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JP3185891U - ブラシ - Google Patents

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JP3185891U
JP3185891U JP2013003673U JP2013003673U JP3185891U JP 3185891 U JP3185891 U JP 3185891U JP 2013003673 U JP2013003673 U JP 2013003673U JP 2013003673 U JP2013003673 U JP 2013003673U JP 3185891 U JP3185891 U JP 3185891U
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一成 中村
貴至 中村
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丸中工業株式会社
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Abstract

【課題】塩化ビニルを含む材料で構成されたブラシ台に対して簡易な作業でブラシ繊維を植毛可能とするブラシを提供する。
【解決手段】外周面S1と外周面S1に交差する側面とを有し、外周面S1と側面との双方に開口する溝2を有する本体部1と、本体部1の溝2に取付けられたブラシ部3とを備える。上記ブラシ部3は、複数の洗浄体と、複数の洗浄体の各々の端部4aを保持する保持具とを含み、少なくとも保持具を溝2内に挿入することによりブラシ部3は溝2に取付けられている。
【選択図】図3

Description

本考案は、ブラシに関するものである。
鉄道車輛や自動車などの洗浄用のブラシは、一般的に、ブラシ台にブラシ繊維が植毛された構造を備えている。たとえば、特開2013−79030号公報には、線洗浄体と面洗浄体とを備える洗浄体を筒状にして、回転軸に取り付けた洗車用ブラシが記載されている。
また、ブラシ台を構成する材料としては、木材や塩化ビニルなどが知られている。木材で構成されたブラシ台に対しては、機械を用いてブラシ繊維を植毛することができる。
特開2013−79030号公報
しかしながら、塩化ビニル等の合成樹脂を含む材料で構成されたブラシ台に対して、ブラシ繊維を植毛する作業は機械を用いて実施することができない。そのため、従来、塩化ビニル等のブラシ台を用いたブラシの製造は、ブラシ台へのブラシ繊維の取り付け穴の形成からブラシ繊維の植毛まで手作業で行われている。ここで、ブラシ繊維の植毛作業は当該取り付け穴にブラシ繊維をU字状に折り曲げた部分を挿し込んで、その部分をテグスなどの編み糸で縫い付けるものであり特に技術を要する。このため、従来の構造のブラシでは、簡易な作業で製造することは困難であった。
本考案は上記のような課題を解決するためになされたものである。本考案の主たる目的は、簡易な作業で複数の洗浄体を取り付け可能なブラシを提供することにある。
本考案のブラシは、外周面と外周面に交差する側面とを有し、外周面と側面との双方に開口する溝を有する本体部と、本体部の溝に取付けられたブラシ部とを備える。上記ブラシ部は、複数の洗浄体と、複数の洗浄体の各々の端部を保持する保持具とを含み、少なくとも保持具を溝内に挿入することによりブラシ部は溝に取付けられている。
本考案のブラシによれば、複数の洗浄体を保持する保持具を溝内に挿入することにより、複数の洗浄体を一度に本体部に取り付けることができる。これにより、複数の洗浄体を本体部に容易に取り付けることが可能となる。
上記ブラシにおいて、ブラシ部はワイヤーをさらに含んでいる。ワイヤーは、折り返すように曲げられた洗浄体によって挟まれるように配置されている。保持具は、ワイヤーと、ワイヤーを挟み込む洗浄体とを外側から巻き込むように構成されている。これにより、複数の洗浄体はワイヤーと保持具とに挟まれて固定された状態で本体部に取り付けられる。そのため、ブラシを高速回転させたときにも、遠心力を受けた洗浄体が本体部から抜け出ることを防止することができる。
上記ブラシにおいて、保持具は、溝の外周面における開口部の幅よりも大きい幅を有している。これにより、保持具が溝の外周面における開口部から抜け出ることを防止することができるため、ブラシを高速回転させたときにも、遠心力を受けた洗浄体が本体部から抜け出ることを防止することができる。
上記ブラシにおいて、溝は、本体部の軸方向に沿って延びる溝部、軸方向に対して傾斜して延びる溝部、および軸方向に対して直交して延びる溝部の少なくとも1つの溝部を有している。このようにしても、洗浄体を本体部の周方向に沿って配置することができる。そのため、被洗浄物に対してブラシを高速回転させることにより、被洗浄物に対して洗浄体を効果的に接触させることができ、洗浄効率を高めることができる。
上記ブラシは、溝内に挿入された保持具の外周に位置するように、本体部の外周面に巻き付けられたバンドをさらに備えている。このバンドにより、ブラシを高速回転させたときにも、保持具が溝の外周面における開口部から抜け出ることを防止することができる。
上記ブラシにおいて、本体部は円筒形状を有することもできる。このようにしても、本体部の軸方向の両端部に位置する端面から溝内に保持具を挿入することができるため、本体部に対して簡易な作業で洗浄体を植毛することができる。
上記ブラシにおいて、本体部は円筒形状となるように組み合わされた2つの半円筒形状部を有している。このようにすれば、半円筒形状部の軸方向の両端部に位置する端面や、半円筒形状部の円周方向の端部に位置する周端面から溝内に保持具を挿入することができるため、本体部に対して簡易な作業で洗浄体を植毛することができる。
上記ブラシにおいて、本体部は合成樹脂よりなっている。本考案に係るブラシでは、複数の洗浄体を保持する保持具が溝内に挿入されることにより本体部に取り付けられているため、合成樹脂からなる本体部に対して複数の洗浄体を容易に取り付けることができる。
以上説明したように本考案のブラシによれば、簡易な作業で複数の洗浄体を取り付け可能とするブラシを提供することができる。
本考案の一実施の形態におけるブラシの構成を概略的に示す斜視図である。 図1中の線分II−IIから見た断面図である。 図2中の線分III−IIIから見た断面図である。 図1に示すブラシに用いられるブラシ部の構成を概略的に示す一部断面斜視図である。 図1に示すブラシの構成の一部を拡大して示す斜視図である。 本考案の一実施の形態における本体部の構成の変形例を概略的に示す図である。 本考案の一実施の形態におけるブラシ部の構成の変形例を概略的に示す図である。 本考案の一実施の形態における本体部の構成の他の変形例を概略的に示す図である。 本考案の一実施の形態における本体部の構成のさらに他の変形例を概略的に示す図である。 比較例としてのブラシの構成を概略的に示す図である。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態に係るブラシについて説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
まず、本実施の形態に係るブラシの構成について図1〜図5を参照して説明する。図1および図2を参照して、ブラシ10は、ブラシ台としての本体部1と、本体部1に形成された溝2に取り付けられるブラシ部3と、本体部1に巻きつけられたバンド7とを備える。
本体部1は、半円筒形状を有している。本体部1は、外周面S1と、本体部1の軸方向の両端部に位置する端面S3,S4と、本体部1の円周方向の端部に位置する周端面S5(図5参照)とを有している。本体部1の外周面S1には、複数の溝2が形成されている。ブラシ10のブラシ台は、2つの本体部1が互いの周端面S5同士を接するように組み合わされた、円筒形状を成している。
複数の溝2の各々は、外周面S1と端面S3,S4との双方に開口部を有している。溝2の各々は、たとえば本体部1の軸方向に沿って一方端面S3から他方端面S4に至るまで直線状に延びている。このとき、複数の溝2の各々は、外周面S1において周方向に所定の間隔を隔てて、たとえば互いに平行に設けられている。
ブラシ部3は、溝2に挿入されることにより本体部1に取り付けられている。つまり、複数の溝2が形成されている本体部1には複数のブラシ部3が取り付けられている。これにより、ブラシ部3は、外周面S1から本体部1の外周方向に延びている。ブラシ部3は、複数の洗浄体4と、ワイヤー5と、保持具6とを有している。
図3および図4を参照して、ブラシ部3は、いわゆるユニットブラシである。つまり、ブラシ部3は、ワイヤー5が延びる方向に並べられた複数の洗浄体4が、ワイヤー5とともに保持具6によって保持された構造を有している。このとき、複数の洗浄体4の各々は、たとえば線状体として形成されており、ワイヤー5を挟むように折り返されている。洗浄体4においてワイヤー5を挟むように折り返された折り返し部(端部4a)はワイヤー5とともに保持具6で外側から巻き込まれることによって圧着されて、保持されている。ブラシ部3において、保持具6は、溝2と嵌合可能に設けられている。具体的には、図3を参照して、ブラシ部3の延びる方向に垂直な面における保持具6の断面形状が、本体部1の端面S3,S4における溝2の開口形状と嵌合可能に設けられている。
図2および図5を参照して、バンド7は、複数のブラシ部3を本体部1に取り付けた状態において、溝2内に挿入された保持具6に対して本体部1の外周側に位置するように本体部1の外周面S1に巻きつけられている。
本実施の形態に係るブラシによれば、ブラシ部3において複数の洗浄体4を保持する保持具6を、本体部1の端面S3,S4における溝2の開口部から溝2内に挿入することにより、複数の洗浄体4を本体部1に容易に取り付けることができる。さらに、バンド7が保持具6の外周側に位置するように本体部1の外周面S1に巻きつけられているため、ブラシ10を高速回転させたときにも遠心力を受けた洗浄体4が本体部1から抜け出ることを防止することができる。
以下、本実施の形態に係るブラシの詳細な構成について説明する。
本体部1を構成する材料は、たとえば合成樹脂であり、塩化ビニルとすることもできる。本体部1の寸法は、たとえば、外径が110mm程度であって、軸方向に沿った長さが1000mm以上1800mm以下程度としてもよい。図3を参照して、本体部1の外周面S1と、外周面S1と反対側に位置する内周面S2との成す厚みT1は、たとえば10mm程度である。
図3および図5を参照して、本体部1の径方向の断面において、溝2は、外周面S1に面した開口部と、内周面S2側に位置する底部とで構成されている。なお、図5は、溝2とブラシ部3との関係を説明するための図であり、半円筒状の本体部1に形成された複数の溝2のうち、1つの溝2にのみブラシ部3を挿入した状態を示す。本体部1の径方向の断面において、溝2は、外周面S1に面した開口部の幅W1が底部における最大幅W2よりも狭くなるように設けられている。溝2の開口部の幅W1はたとえば4mm程度であり、溝2の底部における最大幅W2はたとえば8mm程度である。溝2の本体部1の径方向における寸法は、たとえば7mm程度である。本体部1の径方向の断面における溝2の形状は、本体部1の径方向において幅W1から幅W2へと変化するように設けられていればよく、たとえば円形状と直線形状とが組み合わされた形状である。溝2の内周面S2側の端部における本体部1の厚みT2は、たとえば3mm程度である。
図4を参照して、洗浄体4の端部4aと反対側に位置する端部4bは、被洗浄物である車輛等と接触する部分である。洗浄体4を構成する材料は、たとえば主としてポリプロピレンやポリプロエチレンである。洗浄体4は、たとえば折りたたまれた状態での長さLが400mm以上600mm以下程度であり、線径が0.2mm以上0.4mm以下程度である。洗浄体4の延びる方向に対して垂直な断面における洗浄体4の形状は、任意の形状とすればよく、たとえば円形状や多角形状である。
図2を参照して、ブラシ部3は、ブラシ部3が延びる方向において洗浄体4が設けられている領域RAと、洗浄体4が設けられていない領域RBとを有していてもよい。この場合、好ましくは、洗浄体4が設けられていない領域RBは、洗浄体4が設けられている領域RAに挟まれるように形成されており、洗浄体4が設けられていない領域RBは洗浄体4が設けられている領域RAよりも狭い。たとえば、ブラシ部3が延びる方向において、洗浄体4が形成されていない領域RBの長さは、10mm程度である。また、洗浄体4が形成されていない領域RBは、ブラシ部3において複数設けられていてもよい。
保持具6は、ブラシ部3を構成している状態において、板状部材の端部同士が重なる側(洗浄体4の端部4bに延びる側)においては洗浄体4のみを挟持し、板状部材の屈曲部側(洗浄体4の端部4aを含む側)においては洗浄体4とワイヤー5とを挟持している。そのため、図4に示すように、保持具6が洗浄体4のみを挟持している部分の幅W3は、洗浄体4とワイヤー5とを挟持している部分の最大幅W4よりも小さい。このとき、保持具6の折り返し部の形状は、本体部1の溝2の形状に応じて、溝2と嵌合可能に設けられている。本実施の形態においては、保持具6の形状はたとえば円形状と直線形状とが組み合わされた形状である。また、保持具6における幅W3(図4)は溝2の開口部における幅W1(図3)と同等程度であり、保持具6における幅W4(図4)は、溝2における幅W2(図3)と同等程度である。また、保持具6は溝2と嵌合した状態で、接着剤等によって接着されていてもよい。
ブラシ10は、上記のようなブラシ部3が本体部1に形成された1つの溝2に1つずつ配置されることにより構成されている。ブラシ10は、たとえば本体部1の中心軸を回転軸A(図1)として回転された状態で、被洗浄物に洗浄体4が接触させられることにより、被対象物を洗浄することができる。好ましくは、被洗浄物を挟み込むように複数のブラシ10が併設されて、たとえばモータなどで被洗浄物を挟んで対向する1対のブラシ10を相反する方向に回転させる。このようにすれば、被洗浄物を効果的に洗浄することができる。
次に、ブラシ10の組み立て作業の一例を説明する。
まず、本体部1を準備する。具体的には、半円筒状であって塩化ビニルで構成された本体部1を2つ準備した後、各本体部1に複数の溝2を形成する。溝2の形成は、たとえばまず本体部1の外周面S1に、本体部1の周方向における幅W1を有する開口部を本体部1の軸方向に沿って形成する。次に、該開口部に対して内周面S2側に本体部1の周方向における最大幅W2を有する底部を形成する。
次に、ブラシ部3を複数準備する。ブラシ部3は、いわゆるユニットブラシである。次に、各々のブラシ部3を、本体部1に設けられた複数の溝2に取り付ける。たとえば、洗浄体4の端部4bが外周面S1の外側に配置されるように、端面S3において表出している溝2に対して、ブラシ部3の延びる方向における端部に位置する保持具6を嵌合させた後、溝2の延びる方向(本実施の形態においては本体部1の軸方向)にブラシ部3を送り込んでもよい。このようにして、本体部1の複数の溝2に対して複数のブラシ部3を取り付けることができる。このとき、溝2にブラシ部3を取り付けた状態で、溝2とブラシ部3とを接着剤等により接着してもよい。
次に、2つの本体部1を組み合わせて円筒状のブラシ台とする。次に、ブラシ台(本体部1)の外周面S1にバンド7を巻きつける。このようにして、本実施の形態に係るブラシ10が作製される。
次に、本実施の形態に係るブラシの作用効果について図10に示す比較例と対比して説明する。図10を参照して、従来の車輛洗車用ブラシは、半円筒状の本体部15に複数の穴21,22が設けられており、各穴21,22において洗浄体40を編みこむ構造を有している。各穴21,22は、編み糸50のみが通される編み糸用穴21と、該編み糸用穴21の内径よりも大きい洗浄体40が挿入されて固定される洗浄体用穴22とで構成されている。また、従来のブラシの組み立て方法は、本体部15に上記の2つの穴21,22を形成した後、本体部15の内周面に這わせた編み糸50を用いて各穴22において洗浄体40を編み込んで、さらに接着剤等によって洗浄体40を穴22に接着することにより、ブラシを作製している。そのため、従来のブラシの組み立ては、職人による手作業で行われている。特に、各穴22に洗浄体40を縫い付ける植毛作業は技術を要するため、簡易な作業で植毛可能なブラシが求められている。
これに対して、本実施の形態に係るブラシは、本体部1の外周面S1と端面S3,S4との双方に開口する溝2が設けられており、端面S3またはS4から該溝2にブラシ部3の保持具6を挿入することにより、ブラシ部3が取り付けられたブラシ10を容易に作製することができる。つまり、手作業による編み込み作業を行うことなく、本体部1にブラシ部3を取り付ける(洗浄体4を植毛する)ことができる。
さらに、ブラシ部3は、洗浄体4がワイヤー5に対して並べられた状態で保持具6によってワイヤー5とともに圧着されることにより構成されている。つまり、洗浄体4はワイヤー5を挟むように配置されており、さらに、洗浄体4は保持具6によってワイヤー5とともに挟み込まれている。そのため、ブラシ10が高速回転したときにも洗浄体4が遠心力を受けて保持具6から抜け出ることをワイヤー5および保持具6により防止することができる。
さらに、保持具6は、溝2の外周面S1における開口部の幅W1よりも大きい幅W4を有している。具体的には、保持具6において洗浄体4のみを挟持している部分の幅W3は溝2の開口部の幅W1と同等程度に設けられているが、保持具6において洗浄体4とワイヤー5とを挟持している部分の最大幅W4は幅W3よりも大きい。そのため、たとえばブラシ10を高速回転させたときに、ブラシ部3が本体部1から外周側に抜け出ることを防止することができる。
本実施の形態において、ブラシ台は、半円筒形状の2つの本体部1が組み合わされることにより円筒状に構成されているが、これに限られるものではない。図6を参照して、たとえば、ブラシ台は、軸方向において複数段に分割されていてもよい。この場合、ブラシ台は、段数の倍の数の半円筒形状の本体部1により構成される。このとき、ブラシ台は、軸方向の長さが異なる数種類の本体部1が、軸方向に積まれるように構成されていてもよい。たとえば軸方向の長さが2.5mのブラシ10を構成する場合には、軸方向の長さが500mmの半円筒形状の本体部1を10個用意してもよい。また、たとえば、軸方向の長さが800mm、1200mm、500mmの3種類の半円筒形状の本体部1をそれぞれ2つずつ準備し、軸方向の長さの等しい本体部1同士を組み合わせて円筒形状とした上で、3種類の本体部1を軸方向に積層させてもよい。さらにこのとき、3種類の本体部1における溝2やブラシ部3の構成が異なっていてもよい。このようにすれば、被洗浄体の形状等に応じた適当なブラシ10を構成することができる。また、本体部1は、円筒形状であってもよい。この場合には、端面S3,S4において表出している溝2に対してブラシ部3を送り込むことによりブラシ10を組み立てることができる。なお、被洗浄体が大型であって、ブラシ10を大型化する場合には、組み立て性等の観点から、ブラシ10のブラシ台は複数の本体部1により構成されているのが好ましい。このようにすれば、個々の本体部1に対してブラシ部3を取り付けた後、ブラシ部3が取り付けられた複数の本体部1を組み立てることにより、大型のブラシ10を容易に得ることができる。
また、本実施の形態に係るブラシにおいて、溝2の底部が円形状を有しているが、これに限られるものではない。図7を参照して、たとえば、溝2の底部が底辺を有する角形状であり、幅W2は該底辺の長さとして設けられていてもよい。このようにしても、保持具6を溝2に対し嵌合可能に設けることにより、保持具6が溝2の開口部から本体部1の外周側に抜け出ることを防止することができる。
また、本実施の形態に係るブラシにおいて、溝2は、本体部1の軸方向に沿って延びるように設けられているが、これに限られるものではない。図8を参照して、たとえば、本体部1の軸方向に対して傾斜するように設けられていてもよい。このようにしても、端面S3,S4あるいは半円筒状に設けられた本体部1の円周方向の端部に位置する周端面S5から溝2内にブラシ部3を容易に挿入することができる。また、図9を参照して、本体部1の軸方向に対して垂直に交差するように設けられていてもよい。このようにしても、本体部1が半円筒状に設けられていれば、本体部1の円周方向の端部に位置する周端面S5から溝2内にブラシ部3を容易に挿入することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は上記した実施の形態ではなくて実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 本体部、2 溝、3 ブラシ部、4 洗浄体、4a,4b 端部、5 ワイヤー、6 保持具、7 バンド、10 ブラシ。

Claims (8)

  1. 外周面と前記外周面に交差する側面とを有し、前記外周面と前記側面との双方に開口する溝を有する本体部と、
    前記本体部の前記溝に取付けられたブラシ部とを備え、
    前記ブラシ部は、複数の洗浄体と、前記複数の洗浄体の各々の端部を保持する保持具とを含み、
    少なくとも前記保持具を前記溝内に挿入することにより前記ブラシ部は前記溝に取付けられている、ブラシ。
  2. 前記ブラシ部は、ワイヤーをさらに含み、
    前記ワイヤーは、折り返すように曲げられた前記洗浄体によって挟まれるように配置されており、
    前記保持具は、前記ワイヤーと、前記ワイヤーを挟み込む前記洗浄体とを外側から巻き込むように構成されている、請求項1に記載のブラシ。
  3. 前記保持具は、前記溝の前記外周面における開口部の幅よりも大きい幅を有している、請求項1または2に記載のブラシ。
  4. 前記溝は、前記本体部の軸方向に沿って延びる溝部、前記軸方向に対して傾斜して延びる溝部、および前記軸方向に対して直交して延びる溝部の少なくとも1つの溝部を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシ。
  5. 前記溝内に挿入された前記保持具の外周に位置するように、前記本体部の前記外周面に巻き付けられたバンドをさらに備えた、請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシ。
  6. 前記本体部は円筒形状を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシ。
  7. 前記本体部は、円筒形状となるように組み合わされた2つの半円筒形状部を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシ。
  8. 前記本体部は合成樹脂よりなっている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のブラシ。
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