JP3206797B2 - インクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット記録方法Info
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Description
録媒体に反応液とインク組成物とを付着させて印字を行
うインクジェット記録方法に関する。
させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法
である。この方法は、比較的安価な装置で高解像度、高
品位な画像を、高速で印刷可能であるという特徴を有す
る。通常インクジェット記録に使用されるインク組成物
は、水を主成分とし、これに着色成分および目詰まり防
止等の目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したものが一
般的である。
近新たに、多価金属塩溶液を記録媒体に適用した後、少
なくとも一つのカルボキシル基を有する染料を含むイン
ク組成物を適用する方法が提案されている(例えば、特
開平5−202328号公報)。この方法においては、
多価金属イオンと染料から不溶性複合体が形成され、こ
の複合体の存在により、耐水性がありかつカラーブリー
ドがない高品位の画像を得ることができるとされてい
る。
性剤または浸透性溶剤および塩を含有するカラーインク
と、この塩との作用により増粘または凝集するブラック
インクとを組合せて使用することにより、画像濃度が高
くかつカラーブリードがない高品位のカラー画像が得ら
れるという提案もなされている(特開平6−10673
5号公報)。すなわち塩を含んだ第一の液と、インク組
成物との二液を印字することで、良好な画像が得られる
とするインクジェット記録方法が提案されている。
ェット記録方法が提案されている(例えば、特開平3−
240557号公報、特開平3−240558号公
報)。
印字するインクジェット記録方法において、特定の反応
液と特定のインク組成物を組み合わせることで、良好な
印字が実現できるとの知見を得た。本発明はかかる知見
に基づくものである。
ジェット記録方法において、良好な画像が実現できる方
法の提供をその目的としている。
ジェット記録方法は、記録媒体に、反応液とインク組成
物とを付着させて、印字を行うインクジェット記録方法
であって、前記反応液が多価金属塩を含んでなり、前記
インク組成物が顔料と樹脂エマルジョンとを含んでなる
ものである。
記録方法は、記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、前記反応液がポリアリルアミンまたはポリアリルア
ミン誘導体を含んでなり、前記インク組成物が着色剤と
樹脂エマルジョンとを含んでなるものである。
記録方法は、記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、前記反応液が多価金属塩を含んでなり、前記インク
組成物が着色剤とアルギン酸誘導体とを含んでなるもの
である。
記録方法は、記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、前記反応液が多価金属塩と20℃における蒸気圧が
0.01mmHg以下であるポリオールとを含んでな
り、該ポリオールの添加量が前記多価金属塩に対し重量
比で1以上であるものであり、前記インク組成物が着色
剤と樹脂エマルジョンとを含んでなるものである。
記録方法は、記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、反応液が多価金属塩を含んでなり、この多価金属塩
が硝酸塩またはカルボン酸塩であるものである。
記録方法は、記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、前記反応液が多価金属塩を含んでなりかつ表面張力
35mN/m以下であるものであり、前記インク組成物
が着色剤を含んでなりかつ表面張力40mN/m以上5
5mN/m以下であるものである。
記録方法は、記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、前記反応液が多価金属塩を含んでなり、前記インク
組成物が着色剤と、水と、そして熱可塑性樹脂である樹
脂エマルジョンを含んでなるものであって、前記インク
組成物が付着した記録媒体を、前記熱可塑性樹脂の軟化
温度以上に加熱する加熱工程を含んでなるものである。
応液とインク組成物とを印字する工程を含んでなるもの
である。
多価金属塩を含んでなり、インク組成物が顔料と、水
と、そして樹脂エマルジョンとを含んでなるものを用い
る。
字のにじみ、印字ムラを抑え、さらに、カラーインクジ
ェット記録方法においてしばしば問題とされている異な
る色の境界領域での不均一な色混じり、すなわちカラー
ブリードを有効に防止できるとの利点も有する。
ポリアリルアミンまたはその誘導体を含んでなり、イン
ク組成物が着色剤と、水と、そして樹脂エマルジョンと
を含んでなるものを用いる。
字のにじみ、印字ムラを抑え、さらに、カラーブリード
を有効に防止できるとの利点も有する。
多価金属塩を含んでなり、インク組成物としてアルギン
酸誘導体を含んでなるものを用いる。
字のにじみ、印字ムラを抑え、高い真円度のドットを形
成でき、また高い印字濃度を実現できるとの利点を有す
る。さらに、カラーブリードを有効に防止できるとの利
点も有する。
多価金属塩を含んでなり、反応液が、さらに20℃での
蒸気圧が0.01mmHg以下であるポリオールを多価
金属塩に対し重量比で1以上含んでなるものである。
まりの原因となる析出物の発生が極めて少ない。従っ
て、安定な印字が行える。さらに、記録紙のカールの発
生を有効に防止することができる。
多価金属塩を含んでなり、インク組成物が顔料と樹脂エ
マルジョンとを含んでなるものであり、かつ反応液に含
まれる多価金属塩が硝酸イオンまたはカルボン酸イオン
と組み合わせて構成された塩であるものである。
およびインク組成物いずれのノズルの目詰まりなしに、
良好な印字を行うことができるとの利点を有する。
多価金属塩を含んでなり、反応液の表面張力が35mN
/m以下であり、インク組成物の表面張力が40mN/
m以上55mN/m以下とされる。
好な画像が得られる。具体的には、にじみが少ない、印
字ムラがない、OD値が高い、耐擦性に優れた印字画像
が得られる。また、記録ヘッドの小型化と印字の高速化
に関しても好適である。
が25mN/m以上35mN/m以下であるのが好まし
く、またインク組成物の表面張力が40mN/m以上5
0mN/m以下であるのが好ましい。このようにするこ
とにより、反応液とインク組成物の付着順序にかかわら
ず、より一定した高品質の印字が得られる。更に別の好
ましい態様によれば、反応液およびインク組成物の20
℃における粘度は1.5mPa・s〜10mPa・sの
範囲にあるのが好ましく、より好ましくは1.5mPa
・s〜6mPa・sの範囲である。また、好適には反応
液とインク組成物との粘度をほぼ等しいものとする。例
えば一方の粘度が他方の粘度の50〜200%となるよ
うにする。これによって、反応液およびインク組成物を
共にインクジェット記録ヘッドから吐出する場合、記録
ヘッド、流路構造、および駆動回路を同一のもとするこ
とができる点で有利である。
多価金属塩を含んでなり、インク組成物が熱可塑性樹脂
からなる分散相を有する樹脂エマルジョンを含んでなる
ものであり、かつ印字後の記録媒体を熱可塑性樹脂の軟
化温度以上に加熱することを含んでなる。
よいが、好ましくは印字の後一定時間が経過した後に行
われるのが好ましい。加熱までに一定の時間を置くこと
によって、樹脂エマルジョンと、多価金属イオンとの相
互作用による印字の記録媒体への定着を十分に完結させ
ることが出来るからである。十分な定着が得られた後
に、加熱によって印字の膜化を図ることで、さらに良好
な印字の耐擦性(例えば、耐ラインマーカー性)が得ら
れる。また、印字後に加熱する態様は、印字と同時に加
熱を行う態様と比較して、記録ヘッドと加熱手段とを物
理的には離すことが出来ることから、熱による影響が記
録ヘッドに及びにくい点で有利である。さらに、印字と
同時に加熱を行う態様にあっては、十分な加熱の効果を
与える時間を確保するために、印字の速度を落とさざる
を得ない場合があった。しかし、印字後に加熱する態様
にあっては、加熱面積を広くできるなど加熱の効果を上
げるために採用できる手段の自由度が大きくなる。よっ
て、結果として、印字速度を上げることも可能となると
の利点をも有する。
さはその効果が得られる範囲で適宜決定されてよいが、
一般的には0.1〜60秒程度、好ましくは1〜30秒
程度である。
る順序としては、いずれが先であってもよく、すなわち
反応液を記録媒体に付着させその後この記録媒体にイン
ク組成物を付着させる方法、インク組成物を印字した後
反応液を付着させる方法、さらに反応液とインク組成物
をその射出直前または直後に混合する方法のいずれも好
適に行うことができる。
も多価金属塩またはポリアリルアミンを含んでなる。
は、二価以上の多価金属イオンとこれら多価金属イオン
に結合する陰イオンとから構成され、水に可溶なもので
ある。多価金属イオンの具体例としては、Ca2+、Cu
2+、Ni2+、Mg2+、Zn2+、Ba2+などの二価金属イ
オンAl3+、Fe3+、Cr3+などの三価金属イオンがあ
げられる。陰イオンとしては、Cl- 、NO3 - 、
I- 、Br- 、ClO3 -よびCH3 COO- などがあ
げられる。
れる金属塩は、反応液のpH、得られる印刷物の品質と
いう二つの観点から、好適な結果を与える。
は印字品質、目詰まり防止の効果が得られる範囲で適宜
決定されてよいが、好ましくは0.1〜40重量%程度
であり、より好ましくは5〜25重量%程度である。
反応液に含まれる多価金属塩は、二価以上の多価金属イ
オンと、これら多価金属イオンに結合する硝酸イオンま
たはカルボン酸イオンとから構成され、水に可溶なもの
である。
炭素数1〜6の飽和脂肪族モノカルボン酸または炭素数
7〜11の炭素環式モノカルボン酸から誘導されるもの
である。炭素数1〜6の飽和脂肪族モノカルボン酸の好
ましい例としては、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、
イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ピバル酸、ヘキサン酸
などが挙げられる。特に蟻酸、酢酸が好ましい。
基上の水素原子は水酸基で置換されていてもよく、その
ようなカルボン酸の好ましい例としては、乳酸が挙げら
れる。
ルボン酸の好ましい例としては、安息香酸、ナフトエ酸
等が挙げられ、より好ましくは安息香酸である。
ミン及びポリアリルアミン誘導体は水に可溶で、水中で
プラスに荷電するカチオン系高分子である。例えば、式
(II)、式(III)、および式(IV)が挙げられ
る。
イオン、硝酸イオン、燐酸イオン、硫酸イオン、酢酸イ
オン等を表す) これら以外にもアリルアミンとジアリルアミンが共重合
したポリマーやジアリルメチルアンモニウムクロライド
と二酸化硫黄との共重合体を使用することもできる。
ミン誘導体の含有量は、反応液の0.5〜10重量%で
あることが好ましい。
は、多価金属塩に加えて、ポリオールを含んでなる。こ
こで、このポリオールは、20℃での蒸気圧が0.01
mmHg以下であるものであり、かつその添加量は多価
金属塩に対して重量比で1以上、好ましくは1.0〜
5.0とされる。さらに本発明の好ましい態様によれ
ば、このポリオールの反応液に対する添加量は10重量
%以上であるのが好ましく、より好ましくは10〜30
重量%程度である。
価アルコール、例えば、グリセリン、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオ
ール、1,4−ブタンジオールなどが挙げられる。さら
に、ポリオールの好ましい具体例としては糖、例えば単
糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類および四糖類を含
む)および多糖類があげられ、好ましくはグルコース、
マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、ア
ラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グルシシー
ル、ソルビット、マルトース、セロビオース、ラクトー
ス、スクロース、トレハロース、マルトトリオース、な
どがあげられる。
二以上の混合物として添加されてよい。二以上の混合物
として添加される場合、その添加量は、合計として多価
金属塩に対して重量比で1以上とされる。
高沸点有機溶媒からなる湿潤剤を含んでなる。高沸点有
機溶媒は、反応液の乾燥を防ぐことによりヘッドの目詰
まりを防止する。高沸点有機溶媒の好ましい例として
は、前記ポリオールとも一部重なるが、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,
2,6−ヘキサントリオール、チオグリコール、ヘキシ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールエタン、
トリメチロールプロパンなどの多価アルコール類;エチ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエ
チエレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノブチルエーテルなどの多価アルコールのアルキル
エーテル類、尿素、2−ピロリドン、N−メチル−2−
ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン、トリエタノールアミンなどがあげられる。
いが、好ましくは0.5〜40重量%程度であり、より
好ましくは2〜20重量%程度である。
低沸点有機溶剤を含んでなる。低沸点有機溶剤の好まし
い例としては、メタノール、エタノール、n−プロピル
アルコール、iso−プロピルアルコール、n−ブタノ
ール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、i
so−ブタノール、n−ペンタノールなどがあげられ
る。特に一価アルコールが好ましい。低沸点有機溶剤
は、インクの乾燥時間を短くする効果がある。低沸点有
機溶剤の添加量は0.5〜10重量%が好ましく、より
好ましくは1.5〜6重量%の範囲である。
浸透剤を含んでなる。浸透剤としては、アニオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の各
種界面活性剤、メタノール、エタノール、iso−プロ
ピルアルコール等のアルコール類、エチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノブチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテルなどがあげられる。
は、下記式(I)で表わされる化合物及び/または多価
アルコールの低級アルコールエーテルが、より好まし
い。
R4 は独立してアルキル基である) 式1で表される化合物の代表的なものとして具体的には
オルフィンY、サーフィノール82、サーフィノール4
40、サーフィノール465、サーフィノール485
(いずれも製造:Air Products and
Chemicals.Inc.)等がある。これらは単
独でまたは2種類以上添加しても良い。
pH調整のためにトリエタノールアミンを含んでなる。
トリエタノールアミンが添加される場合、その添加量
は、0〜2.0重量%程度が好ましい。
の項で記載したカラー着色剤を添加して着色され、イン
ク組成物の機能を兼ね備えたものとされてもよい。
場合にはブラックインク組成物を意味し、さらにカラー
印字を行う場合にはカラーインク組成物、具体的にはイ
エローインク組成物、マゼンタインク組成物、およびシ
アンインク組成物、更に場合によってブラックインク組
成物を意味するものとする。
は、少なくとも着色剤と水とを含んでなる。
成物は樹脂エマルジョンを含んでなるのが好ましい。こ
こで、樹脂エマルジョンとは、連続相が水であり、分散
相が次のような樹脂成分であるエマルジョンを意味す
る。分散相の樹脂成分としては、アクリル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン系樹脂、塩化ビニ
ル系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂、ブタジエン系樹
脂、スチレン系樹脂、架橋アクリル樹脂、架橋スチレン
樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、フェノール樹脂、シリコ
ーン樹脂、エポキシ樹脂、などがあげられる。
は親水性部分と疎水性部分とを併せ持つ重合体であるの
が好ましい。また、これらの樹脂成分の粒子径はエマル
ジョンを形成する限り特に限定されないが、150nm
程度以下が好ましく、より好ましくは5〜100nm程
度である。
ーを、場合によって界面活性剤とともに水中で分散重合
することによって得ることができる。例えば、アクリル
系樹脂またはスチレン−アクリル系樹脂のエマルジョン
は、(メタ)アクリル酸エステル、または(メタ)アク
リル酸エステルおよびスチレンを、界面活性剤とともに
水中で分散重合させることによって得ることができる。
樹脂成分と界面活性剤との混合の割合は、通常10:1
〜5:1程度とするのが好ましい。界面活性剤の使用量
が前記範囲にあることでより良好なインクの耐水性、浸
透性が得られる。界面活性剤は特に限定されないが、好
ましい例としてはアニオン性界面活性剤(例えばドデシ
ルベンゼルスルホン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート
のアンモニウム塩など)、非イオン性界面活性剤(例え
ば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポ
リオキシエチレンアルキルアミドなど)があげられ、こ
れらを単独または二種以上を混合して用いることができ
る。また、アセチレングリコール(オレフィンY、なら
びにサーフィノール82、104、440、465、お
よび485(いずれもAir Products and Chemicals In
c. 製))を用いることも可能である。
合は、樹脂100重量部に対して水60〜400重量
部、好ましくは100〜200の範囲が適当である。
ことも可能であり、例えばマイクロジェルE−100
2、E−5002(スチレン−アクリル系樹脂エマルジ
ョン、日本ペイント株式会社製)、ボンコート4001
(アクリル系樹脂エマルジョン、大日本インキ化学工業
株式会社製)ボンコート5454(スチレン−アクリル
系樹脂エマルジョン、大日本インキ化学工業株式会社
製)、SAE−1014(スチレン−アクリル系樹脂エ
マルジョン、日本ゼオン株式会社製)、サイビノールS
K−200(アクリル系樹脂エマルジョン、サイデン化
学株式会社製)、などがあげられる。
ョンを、その樹脂成分がインクの0.1〜40重量%と
なるよう含有するのが好ましく、より好ましくは1〜2
5重量%の範囲である。
はポリアリルアミンもしくはポリアリルアミンの誘導体
との相互作用により、着色成分の浸透を抑制し、さらに
記録媒体への定着を促進する効果を有する。また、樹脂
エマルジョンの種類によっては記録媒体上で皮膜を形成
し、印刷物の耐擦性をも向上させる効果も有する。
成物は樹脂エマルジョン形態の熱可塑性樹脂を含んでな
るのが好ましい。ここで、熱可塑性樹脂とは、軟化温度
が50℃〜250℃、好ましくは60℃〜200℃、の
ものである。ここで、軟化温度という語は、熱可塑性樹
脂のガラス転移点、融点、粘性率が1011〜1012ポア
ズになる温度、流動点、樹脂エマルジョンの形態にある
場合その最低造膜温度(MFT)のうち最も低い温度を
意味するものとする。本発明による方法の加熱工程で
は、記録媒体を熱可塑性樹脂の軟化温度以上の温度で加
熱する。
度以上に加熱され冷却された際に強固な耐水性、耐擦性
のある膜を形成するものが好ましい。
は、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリメタア
クリル酸エステル、ポリエチルアクリル酸、スチレン‐
ブタジエン共重合体、ポリブタジエン、アクリロニトリ
ル‐ブタジエン共重合体、クロロプレン共重合体、フッ
素樹脂、フッ化ビニリデン、ポリオレフィン樹脂、セル
ロース、スチレン‐アクリル酸共重合体、スチレン‐メ
タアクリル酸共重合体、ポリスチレン、スチレン‐アク
リルアミド共重合体、ポリイソブチルアクリレート、ポ
リアクリロニトリル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアセ
タール、ポリアミド、ロジン系樹脂、ポリエチレン、ポ
リカーボネート、塩化ビニリデン樹脂、セルロース系樹
脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン‐酢酸ビニル共重合体、
酢酸ビニル‐アクリル共重合体、塩化ビニル樹脂、ポリ
ウレタン、ロジンエステル等が挙げられるがこれらに限
定されるものではない。
は、ポリエチレンワックス、モンタンワックス、アルコ
ールワックス、合成酸化ワックス、αオレフィン‐無水
マレイン酸共重合体、カルナバワックス等の動植物系ワ
ックス、ラノリン、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス等が挙げられる。
の樹脂エマルジョンを用いることも可能であり、例えば
特公昭62−1426号、特開平3−56573号、特
開平3−79678号、特開平3−160068号、特
開平4−18462号などに記載の樹脂エマルジョンを
そのまま用いることができる。
成物はアルギン酸誘導体を含んでなるのが好ましい。ア
ルギン酸誘導体の好ましい例としては、アルギン酸アル
カリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩)アル
ギン酸有機塩(例えば、トリエタノールアミン塩)、ア
ルギン酸アンモニウム塩、等が挙げられる。
添加量は、好ましくは0.01〜1重量%程度であり、
より好ましくは0.05〜0.5重量%程度である。
が得られる理由は確定できないが、反応液に存在する多
価金属塩が、インク組成物中のアルギン酸誘導体と反応
し、着色剤の分散状態を変化させ、着色剤の記録媒体へ
の定着が促進されることに起因するものと考えられる。
含まれる着色剤としては、染料、顔料のいずれであって
もよいが、インク組成物の不溶化あるいは増粘等の作用
によって、インク中の着色成分の浸透を抑制する場合
は、水性媒体中に溶解している染料よりも分散している
顔料の方が有利である。
染料、塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、
可溶性建染染料、反応分散染料、など通常インクジェッ
ト記録に使用する各種染料を使用することができる。
料、有機顔料を使用することができる。無機顔料として
は、酸化チタンおよび酸化鉄に加え、コンタクト法、フ
ァーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造
されたカーボンブラックを使用することができる。ま
た、有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性
アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などを含
む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリ
レン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナク
リドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イ
ソインドリノン顔料、キノフラロン顔料など)、染料キ
レート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キ
レートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブ
ラックなどを使用できる。
顔料は、分散剤または界面活性剤で水性媒体中に分散さ
せて得られた顔料分散液としてインクに添加されるのが
好ましい。好ましい分散剤としては、顔料分散液を調製
するのに慣用されている分散剤、例えば高分子分散剤を
使用することができる。なお、この顔料分散液に含まれ
る分散剤および界面活性剤がインク組成物の分散剤およ
び界面活性剤としても機能するであろうことは当業者に
明らかであろう。
重量%程度が好ましく、より好ましくは2〜15重量%
程度である。
成物は有機溶媒を含んでなるのが好ましい。この有機溶
媒は、好ましくは低沸点有機溶剤であり、その好ましい
例としては、メタノール、エタノール、n−プロピルア
ルコール、iso−プロピルアルコール、n−ブタノー
ル、sec−ブタノール、tert−ブタノール、is
o−ブタノール、n−ペンタノールなどがあげられる。
特に一価アルコールが好ましい。低沸点有機溶剤は、イ
ンクの乾燥時間を短くする効果がある。
発明に使用するインク組成物は、さらに高沸点有機溶媒
からなる湿潤剤を含んでなることが好ましい。高沸点有
機溶媒剤の好ましい例としては、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、1,2,6−
ヘキサントリオール、チオグリコール、ヘキシレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパンなどの多価アルコール類、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル、トリエチエレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチ
ルエーテルなどの多価アルコールのアルキルエーテル
類、尿素、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、トリエ
タノールアミンなどがあげられる。
〜40重量%が好ましく、より好ましくは2〜20重量
%の範囲である。また、低沸点有機溶剤の添加量はイン
クの0.5〜10重量%が好ましく、より好ましくは
1.5〜6重量%の範囲である。
剤および界面活性剤を含むことができる。界面活性剤の
例としては、前記樹脂エマルジョンの説明で記載した各
種の界面活性剤が挙げられる。
成物は糖を含有してなるのが好ましい。糖類の例として
は、単糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類および四糖類
を含む)および多糖類があげられ、好ましくはグルコー
ス、マンノース、フルクトース、リボース、キシロー
ス、アラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グルシ
シール、(ソルビット)、マルトース、セロビオース、
ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオ
ース、などがあげられる。ここで、多糖類とは広義の糖
を意味し、アルギン酸、α−シクロデキストリン、セル
ロースなど自然界に広く存在する物質を含む意味に用い
ることとする。
記した糖類の還元糖(例えば、糖アルコール(一般式H
OCH2 (CHOH)n CH2 OH(ここで、n=2〜
5の整数を表す)で表される)、酸化糖(例えば、アル
ドン酸、ウロン酸など)、アミノ酸、チオ糖などがあげ
られる。特に糖アルコールが好ましく、具体例としては
マルチトール、ソルビットなどがあげられる。
40重量%、好ましくは0.5〜30重量%の範囲が適
当である。
剤、防かび剤等を添加しても良い。
ジェット記録装置につて以下、図面を用いて説明する。
組成物および反応液をタンクに収納し、インク組成物お
よび反応液がインクチューブを介して記録ヘッドに供給
される態様である。すなわち、記録ヘッド1とインクタ
ンク2とがインクチューブ3で連通される。ここで、イ
ンクタンク2は内部が区切られてなり、インク組成物、
場合によって複数のカラーインク組成物の部屋と、反応
液の部屋とが設けられてなる。
モータ5で駆動されるタイミングベルト6によって移動
する。一方、記録媒体である紙7はプラテン8およびガ
イド9によって記録ヘッド1と対面する位置に置かれ
る。なお、この態様においては、キャップ10が設けら
れてなる。このキャップ10には吸引ポンプ11が連結
され、いわゆるクリーニング操作を行う。吸引されたイ
ンク組成物はチューブ12を介して廃インクタンク13
に溜め置かれる。
示す。1bで示される部分が反応液のノズル面であっ
て、反応液が吐出されるノズル21が縦方向に設けられ
てなる。一方、1cで示される部分がインク組成物のノ
ズル面であって、ノズル22、23、24、25からは
それぞれイエローインク組成物、マゼンタインク組成
物、シアンインク組成物、そしてブラックインク組成物
が吐出される。
たインクジェット記録方法を図3を用いて説明する。記
録ヘッド1は矢印A方向に移動する。その移動の間に、
ノズル面1bより反応液が吐出され、記録媒体7上に帯
状の反応液付着領域31を形成する。次に記録媒体7が
紙送り方向矢印Bに所定量移送される。その間記録ヘッ
ド1は図中で矢印Aと逆方向に移動し、記録媒体7の左
端の位置に戻る。そして、既に反応液が付着している反
応液付着領域にインク組成物を印字し、印字領域32を
形成する。
おいて、ノズルを全て横方向に並べて構成することも可
能である。図中で、41aおよび41bは反応液の吐出
ノズルであり、ノズル42、43、44、45からはぞ
れぞれイエローインク組成物、マゼンタインク組成物、
シアンインク組成物、そしてブラックインク組成物が吐
出される。このような態様の記録ヘッドにおいては、記
録ヘッド1がキャリッジ上を往復する往路、復路いずれ
においても印字が可能である点で、図2に示される記録
ヘッドを用いた場合よりも速い速度での印字が期待でき
る。
好ましくは前記のように調節することにより、これらの
付着順序にかかわらず、高品質の印字がより一定して得
られる。この場合反応液の吐出ノズルを1つとすること
もでき(例えば図中で41bのノズルを省くことができ
る)、さらなるヘッドの小型化と印字の高速化が達成で
きる。
ンク組成物の補充がインクタンクであるカートリッジを
取り替えることで行われるものがある。また、このイン
クタンクは記録ヘッドと一体化されたものであってもよ
い。
ジェット記録装置の好ましい例を図5に示す。図中で図
1の装置と同一の部材については同一の参照番号を付し
た。図5の態様において、記録ヘッド1aおよび1b
は、インクタンク2aおよび2bと一体化されてなる。
記録ヘッド1aまたは1bをそれぞれインク組成物およ
び反応液を吐出するものとする。印字方法は基本的に図
1の装置と同様であってよい。そして、この態様におい
て、記録ヘッド1aとインクタンク2aおよび記録ヘッ
ド1aおよびインクタンク2bは、キャリッジ4上をと
もに移動する。
るヒータが設けられてなる、インクジェット記録装置の
好ましい例を図6に示す。図6は、ヒータ14を設けた
点以外は図1に示したものと同様なものである。このヒ
ータ14は、記録媒体に接触してそれを加熱するもので
あっても、赤外線などを照射しまたは熱風を吹き付ける
など記録媒体に接触せずに加熱するものであってもよ
い。
ンク組成物を付着させる場所にのみ選択的に反応液を付
着させるという方法と、紙面全体に反応液を付着させる
方法のいずれの態様であってもよい。前者が反応液の消
費量を必要最小限に抑えることができ経済的であるが、
反応液とインク組成物双方を付着させる位置にある程度
の精度が要求される。一方、後者は、前者に比べ反応液
およびインク組成物の付着位置の精度の要求は緩和され
るが、紙面全体に大量の反応液を付着させることとな
り、乾燥の際、紙がカールしやすい。従って、いずれの
方法を採用するかは、インク組成物と反応液との組み合
わせを考慮して決定されてよい。前者の方法を採用する
場合、反応液の付着は、インクジェット記録方法による
ことが可能である。
ンクジェット記録装置は、さらに反応液とインク組成物
とを収納し、かつインク組成物および反応液の量が、イ
ンク組成物が先に消費し尽くされるものとされたものが
好ましい。
ジェット記録装置に用いられるインクタンクが提供され
る。このインクタンクは、好適には取り替え可能なカー
トリッジ式であってもよく、さらに好適には記録ヘッド
と一体化されたものであってもよい。いずれの態様によ
っても、反応液とインク組成物とを収納し、かつインク
組成物および反応液の量がインク組成物が先に消費し尽
くされるものとされたものとするのが好ましい。
組成物よりも先に消費し尽くされるようなものとされる
と、反応液は透明であることが一般的であるので、消費
し尽された時点を知ることが難しくなる。すなわち、反
応液が消費し尽くされたことを、印字を観察し、その印
字品質が劣化していることで初めて知ることとなり、印
字品質の観察を常に使用者に課すこととなる。
装置にあっては、インク組成物はそれ自体有色であるこ
とから、その消尽を容易に知ることができる。さらに、
インク組成物が消費し尽くされる前に反応液がなくなる
ことがないので、安定して二液を印字するインクジェッ
ト記録方法を行うことが可能となる。一方、インク組成
物および反応液を収納するタンク部分にセンサー手段な
どを設けその消費を観察することも考えられるが、この
態様にあってはそのような複雑な機構を極めて簡便な仕
組みで代替できる点でも価値のあるものといえる。
成物を用いた場合に、「反応液よりもインク組成物の方
が先に消費し尽くされる」とは、いずれか一つのインク
組成物が消費し尽くされた時点で依然として反応液が残
っている限り、複数のインク組成物の全てが消費し尽く
された時においても反応液が残っていなければならない
ことを必ずしも意味する物ではないが、複数のインク組
成物の全てが消費し尽くされた場合においても反応液が
残っているようなものとされるのが好ましい。
明するが、本発明はこれらに限定されるれものではな
い。
ンドミル(安川製作所製)中で、ガラスビーズ(直径
1.7mm、混合物の1.5倍量(重量))とともに2
時間分散させた。その後ガラスビーズを取り除き、他の
添加物を加え常温で20分間攪拌した。5μmのメンブ
ランフィルターでろ過し、インクジェット記録用インク
を得た。
わせ、インクジェットプリンタで実際に印刷を行って印
字品質等を評価した。
エプソン株式会社製)で、以下の各紙に印刷を行った。
印刷は、まず反応液を100%dutyで印刷した後、
ブラックインクで文字を印刷した。印刷は、360dp
i(ドット/インチ)の密度で0.05〜0.07μg
/ドットの吐出量で行った。乾燥後、文字におけるにじ
みの発生の有無を調べた。 Xerox P紙(ゼロックス株式会社製) Ricopy 6200紙(リコー株式会社製) Xerox 4024紙(ゼロックス株式会社製) Neenah Bond紙(キンバリークラーク社
製) Xerox R紙(ゼロックス株式会社製・再生紙) やまゆり紙(本州製紙株式会社製・再生紙) その結果は、表に示される通りである。表中、 ○:にじみがなく鮮明な印刷の場合、 △:ひげ状のにじみが発生した場合、 ×:文字の輪郭がはっきりしないほどにじみが発生した
場合。
をMachbethPCMII(マクベス社製)で測定
した。その結果は表に示される通りである。
各紙に100%dutyで印刷を行った。印刷の方法は
印字品質(にじみ)で示した方法と同様である。 Ricopy 6200紙(リコー株式会社製) Canon dry紙(キャノン株式会社製) Machbeth PCMIIを用いて、印刷部分の任
意の5点のOD値を測定しその平均値を求めた。この手
順を5回繰り返し、5つの平均値の最大値と最小値を求
めた。この差が0.4未満であると実用上問題なく、さ
らには0.3未満が好ましい。その結果は、表に示され
る通りである。表中、 ○:OD値の差が0.3未満、 △:OD値の差が0.3以上0.4未満、 ×:OD値の差が0.4以上。
x P紙(ゼロックス株式会社製)に印刷し、印刷物を
24時間自然乾燥させた。その印刷物を25℃、50%
RHの環境で指でこすり、印刷の汚れの発生の有無を目
視で観察した。その結果は、表に示される通りである。
表中、 ○:印刷の汚れが観察されない場合、 △:印刷の汚れが若干発生するが、文字の判別は可能な
場合、 ×:印刷の汚れで文字の判別ができない場合。
各紙に100%dutyで反応液を記録媒体に付着させ
た後、100%dutyでカラーインク(シアン、マゼ
ンタ、イエロー)とブラックインク(文字)とを同時に
印刷し、文字の境界部分での不均一な色の混じりの有無
を調べた。なお、実施例A−7では反応液がカラーイン
クであるため、100%dutyで反応液とブラックイ
ンク(文字)とを同時印刷した。 Xerox P紙(ゼロックス株式会社製) Ricopy 6200紙(リコー株式会社製) Xerox 4024紙(ゼロックス株式会社製) Neenah Bond紙(キンバリークラーク社
製) Xerox R紙(ゼロックス株式会社製・再生紙) やまゆり紙(本州製紙株式会社製・再生紙) その結果は表に示される通りである。表中、 ○:色の混じりがなく境界が鮮明な場合、 △:ひげ状に色の混じりが発生した場合、 ×:文字の輪郭がはっきりしないほど色が混じった場
合。
た。
合わせ、インクジェットプリンタで実際に印刷を行って
印字品質等を評価した。
った。
合わせ、インクジェットプリンタで実際に印刷を行って
印字品質等を評価した。
た。 ブラックインクD−1 カーボンブラック MA7 5重量% (三菱化成(株)製) スチレン−アクリル酸共重合体 3重量% ・アンモニウム塩 (分子量7,000、樹脂成分38%;分散剤) グランドール PP−1000 7重量% (大日本インキ(株)製、スチレン−アクリル樹脂エマルジョン、樹脂成分45 %) マルチトール 7重量% グリセリン 10重量% 2−ピロリドン 2重量% ダックアルギン NSPLL 0.1重量% (紀文フードケミファ(株)製アルギン酸ナトリウム) イオン交換水 残量
成物、マゼンタインク組成物、イエローインク組成物を
調製した。なお、これらカラーインク組成物の組み合わ
せをカラーインクD−1とする。 シアンインク 顔料KETBLUEX−1 (大日本インキ化学工業(株)製) 2重量% マゼンタインク 顔料KETRED309 (大日本インキ化学工業(株)製) 2重量% イエローインク 顔料KETYELLOW403 (大日本インキ化学工業(株)製) 2重量% 液媒体 スチレン−アクリル酸共重合体 1.5重量% ・アンモニウム塩 (分子量7,000、樹脂成分38%;分散剤) グランドール PP−1000 7重量% (大日本インキ(株)製、スチレン−アクリル樹脂エマルジョン、樹脂成分45 %) マルチトール 7重量% グリセリン 10重量% 2−ピロリドン 2重量% アルギン酸ナトリウム 0.1重量% イオン交換水 残量
成物、マゼンタインク組成物、イエローインク組成物を
調製した。なお、これらカラーインク組成物の組み合わ
せをカラーインクD−2とする。 シアンインク 銅フタロシアニン 2重量% マゼンタインク C.I.Pigment Red 122 3重量% イエローインク C.I.Pigment Yellow 17 2重量% 液媒体 スチレン−アクリル酸共重合体 1.5重量% ・アンモニウム塩 (分子量7,000、樹脂成分38%;分散剤) ボンコート5454 5重量% (大日本インキ(株)製、スチレン−アクリル樹脂エマルジョン、樹脂成分45 %) スクロース 10重量% グリセリン 10重量% アルギン酸ナトリウム 0.2重量% イオン交換水 残量
ナトリウムを除いたインク組成物を調製し、それをカラ
ーインクD−3とした。
ーエプソン(株)製)を用いて、Xerox 4024
3R 721(ゼロックス(株)製)およびXero
x R(ゼロックス(株)製、再製紙)の2紙に印刷を
行った。印刷は反応液を100%dutyで印刷した
後、インク組成物によりドットを印刷した。また、反応
液を印刷しないでインク組成物によるドットを印刷し、
それを比較例とした。
S/L2 と定義したとき(ここで、Sはドット面積であ
り、Lはドットの周長である)、真円度を次のように評
価した。すなわち、真円度が、 ○:両紙において1〜0.9の場合 △:いずれかまたは両紙において0.9〜0.8の場合 ×:いずれかまたは両紙において0.8未満 とした。その結果は、第4表に示される通りであった。
価A−5と同様に行った。
上記評価A−2で使用した紙に、100%dutyで反
応液を印刷した後、ブラックインクで文字を印刷した。
乾燥後、印刷物の反射OD値をMacbeth PCM
II(マクベス社製)で測定した。
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,
5−ペンタンジオール、1,4−ブタンジオールの20
℃における蒸気圧は0.01mmHg以下である。
し、室温で1時間攪拌を行い、その後、常温で5μmの
メンブランフィルターで組成物を吸引ろ過して調製し
た。
温かつ常湿下に放置し、3日後および7日後における析
出の有無を観察した。その結果、全ての例において3日
後および7日後においても析出は観察されなかった。
プソン株式会社製)のヘッドに上記反応液を充填した
後、プリンターを40℃の環境に1週間放置した。放置
後印字を行い、ヘッドの全ノズルが復帰するまでのクリ
ーニング回数を調べた。その結果、すべての例において
3回以下であった。
記反応液を下記の各紙(全てA4サイズ)にベタ印字し
た。 Xerox P(ゼロックス株式会社製) Xerox R(ゼロックス株式会社製) Xerox 4024(ゼロックス株式会社製) やまゆり(本州製紙株式会社製) Conqueror(Arjo Wiggins社製) 印字物を、常温かつ常湿下に放置し、放置後1時間およ
び24時間後の各紙のカール量を以下のように測定し
た。すなわち、紙の接地面からカールの先端部までの垂
直方向の距離を測定し、それを次のように評価した。 ◎:0〜10mm ○:10〜20mm その結果は、次の第5表に示される通りであった。な
お、カール量が40mm以上になると記録紙が管状の形態
となってしまう。
クジェットプリンターMJ−500C(セイコーエプソ
ン株式会社製)を用いて印字し、印字にじみの有無を評
価した。
通紙5紙を用いた。その結果、全ての記録紙において画
像を大きく損う印字にじみは観察されなかった。
た。 ブラックインクF−1 カーボンブラックMA7 5重量% (三菱化成株式会社製) スチレン−アクリル酸共重合体 1重量% (分散剤) ボンコート4001 30重量% (アクリル系樹脂エマルジョン、樹脂成分50%、MFT=5℃、大日本インキ 株式会社製) スクロース 0.7重量% マルチトール 6.3重量% グリセリン 10重量% 2−ピロリドン 2重量% エタノール 4重量% 純水 残量
し、室温で1時間撹拌を行い、その後室温で5μmのメ
ンブランフィルターで組成物を吸引ろ過して調製した。
360dpi(ドット/インチ)の密度で0.11〜
0.13μg/ドットの吐出量で行った。
同様に行った。
所定のインクを充填し、10分間連続して英数文字を印
刷した。その後プリンタを停止し、キャップをせずに4
0℃、25%Rhの環境下で、1週間〜1月間放置し
た。放置後再び英数文字を印刷し、放置前と同等の印字
が得られるまでに要した目詰まり復帰動作の回数を調べ
た。 ◎:0〜2回の復帰動作で初期と同等の印刷が可能 ○:3〜5回の復帰動作で初期と同等の印刷が可能 ×:6回以上の復帰動作でも初期と同等の印刷が不可能
製した。すなわち、いずれも場合も、以下の成分を混合
し(但し、インク組成物の場合、顔料については予め分
散剤を用いて顔料分散液とした後、他の成分と混合
し)、60℃で1時間加熱撹拌を行った。その後、常温
で5μmのメンブランフィルターで組成物を吸引ろ過し
て、反応液またはインク組成物を得た。
た。ブラックインクH−1 カーボンブラックRaven1080 5重量% (コロンビヤン・カーボン株式会社製) スチレン−アクリル酸共重合体 (分散剤) 1重量% マイクロジェルE−5002 10重量% (スチレン−アクリル系樹脂エマルジョン、樹脂成分 29.2%、MFT=約80℃、日本ペイント株式会社製) スクロース 0.7重量% マルチトール 6.3重量% グリセリン 10重量% 2−ピロリドン 2重量% エタノール 4重量% 純水 残量
し、室温で1時間撹拌を行い、その後室温で5μmのメ
ンブランフィルターで組成物を吸引ろ過して調製した。
エプソン株式会社製)で、以下の各紙に印刷を行った。
印刷は、まず反応液H−1を100%dutyで印刷し
た後、ブラックインクで文字を印刷した。反応液H−
1、インクH−1ともに吐出量は0.05〜0.07μ
g/dot、密度は360dpiとした。加熱工程は後
記の表中にあるように加熱方法および温度を変えて行っ
た。 印刷試験用紙 Xerox P紙(ゼロックス株式会社製) Ricopy 6200紙(リコー株式会社製) Xerox 4024紙(ゼロックス株式会社製) Neenah Bond紙(キンバリークラーク社
製) Xerox R紙(ゼロックス株式会社製・再生
紙) やまゆり紙(本州製紙株式会社製・再生紙)
とした。 実施例H−1:150℃のヒートローラ上を10cm/
秒で通過させた。 実施例H−2:170℃の温風を吹き付けた。
よび印字品質を下記のように評価した。
インクのみを印字して、実施例H−1と同様の加熱工程
に付して得られた印字を同様に評価した。
ー性) ゼブラ社製イエロー水性、螢光ペン(ZEBRA PE
N2(商標))を用いて、印刷文字を筆圧4.9×10
5 N/m2 で擦り、イエロー部の汚れ具合を調べた。そ
の結果を、次のように評価した。 ○:2回擦っても全く汚れが生じない △:1回擦りまで汚れが生じないが、2回以上で汚れ発
生する用紙がある ×:1回擦りで汚れ発生する用紙がある
で測定した。以上の結果は次の表に記載される通りであ
った。
であって、この態様においては記録ヘッドとインクタン
クがそれぞれ独立してなり、インク組成物および反応液
はインクチューブによって記録ヘッドに供給される。
が反応液のノズル面であり、1cがインク組成物のノズ
ル面である。
を説明する図である。図中で、31は反応液付着領域で
あり、32は反応液が付着された上にインク組成物が印
字された印字領域である。
あって、吐出ノズルが全て横方向に並べて構成されたも
のである。
であって、この態様においては記録ヘッドとインクタン
クが一体化されてなる。
であって、この態様においては印字後の記録媒体を加熱
するヒータを備えてなる。
Claims (32)
- 【請求項1】記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、 前記反応液が多価金属塩を含んでなり、 前記インク組成物が顔料と樹脂エマルジョンとを含んで
なるものである、インクジェット記録方法。 - 【請求項2】記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、 前記反応液がポリアリルアミンまたはその誘導体を含ん
でなり、 前記インク組成物が顔料と樹脂エマルジョンとを含んで
なるものである、インクジェット記録方法。 - 【請求項3】記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、 前記反応液が多価金属塩を含んでなり、 前記インク組成物が顔料と樹脂エマルジョンとアルギン
酸誘導体とを含んでなるものである、インクジェット記
録方法。 - 【請求項4】前記アルギン酸誘導体がアルギン酸アルカ
リ金属塩またはアルギン酸アンモニウム塩である、請求
項3記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項5】前記インク組成物がアルギン酸誘導体を
0.01〜1重量%含んでなるものである、請求項3ま
たは4記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項6】前記インク組成物が樹脂エマルジョンを更
に含んでなるものである、請求項3〜5のいずれか一項
に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項7】記録媒体に、反応液とインク組成物とを付
着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、 前記反応液が多価金属塩と20℃における蒸気圧が0.
01mmHg以下であるポリオールとを含んでなり、該
ポリオールの添加量が前記多価金属塩に対し重量比で1
以上であるものであり、 前記インク組成物が顔料と樹脂エマルジョンとを含んで
なるものである、インクジェット記録方法。 - 【請求項8】前記ポリオールが、グリセリン、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペン
タンジオール、1,4−ブタンジオール、および糖類か
らなる群から選択されるものである、請求項7記載のイ
ンクジェット記録方法。 - 【請求項9】前記反応液が前記ポリオールを10重量%
以上含んでなるものである、請求項7または8記載のイ
ンクジェット記録方法。 - 【請求項10】前記反応液の表面張力が35mN/m以
下であり、 前記インク組成物の表面張力が40mN/m以上55m
N/m以下である、請求項1に記載のインクジェット記
録方法。 - 【請求項11】前記反応液が表面張力25mN/m以上
35mN/m以下であるものであり、前記インク組成物
が表面張力40mN/m以上50mN/m以下であるも
のである、請求項10記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項12】前記反応液および前記インク組成物の2
0℃における粘度が1.5mPa・s〜10mPa・s
である、請求項10または11記載のインクジェット記
録方法。 - 【請求項13】記録媒体に、反応液とインク組成物とを
付着させて、印字を行うインクジェット記録方法であっ
て、 前記反応液が多価金属塩を含んでなり、 前記インク組成物が顔料と、水と、そして熱可塑性樹脂
である樹脂エマルジョンを含んでなるものであって、 前記インク組成物が付着した記録媒体を、前記熱可塑性
樹脂の軟化温度以上に加熱する加熱工程を含んでなる、
インクジェット記録方法。 - 【請求項14】前記記録媒体にインク組成物の液滴を付
着させた後、一定の時間をおいて前記加熱工程を実施す
る、請求項13記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項15】加熱温度が樹脂エマルジョンの膜化温度
以上である、請求項13または14記載のインクジェッ
ト記録方法。 - 【請求項16】前記多価金属塩が硝酸塩またはカルボン
酸塩である、請求項1〜15のいずれか一項に記載のイ
ンクジェット記録方法。 - 【請求項17】前記カルボン酸塩を構成するカルボン酸
イオンが、炭素数1〜6の飽和脂肪族モノカルボン酸
(このモノカルボン酸の飽和脂肪族炭化水素基上の水素
原子は水酸基で置換されていてもよい)または炭素数6
〜10の炭素環式モノカルボン酸から誘導されるもので
ある、請求項16記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項18】前記反応液がトリエチレングリコールモ
ノブチルエーテルおよびグリセリンを更に含んでなるも
のである、請求項1〜17記載のインクジェット記録方
法。 - 【請求項19】前記インク組成物の着色剤が顔料であ
る、請求項2〜18のいずれか一項に記載のインクジェ
ット記録方法。 - 【請求項20】前記反応液がイエロー、シアン、または
マゼンダ着色剤を含んでなるカラーインクである、請求
項1〜19のいずれか一項に記載のインクジェット記録
方法。 - 【請求項21】前記反応液が浸透剤を含んでなる、請求
項1〜20いずれか一項に記載のインクジェット記録方
法。 - 【請求項22】前記浸透剤が下記式(I)によって表さ
れる化合物および/または多価アルコールの低級アルコ
ールエーテルである請求項21に記載のインクジェット
記録方法。 【化1】 (式中、0≦m+n≦50、R1 、R2 、R3 、および
R4 は独立してアルキル基を表す) - 【請求項23】反応液を記録媒体に付着させ、その後該
記録媒体にインク組成物を印字する、請求項1〜22い
ずれか一項に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項24】インク組成物を記録媒体に印字し、その
後該記録媒体に反応液を付着させる、請求項1〜22い
ずれか一項に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項25】前記反応液と前記インク組成物をインク
ジェット記録装置からの射出直前または射出直後に混合
して記録媒体に印字する、請求項1〜22いずれか一項
に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項26】請求項1〜25いずれか一項に記載の方
法によって印字された、記録物。 - 【請求項27】顔料と樹脂エマルジョンとを少なくとも
含んでなる、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方
法に用いられるインク組成物。 - 【請求項28】多価金属塩を少なくとも含んでなる、請
求項1または3に記載の方法に用いられる反応液。 - 【請求項29】20℃における蒸気圧が0.01mmH
g以下であるポリオールを更に含んでなり、該ポリオー
ルの添加量が前記多価金属塩に対し重量比で1以上であ
る、請求項28に記載の反応液。 - 【請求項30】上記ポリオールが、グリセリン、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペ
ンタンジオール、1,4−ブタンジオール、および糖類
から選ばれてなるものである、請求項29記載の反応
液。 - 【請求項31】前記ポリオールを10wt%以上含有し
てなる、請求項29または30記載の反応液。 - 【請求項32】請求項13に記載のインクジェット記録
方法を実施するためのインクジェット記録装置であっ
て、 前記反応液を記録媒体に付着させる手段と、 前記インク組成物の液滴を形成し、該液滴を前記記録媒
体に付着させるインクジェット記録手段と、 前記インク組成物が付着した前記記録媒体を前記熱可塑
性樹脂の軟化温度以上に加熱する加熱手段とを少なくと
も含んで構成されてなる、インクジェット記録装置。
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