[go: up one dir, main page]

JP3193244B2 - 車両の駆動トルク制御装置 - Google Patents

車両の駆動トルク制御装置

Info

Publication number
JP3193244B2
JP3193244B2 JP26228394A JP26228394A JP3193244B2 JP 3193244 B2 JP3193244 B2 JP 3193244B2 JP 26228394 A JP26228394 A JP 26228394A JP 26228394 A JP26228394 A JP 26228394A JP 3193244 B2 JP3193244 B2 JP 3193244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
engine
calculating means
drive
calculating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26228394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08121202A (ja
Inventor
弘 黒岩
正彦 射場本
一彦 佐藤
光義 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP26228394A priority Critical patent/JP3193244B2/ja
Priority to KR1019950036952A priority patent/KR960013764A/ko
Priority to US08/548,470 priority patent/US5826208A/en
Priority to DE19539954A priority patent/DE19539954B4/de
Publication of JPH08121202A publication Critical patent/JPH08121202A/ja
Priority to US09/170,192 priority patent/US6014604A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3193244B2 publication Critical patent/JP3193244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機付き車両の
制御方法に係わり、特に変速時に生じるトルク変動、い
わゆる変速ショックを低減する制御方法及びその制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の制御方法は、例えば特公
平2−20817号のように、変速ショック低減のため
のエンジン出力低下制御の開始、終了点を、変速開始時
のエンジン回転数を基にして求めるもの、特公平5−5
688号のように、変速ショック低減のためのエンジン
出力低下制御の開始、終了点を、ミッションの入力回転
数(タービン回転数)と出力回転数(車速信号と称して
いる)の比、すなわち入出力回転比の大きさにより決め
るもの、また、特公平4−81658号のように、変速
ショック低減のためのエンジン出力低下制御の開始点は
上記した前者の方法で、終了点は上記した後者の方法で
決めるようにしたもの等がある。
【0003】従来のこの種の制御方法におけるエンジン
出力低下制御の方法は、特公平5−7213号に記載の
ように、上記期間中、エンジン制御装置の通常の特性デ
ータメモリから、変速時特性データメモリへ切り換えて
行うものが一般的であり、その制御タイミング、制御量
を変速段毎に、また、エンジン負荷量別に、各々予め記
憶させておいたマップより検索し、制御する必要があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3は、上記した従来
技術を用いた変速ショック低減方法を説明するタイムチ
ャート例である。エンジン出力低下のための制御量とし
て点火時期を用いている。制御タイミングt1 ,t
2 は、上記して求めた入出力回転比が予め記憶させてお
いた設定値S1 ,S2 を過った点で決まる。このt1
2 の制御期間に、予め記憶させておいた制御量、すな
わち、点火時期リタード量Δθを読みだし、基本点火時
期にこれを加算して制御を実行する。
【0005】したがって、この補正制御期間の補正制御
量は一定値であり、t1 →t2 の制御期間の出力軸トル
クが図示のごとくほぼフラットな場合は、上記したリタ
ード制御により顕著なトルク変動低減、いわゆる、変速
ショック低減効果をあげることができる。しかし、実際
のトルク波形は上記期間においてかなり変動しており、
一定の補正制御量では十分な補正制御効果を上げること
ができないことが多い。
【0006】また、設定値S1 ,S2 、点火時期リター
ド量Δθは、開発段階で実機チューニングにより最適値
に適合させる必要があり、多大な時間をこのために要し
ていた。また、最適値に適合させたとしても経年変化や
環境変化により、上記して決めた設定値では不十分にな
る場合があり、完全に変速ショックを低減することは困
難となっていた。本発明の目的とするところは、チュー
ニングする部分を極力無くして開発工数を低減し、か
つ、経年変化や環境変化にも自動的に追従して変速ショ
ックの低減を好適に行うことができる制御装置及び制御
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による車両の駆動トルク制御装置は、変速時の
駆動軸トルクがあるべき理想的な波形を発生する目標ト
ルクパターン発生手段、実際の駆動軸トルクを高精度に
推定する駆動トルク演算手段、推定した駆動トルクが目
標トルクパターンに追従するようにエンジンの出力トル
クを制御する制御量を演算するエンジントルク制御量演
算手段、及びエンジンの出力トルクを制御するエンジン
トルク制御手段を備える。
【0008】目標トルク発生手段は、駆動トルク演算手
段内のタービントルク演算手段で得た推定タービントル
クが変速指令後の所定時間内において所定値以上になっ
た時点を実変速時期と認識し、実変速時期における駆動
トルク又はその直前までの平均駆動トルクを変速前駆動
トルクとして一時記憶し、変速前駆動トルクと変速前後
のギア比とから変速後駆動トルクを算出し、変速前駆動
トルクと変速後駆動トルクの差分と予め設定しておいた
所定の変速時間より目標トルクの経過時間に対する傾斜
角度を算出し、所定の演算周期ごとに該傾斜角度にした
がって目標トルクを算出する機能を有するものとするこ
とができる。
【0009】エンジントルク制御量演算手段は、所定の
演算周期ごとに目標トルク発生手段で発生させた目標ト
ルク値と駆動トルク演算手段で演算した駆動トルク値と
の偏差算出手段、該偏差算出手段で算出した偏差に予め
設定記憶しておいた換算係数を乗じてエンジントルク制
御量を算出するエンジントルク制御量換算手段を含むこ
とができる。換算係数は、実変速時期からの第一の所定
期間内で目標トルク値より駆動トルク値の方が小の場合
は0、実変速時期から第一の所定期間より長い第二の所
定期間内で目標トルク値より駆動トルク値の方が大の場
合は所定の固有値、第二の所定期間以上では所定の固有
値を経過時間の係数で除した値とするのが好ましい。
【0010】駆動トルク演算手段としては、予め記憶し
ておいたエンジントルク特性を利用して駆動トルクを推
定する第一の駆動トルク演算手段と、予め記憶しておい
たトルクコンバータの特性を利用して駆動トルクを推定
する第二の駆動トルク演算手段とを有し、トルクコンバ
ータの滑りが大の領域では第二の駆動トルク演算手段を
用い、トルクコンバータの滑りが小の領域では第一の駆
動トルク演算手段を用いて自動変速機の出力軸のトルク
を推定するように切り換える切り換え手段を備えるのが
好ましい。また、第一及び第二の駆動トルク演算手段に
よる駆動トルクの偏差からエンジンの補機の負荷トルク
を学習し、第一の駆動トルク演算手段を用いるときに補
機の負荷トルクを補正するのが好ましい。
【0011】エンジントルク特性を利用して推定する第
一の駆動トルク演算手段は、エンジントルク特性を予め
記憶しておくエンジントルク特性記憶手段と、トルクコ
ンバータの滑り比を算出する手段と、滑り比算出手段か
らの滑り比情報を入力してトルクコンバータのトルク比
を算出する手段と、エンジントルク特性記憶手段から読
みだされたエンジントルクとトルク比算出手段から出力
されたトルク比を乗算してトルクコンバータの出力軸ト
ルクを出力するタービントルク演算手段と、タービント
ルク演算手段からのトルクコンバータの出力軸トルクと
現在締結中のギア段のギア比を乗算して自動変速機の出
力軸のトルクを出力する自動変速機出力軸トルク算出手
段とを備えることができる。
【0012】前記エンジントルク特性記憶手段は、アク
セルペダル開度又はスロットル開度とエンジン回転数、
エンジン吸入空気質量流量とエンジン回転数、吸気圧力
と吸気温度とエンジン回転数、又はインジェクタ駆動パ
ルス幅とエンジン回転数をパラメータとしてエンジント
ルクを記憶することができる。トルクコンバータの特性
を利用して駆動トルクを推定する第二の駆動トルク演算
手段は、トルクコンバータのポンプ容量係数特性記憶手
段と、トルクコンバータの滑り比を算出する手段と、滑
り比算出手段からの滑り比情報を入力してトルクコンバ
ータのトルク比を算出する手段と、ポンプ容量係数特性
記憶手段から読みだされたポンプ容量係数とエンジン回
転数二乗手段からのエンジン回転数二乗信号を乗算して
トルクコンバータ入力トルクを算出するトルクコンバー
タ入力トルク算出手段と、トルク比算出手段から出力さ
れたトルク比とトルクコンバータ入力トルク算出手段か
らのトルクコンバータ入力トルクを乗算しトルクコンバ
ータの出力軸トルクを出力するタービントルク演算手段
と、タービントルク演算手段からのトルクコンバータの
出力軸トルクと現在締結中のギア段のギア比を乗算して
自動変速機の出力軸のトルクを出力する自動変速機出力
軸トルク算出手段とを備えることができる。
【0013】
【作用】本発明によれば、実際の駆動軸トルクが目標ト
ルクと等しくなるようにエンジンの出力軸トルクをフィ
ードバック制御するので、変速時の理想的なトルク制御
が可能となり、チューニング等に要する開発工数が大幅
に低減できる。また、経年変化や環境変化にも自動的に
追従して変速ショックの低減を好適に行うことができ
る。
【0014】目標トルク値と推定駆動トルク値との偏差
に予め設定記憶しておいた換算係数を乗じてエンジント
ルク制御量を算出する際に、換算係数を実変速時期から
の期間に応じて変化させることにより、過剰補正の可能
性を回避し、また変速中の駆動トルクと変速後通常走行
時の駆動トルクとを滑らかに接続することができる。駆
動トルク演算手段として、エンジントルク特性を利用す
る第一の駆動トルク演算手段と、トルクコンバータの特
性を利用する第二の駆動トルク演算手段を併用し、トル
クコンバータの滑りが大の領域では第二の駆動トルク演
算手段を用い、トルクコンバータの滑りが小の領域では
第一の駆動トルク演算手段を用いることにより駆動トル
クの推定精度を高めることができる。
【0015】また、アクセルペダル開度、スロットル開
度、エンジン回転数、エンジン吸入空気質量流量、吸気
圧力、吸気温度、インジェクタ駆動パルス幅、トルクコ
ンバータの滑り比等の測定パラメータをもとにしたマッ
プ検索により駆動トルクを推定する方式を採用すること
により、高価なトルクセンサを用いることなく、エンジ
ン制御のために組み込まれている既存のセンサのみを用
いて駆動トルク制御を行うことができ、コストアップを
伴うことなく機能強化を図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明のシステム構成図である。1は
エンジン、2は自動変速機(AT)、3はプロペラシャ
フト、4は終減速機を兼ねる差動装置、5は駆動輪、6
はATの油圧回路である。7はマイクロコンピュータ内
蔵のATのコントロールユニット(電子制御装置)であ
り、ここではATCUと称す。8はマイクロコンピュー
タ内蔵のエンジンのコントロールユニット(電子制御装
置)、ここではECUと称す。9はエアークリーナ、1
0はエアーフローセンサ、11はスロットルチャンバ、
12は吸入マニホールド、13は燃料を噴射するインジ
ェクタである。AT2の内部はさらにトルクコンバータ
14とギアトレイン15に分かれており、トルクコンバ
ータ14の出力軸回転数、すなわち、ミッション入力軸
回転数を検出するタービンセンサ16、ミッション出力
軸回転数を検出するミッション出力軸回転センサ17が
付設されている。
【0017】ECU8にはクランク角センサ、エアーフ
ローセンサ10、スロットルセンサ18等の情報が入力
され、エンジン回転数信号他の諸演算を実行して、イン
ジェクタ13に開弁駆動信号を出力して燃料量を制御
し、アイドルスピードコントロールバルブISC19に
開弁駆動信号を出力して補正空気量を制御し、また、図
示していないが、点火プラグに点火信号を出力して点火
時期を制御する等、種々の制御を実行する。一方、AT
CU7にはミッション出力軸回転センサ17、AT油温
センサ等からの信号、及びECU8からのエンジン回転
数、スロットル開度信号等が入力され諸演算を実行し
て、油圧回路6に装着された油圧制御切り換え電磁弁2
0開弁駆動信号、ISC19駆動信号、点火時期修正信
号等を出力するようになっている。
【0018】上記したATCU,ECUのごとき制御装
置の構成例を図2に示す。制御装置は少なくともCPU
33とROM35とRAM36と入出力インタフェース
回路38、これらを連絡するバス34から成り、図1に
示したようにATCU7とECU8をLANで結ぶ場合
はLAN制御回路37が必要である。上記したATC
U,ECUを一体化し、1つのCPUで両者の機能を司
るタイプのものでも本発明は同様の効果を発揮できる。
【0019】図4は、本発明によるアップシフトショッ
クの低減法の説明用のタイムチャートである。変速制御
は変速指令によって開始される。推定タービントルクは
変速指令とは無関係に所定の時間間隔で演算を実行して
求める。この推定タービントルクの演算方法は後述す
る。図示してないが、変速指令が立つと、その変速段用
の油圧切り換え電磁弁20が作動し、その変速段用のク
ラッチ、ブレーキ等の締結摩擦要素の締結が開始され、
その結果、その変速段用のギアの締結が開始される。ギ
アの締結が開始されると推定タービントルクは図示のご
とくほぼステップ的に増大する。これはアップシフトす
るためにエンジン回転数、タービン回転数が急激に低下
することにより、エンジン等の慣性分が重畳するためで
ある。
【0020】本発明ではこの推定タービントルクの立上
り点をスライスレベルStで検出、識別し、この時刻t
0 を推定出力軸トルクの演算に用いるギア比のステップ
的切り換え点、及び目標トルクパターンの発生点として
用いる。推定出力軸トルクも推定タービントルクと同様
に、変速指令とは無関係に所定の時間間隔で演算を実行
している。
【0021】推定出力軸トルクは推定タービントルクに
そのときのギア比を乗じて出したミッションの出力軸ト
ルクである。時刻t0 の情報が入った時点で上記演算に
用いるギア比を変速指令前のギア比から、変速指令後の
ギア比(締結後のギア比)にステップ的に切り換える。
これは推定タービントルクの立上り点が、変速指令前の
ギアから変速指令後のギアへの切り換え開始点であり、
トルク伝達経路の切り換え点であることに起因してい
る。
【0022】このギア比のステップ的切り換えにより、
時刻t0 で推定出力軸トルクは一旦ステップ的に小さく
なり、その後、推定タービントルクの立上り波形と比例
した波形を呈するようになる(図示の制御前トルク波形
参照)。推定タービントルクはギアの締結が終了する
と、図示のごとく、再び所定の低い値に戻る。この推定
タービントルクが台形波的に大きくなっている期間が、
実際のギア締結期間であり、エンジン回転数、タービン
回転数が急激に低下している期間である。そしてこの期
間、慣性分のトルクが放出されることにより推定タービ
ントルクが台形波的に大きくなっている。したがって、
推定出力軸トルクも推定タービントルク波形と比例した
波形を呈し、変速中のトルクを忠実に推定できるわけで
ある。乗車している人はこの推定出力軸トルクの時間的
変化分を感知して、変速ショックと感じることになる。
したがって、変速ショックを低減するには、この推定出
力軸トルクの時間的変化分を小さく抑える必要がある。
【0023】本発明では次に示すようにしてこれを達成
している。時刻t0 で変速直前の推定出力軸トルクの平
均値Tobを求める。推定出力軸トルクは所定時間ごと
(例えば10msごと)に推定演算し、RAMに順次格
納していくようになっている。この場合、格納個数は任
意の複数個(例えば14個)用意しておき、最新の推定
演算値を格納すると、その前に格納されていた推定演算
値は順次となりの格納個所に移され、最も古い推定演算
値は消滅させるようになっている。したがって、時刻t
0 でこの格納していた全ての、又は一部の推定演算値を
読みだし、変速直前の推定出力軸トルクの平均値Tobを
求めるようになっている。
【0024】つぎに、変速直後の出力軸トルクToaを Toa=(Tob/変速前のギア比)×(変速後のギア比) のごとくして推定演算して求める。そしてこの両者の差
分より、変速前後の出力軸トルク落差ΔTo を求める。
予め設定しておいた目標とする変速時間Δtusと前記Δ
To より、変速中の目標トルクパターンの時間的傾斜角
度θtを求め、図示のごとく時刻t0 時点から時間的傾
斜角度θtで所定の時間間隔ごとに目標トルクを算出す
る。最終的には図示のごとく目標トルクパターンは変速
中において斜めな特性となる。そしてこの目標トルクパ
ターン発生期間中、所定の時間間隔ごとに算出した推定
出力軸トルクTo と目標トルクの偏差δを求め、この偏
差δを零とすべくエンジンの点火時期を補正制御し、エ
ンジンの出力トルクを制御するようになっている。ここ
で、 (推定出力軸トルクTo )−(目標トルク)=偏差δ として偏差δを求めるわけであるが、δが正のときは点
火時期をリタード(遅角)させ、δが負のときは点火時
期をアドバンス(進角)させる。
【0025】図4の例では、時刻t0 からの所定経過時
間の間(例えば50ms間)でδが負の場合、点火時期
はアドバンス(進角)させず、δが正になりだした時点
から点火時期をリタード(遅角)させるようにしてい
る。これは変速開始初期のトルクの落ちこみ分を補正し
ようとすると、点火時期アドバンス量(進角量)をノッ
キングが発生する領域まで大きくしてしまう可能性があ
るためである。この影響が無視できる場合にはこのよう
な方法は用いなくてよい。
【0026】点火時期補正量Δθigは、前記して求め
た偏差δに所定の換算係数kcを乗じて、 Δθig=kc×δ として算出する。この算出方法は時刻t0 〜t2 の間で
行う。時刻t2 〜t3 では、上記して行ってきたトルク
フィードバック制御を滑らかに終了させるため、 Δθig=(kc/N)×δ として点火時期補正量Δθigを算出する。ここでN
は、時刻t2 以降の所定の演算周期での点火時期補正量
Δθigの演算回数又は時間の単調増加関数で、1以上
の値をとる。上記換算係数kc又はkc/Nは一種のフ
ィードバック制御ゲインであり、時刻t0 〜t2 の間は
一定値の制御ゲイン、時刻t2 〜t3 の間では時間経過
とともに制御ゲインを小さくしていくことになる。時刻
2 は制御ゲインを変更するタイミングを表し、時刻t
3 は点火制御打ち切り、及びライン圧復帰タイミングを
表す。
【0027】次に、ライン圧の制御方法について述べ
る。変速指令前の通常時ライン圧PL0に対し、変速指令
直後の推定タービントルクから第一の変速時ライン圧P
L1を決め、さらに時刻t1 時点でライン圧PL1より所定
の比率小さくなるように第二の変速時ライン圧PL2を決
め、時刻t3 時点で変速後の通常時ライン圧PL0’に復
帰させる。ここで、変速指令直後に第一の変速時ライン
圧PL1にするとギアの締結開始時期(図示のt0 )が遅
くなる恐れがある場合は、時刻t0 あるいはこれより多
少前の時刻まで通常時ライン圧PL0を用い、そののち第
一の変速時ライン圧PL1にする方法を用いればよい。
【0028】以上の制御を実行することにより、推定出
力軸トルクTo は図4の点線で示すように、ほぼ目標ト
ルクパターンに追従した形となり、変速ショックを大幅
に低減することができるようになる。図4で利用したタ
イマー値Δtus,t1 ,t2 ,t3 は、図5に示したご
とく変速の種別に制御定数としてテーブルで記憶させて
おき、その都度読みだして利用する。ここで上記したタ
イマー値をすべて用いる必要はなく、例えばt1 ,t 2
は用いず、ミッションの入力回転数(タービン回転数)
と出力回転数(車速信号と称している)の比、すなわち
入出力回転比、あるいはエンジン回転数と(車速×変速
後のギア比)の比、すなわち疑似トルコンスリップ比の
大きさ等を利用して、これが所定値になったらt1 ,t
2 で実行していた内容を行うというようにしても良い。
上記した回転情報を用いた方がその制御タイミングを正
確に捕えられる場合が多い。
【0029】つぎにトルク推定の方法について詳述す
る。大別すると、エンジン特性から推定する方法と、ト
ルクコンバータから推定する方法になる。エンジン特性
から推定する方法は下記に示すように数種類あり、この
うちの一つを用いれば良い。 (1)エンジン回転数Neとスロットル開度TVOから
エンジントルクを推定する方法 (2)エンジン回転数Neと空気質量流量Qaからエン
ジントルクを推定する方法 (3)エンジン回転数Neと吸気圧力、吸気温度からエ
ンジントルクを推定する方法 (4)エンジン回転数Neとインジェクタパルス幅から
エンジントルクを推定する方法
【0030】図6は、前記(1)の、エンジン回転数N
eとスロットル開度TVOからエンジントルクを推定す
る方法の制御ブロック系統図である。エンジントルクT
eは予めROMに記憶しておいたマップから読みだして
用いる。このマップはNeとTVOに対応したTeが所
定の大きさごとに記憶されており、スロットル開度セン
サからの情報によりTVOを、クランク角センサからの
情報(ECUを経由しても可)によりNeを入力してブ
ロック40でマップ検索し、補間計算を実行してそのと
きのエンジントルクTeを算出する。ブロック41では
e=Nt/Neの演算を実行してトルクコンバータのス
リップ比eを算出する。ここでNtはトルクコンバータ
の出力回転数であり、通称、タービン回転数と云われて
いる。このタービン回転数は、タービン回転数センサか
ら直接検出して利用する方法、あるいは、車速Vspに
そのときのギア比を乗じて間接的に求める方法のいずれ
で求めても良い。ブロック42では予めROMに記憶し
ておいた、eに対するトルク比tの特性マップより、ト
ルクコンバータのトルク比t(=トルクコンバータの出
力トルクTt/トルクコンバータの入力トルクTe)を
検索、補間計算して求める。ブロック43では、Tt=
Te×tとしてトルクコンバータの出力トルクTt、す
なわち、タービントルクTtを算出する。ブロック44
でそのときのギア比を乗ずることによりトランスミッシ
ョンの出力軸トルクTo が求まることになる。
【0031】図7は、前記(2)の、エンジン回転数N
eと空気質量流量Qaからエンジントルクを推定する方
法の制御ブロック系統図である。図6の方法と異なるの
は、TVOの代わりに空気質量流量Qaを用いるように
したところにある。図6の方法では、高地、高温、低温
等周囲の空気密度が極端に変化する条件下では高精度な
エンジントルクの推定が難しくなるので、このような環
境下の制御精度を重視する場合は図7の方法が望まし
い。
【0032】図8は、前記(3)の、エンジン回転数N
eと吸気圧力、吸気温度からエンジントルクを推定する
方法の制御ブロック系統図である。図7の方法と異なる
のは、空気質量流量Qaの代わりに吸気圧力と吸気温度
をセンサ情報として用いるようにしたところにある。こ
の両者のセンサ情報をブロック45に入力し、空気質量
流量Qaを計算により求めるようにしている。4サイク
ル4気筒エンジンの場合を例にとると、気体定数をR、
吸入空気温度をTa、吸気圧力をPa、エンジン排気量
をVc、充填効率をηとして、ブロック45は次式に基
づいて空気質量流量Qaを求める。この方法は図7と同
じ効果を期待できる。 Qa=[(Ne/60)Vc・η・Pa]/(2・R・
Ta)
【0033】あるいは、空気質量流量Qaの代わりに吸
気圧力Paを用い、吸気圧力Paとエンジン回転数Ne
からエンジントルクをマップ検索するようにしてもよ
い。その場合には、ブロック45を省略し、NeとPa
に対応したTeが所定の大きさ毎に記憶されたマップを
用意し、センサで検知した吸気圧力Paとエンジン回転
数Neからマップ検索、補間計算を行ってエンジントル
クTeを算出し、あとは同様の手順でトランスミッショ
ンの出力軸トルクTo を求める。
【0034】図9は、前記(4)の、エンジン回転数N
eとインジェクタパルス幅Tiからエンジントルクを推
定する方法の制御ブロック系統図である。図6の方法と
異なるのは、TVOの代わりにインジェクタパルス幅T
iを用いるようにしたところにある。ブロック46でN
e,Qa等のエンジンの状態を示す情報よりインジェク
タパルス幅Tiを求め(エンジン制御ルーチンの一
部)、このTiとNeよりTeを算出するようにしてい
る。ブロック46では、例えば次式に基づいてTiを計
算する。 Ti=Qa・K/Ne+Ts ここで、Kは定数であり、Tsはインジェクタ応答遅れ
時間である。Qa及びTeから計算される上式の第1項
は有効パルス幅に相当する。
【0035】この方法の利点は、エンジンに供給される
混合気の空燃比A/FがQa,Ne以外にエンジン水
温、スロットル開度等のパラメータによって変化するよ
うな場合でも、忠実に正確にエンジントルクを推定でき
るところにある。低温始動暖機時、急加速出力混合気
時、リーンバーン、リッチバーン切り換え運転時等がこ
の恩恵に浴する。なお、TiはECUにおける値を利用
することもできる。
【0036】次に、トルクコンバータの特性からトルク
を推定する方法を図10を用いて説明する。クランク角
センサからの情報(ECUを経由しても可)でNeを入
力し、ブロック41ではe=Nt/Neの演算を実行し
てトルクコンバータのスリップ比eを算出する。ここで
Ntはトルクコンバータの出力回転数であり、通称、タ
ービン回転数と云われている。このタービン回転数はタ
ービン回転数センサから直接検出して利用する方法、あ
るいは、車速Vspにそのときのギア比を乗じて間接的
に求める方法のいずれで求めても良い。このeを入力
し、ブロック47では予めROMに記憶しておいたスリ
ップ比eとトルクコンバータのポンプ容量係数Cpの特
性マップより、そのときのCp値を検索、補間計算して
求める。ブロック48でNe2 を算出し、ブロック49
でTp=Cp×Ne2 の計算を行い、トルクコンバータ
の入力トルクTp(=Te)を求める。これ以降のルー
チンは図6〜図9と同じなので説明は省略する。
【0037】以上述べたごとく、トランスミッションの
出力軸トルク、すなわち、駆動トルクを推定する方法
は、エンジン特性利用方式とトルコン特性利用方式に大
別されるが、推定精度の点から両者を使用領域によって
使いわけることが望ましい。図11はこの特性例を示し
たものである。トルコン特性利用方式はスリップ比eが
大きくなると、前述のポンプ容量係数Cpが急激に0に
近づき、すなわちeに対するCpの傾斜が急になり、推
定誤差も急増するようになる。一方、エンジン特性利用
方式はエンジンの出力トルクを推定する方法であり、エ
アコン、パワーステアリング用油圧ポンプ、ヘッドラン
プ等の補機の負荷トルク分を推定することができない。
したがって、補機の負荷トルク分だけ推定誤差を生ずる
ことになる。エンジンの出力トルクの大きさに対して、
補機の負荷トルクの大きさが比較的大きい領域、すなわ
ち、低速、低負荷運転域においては、推定誤差が大きく
なる。以上のことより、スリップ比eの大きさによって
両者を使いわける、すなわち、その境界値をAと設定し
たとすると、e≦Aではトルコン特性利用方式を、e>
Aではエンジン特性利用方式を用いるようにする。
【0038】図12は上記した補機の負荷トルク分の学
習方法を示したブロック系統図である。ブロック50で
エンジン特性利用方式でエンジンの出力トルクTeを算
出し、ブロック51でトルコン特性利用方式でトルクコ
ンバータの入力トルクTpを算出する。ブロック53は
スリップ比eの大きさによって両者を使いわけるための
切り換え器であり、ブロック52では、e≦Aでは常
時、Tacc=Tp−Teの演算を実行して補機の負荷
トルクTaccを算出し、この算出値の所定回の平均値
をRAMに記憶させておき、所定回ごとにこれを更新し
ていくようになっている。ここでe>Aとなり、エンジ
ン特性利用方式でエンジンの出力トルクTeを算出する
ように切り替わった場合、このTeにブロック52で学
習し保管しておいた最新の補機の負荷トルクTaccを
減算してトルクコンバータの入力トルクTpを算出し駆
動トルク推定に用いる。
【0039】図13は本発明になるトルクフィードバッ
ク制御の詳細タイムチャートである。すなわち、図4の
時刻t0 〜t3 間の詳細を示したものである。時刻t0
から斜めに発生させた目標トルクパターンに対し、推定
トルクが図13のようになったとして説明する。実際に
は演算周期Δtsごとに目標トルク値tTon、推定トル
ク値Tonを演算して求めてトルクフィードバック制御に
利用している。
【0040】目標トルクパターン発生期間中、所定の時
間間隔Δtsごとに算出した推定出力軸トルクTonと目
標トルクtTonの偏差δを求め、この偏差δを零とすべ
くエンジンの点火時期を補正制御し、エンジンの出力ト
ルクを制御するようになっている。ここで、 (推定出力軸トルクTon)−(目標トルクtTon)=偏
差δ として偏差δを求めるわけであるが、δが正のときは点
火時期をリタード(遅角)させ、δが負のときは点火時
期をアドバンス(進角)させる。
【0041】図13の例では時刻t0 からの所定経過時
間ΔTxの間(例えば50ms間)でδが負の場合、点
火時期はアドバンス(進角)させず、δが正になりだし
た時点から点火時期をリタード(遅角)させるようにし
ている。これは変速開始初期のトルクの落ちこみ分を補
正しようとすると、点火時期アドバンス量(進角量)を
ノッキングが発生する領域まで大きくしてしまう可能性
があるためである。この影響が無視できる場合にはこの
ような方法は用いなくてよい。
【0042】点火時期補正量Δθigは前記して求めた
偏差δに所定の換算係数kcを乗じて、 Δθig=kc×δ として算出する。この算出方法は時刻t0 〜t2 の間で
行う。時刻t2 〜t3 では、上記して行ってきたトルク
フィードバック制御を滑らかに終了させるため、 Δθig=(kc/N)×δ として点火時期補正量Δθigを算出する。ここでN
は、時刻t2 以降の演算周期Δtsでの点火時期補正量
Δθigの演算回数又は時間の単調増加関数で、1以上
の値をとる。上記換算係数kc又はkc/Nは一種のフ
ィードバック制御ゲインであり、時刻t0 〜t2 の間は
一定値の制御ゲイン、時刻t2 〜t3 の間では時間経過
とともに制御ゲインを小さくしていくことになる。
【0043】時刻t0 +Δtsでは、δ1 =To1−tT
o1<0であるがΔTxの間であるので換算係数kc=0
として、Δθig1 =kc×δ1 に代入し、Δθig1
=0として点火時期補正量を0として出力する。つぎに
時刻t0 +2Δtsでも同様な演算をして点火時期補正
量を0として出力する。つぎに時刻t0 +3Δtsで
は、δ3 =To3−tTo3>0となり、換算係数kc=B
と所定値にして、Δθig3 =kc×δ3 を点火時期補
正量(リタード)として出力する。つぎに時刻t 0 +4
Δtsでも同様に演算をする。時刻t2 に達するまでは
このルーチンを繰り返して点火時期補正量(リタード)
を出力する。
【0044】時刻t2 に達すると点火時期補正量算出式
をΔθig=(kc/N)×δとして計算する。まず、
時刻t2 +Δtsでは、例えばΔθig=(kc/1)
×δとNに1を入れてΔθigを計算、時刻t2 +2Δ
tsでは、Nに2を入れてΔθigを計算、時刻t2
3Δtsでは、Nに3を入れてΔθigを計算と順次繰
り返して計算、出力していく。時刻t2 になると、δ=
To −tTo <0となるが前記したΔTxの間でないの
で、Δθig=(kc/N)×δの演算式をそのまま使
用して点火時期補正量Δθigを出力する。ここからは
点火時期補正量はアドバンス(進角)となる。目標トル
クパターンの終了点tfに達すると以上のトルクフィー
ドバック制御(点火時期補正量制御)は終了する。
【0045】
【発明の効果】本発明を用いることにより、変速中のト
ルクをフィードバックにより、変速段を滑らかに繋げる
ように設定した目標トルクに追従制御するので、従来、
スロットル開度ごと、変速段ごとにチューニングしてい
たエンジントルク制御開始、終了タイミング、及びエン
ジントルク制御量(例えば点火時期補正量)をマップ化
して記憶素子ROMに記憶させる必要が無く、また、チ
ューニング工数が大幅に短縮できるので開発期間が短縮
できるという効果もある。また、変速段を滑らかに繋げ
るように設定した目標トルクに追従制御するので、変速
ショックを大幅に低減することができる。さらに、エン
ジンが経年変化したり、高地、極寒地、極熱地でエンジ
ントルク特性が標準のものに比べて極端に異なってきて
も、そのときのエンジントルクを基準として、目標トル
クをつくり、フィードバック制御するので常に安定した
滑らかな変速フィーリングを確保できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図。
【図2】ATCU,ECU等の制御装置の構成例を示す
図。
【図3】従来のアップシフトショックとその低減法のタ
イムチャートを示す図。
【図4】本発明のアップシフトショック低減法のタイム
チャートを示す図。
【図5】タイマーテーブル例を示す図。
【図6】エンジン特性から駆動トルクを推定する第一の
方法のブロック図。
【図7】エンジン特性から駆動トルクを推定する第二の
方法のブロック図。
【図8】エンジン特性から駆動トルクを推定する第三の
方法のブロック図。
【図9】エンジン特性から駆動トルクを推定する第四の
方法のブロック図。
【図10】トルコン特性から駆動トルクを推定する方法
のブロック図。
【図11】トルコン特性とエンジン特性からの駆動トル
ク推定法の誤差特性図。
【図12】トルコン特性とエンジン特性からの駆動トル
ク推定法の切り換えブロック図。
【図13】アップシフトショック低減法の詳細タイムチ
ャートを示す図。
【符号の説明】
1…エンジン、2…AT、3…駆動軸、4…差動装置、
5…駆動輪、6…ATの油圧回路、7…ATCU、8…
ECU、9…エアクリーナ、10…エアフローセンサ、
11…スロットルチャンバ、12…吸入マニホールド、
13…インジェクタ、14…トルクコンバータ、15…
ギアトレイン、16…タービンセンサ、17…ミッショ
ン出力軸回転検出センサ(車速センサ)、18…スロッ
トルセンサ、19…アイドルスピードコントロールバル
ブ(ISC)、20…油圧制御、切り換え電磁弁、33
…CPU、34…バス、35…ROM、36…RAM、
37…LAN制御回路、38…入出力インターフェース
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 一彦 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番 地3 日立オートモティブエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 岡田 光義 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会 社 日立製作所 自動車機器事業部内 審査官 松岡 美和 (56)参考文献 特開 平4−241773(JP,A) 特開 平5−296886(JP,A) 特開 昭63−266255(JP,A) 特開 平5−262169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/00 B60K 41/04 - 41/06 F02D 45/00 312 F02P 5/15 F16H 59/00 - 61/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、トルクコンバータを備えた
    自動変速機と、少なくとも一つのマイクロコンピュータ
    を内蔵し前記エンジン及び前記自動変速機を制御する制
    御装置とを含む車両の駆動トルク制御装置において、 前記自動変速機の出力軸のトルクを推定する駆動トルク
    演算手段と、該駆動トルク演算手段で推定した駆動トル
    クを基に変速中の目標トルクを発生する目標トルク発生
    手段と、該目標トルク発生手段で発生した目標トルクと
    前記駆動トルク演算手段で推定した駆動トルクの偏差を
    解消すべくエンジンの出力トルクを制御する制御量を演
    算するエンジントルク制御量演算手段と、該エンジント
    ルク制御量演算手段の信号を受けてエンジンの出力トル
    クを制御するエンジントルク制御手段とを備え 前記エンジントルク制御量演算手段は、所定の演算周期
    ごとに前記目標トルク発生手段で発生させた目標トルク
    値と前記駆動トルク演算手段で演算した駆動トルク値と
    の偏差算出手段、該偏差算出手段で算出した偏差に予め
    設定記憶しておいた換算係数を乗じてエンジントルク制
    御量を算出するエンジントルク制御量換算手段を含み、 前記換算係数は、前記実変速時期からの第一の所定期間
    内で前記目標トルク値より駆動トルク値の方が小の場合
    は0であり、前記実変速時期から前記第一の所定期間よ
    り長い第二の所定期間内で前記目標トルク値より前記駆
    動トルク値の方が大の場合は所定の固有値であり、前記
    第二の所定期間以上では前記所定の固有値を経過時間の
    係数で除した値であることを特徴とする車両の駆動トル
    ク制御装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動トルク演算手段はタービントル
    クを推定するタービントルク演算手段を含み、前記目標
    トルク発生手段は、前記駆動トルク演算手段内のタービ
    ントルク演算手段で得た推定タービントルクが変速指令
    後の所定時間内において所定値以上になった時点を実変
    速時期と認識し、該実変速時期における駆動トルク又は
    その直前までの平均駆動トルクを変速前駆動トルクとし
    て一時記憶し、該変速前駆動トルクと変速前後のギア比
    とから変速後駆動トルクを算出し、該変速前駆動トルク
    と変速後駆動トルクの差分と予め設定しておいた所定の
    変速時間より目標トルクの経過時間に対する傾斜角度を
    算出し、所定の演算周期ごとに該傾斜角度にしたがって
    目標トルクを算出する機能を有することを特徴とする請
    求項1記載の車両の駆動トルク制御装置。
  3. 【請求項3】 エンジンと、トルクコンバータを備えた
    自動変速機と、少なくとも一つのマイクロコンピュータ
    を内蔵し前記エンジン及び前記自動変速機を制御する制
    御装置とを含む車両の駆動トルク制御装置において、 前記自動変速機の出力軸のトルクを推定する駆動トルク
    演算手段と、該駆動トルク演算手段で推定した駆動トル
    クを基に変速中の目標トルクを発生する目標トルク発生
    手段と、該目標トルク発生手段で発生した目標トルクと
    前記駆動トルク演算手段で推定した駆動トルクの偏差を
    解消すべくエンジンの出力トルクを制御する制御量を演
    算するエンジントルク制御量演算手段と、該エンジント
    ルク制御量演算手段の信号を受けてエンジンの出力トル
    クを制御するエンジントルク制御手段とを備え、 前記駆動トルク演算手段として、予め記憶しておいたエ
    ンジントルク特性を利用して駆動トルクを推定する第一
    の駆動トルク演算手段と、予め記憶しておいたトルクコ
    ンバータの特性を利用して駆動トルクを推定する第二の
    駆動トルク演算手段とを有し、トルクコンバータの滑り
    が大の領域では第二の駆動トルク演算手段を用い、トル
    クコンバータの滑りが小の領域では第一の駆動トルク演
    算手段を用いて自動変速機の出力軸のトルクを推定する
    ように切り換える切り換え手段を備え、 前記第一の駆動トルク演算手段は、エンジントルク特性
    を予め記憶しておくエンジントルク特性記憶手段と、前
    記トルクコンバータの滑り比を算出する手段と、該滑り
    比算出手段からの滑り比情報を入力して前記トルクコン
    バータのトルク比を算出する手段と、前記エンジントル
    ク特性記憶手段から読みだされたエンジントルクと前記
    トルク比算出手段から出力されたトルク比を乗算してト
    ルクコンバータの出力軸トルクを出力するタービントル
    ク演算手段と、該タービントルク演算手段からのトルク
    コンバータの出力軸トルクと現在締結中のギア段のギア
    比を乗算して自動変速機の出力軸のトルクを出力する自
    動変速機出力軸トルク算出手段とを備えることを特徴と
    する車両の駆動トルク制御装置。
  4. 【請求項4】 エンジンと、トルクコンバータを備えた
    自動変速機と、少なくとも一つのマイクロコンピュータ
    を内蔵し前記エンジン及び前記自動変速機を制御する制
    御装置とを含む車両の駆動トルク制御装置において、 前記自動変速機の出力軸のトルクを推定する駆動トルク
    演算手段と、該駆動トルク演算手段で推定した駆動トル
    クを基に変速中の目標トルクを発生する目標トルク発生
    手段と、該目標トルク発生手段で発生した目標トルクと
    前記駆動トルク演算手段で推定した駆動トルクの偏差を
    解消すべくエンジンの出力トルクを制御する制御量を演
    算するエンジントルク制御量演算手段と、該エンジント
    ルク制御量演算手段の信号を受けてエンジンの出力トル
    クを制御するエンジントルク制御手段とを備え、 前記駆動トルク演算手段として、予め記憶しておいたエ
    ンジントルク特性を利用して駆動トルクを推定する第一
    の駆動トルク演算手段と、予め記憶しておいたトルクコ
    ンバータの特性を利用して駆動トルクを推定する第二の
    駆動トルク演算手段とを有し、トルクコンバータの滑り
    が大の領域では第二の駆動トルク演算手段を用い、トル
    クコンバータの滑りが小の領域では第一の駆動トルク演
    算手段を用いて自動変速機の出力軸のトルクを推定する
    ように切り換える切り換え手段を備え、 前記切り換え手段による前記第二の駆動トルク演算手段
    から前記第一の駆動トルク演算手段への切り換え直前の
    両駆動トルク演算手段のトルク偏差分をエンジンの補機
    の負荷トルク分として学習し記憶する補機トルク学習手
    段をさらに備え、前記第二の駆動トルク演算手段から前
    記第一の駆動トルク演算手段に切り換えた後は、前記第
    一の駆動トルク演算手段からの推定トルクから前記補機
    トルク学習手段に記憶された補機トルクを減算して補機
    の負荷トルクを補正し、 前記第一の駆動トルク演算手段は、エンジントルク特性
    を予め記憶しておくエンジントルク特性記憶手段と、前
    記トルクコンバータの滑り比を算出する手段と、該滑り
    比算出手段からの滑り比情報を入力して前記トルクコン
    バータのトルク比を算出する手段と、前記エンジントル
    ク特性記憶手段から読みだされたエンジントルクと前記
    トルク比算出手段から出力されたトルク比を乗算してト
    ルクコンバータの出力軸トルクを出力するタービントル
    ク演算手段と、該タービントルク 演算手段からのトルク
    コンバータの出力軸トルクと現在締結中のギア段のギア
    比を乗算して自動変速機の出力軸のトルクを出力する自
    動変速機出力軸トルク算出手段とを備えることを特徴と
    する車両の駆動トルク制御装置。
  5. 【請求項5】 エンジンと、トルクコンバータを備えた
    自動変速機と、少なくとも一つのマイクロコンピュータ
    を内蔵し前記エンジン及び前記自動変速機を制御する制
    御装置とを含む車両の駆動トルク制御装置において、 前記自動変速機の出力軸のトルクを推定する駆動トルク
    演算手段と、該駆動トルク演算手段で推定した駆動トル
    クを基に変速中の目標トルクを発生する目標トルク発生
    手段と、該目標トルク発生手段で発生した目標トルクと
    前記駆動トルク演算手段で推定した駆動トルクの偏差を
    解消すべくエンジンの出力トルクを制御する制御量を演
    算するエンジントルク制御量演算手段と、該エンジント
    ルク制御量演算手段の信号を受けてエンジンの出力トル
    クを制御するエンジントルク制御手段とを備え、 前記駆動トルク演算手段として、予め記憶しておいたエ
    ンジントルク特性を利用して駆動トルクを推定する第一
    の駆動トルク演算手段と、予め記憶しておいたトルクコ
    ンバータの特性を利用して駆動トルクを推定する第二の
    駆動トルク演算手段とを有し、トルクコンバータの滑り
    が大の領域では第二の駆動トルク演算手段を用い、トル
    クコンバータの滑りが小の領域では第一の駆動トルク演
    算手段を用いて自動変速機の出力軸のトルクを推定する
    ように切り換える切り換え手段を備え 前記エンジントルク特性は、エンジン吸入空気質量流量
    とエンジン回転数をパラメータとして記憶されているこ
    とを特徴とする車両の駆動トルク制御装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動トルク演算手段として、予め記
    憶しておいたエンジントルク特性を利用して駆動トルク
    を推定する第一の駆動トルク演算手段と、予め記憶して
    おいたトルクコンバータの特性を利用して駆動トルクを
    推定する第二の駆動トルク演算手段とを有し、トルクコ
    ンバータの滑りが大の領域では第二の駆動トルク演算手
    段を用い、トルクコンバータの滑りが小の領域では第一
    の駆動トルク演算手段を用いて自動変速機の出力軸のト
    ルクを推定するように切り換える切り換え手段を備え、 前記第一の駆動トルク演算手段は、エンジントルク特性
    を予め記憶しておくエンジントルク特性記憶手段と、前
    記トルクコンバータの滑り比を算出する手段と、該滑り
    比算出手段からの滑り比情報を入力して前記トルクコン
    バータのトルク比を算出する手段と、前記エンジントル
    ク特性記憶手段から読みだされたエンジントルクと前記
    トルク比算出手段から出力されたトルク比を乗算してト
    ルクコンバータの出力軸トルクを出力するタービントル
    ク演算手段と、該タービントルク演算手段からのトルク
    コンバータの出力軸トルクと現在締結中のギア段のギア
    比を乗算して自動変速機の出力軸のトルクを出力する自
    動変速機出力軸トルク算出手段とを備えることを特徴と
    する請求項1又は2記載の車両の駆動トルク制御装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動トルク演算手段として、予め記
    憶しておいたエンジントルク特性を利用して駆動トルク
    を推定する第一の駆動トルク演算手段と、予め記憶して
    おいたトルクコンバータの特性を利用して駆動トルクを
    推定する第二の駆動トルク演算手段とを有し、トルクコ
    ンバータの滑りが大の領域では第二の駆動トルク演算手
    段を用い、トルクコンバータの滑りが小の領域では第一
    の駆動トルク演算手段を用いて自動変速機の出力軸のト
    ルクを推定するように切り換える切り換え手段を備え、 前記切り換え手段による前記第二の駆動トルク演算手段
    から前記第一の駆動トルク演算手段への切り換え直前の
    両駆動トルク演算手段のトルク偏差分をエンジンの補機
    の負荷トルク分として学習し記憶する補機トルク学習手
    段をさらに備え、前記第二の駆動トルク演算手段から前
    記第一の駆動トルク演算手段に切り換えた後は、前記第
    一の駆動トルク演算手段からの推定トルクから前記補機
    トルク学習手段に記憶された補機トルクを減算して補機
    の負荷トルクを補正し、 前記第一の駆動トルク演算手段は、 エンジントルク特性
    を予め記憶しておくエンジントルク特性記憶手段と、前
    記トルクコンバータの滑り比を算出する手段と、該滑り
    比算出手段からの滑り比情報を入力して前記トルクコン
    バータのトルク比を算出する手段と、前記エンジントル
    ク特性記憶手段から読みだされたエンジントルクと前記
    トルク比算出手段から出力されたトルク比を乗算してト
    ルクコンバータの出力軸トルクを出力するタービントル
    ク演算手段と、該タービントルク演算手段からのトルク
    コンバータの出力軸トルクと現在締結中のギア段のギア
    比を乗算して自動変速機の出力軸のトルクを出力する自
    動変速機出力軸トルク算出手段とを備えることを特徴と
    する請求項1又は2記載の車両の駆動トルク制御装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動トルク演算手段として、予め記
    憶しておいたエンジントルク特性を利用して駆動トルク
    を推定する第一の駆動トルク演算手段と、予め記憶して
    おいたトルクコンバータの特性を利用して駆動トルクを
    推定する第二の駆動トルク演算手段とを有し、トルクコ
    ンバータの滑りが大の領域では第二の駆動トルク演算手
    段を用い、トルクコンバータの滑りが小の領域では第一
    の駆動トルク演算手段を用いて自動変速機の出力軸のト
    ルクを推定するように切り換える切り換え手段を備え、 前記エンジントルク特性は、エンジン吸入空気質量流量
    とエンジン回転数をパラメータとして記憶されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の車両の駆動トルク
    制御装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動トルク演算手段は、タービント
    ルクを推定するタービントルク演算手段を含み、前記目
    標トルク発生手段は、前記駆動トルク演算手段内のター
    ビントルク演算手段で得た推定タービントルクが変速指
    令後の所定時間内において所定値以上になった時点を実
    変速時期と認識し、該実変速時期における駆動トルク又
    はその直前までの平均駆動トルクを変速前駆動トルクと
    して一時記憶し、該変速前駆動トルクと変速前後のギア
    比とから変速後駆動トルクを算出し、該変速前駆動トル
    クと変速後駆動トルクの差分と予め設定しておいた所定
    の変速時間より目標トルクの経過時間に対する傾斜角度
    を算出し、所定の演算周期ごとに該傾斜角度にしたがっ
    て目標トルクを算出する機能を有することを特徴とする
    請求項3乃至5のいずれか一項に記載の車両の駆動トル
    ク制御装置。
  10. 【請求項10】 前記エンジントルク制御量演算手段
    は、所定の演算周期ごとに前記目標トルク発生手段で発
    生させた目標トルク値と前記駆動トルク演算手段で演算
    した駆動トルク値との偏差算出手段、該偏差算出手段で
    算出した偏差に予め設定記憶しておいた換算係数を乗じ
    てエンジントルク制御量を算出するエンジントルク制御
    量換算手段を含むことを特徴とする請求項3乃至5のい
    ずれか一 項に記載の車両の駆動トルク制御装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動トルク演算手段は、タービン
    トルクを推定するタービントルク演算手段を含み、前記
    目標トルク発生手段は、前記駆動トルク演算手段内のタ
    ービントルク演算手段で得た推定タービントルクが変速
    指令後の所定時間内において所定値以上になった時点を
    実変速時期と認識し、該実変速時期における駆動トルク
    又はその直前までの平均駆動トルクを変速前駆動トルク
    として一時記憶し、該変速前駆動トルクと変速前後のギ
    ア比とから変速後駆動トルクを算出し、該変速前駆動ト
    ルクと変速後駆動トルクの差分と予め設定しておいた所
    定の変速時間より目標トルクの経過時間に対する傾斜角
    度を算出し、所定の演算周期ごとに該傾斜角度にしたが
    って目標トルクを算出する機能を有し、 前記エンジントルク制御量演算手段は、所定の演算周期
    ごとに前記目標トルク発生手段で発生させた目標トルク
    値と前記駆動トルク演算手段で演算した駆動トルク値と
    の偏差算出手段、該偏差算出手段で算出した偏差に予め
    設定記憶しておいた換算係数を乗じてエンジントルク制
    御量を算出するエンジントルク制御量換算手段を含むこ
    とを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の
    車両の駆動トルク制御装置。
  12. 【請求項12】 前記エンジントルク特性は、エンジン
    吸入空気質量流量とエンジン回転数をパラメータとして
    記憶されていることを特徴とする請求項3乃至11のい
    ずれか一項に記載の車両の駆動トルク制御装置。
  13. 【請求項13】 前記エンジントルク特性は、吸気圧力
    と吸気温度とエンジン回転数をパラメータとして記憶さ
    れていることを特徴とする請求項3乃至11のいずれか
    一項に記載の車両の駆動トルク制御装置。
  14. 【請求項14】 前記エンジントルク特性は、インジェ
    クタ駆動パルス幅とエンジン回転数をパラメータとして
    記憶されていることを特徴とする請求項3乃至11のい
    ずれか一項に記載の車両の駆動トルク制御装置。
  15. 【請求項15】 前記トルクコンバータの特性を利用し
    て駆動トルクを推定する第二の駆動トルク演算手段は、
    トルクコンバータのポンプ容量係数特性を予め記憶して
    おくポンプ容量係数特性記憶手段と、トルクコンバータ
    の滑り比を算出する手段と、該滑り比算出手段からの滑
    り比情報を入力してトルクコンバータ のトルク比を算出
    する手段と、前記ポンプ容量係数特性記憶手段から読み
    だされたポンプ容量係数とエンジン回転数二乗手段から
    のエンジン回転数二乗信号を乗算してトルクコンバータ
    入力トルクを算出するトルクコンバータ入力トルク算出
    手段と、前記トルク比算出手段から出力されたトルク比
    と前記トルクコンバータ入力トルク算出手段からのトル
    クコンバータ入力トルクを乗算しトルクコンバータの出
    力軸トルクを出力するタービントルク演算手段と、該タ
    ービントルク演算手段からのトルクコンバータの出力軸
    トルクと現在締結中のギア段のギア比を乗算して自動変
    速機の出力軸のトルクを出力する自動変速機出力軸トル
    ク算出手段とを備えることを特徴とする請求項3乃至1
    4のいずれか一項に記載の車両の駆動トルク制御装置。
JP26228394A 1994-10-26 1994-10-26 車両の駆動トルク制御装置 Expired - Fee Related JP3193244B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26228394A JP3193244B2 (ja) 1994-10-26 1994-10-26 車両の駆動トルク制御装置
KR1019950036952A KR960013764A (ko) 1994-10-26 1995-10-25 파워트레인 제어장치
US08/548,470 US5826208A (en) 1994-10-26 1995-10-26 Powertrain control device for a vehicle using targeted tongue generation for eliminating shift shock
DE19539954A DE19539954B4 (de) 1994-10-26 1995-10-26 Steuervorrichtung für einen Antriebsstrang
US09/170,192 US6014604A (en) 1994-10-26 1998-10-13 Powertrain control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26228394A JP3193244B2 (ja) 1994-10-26 1994-10-26 車両の駆動トルク制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000309758A Division JP3589970B2 (ja) 2000-10-10 2000-10-10 車両の駆動トルク制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08121202A JPH08121202A (ja) 1996-05-14
JP3193244B2 true JP3193244B2 (ja) 2001-07-30

Family

ID=17373644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26228394A Expired - Fee Related JP3193244B2 (ja) 1994-10-26 1994-10-26 車両の駆動トルク制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3193244B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3457488B2 (ja) 1996-11-25 2003-10-20 株式会社日立製作所 自動車の制御装置
JP3294230B2 (ja) * 2000-02-22 2002-06-24 株式会社日立製作所 自動車用制御装置,自動車の制御方法,変速機
JP4130906B2 (ja) * 2003-06-27 2008-08-13 株式会社日立製作所 変速機の制御装置,変速機、および自動車
JP2008157196A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Toyota Motor Corp 車両用駆動力制御装置
JP4872789B2 (ja) * 2007-05-10 2012-02-08 トヨタ自動車株式会社 車両駆動ユニットの制御装置
KR101251546B1 (ko) * 2011-03-30 2013-04-08 현대 파워텍 주식회사 엔진토크 리미트 제어방법
DE102017208697A1 (de) * 2017-05-23 2018-11-29 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben und Verfahren zum Überwachen einer Antriebseinheit
JP6988176B2 (ja) * 2017-06-12 2022-01-05 スズキ株式会社 車両の空調制御装置
CN118310738A (zh) * 2024-03-26 2024-07-09 陕西法士特汽车传动集团有限责任公司 一种液力变矩器气蚀识别方法及数据获取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08121202A (ja) 1996-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5826208A (en) Powertrain control device for a vehicle using targeted tongue generation for eliminating shift shock
KR100298250B1 (ko) 차량용구동력제어장치
US6243637B1 (en) Control apparatus and method for automatic transmission by oil pressure on clutch
US5785627A (en) Torque feedback shift control device and method
US20070179017A1 (en) Controller for automatic transmission
JP3317078B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3599899B2 (ja) 車両用内燃機関の出力トルク制御装置
JP3594733B2 (ja) 車両用内燃エンジン制御装置
JP3193244B2 (ja) 車両の駆動トルク制御装置
JP3321292B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3524161B2 (ja) 自動変速機の制御方法および制御装置、並びに自動車
JPH08156652A (ja) 車両の駆動トルク制御装置
JPH11325232A (ja) 自動変速機のクラッチ油圧の制御装置と制御方法
US5827151A (en) Control system for internal combustion engines for vehicles
US5935185A (en) Control system for internal combustion engines for vehicles
JPH06207660A (ja) 車輌用駆動力制御装置及び方法
JP2003090423A (ja) 流体式トルクコンバータのタービントルク算出装置、車両の駆動トルク制御装置
JP3312918B2 (ja) エンジン及び自動変速機の制御装置
JP3589970B2 (ja) 車両の駆動トルク制御装置
JP3650180B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3520828B2 (ja) 自動車の制御装置
JP3132545B2 (ja) 内燃エンジンの制御装置
JP3135493B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3446494B2 (ja) 変速制御装置及び変速制御方法
JP3324255B2 (ja) 自動変速機の変速ショック軽減装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees