JP3216238B2 - モールドモータ - Google Patents
モールドモータInfo
- Publication number
- JP3216238B2 JP3216238B2 JP16730292A JP16730292A JP3216238B2 JP 3216238 B2 JP3216238 B2 JP 3216238B2 JP 16730292 A JP16730292 A JP 16730292A JP 16730292 A JP16730292 A JP 16730292A JP 3216238 B2 JP3216238 B2 JP 3216238B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- stator
- bracket
- insulator
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ステータを樹脂でモー
ルドしたモールドモータに関する。
ルドしたモールドモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のモールドモータは図２に示すよう
な構造が一般的である。以下その構成を図２に基づいて
説明する。１はステータコア、２はステータコイル、３
はステータを覆う樹脂、４は軸受ハウジングを有したブ
ラケット、５は軸受、６はロータ、７はシャフトであ
る。以上の構成においてシャフト７にロータ６と軸受５
が固着されたロータ完成品が、ステータコイル２に通電
することによってステータコア１と所定のギャップを有
した状態で回転するようになっている。
な構造が一般的である。以下その構成を図２に基づいて
説明する。１はステータコア、２はステータコイル、３
はステータを覆う樹脂、４は軸受ハウジングを有したブ
ラケット、５は軸受、６はロータ、７はシャフトであ
る。以上の構成においてシャフト７にロータ６と軸受５
が固着されたロータ完成品が、ステータコイル２に通電
することによってステータコア１と所定のギャップを有
した状態で回転するようになっている。
【０００３】さらにステータを樹脂３でモールドする
際、樹脂３の圧力によりステータコイル２がブラケット
４の圧入部近傍に押しやられ、ときにはステータコイル
２がモールド内径に露出するなどして耐圧などの電気不
良となることがあり、これを防止するため図３に示すよ
うにコイルエンド２０に樹脂で成形されたインシュレー
タ８をかぶせている。
際、樹脂３の圧力によりステータコイル２がブラケット
４の圧入部近傍に押しやられ、ときにはステータコイル
２がモールド内径に露出するなどして耐圧などの電気不
良となることがあり、これを防止するため図３に示すよ
うにコイルエンド２０に樹脂で成形されたインシュレー
タ８をかぶせている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
のモータ構成では、耐圧不良は防止できるものの、樹脂
３の圧力によりインシュレータ８ごとステータコイル２
がブラケット４の圧入部近傍に押しやられるため、この
圧入部近傍の樹脂３の肉厚が均一でなくなり、ときには
インシュレータ８の内径部のかなりの面積がモールド内
径に露出するので、圧入されているブラケット４の抜け
強度が極端に低下するという課題を有していた。
のモータ構成では、耐圧不良は防止できるものの、樹脂
３の圧力によりインシュレータ８ごとステータコイル２
がブラケット４の圧入部近傍に押しやられるため、この
圧入部近傍の樹脂３の肉厚が均一でなくなり、ときには
インシュレータ８の内径部のかなりの面積がモールド内
径に露出するので、圧入されているブラケット４の抜け
強度が極端に低下するという課題を有していた。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、耐圧
などの電気不良を防止し、かつブラケットの抜け強度の
安定を図ったモールドモータを提供することを目的とす
る。
などの電気不良を防止し、かつブラケットの抜け強度の
安定を図ったモールドモータを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のモールドモータは、インシュレータの内径に
均等間隔に凸部を設けステータコアを樹脂でモールドす
る際、金型の中芯でコイル位置を規制する構成にしたも
のである。
に本発明のモールドモータは、インシュレータの内径に
均等間隔に凸部を設けステータコアを樹脂でモールドす
る際、金型の中芯でコイル位置を規制する構成にしたも
のである。
【０００７】
【作用】本発明は上記した構成により、樹脂モールドの
際コイルエンドの位置が規制されることにより圧入部の
樹脂の肉厚を均等にすることができ、耐圧不良を防止す
るとともにブラケットの抜け強度も充分確保できる。
際コイルエンドの位置が規制されることにより圧入部の
樹脂の肉厚を均等にすることができ、耐圧不良を防止す
るとともにブラケットの抜け強度も充分確保できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例のモールドモータに
ついて図１を参照しながら説明する。
ついて図１を参照しながら説明する。
【０００９】図１（ａ）において、コイルエンドの絶縁
を目的とするインシュレータ８の内径に均等間隔で凸部
９が配されている。
を目的とするインシュレータ８の内径に均等間隔で凸部
９が配されている。
【００１０】図１（ｂ）はステータコア１、ステータコ
イル２および端子部（図示していない）からなるステー
タのコイルエンド２０に、図１（ａ）の内径に凸部９を
配したインシュレータ８をかぶせモールド金型に設置し
た図であり、１０はモールド金型の上型、１１は同じく
下型、１２は同じく中芯である。
イル２および端子部（図示していない）からなるステー
タのコイルエンド２０に、図１（ａ）の内径に凸部９を
配したインシュレータ８をかぶせモールド金型に設置し
た図であり、１０はモールド金型の上型、１１は同じく
下型、１２は同じく中芯である。
【００１１】この際、図１（ｂ）に示すようにコイルエ
ンドは中芯１２の外径とインシュレータ８の内径に均等
に配された凸部９により規制され、この状態で樹脂でモ
ールドしても樹脂の圧力によりステータコイル２がブラ
ケット圧入部（図３参照）に動くことはほとんどなくな
る。
ンドは中芯１２の外径とインシュレータ８の内径に均等
に配された凸部９により規制され、この状態で樹脂でモ
ールドしても樹脂の圧力によりステータコイル２がブラ
ケット圧入部（図３参照）に動くことはほとんどなくな
る。
【００１２】このように本発明の実施例のモールドモー
タの構成によれば、ブラケット圧入部の樹脂の肉厚を均
等にすることができ、耐圧などの電気不良を防止すると
ともにブラケットの抜け強度も充分確保できる。
タの構成によれば、ブラケット圧入部の樹脂の肉厚を均
等にすることができ、耐圧などの電気不良を防止すると
ともにブラケットの抜け強度も充分確保できる。
【００１３】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明のモールドモータによれば、樹脂モールドの際コ
イルエンドの位置が規制されることによりブラケット圧
入部の樹脂の肉厚を均等にすることができ、耐圧などの
電気不良を防止するとともにブラケットの抜け強度も充
分確保できる。
本発明のモールドモータによれば、樹脂モールドの際コ
イルエンドの位置が規制されることによりブラケット圧
入部の樹脂の肉厚を均等にすることができ、耐圧などの
電気不良を防止するとともにブラケットの抜け強度も充
分確保できる。
【図１】（ａ）本発明の一実施例のモールドモータに用
いるインシュレータの構成を示す斜視図 （ｂ）同インシュレータを装着したステータをモールド
金型に設置した状態を示す断面図
いるインシュレータの構成を示す斜視図 （ｂ）同インシュレータを装着したステータをモールド
金型に設置した状態を示す断面図
【図２】従来のモールドモータの構成を示す半截断面図
【図３】従来のモールドモータの構成を示す半截断面図
１ ステータコア ２ ステータコイル ３ 樹脂 ８ インシュレータ ９ 凸部 ２０ コイルエンド
Claims (1)
- 【請求項１】ステータコイルおよびその端子部を含むス
テータ全体を樹脂でモールドしたステータ完成品にロー
タ完成品を挿入し、反負荷側よりブラケットを圧入して
構成されるモールドモータにおいて、ステータを樹脂で
モールドする際、内径に均等に凸部を設けた形状の樹脂
で成形されたインシュレータを反負荷側のコイルエンド
にかぶせたモールドモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16730292A JP3216238B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | モールドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16730292A JP3216238B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | モールドモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614504A JPH0614504A (ja) | 1994-01-21 |
| JP3216238B2 true JP3216238B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=15847238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16730292A Expired - Lifetime JP3216238B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | モールドモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3216238B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960019907A (ko) * | 1994-11-28 | 1996-06-17 | 이헌조 | 전동기의 고정자철심 |
| WO2013046786A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 三洋電機株式会社 | モールドモータ及びこれを搭載した移動体 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16730292A patent/JP3216238B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0614504A (ja) | 1994-01-21 |
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Legal Events
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