JP3235151U - マスクカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】マスクやマスクカバーの左右両端部と着用者との間に隙間が形成されるのを防ぐことを可能とする、マスクカバーを提供する。【解決手段】マスクの表面を覆う矩形状のカバー本体21と、前記カバー本体裏面の左右両端側に上下両端部が縫着され、前記マスクの左右両端部及び耳掛け紐を挿通可能とした帯状の挿通部22L、22Rと、前記挿通部の外側縁部に一端が縫着され、前記縫着部分を中心として展開可能とした左右の舌状片23と、を備えてマスクカバー2を構成した。【選択図】図2
Description
本考案は、不織布からなる所謂使い捨てマスクに取付けて使用するマスクカバーに関する。
細菌やウイルス等の感染防止や花粉症等への対策として、不織布からなる所謂使い捨てマスクが広く使用されている。
このような状況の中、昨今の新型コロナウイルスの蔓延により、使い捨てマスクが不足する事態が発生したことを受けて、例えば、使い捨てマスクにマスクカバーを取付け、必要に応じて前記マスクカバーを洗浄するのみで、使い捨てマスクを繰り返し使用できるようにすることが考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。
このような状況の中、昨今の新型コロナウイルスの蔓延により、使い捨てマスクが不足する事態が発生したことを受けて、例えば、使い捨てマスクにマスクカバーを取付け、必要に応じて前記マスクカバーを洗浄するのみで、使い捨てマスクを繰り返し使用できるようにすることが考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に開示されているマスクカバーは、使い捨てマスクの表面を覆うカバー本体と、前記カバー本体裏面の左右両端部に設けられた潜通部とを備えて構成されており、前記カバー本体部の裏面に使い捨てマスクの表面を当接するとともに、前記潜通部に使い捨てマスクの左右両端部と耳掛け紐を潜通させることにより、使い捨てマスクにマスクカバーが取付けられる。
また、特許文献2に開示されているマスクカバーは、筒状に形成されたカバー本体と、前記カバー本体の左右両端部に設けられた開口部とを備えて構成されており、一方の開口部から使い捨てマスクをカバー本体内に挿入するとともに、左右の開口部から使い捨てマスクの耳掛け紐をそれぞれ引き出すことにより、使い捨てマスクにマスクカバーが取付けられる。
然るに、前記特許文献1,2に記載されているマスクカバーは、その左右両端部から引き出した使い捨てマスクの耳掛け紐を耳に掛けることにより使用者に装着されるので、前記使い捨てマスクやマスクカバーの左右両端部と使用者との間に隙間が形成され易く、この隙間から細菌やウイルス等が侵入する恐れがあった。
本考案は前記の問題点に鑑み、マスクカバーを取付けた使い捨てマスクを使用者が装着した際に、前記使い捨てマスクやマスクカバーの左右両端部と使用者との間に隙間が形成されるのを防ぐことが可能なマスクカバーの提供を目的とする。
前記の課題を解決するために、本考案のマスクカバーは、マスクの表面を覆う矩形状のカバー本体と、前記カバー本体裏面の左右両端側に上下両端部が縫着され、前記マスクの左右両端部及び耳掛け紐を挿通可能とした帯状の挿通部と、前記挿通部の外側縁部に一端が縫着され、前記縫着部分を中心として展開可能とした舌状片と、を備えて構成されている。
また、前記舌状片は、前記カバー本体裏面の左縁部及び右縁部に一端を縫着し、前記縫着部分を中心として展開可能とするようにしてもよい。
更に、カバー本体を、マスクの表面を覆う矩形状の第1カバー部材とマスクの裏面を覆う矩形状の第2カバー部材とによって筒状に形成するとともに、前記第2カバー部材の左縁部及び右縁部に舌状片の一端を縫着し、前記縫着部分を中心として展開可能とするようにしてもよい。
また、前記カバー本体はマスクよりも若干大きく形成するのが好ましく、前記挿通部及び舌状片は伸縮性に優れた生地から成るのが好ましい。更に、前記カバー本体の上下方向には、左右方向に沿って複数のプリーツを設けるようにしてもよい。
また、前記舌状片は、前記カバー本体裏面の左縁部及び右縁部に一端を縫着し、前記縫着部分を中心として展開可能とするようにしてもよい。
更に、カバー本体を、マスクの表面を覆う矩形状の第1カバー部材とマスクの裏面を覆う矩形状の第2カバー部材とによって筒状に形成するとともに、前記第2カバー部材の左縁部及び右縁部に舌状片の一端を縫着し、前記縫着部分を中心として展開可能とするようにしてもよい。
また、前記カバー本体はマスクよりも若干大きく形成するのが好ましく、前記挿通部及び舌状片は伸縮性に優れた生地から成るのが好ましい。更に、前記カバー本体の上下方向には、左右方向に沿って複数のプリーツを設けるようにしてもよい。
本考案のマスクカバーは、カバー本体裏面に設けた挿通部の外側縁部、あるいは、カバー本体の左右縁部に舌状片を縫着し、前記縫着部分を中心として展開可能としたので、前記マスクカバーを取付けた状態のマスクを使用者が装着すると、前記展開した状態の舌状片が使用者の頬部分と当接して、前記マスクやマスクカバーの左右両端部と使用者の頬部分との間に隙間が形成されるのを良好に防ぐことができる。
また、前記カバー本体をマスクよりも若干大きく形成することにより、マスクの撚れを防いで隙間が形成されるのを抑制することが可能となる。
更に、前記カバー体に複数のプリーツを設けることにより、マスクにプリーツが設けられている場合にはこれに合わせて上下方向に展開して使用者の鼻から顎にかけての部分を覆うことができるとともに、マスクにプリーツが設けられていない場合でも、マスクカバーのみを上下方向に展開して使用者の鼻から顎にかけての部分を覆うことができる。
また、前記挿通部及び舌状片を伸縮性に優れた生地とすることにより、使用者の頬部分に対する肌触りが良くなるとともに、前記のようにプリーツを使用してマスクカバーを上下方向に展開する際に支障を来たすことがない。その上、前記舌状片を展開させた状態で使用者が装着した場合、前記舌状片がその伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して使用者の頬部分に当接させることができるとともに、息を吐き出す場合には前記舌状片が縫着部分を中心として使用者の頬部分から離れる方向に展開するので、息苦しさを感じさせることもない。
また、前記カバー本体をマスクよりも若干大きく形成することにより、マスクの撚れを防いで隙間が形成されるのを抑制することが可能となる。
更に、前記カバー体に複数のプリーツを設けることにより、マスクにプリーツが設けられている場合にはこれに合わせて上下方向に展開して使用者の鼻から顎にかけての部分を覆うことができるとともに、マスクにプリーツが設けられていない場合でも、マスクカバーのみを上下方向に展開して使用者の鼻から顎にかけての部分を覆うことができる。
また、前記挿通部及び舌状片を伸縮性に優れた生地とすることにより、使用者の頬部分に対する肌触りが良くなるとともに、前記のようにプリーツを使用してマスクカバーを上下方向に展開する際に支障を来たすことがない。その上、前記舌状片を展開させた状態で使用者が装着した場合、前記舌状片がその伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して使用者の頬部分に当接させることができるとともに、息を吐き出す場合には前記舌状片が縫着部分を中心として使用者の頬部分から離れる方向に展開するので、息苦しさを感じさせることもない。
以下、本考案を実施するための形態について、図1ないし図10を参照しながら具体的に説明する。
図1は不織布からなる所謂使い捨てマスク(以下、単にマスクという)の一例を示し、前記マスク1は、例えば矩形状に形成された複数枚の不織布を積層して成るマスク本体11と、前記マスク本体11の左右両端部に設けられたゴム等伸縮性を有する部材からなる耳掛け紐12とを備えている。
なお、前記マスク本体11の上下方向には左右方向に沿って複数のプリーツ13が設けられており、必要に応じて上下方向へ展開可能となっている。また、前記マスク本体11の上部側には左右方向に沿ってノーズバンド14が設けられている。
図1は不織布からなる所謂使い捨てマスク(以下、単にマスクという)の一例を示し、前記マスク1は、例えば矩形状に形成された複数枚の不織布を積層して成るマスク本体11と、前記マスク本体11の左右両端部に設けられたゴム等伸縮性を有する部材からなる耳掛け紐12とを備えている。
なお、前記マスク本体11の上下方向には左右方向に沿って複数のプリーツ13が設けられており、必要に応じて上下方向へ展開可能となっている。また、前記マスク本体11の上部側には左右方向に沿ってノーズバンド14が設けられている。
図2は本考案における第1の実施形態に係るマスクカバーを示し、前記マスクカバー2は、マスク本体11の表面を覆う矩形状のカバー本体21と、前記カバー本体21裏面の左右両端側に設けた帯状の挿通部22L,22Rと、前記挿通部22L,22Rに一端を縫着した円弧状の舌状片23とを備えて構成されている。
前記カバー本体21は、例えばポリエステル等の合成繊維からなり、大きさはマスク本体11よりも若干(例えば3〜5mm程度)大きく形成されている。また、上下方向には左右方向に沿って前記マスク本体11と同様に複数のプリーツ24が設けられており、前記マスク本体11に合わせて上下方向へ展開可能となっている。
前記挿通部22L,22Rは、例えば伸縮性に優れたメリヤス生地等からなり、前記カバー本体21の左右両端部からやや内側の位置において、その上下両端部が前記カバー本体21の上縁部及び下縁部に縫着され、前記カバー本体21との間にはマスク本体11の左右両端部及び耳掛け紐12を挿通可能な空隙25が形成されている。
前記舌状片23は、例えば挿通部22L,22Rと同様に伸縮性に優れたメリヤス生地等からなり、その直線状の一端が前記挿通部22Lの左縁部及び挿通部22Rの右縁部に縫着され、常時はその伸縮性を利用して前記挿通部22L,22Rと重なった状態になっているとともに、必要に応じて前記縫着部分を中心として図2に矢印で示す方向(外側)へ展開可能となっている。
前記カバー本体21は、例えばポリエステル等の合成繊維からなり、大きさはマスク本体11よりも若干(例えば3〜5mm程度)大きく形成されている。また、上下方向には左右方向に沿って前記マスク本体11と同様に複数のプリーツ24が設けられており、前記マスク本体11に合わせて上下方向へ展開可能となっている。
前記挿通部22L,22Rは、例えば伸縮性に優れたメリヤス生地等からなり、前記カバー本体21の左右両端部からやや内側の位置において、その上下両端部が前記カバー本体21の上縁部及び下縁部に縫着され、前記カバー本体21との間にはマスク本体11の左右両端部及び耳掛け紐12を挿通可能な空隙25が形成されている。
前記舌状片23は、例えば挿通部22L,22Rと同様に伸縮性に優れたメリヤス生地等からなり、その直線状の一端が前記挿通部22Lの左縁部及び挿通部22Rの右縁部に縫着され、常時はその伸縮性を利用して前記挿通部22L,22Rと重なった状態になっているとともに、必要に応じて前記縫着部分を中心として図2に矢印で示す方向(外側)へ展開可能となっている。
図3はマスク1にマスクカバー2を取付けた状態を示す。
図3に示すように、マスク1の左右両端部は、マスクカバー2のカバー本体21とその裏面に設けた帯状の挿通部22L,22Rとの間に形成された空隙25に挿通されるとともに、前記マスク1の左右両端部に設けた耳掛け紐12は前記挿通部22L,22Rから外側に引き出された状態となっている。
なお、マスク1にマスクカバー2を取付ける場合は、例えば前記マスク1を図3に示す矢印方向(右方向)からマスクカバー2のカバー本体21と挿通部22L,22Rとの間に形成された空隙25に挿通するようにしてもよいし、前記マスク1の表面をマスクカバー2の裏面に当接させた状態で、前記マスク1の左右両端部をそれぞれ前記マスクカバー2のカバー本体21と挿通部22L,22Rとの間に形成された空隙25に挿通するようにしてもよい。
図3に示すように、マスク1の左右両端部は、マスクカバー2のカバー本体21とその裏面に設けた帯状の挿通部22L,22Rとの間に形成された空隙25に挿通されるとともに、前記マスク1の左右両端部に設けた耳掛け紐12は前記挿通部22L,22Rから外側に引き出された状態となっている。
なお、マスク1にマスクカバー2を取付ける場合は、例えば前記マスク1を図3に示す矢印方向(右方向)からマスクカバー2のカバー本体21と挿通部22L,22Rとの間に形成された空隙25に挿通するようにしてもよいし、前記マスク1の表面をマスクカバー2の裏面に当接させた状態で、前記マスク1の左右両端部をそれぞれ前記マスクカバー2のカバー本体21と挿通部22L,22Rとの間に形成された空隙25に挿通するようにしてもよい。
図4はマスクカバー2を取付けたマスク1を使用者Uが装着した状態を示す。
図4に示すように、マスク1及びマスクカバー2を上下方向に展開して鼻から顎にかけての部分を覆うとともに、左右方向の端部により頬部分を覆った状態で、耳掛け紐12を耳に掛けることにより、使用者Uは前記マスク1を装着することができる。
この際、マスクカバー2の裏面に設けた挿通部22L,22R及び舌状片23は伸縮性に優れているため、前記ようにマスク1及びマスクカバー2を上下方向に展開する場合にも支障を来たすことがない。また、前記舌状片23を挿通部22L,22Rとの縫着部分を中心として外側に展開した状態で装着すると、前記挿通部22L,22Rはその伸縮性を利用して頬部分によってマスク1側に押圧され、前記マスク1との間に形成される隙間を塞ぐように作用するとともに、前記舌状片23はその伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して頬部分に当接し、かつ、耳掛け紐12によって頬部分に押圧されることで、前記マスク1及びマスクカバー2における左右両端部と頬部分との間に形成される隙間を塞ぐように作用するので、前記隙間から細菌やウイルス等が侵入するのを防ぐことができる。
図4に示すように、マスク1及びマスクカバー2を上下方向に展開して鼻から顎にかけての部分を覆うとともに、左右方向の端部により頬部分を覆った状態で、耳掛け紐12を耳に掛けることにより、使用者Uは前記マスク1を装着することができる。
この際、マスクカバー2の裏面に設けた挿通部22L,22R及び舌状片23は伸縮性に優れているため、前記ようにマスク1及びマスクカバー2を上下方向に展開する場合にも支障を来たすことがない。また、前記舌状片23を挿通部22L,22Rとの縫着部分を中心として外側に展開した状態で装着すると、前記挿通部22L,22Rはその伸縮性を利用して頬部分によってマスク1側に押圧され、前記マスク1との間に形成される隙間を塞ぐように作用するとともに、前記舌状片23はその伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して頬部分に当接し、かつ、耳掛け紐12によって頬部分に押圧されることで、前記マスク1及びマスクカバー2における左右両端部と頬部分との間に形成される隙間を塞ぐように作用するので、前記隙間から細菌やウイルス等が侵入するのを防ぐことができる。
次に、本考案における第2の実施形態に係るマスクカバーについて、図5ないし図7を参照しながら説明する。
図5は本考案における第2の実施形態に係るマスクカバーを示し、前記マスクカバー2Aは、マスク本体11の表面を覆う第1カバー部材21A1と、マスク本体11の裏面を覆う第2カバー部材21A2とを有する筒状に形成されたカバー本体21Aと、前記カバー体21Aの第2カバー部材21A2の左右両端部に設けた円弧状の舌状片23Aとを備えて構成されている。
前記カバー本体21Aを構成する第1カバー部材21A1及び第2カバー部材21A2は、例えばポリエステル等の合成繊維からなり、大きさはマスク本体11よりも若干(例えば3〜5mm程度)大きく形成されている。また、上下方向には左右方向に沿って前記マスク本体11と同様に複数のプリーツ24Aが設けられており、前記マスク本体11に合わせて上下方向へ展開可能となっている。そして、例えば前記第1カバー部材21A1と第2カバー部材21A2とを重ね合わせ、その上縁部同士及び下縁部同士をそれぞれ縫着し、かつ、左右両端部を縫着することなく開口部とすることにより、前記カバー体21Aはマスク1を挿通可能な空隙25Aを設けた筒状に形成される。
前記舌状片23Aは、例えば伸縮性に優れたメリヤス生地等からなり、その直線状の一端が前記第2カバー部材21A2の左縁部及び右縁部に縫着され、常時はその伸縮性を利用して前記第2カバー部材21A1と重なった状態になっているとともに、必要に応じて前記縫着部分を中心として図5に矢印で示す方向(外側)へ展開可能となっている。
図5は本考案における第2の実施形態に係るマスクカバーを示し、前記マスクカバー2Aは、マスク本体11の表面を覆う第1カバー部材21A1と、マスク本体11の裏面を覆う第2カバー部材21A2とを有する筒状に形成されたカバー本体21Aと、前記カバー体21Aの第2カバー部材21A2の左右両端部に設けた円弧状の舌状片23Aとを備えて構成されている。
前記カバー本体21Aを構成する第1カバー部材21A1及び第2カバー部材21A2は、例えばポリエステル等の合成繊維からなり、大きさはマスク本体11よりも若干(例えば3〜5mm程度)大きく形成されている。また、上下方向には左右方向に沿って前記マスク本体11と同様に複数のプリーツ24Aが設けられており、前記マスク本体11に合わせて上下方向へ展開可能となっている。そして、例えば前記第1カバー部材21A1と第2カバー部材21A2とを重ね合わせ、その上縁部同士及び下縁部同士をそれぞれ縫着し、かつ、左右両端部を縫着することなく開口部とすることにより、前記カバー体21Aはマスク1を挿通可能な空隙25Aを設けた筒状に形成される。
前記舌状片23Aは、例えば伸縮性に優れたメリヤス生地等からなり、その直線状の一端が前記第2カバー部材21A2の左縁部及び右縁部に縫着され、常時はその伸縮性を利用して前記第2カバー部材21A1と重なった状態になっているとともに、必要に応じて前記縫着部分を中心として図5に矢印で示す方向(外側)へ展開可能となっている。
図6はマスク1にマスクカバー2Aを取付けた状態を示す。
マスク1にマスクカバー2Aを取付ける場合は、例えば図6に矢印で示す方向(右方向)からマスク1を、マスクカバー2Aのカバー本体21Aを構成する第1カバー部材21A1と第2カバー部材21A2との間に形成される空隙25Aに挿通し、その一方の耳掛け紐12をマスクカバー2Aの左端側から引き出すとともに、他方の耳掛け紐12をマスクカバー2Aの右端側から引き出すようにすればよい。
マスク1にマスクカバー2Aを取付ける場合は、例えば図6に矢印で示す方向(右方向)からマスク1を、マスクカバー2Aのカバー本体21Aを構成する第1カバー部材21A1と第2カバー部材21A2との間に形成される空隙25Aに挿通し、その一方の耳掛け紐12をマスクカバー2Aの左端側から引き出すとともに、他方の耳掛け紐12をマスクカバー2Aの右端側から引き出すようにすればよい。
図7はマスクカバー2Aを取付けたマスク1を使用者Uが装着した状態を示す。
図7に示すように、前記マスク1及びマスクカバー2Aを上下方向に展開して鼻から顎にかけての部分を覆うとともに、左右方向の端部により頬部分を覆った状態で、耳掛け紐12を耳に掛けることにより、使用者Uは前記マスク1を装着することができる。
この際、マスクカバー2Aの第2カバー部材21A2に設けた舌状片23Aは伸縮性に優れているため、前記ようにマスク1及びマスクカバー2Aを上下方向に展開する場合にも支障を来たすことがない。また、前記舌状片23Aを第2カバー部材21A2との縫着部分を中心として外側に展開した状態で装着すると、前記舌状片23Aはその伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して頬部分に当接するとともに、前記舌状片23を耳掛け紐12によって頬部分に押圧することで、前記マスクカバー2Aの左右両端部と頬部分との間に形成される隙間を塞ぐように作用するので、前記隙間から細菌やウイルス等が侵入するのを防ぐことができる。
図7に示すように、前記マスク1及びマスクカバー2Aを上下方向に展開して鼻から顎にかけての部分を覆うとともに、左右方向の端部により頬部分を覆った状態で、耳掛け紐12を耳に掛けることにより、使用者Uは前記マスク1を装着することができる。
この際、マスクカバー2Aの第2カバー部材21A2に設けた舌状片23Aは伸縮性に優れているため、前記ようにマスク1及びマスクカバー2Aを上下方向に展開する場合にも支障を来たすことがない。また、前記舌状片23Aを第2カバー部材21A2との縫着部分を中心として外側に展開した状態で装着すると、前記舌状片23Aはその伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して頬部分に当接するとともに、前記舌状片23を耳掛け紐12によって頬部分に押圧することで、前記マスクカバー2Aの左右両端部と頬部分との間に形成される隙間を塞ぐように作用するので、前記隙間から細菌やウイルス等が侵入するのを防ぐことができる。
なお、本考案におけるマスクカバー2,2Aは、前記構造に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、第1の実施形態に係るマスクカバー2においては、舌状片23の直線状の一端を挿通部22の外側縁部に縫着するようにしているが、これに代えて、図8,9に示すように、舌状片23の直線状の一端をマスク本体21裏面の左縁部及び右縁部に縫着するようにしてもよい。この際、前記舌状片23は、常時その伸縮性を利用して自由端である円弧状の他端部が、図8,9に示すように挿通部22L,22Rと重なった状態となっているとともに、必要に応じて前記縫着部分を中心として図8に矢印で示す方向(外側)へ展開可能となっている。また、前記舌状片23の上下方向の寸法はカバー本体21の上下方向の寸法よりも短く設定し、図9に示すように、マスクカバー2をマスク1に取付けた際に、前記マスク1の左右両端部に設けた耳掛け紐12の内側に位置させる。図10に示すように、前記マスクカバー2を取付けたマスク1を使用者Uが装着すると、前記舌状片23は、その伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して頬部分に当接し、前記マスク1及びマスクカバー2における左右両端部と頬部分との間に形成される隙間を塞ぐように作用するので、前記隙間から細菌やウイルス等が侵入するのを防ぐことができる。
例えば、第1の実施形態に係るマスクカバー2においては、舌状片23の直線状の一端を挿通部22の外側縁部に縫着するようにしているが、これに代えて、図8,9に示すように、舌状片23の直線状の一端をマスク本体21裏面の左縁部及び右縁部に縫着するようにしてもよい。この際、前記舌状片23は、常時その伸縮性を利用して自由端である円弧状の他端部が、図8,9に示すように挿通部22L,22Rと重なった状態となっているとともに、必要に応じて前記縫着部分を中心として図8に矢印で示す方向(外側)へ展開可能となっている。また、前記舌状片23の上下方向の寸法はカバー本体21の上下方向の寸法よりも短く設定し、図9に示すように、マスクカバー2をマスク1に取付けた際に、前記マスク1の左右両端部に設けた耳掛け紐12の内側に位置させる。図10に示すように、前記マスクカバー2を取付けたマスク1を使用者Uが装着すると、前記舌状片23は、その伸縮性により元の状態に復帰しようとするのを利用して頬部分に当接し、前記マスク1及びマスクカバー2における左右両端部と頬部分との間に形成される隙間を塞ぐように作用するので、前記隙間から細菌やウイルス等が侵入するのを防ぐことができる。
また、第2の実施形態に係るマスクカバー2Aにおいては、第1カバー部材21A1及び第2カバー部材21A2を重ね合わせ、その上縁部同士及び下縁部同士をそれぞれ縫着することにより、カバー本体21Aを筒状に形成しているが、前記第1カバー部材21A1及び第2カバー部材21A2を一連に形成し、中心部で折り曲げた状態で端部同士を縫着することによりカバー本体21Aを筒状に形成するようにしてもよい。
更に、マスクカバー2,2Aのカバー本体21,21Aに設けられるプリーツ24,24Aの数は適宜変更可能であるとともに、前記カバー本体21,21Aには文字や図形等のデザインを施したり、フリル等の装飾を施したり、カラー生地を使用したりするようにしてもよい。また、挿通部22L,22R及び舌状片23,23Aの素材としてメリヤス生地を一例として記載しているが、伸縮性に優れた生地であればこれに限定されるものではない。
1 マスク
11 マスク本体
12 耳掛け紐
13 プリーツ
14 ノーズバンド
2,2A マスクカバー
21,21A カバー本体
21A1 第1カバー部材
21A2 第2カバー部材
22L,22R 挿通部
23,23A 舌状片
24,24A プリーツ
25,25A 空隙
11 マスク本体
12 耳掛け紐
13 プリーツ
14 ノーズバンド
2,2A マスクカバー
21,21A カバー本体
21A1 第1カバー部材
21A2 第2カバー部材
22L,22R 挿通部
23,23A 舌状片
24,24A プリーツ
25,25A 空隙
Claims (6)
- マスクの表面を覆う矩形状のカバー本体と、
前記カバー本体裏面の左右両端側に上下両端部が縫着され、前記マスクの左右両端部及び耳掛け紐を挿通可能とした帯状の挿通部と、
前記挿通部の外側縁部に一端が縫着され、前記縫着部分を中心として展開可能とした舌状片と、
を備えたことを特徴とするマスクカバー。 - マスクの表面を覆う矩形状のカバー本体と、
前記カバー本体裏面の左右両端側に上下両端部が縫着され、前記マスクの左右両端部及び耳掛け紐を挿通可能とした帯状の挿通部と、
前記カバー本体裏面の左縁部及び右縁部に一端が縫着され、前記縫着部分を中心として展開可能とした舌状片と、
を備えたことを特徴とするマスクカバー。 - マスクの表面を覆う矩形状の第1カバー部材と、マスクの裏面を覆う矩形状の第2カバー部材とを有して筒状に形成されたカバー本体と、
前記第2カバー部材の左縁部及び右縁部に一端が縫着され、前記縫着部分を中心として展開可能とした舌状片と、
を備えたことを特徴とするマスクカバー。 - 前記カバー本体はマスクよりも若干大きく形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマスクカバー。
- 前記カバー本体の上下方向には、左右方向に沿って複数のプリーツが設けされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のマスクカバー。
- 前記挿通部及び舌状片は伸縮性に優れた生地から成ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマスクカバー。
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