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JP3224184B2 - 5軸nc工作機械による加工方法 - Google Patents

5軸nc工作機械による加工方法

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JP3224184B2
JP3224184B2 JP04555795A JP4555795A JP3224184B2 JP 3224184 B2 JP3224184 B2 JP 3224184B2 JP 04555795 A JP04555795 A JP 04555795A JP 4555795 A JP4555795 A JP 4555795A JP 3224184 B2 JP3224184 B2 JP 3224184B2
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JP
Japan
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tool
arc
curved surface
curved arc
workpiece
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康二 石田
誠 玄葉
耕太郎 田中
幸雄 矢島
俊夫 小石
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、5軸の数値
制御工作機械(以下、NC工作機械ともいう。)である
5軸NCマシニングセンタ等に適用してプレス金型等を
加工するのに好適な5軸NC工作機械による加工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】プレス金型等のワークの加工面は、従来
から、XYZ直交3軸の数値制御工作機械、例えば、3
軸NCマシニングセンタの主軸ヘッドに装着されたボー
ルエンドミル等の工具により加工されている。
【0003】この3軸NC工作機械の場合、図18に示
すように、ボールエンドミル1の軸方向は、常に、一定
方向、例えば、鉛直方向になっている。矢印Pで示す方
向(以下、円弧方向ともいう。)は、ワーク2に対する
ボールエンドミル1のステップ送り方向を示している。
【0004】3軸NC工作機械のボールエンドミル1
は、矢印Q方向(以下、母線的方向ともいう。)に移動
してワーク2を切削し、次に、矢印P方向にステップ送
りされる。そして、そのステップ送りされた位置から、
再び矢印Q方向にワーク2を切削移動するという手順を
繰り返して、ワーク2のほぼ全面を切削加工するように
なっている。
【0005】一方、5軸NC工作機械でワークを加工す
る技術が特開平1−205955号公報に提案されてい
る。この技術は、図19に示すように、図示しない5軸
NC工作機械に装着されるボールエンドミル1がワーク
2の加工面に対して常に垂直となるように制御を行って
ワーク2を加工する技術である。同公報には、ボールエ
ンドミル1の軸方向を常にワーク2の加工面に垂直にな
るように演算処理することで、煩雑な5軸NCデータの
作成が容易になると記載されている。
【0006】ところで、ボールエンドミル1をステップ
送りしてワーク2を加工する場合、図20(3軸NC工
作機械の場合)及び図21(5軸NC工作機械の場合)
に示すように、ワーク2の断面方向から見た加工残(以
下、削り残し、加工残高さ又は、いわゆるカスプともい
う。)Δhが発生する。図20及び図21において、符
号2cは、削り代である。
【0007】上述の加工残高さΔhを小さくするために
は、ステップ送りのピッチPn(図20中、P1
2 、図21中、P1 、P3 )を小さくすればよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピッチ
Pnを小さくすると、加工時間が長くなり、結果とし
て、加工コストが上昇してしまうという問題がある。
【0009】特に、ワーク2の、例えば、半径Rで外方
へ湾曲する面(以下、湾曲面ともいう。)2aを3軸N
C工作機械に装着されたボールエンドミル1で加工する
際、加工残高さΔhを水平部2bと同じ程度にするため
には、ボールエンドミル1のステップ送りのピッチPn
を、水平部2bを加工するための送りピッチP1 に比較
して短いピッチP2 (図20参照)等にしなければなら
ないので、加工時間が一層長くなってしまうという問題
が発生する。
【0010】一方、上述の5軸NC工作機械に装着され
たボールエンドミル1の場合には、湾曲面2aを加工す
る際に、むしろピッチPnが水平部2bを加工するピッ
チP 1 に比較して長いピッチP3 (図21参照)でよく
なるので、そのような問題は発生しない(実際には、ピ
ッチPnはボールエンドミル1の先端位置で定義される
ので、P1 ≒P3 になる。)。
【0011】しかしながら、この5軸NC工作機械に装
着されたボールエンドミル1による加工では、ワーク2
の加工面に対してボールエンドミル1が常に垂直に保持
される。このため、軸の回りに高速回転するボールエン
ドミル1の先端の1点でのみワーク2に対する加工を行
なうことになる。その先端の1点では基本的には刃の周
速がゼロ値であって加工速度・加工面精度を上げること
ができないという問題がある。その上、ボールエンドミ
ル1の先端の1点での切削であるためにボールエンドミ
ル1の磨耗が早くなって頻繁にボールエンドミル1を交
換しなければならないという問題も発生する。
【0012】例えば、ワークとしてのプレス金型が、自
家用自動車の外板パネル成形用である場合には、プレス
金型のプレス面が滑らかになっていることが重要であ
り、そのため、従来は、NC工作機械による加工後に、
手作業により、いわゆるカスプΔhを研削していた。こ
の手作業は、熟練を要し、かつ相当に時間がかかるの
で、結果として加工コストが上昇するという問題があっ
た。
【0013】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、プレス金型等のワークの外方に湾曲す
る面を短時間に加工面を精度よく加工することを可能と
するとともに、工具の移動経路を容易に求めることので
きる5軸NC工作機械による加工方法を提供することを
目的とする。
【0014】なお、ワークの外方に湾曲する面とは、図
1に示すように、半径がそれぞれRa1 、Ra2 の略対
向する円弧形状線(単に円弧ともいう。)111、11
2と、これら2つの円弧形状線111、112の略対向
する各終端111a、112a及び111b、112b
をそれぞれ結ぶ2本の母線的線(直線又は曲線)11
3、114によって定義される曲面(湾曲面ともい
う。)115を示す。図1において、湾曲面115は、
いわゆるR(アール)形状を呈する線、すなわち、半径
の一定の又は変化する円弧を母線的方向Qに連続的に並
べたものの集合であると考えることができる。また、図
1において、湾曲面115の各母線的線113、114
に接する面116、117は平面であるものとする。平
面116、117上に仮に凹凸があっても、各円弧11
1、112の終端111a、112aと終端111bと
112bから引いた円弧111、112の接線で形成さ
れる面よりも低い凸部しか有さないものとする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、内方に湾曲
する円弧形状の切刃を有する回転加工工具によりワーク
の外方に湾曲する面を切削乃至研削する際、前記工具を
前記ワークの母線的方向に移動して部分湾曲面を加工
し、次いで、前記工具を前記母線的方向に略直交する円
弧方向にステップ送りし、そのステップ送りした位置で
再び前記工具を前記母線的方向に移動して前記部分湾曲
面に隣接する部分湾曲面を加工し、これらの工程を繰り
返して前記ワークの外方湾曲面全面を加工するようにし
た5軸NC工作機械による加工方法において、前記工具
の前記内方湾曲円弧の半径が、前記ワークの前記外方湾
曲円弧の半径以上となる工具を選択する過程と、前記ワ
ークの前記外方湾曲円弧の長さと前記工具の前記内方湾
曲円弧の長さと前記ワークの前記円弧方向の許容加工残
高さとに基づいて、前記ステップ送り回数を決定する過
程と、前記決定したステップ送り回数で前記ワークを加
工する加工過程とからなることを特徴とする。
【0016】また、この発明は、前記加工過程は、決定
したステップ送り回数が1回のときには、まず、前記ワ
ークの前記外方湾曲円弧の一方の終端部と前記工具の前
記内方湾曲円弧の工具外側終端部とが接する位置関係で
前記工具を前記母線的方向に移動させて部分湾曲面を加
工し、次に、前記ワークの前記内方湾曲円弧の他方の終
端部と前記工具の内方湾曲円弧の工具先端側終端部とが
接する位置関係までステップ送りし、その位置関係で前
記工具を前記母線的方向に移動して残りの部分湾曲面を
加工することで外方湾曲面全面を加工し、決定したステ
ップ送り回数が2回のときには、まず、前記ワークの前
記外方湾曲円弧の一方の終端部と前記工具の前記内方湾
曲円弧の工具外側終端部とが接する位置関係で前記工具
を前記母線的方向に移動して部分湾曲面を加工し、次
に、前記ワークの前記外方湾曲円弧の中央部と前記工具
の前記内方湾曲円弧の中央部とが接する位置関係までス
テップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母線的方
向に移動させて中央の部分湾曲面を加工し、さらに、前
記ワークの外方湾曲円弧の他方の終端部と前記工具の前
記内方湾曲円弧の工具先端側終端部とが接する位置関係
までステップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母
線的方向に移動して残りの部分湾曲面を加工することで
外方湾曲面全面を加工し、決定したステップ送り回数が
以上のときには、まず、前記ワークの前記外方湾曲
円弧の一方の終端部と前記工具の内方湾曲円弧の工具外
側終端部とが接する位置関係で前記工具を前記母線的方
向に移動させて部分湾曲面を加工し、次に、前記ワーク
の前記外方湾曲円弧を前記ステップ送り回数で除した前
記外方湾曲円弧上の等分点と前記工具の内方湾曲円弧
前記ステップ送り回数で除した前記内方湾曲円弧上の
分点とが順次接する位置関係まで順次ステップ送りし、
ステップ送りした各位置関係で前記工具を母線的方向に
移動させて順次部分湾曲面を加工し、さらに、前記ワー
クの前記外方湾曲円弧の他方の終端部と前記工具の内方
湾曲円弧の工具先端側終端部とが接する位置関係までス
テップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母線的方
向に移動させて最後の部分湾曲面を加工することで外方
湾曲面全面を加工することを特徴とする。
【0017】さらに、この発明は、前記加工過程は、決
定したステップ送り回数が1回のときには、まず、前記
ワークの前記外方湾曲円弧の一方の終端部と前記工具の
前記内方湾曲円弧の工具先端側終端部とが接する位置関
係で前記工具を前記母線的方向に移動させて部分湾曲面
を加工し、次に、前記ワークの前記内方湾曲円弧の他方
の終端部と前記工具の内方湾曲円弧の工具外側終端部と
が接する位置関係までステップ送りし、その位置関係で
前記工具を前記母線的方向に移動して残りの部分湾曲面
を加工することで外方湾曲面全面を加工し、決定したス
テップ送り回数が2回のときには、まず、前記ワークの
前記外方湾曲円弧の一方の終端部と前記工具の前記内方
湾曲円弧の工具先端側終端部とが接する位置関係で前記
工具を前記母線的方向に移動して部分湾曲面を加工し、
次に、前記ワークの前記外方湾曲円弧の中央部と前記工
具の前記内方湾曲円弧の中央部とが接する位置関係まで
ステップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母線的
方向に移動させて中央の部分湾曲面を加工し、さらに、
前記ワークの外方湾曲円弧の他方の終端部と前記工具の
前記内方湾曲円弧の工具外側終端部とが接する位置関係
までステップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母
線的方向に移動して残りの部分湾曲面を加工することで
外方湾曲面全面を加工し、決定したステップ送り回数が
以上のときには、まず、前記ワークの前記外方湾曲
円弧の一方の終端部と前記工具の内方湾曲円弧の工具先
端側終端部とが接する位置関係で前記工具を前記母線的
方向に移動させて部分湾曲面を加工し、次に、前記ワー
クの前記外方湾曲円弧を前記ステップ送り回数で除した
前記外方湾曲円弧上の等分点と前記工具の内方湾曲円弧
を前記ステップ送り回数で除した前記内方湾曲円弧上の
等分点とが順次接する位置関係まで順次ステップ送り
し、ステップ送りした各位置関係で前記工具を母線的方
向に移動させて順次部分湾曲面を加工し、さらに、前記
ワークの前記外方湾曲円弧の他方の終端部と前記工具の
内方湾曲円弧の工具外側終端部とが接する位置関係まで
ステップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母線的
方向に移動させて最後の部分湾曲面を加工することで外
方湾曲面全面を加工することを特徴とする。
【0018】さらに、この発明は、前記工具の前記各母
線的方向への移動経路は、前記ワークの前記各母線的方
向の長さを所定長さ毎に分割し、各分割点における前記
工具と前記ワークとの前記接する位置関係から前記工具
の先端位置を求め、求めた前記各分割点における前記工
具の先端位置を連続的に接続した経路とすることを特徴
とする。
【0019】
【作用】この発明によれば、ワークの外方湾曲面を、こ
の外方湾曲面の円弧の半径より半径の大きい円弧の内方
湾曲面を有する回転加工工具で切削乃至研削(荒削りか
ら研磨までを含む。)する際、ワークの円弧方向の設定
許容加工残高さとワークの外方湾曲円弧の長さと工具の
内方湾曲円弧の長さとからワークの母線的方向への移動
加工回数(ワークの外方湾曲円弧方向へのステップ送り
回数+1回)を決定し、その母線的方向への移動加工回
数によりワークを加工するようにしている。
【0020】また、この発明によれば、決定したステッ
プ送り回数が以上のとき、ワークの一方の円弧終端
に工具の一方の円弧終端(先端側円弧終端又は外側円弧
終端)を合わせた状態で母線的方向へ工具を移動して部
分湾曲面の加工を行い、次に、ワークの円弧をステップ
送り回数で除した円弧上の等分点と工具の円弧をステッ
プ送り回数で除した円弧上の等分点とを順次合わせるよ
うに円弧方向にステップ送りし、各ステップ送り毎に母
線的方向へ工具を移動して順次隣り合う部分湾曲面の加
工を行い、最後に、ワークの他方の円弧終端(上記一方
の円弧終端を、例えば、先端側円弧終端に選択した場合
には、外側円弧終端)と工具の他方の円弧終端とを合わ
せた状態で母線的方向へ工具を移動してワークの全湾曲
面を加工するようにしている。ステップ送り回数は、1
以上の回数とする。
【0021】さらに、この発明によれば、ワークの外方
湾曲面の母線的方向に凹凸(接線の傾きが連続的に変わ
る程度の凹凸)があるとき、すなわち、母線的線が直線
ではなく滑らかな曲線であるとき、あるいは直線であっ
ても隣り合う母線的方向が平行とはならないとき、言い
換えれば、母線的方向への移動中に工具の軸を旋回する
必要があるとき等に工具の各母線的方向への移動経路を
求める際、前記ワークの前記各母線的方向の長さを所定
長さ毎に分割し、各分割点における前記工具と前記ワー
クとの前記接する位置関係から前記工具の先端位置を求
め、求めた前記各分割点における前記工具の先端位置を
連続的に接続した経路にしている。
【0022】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照して説明する。なお、以下に参照する図面におい
て、上記図1及び図18〜図21に示したものと対応す
るものには同一の符号を付けてその詳細な説明は省略す
る。
【0023】図2は、この実施例に係る5軸NC工作機
械のヘッド11を含む部分の構成を示している。ヘッド
11は、5軸NC工作機械本体に移動自在に取り付けら
れた移送軸12に取り付けられている。この移送軸12
は、直交3軸であるXYZ軸用の各モータ(図示してい
ない)によって、それぞれ送り機構を通じてX軸、Y
軸、Z軸方向に移送されるようになっている。
【0024】所定の平らな傾斜面13aを有する略三角
柱状の第1回転部材13がZ軸と平行なC軸の回りをC
軸モータ15により矢印α方向に旋回できるようになっ
ている。また、前記傾斜面13aと摺接する傾斜面14
aを有し、かつ、前記C軸に対してθ°、例えば、50
°傾斜したB軸に対してφ°、例えば、10°傾斜した
方向に延びる腕部14cを有する第2の回転部材14
が、B軸の回りをB軸モータ16により矢印β方向に旋
回できるようになっている。なお、第2の回転部材14
は、上記傾斜面14aを有するフランジ部14bと、こ
のフランジ部14bに対して一体的に製作される腕部1
4cと、この腕部14cの一端側に固着されたチャック
固定部14dとから構成されている。
【0025】第2の回転部材14中のチャック固定部1
4dにはチャック17が一体的に固定される。チャック
17の一端部には、後に詳しく説明する内方に湾曲する
円弧形状の切刃を有する回転加工工具(以下、複合Rカ
ッターともいう。)1が取り付けられる。工具1は、図
示しない工具モータにより矢印γ方向又はその反対方向
に高速で、例えば、10000rpm程度以上の速度で
回転することが可能なように構成されている。
【0026】このような構成のもとで、工具1は、移送
軸12を通じてX、Y、Z方向に移動されるとともに、
C軸モータ15によって回転される第1の回転部材13
によりC軸回りに旋回され、B軸モータ16によって回
転される第2の回転部材14によりB軸の回りに旋回さ
れることになる。
【0027】このように、5軸NC工作機械は、直交3
軸X、Y、Zと旋回する2軸B、Cを有する機械である
といえる。なお、この発明は、直交3軸ではない、言い
換えれば、直交関係にない旋回しない3軸と、旋回する
2軸とからなる5軸NC工作機械にも適用することが可
能である。すなわち、少なくとも2軸の旋回軸と固定の
3軸とからなる5軸NC工作機械に適用することが可能
であるともいえる。
【0028】図3は、複合Rカッター1の刃先側の詳細
な構成を示している。図3から分かるように、複合Rカ
ッター(いわゆる凹Rカッターと呼ばれる場合もあ
る。)1は、内方に湾曲する円弧形状の切刃1aを有す
る。切刃1aに係る円弧51の中心角δは、この実施例
において、δ=45°になっている。切刃1aの半径、
すなわち、円弧51の半径はRcとする。円弧51の工
具先端1b側の終端51bは、工具先端1bを含む先端
R部材(仮想的に描いた球部材)52の円周と接してい
る。正確に説明すると、円弧51の終端51bを先端1
b側に延長した線が先端R部材52に係る円の接線にな
っている。同様に、円弧51の他方の終端51aと外側
R部材53の円周が接している。
【0029】なお、先端R部材52は、括弧書きの中で
説明したように、工具1の軸方向の断面が円の仮想的な
球部材であり、また外側R部材53は工具1の軸方向の
断面が円の仮想的なリング状部材であって、これらは、
実際には、工具1の軸本体と一体的に形成されている。
【0030】また、工具1において、カッター機能は、
外側R部材53の露出面と、円弧51及び先端R部材5
2の露出面に存在する。この場合、工具1の軌跡、いわ
ゆる工具経路(加工経路ともいう。)は、工具先端1b
の軌跡として定義され、この工具先端軌跡データが工具
軌跡データ(いわゆるCLデータ)として5軸NC工作
機械に導入されることになる。
【0031】5軸NC工作機械のヘッド11に装着され
た工具1によって加工されるワーク(ここでいうワーク
は工具1による切削乃至研削後のワークを意味する。)
は、図1に示したように、一般には、半径がそれぞれR
1 、Ra2 の略対向する円弧形状線111、112
と、これら2つの円弧形状線111、112の略対向す
る各終端111a、112a及び終端111b、112
bをそれぞれ結ぶ2本の母線的線(直線又は曲線)11
3、114によって定義される曲面(湾曲面ともい
う。)115を有するワーク2である。
【0032】上述したように、湾曲面115は、いわゆ
るR形状を呈する線、すなわち、半径が一定の又は変化
する円弧を母線的方向Qに連続的に並べたものの集合で
あるものとする。図1において、湾曲面115の手前側
の円弧111の半径RaはRa=Ra1 であり、奥側の
円弧112の半径Raは、Ra=Ra2 である。また、
図1において、湾曲面115の各母線的線113、11
4に接する面116、117は平面であるものとする。
仮に凹凸があっても、各円弧111、112の各終端1
11a、111b、112a、112bから面116、
117側に向かって引いた円弧111、112の接線で
形成される面よりも低い凸部しか有さないものとする。
【0033】図4は、この発明の一実施例が適用された
NCデータ作成システム21の構成を示している。この
NCデータ作成システム21は、NCデータ作成部22
を有している。NCデータ作成部22には、ワーク加工
用の工具データTdが格納されているデータベース23
からの工具データTdと、予めワーク2に対して作成さ
れているワーク形状データWdが格納されているデータ
ベース23からのワーク形状データWdが供給される。
【0034】NCデータ作成部22は、これら供給され
たデータ等をもとに、複合Rカッター1の先端1bの軌
跡データであって、いわゆるCLデータである5軸NC
データN5 を作成する。作成された5軸NCデータN5
は、5軸NCデータN5 を格納するデータベース26に
格納される。なお、データベース23、24、26は、
それぞれ、ハードディスク等の記憶手段であり、1個の
記憶手段を共用する構成に変更してもよいことはいうま
でもない。
【0035】NCデータ作成部22は、コンピュータで
あり、周知のように、中央処理装置(CPU)と、この
中央処理装置に接続されるI/Oポート、システムプロ
グラム等が書き込まれた読み出し専用メモリ(RO
M)、処理データを一時的に保存等するランダムアクセ
スメモリ(RAMであり、書き込み読み出しメモリ)、
5軸NCデータN5 を作成するための5軸NCデータ作
成プログラム・図形処理プログラム等のアプリケーショ
ンプログラムが書き込まれた外部メモリ、デジタイザ用
のタブレット32、マウス34、キーボード33及びボ
リュームスイッチ35等の入力装置、ディスプレイ3
1、図示しないプロッタ・プリンタ等の出力装置を有し
ている。
【0036】次に、上記実施例の動作を図5及び図6の
5軸NCデータ作成プログラムに係るフローチャートを
参照しながら説明する。なお、特に断らない限り、制御
主体はNCデータ作成部22である。
【0037】まず、NCデータ作成部22は、データベ
ース23から工具データTdを取り込む(ステップS
1)。この実施例において、工具データTdの内容は、
工具1が図3で説明した複合Rカッター1であり、中心
角δ=45°の円弧51の半径RcがRc=3.0R、
4.0R、5.0R、6.0R、8.0R、10.0
R、12.0R、15.0Rの8本分のデータであるこ
とを示すものである。
【0038】次に、NCデータ作成部22は、ワーク2
の3次元形状データWdを取り込む(ステップS2)。
この実施例において、ワーク2は、プレス金型であるの
で、併せて、被プレス成形品の厚みtをも取り込む。被
プレス成型品の厚みtは、キーボード33から入力して
もよい。この実施例では厚みt=0.7mmである。プ
レス金型は、基本的には、下型(ダイス)と上型(ポン
チ)とから構成されるので、例えば、上型の内方湾曲円
弧面を形成する際には、これに対応する下型の外方湾曲
円弧面の半径を被プレス成形品の厚みt分だけ大きくし
て考えればよい。
【0039】ワーク2の形状は、図1に示した通りであ
るが、ここでは、この発明の加工方法の理解を容易にす
るために、円柱の側面を2本の母線で切り取った図7に
示す簡単な構成の湾曲面215を基本に説明し、この湾
曲面215についての加工方法の説明では、複雑な構成
の図1例の湾曲面115に対する加工方法が十分に説明
できない場合にその湾曲面115をも参照して説明す
る。
【0040】湾曲面215は、半径Raの円弧211、
212とこの円弧211、212の終端211a、21
2a、211b、212bをそれぞれ結ぶ母線213、
214とから構成される。また、母線213、214に
接続された平面216、217は、それぞれ、円弧21
1、212の終端211a、212a、211b、21
2bを外方に引き延ばした接線と母線213、214に
よって形成される平面である。
【0041】湾曲面215の半径(外方湾曲円弧の半
径)Raが読み込まれたとき、複合Rカッター1の半径
(内方湾曲円弧の半径)Rcは、Rc>Ra(工具半径
の基本選択基準)に選定しなければならない(工具半径
の基本選択基準による工具半径の選定過程:ステップS
3)。もし、工具1の半径Rcがワーク2の湾曲面21
5の半径Raより小さい場合には、ワーク2の削り過
ぎ、いわゆるオーバーカット部OC(図8中、点々で表
した部分参照)が発生してしまうからである。また、工
具1の半径Rcがワーク2の半径Raに比較して大きす
ぎる場合には、切削乃至研削加工後の加工残高さ(いわ
ゆるカスプハイト)Δhが大きすぎてしまう場合があ
る。
【0042】したがって、ワーク2の半径Raに対応し
た適切な半径Rcを有する工具1を設定する必要があ
る。もちろん、ワーク2の半径Raが図1に示した湾曲
面115のように母線的方向Qで異なる場合には、湾曲
面115に係る円弧の最大半径(Ramaxとする。)
以上の半径Rcを有する工具1に選定する必要がある。
【0043】なお、ワーク2の円弧211、212の中
心角ε(図7参照)は、好ましくは、複合Rカッター1
の円弧51の中心角δ(図3参照)を超える角度、この
実施例では中心角δ=45°であるので、中心角εは4
5°から360°未満の角度に選択される。
【0044】図7において、矢印Pで示す方向は、工具
1のステップ送り方向であるが、これは、矢印P方向と
反対の方向でもよく、どちらか一方の方向にステップ送
りすればよい。したがって、矢印P方向と称する代わり
にステップ送り方向Pともいう。また、矢印Qで示す方
向は、工具1の加工走査方向(母線的方向)であって、
これは、1回の各加工走査毎に、例えば、1回目の加工
走査は矢印Q方向に行い、ステップ送りされた次の位置
での加工走査は矢印Qの反対方向に行い、さらにステッ
プ送りされたその次の位置での加工走査は矢印Q方向に
行う、というように、いわゆるジグザグ送りにしてもよ
く、図7に示す矢印Q方向の一方向にのみに加工走査方
向を限定してもよい。矢印Q方向と称する代わりに加工
走査方向Qともいう。以下、矢印P、Qの方向(向き)
は、発明の理解の便宜に応じて、図面により変える場合
がある。
【0045】なお、ステップ送り中にはワーク2を加工
しないように、矢印P方向への加工走査終了後、工具1
を工具軸方向に退避させてワーク2との干渉を避け、次
の加工走査開始位置までステップ送りし、当該加工走査
開始位置で工具1をワーク方向に戻すようにすればよ
い。
【0046】次に、加工残高さΔh(図20、図21参
照)の設定許容値等に基づく工具1の選択の仕方と工具
1の矢印P方向(図7参照)へのステップ送り(間欠送
り・不連続送り)回数の設定方法について説明する。な
お、ステップ送り回数回に設定されると(以下、数
式中ではステップ送り回数をnと表す。)、工具1の母
線的方向Qへの加工移動(走査)回数がn+1回に自動
的に設定される。逆に言えば、工具1の加工走査回数が
m回であるとき(以下、数式中では加工走査回数をmと
表す。)、ステップ送り回数は、n=m−1回に自動的
に設定される。
【0047】そこで、許容しうる加工残高さ(許容加工
残高さ)Δhp(図示していない)の値を入力する(ス
テップS4)。この実施例では、例えば、Δhp=0.
001を入力するものとする。
【0048】実際上、以下に例を示すように、ワーク半
径Ra、ワーク中心角ε、工具半径Rc及び加工走査回
数{又はステップ送り回数(n=m−1)}から加工残
高さΔhが一意に決定される。そこで、これらのパラメ
ータに基づいて予め計算した加工走査回数設定テーブル
CPTをNCデータ作成部22の記憶手段に記憶してお
く。加工走査回数設定テーブルCPTの作成方法につい
ては後述する。
【0049】図9は、ステップ送り回数が1回、言い換
えれば、加工走査回数が2回の場合に発生する加工残高
さΔh及び複合Rカッター1のワーク2に対する姿勢の
制御の説明等に供される図である。
【0050】図9に示すように、先ず、ワーク2と実線
で示す複合Rカッター1とは、位置(接点)Eで工具1
の円弧51の終端51bとワーク2の円弧211の終端
211bとが接した状態とされ、その状態を保持したま
ま工具1が母線的方向Q(図中、紙面と直交する方向)
に加工走査移動されて、ワーク2に対する1回目の切削
乃至研削加工が行われる。この場合、位置Eでは、円弧
51の終端51bにおける接線ベクトルtbと円弧21
1の終端211bにおける接線ベクトルtbとが一致す
るように工具1が配置される。
【0051】1回目の加工走査後、工具1は矢印P方向
(ワーク2の円弧方向)にステップ送りされて、一点鎖
線で示す工具1の位置に配置される。すなわち、位置
(接点)Fで工具1の円弧51の終端51aとワーク2
の円弧211の終端211aとが接した位置、詳しく
は、円弧51の終端51aにおける接線ベクトルtaと
円弧211の終端211aにおける接線ベクトルtaと
が一致した位置に工具1が配置される。この位置関係
で、紙面と直交する方向(母線的方向Q)に加工走査移
動されて、ワーク2に対する2回目の、この場合、最後
の切削乃至研削加工が行われる。このように走査したと
き、図9に示すように、ワーク2の円弧211の中心角
εの2等分線L上で最大の加工残高さΔhが発生する。
【0052】図10は、この図9例の加工の場合、言い
換えれば、ステップ送り回数が1回、言い換えれば、加
工走査回数が2回の場合に発生する加工残高さΔhの説
明に供される図である。なお、図10において、図9に
示したものと対応するものには同一の符号を付けてその
詳細な説明を省略する。
【0053】図10において、符号CCは工具1が実線
の位置にあるときの円弧51に係る円の中心であり、符
号CTはワーク2の円弧211に係る円の中心である。
【0054】XY座標で数学的に考えると、次の(1)
式、(2)式、(3)式に示すように、それぞれ、実線
で示す工具1の円弧51の方程式、中心角εの2等分線
Lの方程式及びワーク2の円弧211の方程式が得られ
る。
【0055】実線で示す工具1の円弧51の方程式 {x+(Rc−Ra)}2 +y2 =Rc2 …(1) 中心角εの2等分線Lの方程式 y={tan(ε/2)}・x …(2) ワーク2の円弧211の方程式 x2 +y2 =Ra2 …(3) ここで、加工残高さΔhは、円弧211と2等分線Lと
の交点の座標Jと、円弧51と2等分線Lとの交点の座
標K間の距離である。
【0056】交点座標Jは、(3)式と(2)式により
求められる。交点座標Kは(1)式と(2)式により求
められる。よって、座標Jと座標K間の距離、すなわ
ち、加工残高さΔhを求めることができる。
【0057】図10例では、ステップ送り回数が1回、
すなわち、加工走査回数が2回の場合の加工残高さΔh
を求める場合について説明しているが、ステップ送り回
数がn回(加工走査回数がn+1回)の場合にも、同様
に、隣り合う加工走査線の接点EとFとのなす角を中心
角εとおくことにより加工残高さΔhを求めることがで
きる。
【0058】このような考察のもとに、予め、コンピュ
ータで計算した加工残高さΔhと加工走査回数{又はス
テップ送り回数(n=m−1)}の関係を他のパラメー
タ、すなわち、ワーク半径Ra、ワーク中心角ε、工具
半径Rcとともに、図11に示す。
【0059】図11は加工走査回数設定テーブルCPT
の一部を示す図である。
【0060】例えば、ワーク2の円弧211の半径Ra
がRa=4、ワーク2の中心角εがε=45°、許容加
工残高さΔhpがΔhp=0.01の精度と設定された
とき、図11の加工走査回数設定テーブルCPT中の数
値にアンダーラインをした箇所で示すように、複合Rカ
ッター1の円弧51の半径RcはRc=5のものが自動
的に選択され、かつ加工走査回数(ステップ送り回数
が、n=m−1)がm=n1=4に自動的に設定され
ることが理解される(ステップS5)。
【0061】ここで、許容加工残高さΔhp等に基づ
き、加工走査回数設定テーブルCPTを参照して設定さ
れた加工走査回数が3回(ステップ送り回数が2回)の
場合、及び4回(同3回)の場合のステップ送り位置
(各加工走査開始位置)の決定について説明する。
【0062】図12は、加工走査回数が3回(ステップ
送り回数が2回)の場合の説明に供される図である。こ
の場合、まず、ワーク2の外方湾曲円弧211の一方の
終端211bと実線で示す工具1の内方湾曲円弧51の
工具先端1b側の終端51bとが接点Eで各接線ベクト
ルが一致するように配する。この位置関係で工具1を母
線的方向(紙面と直交する方向)Qに移動してワーク2
の部分湾曲面215a(図13参照)を加工する。この
ように複合Rカッター1では、加工面に対して面加工を
行うことができる。
【0063】次に、ワーク2の円弧211の中央部21
1c(中心角εの2等分線Lと円弧211との交点)と
工具1の円弧51の中央部51c{円弧51と中心角δ
(図3参照)の2等分線Lとの交点}とが接点Gcで各
法線ベクトルが一致する位置関係まで工具1を矢印P方
向にステップ送りする。その位置関係、すなわち、一点
鎖線で示す工具1とワーク2との位置関係で工具1を母
線的方向Qに移動して部分湾曲面215aに隣接する中
央の部分湾曲面215b(図13参照)を加工する。
【0064】最後に、二点鎖線で示す工具1のように、
ワーク2の円弧211の他方の終端211aと工具1の
円弧51の工具外側(外側R部材53側)の円弧51の
終端51aとが接点Fで各接線ベクトルが一致する位置
関係までステップ送りし、その位置関係で工具1を母線
的方向Qに移動して中央の部分湾曲面215bに隣接す
る残りの部分湾曲面215c(図13参照)を加工す
る。これにより、ワーク2の湾曲面215の全てが加工
される。この場合、加工後の部分湾曲面215aと部分
湾曲面215bとが接する部分及び部分湾曲面215b
と部分湾曲面215cとが接する部分で加工残Δh(図
示していない)が発生する。同様に、図14は、加工走
査回数が4回(ステップ送り回数が3回)の場合の説明
に供される図である。この場合、ワーク2の円弧211
の終端211bと工具1の円弧51の終端51bとが接
点Eで各接線ベクトルが一致する位置関係で工具1を母
線的方向Qに移動して部分湾曲面を形成する。次に、ワ
ーク2の円弧211の3等分点211dと工具1の円弧
51の3等分点51d、ワーク2の円弧211の他の3
等分点211eと工具1の円弧51の他の3等分点51
eとが順次接点G1、G2 でそれぞれの法線ベクトル
が一致するようにステップ送りし、ステップ送りした各
位置関係で母線的方向Qに移動して順次部分湾曲面を加
工し、さらに、ワーク2の円弧211の終端211aと
工具1の円弧51の終端51aとが接点Fで各接線ベク
トルが一致する位置関係までステップ送りし、その位置
関係で工具1を母線的方向Qに移動させて最後の部分湾
曲面を加工することで、湾曲面215の全面を加工する
ようにする。
【0065】図12及び図14から理解されるように、
接点GC 、G1 、G2 等の位置は、ワーク2の円弧21
1の中心角をεとし、ステップ送り回数をn(加工走査
回数をm)とするとき、ε/n=ε/(m−1)毎に設
定すればよいことになる。
【0066】ステップS5で決定された円弧方向Pへの
ステップ送り回数が3回、母線的方向Qへの加工走査回
数が4回であるものと仮定して、次に、母線的方向Qで
半径Raが変化する図1に示した湾曲面115を有する
ワーク2に対する5軸NC加工データである工具軌跡デ
ータ、言い換えれば、複合Rカッター1の先端1bの軌
跡データを求める過程について説明する。なお複合Rカ
ッター1の先端1bの軌跡データは、先端位置(先端位
置データともいう。)SPと複合Rカッター1の傾斜角
度(傾斜角度位置データという。)SAとからなる。先
端位置SPと傾斜角度SAとを合わせて先端位置ベクト
ルSVという。先端位置ベクトルSV(図示していな
い)は、SV=SV(SP,SA)で表されるものとす
る。
【0067】この場合、まず、図15に示すように、母
線的線(以下、走査線ともいう。)114の3次元位置
データを読み込む(ステップS6)。そして、この走査
線114を、走査線方向である母線的方向Qにおいて複
数に分割する(ステップS7)。この分割は、等分割で
もよく、走査線114の方向の微分係数が所定以上変わ
る毎等の許容差、あるいは、適当な他のパラメータに基
づいて行う。この分割点毎に複合Rカッター1の先端位
置SP及び傾斜角度SAを変更して、湾曲面115に対
応した加工ができるようにするためである。ここでは、
走査線114上の分割点Paを便宜上、点Pa=Pa0
〜Pa99までの100点とする。
【0068】そこで、まず、点Pa0 においての先端位
置ベクトルSV0を求めるために、Pa→Pa0 とおく
(ステップS8)。
【0069】次に、点Pa0 で円弧111の接線ベクト
ル301(図16参照)を算出する(ステップS9)。
【0070】次いで、図9を参照して説明したように、
点Pa0 での接線ベクトル301に工具1の終端51b
を合わせ、かつ円弧51の接線ベクトルを接線ベクトル
301に合わせる(ステップS10)。
【0071】この状態において、複合Rカッター1の先
端位置ベクトルSVを算出する(ステップS11)。こ
の算出方法については、後述する。
【0072】次いで、点Paを次の点Pa→Pa+1 (こ
の場合、Pa1 )として(ステップS11)、点Pa+1
がPa99になるまで(ステップS12)、各点Paにお
ける先端位置ベクトルSVを算出する(ステップS9〜
ステップS13)。
【0073】走査線114に関して算出したこれらの先
端位置ベクトルSVを結合したものが、走査線114に
係る複合Rカッター1の工具軌跡データになる。
【0074】次に、走査線151に係る複合Rカッター
1の工具軌跡データを求める(ステップS13)。この
場合には、上述のステップS9における処理を、図14
を参照して説明したように、円弧111の3等分点にお
ける法線ベクトル302(図16をも参照)を求める処
理に変え、上述のステップS10における処理を、求め
た円弧111の3等分点における法線ベクトルと複合R
カッター1の円弧51の3等分点における法線ベクトル
とを合わせる処理に変えて、先端位置ベクトルSVを算
出すればよい(ステップS14)。このようにして走査
線151に係る複合Rカッター1の工具軌跡データを求
めることができる。
【0075】走査線152に係る工具軌跡データの作成
は走査線151に係る工具軌跡データの作成過程と同様
に法線ベクトル303(図16参照)に基づく処理を行
えばよい(ステップS14)。
【0076】走査線113に係る工具軌跡データの作成
は走査線114に係る工具軌跡データの作成過程と同様
に接線ベクトル304(図16参照)に基づく処理を行
えばよい(ステップS15)。
【0077】一般的に、ワークの外方湾曲円弧の両終端
側の走査線に係る工具軌跡データを求める際には、ワー
クと工具の接線ベクトルに基づく処理を行い、ワークの
円弧方向の分割点を通る走査線に係る工具軌跡データを
求める際には、ワークと工具の法線ベクトルに基づく処
理を行えばよい。
【0078】図17は、先端位置ベクトルSV(図示し
ていない)の算出方法の説明に供される図である。
【0079】接点G2 で工具1とワーク2の各法線ベク
トルが一致した状態で接している場合に、工具1の先端
1bの位置SPを求めることを考える。
【0080】接点G2 の座標は、例えば、走査線152
(図16参照)上の座標であるからこれはワーク2と工
具1との分割点における法線ベクトルを合わせることに
よりすでに求められている。そうすると、先端1bの位
置SPの座標は、先端1bから分割線Lに対して垂線を
引いたときの分割線L上の長さdyと垂線の長さdx分
だけ接点G2 の位置からオフセットした位置とすればよ
いことが分かる。また、工具1に係る傾斜角度SAは、
工具1の軸線1CLと分割線Lとのなす角度である。 図
17において、まず、以下の(4)式〜(7)式が成り
立つことが容易に理解される。
【0081】 cy=(Rt+Rc)sinω1 −Rt …(4) cx=(Rt+Rc)cosω1 …(5) ω=arctan(cx/cy) …(6) cd=(cx2 +cy2 ) …(7) ステップ送り回数をn回とすると、接点G2 に関して傾
斜角度SAの錯角daは(8)式で求められる。
【0082】 da=(90−ω1 )/n …(8) したがって、オフセットさせるべき長さdx、dyは、
それぞれ、(9)式及び(10)式で求めることができ
る。
【0083】 dx=cd・sin(ω−da) …(9) dy=Rc−cd・cos(ω−da) …(10) SA=daであることはいうまでもない。
【0084】同様にして、他の接点G1 、E、Fについ
てもオフセットさせるべき長さdx、dyと傾斜角度S
Aを求めることができる。
【0085】このようにして、母線的方向Q上の各分割
点Pa0 、Pa1 、…、Pa99における工具1の先端1
bの座標Dpを求め、これらを連結したデータを保存す
ることで、走査線毎の工具軌跡データが作成され、これ
らが5軸NCデータN5 としてデータベース26に格納
される。作成された5軸NCデータN5 を図2に示した
5軸のヘッド11を有する5軸NC工作機械を構成する
演算制御部(図示していない)に供給することで、その
5軸NC工作機械を構成するサーボ機構(図示していな
い)が動作し、送り機構(図示していない)を介して5
軸のヘッド11が所望の動作、例えば、プレス金型の外
方湾曲円弧からなる湾曲面を部分湾曲面毎に切削乃至研
削することができる。
【0086】なお、5軸NC工作機械を構成する演算制
御部に5軸NCデータN5 を供給する前に、NCデータ
作成システム21において、5軸NCデータN5 に基づ
く工具1の先端位置ベクトル軌跡を図形処理し、ワーク
2とともにディスプレイ31上に表示させることで、ワ
ーク2を実際に研削乃至切削する前にシミュレーション
を行うようにすることも可能である。当該シミュレーシ
ョンにより先端位置1bの軌跡を修正するようにしても
よい。
【0087】このように、上述の実施例によれば、複合
Rカッター1で湾曲面115を有するワーク2を加工す
る際の工具軌跡データを容易に作成することができる。
言い換えれば、5軸NC工作機械用の5軸NCデータN
5 を容易に作成することができる。また、部分湾曲面毎
に加工が行えるので、加工時間の短縮化が図れ、かつ加
工面の面精度を向上でき、その上、作業者による仕上げ
手作業の負担を大幅に軽減することができる。
【0088】なお、この発明は上述の実施例に限らず、
この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り
うることは勿論である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ワークの外方湾曲面を、この外方湾曲面の円弧の半
径より半径の大きい円弧の内方湾曲面を有する回転加工
工具で切削乃至研削(荒削りから研磨までを含む。)す
る際、ワークの円弧方向の設定許容加工残高さとワーク
の外方湾曲円弧の長さと工具の内方湾曲円弧の長さとか
らワークの母線的方向への移動加工回数(ワークの外方
湾曲円弧方向へのステップ送り回数+1回)を決定し、
決定した母線的方向への移動加工回数によりワークを加
工するようにしている。ワークを加工する際の適切かつ
重要な指標である加工残高さとの関係で加工走査回数
(ステップ送り回数)を決定しているので、加工時間・
加工精度等、加工結果の見通しのよい加工方法が達成で
きるという効果が得られる。
【0090】また、この発明によれば、ワークの一方の
円弧終端に工具の一方の円弧終端を合わせた状態で母線
的方向へ工具を移動して部分湾曲面の加工を行い、次
に、ワークの円弧をステップ送り回数で除した円弧上の
等分点と工具の円弧をステップ送り回数で除した円弧上
等分点とを順次合わせるように円弧方向にステップ送
りし、各ステップ送り毎に母線的方向へ工具を移動して
順次隣り合う部分湾曲面の加工を行い、最後に、ワーク
の他方の円弧終端と工具の他方の円弧終端とを合わせた
状態で母線的方向へ工具を移動してワークの全湾曲面を
加工するようにしている。
【0091】この場合、ワーク外方湾曲面を、回転する
工具の内方湾曲面、すなわち、周速の速い面で切削乃至
研削することが可能となるので、加工面精度を上げるこ
とができるという効果が達成される。加工を面毎に行っ
ているので、加工時間を短くすることができるという効
果も併せて達成される。
【0092】また、この発明によれば、ワークの外方湾
曲面の母線的方向に凹凸(接線の傾きが連続的に変わる
程度の凹凸)があるとき、すなわち、母線的線が直線で
はなく滑らかな曲線であるとき、あるいは直線であって
も隣り合う母線的方向が平行線とはならないとき(母線
的方向への移動中に軸を旋回する必要があるとき)等に
工具の各母線的方向への移動経路を求める際、前記ワー
クの前記各母線的方向の長さを所定長さ毎に分割し、各
分割点における前記工具と前記ワークとの前記接する位
置関係から前記工具の先端位置を求め、求めた前記工具
の前記各分割点における前記先端位置を連続的に接続し
た経路にしている。
【0093】このようにすれば、母線的方向への移動が
5軸NC工作機械の旋回を伴う移動であっても、加工経
路、すなわち、5軸NCデータを、自動的に、したがっ
て、容易に作成することができるという効果が達成され
る。
【0094】この発明は、自動車等の滑らかな湾曲面を
有する外板を製作するためのプレス金型(ワーク)の作
成に適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】5軸NC工作機械で加工される湾曲面を有する
ワークの説明に供される図である。
【図2】この発明が適用される5軸NC工作機械のヘッ
ドを含む部分の構成を示す斜視図である。
【図3】図2例の5軸NC工作機械に装着される複合R
カッターの構成を示す図である。
【図4】この発明の一実施例に係る5軸NCデータシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4中のNCデータ作成部で主に行われる処理
を表すフローチャート(1/2)である。
【図6】図4中のNCデータ作成部で主に行われる処理
を表すフローチャート(2/2)である。
【図7】実施例の動作説明に供される湾曲面を示す図で
ある。
【図8】複合Rカッターによるワークに対するオーバー
カットの説明に供される図である。
【図9】複合Rカッターを1回ステップ送りしてワーク
を紙面と直交する方向に加工する動作の説明に供される
図である。
【図10】図9例の場合における加工残高さの説明に供
される図である。
【図11】NCデータ作成部のメモリに設定される加工
走査回数設定テーブルの例を示す図である。
【図12】複合Rカッターを2回ステップ送りしてワー
クを紙面と直交する方向に加工する動作の説明に供され
る図である。
【図13】図12例の場合における部分湾曲面の加工順
序の説明に供される図である。
【図14】複合Rカッターを2回ステップ送りしてワー
クを紙面と直交する方向に加工する動作の説明に供され
る図である。
【図15】母線的線の分割の説明に供される図である。
【図16】湾曲面上の接線ベクトルと法線ベクトル等の
説明に供される図である。
【図17】ワークと工具の接点位置座標から工具の先端
座標を算出する説明に供される図である。
【図18】ワークを3軸NC工作機械のボールエンドミ
ルで加工する際の説明に供される図である。
【図19】ワークを従来の技術が適用された5軸NC工
作機械のボールエンドミルで加工する際の説明に供され
る図である。
【図20】図18例の3軸NC工作機械によりワークを
加工した場合における加工残等の説明に供される図であ
る。
【図21】図19例の5軸NC工作機械によりワークを
加工した場合における加工残等の説明に供される図であ
る。
【符号の説明】
1…工具(複合Rカッター) 2…ワーク 11…ヘッド 21…NCデー
タ作成システム 22…NCデータ作成部 115、215
…湾曲面 ε…ワークの凸円弧部の中心角 δ…工具の凹円
弧部の中心角 Δh…加工残高さ CPT…加工走
査回数設定テーブル N5 …5軸NCデータ P…円弧方向
(ステップ送り方向) Q…母線的方向 Ra…ワークの
凸円弧部の半径 Rc…工具の凹円弧部の半径
フロントページの続き (72)発明者 矢島 幸雄 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小石 俊夫 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−96447(JP,A) 特開 平6−266429(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 15/00 - 15/28 G05B 19/18 - 19/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内方に湾曲する円弧形状の切刃を有する回
    転加工工具によりワークの外方に湾曲する面を切削乃至
    研削する際、前記工具を前記ワークの母線的方向に移動
    して部分湾曲面を加工し、次いで、前記工具を前記母線
    的方向に略直交する円弧方向にステップ送りし、そのス
    テップ送りした位置で再び前記工具を前記母線的方向に
    移動して前記部分湾曲面に隣接する部分湾曲面を加工
    し、これらの工程を繰り返して前記ワークの外方湾曲面
    全面を加工するようにした5軸NC工作機械による加工
    方法において、 前記工具の前記内方湾曲円弧の半径が、前記ワークの前
    記外方湾曲円弧の半径以上となる工具を選択する過程
    と、 前記ワークの前記外方湾曲円弧の長さと前記工具の前記
    内方湾曲円弧の長さと前記ワークの前記円弧方向の許容
    加工残高さとに基づいて、前記ステップ送り回数を決定
    する過程と、 前記決定したステップ送り回数で前記ワークを加工する
    加工過程とからなることを特徴とする5軸NC工作機械
    による加工方法。
  2. 【請求項2】前記加工過程は、決定したステップ送り回
    数が1回のときには、まず、前記ワークの前記外方湾曲
    円弧の一方の終端部と前記工具の前記内方湾曲円弧の工
    具外側終端部とが接する位置関係で前記工具を前記母線
    的方向に移動させて部分湾曲面を加工し、次に、前記ワ
    ークの前記内方湾曲円弧の他方の終端部と前記工具の内
    方湾曲円弧の工具先端側終端部とが接する位置関係まで
    ステップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母線的
    方向に移動して残りの部分湾曲面を加工することで外方
    湾曲面全面を加工し、 決定したステップ送り回数が2回のときには、まず、前
    記ワークの前記外方湾曲円弧の一方の終端部と前記工具
    の前記内方湾曲円弧の工具外側終端部とが接する位置関
    係で前記工具を前記母線的方向に移動して部分湾曲面を
    加工し、次に、前記ワークの前記外方湾曲円弧の中央部
    と前記工具の前記内方湾曲円弧の中央部とが接する位置
    関係までステップ送りし、その位置関係で前記工具を前
    記母線的方向に移動させて中央の部分湾曲面を加工し、
    さらに、前記ワークの外方湾曲円弧の他方の終端部と前
    記工具の前記内方湾曲円弧の工具先端側終端部とが接す
    る位置関係までステップ送りし、その位置関係で前記工
    具を前記母線的方向に移動して残りの部分湾曲面を加工
    することで外方湾曲面全面を加工し、 決定したステップ送り回数が以上のときには、ま
    ず、前記ワークの前記外方湾曲円弧の一方の終端部と前
    記工具の内方湾曲円弧の工具外側終端部とが接する位置
    関係で前記工具を前記母線的方向に移動させて部分湾曲
    面を加工し、次に、前記ワークの前記外方湾曲円弧を前
    記ステップ送り回数で除した前記外方湾曲円弧上の等分
    点と前記工具の内方湾曲円弧を前記ステップ送り回数で
    除した前記内方湾曲円弧上の等分点とが順次接する位置
    関係まで順次ステップ送りし、ステップ送りした各位置
    関係で前記工具を母線的方向に移動させて順次部分湾曲
    面を加工し、さらに、前記ワークの前記外方湾曲円弧の
    他方の終端部と前記工具の内方湾曲円弧の工具先端側終
    端部とが接する位置関係までステップ送りし、その位置
    関係で前記工具を前記母線的方向に移動させて最後の部
    分湾曲面を加工することで外方湾曲面全面を加工するこ
    とを特徴とする請求項1記載の5軸NC工作機械による
    加工方法。
  3. 【請求項3】前記加工過程は、決定したステップ送り回
    数が1回のときには、まず、前記ワークの前記外方湾曲
    円弧の一方の終端部と前記工具の前記内方湾曲円弧の工
    具先端側終端部とが接する位置関係で前記工具を前記母
    線的方向に移動させて部分湾曲面を加工し、次に、前記
    ワークの前記内方湾曲円弧の他方の終端部と前記工具の
    内方湾曲円弧の工具外側終端部とが接する位置関係まで
    ステップ送りし、その位置関係で前記工具を前記母線的
    方向に移動して残りの部分湾曲面を加工することで外方
    湾曲面全面を加工し、 決定したステップ送り回数が2回のときには、まず、前
    記ワークの前記外方湾曲円弧の一方の終端部と前記工具
    の前記内方湾曲円弧の工具先端側終端部とが接する位置
    関係で前記工具を前記母線的方向に移動して部分湾曲面
    を加工し、次に、前記ワークの前記外方湾曲円弧の中央
    部と前記工具の前記内方湾曲円弧の中央部とが接する位
    置関係までステップ送りし、その位置関係で前記工具を
    前記母線的方向に移動させて中央の部分湾曲面を加工
    し、さらに、前記ワークの外方湾曲円弧の他方の終端部
    と前記工具の前記内方湾曲円弧の工具外側終端部とが接
    する位置関係までステップ送りし、その位置関係で前記
    工具を前記母線的方向に移動して残りの部分湾曲面を加
    工することで外方湾曲面全面を加工し、 決定したステップ送り回数が以上のときには、ま
    ず、前記ワークの前記外方湾曲円弧の一方の終端部と前
    記工具の内方湾曲円弧の工具先端側終端部とが接する位
    置関係で前記工具を前記母線的方向に移動させて部分湾
    曲面を加工し、次に、前記ワークの前記外方湾曲円弧
    前記ステップ送り回数で除した前記外方湾曲円弧上の
    分点と前記工具の内方湾曲円弧を前記ステップ送り回数
    で除した前記内方湾曲円弧上の等分点とが順次接する位
    置関係まで順次ステップ送りし、ステップ送りした各位
    置関係で前記工具を母線的方向に移動させて順次部分湾
    曲面を加工し、さらに、前記ワークの前記外方湾曲円弧
    の他方の終端部と前記工具の内方湾曲円弧の工具外側終
    端部とが接する位置関係までステップ送りし、その位置
    関係で前記工具を前記母線的方向に移動させて最後の部
    分湾曲面を加工することで外方湾曲面全面を加工するこ
    とを特徴とする請求項1記載の5軸NC工作機械による
    加工方法。
  4. 【請求項4】前記工具の前記各母線的方向への移動経路
    は、前記ワークの前記各母線的方向の長さを所定長さ毎
    に分割し、各分割点における前記工具と前記ワークとの
    前記接する位置関係から前記工具の先端位置を求め、求
    めた前記各分割点における前記工具の先端位置を連続的
    に接続した経路とすることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の5軸NC工作機械による加工方
    法。
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