JP3210535B2 - 低熱容量・低背圧の排ガス浄化用メタル担体 - Google Patents
低熱容量・低背圧の排ガス浄化用メタル担体Info
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Description
電用等の内燃機関の排ガス浄化用に使用される触媒のメ
タル担体に関するものである。
の排ガス浄化用触媒の担体には、耐熱ステンレス鋼製の
外筒に、同ステンレス鋼製のメタルハニカム体を嵌入し
たメタル担体、あるいはセラミック製のハニカム体を嵌
入したセラミック担体が使用されている。メタル担体
は、セラミック担体に比べて熱容量が小さく、触媒が作
用する温度に早く加熱されるので、エンジン始動初期の
排ガス浄化能力が優れている。また、ハニカム体の壁
が、薄い金属箔からなるので排気抵抗が小さく、エンジ
ン出力の損失が少ないという利点を有している。
は、排ガスに対する耐熱性を維持するため、Alを含有
する耐熱ステンレス鋼箔で製造されており、箔の厚さは
50μm前後のものが多かった。上記のような各種内燃
機関の排ガス浄化に際し、エンジン始動初期、ハニカム
体の温度が低く、触媒が作用する温度に達するまでの期
間は、浄化が不十分となる。したがって、より厳しい排
ガス規制に対応するには、排ガスによる触媒の昇温時間
をより短縮することのできるメタル担体が必要となる。
くすることが有効であることが、特開平6−99076
号公報の開示で公知であるが、箔厚を薄くすると耐酸化
性が低下することも知られている。これに対処するため
に、特開平1−159384号公報では、25〜45μ
m厚のFe−Cr−Al系合金箔の両面に、0.2〜
2.5μmのAl層を設ける技術を提案している。しか
しながら、本発明者らの実験では、薄箔化することによ
り、耐酸化性もさることながら、ハニカム体が、使用中
に高温・高圧の排ガスによってちぎれ飛んだり、熱応力
によってつぶれたり、破断したりするトラブルが頻発
し、その対策がより重要であることを認識した。
イラー、発電用等の各種内燃機関の排ガス浄化用に使用
される触媒のメタル担体であって、ハニカム体の壁厚を
薄くすることにより、触媒が作用する温度に達するまで
の昇温時間を短縮して、エンジン始動初期の浄化能力を
向上するとともに、排気抵抗を下げてエンジン出力の損
失を低減することができ、かつ箔厚の薄手化によるハニ
カム体の機械的な破壊を防止し、併せて耐酸化性の低下
にも対処したメタル担体を提供することを目的とする。
の本発明は、Alを含有する耐熱ステンレス鋼箔からな
るハニカム体で構成され、該箔の厚さt(μm)が17
μm以上40μm未満、700℃における耐力が350
/t(kgf/mm2 )以上であり、かつ、Al含有量
XA(重量%)と厚さtの関係が(1)式を満足し、C
r含有量XC(重量%)と厚さtの関係が(2)式を満
足していることを特徴とする低熱容量・低背圧の排ガス
浄化用メタル担体である。 100/t≦XA≦6 (1) 10+200/t≦XC≦30 (2)
o,Ta,Wの少なくとも1種を含有しており、該各元
素の含有量(重量%)と厚さt(μm)の関係が(3)
式を満足し、かつ、該各元素の含有量(重量%)が、N
bは1%以下、Moは4%以下、Taは3%以下、Wは
4%以下であることが好ましく、さらに、重量%にて
0.03%以上0.15%以下の希土類元素(Yを含
む)を含有していることが好ましい。 350/t≦7+16.5Nb1/2 +10.5Ta1/2 +1.9Mo+1.2W (3)
するためには、ハニカム体を構成する金属箔の薄手化を
図る必要がある。本発明者らは、薄手化した箔が、メタ
ル担体の使用環境に応じて、十分な耐熱性を有するよ
う、箔の適正な成分設計を行った。ここで、十分な耐熱
性を有するとは、高温・高速の排ガスで高サイクル疲労
を起こさず、エンジン始動および停止時の温度変化に伴
う熱応力や、冷熱サイクルによる熱疲労に抗することの
できる高温強度と、耐高温酸化性を有することである。
箔厚が50μm前後の従来のメタル担体でも同じである
が、特に薄箔で構成されたメタル担体では、排ガスによ
る箔のちぎれや、熱応力によるハニカム体のつぶれや座
屈が生じ易く、また箔の酸化によって箔中のAlが枯渇
して異常酸化に至るまでの時間も短くなるため、高温強
度と耐酸化性には特別に配慮する必要がある。以下に、
本発明で箔厚や箔材成分組成を規定した理由を説明す
る。
検討した結果、17μm未満では、如何に合金設計上で
配慮しても、座屈やハニカム体のつぶれが生じ易いう
え、高温排ガスによる高サイクル疲労を生じて、ハニカ
ム体が損傷を受けあるいは破壊された。そして、40μ
m以上では、ハニカム体の背圧が高くなり、排気抵抗を
下げてエンジン出力の損失を低減する上で、従来のメタ
ルハニカム体に対する優位性を発揮できない。また40
μm以上では、触媒が作用する300℃以上の温度に加
熱されるまでの時間が、従来のメタルハニカム体のもの
に近くなる。したがって、耐熱性を有するハニカム体用
として、箔の厚さを17μm以上40μm未満とした。
箔の厚さを薄くするほど、箔の高温強度を高める必要が
ある。この場合、メタル担体の昇温過程で、箔の温度が
600〜750℃のとき、外筒からハニカム体にかけて
の温度勾配が最も大きくなり、このとき最大の熱歪が生
じる。そして、600℃から750℃における材料強度
が低いと、温度勾配が最大となる部位の近傍部に熱歪が
集中し、薄箔担体では特に箔の座屈やハニカム体のつぶ
れを生じ易く、箔の熱疲労破壊を早める。本発明者ら
は、これらの破壊を防止するには図1の斜線部に示すよ
うに、箔材の700℃における耐力を、箔厚t(μm)
との関係で350/t(kgf/mm2 )以上にすべき
であることを知見した。ここにおいて、600〜750
℃の材料強度を700℃で代表させたのは、700℃の
材料強度を高くすれば、600〜750℃の強度もほぼ
比例して高くなるからである。
組成について説明する。排ガスによる通常の酸化雰囲気
において、Al含有ステンレス鋼箔の表面には、Al2
O3の強固な皮膜が生成し、これが障壁となって、箔の
酸化が防止される。このため、Al2 O3 の生成に伴
い、箔に含有されるAl量が消費されることになる。こ
こで、ハニカム体の表面積を一定とすれば、Al2 O3
生成のために消費されるAl量は、箔の厚さに関係なく
一定であるから、箔を薄くした場合には、所要のAl濃
度を高くする必要がある。
レス鋼箔について、排ガスによる通常の酸化雰囲気での
耐酸化性を実験により評価した結果、箔の厚さt(μ
m)に応じて、Al含有量XA(重量%)が、図2の曲
線ABの上側(曲線ABを含む)であれば問題ないこと
が判明した。曲線ABを式に表すと、XA=100/t
となる。そして、Al含有量が6%を超えると、通常の
圧延で箔まで製造するのが困難である。したがって、排
ガスによる通常の酸化雰囲気で耐酸化性を有するハニカ
ム体用として、箔の厚さtが17μm以上40μm未満
で、かつAl含有量XA(重量%)と箔の厚さt(μ
m)の関係が、 100/t≦XA≦6 (1) を満足する範囲のAlを含有させることとした。
上記のように、箔表面に形成される酸化皮膜は主として
Al2 O3 であり、酸化の進行により主としてAlが消
費されるが、Crも若干ながら皮膜中に存在して酸化の
進行と共に消費される。特に、Al2 O3 皮膜を健全な
状態に保持しておくためには、母材中に一定量以上のC
rが存在する必要がある。したがって、Cr含有量も箔
厚の薄いものほど多くする必要があり、本発明者らの実
験によれば、Cr含有量XC(重量%)は、 10+200/t≦XC≦30 (2) とすればよいことが判明した。上限の30は、30%を
超えてCrを添加すると材質が劣化するので設けた。
を、前記のように700℃での耐力が350/t(kg
f/mm2 )以上となるように高めるには、鉄と原子半
径のやゝ異なる元素を固溶させたり、あるいは、高温で
安定な析出物が分散して析出するような析出物形成元素
等を添加するのが有効である。特に、Nb,Mo,T
a,Wの少なくとも1種を重量%で(3)式を満足する
ように添加することが好ましい。ただし、これらの元素
は、過剰に添加すると、多量の析出物を生じるなど、材
質の劣化をきたすので、添加量の上限を、Nbは1%、
Moは4%、Taは3%、Wは4%とする。 350/t≦7+16.5Nb1/2 +10.5Ta1/2 +1.9Mo+1.2W (3)
酸化性に関し、通常は、排気ガスの温度が900℃以下
であるが、特に排気ガスの温度が900℃を超える場合
は、箔の耐高温酸化性をより高める必要がある。そのた
め、本発明では、重量%にて0.03%以上0.15%
以下の希土類元素(Yを含む)を添加することが好まし
い。ここで、希土類元素はYを含み、原子番号57のL
aから71のLuまでをいい、また、個々の元素に分離
精製されてない、La、Ce等の軽希土類元素の集合体
(ミッシュメタル)を添加する場合もある。本明細書で
はこの集合体をランタノイド(Ln)と記す。これら希
土類元素の合計が0.03%未満では、900℃を超え
る過酷な酸化雰囲気での耐高温酸化性の改善効果が不足
し、0.15%を超えて添加すると耐酸化性が低下する
うえ、熱間加工性も悪化して熱間圧延が困難になる。
カム体が厚さ17μm以上40μm未満の薄手の耐熱ス
テンレス鋼箔で形成され、熱容量が小さいので、エンジ
ン始動初期、触媒が作用する300℃以上の温度に達す
るまでの時間が短縮され、排ガス浄化能力が向上する。
さらに、ハニカム体の排気抵抗が低下し、エンジン出力
の損失を低減することができる。
であっても、構成材料のステンレス鋼成分が、目的に応
じ適正に設計されているので、特別に厳しいエンジンの
運転状態を除いて、使用時に座屈するようなことはな
く、エンジン始動時および停止時の温度変化による熱応
力、およびエンジン稼働時の高温高サイクル疲労による
破壊を生じることもない。さらに、必要な耐酸化性も確
保されていて問題ない。
のステンレス鋼箔を試作し、このうち30μm厚さの箔
で、波付け加工したものと、波付けしない平箔とを重ね
て巻回し、直径78mm長さ105mmのハニカム体を
製作した。これを厚さ1mmのステンレス鋼製外筒に嵌
入し、ハニカム内およびハニカムと外筒の間を部分的に
ろう付けし、直径80mmのメタル担体を試作した。箔
製造の過程で厚さ2mmの板から高温引張試験片を採取
し、700℃での耐力を測定した結果を、合金組成から
計算によって算出したものと比較して表1に示す。さら
に、各箔の15〜38μmの4種類の厚さの平箔につい
て、耐酸化性の試験を行った結果を併せて表1に示す。
なお、表1において高温耐力の計算値は、(3)式の右
辺の値である。
最高温度より100℃だけ高い温度で大気中200時間
の連続加熱試験を行えばよいことが経験的に判ってい
る。すなわち、希土類元素を含まない1〜6の合金箔に
ついては、850℃で使用されることを想定し、950
℃×200時間の試験を、また希土類元素を含有する7
〜12の合金については、950℃で使用されることを
想定して、1050℃×200時間の試験を行った。表
1において、耐酸化性評価の○は試験後も健全酸化状態
でAl2 O3 皮膜が全面をカバーした状態を示す。△は
一部にFe系の黒い異常酸化スポットが生じたことを示
す。また×は箔の多くの部分に異常酸化が発生したこと
を示す。さらに、試作した各メタル担体に触媒を担持さ
せ、排気量2000ccのガソリンエンジンのエキゾー
ストマニホールド直下に装着して耐久強度試験を行っ
た。各メタル担体について、ハニカム体の損傷状況の評
価結果を表1に示す。
ットル5分、エンジン停止・冷却10分の冷熱行程を1
200回繰返すエンジンベンチ試験を行って、50〜1
00回毎に点検して評価したものである。表1に示すと
おり、(1),(2),(3)式にt=30を代入して
これらを満足する合金組成のものは、30μm箔担体と
して700℃耐力の合格レベルである11.7kgf/
mm2 以上の耐力を示し、また耐酸化性の試験にも合
格、エンジンベンチによる1200回の冷熱耐久試験に
も耐え、ハニカムの局部的な破壊も生じなかったが、上
記各式のいずれかを満足しない箔組成のものでは、熱疲
労破壊によるハニカムのずれ、または異常酸化を生じ
た。
いて、厚さ15、20、30、38、40、50μmの
箔を試作し、実施例1と同様の担体を製造して、エンジ
ンに装着し、回転数を5000rpmにしたときの圧損
をマノメーターにより測定した。50μm箔担体の圧損
を1.00としたときの各担体の圧損比を表2に示す。
これらの結果が示すように、箔厚が薄くなるにしたが
い、確実に圧損は低くなることが判る。
した担体に触媒を担持させ、排気量2000ccのガソ
リンエンジンのエキゾーストマニホールド直下に装着
し、エンジンを始動させ、回転数1600rpm,吸入
空気圧−50kPaのやゝ負荷をかけた状態で運転し
て、担体中心部の温度が300℃に達するまでの時間を
測定した。300℃は、触媒が作用する最低温度であ
る。その結果、表3に示すように、300℃までの到達
時間は箔厚の増加とともに長くなるが、その傾向は、箔
圧の大きい方で飽和気味となる。すなわち、箔厚が40
μmのものは、50μmのものに近い時間を示し、薄手
化の効果は、実施例2の背圧の場合と同様、厚さ40μ
m未満で顕著になることがわかる。
の内燃機関の排ガス浄化用に使用される触媒のメタル担
体であって、ハニカム体が厚さ17μm以上40μm未
満の薄手の耐熱ステンレス鋼箔で形成されているので、
熱容量が小さく、エンジン始動初期、触媒が作用する3
00℃以上の温度に達する時間が短縮され、排ガスの初
期浄化能力が向上する。さらに、ハニカム体の排気抵抗
が低下し、エンジン出力の損失を低減することができ
る。
であっても、構成材料のステンレス鋼成分が、目的に応
じ適正に設計されているので、使用時に座屈するような
ことがなく、エンジン始動時および停止時の温度変化に
よる熱応力、およびエンジン稼働時の高温高サイクル疲
労による破壊を生じることもない。さらに、耐酸化性も
問題ない。したがって、本発明は、環境対策および省エ
ネ対策に大きく貢献するものである。
料強度の関係を示すグラフである。
示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 Alを含有する耐熱ステンレス鋼箔から
なるハニカム体で構成され、該箔の厚さt(μm)が1
7μm以上40μm未満、700℃における耐力が35
0/t(kgf/mm2 )以上であり、かつ、Al含有
量XA(重量%)と厚さtの関係が(1)式を満足し、
Cr含有量XC(重量%)と厚さtの関係が(2)式を
満足していることを特徴とする低熱容量・低背圧の排ガ
ス浄化用メタル担体。 100/t≦XA≦6 (1) 10+200/t≦XC≦30 (2) - 【請求項2】 耐熱ステンレス鋼箔が、Nb,Mo,T
a,Wの少なくとも1種を含有しており、該各元素の含
有量(重量%)と厚さt(μm)の関係が(3)式を満
足し、かつ、該各元素の含有量(重量%)が、Nbは1
%以下、Moは4%以下、Taは3%以下、Wは4%以
下であることを特徴とする請求項1記載の低熱容量・低
背圧の排ガス浄化用メタル担体。 350/t≦7+16.5Nb1/2 +10.5Ta1/2 +1.9Mo+1.2W (3) - 【請求項3】 耐熱ステンレス鋼箔が、重量%にて0.
03%以上0.15%以下の希土類元素(Yを含む)を
含有していることを特徴とする請求項2記載の低熱容量
・低背圧の排ガス浄化用メタル担体。
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JP31632394A JP3210535B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 低熱容量・低背圧の排ガス浄化用メタル担体 |
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Cited By (2)
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WO2012137792A1 (ja) | 2011-04-01 | 2012-10-11 | Jfeスチール株式会社 | ステンレス箔およびその箔を用いた排ガス浄化装置用触媒担体 |
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-
1994
- 1994-12-20 JP JP31632394A patent/JP3210535B2/ja not_active Expired - Lifetime
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