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JP3231046U - バリ取り及び面取り工具 - Google Patents

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JP3231046U
JP3231046U JP2020004858U JP2020004858U JP3231046U JP 3231046 U JP3231046 U JP 3231046U JP 2020004858 U JP2020004858 U JP 2020004858U JP 2020004858 U JP2020004858 U JP 2020004858U JP 3231046 U JP3231046 U JP 3231046U
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JP
Japan
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deburring
chamfering
polishing pad
rubber base
metal plate
Prior art date
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Active
Application number
JP2020004858U
Other languages
English (en)
Inventor
裕一 市口
裕一 市口
Original Assignee
株式会社イチグチ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イチグチ filed Critical 株式会社イチグチ
Priority to JP2020004858U priority Critical patent/JP3231046U/ja
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Publication of JP3231046U publication Critical patent/JP3231046U/ja
Active legal-status Critical Current
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Abstract

【課題】ドリル加工した金属板の孔の周囲のバリ取りや面取りを行う際に、騒音が小さく、大きな力を必要とせず、振動も小さくて作業員の負担が少ない、バリ取り及び面取り工具を提供する。【解決手段】底面に回転工具取付け部5を備える円すい形のゴム製基盤4の外周面に、研磨布6を、砥粒面を外側にして複数層貼り合わせてバリ取り及び面取り工具1を構成する。金属板のドリル孔の端面のバリ取り及び面取りを行う際に、金属板のドリル孔の端面の周囲に押し付けても、ゴム製基盤4と研磨布6の弾力性により、金属板との当たりが、超硬材よりも優しくて、音も小さく、振動も小さくなり、作業員の負担を軽減することができる。【選択図】図2

Description

この考案は、ハンドグラインダーなどの回転工具のスピンドルに取付け、ドリル加工した金属板の孔の周囲のバリ取り及び面取りに使用する工具に関する。
従来、ドリル加工した金属板の孔の周囲のバリ取りや面取りは、例えば、図7に示すように、ハンドグラインダーなどの回転工具のスピンドルに取付けた、円すい形状の超硬材からなるバリ取り及び面取り工具10を、金属板11のドリル孔11aの端面の周囲に押し当てることにより行っている。(特許文献1、特許文献2)
特開2019−198937 特開2017−113865
ところが、従来のバリ取り及び面取り工具は、超硬材からなる円すい形状の円すい面に形成した切れ刃又はやすり部を金属板11のドリル孔11aに当てる構造であるため、当てる際の衝突音が大きく、騒音の問題が生じる。
また、超硬材を金属板に当てる際は、力を必要とし、振動も大きく、このため作業員の負担が大きいという問題もあった。
そこで、この考案は、ドリル加工した金属板の孔の周囲のバリ取りや面取りを行う際に、騒音が小さく、大きな力を必要とせず、振動も小さくて作業員の負担が少ない、バリ取り及び面取り工具を提供しようとするものである。
この考案に係るバリ取り及び面取り工具は、上記の課題を解決するために、底面に回転工具取付け部を備える円すい形のゴム製基盤の外周面に、研磨布を、砥粒面を外側にして複数層貼り合わせたことを特徴とする。
複数層の各層の研磨布は、裾拡がりの略三角形の研磨布片が、周方向に筋状の空間を空けて並ぶ花弁形状に形成されている。
上記花弁形状の筋状の空間は、複数層の各層で周方向にずらした位置に設けることが好ましい。
上記円すい形のゴム製基盤と、このゴム製基盤の外周面に貼り合わせた複数層の研磨布の中心軸に、貫通孔を設けることが好ましい。
各層の研磨布を貼り合わせる接着剤としては、エポキシ接着剤を採用することができる。
ゴム製基盤の材質としては、ニトリルゴムを使用することができる。
この考案のバリ取り及び面取り工具は、底面に回転工具取付け部を備える円すい形のゴム製基盤の外周面に、研磨布を、砥粒面を外側にして複数層貼り合わせたものであるから、金属板のドリル孔の端面のバリ取り及び面取りを行う際に、金属板のドリル孔の端面の周囲に押し付けても、ゴム製基盤と研磨布の弾力性により、金属板との当たりが、超硬材よりも優しくて、音も小さく、振動も小さいので、作業員の負担が少ない。
また、ゴム製基盤の外周面に貼り合わされた研磨布は、周方向に筋状の空間を空けて裾拡がりの略三角形の研磨布片が並ぶので、略三角形の研磨布片の間の筋状の空間が研磨粉の排出通路及び冷却空間になるため、研磨粉による目詰まりと発熱による焼き付きが抑えられる。
また、周方向に筋状の空間を空けて裾拡がりの略三角形の研磨布片が並ぶので、研磨布片の角部が加工面に当たるため、研磨効率が良好である。
上記略三角形の研磨布片の間に位置する筋状の空間を上下の層で周方向に重ならないようにずらすことによって研磨布の各層間における強度のばらつきを抑制することができる。
この考案に係るバリ取り及び面取り工具の一例を示す斜視図である。 図1のバリ取り及び面取り工具の中央縦断面図である。 図1のバリ取り及び面取り工具に貼り合わされる前の研磨布を示す平面図である。 図1のバリ取り及び面取り工具の分解斜視図である。 図1のバリ取り及び面取り工具に、回転工具の回転軸取付けアダプターを装着する状態を示す斜視図である。 図1のバリ取り及び面取り工具を使用し、金属板のドリル孔の端面の周囲に押し付け、金属板のドリル孔の端面のバリ取り及び面取りを行う状態を示す側面図である。 従来の超硬材製のバリ取り及び面取り工具を使用し、金属板のドリル孔の端面の周囲に押し付け、金属板のドリル孔の端面のバリ取り及び面取りを行う状態を示す側面図である。
この考案の実施形態を、図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この考案に係るバリ取り及び面取り工具の一例を示す斜視図である。
この考案のバリ取り及び面取り工具1は、図6に示すように、ハンドグラインダーなどの回転工具の回転軸(図示省略)に、回転軸取付けアダプター2を介して取り付けて、金属板3のドリル孔3aの端面の周囲に押し付けることにより、金属板3のドリル孔3aの端面のバリ取り及び面取りを行う工具である。
この考案のバリ取り及び面取り工具1は、円すい形のゴム製基盤4の外周面に、研磨布を、砥粒面を外側にして複数層貼り合わせたものである。ゴム製基盤4の底面には、底面に回転工具の回転軸に取付ける際に使用する回転工具取付け部5を備え、この実施形態では、回転工具取付け部5をゴム製基盤4に爪ナットを埋め込んで構成している。
上記複数層の各層の研磨布6は、図3に示すように、円形中心部6aを中心にして、裾拡がりの略三角形の研磨布片6bが、周方向に筋状の空間6cを空けて放射状に並ぶ花弁形状に形成され、図4に示すように、ゴム製基盤4の外周面に添わせて順次貼り合わされている。
円すい形のゴム製基盤4の中心軸には、貫通孔4aを中心軸に沿って設けている。また、花弁形状の研磨布6の円形中心部6aの中心にも貫通孔6dを設けている。
ゴム製基盤4の外周部に、花弁形状の研磨布6を貼り合わせる際には、ゴム製基盤4の中心軸の貫通孔4aに治具を立てて、この治具を、花弁形状の研磨布6の円形中心部6aの貫通孔6dに挿し込むことにより、ゴム製基盤4と花弁形状の研磨布6との位置合わせを行っている。
上記ゴム製基盤4の外周部に貼り合わされた複数層の研磨布6は、花弁形状の筋状の空間6cが、複数層の上下の層で重ならないように、周方向にずらして貼り合わされている。
各層の研磨布6を貼り合わせる接着剤としては、エポキシ接着剤を使用することができる。
また、ゴム製基盤4は、例えば、ニトリルゴムを使用することができる。
以上のように、この考案のバリ取り及び面取り工具は、底面に回転工具取付け部5を備える円すい形のゴム製基盤4の外周面に、研磨布6を、砥粒面を外側にして複数層貼り合わせたものであるから、金属板3のドリル孔3aの端面のバリ取り及び面取りを行う際に、金属板3のドリル孔3aの端面の周囲に押し付けても、ゴム製基盤4と研磨布6の弾力性により、金属板3との当たりが、超硬材よりも優しくて、音も小さく、振動も小さいので、作業員の負担が少ない。
また、ゴム製基盤4の外周面に貼り合わされた研磨布6は、周方向に筋状の空間6cを空けて裾拡がりの略三角形の研磨布片6bが並ぶので、略三角形の研磨布片6bの間の筋状の空間6cが研磨粉の排出通路及び冷却空間になるため、研磨粉による目詰まりと発熱による焼き付きが抑えられる。
また、周方向に筋状の空間6cを空けて裾拡がりの略三角形の研磨布片6bが並ぶので、研磨布片6bの角部が加工面に当たるため、研磨効率が良好である。
上記略三角形の研磨布片6bの間に位置する筋状の空間6cを上下の層で周方向に重ならないようにずらすことによって研磨布6の各層間における強度のばらつきが抑制される。
1 :バリ取り及び面取り工具
4 :ゴム製基盤
4a :貫通孔
5 :回転工具取付け部
6 :研磨布
6a :円形中心部
6b :研磨布片
6c :筋状の空間
6d :貫通孔

Claims (6)

  1. 底面に回転工具取付け部を備える円すい形のゴム製基盤の外周面に、研磨布を、複数層砥粒面を外側にして貼り合わせたことを特徴とするバリ取り及び面取り工具。
  2. 複数層の各層の研磨布は、裾拡がりの略三角形の研磨布片が、周方向に筋状の空間を空けて並ぶ花弁形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のバリ取り及び面取り工具。
  3. 上記花弁形状の筋状の空間が、複数層の各層で周方向にずらした位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のバリ取り及び面取り工具。
  4. 上記円すい形のゴム製基盤と、このゴム製基盤の外周面に貼り合わせた複数層の研磨布の中心軸に沿って、貫通孔を備える請求項1〜3のいずれかに記載のバリ取り及び面取り工具。
  5. 各層の研磨布を貼り合わせる接着剤がエポキシ接着剤である請求項1〜4のいずれかに記載のバリ取り及び面取り工具。
  6. ゴム製基盤が、ニトリルゴムからなる請求項1〜5のいずれかに記載のバリ取り及び面取り工具。
JP2020004858U 2020-11-11 2020-11-11 バリ取り及び面取り工具 Active JP3231046U (ja)

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