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JP3227327U - クレーン装置 - Google Patents

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JP3227327U
JP3227327U JP2020001839U JP2020001839U JP3227327U JP 3227327 U JP3227327 U JP 3227327U JP 2020001839 U JP2020001839 U JP 2020001839U JP 2020001839 U JP2020001839 U JP 2020001839U JP 3227327 U JP3227327 U JP 3227327U
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Japan
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boom
telescopic
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drive mechanism
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JP2020001839U
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雅彦 川越
雅彦 川越
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Tadano Ltd
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Tadano Ltd
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Abstract

【課題】伸縮ブームを分割する作業の作業効率を向上させることのできるクレーン装置を提供する。【解決手段】操作部33b1が、ブーム部材の外面の近傍に配置されている。これにより、伸縮ブーム21を分割する作業を行う作業者が、容易に工具Tの先端部を操作部33b1に係合させることが可能となるので、伸縮ブーム21を分割する作業の作業効率を向上させることが可能となる。【選択図】図3

Description

本考案は、例えば、複数のブーム部材を有し、互いに隣り合うブーム部材の位置を変更することによって伸縮動作が可能な伸縮ブームを備えたクレーン装置に関するものである。
従来のクレーン装置としては、複数のブーム部材を有し、互いに隣り合うブーム部材の位置を変更することによって伸縮動作が可能な伸縮ブームを備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
前記クレーン装置は、隣り合うブーム部材同士を連結するブーム連結ピンと、ブーム連結ピンによるブーム部材の同士の連結と連結の解除とを切り替えるピン駆動機構と、を備えている。
前記クレーン装置は、保管場所と作業場所との間の移動に一般の道路を使用する場合やメンテナンスを行う場合に、伸縮ブームを分割する必要が生じる場合がある。
前記クレーン装置では、例えば伸縮ブームを二分割する場合に、作業者がピン駆動機構を手動で駆動させてブーム連結ピンを動かして、隣り合うブーム部材同士の連結を解除し、伸縮ブームを二つの部材に分割している。
特開2019−142620号公報
伸縮ブームを分割する作業を行う作業者は、例えばハンドルレンチ等の工具の先端側をブーム部材の外面に設けられた開口から挿入し、ピン駆動機構に設けられた例えば六角柱状の操作部に工具の先端部を係合させて、ピン駆動機構を操作している。操作部は、ブーム部材の横断面における中央部側に位置しており、ブーム部材の外面から離間した配置となっている。このため、作業者は、工具の先端部を操作部に係合させる作業が困難であり、伸縮ブームを分割する作業の作業効率が低下するおそれがある。
本考案の目的とするところは、伸縮ブームを分割する作業の作業効率を向上させることのできるクレーン装置を提供することにある。
本考案は、前記目的を達成するために、複数のブーム部材を有し、互いに隣り合う前記ブーム部材の位置を変更することにより伸縮長さの変更が可能な伸縮ブームを備えたクレーン装置であって、隣り合う前記ブーム部材同士を連結するブーム間連結ピンと、前記ブーム間連結ピンによる前記ブーム部材同士の連結と連結の解除とを切り替えるピン駆動機構と、を備え、前記ピン駆動機構は、前記ブーム間連結ピンによる隣り合う前記ブーム部材同士の連結を、作業者が手動で解除する際に操作する操作部を有し、前記操作部は、前記ブーム部材の外面の近傍に配置されている。
これにより、ブーム部材の外面の近傍に配置された操作部に工具の先端部を係合させることで、ピン駆動機構の操作が可能となる。
本考案によれば、伸縮ブームを分割する作業を行う作業者が、容易に工具の先端部を操作部に係合させることが可能となるので、伸縮ブームを分割する作業の作業効率を向上させることが可能となる。
本考案の一実施形態を示す移動式クレーンの側面図である。 伸縮ブームの側面図である。 図2のA−A断面図である。
図1乃至図3は、本考案の一実施形態を示すものである。
本考案のクレーン装置を有する移動式クレーン1は、図1に示すように、一般の道路や作業エリア内を走行するための車体10と、クレーン作業を行うためのクレーン装置20と、を備えている。
車体10は、車輪11を有し、エンジンを動力源として走行する。また、車体10の前側及び後側の左右両側には、クレーン作業時に車体10を持ち上げて支持するためのアウトリガ12が設けられている。
クレーン装置20は、車体10に対して起伏自在に設けられると共に伸縮自在な伸縮ブーム21と、クレーン装置20によるクレーン作業の操作を行うためのキャブ22と、を有している。伸縮ブーム21及びキャブ22は、車体10に対して水平方向に旋回可能な旋回台40に支持され、旋回台40の幅方向一方にクレーン装置20が配置され、幅方向他方にキャブ22が配置されている。
伸縮ブーム21は、複数のブーム部材21a,21b,21c,21d,21e,21f(以降、21a〜fと記載する)を有し、ブーム部材21a〜eの内部に先端側に隣り合うブーム部材21b〜fが出没自在に収納されるテレスコープ式である。本実施形態の伸縮ブーム21は、基端側から順に、ベースブーム21a、セカンドブーム21b、サードブーム21c、フォースブーム21d、フィフスブーム21e、トップブーム21fからなる6段式ブームである。
ベースブーム21aは、基端部が旋回台40に揺動自在に連結されている。ベースブーム21aと旋回台40との間には、油圧式の起伏シリンダ23が連結されている。伸縮ブーム21は、起伏シリンダの伸縮動作によって、起伏動作を行う。
伸縮ブーム21は、ブーム伸縮機構30によって伸縮動作を行う。
ブーム伸縮機構30は、図2及び図3に示すように、ベースブーム21aを除くブーム部材21b〜fを移動させるための伸縮シリンダ31と、ベースブーム21aを除くブーム部材21b〜fと伸縮シリンダ31とを係脱可能に連結するためのシリンダ・ブーム連結機構32と、ブーム部材21a〜eと先端側に隣り合うブーム部材21b〜fとを互いに係脱可能に連結するためのブーム間連結機構33と、を有している。
伸縮シリンダ31は、図2に示すように、シリンダチューブ31aとピストンロッド31bとを有し、油圧ポンプから吐出された作動油によって伸縮動作を行う。伸縮シリンダ31は、ベースブーム21a内においてピストンロッド31b側の端部がベースブーム21aの基端部に連結されており、シリンダチューブ31aがピストンロッド31bに対して移動する。
シリンダ・ブーム連結機構32は、図3に示すように、伸縮シリンダ31のシリンダチューブ31aの外周部に設けられ、ベースブーム21aを除くブーム部材21b〜fに係合可能な一対のシリンダピン32aと、一対のシリンダピン32aをベースブーム21aを除くブーム部材21b〜fの凹部32bに対して係脱させる動作を行うための例えば油圧シリンダ等の図示しないシリンダ・ブーム連結切替アクチュエータと、を有している。
ブーム間連結機構33は、図3に示すように、ベースブーム21aを除くブーム部材21b〜fそれぞれの基端側に設けられ、隣り合うブーム部材21a〜f同士を連結するための一対のブーム間連結ピン33aと、一対のブーム間連結ピン33aのそれぞれをブーム部材21a〜fの幅方向に移動させることによって、一対のブーム間連結ピン33aによるブーム部材21a〜f同士の連結と連結の解除とを切り替えるためのピン駆動機構33bと、基端側に位置するブーム部材21a〜eに設けられ、一対のブーム間連結ピン33aが嵌合可能なピン係合孔33cと、を有している。
一対のブーム間連結ピン33aは、それぞれ円柱形状の部材からなる。一対のブーム間連結ピン33aは、ブーム部材21b〜fの幅方向両側において、円柱形状の中心軸を幅方向に向けた姿勢で、ブーム部材21b〜fの幅方向に移動自在に配置されている。
ピン駆動機構33bは、ブーム部材21b〜fの内側における一対のブーム間連結ピン33aの間に配置されている。ピン駆動機構33bは、例えばボールネジ等、回転運動を直線運動に変換する機構を有し、電動駆動または油圧駆動の図示しないアクチュエータにより、一対のブーム間連結ピン33aをそれぞれブーム部材21b〜fの幅方向に移動させる。また、ピン駆動機構33bには、作業者がハンドルレンチ等の工具Tを用いることによって、一対のブーム間連結ピン33aを手動でブーム部材21b〜fの幅方向に移動させる操作を入力するための操作部33b1が設けられている。
操作部33b1は、一端がピン駆動機構33bに連結されてピン駆動機構33bからブーム部材21b〜fの外側面に向かって延びる棒状部材33b2の他端に設けられている。操作部33b1は、ブーム部材21b〜fの外側面から突出しており、作業者が使用する工具Tの先端部に設けられた凹部に嵌合する六角柱状に形成されている。棒状部材33b2の一端側には、棒状部材33b2の回転運動をピン駆動機構33bに伝達するための歯車33b3が設けられている。棒状部材33b2の他端側は、ブーム部材21b〜fに設けられた軸受け33b4によって回転自在に支持されている。操作部33b1は、ブーム部材21b〜fの外側面に位置しており、基端側に隣り合うブーム部材21a〜eに設けられた開口33dを介して操作可能である。操作部33b1は、ブーム部材21a〜eの外側面から例えば約40mm内側に位置している。
ピン係合孔33cは、図2に示すように、ブーム部材21a〜eのそれぞれにおける複数個所に設けられている。ピン係合孔33cは、ブーム部材21a〜eの基端側及び先端側以外に、基端側のブーム部材21a〜eに対する先端側のブーム部材21b〜fの所定の張出長さとなる位置に設けられる。
以上のように構成された移動式クレーン1は、ブーム伸縮機構30(伸縮シリンダ31、シリンダ・ブーム連結機構32及びブーム間連結機構33)を駆動させることによって、伸縮ブーム21の伸縮動作を行う。伸縮ブーム21は、伸長動作を行う場合に、基端側に位置するブーム部材21a〜eに収納されている状態のブーム部材21b〜fのうち、最先端側に位置するブーム部材から順に移動させる。また、伸縮ブーム21は、縮小動作を行う場合に、基端側に位置するブーム部材21a〜eから張り出しているブーム部材21b〜fのうち、最基端側に位置するブーム部材から順に移動させる。
また、移動式クレーン1は、保管場所と作業場所との間の移動時において、伸縮ブーム21を取り外した車体10を走行させ、伸縮ブーム21を二分割してそれぞれをトレーラ等の搬送用車両によって搬送する場合がある。
伸縮ブーム21を二分割する場合に、クレーン装置20のオペレータは、サードブーム21cに対してフォースブーム21dを所定の伸縮位置まで移動させる。伸縮ブーム21の所定の伸縮位置は、サードブーム21cの開口33dの内側に、フォースブーム21dの外側面から突出する操作部33b1が配置される伸縮位置である。このとき、操作部33b1は、サードブーム21cの外側面の近傍(外側面よりも僅かに内側)に位置している。また、伸縮ブーム21を二分割する作業の際には、伸縮ブーム21の先端側に位置するブーム部材21d〜fを、他のクレーン装置等によって支持した状態とする。
その後、作業者は、開口33dから工具Tの先端部を挿入し、工具Tの先端部を操作部33b1に嵌合させる。工具Tの先端部を操作部33b1に嵌合させた後、作業者は、工具Tを用いて操作部33b1を操作し、棒状部材33b2を回転させる。このとき、ピン駆動機構33bは、棒状部材33b2の回転によって駆動し、一対のブーム間連結ピン33aがフォースブーム21dの幅方向内側に移動する。これにより、伸縮ブーム21は、一対のブーム間連結ピン33aによるサードブーム21cとフォースブーム21dとの連結が解除され、二分割とすることが可能となる。
このように、本実施形態のクレーン装置によれば、操作部33b1は、ブーム部材21a〜eの外面の近傍に配置されている。
これにより、伸縮ブーム21を分割する作業を行う作業者が、容易に工具Tの先端部を操作部33b1に係合させることが可能となるので、伸縮ブーム21を分割する作業の作業効率を向上させることが可能となる。
また、操作部33b1は、一端がピン駆動機構33bに連結され、ピン駆動機構33bからブーム部材21b〜fの外面に向かって延びる棒状部材33b2の他端に設けられ、棒状部材33b2は、軸受け33b4によって他端側が支持されている。
これにより、棒状部材33b2の他端に位置する操作部33b1を操作する際における、棒状部材33b2の撓みを抑制することができるので、操作部33b1の操作性を向上させることが可能となる。また、操作部33b1を操作する際における、棒状部材33b2に作用する曲げ応力は、棒状部材33b2の他端側に主に作用することになるため、棒状部材33b2を介してピン駆動機構33bに作用する負荷を低減することができ、ピン駆動機構33bの耐久性を向上させることが可能となる。
尚、前記実施形態では、一本の伸縮シリンダによって伸縮ブーム21の伸縮動作を行うクレーン装置20を示したが、これに限られるものではない。分割可能な伸縮ブームであれば例えば、2本以上の伸縮シリンダによって伸縮動作を行うクレーン装置に対して本考案を適用することが可能である。
また、前記実施形態では、伸縮ブーム21を二分割とするようにしたものを示したが、これに限られるものではなく、三分割以上に分割可能な伸縮ブームに本考案を適用してもよい。
20…クレーン装置、21…伸縮ブーム、21a〜f…ブーム部材、33…ブーム間連結機構、33a…ブーム間連結ピン、33b…ピン駆動機構、33b1…操作部、33b2…棒状部材、33b4…軸受け。

Claims (2)

  1. 複数のブーム部材を有し、互いに隣り合う前記ブーム部材の位置を変更することにより伸縮長さの変更が可能な伸縮ブームを備えたクレーン装置であって、
    隣り合う前記ブーム部材同士を連結するブーム間連結ピンと、
    前記ブーム間連結ピンによる前記ブーム部材同士の連結と連結の解除とを切り替えるピン駆動機構と、を備え、
    前記ピン駆動機構は、前記ブーム間連結ピンによる隣り合う前記ブーム部材同士の連結を、作業者が手動で解除する際に操作する操作部を有し、
    前記操作部は、前記ブーム部材の外面の近傍に配置されている
    クレーン装置。
  2. 前記操作部は、一端が前記ピン駆動機構に連結されて前記ピン駆動機構から前記ブーム部材の外面に向かって延びる棒状部材の他端に設けられ、
    前記棒状部材は、軸受けによって他端側が支持されている
    請求項1に記載のクレーン装置。
JP2020001839U 2020-05-20 2020-05-20 クレーン装置 Active JP3227327U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023243641A1 (ja) * 2022-06-17 2023-12-21 株式会社タダノ 作業機

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