JP3205074B2 - アドレス発生回路 - Google Patents
アドレス発生回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置において
特定のアドレスに対して一定のオフセット量を有するア
ドレスを発生するアドレス発生回路に関するものであ
る。
特定のアドレスに対して一定のオフセット量を有するア
ドレスを発生するアドレス発生回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置がFIFO(First
In First Out)メモリーであって書き込
みデータと読み出しデータとの間の遅延量が決まってい
る場合には、図11に示すように、メモリーセルは普通
行列状に配置されているため、順番にメモリーセルアレ
イをアクセスしていくには行アドレスに着目するとライ
トアドレスとリードアドレスが決まったオフセット量j
を有しながらメモリー動作を行うことになる。
In First Out)メモリーであって書き込
みデータと読み出しデータとの間の遅延量が決まってい
る場合には、図11に示すように、メモリーセルは普通
行列状に配置されているため、順番にメモリーセルアレ
イをアクセスしていくには行アドレスに着目するとライ
トアドレスとリードアドレスが決まったオフセット量j
を有しながらメモリー動作を行うことになる。
【0003】以上のようなメモリー動作を実現するため
の従来のアドレス発生回路を図面に基づいて説明する。
の従来のアドレス発生回路を図面に基づいて説明する。
【0004】図8は上記従来のアドレス発生回路90を
示しており、図8において、アドレス発生回路90は、
ライトアドレスWAを発生するnビットカウンタ91
と、カウンタ制御回路92と、カウンタロード値発生回
路93と、演算器94と、オフセット量jを発生する演
算器制御回路95と、ライトアドレスWA及びリードア
ドレスRAからなるメモリアドレスMAを出力するスイ
ッチ回路96と、スイッチ制御回路97とを備えてい
る。
示しており、図8において、アドレス発生回路90は、
ライトアドレスWAを発生するnビットカウンタ91
と、カウンタ制御回路92と、カウンタロード値発生回
路93と、演算器94と、オフセット量jを発生する演
算器制御回路95と、ライトアドレスWA及びリードア
ドレスRAからなるメモリアドレスMAを出力するスイ
ッチ回路96と、スイッチ制御回路97とを備えてい
る。
【0005】図9は上記従来のアドレス発生回路90の
動作タイミングを示しており、図9に示すように、Aの
タイミングでnビットカウンタ91によりライトアドレ
スWAとしてアドレスXiが発生し、該アドレスXiに対
してメモリーのライト動作が行われる。このメモリーの
ライト動作と共にリード動作を行うためには、ライトア
ドレスWAに対してオフセット量jを有するリードアド
レスRAを発生する必要がある。
動作タイミングを示しており、図9に示すように、Aの
タイミングでnビットカウンタ91によりライトアドレ
スWAとしてアドレスXiが発生し、該アドレスXiに対
してメモリーのライト動作が行われる。このメモリーの
ライト動作と共にリード動作を行うためには、ライトア
ドレスWAに対してオフセット量jを有するリードアド
レスRAを発生する必要がある。
【0006】そこで、ライトアドレスWAとしてのアド
レスXiが演算器94に入力されると共に演算器制御回
路95により発生したオフセット量jが演算器94に入
力される。そして、アドレスXiにオフセット量jが加
算されることにより、アドレスXiに対してオフセット
量jを有するアドレスXi+jがリードアドレスRAとし
て発生する。
レスXiが演算器94に入力されると共に演算器制御回
路95により発生したオフセット量jが演算器94に入
力される。そして、アドレスXiにオフセット量jが加
算されることにより、アドレスXiに対してオフセット
量jを有するアドレスXi+jがリードアドレスRAとし
て発生する。
【0007】このようにして発生したライトアドレスW
AとしてのアドレスXiとリードアドレスRAとしての
アドレスXi+jとがスイッチ回路96に入力され、メモ
リーのライト動作及びリード動作に対応するメモリーア
ドレスMAが出力される。
AとしてのアドレスXiとリードアドレスRAとしての
アドレスXi+jとがスイッチ回路96に入力され、メモ
リーのライト動作及びリード動作に対応するメモリーア
ドレスMAが出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10は上記従来のア
ドレス発生回路90の演算器94の一例を示しており、
図10に示すように、演算器94は、ライトアドレスW
A(A0〜An-1)とオフセット量j(B0〜Bn-1)とを
加算してその加算結果としてnビットのリードアドレス
RA(C0〜Cn-1)を発生する加算器であり、アドレス
のビット数が1ビット増すごとに2つの排他的論理和素
子と2つの論理積素子と1つの論理和素子とにより構成
される全加算器を1つ付加していく必要がある。
ドレス発生回路90の演算器94の一例を示しており、
図10に示すように、演算器94は、ライトアドレスW
A(A0〜An-1)とオフセット量j(B0〜Bn-1)とを
加算してその加算結果としてnビットのリードアドレス
RA(C0〜Cn-1)を発生する加算器であり、アドレス
のビット数が1ビット増すごとに2つの排他的論理和素
子と2つの論理積素子と1つの論理和素子とにより構成
される全加算器を1つ付加していく必要がある。
【0009】このように、上記従来のアドレス発生回路
においては、アドレスのビット数が増加するとそれに伴
って演算器の面積が大きくなるため、その結果、チップ
面積が大きくなるという問題がある。
においては、アドレスのビット数が増加するとそれに伴
って演算器の面積が大きくなるため、その結果、チップ
面積が大きくなるという問題がある。
【0010】本発明は上記に鑑みなされたものであっ
て、アドレスのビット数の増加に伴う回路面積の増大を
抑制し、チップ面積を縮小させることを目的とする。
て、アドレスのビット数の増加に伴う回路面積の増大を
抑制し、チップ面積を縮小させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、演算器を使用しないで、オフセ
ット量jに応じたパルス数であるカウンタパルスにより
アドレスXに対してオフセット量jを有するnビットの
アドレスYを発生するnビットアップダウンカウンタを
使用することによって、アドレスのビット数の増加に伴
う回路面積の増大を抑制するものである。
め、請求項1の発明は、演算器を使用しないで、オフセ
ット量jに応じたパルス数であるカウンタパルスにより
アドレスXに対してオフセット量jを有するnビットの
アドレスYを発生するnビットアップダウンカウンタを
使用することによって、アドレスのビット数の増加に伴
う回路面積の増大を抑制するものである。
【0012】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、アドレスXに対するオフセット量jに応じたパルス
数であるカウンタパルスを発生するカウンタパルス発生
手段と、上記アドレスXに対して上記カウンタパルスの
パルス数に対応するオフセット量jを有するnビットの
アドレスYを発生することが可能であるnビットアップ
ダウンカウンタと、上記カウンタパルス発生手段から上
記カウンタパルスを受け取ると上記nビットアップダウ
ンカウンタに上記アドレスXに対して該カウンタパルス
のパルス数に対応するオフセット量jを有するnビット
のアドレスYを発生せしめるアップダウンカウンタ制御
手段とを備えている構成とするものである。
は、アドレスXに対するオフセット量jに応じたパルス
数であるカウンタパルスを発生するカウンタパルス発生
手段と、上記アドレスXに対して上記カウンタパルスの
パルス数に対応するオフセット量jを有するnビットの
アドレスYを発生することが可能であるnビットアップ
ダウンカウンタと、上記カウンタパルス発生手段から上
記カウンタパルスを受け取ると上記nビットアップダウ
ンカウンタに上記アドレスXに対して該カウンタパルス
のパルス数に対応するオフセット量jを有するnビット
のアドレスYを発生せしめるアップダウンカウンタ制御
手段とを備えている構成とするものである。
【0013】請求項2の発明は、アドレスXに応じたロ
ード値を発生すると共にカウンタによりオフセット量j
に応じたパルス数であるカウンタパルスを発生し、nビ
ットアップダウンカウンタにより上記ロード値に対応す
るアドレスXに対して上記カウンタパルスのパルス数に
対応するオフセット量jを有するnビットのアドレスY
を発生するものであり、具体的には、アドレスXに応じ
たロード値を発生するアップダウンカウンタロード値発
生手段と、上記アドレスXに対するオフセット量jに応
じたロード値を発生するカウンタロード値発生手段と、
該カウンタロード値発生手段から上記オフセット量jに
応じたロード値を受け取り該ロード値に応じたキャリー
アウトを出力することが可能であるカウンタと、該カウ
ンタが上記カウンタロード値発生手段からのロード値を
受け取ると該カウンタに該ロード値に応じたキャリーア
ウトを出力せしめるカウンタ制御手段と、上記カウンタ
から上記キャリーアウトを受け取ると該キャリーアウト
に応じたパルス数であるカウンタパルスを発生するラッ
チ回路と、上記アップダウンカウンタロード値発生手段
からのロード値を受け取り該ロード値に対応するアドレ
スXに対して上記カウンタパルスのパルス数に対応する
オフセット量jを有するnビットのアドレスYを発生す
ることが可能であるnビットアップダウンカウンタと、
上記ラッチ回路から上記カウンタパルスを受け取り上記
nビットアップダウンカウンタが上記アップダウンカウ
ンタロード値発生手段からのロード値を受け取ると該n
ビットアップダウンカウンタに該ロード値に対応するア
ドレスXに対して該カウンタパルスのパルス数に対応す
るオフセット量jを有するnビットのアドレスYを発生
せしめるアップダウンカウンタ制御手段とを備えている
構成とするものである。
ード値を発生すると共にカウンタによりオフセット量j
に応じたパルス数であるカウンタパルスを発生し、nビ
ットアップダウンカウンタにより上記ロード値に対応す
るアドレスXに対して上記カウンタパルスのパルス数に
対応するオフセット量jを有するnビットのアドレスY
を発生するものであり、具体的には、アドレスXに応じ
たロード値を発生するアップダウンカウンタロード値発
生手段と、上記アドレスXに対するオフセット量jに応
じたロード値を発生するカウンタロード値発生手段と、
該カウンタロード値発生手段から上記オフセット量jに
応じたロード値を受け取り該ロード値に応じたキャリー
アウトを出力することが可能であるカウンタと、該カウ
ンタが上記カウンタロード値発生手段からのロード値を
受け取ると該カウンタに該ロード値に応じたキャリーア
ウトを出力せしめるカウンタ制御手段と、上記カウンタ
から上記キャリーアウトを受け取ると該キャリーアウト
に応じたパルス数であるカウンタパルスを発生するラッ
チ回路と、上記アップダウンカウンタロード値発生手段
からのロード値を受け取り該ロード値に対応するアドレ
スXに対して上記カウンタパルスのパルス数に対応する
オフセット量jを有するnビットのアドレスYを発生す
ることが可能であるnビットアップダウンカウンタと、
上記ラッチ回路から上記カウンタパルスを受け取り上記
nビットアップダウンカウンタが上記アップダウンカウ
ンタロード値発生手段からのロード値を受け取ると該n
ビットアップダウンカウンタに該ロード値に対応するア
ドレスXに対して該カウンタパルスのパルス数に対応す
るオフセット量jを有するnビットのアドレスYを発生
せしめるアップダウンカウンタ制御手段とを備えている
構成とするものである。
【0014】
【作用】請求項1の構成により、カウンタパルス発生手
段はオフセット量jに応じたパルス数であるカウンタパ
ルスを発生する。これにより、nビットアップダウンカ
ウンタは、アドレスXに対して上記カウンタパルスのパ
ルス数に対応するオフセット量jを有するアドレスYを
発生する。従って、従来のアドレス発生回路の演算器の
代わりにnビットアップダウンカウンタを用いることが
できる。このため、アドレス発生回路の回路規模を小さ
くすることができ、アドレスのビット数の増加に伴う回
路面積の増大を抑制することができる。
段はオフセット量jに応じたパルス数であるカウンタパ
ルスを発生する。これにより、nビットアップダウンカ
ウンタは、アドレスXに対して上記カウンタパルスのパ
ルス数に対応するオフセット量jを有するアドレスYを
発生する。従って、従来のアドレス発生回路の演算器の
代わりにnビットアップダウンカウンタを用いることが
できる。このため、アドレス発生回路の回路規模を小さ
くすることができ、アドレスのビット数の増加に伴う回
路面積の増大を抑制することができる。
【0015】請求項2の構成により、アップダウンカウ
ンタロード値発生手段がアドレスXに応じたロード値を
発生すると共にカウンタによりオフセット量jに応じた
パルス数であるカウンタパルスが発生するため、nビッ
トアップダウンカウンタは上記ロード値に対応するアド
レスXに対して上記カウンタパルスのパルス数に対応す
るオフセット量jを有するnビットのアドレスYを発生
することができる。
ンタロード値発生手段がアドレスXに応じたロード値を
発生すると共にカウンタによりオフセット量jに応じた
パルス数であるカウンタパルスが発生するため、nビッ
トアップダウンカウンタは上記ロード値に対応するアド
レスXに対して上記カウンタパルスのパルス数に対応す
るオフセット量jを有するnビットのアドレスYを発生
することができる。
【0016】従って、従来のアドレス発生回路の演算器
の代わりにnビットアップダウンカウンタを用いること
ができるため、アドレス発生回路の回路規模を小さくす
ることができ、アドレスのビット数の増加に伴う回路面
積の増大を抑制することができる。
の代わりにnビットアップダウンカウンタを用いること
ができるため、アドレス発生回路の回路規模を小さくす
ることができ、アドレスのビット数の増加に伴う回路面
積の増大を抑制することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0018】図1、図2及び図3は上記実施例に係るア
ドレス発生回路1を示しており、同図において、アドレ
ス発生回路1は、カウンタパルス発生回路10と10ビ
ットアップダウンカウンタ20とアップダウンカウンタ
制御回路30とアップダウンカウンタロード値発生回路
40とを備えている。カウンタパルス発生回路10は、
3ビットダウンカウンタ11とカウンタ制御回路12と
カウンタロード値発生回路13とラッチ回路14とを有
している。
ドレス発生回路1を示しており、同図において、アドレ
ス発生回路1は、カウンタパルス発生回路10と10ビ
ットアップダウンカウンタ20とアップダウンカウンタ
制御回路30とアップダウンカウンタロード値発生回路
40とを備えている。カウンタパルス発生回路10は、
3ビットダウンカウンタ11とカウンタ制御回路12と
カウンタロード値発生回路13とラッチ回路14とを有
している。
【0019】以上のように構成されたアドレス発生回路
1が画像処理システムの半導体記憶装置に適用された場
合における該半導体記憶装置のメモリー動作とアドレス
発生回路1の回路動作との関係を図面に基づいて説明す
る。ここで、上記画像処理システムにおいては、画像の
1フィールドが568ラインで構成されており、メモリ
ー動作は各ラインごとに60メモリーサイクル(ただ
し、1メモリーサイクル=16クロック)の時間を要す
るものとする。
1が画像処理システムの半導体記憶装置に適用された場
合における該半導体記憶装置のメモリー動作とアドレス
発生回路1の回路動作との関係を図面に基づいて説明す
る。ここで、上記画像処理システムにおいては、画像の
1フィールドが568ラインで構成されており、メモリ
ー動作は各ラインごとに60メモリーサイクル(ただ
し、1メモリーサイクル=16クロック)の時間を要す
るものとする。
【0020】図4は上記画像処理システムにおける1ラ
インに対するメモリー動作とアドレス発生回路1の信号
との関係を示しており、図4において、YR及びCRは
カウンタパルス発生回路10のカウンタロード値発生回
路13に入力される制御信号を示しており、MCYはカ
ウンタパルス発生回路10のカウンタ制御回路12に入
力される制御信号を示している。UCYはアップダウン
カウンタ制御回路30を通じて10ビットアップダウン
カウンタ20のUND端子に入力されると共にアップダ
ウンカウンタロード値発生回路40に入力される制御信
号を示している。
インに対するメモリー動作とアドレス発生回路1の信号
との関係を示しており、図4において、YR及びCRは
カウンタパルス発生回路10のカウンタロード値発生回
路13に入力される制御信号を示しており、MCYはカ
ウンタパルス発生回路10のカウンタ制御回路12に入
力される制御信号を示している。UCYはアップダウン
カウンタ制御回路30を通じて10ビットアップダウン
カウンタ20のUND端子に入力されると共にアップダ
ウンカウンタロード値発生回路40に入力される制御信
号を示している。
【0021】また、CLDはカウンタパルス発生回路1
0のカウンタロード値発生回路13から出力されるロー
ド値を示しており、jはオフセット量であり、0、1、
2、…、6または7である。メモリー動作においてRは
リード動作をWはライト動作を示しており、MAは10
ビットアップダウンカウンタ20から出力されるメモリ
ーアドレスを示している。
0のカウンタロード値発生回路13から出力されるロー
ド値を示しており、jはオフセット量であり、0、1、
2、…、6または7である。メモリー動作においてRは
リード動作をWはライト動作を示しており、MAは10
ビットアップダウンカウンタ20から出力されるメモリ
ーアドレスを示している。
【0022】メモリーサイクルmc57におけるリード
動作RはこのときのメモリーアドレスMAであるアドレ
スXi-jに対して行われる。同様に、メモリーサイクル
mc41、mc33、mc26、mc4におけるメモリ
ー動作はアドレスXi+1、Xi-j、Xi、Xi-3に対して行
われる。ここで、アドレスXi-jはアドレスXiに対して
オフセット量jを有するアドレスである。
動作RはこのときのメモリーアドレスMAであるアドレ
スXi-jに対して行われる。同様に、メモリーサイクル
mc41、mc33、mc26、mc4におけるメモリ
ー動作はアドレスXi+1、Xi-j、Xi、Xi-3に対して行
われる。ここで、アドレスXi-jはアドレスXiに対して
オフセット量jを有するアドレスである。
【0023】以下、メモリーサイクルmc58、mc5
7、mc56及びmc55におけるアドレス発生回路1
の回路動作を図面に基づいて説明する。ここでは、オフ
セット量j=7の場合について説明を行なう。
7、mc56及びmc55におけるアドレス発生回路1
の回路動作を図面に基づいて説明する。ここでは、オフ
セット量j=7の場合について説明を行なう。
【0024】まず、メモリーサイクルmc58におい
て、カウンタパルス発生回路10のカウンタロード値発
生回路13は、制御信号YR、CRにより、Highレ
ベルまたはLowレベルに設定された信号a0〜a3を入
力し、オフセット量j=7をロード値CLDとして発生
して3ビットダウンカウンタ11に出力する。また、カ
ウンタ制御回路12は、図5に示すようなクロックCL
Kと信号P0〜P3と制御信号MCYとを入力し、制御信
号CC0、CC1、CC2を3ビットダウンカウンタ11
のCI、NL、NE端子にそれぞれ出力すると共に制御
信号CC3をラッチ回路14のS端子に出力する。
て、カウンタパルス発生回路10のカウンタロード値発
生回路13は、制御信号YR、CRにより、Highレ
ベルまたはLowレベルに設定された信号a0〜a3を入
力し、オフセット量j=7をロード値CLDとして発生
して3ビットダウンカウンタ11に出力する。また、カ
ウンタ制御回路12は、図5に示すようなクロックCL
Kと信号P0〜P3と制御信号MCYとを入力し、制御信
号CC0、CC1、CC2を3ビットダウンカウンタ11
のCI、NL、NE端子にそれぞれ出力すると共に制御
信号CC3をラッチ回路14のS端子に出力する。
【0025】3ビットダウンカウンタ11は、カウンタ
制御回路12からの制御信号CC0〜CC3により制御さ
れ、カウンタロード値発生回路13からのロード値CL
Dであるオフセット量j=7に応じたキャリーアウトC
Oをラッチ回路14のR端子に出力する。そして、ラッ
チ回路14は、カウンタ制御回路12からの制御信号C
C3によりセットされ3ビットダウンカウンタ11から
のキャリーアウトCOによりリセットされることによっ
てカウンタパルスASCを発生する。このカウンタパル
スASCのパルス数は、3ビットダウンカウンタ11か
らのキャリーアウトCOに応じて決定され、オフセット
量j=7と同数になる(図5参照)。
制御回路12からの制御信号CC0〜CC3により制御さ
れ、カウンタロード値発生回路13からのロード値CL
Dであるオフセット量j=7に応じたキャリーアウトC
Oをラッチ回路14のR端子に出力する。そして、ラッ
チ回路14は、カウンタ制御回路12からの制御信号C
C3によりセットされ3ビットダウンカウンタ11から
のキャリーアウトCOによりリセットされることによっ
てカウンタパルスASCを発生する。このカウンタパル
スASCのパルス数は、3ビットダウンカウンタ11か
らのキャリーアウトCOに応じて決定され、オフセット
量j=7と同数になる(図5参照)。
【0026】このようにして、カウンタパルス発生回路
10においてカウンタパルスASCが発生する。
10においてカウンタパルスASCが発生する。
【0027】同じくメモリーサイクルmc58におい
て、アップダウンカウンタロード値発生回路40は、H
ighレベルまたはLowレベルに設定された信号b0
〜b6、b8と制御信号UCYとを入力し、アドレスXi
をロード値ULDとして発生して10ビットアップダウ
ンカウンタ20に出力する。また、アップダウンカウン
タ制御回路30は、HighレベルまたはLowレベル
に設定された信号b7〜b10と、メモリーアドレスMA
が最大値のときにHighレベルとなる信号MALと、
メモリーアドレスMAが最小値のときにHighレベル
となる信号MILと、図6に示すようなクロックCLK
と、制御信号UCYと、カウンタパルス発生回路10が
発生したカウンタパルスASCとを入力し、制御信号U
0、U1、U2、UCYを10ビットアップダウンカウン
タ20のCI、NL、NE、UND端子にそれぞれ出力
する。このとき、図6に示すように、制御信号UCYが
Lowレベルであるため、10ビットアップダウンカウ
ンタ20から出力されるメモリーアドレスMAは、アド
レスXi、Xi-1、Xi-2、…と1ずつ小さくなってい
く。
て、アップダウンカウンタロード値発生回路40は、H
ighレベルまたはLowレベルに設定された信号b0
〜b6、b8と制御信号UCYとを入力し、アドレスXi
をロード値ULDとして発生して10ビットアップダウ
ンカウンタ20に出力する。また、アップダウンカウン
タ制御回路30は、HighレベルまたはLowレベル
に設定された信号b7〜b10と、メモリーアドレスMA
が最大値のときにHighレベルとなる信号MALと、
メモリーアドレスMAが最小値のときにHighレベル
となる信号MILと、図6に示すようなクロックCLK
と、制御信号UCYと、カウンタパルス発生回路10が
発生したカウンタパルスASCとを入力し、制御信号U
0、U1、U2、UCYを10ビットアップダウンカウン
タ20のCI、NL、NE、UND端子にそれぞれ出力
する。このとき、図6に示すように、制御信号UCYが
Lowレベルであるため、10ビットアップダウンカウ
ンタ20から出力されるメモリーアドレスMAは、アド
レスXi、Xi-1、Xi-2、…と1ずつ小さくなってい
く。
【0028】そして、メモリーサイクルmc57におい
て、10ビットアップダウンカウンタ20は、アドレス
Xiに対してオフセット量j=7を有するアドレスXi-7
を発生せしめる。
て、10ビットアップダウンカウンタ20は、アドレス
Xiに対してオフセット量j=7を有するアドレスXi-7
を発生せしめる。
【0029】次に、メモリーサイクルmc56におい
て、カウンタパルス発生回路10は、上記メモリーサイ
クルmc58における動作と同様の動作により、オフセ
ット量j=7と同数のパルス数であるカウンタパルスA
SCを発生する。
て、カウンタパルス発生回路10は、上記メモリーサイ
クルmc58における動作と同様の動作により、オフセ
ット量j=7と同数のパルス数であるカウンタパルスA
SCを発生する。
【0030】このとき、図7に示すように、制御信号U
CYが1メモリーサイクルに亘ってHighレベルであ
るため、アップダウンカウンタロード値発生回路40は
アドレスXi-7をロード値ULDとして発生し、10ビ
ットアップダウンカウンタ20から出力されるメモリー
アドレスMAは、アドレスXi-7、Xi-6、Xi-5、…と
1ずつ大きくなっていく。
CYが1メモリーサイクルに亘ってHighレベルであ
るため、アップダウンカウンタロード値発生回路40は
アドレスXi-7をロード値ULDとして発生し、10ビ
ットアップダウンカウンタ20から出力されるメモリー
アドレスMAは、アドレスXi-7、Xi-6、Xi-5、…と
1ずつ大きくなっていく。
【0031】そして、メモリーサイクルmc55におい
て、10ビットアップダウンカウンタ20は、アドレス
Xi-7に対してオフセット量j=7を有するアドレスXi
を発生する。
て、10ビットアップダウンカウンタ20は、アドレス
Xi-7に対してオフセット量j=7を有するアドレスXi
を発生する。
【0032】以上のように上記実施例に係るアドレス発
生回路においては、カウンタパルス発生回路10がオフ
セット量jに応じたパルス数であるカウンタパルスを発
生する。これにより、10ビットアップダウンカウンタ
は特定のアドレスに対してオフセット量jを有する10
ビットのアドレスを発生することができる。
生回路においては、カウンタパルス発生回路10がオフ
セット量jに応じたパルス数であるカウンタパルスを発
生する。これにより、10ビットアップダウンカウンタ
は特定のアドレスに対してオフセット量jを有する10
ビットのアドレスを発生することができる。
【0033】従って、従来のアドレス発生回路の演算器
の代わりにアップダウンカウンタを用いることができる
ため、アドレス発生回路の回路規模を小さくすることが
でき、アドレスのビット数の増加に伴う回路面積の増大
を抑制することができる。
の代わりにアップダウンカウンタを用いることができる
ため、アドレス発生回路の回路規模を小さくすることが
でき、アドレスのビット数の増加に伴う回路面積の増大
を抑制することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るアドレス発生回路によると、演算器を使用すること
なく、オフセット量jに応じたパルス数であるカウンタ
パルスによりnビットアップダウンカウンタがアドレス
Xに対してオフセット量jを有するnビットのアドレス
Yを発生することができるため、アドレスのビット数の
増加に伴う回路面積の増大を抑制することができるの
で、チップ面積を縮小させることが可能である。
係るアドレス発生回路によると、演算器を使用すること
なく、オフセット量jに応じたパルス数であるカウンタ
パルスによりnビットアップダウンカウンタがアドレス
Xに対してオフセット量jを有するnビットのアドレス
Yを発生することができるため、アドレスのビット数の
増加に伴う回路面積の増大を抑制することができるの
で、チップ面積を縮小させることが可能である。
【0035】請求項2の発明に係るアドレス発生回路に
よると、アドレスXに応じたロード値を発生すると共に
カウンタによりオフセット量jに応じたパルス数である
カウンタパルスが発生するため、nビットアップダウン
カウンタが上記ロード値に対応するアドレスXに対して
上記カウンタパルスのパルス数に対応するオフセット量
jを有するnビットのアドレスYを発生することができ
る。
よると、アドレスXに応じたロード値を発生すると共に
カウンタによりオフセット量jに応じたパルス数である
カウンタパルスが発生するため、nビットアップダウン
カウンタが上記ロード値に対応するアドレスXに対して
上記カウンタパルスのパルス数に対応するオフセット量
jを有するnビットのアドレスYを発生することができ
る。
【0036】従って、アドレスのビット数の増加に伴う
回路面積の増大を抑制することができるため、チップ面
積を縮小させることが可能である。
回路面積の増大を抑制することができるため、チップ面
積を縮小させることが可能である。
【図1】本発明の一実施例に係るアドレス発生回路を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】上記アドレス発生回路のカウンタパルス発生回
路を示す配線図である。
路を示す配線図である。
【図3】上記アドレス発生回路の10ビットアップダウ
ンカウンタ、アップダウンカウンタ制御回路及びアップ
ダウンカウンタロード値発生回路を示す配線図である。
ンカウンタ、アップダウンカウンタ制御回路及びアップ
ダウンカウンタロード値発生回路を示す配線図である。
【図4】上記アドレス発生回路の動作とメモリー動作と
の関係を示すタイムチャート図である。
の関係を示すタイムチャート図である。
【図5】上記アドレス発生回路のカウンタパルス発生回
路の動作を示すタイムチャート図である。
路の動作を示すタイムチャート図である。
【図6】上記アドレス発生回路の10ビットアップダウ
ンカウンタの動作を示すタイムチャート図である。
ンカウンタの動作を示すタイムチャート図である。
【図7】上記アドレス発生回路の10ビットアップダウ
ンカウンタの動作を示すタイムチャート図である。
ンカウンタの動作を示すタイムチャート図である。
【図8】従来のアドレス発生回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】上記従来のアドレス発生回路の動作を示すタイ
ムチャート図である。
ムチャート図である。
【図10】上記従来のアドレス発生回路の演算器を示す
論理回路図である。
論理回路図である。
【図11】上記従来のアドレス発生回路を適用する半導
体記憶装置のメモリーセルの配置を示す図である。
体記憶装置のメモリーセルの配置を示す図である。
1 アドレス発生回路 10 カウントパルス発生回路(カウントパルス発生手
段) 11 3ビットダウンカウンタ 12 カウンタ制御回路(カウンタ制御手段) 13 カウンタロード値発生回路(カウンタロード値発
生手段) 14 ラッチ回路 20 10ビットアップダウンカウンタ 30 アップダウンカウンタ制御回路(アップダウンカ
ウンタ制御手段) 40 アップダウンカウンタロード値発生回路(アップ
ダウンカウンタロード値発生手段)
段) 11 3ビットダウンカウンタ 12 カウンタ制御回路(カウンタ制御手段) 13 カウンタロード値発生回路(カウンタロード値発
生手段) 14 ラッチ回路 20 10ビットアップダウンカウンタ 30 アップダウンカウンタ制御回路(アップダウンカ
ウンタ制御手段) 40 アップダウンカウンタロード値発生回路(アップ
ダウンカウンタロード値発生手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−243083(JP,A) 特開 平3−182946(JP,A) 特開 昭62−67633(JP,A) 特開 昭56−68994(JP,A) 実開 昭63−24798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 7/00 318 G06F 5/06 G06F 12/02
Claims (2)
- 【請求項1】 アドレスXに対するオフセット量jに応
じたパルス数であるカウンタパルスを発生するカウンタ
パルス発生手段と、上記アドレスXに対して上記カウン
タパルスのパルス数に対応するオフセット量jを有する
nビットのアドレスYを発生することが可能であるnビ
ットアップダウンカウンタと、上記カウンタパルス発生
手段から上記カウンタパルスを受け取ると上記nビット
アップダウンカウンタに上記アドレスXに対して該カウ
ンタパルスのパルス数に対応するオフセット量jを有す
るnビットのアドレスYを発生せしめるアップダウンカ
ウンタ制御手段とを備えていることを特徴とするアドレ
ス発生回路。 - 【請求項2】 アドレスXに応じたロード値を発生する
アップダウンカウンタロード値発生手段と、上記アドレ
スXに対するオフセット量jに応じたロード値を発生す
るカウンタロード値発生手段と、該カウンタロード値発
生手段から上記オフセット量jに応じたロード値を受け
取り該ロード値に応じたキャリーアウトを出力すること
が可能であるカウンタと、該カウンタが上記カウンタロ
ード値発生手段からのロード値を受け取ると該カウンタ
に該ロード値に応じたキャリーアウトを出力せしめるカ
ウンタ制御手段と、上記カウンタから上記キャリーアウ
トを受け取ると該キャリーアウトに応じたパルス数であ
るカウンタパルスを発生するラッチ回路と、上記アップ
ダウンカウンタロード値発生手段からのロード値を受け
取り該ロード値に対応するアドレスXに対して上記カウ
ンタパルスのパルス数に対応するオフセット量jを有す
るnビットのアドレスYを発生することが可能であるn
ビットアップダウンカウンタと、上記ラッチ回路から上
記カウンタパルスを受け取り上記nビットアップダウン
カウンタが上記アップダウンカウンタロード値発生手段
からのロード値を受け取ると該nビットアップダウンカ
ウンタに該ロード値に対応するアドレスXに対して該カ
ウンタパルスのパルス数に対応するオフセット量jを有
するnビットのアドレスYを発生せしめるアップダウン
カウンタ制御手段とを備えていることを特徴とするアド
レス発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25808992A JP3205074B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | アドレス発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25808992A JP3205074B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | アドレス発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111562A JPH06111562A (ja) | 1994-04-22 |
JP3205074B2 true JP3205074B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17315362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25808992A Expired - Fee Related JP3205074B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | アドレス発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3205074B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5789938A (en) * | 1996-09-04 | 1998-08-04 | Xilinx, Inc. | Structure and method for reading blocks of data from selectable points in a memory device |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25808992A patent/JP3205074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06111562A (ja) | 1994-04-22 |
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