JP3226212U - 携帯用調味料セット - Google Patents
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Abstract
【課題】取出容器内に小袋を収納して外出先に持ち運ぶことができるとともに、小袋から取出容器に調味料を取り出すことで所望の食材に適量の調味料を添加することができ、食材の味を損なうことのないようにする携帯用調味料セットを提供する。【解決手段】醤油を小分けして密封状態で収納した5つの小袋1と、有底筐体の取出部21及び取出部21の上面を開閉自在に被覆する蓋部22を有する取出容器2と、を貼着した台紙3を、少なくとも前面が透明の包装ケース4内に収納した。台紙3から取り外した1つの小袋1を取出容器2に収納して携帯することで、小分けした状態の調味料を外出先に持ち運ぶことができる。【選択図】図1
Description
この考案は、醤油等の調味料を小分けして外出先に持ち運ぶことができる携帯用調味料セットに関する。
醤油等の調味料を小分けして外出先に持ち運ぶ容器として、魚型やビン型の容器が知られている。これらは可撓性を有する樹脂製の中空容器であり、容器の一端に細い筒状のノズルを形成したスポイト状を呈し、ノズルから調味料を吸い取って容器内に収容し、ノズルをキャップで塞ぐ。外出先で調味料を使用する際には、キャップを外して容器を指先で押圧することで、容器内の調味料をノズルから押し出す(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1に記載された容器では、ノズルから押し出された調味料を弁当等に収納されている食材に直接注ぐことになり、食材への調味料の添加量の調整が難しい。また、複数種の食材が接近して収納されている場合に、既に別の調味料で味付けされている食材や調味料を添加したくない食材にも容器から注がれた調味料が付着し、味が損なわれる。また、使用後の容器は、内部を洗浄することで繰り返し使用することができるが、容器内部の洗浄に際して、ノズルから吸い取った水で容器内部に付着した調味料を濯ぐことになり、十分に洗浄することが難しい。
この考案の目的は、調味料を小分けして収納した少なくとも1つの小袋と、この小袋に収納された調味料を取り出すための取出容器と、をセットにすることにより、取出容器内に小袋を収納して外出先に持ち運ぶことができるとともに、小袋から取出容器に調味料を取り出することで所望の食材のみに適量の調味料を添加することができ、食材の味を損なうことのない携帯用調味料セットを提供することにある。
この考案の携帯用調味料セットは、小袋、取出容器、包装ケースを備えている。小袋は、小分けした調味料を内部に収納する。取出容器は、上面が開放した小袋の容量よりも大きい有底筐体の取出部と、取出部の上面を開閉自在に被覆する蓋部と、を有する。包装ケースは、少なくもと1つの小袋を収納する小袋収納部と、取出容器を収納する容器収納部と、を単一面内に有する。
この構成により、包装ケース内に少なくとも1つの小袋と取出容器とが収納された状態で1つの商品として販売できる。購入者は、包装ケースから取り出した1つの小袋を取出容器内に収納して携帯することで、小分けした調味料を外出先に持ち運ぶことができる。外出先で調味料を使用する際には、取出容器から小袋を取り出した後、小袋内の調味料を取出部に取り出すことで、所望の食材のみに適量の調味料を添加することができる。
この構成において、包装ケースは、少なくとも前面が透明の偏平中空直方体形状を呈し、前面に対向して内部に収納される台紙であって、表面に少なくもと1つの小袋が貼着される小袋収納部と、取出容器が貼着される容器収納部と、を有する台紙を備えたものとすることができる。顧客が内容物を視認し易い状態で、携帯用調味料セットを販売できる。
また、包装ケースは、孔部を穿設した吊下部を背面上部に連続して形成したものとすることができる。孔部に陳列棒を貫通させることで、スペースを有効に活用して複数個の携帯用調味料セットを陳列することができる。
さらに、取出容器は、取出部に対して蓋部を着脱自在に備えることができる。調味料の使用時には、取出部から蓋部を取り外すことにより、取出部に小袋から調味料を取り出す際や食材に取出部の調味料を添加する際に蓋部が干渉することがなく、調味料を容易に使用することができる。
この考案によれば、取出容器内に小袋を収納して外出先に持ち運ぶことができるとともに、小袋から取出容器に調味料を取り出することで所望の食材のみに適量の調味料を添加することができ、食材の味を損なうことを防止できる。
以下に、この考案の実施形態に係る携帯用調味料セットについて図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、この考案の第1の実施形態に係る携帯用調味料セット10は、小袋1、取出容器2、台紙3及び包装ケース4を備えている。小袋1は、一例として樹脂フィルムを2つ折りにして対向する2側端部を熱融着させて袋状とし、この考案の調味料である醤油を開放した上端部から適量だけ注入した後、上端部を熱融着させることで、醤油を小分けして密封状態で収納している。
取出容器2は、上面が開放した小袋1の容量よりも大きい有底筐体の取出部21と、取出部21の上面を開閉自在に被覆する蓋部22と、を有し、金属薄板のプレス加工品又は樹脂成形品とすることができる。台紙3は、一例として厚紙を矩形に切断して形成され、表面の下部の容器貼着部31に取出容器2が貼着されており、表面の中間部の小袋貼着部32に一例として5つの小袋1が一部を重ねて貼着されている。
包装ケース4は、一例として、硬質透明樹脂フィルムを素材として略偏平中空直方体形状に形成されている。包装ケース4は、背面42を除く5面のうち最大面積の前面41が台紙3の面積に略匹敵するとともに、前面41の法線方向の厚さは取出容器2の厚さと台紙3の厚さとの和に略匹敵し、5つの小袋1、取出容器2及び台紙3を収納する。包装ケース4の背面42には、上方に延出した吊下部43が形成されており、吊下部43の中央部に孔部44が穿設されている。包装ケース4には、単一面内に容器収納部45及び小袋収納部46が構成されており、容器収納部45及び小袋収納部46のそれぞれに、台紙3の容器貼着部31及び小袋貼着部32が位置する。
包装ケース4は、硬質透明樹脂フィルムを素材としているため、前方から視認可能な状態で5つの小袋1、取出容器2及び台紙3を収納する。携帯用調味料セット10の販売時に、複数の包装ケース4の孔部44に順に陳列棒を貫通させることにより、スペースを有効に活用して複数個の携帯用調味料セット10を陳列することができる。但し、包装ケース4において吊下部43は必須ではなく、削除携帯用調味料セット10を平積みして陳列するのであれば、吊下部43を除くこともできる。
なお、包装ケース4は、少なくとも前面が透明であればよく、硬質透明樹脂フィルムを素材とするものに限らない。また、台紙3において、小袋貼着部32の上方の部分には商品名や商標等の図柄を記載することができ、この部分を除去して包装ケース4の高さを短縮することもできる。
図2(A)に示すように、取出容器2において、取出部21の4辺の上端部は外側に折り曲げた折曲部211とされ、蓋部22の1つの短辺を除く3辺は内側に折り曲げた屈曲部221とされている。蓋部22の2つの長辺の屈曲部221内に取出部21の2つの長辺の折曲部211を嵌入させることで、蓋部22が取出部21の上面に沿って取出部21の上面の全面を被覆する閉鎖位置と取出部21から取り外された分離位置との間にスライドする。
なお、折曲部211及び屈曲部221に設けられた図外の突起及び凹部の嵌合により、蓋部22を閉鎖位置で保持することができる。
取出部21は、小袋1の容量よりも大きくされているため、内部に台紙3から取り外した1つの小袋1を収納した状態で蓋部22を閉鎖位置に保持させることで、小分けした醤油を簡単かつ衛生的に外出先に持ち運ぶことができる。蓋部22を取出部21から取り外すことができるため、蓋部22との干渉を生じることなく容易に小袋1を取出部21に収納することができる。小袋1を一つずつ取り外した後、少なくとも1つの小袋1が貼着された状態の台紙3を包装ケース4に再度収納することで、5つの小袋1は全てを使用するまで確実に保管することができる。
外出先で醤油を使用する際には、図2(B)に示すように、蓋部22を分離位置までスライドさせて取出部21から取り外し、取出部21から小袋1を取り出す。この後、図2(C)に示すように、小袋1の一部を切り取り、小袋1が収納していた醤油を取出部21に注ぐことで、所望の食材のみに取出部21にとりだされた醤油を添加することができる。このとき、蓋部22は取出部21から取り外されており、蓋部22との干渉を生じることなく容易に醤油を食材に添加することができる。
図3に示すように、この考案の第2の実施形態に係る携帯用調味料セット110は、携帯用調味料セット10における包装ケース4に代えて包装ケース14を備え、台紙3を除いたものである。包装ケース14は、背面142に傾斜面1421及び立ち上げ面1422を備え、傾斜面1421から上面147の間に小袋収納部46が形成され、立ち上げ面1422から底面148の間に容器収納部45が形成されている。
小袋収納部46には、上下方向に沿って一例として5個の小袋1が上端部を背面142の内側面に貼着して収納されている。容器収納部45には、取出容器2が収納されている。包装ケース14の背面142の下端部149をヒンジとして前面141及び上面147が前方に移動することで、容器収納部45及び小袋収納部46から取出容器2及び小袋1を取り出すことができる。
包装ケース14において、傾斜面1421は必須ではなく、立ち上げ面1422と平行な面とすることもできる。また、小袋収納部46は、少なくとも1つの小袋1の収納位置を維持できることを条件に、必ずしも背面142の内側面に貼着する必要はなく、例えば、小袋1を1つずつ収納する外側に凸となる凹部を背面142に形成することもできる。
なお、上記の実施形態は何れも一例であり、この考案はこれらに限定されるものではなく、この考案の範囲内で種々の変更を加えることが可能である。例えば、取出容器2は、取出部21の上端部の一辺に蓋部22を回転自在に支持するヒンジ部を設け、取出部21から蓋部22を分離できないようにすることで、蓋部22の紛失を防止するようにしてもよい。また、小袋1は、醤油に限らず、液体、粉体、粘性体等の任意の調味料を収納するものとすることができ、包装ケース4又は14内に収納する小袋1の数は、少なくとも1つであればよい。
1−小袋
2−取出容器
3−台紙
4−包装ケース
10−携帯用調味料セット
21−取出部
22−蓋部
31−容器貼着部
32−小袋貼着部
41−前面
42−背面
43−吊下部
44−孔部
45−容器収納部
46−小袋収納部
2−取出容器
3−台紙
4−包装ケース
10−携帯用調味料セット
21−取出部
22−蓋部
31−容器貼着部
32−小袋貼着部
41−前面
42−背面
43−吊下部
44−孔部
45−容器収納部
46−小袋収納部
Claims (4)
- 小分けした調味料を内部に収納する小袋と、
上面が開放した前記小袋の容量よりも大きい有底筐体の取出部と、前記取出部の上面を開閉自在に被覆する蓋部と、を有する取出容器と、
少なくもと1つの前記小袋を収納する小袋収納部と、前記取出容器を収納する容器収納部と、を単一面内に有する包装ケースと、
を備えた携帯用調味料セット。 - 小分けした調味料を内部に収納する小袋と、
上面が開放した前記小袋の容量よりも大きい有底筐体の取出部と、前記取出部の上面を開閉自在に被覆する蓋部と、を有する取出容器と、
少なくもと1つの前記小袋を収納する小袋収納部と、前記取出容器を収納する容器収納部と、を単一面内に有する包装ケースと、
を備え、
前記包装ケースは、少なくとも前面が透明の偏平中空直方体形状を呈し、
前記前面に対向して内部に収納される台紙であって少なくもと1つの前記小袋が貼着される小袋貼着部と前記取出容器が貼着される容器貼着部とを有する台紙をさらに備え、
前記台紙を前記包装ケース内に収納した状態で、前記小袋貼着部及び容器貼着部がそれぞれ前記小袋収納部及び前記容器収納部に位置する携帯用調味料セット。 - 前記包装ケースは、孔部を穿設した吊下部を背面上部に連続して形成した請求項1又は2に記載の携帯用調味料セット。
- 前記取出容器は、前記取出部に対して前記蓋部を着脱自在に備えた請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用調味料セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000687U JP3226212U (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 携帯用調味料セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020000687U JP3226212U (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 携帯用調味料セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3226212U true JP3226212U (ja) | 2020-05-07 |
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Family Applications (1)
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JP2020000687U Active JP3226212U (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 携帯用調味料セット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3226212U (ja) |
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2020
- 2020-02-28 JP JP2020000687U patent/JP3226212U/ja active Active
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