の」は、説明の目的のためだけのものであり、相対的な重要性を示すことを意味するものではない。
従来の布張りの家具に採用される中実芯体は人体表面との密着面積が大きく、人体にとって快適性ではなく、且つ陥没しやすく、特に周辺領域に非圧力型陥没が発生し、周辺領域が支持作用にならないという問題をもたらし、特に斬新な布張りの家具の芯体1を設計する。このような布張りの家具の芯体1は、マットレスまたはマットレスの一部として、あるいは枕または枕の一部として、寝具類に適用することができる。クッションまたはクッションの一部として、バックパッドまたはバックパッドの一部として、または肘掛けまたは肘掛けの一部として、ソファまたはシート製品に適用することもできる。図1~図4に示すように、このような布張りの家具の芯体1は弾性基体10を備え、弾性基体10に複数の弾性グリッドユニット11が形成される。各弾性グリッドユニット11は、弾性壁12によって囲まれている。2つの隣接する弾性グリッドユニット11の間には共通の辺を有し、線接続を形成し、又は共通の側壁を有し、平面接続を形成する。具体的には、任意の2つの隣接する弾性グリッドユニット11が対称的に設置され、2つの隣接する弾性グリッドユニット11を囲んでいる弾性壁12が対称軸上で互いに接続され、即ち共通の辺又は共通の側壁が対称軸上に位置する。図2及び図3の例に示すように、ここで、隣接する弾性グリッドユニット11-1と弾性グリッドユニット11-2との間に共通の側壁を有し、共通の側壁は対称軸15-1上に位置し、2つの弾性グリッドユニット11間の面接続を形成する。隣接する弾性グリッドユニット11-1と弾性グリッドユニット11との間に共通の辺を有し、共通の辺は対称軸15-2上に位置する。このような弾性グリッドユニット11の配列の接続方式は、弾性基体10が一定の柔軟性と良好な支持作用を有し、使用快適性が良好である。
具体的には、図1~図4に示すように、各弾性グリッドユニット11は弾性壁12の両端に形成された第1の端面13及び第2の端面24を有する。ここで、複数の弾性グリッドユニット11の第一端面13が共同で芯体の力受け面P1を形成し、複数の弾性グリッドユニット11の第2の端面24が同一平面上にあり、且つ芯体接続面P2を共同で形成する。ここで、芯体の力受け面P1は同一平面であってもよく、人間工学に基づいて設計された曲線を有するように設計してもよく、例えば芯体がバックパッドに適用される場合、対応する腰部の領域に突出するように設計してもよい。弾性グリッドユニット11は中空構造であり、且つ弾性壁12で囲まれるため、各弾性グリッドユニット11はいずれも比較的良好な引張強度を有し、限界伸び距離は元の長さの7倍以上に達することができる。2つの隣接する弾性グリッドユニット11は対称軸のみに線接続又は面接続を形成し、それにより弾性基体10全体が外力の作用でより大きな変形量を許容し、不可逆的変形が発生しにくい。且つ、不均一な外力の作用で、2つの隣接する弾性グリッドユニット11間の相互作用力が低く、ほぼ独立した支持形態を保持することができ、各弾性グリッドユニット11はいずれも一つの独立した支持力ユニットとすることができ、従って、ある領域が外力の作用で大幅に陥没する時に、隣接する弾性グリッドユニット11は明らかな陥没が発生せず、隣接する領域は依然として十分な支持力を提供する。図5は圧力と芯体高さの変化量との関係を示すグラフであり、ここでY1は従来の中実芯体を表し、Y2は本実施例が提供する芯体を表す。縦軸は圧力を表し、横軸は芯体の高さ変化量を表す。従来の中実芯体では、圧力が高くなるにつれて、芯体の高さの変化量が大きくなり、2者間で線形関係に近づく。本実施例が提供する芯体では、圧力が増加するにつれて、芯体の高さ変化が徐々にプラットフォーム区間に入り、このプラットフォーム区間において、芯体本体が陥没し続けるが、陥没深さが急激に変化せず、十分な支持力を維持しながら過大な反力が発生せず、外力が複数の弾性グリッドユニット11によって均衡に分散することができる。例えば人体における臀部曲線は凸状であり、芯体の高さ変化量がプラットフォーム区間に入ると、臀部と接触する芯体は小さい振幅で陥没して人体曲線を満たすことができ、同時に過大な反力を発生させずに身体に不快感を与えることがない。
複数の弾性グリッドユニット11が同一平面上にある第2の端面からなる芯体接続面P2は主に他の補助材料と接続することに用いられる。芯体接続表面P2は接着剤、接着層等の形態及び他の材料によって接続されてもよく、又は縫合、リベット等の物理的接続形式及び他の材料接続を用いて接続されてもよい。
弾性基体、特に弾性グリッドユニット11の構造的強度を高めるために、補助基体21がさらに形成されていることが好ましい。補助基体21は、芯体接続面P2に接続された面一になり完全な面を有する。
この実施形態では、弾性壁12は、好ましくは熱可塑性エラストマー材料製であり、これにより、芯体がより快適になるように、可撓性と柔軟性と支持特性との間にバランスがとられる。当業者であれば理解できるように、弾性壁12が一定の弾性を有する高分子材料で製造された他のものであってもよい。複数のエラストマーユニットは熱可塑性プロセスによって一体的に成形することができ、また3D印刷の方式で一体成形することができる。可塑性エラストマー材料と部分的に溶融した接着剤、水溶性接着剤との直接結合ができないので、可塑性エラストマー材料に適合する補助基体21は、編み繊維、織られた繊維または不織布から作られることが特に好ましい。加工時に、熱可塑性エラストマー材料製の弾性基体とそれに適合する補助基体21とをホットスタンピング又は一体射出成形プロセスによって接続することができる。
ホットスタンピング又は一体射出成形プロセスによって製造された補助基体21を有する弾性基体は、複数の標準寸法のユニットモジュールに分割することができる。またホットスタンピング又は一体射出成形プロセスによって標準寸法のユニットモジュールを製造することができ、且つ接合方式によって必要な使用寸法に達し、ここで弾性基体の長さ及び幅の寸法をさらに限定するものではない。
芯体がマットレス製品に適用される例として更に説明すると、マットレス製品に適用される場合、弾性芯体の芯体の力受け面と芯体の接続面P2はいずれも同一平面にあるように設計されることが好ましい。オプションの弾性グリッドユニット11の代替的な構造が、図6~14を参照して説明される。弾性グリッドユニット11は中空領域14を含み、中空領域14は弾性壁12の内側に形成される。各中空領域14の面積は1cm2~16cm2の範囲内に属し、中空領域14の面積が大きすぎて耐荷力の欠落が生じやすく、中空領域14の面積が小さすぎると弾性壁12が湾曲空間を有さず、外力の作用を受ける場合に、積層が発生し、弾性支持の効果を失う可能性がある。全体的に言えば、複数の中空領域14の面積の総和は弾性基体面積の70%から90%であり、高レベルの開孔率を実現し、芯体全体が優れた通気性を有する。
弾性壁12の壁厚が1mm~10mmであり、壁厚が小さすぎると弾性壁12の支持力が不足し、壁厚が大きすぎると弾性壁12の弾性を低下させ、同時に、弾性壁12の壁厚がこの区間にあると加工プロセスの要件を満たすことができる。弾性壁12の高さは1cm~15cmであり、高さが低すぎて、十分な沈下深さを提供することができない。特にマットレスに適用される場合、弾性壁12の高さはこの区間内にあり、人体の重力を十分に分配することができる。マットレス全体の重量は、重量の観点から、より低いレベルに制御されることができる。
図6及び図7に示すように、弾性グリッドユニット11の横断面は正6角形(図16に示す)に設計されてもよく、全体が結晶状に分布する。図8及び図9に示すように、弾性グリッドユニット11の横断面は三角形(図17に示される)に設計されてもよい。特に説明しなければならないのは、図10及び図11に示すように、三角形状に設計された弾性グリッドユニット11はさらに列状に配置されてもよく(図18に示す)、それにより複数列の弾性グリッドユニット11をさらに組み立てることができ、それにより長手方向に沿ってより良好な強度を実現し、異なるマットレス製品の具体的なニーズを満たす。図12~図14に示すように、弾性グリッドユニット11の横断面は円形(図19に示される)に設計されてもよく、弾性基体のエッジは図13に示すように保護壁を設置してよく、図12に示すように、弾性基体の辺に保護壁が設置されない。さらに、弾性グリッドユニット11の断面は、楕円形または他の形状の正多角形として設計されてもよい。
多くの応用場面において、弾性基体はさらに支持強度を向上させる必要がある。図15~図17に示すように、具体的には、芯体に支持基体30がさらに設置される。支持基体30はスポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース又はバネによって支持される。支持基体30は1つに設置されてもよく、支持基体30は芯体接続面P2に接続されてもよく、支持基体と芯体接続面P2との間の接続は接着、縫合又はリベットでの物理的接続方式を用いてもよい。支持基体は補助基体21に接続されてもよく、図16に示すとおりである。製品の強度要件に応じて、支持基体はさらに複数(図17に30-1及び30-2に示される)を設計することができ、複数の支持基体が積層されて配置され、且つ最上層に位置する支持基体30-1が補助基体21に接続される。支持基体30-1と補助基体21との間の接続は接着、縫合又はリベットでの物理的接続方式を用いてもよい。
さらに、一つの芯体に複数の弾性基体が設置されてもよく、複数の弾性基体が均一に分布される。複数の弾性基体の間は第1の支持基体によって接続され、第1の支持基体は弾性基体の周囲に設置される。第1の支持基体表面は芯体接続面P2と同一平面にある。接続状態における第1の支持基体及び弾性基体は補助基体21に接続されてもよく、第2の支持基体に接続されてもよい。接続は、同様に接着、縫合又はリベットでの物理的接続方式を使用することができる。第1の支持基体及び第2の支持基体はいずれもスポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース又はバネで構成されてもよい。
本考案の別の態様は、布張りの家具を提供する。布張りの家具に布張りの家具の芯体が設置される。布張りの家具の芯体の具体的な構造は上記実施例及び明細書図面の詳細な説明を参照し、ここでは説明を省略し、上記布張りの家具の芯体が設置される布張りの家具は同様の技術的効果を実現することができる。布張りの家具はマットレスであることが好ましい。
以上の実施例は、本考案の技術的解決手段を説明するためのものに過ぎず、それを制限するものではない。上記実施例を参照して本考案を詳細に説明したが、当業者であれば、依然として前述の実施例に記載の解決手段を変更することができ、又はその一部の特徴を同等に置換することができる。これらの修正又は置換は、対応する技術的解決手段の本質を本考案が保護を求める技術的解決手段の要旨及び範囲から逸脱させることはない。

Claims (10)

  1. 布張りの家具の芯体であって、
    複数の弾性グリッドユニットが形成される弾性基体を備え、
    ここで、各前記弾性グリッドユニットは弾性壁に囲まれ、任意の2つの隣接する前記弾性グリッドユニットは対称に配置され、且つ前記2つの隣接する弾性グリッドユニットを囲んでいる前記弾性壁は対称軸上で互いに接続されていることを特徴とする布張りの家具の芯体。
  2. 各前記弾性グリッドユニットは、それぞれ前記弾性壁の両端に形成された第1の端面と第2の端面を有し、複数の前記弾性グリッドユニットの前記第1の端面が共に前記弾性基体の芯体の力受け面を形成し、複数の前記弾性グリッドユニットの前記第2の端面が同一平面上にあり、前記弾性基体の芯体の接続面を共同で形成することを特徴とする請求項1に記載の布張りの家具の芯体。
  3. 前記弾性基体の芯体の接続面に接続される補助基体をさらに備え、
    ここで、前記弾性壁は熱可塑性エラストマー材料製であり、前記補助基体は編み繊維、紡織繊維、または不織布で構成され、前記弾性基体と前記補助基体は、ホットブランキングまたは一体型射出成形によって接続されていることを特徴とする請求項2に記載の布張りの家具の芯体。
  4. 前記補助基体に接続される、少なくとも1つの支持基体をさらに備え、前記支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース又はバネで構成されることを特徴とする請求項3に記載の布張りの家具の芯体。
  5. 複数の前記支持基体を備え、複数の前記支持基体が積層されて設置され、最上層に位置する前記支持基体が前記補助基体に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の布張りの家具の芯体。
  6. 前記弾性基体の芯体の接続面に接続されている、少なくとも1つの支持基体をさらに備え、前記支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース又はバネで構成されることを特徴とする請求項2に記載の布張りの家具の芯体。
  7. 前記布張りの家具の芯体は均一に分布する複数の前記弾性基体を備え、
    前記弾性基体の周りに配置され、表面が前記弾性基体の芯体接続面と同一平面である第1の支持基体と、
    それぞれ前記弾性基体の芯体接続面と前記第1の支持基体表面に接続されている、少なくとも1つの第2の支持基体と、をさらに備え、
    前記第1の支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース、又はバネで構成され、前記第2の支持基体は、スポンジ、ラテックス、紡糸繊維、ホース、又はバネで構成されることを特徴とする請求項2に記載の布張りの家具の芯体。
  8. 前記弾性グリッドユニットは、前記弾性壁の内側に形成される中空領域をさらに備え、
    各前記中空領域の面積は、1cm2~16cm2であり、且つ複数の前記中空領域の面積の総和は、前記弾性基体の面積の70%~90%であり、
    前記弾性壁の肉厚は、1mm~10mmであり、前記弾性壁の高さは、1cm~15cmであり、前記弾性グリッドユニットの断面は、矩形、円形、楕円形、三角形または正方形の多角形であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の布張りの家具の芯体。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の布張りの家具の芯体を備えることを特徴とする布張りの家具。
  10. 前記布張りの家具がマットレスであることを特徴とする請求項9に記載の布張りの家具。
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