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JP3205480U - トルクを迅速に切替え可能なトルクレンチ - Google Patents

トルクを迅速に切替え可能なトルクレンチ Download PDF

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JP3205480U
JP3205480U JP2016002217U JP2016002217U JP3205480U JP 3205480 U JP3205480 U JP 3205480U JP 2016002217 U JP2016002217 U JP 2016002217U JP 2016002217 U JP2016002217 U JP 2016002217U JP 3205480 U JP3205480 U JP 3205480U
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智慶 謝
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優鋼機械股▲ふん▼有限公司
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】複数の特定のトルク値に設定トルク値を迅速に切替え可能であり、利用が極めて便利となるトルクレンチを提供する。【解決手段】チューブ20と、チューブの後端に設けられており、中空であるハンドル30と、チューブの内部に設けられている、第1規制部282と、第2規制部283と、ハンドルの内部に設けられており、その縦方向の変位が第1規制部と第2規制部とに規制されるねじ軸40と、を有するトルクレンチであり、ハンドルを回転することにより、トルクレンチのトルクを調整可能である。ねじ軸の縦方向の変位量を制限することにより、ハンドルの回転可能の範囲をコントロール可能であり、ユーザはトルクレンチのトルク値を迅速に調整可能である。【選択図】図2

Description

本考案は、トルクレンチに関し、特に、トルクを迅速に切替え可能なトルクレンチに関するものである。
トルクレンチは、締結部材を締付け、又は緩めるための工具である。トルク値を設定することにより、締結部材の締結力を管理可能である。特に、特殊または重要な機械設備の場合には、機械設備の締結部材の締結力を精密に管理することが必要なため、トルク値を設定したトルクレンチにより、締結部材を締付けることが一般的である。これにより、機械設備の安全性を向上可能である。
従来のトルクレンチは、ハンドルを回転することにより、トルクレンチのトルク値を調整することが一般的であり、そのトルク値の調整可能な範囲が広いため、殆どの締結作業に適用可能である。しかしながら、従来のトルクレンチは、そのトルク値の調整可能な範囲が広いため、トルク値の調整作業の速度が遅い。ユーザは、ハンドルを数回転に回転しないと、必要なトルク値に設定することができない。すなわち、従来のトルクレンチの利用は極めて不便である。指定のトルク値が異なる複数の締結部材を締結する場合には、ハンドルを頻繁に回転しないと、トルクレンチのトルク値を切替えることができないが、毎回のトルク値の切替えは、ハンドルを多数回に回転することが必要である。これにより、トルク値を切替える時間が長すぎ、工数を無駄にし、そしてユーザは面倒に感じることが多い。
また、トルクレンチの設定トルク値は、よく利用される幾つかの特定のトルク値がある。例えばタイヤを締付けるトルク値は、90、110及び130ニュートン・メートルであるが、従来のトルクレンチによれば、これらの特定のトルク値に設定トルク値を迅速に切替えることができない。
本考案の主な目的は、複数の特定のトルク値に設定トルク値を迅速に切替え可能であり、利用が極めて便利となるトルクレンチを提供することにある。
本考案のトルクレンチによると、チューブと、
チューブの前端に設けられている工作ヘッドと、
チューブの内部に設けられており、工作ヘッドの後端に位置し、トルクレンチの加えるトルクが設定されたトルク値に達するとトリップするトリップ機構と、
チューブの内部に設けられており、その前端がトリップ機構に弾性的に押付ける弾性部材と、
チューブの内部に設けられており、弾性部材の後方に位置する第1規制部及び第2規制部と、
中空を呈し、その前端がチューブの後端を嵌め、チューブに対して回動可能なハンドルと、
ボディーを有し、ボディーの外周面に螺旋が設けられており、ボディーがチューブの内部に設けられており、その前端が弾性部材に直接または間接に押付け、その後端がハンドルと連接し、ハンドルを回転するときに連動されて回転し、チューブの縦方向に沿って変位可能なねじ軸と、
ねじ軸のボディーに連接されており、第1規制部の前方に位置する止め部と、
ねじ軸のボディーに設けられており、第2規制部の後方に位置する止め部材と、
を含み、
ねじ軸は、チューブの縦方向に沿って前死点と後死点との間に変位可能であり、ねじ軸が前死点に位置するときには、止め部材が第2規制部に止められ、ねじ軸が後死点に位置するときには、止め部が第1規制部に止められることを特徴とする。
本考案のトルクレンチによれば、複数の特定のトルク値に設定トルク値を迅速に切替え可能であり、利用が極めて便利になるという効果を有する。
本考案の第1の実施形態に係るトルクレンチを示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態に係るトルクレンチを示す縦断面図である。 図2における3-3線の断面図である。 本考案の第1の実施形態に係るトルクレンチを示す分解斜視図である。 図4における前固定具、後固定具及び接合具を示す拡大斜視図である。 本考案の第1の実施形態に係るトルクレンチの一部を示す拡大図であって、ねじ軸が後死点に位置する状態を示す。 図6における7-7線の断面図である。 図6における係止具がリリース位置に位置する状態を示す断面図である。 図8における9-9線の断面図である。 図6におけるねじ軸が前死点に位置する状態を示す断面図である。 図10における係止具が係止位置に位置する状態を示す断面図である。 図6におけるトルクレンチが規制具と止め具との間の距離Dを調整する状態を示す断面図である。 本考案の第2の実施形態に係るトルクレンチの一部を示す拡大断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1から図4を参照する。本実施形態に係るトルクレンチ10は、チューブ20と、ハンドル30と、ねじ軸40と、係止具50と、トルク指示位置60と、を含む。
チューブ20は、工作ヘッド21と、押付け具22と、弾性部材23と、スライド具24と、トリップ機構と、当接ブロック26と、軸受27と、規制具28と、多数の位置決め溝29と、を含む。工作ヘッド21の後端には、ロッド211が設けられている。ロッド211はチューブ20の前端を挿通する。押付け具22は、チューブ20の内部に設けられており、工作ヘッド21のロッド211の後方に位置する。スライド具24は、チューブ20の内部に設けられており、押付け具22の後方に位置し、チューブ20の内部で変位可能である。弾性部材23は、押付け具22とスライド具24との間に配されており、その前端が押付け具22の後端に弾性的に押付け、その後端がスライド具24の前端に押付ける。当接ブロック26は、スライド具24の後方に設けられており、スライド具24の後端面に接触する。軸受27は、当接ブロック26の後方に設けられており、当接ブロック26の後端面に接触する。規制具28は、貫通孔281と、第1規制部282と、第2規制部283と、を有する。貫通孔281は、規制具28の縦方向に沿うように設けられており、その内周面に螺旋が設けられている。第1規制部282は、規制具28の前端面に形成される。第2規制部283は、規制具28の後端面に形成される。規制具28は、二つのピンにより、チューブ20の内部に固定されており、チューブ20の後端に位置する。複数の位置決め溝29は、チューブ20の後端の外周面に環設されており、チューブ20の縦方向に沿うように設けられている。トリップ機構はトリップ具25である。トリップ具25は、ロッド211と押付け具22との間に設けられている。トルクレンチ10の加えるトルクが設定されたトルク値に達すると、トリップ具25がトリップする。このとき、トルクレンチ10に振動または音声が発生して、トルクレンチ10の加えるトルクが設定されたトルク値に達することをユーザに知らせる。トリップ機構は、周知な機構であり、各タイプのトリップ機構は本考案に係るトルクレンチに適用可能なため、トリップ機構は本考案に示すものに限定されない。
ハンドル30は、中空を呈し、接合具31と、段差35と、二つの貫通孔36と、二つの位置決め具38と、外蓋39と、を含む。接合具31は、その縦方向に穿孔が設けられており、前端面と後端面とには、図3及び図4に示すように、歯33が多数設けられている。接合具31は、二つのピンにより、ハンドル30の内部に固定されており、ハンドル30の後端に位置する。段差35は、ハンドル30の外周面に環設されている。二つの貫通孔36は、ハンドル30の半径方向に沿ってハンドル30の前端を貫通する。本実施形態では、二つの位置決め具38は、ボール状を呈し、二つの貫通孔36にそれぞれ設けられており、貫通孔36の内部でスライド可能である。外蓋39は、ハンドル30の後端に設けられている。ハンドル30の前端は、チューブ20の後端20に嵌め設けられており、チューブ20の上で回転可能である。
ねじ軸40は、ボディー41と、止め部42と、止め部材と、前固定具44と、後固定具47と、を有する。ボディー41の外周面に螺旋が設けられている。本実施形態では、止め部42は、ヘッド部であり、ボディー41の前端と連接する。本実施形態では、前記止め部材は、止め具43であり、チューブ状を呈し、ねじ軸40のボディー41に螺着されており、又は嵌合されており、ねじ軸40の上でスライド可能である。ねじ軸40は、ハンドル30の内部に設けられおり、ボディー41がハンドル30に固定されており、その前端が規制具28の貫通孔281に螺着されており、後端が接合具31の穿孔32を挿通する。止め部42は、チューブ20の軸受27と規制具28の第1規制部282との間に位置し、その前端面が軸受27の後端面に接触する。軸受27により、ねじ軸40を回転するときに、ねじ軸40の回転がもっとスムーズとなる。もちろん、チューブ20の内部に、スライド具24、当接ブロック26及び軸受27を設けず、ねじ軸40の止め部42が弾性部材23に直接に押付けてもよい。止め具43は、規制具28の第2規制部283の後方に位置する。図4及び図5を参照する。前固定具44と後固定具47とは、ハンドル30の接合具31に組み合わせて接合部材を構成し、その縦方向に沿ってねじ穴45,48が設けられている。前固定具44の後端面に第1歯止め46が多数設けられている。後固定具47の前端面に第2歯止め49が多数設けられている。第1歯止め46と第2歯止め49との方向は互いに逆である。前固定具44と後固定具47とは、ねじ軸40のボディー41に螺着されている。前固定具44は、止め具43と接合具31との間に位置し、その前端面が止め具43の後端面に当接する。第1歯止め46と接合具31の前端面に設けられている歯33とは、互いに係止する。後固定具47は接合具31の後方に位置する。第2歯止め49と接合具31の後端面に設けられている歯33とは、互いに係止する。
ハンドル30が回転するときには、接合具31の前端面の歯33が前固定具44の第1止め歯45と互いに係止し、又は接合具31の後端面の歯33が後固定具47の第2止め歯49と互いに係止する。これにより、ねじ軸40が駆動されてハンドル30と共に回転可能である。ねじ軸40が回転するときには、ボディー41が規制具28と螺着するため、ボディー41がチューブ20の縦方向に沿って前後に変位可能である。これにより、トルクレンチ10のトルク値を調整可能である。
ねじ軸40は、チューブ20の縦方向に沿って、前死点と後死点との間に変位可能である。トルクレンチ10のねじ軸40が前記後死点に位置するときには、止め部42の後端面が規制具28の第1規制部282に当接する。これにより、ねじ軸40が後方へ変位できず、トルクレンチ10はトルクを減少するように調整できない。このとき、ねじ軸40の止め具43の前端と規制具28の第2規制部283との間には、図6に示すように、距離Dを有する。トルクレンチ10のねじ軸40が前記前死点に位置するときに、止め部42は、スライド具24を押さえて弾性部材23を圧縮し、規制具28の第1規制部282との間に距離Dを有する。このとき、止め具43の前端が規制具28の第2規制部283に当接することにより、ねじ軸40がもっと前方へ変位できず、トルクレンチ10はトルクを上げることができない。
係止具50は、ハンドル30の前端の外周面を嵌め、ハンドル30の縦方向に沿って変位可能である。係止具50は、係止位置とリリース位置とを有し、その内周面には、収容部52と、締結部54と、凸部56とが設けられている。収容部52は、係止具50の内周面の前側に環設されている。締結部54は、斜面であり、係止具50の内周面に環設されており、係止具50の後端から前端へ、その内径が収容部52に徐々に近接する。凸部56は、係止具50の内周面の後端に環設されている。バネ58は、より高い弾性係数を有し、係止具50の凸部56とハンドル30の段差35との間に配されており、一端が凸部56に弾性的に押付け、他端が段差35に弾性的に押付ける。
トルク指示位置60は、チューブ20とハンドル30との境界に設けられており、多数の目盛62と指示部64とを有する。多数の目盛62は、トルクレンチ10のトルク値を表示し、その数量がチューブ20の位置決め溝29の数量と同じであり、チューブ20の外周面に設けられている。指示部64は、ハンドル30の前端に設けられており、これらの目盛62に対応する。
係止具50が前記係止位置に位置するときに、締結部54は、二つの位置決め具38を押さえて、二つの位置決め具38が二つの位置決め溝29と係合して、ハンドル30が回転できなくなる。係止具50が前記リリース位置に位置するときに、係止具50は、ハンドル30の縦方向に沿って後方へ引かれて、凸部58がハンドル30の段差35に近接してバネ58を圧縮する。このとき、係止具50の収容部52に二つの位置決め具38を位置合わせると、二つの位置決め具38は、チューブ20の位置決め溝29から離脱して、係止具50の収容部52に進入する。これにより、ハンドル30はチューブ20の上で回転可能である。ハンドル30が回転するときに、二つの位置決め具38は、これらの位置決め溝29を多数回に進入して離脱するため、位置決められるという感じを有する。各位置決め溝29が各目盛62にそれぞれ対応するため、ユーザは、位置決められるという感じにより、トルクレンチ10が目盛62に表示するトルク値に切替えられたことを知ることが可能である。係止具50を前記係止位置に回復したいときには、係止具50を放すだけで、バネ58の弾力により、係止具50が付勢されて上がる。これにより、係止具50の締結部54が二つの位置決め具38を押さえて固定して、二つの位置決め具38を二つの位置決め溝29と再度に嵌合可能である。このとき、ハンドル30がチューブ20と互いに係止するため、ハンドル30が回転できなくなる。これにより、トルクレンチ10のトルク値を固定可能である。
次に、本実施形態に係るトルクレンチ10の使用状態を説明する。図6及び図7を参照する。トルクレンチ10のねじ軸40が前記後死点に位置するときには、ねじ軸40の止め具43の前端と規制具20の第2規制部283との間に距離Dを有し、止め部42の後端面が規制具28の第1規制部282に当接する。これにより、ねじ軸40は後方へ変位できず、トルクレンチ10のトルクを減少するように調整できない。このとき、弾性部材23が小さな弾力でトリップ機構を押さえる。係止具50が前記係止位置に位置するときに、締結部54が二つの位置決め具38を押さえて、二つの位置決め具38が二つの位置決め溝29と係合して、ハンドル30が回転できなくなる。
図8及び図9を参照する。トルクレンチ10のトルクを調整しようとする場合には、ハンドル30の縦方向に沿って係止具50を後方へリリース位置まで引いて、凸部58がハンドル30の段差35に近接してバネ58を圧縮し、二つの収容部52に二つの位置決め具38を位置合わせると、二つの位置決め具38は、チューブ20の位置決め溝29から離脱して、係止具50の収容部52に移動する。これにより、ハンドル30を回転することが可能となり、トルクレンチ10のトルクを調整可能である。
ハンドル30を回転するときに、二つの位置決め具38は、これらの位置決め溝29に多数回に進入して離脱するため、位置決められるという感じを有する。各位置決め溝29が各目盛62にそれぞれ対応するため、ユーザは、位置決められるという感じにより、トルクレンチ10が目盛62に表示するトルク値に切替えられたことを知ることが可能である。
図10を参照する。トルクレンチ10のねじ軸40が前記前死点に位置するときに、ねじ軸40の止め部42は、スライド具24を押さえて弾性部材23を圧縮する。これにより、弾性部材23が大きな弾力でトリップ機構を押さえる。このとき、止め部42と規制具28の第1規制部282との間に距離Dを有する。このとき、止め具43の前端が規制具28の第2規制部283に当接することにより、ねじ軸40がもっと前方へ変位できず、トルクレンチ10はトルクを上げることができない。
トルクレンチ10を必要のトルク値に切替えた後、図11に示すように、係止具50を放すと、バネ58の弾力により、係止具50が付勢されて上がる。これにより、係止具50の締結部54が二つの位置決め具38を押さえて固定して、二つの位置決め具38を二つの位置決め溝29と再度に嵌合可能である。このとき、ハンドル30がチューブ20と互いに係止するため、ハンドル30が回転できなくなる。これにより、トルクレンチ10のトルク値を固定可能である。
このように、本実施形態に係るトルクレンチ10は、チューブ20の規制具28、ねじ軸40の止め部42及び止め具43により、ねじ軸40の変位量を設定する。これにより、トルクレンチ10は、より小さい範囲内にトルク値を調整可能である。トルクレンチ10は、ハンドル30を一回転の範囲内に必要のトルク値を調整可能にすると、必要のトルクに迅速に切替え可能である。これにより、トルクレンチ10の実用性を増加することが可能である。
ハンドル30を回転するときに、二つの位置決め具38は、これらの位置決め溝29に多数回に進入して離脱するため、位置決められるという感じを有する。ユーザは、位置決められるという感じにより、トルクレンチ10が目盛62に表示するトルク値に切替えられたことを知ることが可能である。そしてトルク指示位置60の各目盛62がチューブ20の各位置決め溝29にそれぞれ対応するため、これらの目盛62のトルク値を常用トルクに設定すると、ユーザは、位置決められるという感じにより、トルクレンチ10を常用トルクの間に迅速に切り替え可能である。これにより、トルクレンチ10の利用が極めて便利となる。
特に、トルクレンチ10を作製する過程中に、図12に示すように、二つの固定具44,47により、止め具43と規制具28との間の距離Dを調整可能であり、ひいてはトルクレンチ10の調整可能のトルク範囲を設定可能である。二つの固定具44,47の位置がねじ軸40の後端に近接する場合には、止め具43と規制具28の第2規制部283との間の距離D1を増加可能である。これにより、トルクレンチ10の調整可能のトルク範囲を増加可能である。逆に、二つの固定具44,47の位置がねじ軸40の前端に近接する場合には、止め具43と規制具28の第2規制部283との間の距離D1を減少可能である。これにより、トルクレンチ10の調整可能のトルク範囲を減少可能である。
(第2の実施形態)
図13を参照する。本実施形態に係るトルクレンチ10は、チューブ20と、ハンドル30と、ねじ軸40と、係止具50と、トルク指示位置60と、を含む。本実施形態では、第1の実施形態と同じ部品に同一の符号を付けて、説明を省略する。本実施形態の第1の実施形態と相違する点は、下記にある。
本実施形態では、止め部材が前固定具44である。本実施形態の作動方式は、第1の実施形態と同じである。ねじ軸40が前記後死点に位置するときには、止め部42の後端面が規制具28の第1規制部282に当接する。これにより、ねじ軸40が後方へ変位できず、トルクレンチ10のトルクを減少するように調整できない。このとき、規制具28の第2規制部283と前固定具44との間には、距離Dを有する。ねじ軸40が前記前死点に位置するときには、前固定具44の前端面が規制具28の第2規制部283に押付けることにより、ねじ軸40がもっと前方へ変位できず、トルクレンチ10はトルクを上げることができない。
これにより、本実施形態の構成によれば、トルクレンチ10は予定のトルク範囲内にトルクを調整可能なため、トルクレンチ10は、実用性が極めて高く、利用が極めて便利である。
このように、本考案の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。例えばねじ軸は、ピンによりハンドル内に固定し、又は規制具の貫通孔に螺旋を設けず、ハンドルの内部に、ねじ軸と螺着する螺着具を設けてもよい。これにより、ねじ軸はチューブの縦方向に沿って前後に変位可能である。
本考案は、トルクレンチに適用することができる。
10 トルクレンチ
20 チューブ
21 工作ヘッド
22 押付け具
23 弾性部材
24 スライド具
25 トリップ具
26 当接ブロック
28 規制具
29 位置決め溝
30 ハンドル
31 接合具
32 穿孔
33 歯
35 段差
36 貫通孔
38 位置決め具
39 外蓋
40 ねじ軸
41 ボディー
42 止め部
43 止め具
44 前固定具
45 ねじ穴
46 第1歯止め
47 後固定具
48 ねじ穴
49 第2歯止め
50 係止具
52 収容部
54 締結部
56 凸部
58 バネ
60 トルク指示位置
62 目盛
64 指示部
211 ロッド
281 貫通孔
282 第1規制部
283 第2規制部
D,D1 距離

Claims (10)

  1. チューブと、
    前記チューブの前端に設けられている工作ヘッドと、
    前記チューブの内部に設けられており、前記工作ヘッドの後端に位置し、トルクレンチの加えるトルクが設定されたトルク値に達するとトリップするトリップ機構と、
    前記チューブの内部に設けられており、前記トリップ機構の後方に位置し、その弾力が前記トリップ機構に押付ける弾性部材と、
    前記チューブの内部に設けられており、前記弾性部材の後方に位置する第1規制部及び第2規制部と、
    中空を呈し、その前端が前記チューブの後端を嵌め、前記チューブに対して回動可能なハンドルと、
    ボディーを有し、前記ボディーの外周面に螺旋が設けられており、前記ボディーが前記チューブの内部に設けられており、その前端が前記弾性部材に直接または間接に押付け、その後端が前記ハンドルと連接し、前記ハンドルを回転するときに連動されて回転し、前記チューブの縦方向に沿って変位可能なねじ軸と、
    前記ねじ軸の前記ボディーに連接されており、前記第1規制部の前方に位置する止め部と、
    前記ねじ軸の前記ボディーに設けられており、前記第2規制部の後方に位置する止め部材と、
    を含み、
    前記ねじ軸は、前記チューブの縦方向に沿って前死点と後死点との間に変位可能であり、前記ねじ軸が前記前死点に位置するときには、前記止め部材が前記第2規制部に止められ、前記ねじ軸が前記後死点に位置するときには、前記止め部が前記第1規制部に止められることを特徴とするトルクレンチ。
  2. 更に、規制具を含み、前記規制具は、前記チューブの内部に固定されており、前記第1規制部は前記規制具の前端に形成され、前記第2規制部は前記規制具の後端に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のトルクレンチ。
  3. 前記規制具は貫通孔を有し、前記貫通孔の内周面に螺旋が設けられており、前記ねじ軸の前記ボディーは、前記規制具の前記貫通孔に螺着されていることを特徴とする、請求項2に記載のトルクレンチ。
  4. 更に、接合部材を含み、前記接合部材は前記ねじ軸の後端に設けられており、前記止め部材は止め具であり、前記止め具は、前記第2規制部と前記接合部材との間に位置し、前記ねじ軸が前方へ変位するときには、前記接合部材が前記止め具を押さえて、前記止め具が前記ねじ軸と共に変位し、前記ねじ軸が前死点に位置するときには、前記規制具の前端が前記第2規制部に止められることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトルクレンチ。
  5. 前記止め部材は、前記ねじ軸の前記ボディーに固定されており、前記ねじ軸と共に変位することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトルクレンチ。
  6. 更に、接合具と、前固定具と、後固定具と、を含み、前記接合具は、前記ハンドルの内部に固定されており、その縦方向に穿孔が設けられており、前記ねじ軸の前記ボディーの後端は前記接合具の前記穿孔を挿通し、前記前固定具と前記後固定具とは、その縦方向に沿うねじ穴をそれぞれ有し、前記ボディーに螺着されており、前記前固定具の後端面は、前記接合具の前端面と接合し、前記後固定具の前端面は、前記接合具の後端面と接合し、これにより、前記接合具は、前記前固定具と前記後固定具とに対して回転できないことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトルクレンチ。
  7. 前記止め部材は前記前固定具であることを特徴とする、請求項6に記載のトルクレンチ。
  8. 前記接合具の前端面と後端面とには、それぞれ歯が少なくとも一つ設けられており、前記前固定具の後端面に第1歯止めが少なくとも一つ設けられており、前記後固定具の前端面に第2歯止めが少なくとも一つ設けられており、前記第1歯止めと前記第2歯止めとの方向が互いに逆であり、前記接合具の前端面に設けられている歯は、前記前固定具の後端面に設けられている前記第1歯止めと係止可能であり、前記接合具の後端面に設けられている歯は、前記後固定具の前端面に設けられている前記第2歯止めと係止可能であることを特徴とする、請求項6に記載のトルクレンチ。
  9. 多数の位置決め溝は、前記チューブの後端の外周面に環設されており、前記チューブの縦方向に沿うように設けられており、少なくとも一つの位置決め具は、前記ハンドルの前端の外周面を挿通し、前記ハンドルの半径方向に沿って変位可能であり、係止具は、係止位置とリリース位置とを有し、その内周面には、収容部と、締結部とが設けられており、前記係止具は、前記ハンドルの前端の外周面に嵌め設けられており、前記ハンドルの縦方向に沿って変位可能であり、前記係止具が係止位置に位置するときには、前記締結部が前記位置決め具を押さえて、前記位置決め具が前記チューブに設けられている位置決め溝のうちの一つと係合して、前記ハンドルが回動できず、前記係止具がリリース位置に位置するときには、前記位置決め具が、前記チューブに設けられている前記位置決め溝から離脱して、前記係止具の前記収容部に収容されて、前記ハンドルが前記チューブを中心として回動可能であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトルクレンチ。
  10. 段差は、前記ハンドルの外周面に環設されており、凸部は、前記係止具の内周面に環設されており、バネは、前記ハンドルと前記係止具との間に設けられており、一端が前記係止具の前記凸部に押付け、他端が前記ハンドルの前記段差に押付けることを特徴とする、請求項9に記載のトルクレンチ。
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