JP3237576B2 - 可動盤の型開移動量制御装置及び制御方法並びに射出圧縮成形方法 - Google Patents
可動盤の型開移動量制御装置及び制御方法並びに射出圧縮成形方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機におけ
る可動盤の型開移動量制御装置及び制御方法並びに射出
圧縮成形方法に関する。
る可動盤の型開移動量制御装置及び制御方法並びに射出
圧縮成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機として、図5に示すように、
油圧シリンダ1で可動盤2を所定の成形位置まで移動さ
せて固定盤3との間に金型4、5を低圧力で型締めした
後、射出装置6を作動させて金型4、5の成形キャビテ
ィCへの樹脂の射出を開始し、成形キャビティCに射出
充填された充填樹脂圧力による可動盤2の型開移動量を
可動盤2と固定盤3に設けられた距離センサ7で検出し
て、その移動量が予め設定された圧縮代に達したところ
で充填を停止するとともに、油圧シリンダ1で金型4、
5を高圧で再型締めし、成形キャビティC内の樹脂を圧
縮するものが知られている(特開平7−100888号
公報)。
油圧シリンダ1で可動盤2を所定の成形位置まで移動さ
せて固定盤3との間に金型4、5を低圧力で型締めした
後、射出装置6を作動させて金型4、5の成形キャビテ
ィCへの樹脂の射出を開始し、成形キャビティCに射出
充填された充填樹脂圧力による可動盤2の型開移動量を
可動盤2と固定盤3に設けられた距離センサ7で検出し
て、その移動量が予め設定された圧縮代に達したところ
で充填を停止するとともに、油圧シリンダ1で金型4、
5を高圧で再型締めし、成形キャビティC内の樹脂を圧
縮するものが知られている(特開平7−100888号
公報)。
【0003】なお、可動盤2は、固定盤3とエンドプレ
ート8との間に架設されたタイバ9に摺動自在に支持さ
れている。油圧シリンダ1はエンドプレート8に固定さ
れ、そのピストン1aのロッド1bを可動盤2に結合さ
れている。
ート8との間に架設されたタイバ9に摺動自在に支持さ
れている。油圧シリンダ1はエンドプレート8に固定さ
れ、そのピストン1aのロッド1bを可動盤2に結合さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の射出成形機
における可動盤の型開移動量制御装置は、レーザ式やう
ず電流式等の非常に高精度な距離センサ7を用いて可動
盤2と固定盤3間の距離を測定し、成形キャビティCに
対する樹脂の射出充填時における可動盤2の型開移動量
をできるだけ精度よく設定値になるように制御してい
る。しかしながら、油圧シリンダ1の型締力や射出装置
6のノズル押付力によって図6の2点鎖線のように固定
盤3が撓むため、制御精度が低下し、また大きく変動す
る。このため、成形制御に悪影響が出るという問題点が
ある。なお、図6は、固定盤3の撓みを分かりよくする
ため誇張して描かれている。
における可動盤の型開移動量制御装置は、レーザ式やう
ず電流式等の非常に高精度な距離センサ7を用いて可動
盤2と固定盤3間の距離を測定し、成形キャビティCに
対する樹脂の射出充填時における可動盤2の型開移動量
をできるだけ精度よく設定値になるように制御してい
る。しかしながら、油圧シリンダ1の型締力や射出装置
6のノズル押付力によって図6の2点鎖線のように固定
盤3が撓むため、制御精度が低下し、また大きく変動す
る。このため、成形制御に悪影響が出るという問題点が
ある。なお、図6は、固定盤3の撓みを分かりよくする
ため誇張して描かれている。
【0005】本発明は、固定盤の撓みに関係なく可動盤
の型開移動量を精度よく制御することができる可動盤の
型開移動量制御装置及び制御方法を提供することを目的
とする。本発明の他の目的は、可動盤の型開移動量を安
価な制御手段で高精度に制御することができる可動盤の
型開移動量制御装置及び制御方法を提供することであ
る。
の型開移動量を精度よく制御することができる可動盤の
型開移動量制御装置及び制御方法を提供することを目的
とする。本発明の他の目的は、可動盤の型開移動量を安
価な制御手段で高精度に制御することができる可動盤の
型開移動量制御装置及び制御方法を提供することであ
る。
【0006】本発明の別の目的は、可動盤の型開移動量
を精度よく制御して良好な射出圧縮成形を行うことがで
きる射出圧縮成形方法を提供することである。本発明の
更に別の目的は、制御性のよい射出圧縮成形方法を提供
することである。
を精度よく制御して良好な射出圧縮成形を行うことがで
きる射出圧縮成形方法を提供することである。本発明の
更に別の目的は、制御性のよい射出圧縮成形方法を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも一つの
目的を達成するために、本発明に係る可動盤の型開移動
量検出装置は、油圧シリンダを駆動源とする型締装置で
可動盤を移動させて該可動盤と固定盤との間に金型を型
締めし、その金型の成形キャビティに溶融樹脂を射出装
置で射出充填する射出成形機において、上記油圧シリン
ダの型締側油室に、金型の成形キャビティに対する樹脂
の射出充填時に充填樹脂圧力によって生じる可動盤の型
開移動により、上記油圧シリンダの型締側油室から排出
される作動油で上記可動盤の型開移動量よりも大きく作
動させられる作動部材を有する油圧アクチュエータが、
電磁切換弁を介して接続され、上記作動部材が設定量作
動させられて可動盤の上記型開移動量が設定値に達した
ことを検出する検出手段が付設された構成とした。
目的を達成するために、本発明に係る可動盤の型開移動
量検出装置は、油圧シリンダを駆動源とする型締装置で
可動盤を移動させて該可動盤と固定盤との間に金型を型
締めし、その金型の成形キャビティに溶融樹脂を射出装
置で射出充填する射出成形機において、上記油圧シリン
ダの型締側油室に、金型の成形キャビティに対する樹脂
の射出充填時に充填樹脂圧力によって生じる可動盤の型
開移動により、上記油圧シリンダの型締側油室から排出
される作動油で上記可動盤の型開移動量よりも大きく作
動させられる作動部材を有する油圧アクチュエータが、
電磁切換弁を介して接続され、上記作動部材が設定量作
動させられて可動盤の上記型開移動量が設定値に達した
ことを検出する検出手段が付設された構成とした。
【0008】上記の検出装置において、油圧シリンダの
型締側油室に、複数の油圧アクチュエータを互いに並列
に接続し、各油圧アクチュエータにそれぞれ電磁切換弁
を付設することができる。また、油圧シリンダの型締側
油室に油圧アクチュエータを接続した配管に、上記型締
側油室から作動手段に流れる作動油の圧力を制御する圧
力制御弁を設けた構成とすることが好ましい。油圧アク
チュエータを、型締装置の油圧シリンダよりも径の小さ
い補助シリンダとすることができる。また、検出手段を
油圧アクチュエータの作動部材によって作動させられる
検出スイッチとすることができる。油圧アクチュエータ
に、作動部材の作動量を可変設定する設定手段を付設す
ることができる。また、設定手段は、油圧アクチュエー
タに、前記作動部材の作動方向に移動調節自在に螺合さ
れており、該作動部材の作動位置を規制するストッパで
ある構成とすることもできる。設定手段は、油圧アクチ
ュエータに付設され、サーボモータの回転によりナット
とねじによる直線運動変換機構を介して前記作動部材の
作動方向に移動調節され、該作動部材の作動位置を規制
刷るストッパである構成としてもよい。
型締側油室に、複数の油圧アクチュエータを互いに並列
に接続し、各油圧アクチュエータにそれぞれ電磁切換弁
を付設することができる。また、油圧シリンダの型締側
油室に油圧アクチュエータを接続した配管に、上記型締
側油室から作動手段に流れる作動油の圧力を制御する圧
力制御弁を設けた構成とすることが好ましい。油圧アク
チュエータを、型締装置の油圧シリンダよりも径の小さ
い補助シリンダとすることができる。また、検出手段を
油圧アクチュエータの作動部材によって作動させられる
検出スイッチとすることができる。油圧アクチュエータ
に、作動部材の作動量を可変設定する設定手段を付設す
ることができる。また、設定手段は、油圧アクチュエー
タに、前記作動部材の作動方向に移動調節自在に螺合さ
れており、該作動部材の作動位置を規制するストッパで
ある構成とすることもできる。設定手段は、油圧アクチ
ュエータに付設され、サーボモータの回転によりナット
とねじによる直線運動変換機構を介して前記作動部材の
作動方向に移動調節され、該作動部材の作動位置を規制
刷るストッパである構成としてもよい。
【0009】また、本発明に係る可動盤の型開移動量検
出方法は、上記構成の制御装置を備えた射出成形機にお
いて、金型の成形キャビティに対する樹脂の射出充填時
に充填樹脂圧力によって型開移動する可動盤の型開移動
量を、該可動盤の型開移動で油圧シリンダの型締側油室
から排出される作動油により作動する油圧アクチュエー
タの作動量によって設定すると共に、可動盤の移動が型
開移動量の設定値に達したことを検出手段で検出する構
成とした。
出方法は、上記構成の制御装置を備えた射出成形機にお
いて、金型の成形キャビティに対する樹脂の射出充填時
に充填樹脂圧力によって型開移動する可動盤の型開移動
量を、該可動盤の型開移動で油圧シリンダの型締側油室
から排出される作動油により作動する油圧アクチュエー
タの作動量によって設定すると共に、可動盤の移動が型
開移動量の設定値に達したことを検出手段で検出する構
成とした。
【0010】また、本発明に係る射出圧縮成形方法は、
上記構成の制御装置を備えた射出成形機において、型締
装置で型締めされた金型の成形キャビティに射出装置で
樹脂を射出充填してその充填樹脂圧力による可動盤の型
開移動で型締装置の油圧シリンダの型締側油室から排出
された作動油で油圧アクチュエータを作動させ、その作
動部材が設定量だけ作動して可動盤の型開移動量が設定
値に達したことを検出手段で検出し、この検出信号にも
とづき上記油圧シリンダを型締作動させて成形キャビテ
ィ内の樹脂を圧縮する構成とした。
上記構成の制御装置を備えた射出成形機において、型締
装置で型締めされた金型の成形キャビティに射出装置で
樹脂を射出充填してその充填樹脂圧力による可動盤の型
開移動で型締装置の油圧シリンダの型締側油室から排出
された作動油で油圧アクチュエータを作動させ、その作
動部材が設定量だけ作動して可動盤の型開移動量が設定
値に達したことを検出手段で検出し、この検出信号にも
とづき上記油圧シリンダを型締作動させて成形キャビテ
ィ内の樹脂を圧縮する構成とした。
【0011】上記の射出圧縮成形方法において、油圧シ
リンダよりも径の小さい補助シリンダのピストンの移動
によって可動盤の型開移動量が設定される構成とするこ
とができる。
リンダよりも径の小さい補助シリンダのピストンの移動
によって可動盤の型開移動量が設定される構成とするこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本発明に係る可動盤
の型開移動量制御装置の実施の形態を示す。なお、図5
と同一の部材等には同一の符号を付してその詳しい説明
は省略する。
き図面を参照して説明する。図1は本発明に係る可動盤
の型開移動量制御装置の実施の形態を示す。なお、図5
と同一の部材等には同一の符号を付してその詳しい説明
は省略する。
【0013】油圧シリンダ1の型締側油室1cと型開側
油室1dには電磁切換弁11を有する配管12、13が
それぞれ接続されている。電磁切換弁11は、4個のポ
ートに配管12、13と油圧ポンプ等の油圧源14及び
油タンク15をそれぞれ接続して設けられており、中立
位置で油圧源14と配管12とを断として配管13を油
タンク15に連絡し、ソレノイドaを励磁すると、配管
13を油タンク15に連絡したまま配管12を油圧源1
4に連絡し、またソレノイドbを励磁すると、配管13
を油圧源14に連絡するとともに配管12を油タンク1
5に連絡する構造とされている。
油室1dには電磁切換弁11を有する配管12、13が
それぞれ接続されている。電磁切換弁11は、4個のポ
ートに配管12、13と油圧ポンプ等の油圧源14及び
油タンク15をそれぞれ接続して設けられており、中立
位置で油圧源14と配管12とを断として配管13を油
タンク15に連絡し、ソレノイドaを励磁すると、配管
13を油タンク15に連絡したまま配管12を油圧源1
4に連絡し、またソレノイドbを励磁すると、配管13
を油圧源14に連絡するとともに配管12を油タンク1
5に連絡する構造とされている。
【0014】符号17は補助シリンダである。補助シリ
ンダ17は、ヘッド側油室17cとロッド側油室17d
に電磁切換弁18を有する配管19、20をそれぞれ接
続するとともに、ロッド側油室17dを配管22の一端
に接続して設けられている。配管22は、該配管22を
中立位置で断とし、ソレノイドaが励磁されると配管2
2を開とする電磁切換弁23を有し、他端を油圧シリン
ダ1の型締側油室1cの配管12に接続している。な
お、配管22は油圧シリンダ1の型締側油室1cに直接
接続してもよい。補助シリンダ17の内径は油圧シリン
ダ1の内径よりも小さくされている。
ンダ17は、ヘッド側油室17cとロッド側油室17d
に電磁切換弁18を有する配管19、20をそれぞれ接
続するとともに、ロッド側油室17dを配管22の一端
に接続して設けられている。配管22は、該配管22を
中立位置で断とし、ソレノイドaが励磁されると配管2
2を開とする電磁切換弁23を有し、他端を油圧シリン
ダ1の型締側油室1cの配管12に接続している。な
お、配管22は油圧シリンダ1の型締側油室1cに直接
接続してもよい。補助シリンダ17の内径は油圧シリン
ダ1の内径よりも小さくされている。
【0015】電磁切換弁18は、中立位置で配管20と
油圧源14aとを断として配管19を油タンク15に連
絡し、ソレノイドaを励磁すると、配管19を油圧源1
4aに連絡するとともに配管20を油タンク15に連絡
する構造となっている。
油圧源14aとを断として配管19を油タンク15に連
絡し、ソレノイドaを励磁すると、配管19を油圧源1
4aに連絡するとともに配管20を油タンク15に連絡
する構造となっている。
【0016】補助シリンダ17のヘッド側の端壁には、
ねじ構造のストッパ25が先端側を補助シリンダ17内
に挿入して進退自在に螺着されており、ピストン17a
(作動部材)の後退停止位置を移動調節することができ
るようになっている。また、補助シリンダ17のピスト
ンロッド17bの先端には、リミットスイッチや近接ス
イッチ等の検出スイッチ26、27を作動させるドグ2
8が取り付けられている。
ねじ構造のストッパ25が先端側を補助シリンダ17内
に挿入して進退自在に螺着されており、ピストン17a
(作動部材)の後退停止位置を移動調節することができ
るようになっている。また、補助シリンダ17のピスト
ンロッド17bの先端には、リミットスイッチや近接ス
イッチ等の検出スイッチ26、27を作動させるドグ2
8が取り付けられている。
【0017】検出スイッチ26は、補助シリンダ17の
ピストン17aがストッパ25に当接した後退限で信号
を出力するように、また他の検出スイッチ27は、ピス
トン17aが前進限に達したところで信号を出力するよ
うに、それぞれドグ28との関係を定められ、射出成形
機のフレーム等に補助シリンダ17と一緒に取り付けら
れている。検出スイッチ26、27は、その取付位置を
ドグ28の進退方向に調節自在とされている。なお、ス
トッパ25によるピストン17aの後退停止位置は、成
形キャビティCに対する樹脂の射出充填時に油圧シリン
ダ1のピストン1aが後退して可動盤が型閉位置から型
開位置まで移動する型開移動量(樹脂の圧縮代)に見合
うピストン17aの移動位置に設定される。補助シリン
ダ17は、油圧シリンダ1の型締側油室から排出される
作動油で可動盤の型開移動を作動させる作動手段を構成
し、また、検出スイッチ26は可動盤の型開移動位置を
検出する検出手段を構成している。油圧シリンダ1は型
締装置の駆動手段を構成している。
ピストン17aがストッパ25に当接した後退限で信号
を出力するように、また他の検出スイッチ27は、ピス
トン17aが前進限に達したところで信号を出力するよ
うに、それぞれドグ28との関係を定められ、射出成形
機のフレーム等に補助シリンダ17と一緒に取り付けら
れている。検出スイッチ26、27は、その取付位置を
ドグ28の進退方向に調節自在とされている。なお、ス
トッパ25によるピストン17aの後退停止位置は、成
形キャビティCに対する樹脂の射出充填時に油圧シリン
ダ1のピストン1aが後退して可動盤が型閉位置から型
開位置まで移動する型開移動量(樹脂の圧縮代)に見合
うピストン17aの移動位置に設定される。補助シリン
ダ17は、油圧シリンダ1の型締側油室から排出される
作動油で可動盤の型開移動を作動させる作動手段を構成
し、また、検出スイッチ26は可動盤の型開移動位置を
検出する検出手段を構成している。油圧シリンダ1は型
締装置の駆動手段を構成している。
【0018】次に、上記の構成とされた射出成形機にお
ける可動盤の型開移動量制御装置の作用を説明する。可
動盤2を図1で左に動かして金型4、5を型開きする場
合は、図1の状態から、電磁切換弁11のソレノイドb
を励磁する。これによって油圧源14の作動油が油圧シ
リンダ1の型開側油室1dに流れてピストン1aを左に
押すとともに、型締側油室1cの作動油が油タンク15
に流れるようになるので、可動盤2は左に後退して金型
4、5を型開きする。
ける可動盤の型開移動量制御装置の作用を説明する。可
動盤2を図1で左に動かして金型4、5を型開きする場
合は、図1の状態から、電磁切換弁11のソレノイドb
を励磁する。これによって油圧源14の作動油が油圧シ
リンダ1の型開側油室1dに流れてピストン1aを左に
押すとともに、型締側油室1cの作動油が油タンク15
に流れるようになるので、可動盤2は左に後退して金型
4、5を型開きする。
【0019】上記の型開状態から型締めする場合は、電
磁切換弁11のソレノイドaを励磁する。これによっ
て、油圧源14の作動油が配管12を通って油圧シリン
ダ1の型締側油室1cに流れ、型開側油室1dの作動油
が油タンク15に戻されるようになるので、ピストン1
aが前進して可動盤2を動かし、金型4、5をそれらの
パーティング面を当接させた型閉状態に型締めする。こ
の際の型締圧力は、通常、低圧力とし、ソレノイドaを
消磁して電磁切換弁11を中立位置にし、可動盤2を所
定の成形位置に停止させる。
磁切換弁11のソレノイドaを励磁する。これによっ
て、油圧源14の作動油が配管12を通って油圧シリン
ダ1の型締側油室1cに流れ、型開側油室1dの作動油
が油タンク15に戻されるようになるので、ピストン1
aが前進して可動盤2を動かし、金型4、5をそれらの
パーティング面を当接させた型閉状態に型締めする。こ
の際の型締圧力は、通常、低圧力とし、ソレノイドaを
消磁して電磁切換弁11を中立位置にし、可動盤2を所
定の成形位置に停止させる。
【0020】上記の作動に併行して電磁切換弁18のソ
レノイドaを励磁することにより、油圧源14aの作動
油をヘッド側油室17cに入れて補助シリンダ17を伸
長させ、ピストン17aを前進限に移動させておく。ピ
ストン17aが前進限に達すると、検出スイッチ27が
作動して信号を出力するので、この信号の出力後電磁切
換弁18のソレノイドaを消磁する。
レノイドaを励磁することにより、油圧源14aの作動
油をヘッド側油室17cに入れて補助シリンダ17を伸
長させ、ピストン17aを前進限に移動させておく。ピ
ストン17aが前進限に達すると、検出スイッチ27が
作動して信号を出力するので、この信号の出力後電磁切
換弁18のソレノイドaを消磁する。
【0021】上記の型閉状態で射出装置6を作動させて
金型4、5の成形キャビティCに溶融樹脂を射出して充
填する。射出装置6の作動前から射出開始直後までの適
当な時期に電磁切換弁23のソレノイドaを励磁して配
管22を開き、油圧シリンダ1の型締側油室1cを配管
12、22によって補助シリンダ17のロッド側油室1
7dに連通させる。
金型4、5の成形キャビティCに溶融樹脂を射出して充
填する。射出装置6の作動前から射出開始直後までの適
当な時期に電磁切換弁23のソレノイドaを励磁して配
管22を開き、油圧シリンダ1の型締側油室1cを配管
12、22によって補助シリンダ17のロッド側油室1
7dに連通させる。
【0022】成形キャビティCへの樹脂の充填が進ん
で、該成形キャビティCに樹脂が充満されると、その充
填樹脂圧力によって可動盤2が型開移動してピストン1
aを後退させるので、油圧シリンダ1の型締側油室1c
の作動油はピストン1aの後退にしたがって補助シリン
ダ17のロッド側油室17dに流れ、ピストン17aを
後退させる。
で、該成形キャビティCに樹脂が充満されると、その充
填樹脂圧力によって可動盤2が型開移動してピストン1
aを後退させるので、油圧シリンダ1の型締側油室1c
の作動油はピストン1aの後退にしたがって補助シリン
ダ17のロッド側油室17dに流れ、ピストン17aを
後退させる。
【0023】このようにして補助シリンダ17のピスト
ン17aがその前進限位置から後退し、ストッパ25に
当接して停止すると、成形キャビティ内の樹脂の圧縮代
の設定値に一致する可動盤2の型開移動量が得られ、こ
のとき検出スイッチ26から信号が発せられる。この信
号の出力後、直ちに電磁切換弁23のソレノイドaを消
磁し、また所定時間後、油圧源14の作動油圧力を低圧
から高圧に切り換えて、電磁切換弁11のソレノイドa
を励磁し、金型4、5を高圧で再度型締めして、成形キ
ャビティC内の樹脂を圧縮代分だけ圧縮した後、電磁切
換弁11のソレノイドaを消磁する。なお、一般には、
検出スイッチ26の上記出力信号でタイマを作動させ、
そのタイマの計数終了で電磁切換弁11のソレノイドa
を励磁する。
ン17aがその前進限位置から後退し、ストッパ25に
当接して停止すると、成形キャビティ内の樹脂の圧縮代
の設定値に一致する可動盤2の型開移動量が得られ、こ
のとき検出スイッチ26から信号が発せられる。この信
号の出力後、直ちに電磁切換弁23のソレノイドaを消
磁し、また所定時間後、油圧源14の作動油圧力を低圧
から高圧に切り換えて、電磁切換弁11のソレノイドa
を励磁し、金型4、5を高圧で再度型締めして、成形キ
ャビティC内の樹脂を圧縮代分だけ圧縮した後、電磁切
換弁11のソレノイドaを消磁する。なお、一般には、
検出スイッチ26の上記出力信号でタイマを作動させ、
そのタイマの計数終了で電磁切換弁11のソレノイドa
を励磁する。
【0024】成形キャビティC内の樹脂が固化するのを
待って前述のように型開きし、上記で射出圧縮成形され
た成形品を成形キャビティCから取り出す。
待って前述のように型開きし、上記で射出圧縮成形され
た成形品を成形キャビティCから取り出す。
【0025】成形キャビティCに対する樹脂の射出充填
時に生じる可動盤2の型開移動によって油圧シリンダ1
の型締側油室1cから排出される作動油で作動させられ
る補助シリンダ17の内径は、油圧シリンダ1の内径よ
りも小さくされており、油圧シリンダ1のピストン1a
(可動盤2)の型開移動量よりも補助シリンダ17のピ
ストン17aの後退量が大きくなるので、可動盤2の型
開移動量の分解能が上がり、その設定精度が向上する。
時に生じる可動盤2の型開移動によって油圧シリンダ1
の型締側油室1cから排出される作動油で作動させられ
る補助シリンダ17の内径は、油圧シリンダ1の内径よ
りも小さくされており、油圧シリンダ1のピストン1a
(可動盤2)の型開移動量よりも補助シリンダ17のピ
ストン17aの後退量が大きくなるので、可動盤2の型
開移動量の分解能が上がり、その設定精度が向上する。
【0026】具体的に言うと、例えば、油圧シリンダ1
の内径が200mmの射出成形機において、内径が40mm
の補助シリンダ17を用いた場合、油圧シリンダ1のピ
ストン1aが1mm動くと補助シリンダ17のピストン1
7aが25mm動くこととなり、検出精度が25倍にな
る。しかも、固定盤3が型締力やノズル押付力で撓むよ
うなことがあっても、これには全く無関係であるので、
検出精度が損なわれることがない上、ばらつきなく常に
一定の精度を得ることができる。
の内径が200mmの射出成形機において、内径が40mm
の補助シリンダ17を用いた場合、油圧シリンダ1のピ
ストン1aが1mm動くと補助シリンダ17のピストン1
7aが25mm動くこととなり、検出精度が25倍にな
る。しかも、固定盤3が型締力やノズル押付力で撓むよ
うなことがあっても、これには全く無関係であるので、
検出精度が損なわれることがない上、ばらつきなく常に
一定の精度を得ることができる。
【0027】金型4、5の高圧の再型締めは、補助シリ
ンダ17を伸長させることにより、補助シリンダ17の
ロッド側油室17dの作動油を油圧シリンダ1の型締側
油室1cに圧送して行うこともできる。また、金型4、
5の再型締めは、一段とは限らず、多段に行うことがで
き、この場合、再型締めを補助シリンダ17で一段以上
行うことができる。補助シリンダ17で再型締めを行う
と、より高い圧力で型締めすることができるようになる
とともに、補助シリンダ17のピストン17aを前進限
に戻す手間を省くことができ、作業性が向上する。油圧
源14、14aは一つに纏めてもよい。可動盤2の型開
移動量の設定は、ストッパ25をその軸方向に移動調節
することにより、補助シリンダ17のピストン17aの
後退量を変更調節して行う。
ンダ17を伸長させることにより、補助シリンダ17の
ロッド側油室17dの作動油を油圧シリンダ1の型締側
油室1cに圧送して行うこともできる。また、金型4、
5の再型締めは、一段とは限らず、多段に行うことがで
き、この場合、再型締めを補助シリンダ17で一段以上
行うことができる。補助シリンダ17で再型締めを行う
と、より高い圧力で型締めすることができるようになる
とともに、補助シリンダ17のピストン17aを前進限
に戻す手間を省くことができ、作業性が向上する。油圧
源14、14aは一つに纏めてもよい。可動盤2の型開
移動量の設定は、ストッパ25をその軸方向に移動調節
することにより、補助シリンダ17のピストン17aの
後退量を変更調節して行う。
【0028】図2は本発明に係る可動盤の型開移動量制
御装置の他の実施の形態を示す。この実施の形態におい
ては、配管22の補助シリンダ17と電磁切換弁23と
の間に可変式の圧力制御弁30が設けられている。圧力
制御弁30は、油圧シリンダ1の型締側油室1cから補
助シリンダ17のロッド側油室17dに流れる作動油の
圧力を制御するものである。
御装置の他の実施の形態を示す。この実施の形態におい
ては、配管22の補助シリンダ17と電磁切換弁23と
の間に可変式の圧力制御弁30が設けられている。圧力
制御弁30は、油圧シリンダ1の型締側油室1cから補
助シリンダ17のロッド側油室17dに流れる作動油の
圧力を制御するものである。
【0029】この実施の形態では、成形キャビティCに
対する樹脂の射出充填時に、圧力制御弁30によりピス
トン1aの後退に背圧をかけて可動盤2の急激な型開移
動を防止し、圧縮成形を良好に行うことができる。他の
構成は図1のものと同一である。
対する樹脂の射出充填時に、圧力制御弁30によりピス
トン1aの後退に背圧をかけて可動盤2の急激な型開移
動を防止し、圧縮成形を良好に行うことができる。他の
構成は図1のものと同一である。
【0030】図3は本発明に係る可動盤の型開移動量制
御装置の別の実施の形態を示す。この実施の形態におい
ては、補助シリンダ17よりも内径の小さい補助シリン
ダ17Aが補助シリンダ17と並列に設けられ、各補助
シリンダ17、17Aに電磁切換弁23がそれぞれ付設
されている。
御装置の別の実施の形態を示す。この実施の形態におい
ては、補助シリンダ17よりも内径の小さい補助シリン
ダ17Aが補助シリンダ17と並列に設けられ、各補助
シリンダ17、17Aに電磁切換弁23がそれぞれ付設
されている。
【0031】この実施の形態では、シリンダの全長に亘
り移動するピストン17aを有する補助シリンダ17、
17Aの1以上を各電磁切換弁23、23の切換え状態
を組み合わせて選択することによって、可動盤2の型開
移動量を3段(両補助シリンダ17、17Aを選択した
場合は大、補助シリンダ17のみの場合は中、補助シリ
ンダ17Aのみの場合は小)に変えて設定することがで
きる。このため、ストッパ25(図1)が設けられてい
ないが、これを設けて実施してもよく、そうすれば一層
型開移動量の調整幅を広くすることができる。
り移動するピストン17aを有する補助シリンダ17、
17Aの1以上を各電磁切換弁23、23の切換え状態
を組み合わせて選択することによって、可動盤2の型開
移動量を3段(両補助シリンダ17、17Aを選択した
場合は大、補助シリンダ17のみの場合は中、補助シリ
ンダ17Aのみの場合は小)に変えて設定することがで
きる。このため、ストッパ25(図1)が設けられてい
ないが、これを設けて実施してもよく、そうすれば一層
型開移動量の調整幅を広くすることができる。
【0032】補助シリンダの設備本数は3本以上とする
ことができる。互いに内径の異なる3本の補助シリンダ
17を並列に設けた場合、それらの補助シリンダの1以
上を選択することによって可動盤2の型開移動量を7段
に変化させることができるが、この場合、3本の補助シ
リンダの内径の比率を1:2:4とすると、最小径の補
助シリンダのみを選択した場合の可動盤2の型開移動量
を基準に、その1〜7の整数倍の調整が可能となるので
好都合である。
ことができる。互いに内径の異なる3本の補助シリンダ
17を並列に設けた場合、それらの補助シリンダの1以
上を選択することによって可動盤2の型開移動量を7段
に変化させることができるが、この場合、3本の補助シ
リンダの内径の比率を1:2:4とすると、最小径の補
助シリンダのみを選択した場合の可動盤2の型開移動量
を基準に、その1〜7の整数倍の調整が可能となるので
好都合である。
【0033】配管22に図2のように圧力制御弁30を
設けることができるが、この場合、各補助シリンダ1
7、17Aの配管22にそれぞれ圧力制御弁30を設け
ても、また、各補助シリンダ17、17Aの共通の配管
22部分に1個の圧力制御弁30を設けてすべての補助
シリンダ17、17Aに共用させることもできる。互い
に並列に設けられた補助シリンダのうちの一部又は全部
の内径を同一することもできる。他の構成は図1のもの
と同一である。
設けることができるが、この場合、各補助シリンダ1
7、17Aの配管22にそれぞれ圧力制御弁30を設け
ても、また、各補助シリンダ17、17Aの共通の配管
22部分に1個の圧力制御弁30を設けてすべての補助
シリンダ17、17Aに共用させることもできる。互い
に並列に設けられた補助シリンダのうちの一部又は全部
の内径を同一することもできる。他の構成は図1のもの
と同一である。
【0034】図4は本発明に係る可動盤の型開移動量制
御装置の更に別の実施の形態を示す。この実施の形態に
おいては、図1、図2に示す実施の形態におけるストッ
パ25に代えて、ピストン17aの移動停止位置を調節
する手段として、一端側が補助シリンダ17内に軸方向
に摺動自在にかつ周方向に回転しないように挿入され、
他端側にボールねじ36を設けたストッパ25aが用い
られている。このストッパ25aは、ボールねじ36に
螺着されたボールナット37に所要の伝動機構38を介
してサーボモータ35に連絡されており、サーボモータ
35が回転すると、伝動機構38を介してボールナット
37が軸方向に固定された所定位置で回転させられ、ボ
ールナット37と螺合するストッパ25aが軸方向に移
動してピストン17aの前進位置を規制するようになっ
ている。前記サーボモータ35は、図示しない制御装置
に接続されており、操作盤等の設定器からの指令にもと
づき制御装置を介して作動し、前記樹脂の圧縮代に見合
うピストン17aの移動位置を設定する位置までストッ
パ25aを移動させるべく回転する。この回転がサーボ
モータ35に設けられている回転量検出器35aにより
検出されてフィードバック制御され、ストッパ25aが
設定位置に正確に停止するようになっている。
御装置の更に別の実施の形態を示す。この実施の形態に
おいては、図1、図2に示す実施の形態におけるストッ
パ25に代えて、ピストン17aの移動停止位置を調節
する手段として、一端側が補助シリンダ17内に軸方向
に摺動自在にかつ周方向に回転しないように挿入され、
他端側にボールねじ36を設けたストッパ25aが用い
られている。このストッパ25aは、ボールねじ36に
螺着されたボールナット37に所要の伝動機構38を介
してサーボモータ35に連絡されており、サーボモータ
35が回転すると、伝動機構38を介してボールナット
37が軸方向に固定された所定位置で回転させられ、ボ
ールナット37と螺合するストッパ25aが軸方向に移
動してピストン17aの前進位置を規制するようになっ
ている。前記サーボモータ35は、図示しない制御装置
に接続されており、操作盤等の設定器からの指令にもと
づき制御装置を介して作動し、前記樹脂の圧縮代に見合
うピストン17aの移動位置を設定する位置までストッ
パ25aを移動させるべく回転する。この回転がサーボ
モータ35に設けられている回転量検出器35aにより
検出されてフィードバック制御され、ストッパ25aが
設定位置に正確に停止するようになっている。
【0035】この実施の形態では、補助シリンダ17の
ピストン17aがストッパ25aとの当接位置から補助
シリンダ17のピストンロッド17b側の内端部位置ま
で後退したことが検出スイッチ26によって検出される
と、電磁切換弁23がオフとされ、所定時間後、電磁切
換弁11のソレノイドaが励磁されて高圧の再型締めが
開始される。他の構造は図1のものと同じである。した
がって、この実施の形態によれば可動盤2の型開移動量
を設定するために補助シリンダ17に対する螺合位置を
手動で調整する必要のあるストッパ25と違ってストッ
パ25aの位置の調整を自動的に行えて操作性がよい。
この実施の形態におけるストッパ25aの軸方向への移
動調節機構を図2及び図3の実施の形態の制御装置にお
いて、ストッパ25の代わりに適用することができる。
ピストン17aがストッパ25aとの当接位置から補助
シリンダ17のピストンロッド17b側の内端部位置ま
で後退したことが検出スイッチ26によって検出される
と、電磁切換弁23がオフとされ、所定時間後、電磁切
換弁11のソレノイドaが励磁されて高圧の再型締めが
開始される。他の構造は図1のものと同じである。した
がって、この実施の形態によれば可動盤2の型開移動量
を設定するために補助シリンダ17に対する螺合位置を
手動で調整する必要のあるストッパ25と違ってストッ
パ25aの位置の調整を自動的に行えて操作性がよい。
この実施の形態におけるストッパ25aの軸方向への移
動調節機構を図2及び図3の実施の形態の制御装置にお
いて、ストッパ25の代わりに適用することができる。
【0036】図1、図2の実施の形態では、ピストン1
7aの前進位置が補助シリンダ17のロッド側の端部で
規制され、ピストン17aの後退位置がストッパ25に
より設定調整されるようになっているが、これと反対に
配置してピストン17aの前進位置がストッパ25によ
り設定調整されるようにしてもよい。この場合、ピスト
ンロッド17bはストッパ25と反対側に変更されるこ
とは言うまでもない。同様に、図4の実施の形態におい
てストッパ25aとピストンロッドの配置の関係を逆
(ピストン17aの後退位置がストッパ25aにより設
定調整される)にしてもよい。上記各実施の形態では、
いずれも作動手段に直線形の補助シリンダ17を用いて
いるが、揺動形のシリンダや油圧モータ等の他の回転型
油圧アクチュエータを用いることができる。また、各実
施の形態の型締装置は直圧式となっているが、油圧シリ
ンダでトグル機構を介して可動盤2を移動させる型締装
置とすることもできる。また、上記各実施の形態では、
油圧アクチュエータの作動部材が設定量作動して可動盤
の型開移動量が設定値に達したことを検出する検出手段
として、補助シリンダ17、17Aのピストン17aに
よって作動される検出スイッチが使われているが、これ
の代わりに電磁切換弁18と電磁弁23とを接続する配
管22又は該配管22の接続した補助シリンダ17、1
7Aの油室17d(配管22に圧力制御弁30を設ける
場合は、電磁弁23と圧力制御弁30との間の配管2
2)に圧力スイッチを設けて、この圧力スイッチによ
り、油圧シリンダから補助シリンダ17、17Aに作用
する油圧が所定値に上昇してことを検出するようにして
もよい。
7aの前進位置が補助シリンダ17のロッド側の端部で
規制され、ピストン17aの後退位置がストッパ25に
より設定調整されるようになっているが、これと反対に
配置してピストン17aの前進位置がストッパ25によ
り設定調整されるようにしてもよい。この場合、ピスト
ンロッド17bはストッパ25と反対側に変更されるこ
とは言うまでもない。同様に、図4の実施の形態におい
てストッパ25aとピストンロッドの配置の関係を逆
(ピストン17aの後退位置がストッパ25aにより設
定調整される)にしてもよい。上記各実施の形態では、
いずれも作動手段に直線形の補助シリンダ17を用いて
いるが、揺動形のシリンダや油圧モータ等の他の回転型
油圧アクチュエータを用いることができる。また、各実
施の形態の型締装置は直圧式となっているが、油圧シリ
ンダでトグル機構を介して可動盤2を移動させる型締装
置とすることもできる。また、上記各実施の形態では、
油圧アクチュエータの作動部材が設定量作動して可動盤
の型開移動量が設定値に達したことを検出する検出手段
として、補助シリンダ17、17Aのピストン17aに
よって作動される検出スイッチが使われているが、これ
の代わりに電磁切換弁18と電磁弁23とを接続する配
管22又は該配管22の接続した補助シリンダ17、1
7Aの油室17d(配管22に圧力制御弁30を設ける
場合は、電磁弁23と圧力制御弁30との間の配管2
2)に圧力スイッチを設けて、この圧力スイッチによ
り、油圧シリンダから補助シリンダ17、17Aに作用
する油圧が所定値に上昇してことを検出するようにして
もよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る可動
盤の型開移動量制御装置及び制御方法は前記の構成とさ
れているので、成形キャビティへの樹脂の射出充填時に
おける可動盤の型開移動量を固定盤の撓みに関係なく精
度よく設定制御することができ、しかもレーザ式距離セ
ンサのような高価な検出手段を必要としない。したがっ
て、成形制御を良好に行ってより良い成形品を得ること
ができる上、コストを低減することができる。
盤の型開移動量制御装置及び制御方法は前記の構成とさ
れているので、成形キャビティへの樹脂の射出充填時に
おける可動盤の型開移動量を固定盤の撓みに関係なく精
度よく設定制御することができ、しかもレーザ式距離セ
ンサのような高価な検出手段を必要としない。したがっ
て、成形制御を良好に行ってより良い成形品を得ること
ができる上、コストを低減することができる。
【0038】油圧シリンダの型締側油室に、複数の油圧
アクチュエータを互いに並列に接続され、各油圧アクチ
ュエータにそれぞれ電磁切換弁を付設した構成とする
と、複数の油圧アクチュエータを選択することにより、
可動盤の型開移動量、つまり再型締めの圧縮代を種々、
容易かつ的確に設定変更することができる。
アクチュエータを互いに並列に接続され、各油圧アクチ
ュエータにそれぞれ電磁切換弁を付設した構成とする
と、複数の油圧アクチュエータを選択することにより、
可動盤の型開移動量、つまり再型締めの圧縮代を種々、
容易かつ的確に設定変更することができる。
【0039】また、油圧シリンダの型締側油室に油圧ア
クチュエータを接続した配管に、上記型締側油室から油
圧アクチュエータに流れる作動油の圧力を制御する圧力
制御弁を設けた構成とすると、成形キャビティへの樹脂
の射出充填時における可動盤の型開移動に適度の背圧を
かけて可動盤の慣性を伴う急激な移動を防止し、圧縮成
形を良好に行うことができる。
クチュエータを接続した配管に、上記型締側油室から油
圧アクチュエータに流れる作動油の圧力を制御する圧力
制御弁を設けた構成とすると、成形キャビティへの樹脂
の射出充填時における可動盤の型開移動に適度の背圧を
かけて可動盤の慣性を伴う急激な移動を防止し、圧縮成
形を良好に行うことができる。
【0040】油圧アクチュエータを、型締装置の油圧シ
リンダよりも径の小さい補助シリンダとした場合は、補
助シリンダの移動量が大きくなり、可動盤の型開移動量
の分解能が上がり、その設定精度が向上し、しかも補助
シリンダは油圧機器としてありふれたものであるので、
設計が容易で、しかもコストを低減することができる。
また、検出手段は検出スイッチとした場合もコストを低
くすることができる。油圧アクチュエータの作動部材の
作動量を可変設定する手段を該油圧アクチュエータに螺
合したストッパにすると、構造が簡単で容易に実施する
ことができる。上記可変設定手段をサーボモータにより
移動調節されるストッパとすると、可動盤の型開移動量
の設定変更を自動的にかつ迅速正確に行え、操作しやす
い長所がある。
リンダよりも径の小さい補助シリンダとした場合は、補
助シリンダの移動量が大きくなり、可動盤の型開移動量
の分解能が上がり、その設定精度が向上し、しかも補助
シリンダは油圧機器としてありふれたものであるので、
設計が容易で、しかもコストを低減することができる。
また、検出手段は検出スイッチとした場合もコストを低
くすることができる。油圧アクチュエータの作動部材の
作動量を可変設定する手段を該油圧アクチュエータに螺
合したストッパにすると、構造が簡単で容易に実施する
ことができる。上記可変設定手段をサーボモータにより
移動調節されるストッパとすると、可動盤の型開移動量
の設定変更を自動的にかつ迅速正確に行え、操作しやす
い長所がある。
【0041】また、本発明に係る射出圧縮成形方法は、
上記の構成とされた制御装置を備えた射出成形機におい
て、型締装置で型締めされた金型の成形キャビティに射
出装置で樹脂を射出充填してその充填樹脂圧力による可
動盤の型開移動で型締装置の油圧シリンダの型締側油室
から排出された作動油で油圧アクチュエータを作動さ
せ、その作動部材が設定量だけ作動して可動盤の型開移
動量が設定値に達したことを検出手段で検出し、この検
出信号にもとづき上記油圧シリンダを型締作動させて成
形キャビティ内の樹脂を圧縮する構成とされているの
で、射出圧縮成形を固定盤の撓みに関係なく精度よく行
って良好な成形品を得ることができる。
上記の構成とされた制御装置を備えた射出成形機におい
て、型締装置で型締めされた金型の成形キャビティに射
出装置で樹脂を射出充填してその充填樹脂圧力による可
動盤の型開移動で型締装置の油圧シリンダの型締側油室
から排出された作動油で油圧アクチュエータを作動さ
せ、その作動部材が設定量だけ作動して可動盤の型開移
動量が設定値に達したことを検出手段で検出し、この検
出信号にもとづき上記油圧シリンダを型締作動させて成
形キャビティ内の樹脂を圧縮する構成とされているの
で、射出圧縮成形を固定盤の撓みに関係なく精度よく行
って良好な成形品を得ることができる。
【0042】その場合、型締装置の油圧シリンダよりも
径の小さい補助シリンダのピストンの移動によって可動
盤の型開移動量を設定する構成とすると、樹脂の圧縮代
を正確に設定した良好な射出圧縮成形を行うことができ
る。
径の小さい補助シリンダのピストンの移動によって可動
盤の型開移動量を設定する構成とすると、樹脂の圧縮代
を正確に設定した良好な射出圧縮成形を行うことができ
る。
【図1】 本発明に係る可動盤の型開移動量制御装置の
実施の形態を示す図である。
実施の形態を示す図である。
【図2】 本発明に係る可動盤の型開移動量制御装置の
他の実施の形態を示す図である。
他の実施の形態を示す図である。
【図3】 本発明に係る可動盤の型開移動量制御装置の
別の実施の形態を示す図である。
別の実施の形態を示す図である。
【図4】 本発明に係る可動盤の型開移動量制御装置の
更に別の実施の形態を示す図である。
更に別の実施の形態を示す図である。
【図5】 従来の可動盤の型開移動量制御装置を示す図
である。
である。
【図6】 固定盤の撓みを示す図である。
1…油圧シリンダ 1a…ピストン 1c…型締側油室 1d…型開側油室 2…可動盤 3…固定盤 4、5…金型 6…射出装置 14、14a…油圧源 17、17A…補助シリンダ 23…電磁切換弁 26…検出スイッチ(検出手段) 30…圧力制御弁 C…成形キャビティ
Claims (11)
- 【請求項1】 油圧シリンダを駆動源とする型締装置で
可動盤を移動させて該可動盤と固定盤との間に金型を型
締めし、その金型の成形キャビティに溶融樹脂を射出装
置で射出充填する射出成形機において、 上記油圧シリンダの型締側油室に、金型の成形キャビテ
ィに対する樹脂の射出充填時に充填樹脂圧力によって生
じる可動盤の型開移動により、上記油圧シリンダの型締
側油室から排出される作動油で上記可動盤の型開移動量
よりも大きく作動させられる作動部材を有する油圧アク
チュエータが、電磁切換弁を介して接続され、上記作動
部材が設定量作動させられて可動盤の上記型開移動量が
設定値に達したことを検出する検出手段が付設されたこ
とを特徴とする可動盤の型開移動量制御装置。 - 【請求項2】 油圧シリンダの型締側油室に、複数の油
圧アクチュエータが互いに並列に接続され、各油圧アク
チュエータにそれぞれ電磁切換弁が付設されたことを特
徴とする請求項1記載の可動盤の型開移動量制御装置。 - 【請求項3】 油圧シリンダの型締側油室に油圧アクチ
ュエータを接続した配管に、上記型締側油室から作動手
段に流れる作動油の圧力を制御する圧力制御弁が設けら
れたことを特徴とする請求項1又は2記載の可動盤の型
開移動量制御装置。 - 【請求項4】 油圧アクチュエータは、型締装置の油圧
シリンダよりも径の小さい補助シリンダとされたことを
特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の可動盤
の型開移動量制御装置。 - 【請求項5】 検出手段は油圧アクチュエータの作動部
材によって作動させられる検出スイッチとされたことを
特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の可動盤
の型開移動量制御装置。 - 【請求項6】 油圧アクチュエータに、作動部材の作動
量を可変設定する設定手段が付設されたことを特徴とす
る請求項1ないし5のいずれかに記載の可動盤の型開移
動量制御装置。 - 【請求項7】 設定手段は、油圧アクチュエータに、前
記作動部材の作動方向に移動調節自在に螺合されてお
り、該作動部材の作動位置を規制するストッパであるこ
とを特徴とする請求項6記載の可動盤の型開移動量制御
装置。 - 【請求項8】 設定手段は、油圧アクチュエータに付設
され、サーボモータの回転によりナットとねじによる直
線運動変換機構を介して前記作動部材の作動方向に移動
調節され、該作動部材の作動位置を規制刷るストッパで
あることを特徴とする請求項6記載の可動盤の型開移動
量制御装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載され
た制御装置を備えた射出成形機において、 金型の成形キャビティに対する樹脂の射出充填時に充填
樹脂圧力によって型開移動する可動盤の型開移動量を、
該可動盤の型開移動で油圧シリンダの型締側油室から排
出される作動油により作動する油圧アクチュエータの作
動量によって設定すると共に、可動盤の移動が型開移動
量の設定値に達したことを検出手段で検出することを特
徴とする可動盤の型開移動量制御方法。 - 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれかに記載さ
れた制御装置を備えた射出成形機において、 型締装置で型締めされた金型の成形キャビティに射出装
置で樹脂を射出充填してその充填樹脂圧力による可動盤
の型開移動で型締装置の油圧シリンダの型締側油室から
排出された作動油で油圧アクチュエータを作動させ、そ
の作動部材が設定量だけ作動して可動盤の型開移動量が
設定値に達したことを検出手段で検出し、この検出信号
にもとづき上記油圧シリンダを型締作動させて成形キャ
ビティ内の樹脂を圧縮することを特徴とする射出圧縮成
形方法。 - 【請求項11】 油圧シリンダよりも径の小さい補助シ
リンダのピストンの移動によって可動盤の型開移動量が
設定されることを特徴とする請求項10記載の射出圧縮
成形方法。
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JP16477697A JP3237576B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 可動盤の型開移動量制御装置及び制御方法並びに射出圧縮成形方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1997
- 1997-06-20 JP JP16477697A patent/JP3237576B2/ja not_active Expired - Fee Related
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