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JP3192521B2 - インクジェット記録装置およびインク吐出手段のインク吐出状態回復方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインク吐出手段のインク吐出状態回復方法

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JP3192521B2
JP3192521B2 JP10274193A JP10274193A JP3192521B2 JP 3192521 B2 JP3192521 B2 JP 3192521B2 JP 10274193 A JP10274193 A JP 10274193A JP 10274193 A JP10274193 A JP 10274193A JP 3192521 B2 JP3192521 B2 JP 3192521B2
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JP
Japan
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ink
ejection
discharge
ink ejection
discharging
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英彦 神田
美由紀 松原
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Canon Inc
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録手段から被記録材
へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置
及びインク吐出手段のインク吐出状態回復方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーシ
ョン等の出力機器として用いられる記録装置は、画像情
報(文字情報等を含む)に基づいて用紙やプラスチック
薄板等の被記録材(記録媒体)に画像(文字等を含む)
を記録するように構成されている。前記記録装置は、記
録方式により、インクジェット式、ワイヤドット式、サ
ーマル式、レーザービーム式等に分けることができる。
上記記録装置のうち、インクジェット式の記録装置(イ
ンクジェット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)か
ら被記録材にインクを吐出して記録を行うものであり、
記録手段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を
高速で記録することができ、普通紙に特別の処理を必要
とせずに記録することができ、ランニングコストが安
く、ノンインパクト方式であるため騒音が少なく、しか
も、多色のインクを使用してカラー画像を記録するのが
容易であるなどの利点を有している。中でも、紙幅方向
に多数の吐出口を配列したフルマルチタイプの記録手段
を用いるライン型のものは、記録の一層の高速化が可能
である。
【0003】インクジェット記録ヘッドのインクの通路
中には、常時インクが存在しており、インク吐出口近傍
のインクに対し吐出エネルギーが付与されると直ちにイ
ンク吐出口からインクが吐出するようになっている。こ
のため、インクが実際に吐出していない場合であっても
吐出口からインクが常時蒸発している。したがって、長
時間記録を行わない場合には、インク吐出口近傍のイン
クが固化するいわゆる固着現象を起こすことがある。一
度この様な固着が生ずると、不吐出口の発生、ドットの
ヨレが発生し印字画像の低下を招く。
【0004】従来は、印字時以外において記録ヘッドを
自動的にヘッドキャップでキャッピングする機構で、吐
出口内の乾燥及びごみの付着を防止、一方、ゴム製ワイ
パで記録ヘッドの吐出口面を軽くこするワイピング動作
で、ホコリ、紙粉などをぬぐいとり、さらに、インク滴
の吐出不良時には、ポンプによりヘッドキャップを通し
て記録ヘッドの吐出口からインクを吸引し、インクの吐
出を正常な状態に戻すポンピング動作等が行われてい
る。また、インクジェット記録装置の実際の記録動作に
おいては、一つの記録ヘッドに設けられた複数の吐出口
の全てを常に用いるものではなく、キャリッジの移動中
など、吐出口面がキャッピングされない走査中にインク
吐出がある時間連続して行われない場合に、吐出口面に
付着したインクの固着や乾燥を防ぐために、ある時間間
隔ごとに記録データ以外のインク吐出を行い、吐出口面
の状態を常に適正に保つ予備吐出が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、複数の記録ヘ
ッドを使用する場合であっても予備吐出等の回復制御条
件は同一である。しかしながら、濃インク用ヘッドと淡
インク用ヘッドを用いた場合、濃度が濃い濃インクは濃
度が薄い淡インクより粘土が高いため、より強力な回復
が必要となり、濃インクの回復条件を淡インクの回復条
件に合わせると、必要以上に淡インクを消費することに
なり、廃インク量の増大やランニングコストの増大を招
く。また、濃インク用ヘッドと淡インク用ヘッドを用い
た場合、上述の回復動作であるワイピングを行うと、同
系色で同じゴム製ワイパを使用した場合、淡インク用ヘ
ッド側で濃インクとの混色が起こりやすい。
【0006】一方、装置の小型化、低価格化のため、異
なるインクを吐出する吐出口列を同一の吐出口形成面に
有する記録ヘッドを用いることが考えられるが、この場
合、同一キャップを用いて吸引動作を行うとキャップ内
においての混色が発生する。
【0007】本発明はかかる課題に鑑みてなされたもの
であり、濃淡インクの固着、増粘性能の違いによる吐出
不良防止、及びインクの混色を防止し、安定かつ高品位
な記録を行うことができるインクジェット記録装置及び
インク吐出手段のインク吐出状態回復方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、少なくとも第1のインクを吐出するための
インク吐出口を有する第1のインク吐出手段と前記第1
のインクより濃度が高い第2のインクを吐出するための
インク吐出口を有する第2のインク吐出手段を用い、記
録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェッ
ト記録装置であって、前記第1および第2のインク吐出
手段からインクを排出させることで前記第1および第2
のインク吐出手段のインクの吐出状態を回復させるため
の吐出回復手段と、前記第1および第2のインク吐出手
段のインク吐出口が形成されたインク吐出口形成面をワ
イピングするためのワイピング部材と、前記第1のイン
ク吐出手段のインク吐出口形成面と前記第2のインク吐
出手段のインク吐出口形成面を共に前記同じワイピング
部材によりワイピングした後に、前記第1および第2の
インク吐出手段を前記吐出回復手段により回復させる回
復制御手段とを備え、前記吐出回復手段による回復動作
では、前記第1のインク吐出手段からの前記第1のイン
クの排出量が前記第2のインク吐出手段からの前記第2
のインクの排出量より大であることを特徴とするもので
ある。
【0009】また、本発明は、少なくとも第1のインク
を吐出するためのインク吐出口を有する第1のインク吐
出手段と前記第1のインクより濃度が高い第2のインク
を吐出するためのインク吐出口を有する第2のインク吐
出手段のインク吐出状態を回復する方法であって、前記
第1および第2のインク吐出手段のインク吐出口が形成
されたインク吐出口形成面をワイピングするためのワイ
ピング部材を用いて前記第1のインク吐出手段のインク
吐出口形成面と前記第2のインク吐出手段のインク吐出
口形成面を共に前記同じワイピング部材によりワイピン
グした後に、前記第1および第2のインク吐出手段から
インクを排出させて前記第1および第2のインク吐出手
段のインクの吐出状態を回復する吐出回復工程を備え、
前記吐出回復工程では、前記第1のインク吐出手段から
の前記第1のインクの排出量が前記第2のインク吐出手
段からの前記第2のインクの排出量より大であることを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、濃度が異なる複数のインクを
吐出可能な複数のインク吐出手段のインクの吐出状態を
回復するのに際し、前記インク吐出手段が吐出するイン
クの濃度に応じて回復動作内容を変えて回復動作が行わ
れる。
【0011】これにより、濃淡インクの固着度合や、増
粘性の違いによる吐出不良を確実に防止する回復動作が
可能になり、印字ドットのよれ等による印字品位の低下
を低減できるとともに濃度が異なるインクを吐出する複
数のインク吐出手段のインク吐出口面を同じ払拭手段で
払拭した場合であってもインクの混色が防止され、高品
位な記録を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明におけるカラー
インクジェット記録装置の要部構成を示す斜視図であ
る。濃色インクを吐出する吐出口列を有するインクジェ
ットユニット11Aと、淡色インクを吐出する吐出口列
を有するインクジェットユニット11Bはキャリッジ1
3に所定距離を置いて設置してある。用紙やプラスチッ
ク薄板等から成る被記録材Pは搬送ローラ(不図示)を
経て排紙ローラ17に挟持され、不図示の搬送モータの
駆動に伴い矢印方向に送られる。ガイドシャフト12、
及びエンコーダ(不図示)によりキャリッジ13が案内
支持されている。キャリッジ13は駆動ベルト14を介
してキャリッジモータ15の駆動によりガイドシャフト
12に沿って往復移動させられる。
【0014】インクジェットユニットのインク吐出口の
内部(液路)にはインク吐出用の熱エネルギーを発生す
る発熱素子(電気・熱エネルギー変換体)が設けられて
いる。エンコーダ(不図示)の読み取りタイミングにし
たがい、前述発熱素子を記録信号に基づいて駆動し、濃
インク色、淡インク色の順に被記録材P上にインク液滴
を付着させることで画像を形成することができる。
【0015】記録領域外に選定されたキャリッジのホー
ムポジション(HP)には、キャップ部16をもつ回復
ユニットが配設されている。記録を行わない時には、キ
ャリッジ13をホームポジション(HP)へ移動させて
キャップ部16の各キャップにより対応するインクジェ
ットユニットのインク吐出口形成面を密閉し、インク溶
剤蒸発に起因するインクの固着あるいは、ホコリ、紙粉
等の異物の付着等による目詰まりを防止する。
【0016】また、上記キャップ部16のキャッピング
機能は記録頻度の低いインク吐出手段のインク増粘、固
着等による吐出不良や目詰まりを解消するために、イン
ク吐出口から離れた状態にあるキャップ部16へインク
を吐出させる予備吐出モードに利用されたり、キャップ
した状態で不図示のポンプを動作させ、インク吐出口か
らインクを吸引し、吐出不良を起こしたインク吐出口の
吐出回復に利用される。またキャップ部隣接位置にワイ
ピング用のブレードを配設することにより、キャリッジ
の移動に伴いインクジェットユニットのインク吐出口形
成面をクリーニングすることが可能である。
【0017】図2はインク吐出手段としての記録ヘッド
のインク吐出口列を被記録材側から見た模式的斜視図で
あり、図3はインク吐出部の構造を模式的に示す部分斜
視図である。これは濃インクヘッド21Aと淡インクヘ
ッド21Bを並列に並べたものであり、各々の記録ヘッ
ドには開口した複数の吐出口23を有した吐出口面22
を有し、その吐出口23に連通した液路部分31にイン
クを吐出するのに必要とされるエネルギーを発生する吐
出エネルギー発生素子32が各々配置される。矢印yは
キャリッジ13の走査方向を示している。図3の33は
記録ヘッド温度を検知するためのセンサであり、本実施
例においては、ダイオードセンサ33を吐出口列の両端
に設けてある。温度検知手段は特にこれに限定されるも
のではなく、サーミスタ等の他のセンサを用いても良い
し、さらには記録ヘッドのデューティからヘッド温度を
演算しても良い。
【0018】図6は、本発明のインクジェット記録装置
のブロック図である。図6で、メインバスライン605
に対して夫々アクセスする画像入力部603、それに対
応する画像信号処理部604、中央制御部CPU600
といったソフト系処理手段と、操作部606、回復系制
御回路607、インクジェットヘッド温度制御回路61
4、ヘッド駆動制御回路615といったハード系処理手
段とに大別される。CPU600は、通常ROM601
とRAM602を有し、入力情報に対して適性な記録条
件を与えて記録ヘッド613を駆動して記録を行うとと
もに本発明における回復手段を駆動させる駆動手段を構
成する。又、RAM602内には、予め上述した回復タ
イミングチャートを実行するプログラムが保存されてお
り、必要に応じてこのプログラムに従い、予備吐出等の
回復動作が行われる。回復系モータ608は、前述した
記録ヘッド613とこれに対向離間するクリーニングブ
レード609やキャップ610、吸引ポンプ611を駆
動する。ヘッド駆動制御回路615は記録ヘッドのイン
ク吐出用電気熱変換体の駆動条件を実行するもので、予
備吐出や記録用インク吐出を記録ヘッドに行わせる。
【0019】一方、記録ヘッド613には、保温ヒータ
がインク吐出用の電気熱変換体が設けられている基板に
設けられており、記録ヘッド内インク温度を所望設定温
度に加熱調整することができる。又、サーミスタ612
は、同様に上記基板に設けられており、実質的に記録ヘ
ッド内部のインク温度を測定するためのものである。サ
ーミスタ612は、基板にではなく外部に設けられてい
ても良く記録ヘッド613の周囲近傍にあってもよい。
【0020】図7は本実施例1における吐出回復動作の
一例を示すフローチャートであり、CPU600により
実行される。まず、キャップに連動したメカニカルスイ
ッチ等によりキャップが開いているかどうかの選択(ス
テップS71)が行われ、“Yes”であるとキャップ
が開いた状態で所定時間経過したかの選択(ステップS
72)がタイマーからの情報に基づき行われる。ステッ
プS72において“Yes”が選択されるとステップS
73においてホームポジションにキャリッジがあるか否
かの選択がホームポジションセンサからの情報に基づき
行われ、ホームポジションにキャリッジがあると判断さ
れると、キャップに向けて予備吐出が行われる(ステッ
プS75)。ホームポジションにキャリッジがないと判
断されると、ホームポジションにキャリッジをもどし
(ステップS74)、キャップに向けて予備吐出(ステ
ップS75)を行う。予備吐出(ステップS75)を行
った後、キャップが閉じているかどうかの選択が行われ
(ステップS76)、“Yes”である場合は終了し、
“No”である場合、所定時間経過したかの選択(ステ
ップS72)にもどる。
【0021】濃インクは、淡インクより粘度が高いため
吐出口先端で固化し、吐出不良になり易く、インク濃度
とインク吐出性能の関係は図4に示すようになる。すな
わち、インク濃度が高くなる程、インク吐出性能は低く
なる。
【0022】このため本実施例1では、上述したステッ
プS75の予備吐出において、1つの吐出口当たり淡イ
ンクヘッドで100ドット分の予備吐出を行うことにし
た場合、濃インクヘッドでは200ドット分の予備吐出
を行うことにする。これにより、濃淡インクの固着、増
粘性能の違いによる吐出不良を防止することができる。
【0023】本実施例1では説明の便宜上で単色インク
を例に説明をしてきたが、特にこれに限定するものでは
なく、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等複数の
異なる色のそれぞれ濃淡インクを備えたカラー記録装置
にも適用できる。又インクの染料濃度も濃淡の2種類に
限定するものではなく、3種類以上であってもよい。色
の濃淡インク間のドット濃度の差が大きいと薄いインク
と濃いインクの切り換え部分で階調の再現が線形になら
ず、疑似輪郭が生じ易くなる。また、記録された画像の
粒状性の変化や色調の変化がインク切り換え部分で発生
して不自然な画像となる場合があり、低濃度インク、中
濃度インク、高濃度インクを用いるなどしてインク色数
を増やして記録を行う方がより好ましい。
【0024】尚、上記実施例1は、濃淡インクに応じて
予備吐出数を可変しているが、吐出数を同一として予備
吐出の時間間隔を可変してもよい。また、ポンプを用い
て吐出口内からインクを吸引する際に吸引力を濃淡イン
クに応じて変えることにしてもよい。
【0025】(実施例2)図8は本発明における他の吐
出回復動作を示すフロチャートである。まず、印字かど
うかの選択(ステップS81)があり、“Yes”であ
ると所定行印字したかどうかの選択(ステップS82)
が行われる。“Yes”が選択されると吸引動作(ステ
ップS83)、ワイピング(ステップS84)、予備吐
出(ステップS85)を行った後、印字終了かどうかの
選択(ステップS86)が行われ、“Yes”であると
終了、“No”であると所定行印字したかどうかの選択
(ステップS82)にもどる。
【0026】図5に示す様にステップS84において行
われる濃淡ヘッドを用いた場合のワイピング動作は、図
5(a)→図5(b)→図5(c)の順で行う。まず、
図5(a)でワイピングを行えるようにワイパホルダー
51が前進し、記録ヘッド55がA方向に移動すること
により払拭手段を構成するゴム製ワイパ52によって、
図5(b)で濃インクヘッド、図5(c)で淡インクヘ
ッドの吐出口表面をワイピングする。このワイピング動
作では同じゴム製ワイパ52を使用しているため、図5
(b)において濃インクヘッドの吐出口53近傍の濃イ
ンク滴56やホコリ、紙粉などをぬぐいとり、図5
(c)において示すように図5(b)でぬぐいとられた
濃インク滴56が淡インク吐出口54の内部に入り込み
混色が起こる。
【0027】この混色を除去するため、本実施例2にお
いては、ステップS85において行われる予備吐出に際
して、濃インクヘッドで300ドット分、淡インクヘッ
ドで600ドット分の予備吐出を行うことにする。これ
により、ワイピング工程により淡インク吐出口内部に混
色が生じた場合であっても、予備吐出により混色部分が
除去され、高品位な記録を行うことができる。
【0028】(実施例3)図9は本発明におけるさらに
別の吐出回復動作を示すフローチャートである。まず、
データが受信が行われたかどうかの選択(ステップS9
01)があり、“Yes”であるとステップS902に
おいてキャップが開いて印字開始の選択(ステップS9
03)が行われる。“YES”であると所定印字したか
の選択(ステップS904)が行われ、“YES”を選
択すると吸引動作(ステップS905)、ワイピング
(ステップS906)、予備吐出A(ステップS90
7)を行った後、印字終了かどうかの選択(ステップS
908)が行われ、“YES”だとキャップを閉じて
(ステップS912)終了し、“No”であると所定印
字したかの選択(ステップS904)にもどる。
【0029】所定印字したかの選択(ステップS90
4)で“No”を選択すると所定時間経過したかの選択
(ステップS909)があり、“YES”であるとホー
ムポジションにキャリッジがあるかどうかの選択が行わ
れ(ステップS910)、“YES”であると予備吐出
B(ステップS912)を行い、ステップS910で
“No”と判断するとホームポジションにキャリッジを
もどし(ステップS911)、予備吐出B(ステップS
912)を行う。予備吐出B(ステップS912)を行
った後、印字終了かどうかの選択(ステップS908)
を行い、印字終了であるとステップS913においてキ
ャップを閉じ、終了とする。
【0030】本実施例3における、予備吐出A(ステッ
プS907)では、インク混色防止のため実施例2と同
様に1つの吐出口当たり濃インクヘッドで300ドット
分、淡インクヘッドで600ドット分の予備吐出数に設
定してあり、また、予備吐出B(ステップS912)で
は、インクの固着や増粘等による吐出不良防止のため1
つの吐出口当たり淡インクヘッドで100ドット分、濃
インクヘッドで200ドット分の予備吐出数に設定して
ある。
【0031】上記実施例において説明したように吐出回
復制御条件は、インクの固着、増粘等による吐出不良要
因対策としては淡インクより濃インクの予備吐出量を多
くし、一方、インク混色による画像劣化の防止としては
濃インクより淡インクの予備吐出量を多くしている。こ
の条件に従い吐出回復制御を行うことにより、無駄なイ
ンクを消費せずに、常に安定した記録を行うことができ
る。
【0032】尚、吐出回復制御の内容は、上述の実施例
に示したように予備吐出数を濃淡インクに応じて変える
場合に限らず、例えばポンプを用いて吐出口内からイン
クを吸引する場合には、濃淡インクに応じて吸引力を変
えることにしてもよい。
【0033】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0034】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特にオンデマント型には、液体(インク)が保持さ
れているシートや液路に対応して配置されている電気熱
変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速
な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加す
ることによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。
【0035】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、さらに優れた記録を行うことができる。
【0036】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に発熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0037】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0038】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
【0039】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0040】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0041】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0042】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合、インクは特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0043】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、上述のようなワードプロセッサやコンピュ
ータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または
別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複
写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態を採るものであってもよい。
【0044】図10は本発明のインクジェット記録装置
をワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファク
シミリ装置、複写装置としての機能を有する情報処理装
置に適用した場合の概略構成を示すブロック図である。
図中、1201は装置全体の制御を行う制御部で、マイ
クロプロセッサ等のCPUや各種I/Oボートを備え、
各部に制御信号やデータ信号等を出力したり、各部より
の制御信号やデータ信号を入力して制御を行っている。
1202はディスプレイ部で、この表示画面には各種メ
ニューや文書情報及びイメージリーダ1207で読み取
ったイメージデータ等が表示される。1203はディス
プレイ部1202上に設けられた透明な感圧式のタッチ
パネルで、指等によりその表面を押圧することにより、
ディスプレイ部1202上での項目入力や座標位置入力
等を行うことができる。
【0045】1204はFM(Frequency M
odulation)音源部で、音楽エディタ等で作成
された音楽情報をメモリ部1210や外部記憶装置12
12にデジタルデータとして記憶しておき、それらメモ
リな等から読み出してFM変調を行うものである。FM
音源部1204からの電気信号はスピーカ部1205に
より可聴音に変換される。プリンタ部1206はワード
プロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装
置、複写装置の出力端末として、本発明に係る記録装置
が適用されたものである。
【0046】1207は原稿データを光電的に読み取っ
て入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路途中に
設けられており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他、各
種原稿の読み取りを行う。1208はイメージリーダ部
や1207で読み取った原稿データのファクシミリ送信
や、送られてきたファクシミリ信号を受信して復号する
ファクシミリ送受信部であり、外部とのインターフェー
ス機能を有する。1209は通常の電話機能や留守番電
話機能等の各種電話機能を有する電話部である。121
0はシステムプログラムやマネージャプログラム及びそ
の他のアプリケーションプログラム等や文字フォント及
び辞書等を記憶するROMや、外部記憶装置1212か
らロードされたアプリケーションプログラムや文字情報
を記憶するためのRAM、さらにはビデオRAM等を含
むメモリ部である。
【0047】1211は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。1212はフロッピィディ
スクやハードディスク等を記憶媒体とする外部記憶装置
で、この外部記憶装置1212には文字情報や音楽ある
いは音声情報、ユーザのアプリケーションプログラム等
が格納される。
【0048】図11は図10に示す情報処理装置の外観
図である。図中、1301は液晶等を利用したフラット
パネルディスプレイで、各種メニューや図形情報及び文
書情報等を表示する。このディスプレイ1301上には
タッチパネルが設置されており、このタッチパネルの表
面を指等で押圧することにより座標入力や項目指定入力
を行うことができる。1302は装置が電話機として機
能するときに使用されるハンドセットである。
【0049】キーボード1303は本体と脱着可能にコ
ードを介して接続されており、各種文字情報や各種デー
タ入力を行うことができる。また、このキーボード13
03には各種機能キー1304等が設けられている。1
305はフロッピィディスクの挿入口である。
【0050】1307はイメージリーダ部1207で読
み取られる原稿を載置する用紙載置部で、読み取られた
原稿は装置後部より排出される。また、ファクシミリ受
信等に於ては、インジェットプリンタ1307により記
録される。
【0051】尚、上記ディスプレイ1301はCRTで
もよいが、強誘電性液晶を利用した液晶ディスプレイ等
のフラットパネルが望ましい。小型、薄型化に加え軽量
化が図れるからである。上記情報処理装置をパーソナル
コンピュータやワードプロセッサとして機能する場合、
図10においてキーボード部1211から入力された各
種情報が制御部1201により所定のプログラムに従っ
て処理され、プリンタ部1206に画像として出力され
る。ファクシミリ装置の受信機として機能する場合、通
信回線を介してファクシミリ送受信部1208から入力
したファクシミリ情報が制御部1201により所定のプ
ログラムに従って受信処理され、プリンタ部1206に
受信画像として出力される。
【0052】また、複写装置として機能する場合、イメ
ージリーダ部1207によって原稿を読み取り、読み取
られた原稿データが制御部1201を介してプリンタ部
1206に複写画像として出力される。尚、ファクシミ
リ装置の送信機として機能する場合、イメージリーダ部
1207によって読み取られた原稿データは、制御部1
201により所定のプログラムに従って送信処理された
後、ファクシミリ送受信部1208を介して通信回線に
送信される。尚、上述した情報処理装置は図12に示す
ようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体型
としてもよく、この場合はよりポータブル性を高めるこ
とが可能となる。同図において、図11と同一機能を有
する部分には、対応する符号を付した。
【0053】以上説明した多機能型情報処理装置に本発
明の記録装置を適用することによって、高品位の記録画
像を得ることができるため、上記情報処理装置の機能を
さらに向上させることが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
濃度が異なる複数のインクを吐出可能な複数のインク吐
出手段のインクの吐出状態を回復するのに際し、前記イ
ンク吐出手段のインクの濃度に応じて回復動作内容を変
えて回復動作が行われる。
【0055】従って、濃淡インクの固着度合いや増粘性
の違いによる吐出不良を確実に防止する回復動作が可能
になるとともに濃度が異なるインクを吐出する複数のイ
ンク吐出手段のインク吐出口面を同じ払拭手段で払拭し
た場合であってもインクの混色が防止され、高品位な記
録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の概
略説明図である。
【図2】記録ヘッドの模式的斜視図である。
【図3】記録ヘッドのインク吐出部の構造を模式的に示
す部分斜視図である。
【図4】インク濃度とインク吐出性能の関係を示す図で
ある。
【図5】濃淡ヘッドにおけるワイピング動作を示す図で
ある。
【図6】本発明が実施される装置例のブロック図であ
る。
【図7】本発明における実施例1の吐出回復動作のフロ
ーチャートである。
【図8】本発明における実施例2の吐出回復動作のフロ
ーチャートである。
【図9】本発明における実施例3の吐出回復動作のフロ
ーチャートである。
【図10】本発明のインクジェット記録装置を情報処理
装置に適用した場合の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図11】情報処理装置の外観図である。
【図12】情報処理装置の他の例を示す外観図である。
【符号の説明】
11A、11B、21A、21B、55、613 記録
ヘッド 23、53、54 吐出口 52 ゴム製ワイパ 600 CPU 601 ROM 602 RAM 607 回復系制御回路 608 回復系モータ 609 ブレード 610 キャップ 611 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/165 B41J 2/18 - 2/185

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1のインクを吐出するため
    のインク吐出口を有する第1のインク吐出手段と前記第
    1のインクより濃度が高い第2のインクを吐出するため
    のインク吐出口を有する第2のインク吐出手段を用い、
    記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェ
    ット記録装置であって、 前記第1および第2のインク吐出手段からインクを排出
    させることで前記第1および第2のインク吐出手段のイ
    ンクの吐出状態を回復させるための吐出回復手段と、 前記第1および第2のインク吐出手段のインク吐出口が
    形成されたインク吐出口形成面をワイピングするための
    ワイピング部材と、 前記第1のインク吐出手段のインク吐出口形成面と前記
    第2のインク吐出手段のインク吐出口形成面を共に前記
    同じワイピング部材によりワイピングした後に、前記第
    1および第2のインク吐出手段を前記吐出回復手段によ
    り回復させる回復制御手段とを備え、 前記吐出回復手段による回復動作では、前記第1のイン
    ク吐出手段からの前記第1のインクの排出量が前記第2
    のインク吐出手段からの前記第2のインクの排出量より
    大であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記吐出回復手段は、前記第1および第
    2のインク吐出手段から前記第1および第2のインクを
    予備吐出させることにより前記第1および第2のインク
    吐出手段からインクを排出させ、前記第1および第2の
    インク吐出手段のインク吐出状態を回復させることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記吐出回復手段は、前記第1および第
    2のインク吐出手段から前記第1および第2のインクを
    吸引することにより前記第1および第2のインク吐出手
    段からインクを排出させ、前記第1および第2のインク
    吐出手段のインク吐出状態を回復させることを特徴とす
    る請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インク吐出手段は、熱エネルギーを
    利用してインクを吐出する手段であって、インクに与え
    る熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体を
    備えている請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジ
    ェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インク吐出手段は、前記熱エネルギ
    ー変換体によって印加される熱エネルギーによりインク
    に状態変化を生起させ、該状態変化に基づいて吐出口よ
    りインクを吐出させるものである請求項4に記載のイン
    クジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置と原稿画像読み取り手段を備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置と画像情報の送信及び/または受信
    手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿画像読み取り手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至5のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置と記録信号入力手段を備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 記録信号入力手段がキーボードである
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも第1のインクを吐出するた
    めのインク吐出口を有する第1のインク吐出手段と前記
    第1のインクより濃度が高い第2のインクを吐出するた
    めのインク吐出口を有する第2のインク吐出手段のイン
    ク吐出状態を回復する方法であって、 前記第1および第2のインク吐出手段のインク吐出口が
    形成されたインク吐出口形成面をワイピングするための
    ワイピング部材を用いて前記第1のインク吐出手段のイ
    ンク吐出口形成面と前記第2のインク吐出手段のインク
    吐出口形成面を共に前記同じワイピング部材によりワイ
    ピングした後に、前記第1および第2のインク吐出手段
    からインクを排出させて前記第1および第2のインク吐
    出手段のインクの吐出状態を回復する吐出回復工程を備
    え、 前記吐出回復工程では、前記第1のインク吐出手段から
    の前記第1のインクの排出量が前記第2のインク吐出手
    段からの前記第2のインクの排出量より大であることを
    特徴とするインク吐出手段のインク吐出状態回復方法。
  12. 【請求項12】 前記吐出回復工程では、前記第1およ
    び第2のインク吐出手段から前記第1および第2のイン
    クを予備吐出させることにより前記第1および第2のイ
    ンク吐出手段からインクを排出させ、前記第1および第
    2のインク吐出手段のインク吐出状態を回復することを
    特徴とする請求項11に記載のインク吐出手段のインク
    吐出状態回復方法。
  13. 【請求項13】 前記吐出回復工程では、前記第1およ
    び第2のインク吐出手段から前記第1および第2のイン
    クを吸引することにより前記第1および第2のインク吐
    出手段からインクを排出させ、前記第1および第2のイ
    ンク吐出手段のインク吐出状態を回復することを特徴と
    する請求項11に記載のインク吐出手段のインク吐出状
    態回復方法。
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