JP3184455B2 - 回転霧化頭型塗装装置 - Google Patents
回転霧化頭型塗装装置Info
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Description
たはメタリック系塗料等の低抵抗塗料に用いて好適な間
接帯電方式による回転霧化頭型塗装装置に関する。
霧化頭を高速回転すると共に、被塗物との間に高電圧を
印加し、該回転霧化頭に塗料を供給して回転霧化し、霧
化された帯電塗料粒子を軸方向前方にある被塗物との間
に形成された静電界に沿って該被塗物に飛行塗着せしめ
るようになっている。
装置として、図11により間接帯電方式の塗装装置につ
いて説明する。
装着された塗装機本体を示し、該塗装機本体1内には、
エア軸受2A,駆動部2Bからなる金属材料等のエアモ
ータ2と、塗料弁,ダンプ弁等の弁装置(図示せず)と
が内蔵され、前記塗装機本体1の外周は樹脂カバー3に
よって覆われている。なお、エアモータ2はケーブル2
Cを介してアースに接地されている。また、前記樹脂カ
バー3は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PE
T),ポリアセタール(POM),ポリアミド(P
A),ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP)
等からなる絶縁樹脂材料によって形成されている。
在に軸支された金属材料からなる回転軸を示し、該回転
軸4の先端は塗装機本体1外に突出し、その基端側はエ
アモータ2の駆動部2Bに取付けられ、該エアモータ2
によって高速回転駆動せしめられるようになっている。
からなるベル型の回転霧化頭を示し、該回転霧化頭5は
カップ状の外周面5Aと、内周側の塗料平滑面5Bと、
先端側の塗料放出端縁5Cとからなっている。
フィード式の塗料供給管を示し、該塗料供給管6の先端
は回転霧化頭5内に向けて延在し、その基端側には塗料
弁が設けられ、該塗料弁は塗料パイプを介して塗料タン
ク(いずれも図示せず)に連なっている。
カバー3の先端部に螺着されたシェーピングエアリング
を示し、該シェーピングエアリング7は前記回転霧化頭
5の後側に位置して外周面5Aを覆うようにして塗装機
本体1の先端側に設けられている。
縁樹脂材料によって形成された内周側リング8と、該内
周側リング8の外周側に位置して同じく絶縁樹脂材料に
より形成された外周側リング9とからなり、該リング
8,9間の先端側には環状の隙間からなるエア噴出口1
0が形成されている。そして、該エア噴出口10からは
矢示A方向にシェーピングエアを噴出して空気流を発生
している。なお、樹脂カバー3に対し外周側リング9を
取付けることにより、内周側リング8はエアモータ2に
接触した状態で固定されている。また、前記内周側リン
グ8と外周側リング9は、例えば、ポリエーテルスルホ
ン(PES),ポリフェニレンサルファイド(PP
S),ポリエーテルイミド(PEI),ポリエーテルエ
ーテルケトン(PEEK)等からなる絶縁樹脂材料が用
いられる。
側で回転霧化頭5の塗料放出端縁5Cよりも後側に位置
して例えば6本が等距離に離間して設けられた外部電極
(2本のみ図示)で、該各外部電極11には、前記回転
霧化頭5の塗料放出端縁5Cから噴霧される塗料粒子を
帯電すべく外部の高電圧発生装置(図示せず)から高電
圧(例えば、−60〜−90kV)が印加させる。
てアースに接地されているから、金属材料からなるエア
モータ2,回転軸4および回転霧化頭5は同じアース電
位に保持されている。
置においては、各外部電極11に高電圧を印加すると、
該各外部電極11とアース電位となる回転霧化頭5との
間、および該各外部電極11と被塗物(図示せず)との
間には電気力線による静電界域が形成されている。ま
た、該各外部電極11には、例えば、−60〜−90k
Vの高電圧が印加され、該各外部電極11の先端近傍は
マイナスのイオン化圏域となっている。
によって回転軸4および回転霧化頭5を高速回転させ、
塗料弁を開弁させることにより、塗料供給管6を介して
回転霧化頭5に塗料を供給する。このように回転霧化頭
5に供給された塗料は、該回転霧化頭5の回転による遠
心力によって塗料平滑面5Bに薄いフィルム状に拡がり
ながら塗料放出端縁5Cから径方向外側に飛び出すとき
に、塗料はフィルム状から液糸となり、さらに液糸から
粒子に微粒化される。
外部電極11の前方に形成されたイオン化圏域において
高電圧に帯電され、この帯電粒子はアースに接続された
被塗物に向けて飛行して、該被塗物の表面に塗着する。
ら、遠心力によって塗料放出端縁5Cから放出される塗
料粒子は径方向外側に飛ばされようとする。しかし、シ
ェーピングエアリング7のエア噴出口10から矢示A方
向に噴出するシェーピングエアによって、回転霧化頭5
の塗料放出端縁5Cから放出された塗料粒子は前方に向
けて絞り込まれるようにパターン整形される。
転霧化頭型塗装装置では、マイナスに帯電した塗料粒子
によって塗装機本体1が汚損されるのを防止するため
に、回転霧化頭5を除いた部分をシェーピングエアリン
グ7と樹脂カバー3等の絶縁樹脂材料で覆っている。即
ち、各外部電極11に高電圧を印加すると、絶縁樹脂材
料によって形成されたシェーピングエアリング7と樹脂
カバー3には、各外部電極11によって形成されたマイ
ナスイオンの影響で、マイナスの電荷が帯電される。そ
して、シェーピングエアリング7と樹脂カバー3に帯電
したマイナスイオンは、マイナスに帯電した塗料粒子と
の同極反発により、前記樹脂カバー3,シェーピングエ
アリング7に塗料が付着するのを防止している。
を印加し、回転霧化頭5を高速回転させつつ塗装を開始
すると、塗装開始5分後(図12)、塗装開始10分後
(図13)、塗装開始15分後(図14)において、シ
ェーピングエアリング7にミストとなって浮遊している
塗料粒子Pが付着し、該シェーピングエアリング7が汚
損されるという問題がある。
検討するに、回転霧化頭5とシェーピングエアリング7
との電位関係についてみるに、絶縁樹脂材料からなるシ
ェーピングエアリング7は当該絶縁樹脂を介してアース
に接地されたエアモータ2に接触しているだけである。
これに対し、回転霧化頭5は金属材料からなる回転軸4
とエアモータ2を介して直接アースに接地されている。
このため、マイナスの高電圧が印加される外部電極11
からみれば、シェーピングエアリング7はアースに接地
された回転霧化頭5よりも電気的にプラス側に位置して
いる。
との間に生じる電位差の方が、シェーピングエアリング
7と各外部電極11との間に生じる電位差よりも大きく
なる。従って、回転霧化頭5の塗料放出端縁5Cでは強
く大きいプラス放電が生じ、シェーピングエアリング7
の先端部では弱く小さいプラス放電が生じると思われ
る。
れるマイナスイオンは、プラス放電に吸着されるように
引付けられ、塗料放出端縁5Cでは大きく厚いマイナス
イオンの雲が発生し、シェーピングエアリング7の先端
部では小さく薄いマイナスイオンの雲が発生する。しか
も、シェーピングエアリング7の先端部における雲は、
プラス放電も極めて小さく、かつ該シェーピングエアリ
ング7からシェーピングエアが吹付けられていることも
併せると、該シェーピングエアリング7の先端部におけ
るマイナスイオンの雲は、極めて希薄となっていると思
われる。
から噴霧された塗料粒子は、各外部電極11によるイオ
ン化圏域を通過する間にマイナスに帯電され、この帯電
塗料粒子はアース(外部電極11からみればプラス傾
向)にある被塗物に向けて飛行塗着する。しかし、一部
の塗料粒子は、回転霧化頭5の回転によって発生した渦
流によってシェーピングエアリング7の後方から先端方
向へ向けて流される。このとき、シェーピングエアリン
グ7の先端部では、前述したような微小なプラス放電が
発生しているから、その周囲のマイナスイオンは低減し
て希薄となっている。このため、外部電極11によって
マイナスに帯電され浮遊している塗料粒子(塗料ミス
ト)は、このマイナスイオンに反発することなく、逆に
プラス放電に吸引されてシェーピングエアリング7の先
端部に付着し、該シェーピングエアリング7を汚損する
と考えられる。
した塗料Pによる汚れは、図12ないし図14に示す如
くであり、これらの図によって明らかなように、回転霧
化頭5の中心点と各外部電極11とを結ぶ線(一点鎖線
で図示)と線との間のシェーピングエアリング7上で、
特に顕著に発生している。その理由は、6本の外部電極
11の配置関係からプラス放電は回転霧化頭5の中心点
と各外部電極11とを結ぶ線上で大きく、線間で小さく
なる。従って塗料Pによる汚れは、まず線間の先端側か
ら起こり始め、この汚れは放射状に樹脂カバー3に向け
て広がっていくものと考えられる。
されたもので、本発明はシェーピングエアリングが塗料
によって汚れるのを防止するようにした回転霧化頭型塗
装装置を提供することを目的としている。
ために、請求項1による発明は、外周側が樹脂カバーで
覆われた塗装機本体と、該塗装機本体内に設けられ、ア
ース電位に保持されたエアモータと、前記塗装機本体の
先端側に位置して該エアモータによって回転可能に設け
られ、先端が塗料放出端縁となった回転霧化頭と、該回
転霧化頭の塗料放出端縁よりも後側に位置して該回転霧
化頭の外周側を覆うように前記塗装機本体の先端側に設
けられ、エア噴出口からシェーピングエアを噴出するシ
ェーピングエアリングと、前記塗装機本体の径方向外側
に位置して設けられ、前記回転霧化頭の塗料放出端縁か
ら噴霧される塗料粒子を帯電すべく外部から高電圧が印
加される外部電極とからなる回転霧化頭型塗装装置にお
いて、前記シェーピングエアリングの少なくとも一部を
前記エアモータと電気的に接続した導電性材料で形成
し、該導電性材料からなる部位の少なくとも一部を環状
反発電極として構成したことを特徴とする。
電極はエアモータを介してアースに直接接地され、プラ
ス放電は塗料放出端縁よりも環状反発電極側で大きくな
る。これにより、外部電極によって発生したマイナスイ
オンの雲は、シェーピングエアリング側のプラス放電に
吸引され、マイナスに帯電された塗料粒子とマイナスイ
オンの雲とは同極反発し、シェーピングエアリングに塗
料が付着して汚すのを防止できる。
ーピングエアリングを、導電性材料で形成されエアモー
タと電気的に接続した内周側リングと、該内周側リング
の外周を覆うように絶縁樹脂材料で形成した外周側リン
グとから構成し、エア噴出口は内周側リングと外周側リ
ングとの間に形成し、前記環状反発電極は前記内周側リ
ングの先端側によって構成することができる。
ングエアリングを、先端側に前記エア噴出口を有する絶
縁樹脂材料で形成し、該シェーピングエアリングの内周
側には導電性材料で形成されエアモータと電気的に接続
した導電性リングを設け、前記環状反発電極は前記導電
性リングの先端側によって構成することができる。
ピングエアリングを、エア噴出口が設けられた平坦な前
面部を有する絶縁樹脂材料で形成し、該シェーピングエ
アリングの内周側には導電性材料で形成されエアモータ
と電気的に接続した導電性リングを設け、環状反発電極
はシェーピングエアリングの前面部に該導電性リングと
は別部材によって形成し、該環状反発電極を前記導電性
リングと電気的に接続する構成としてもよい。
項2〜4の構成としたことにより、各エア噴出口から噴
出されるシェーピングエアによって、環状反発電極に吸
引されたマイナスイオンの雲を回転霧化頭の外周側に運
ぶことができ、該回転霧化頭の塗料放出端縁から放出さ
れる塗料粒子を容易にマイナスに帯電させることができ
る。
極を構成する導電性材料は、導電性の金属材料を用いて
もよい。
電極を構成する導電性材料は、導電性樹脂材料を用いて
もよい。
グエアリングは、絶縁樹脂材料により形成し、前記シェ
ーピングエアリングの内周側には前記エアモータを電気
的に接続してなる導電性膜を成膜し、該導電性膜の少な
くとも一部を環状反発電極として構成することができ
る。
ーピングエアリングを、絶縁樹脂材料で形成した内周側
リングと、該内周側リングの外周を覆うように絶縁樹脂
材料で形成した外周側リングとから構成し、エア噴出口
は内周側リングと外周側リングとの間に形成し、前記導
電性膜は内周側リングに導電性塗料を塗布することによ
り成膜し、前記環状反発電極は導電性膜の先端側によっ
て構成することができる。
ングエアリングをは、エア噴出口が設けられた平坦な前
面部を有する絶縁樹脂材料で形成し、前記導電性膜はシ
ェーピングエアリングの内周側から前面部にかけて導電
性塗料を塗布することにより成膜し、該導電性膜の先端
側を前記環状反発電極として構成することができる。
状反発電極は回転霧化頭の外周面近傍を囲む環状体とし
て形成することができる。
図1ないし図10に基づき説明する。なお、実施例では
前述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
の実施例を示す。
して樹脂カバー3の先端部に螺着された本実施例による
シェーピングエアリングを示し、該シェーピングエアリ
ング21は、従来技術で述べたシェーピングエアリング
7の代わりに回転霧化頭5の後側に位置して外周面5A
を覆うようにして塗装機本体1の先端側に設けられてい
る。
は、例えば、銅,ステンレス,アルミニウム等の金属材
料からなる導電性材料によって形成された内周側リング
22と、該内周側リング22の外周を覆うように設けら
れ、例えば、ポリエーテルスルホン(PES),ポリフ
ェニレンサルファイド(PPS),ポリエーテルイミド
(PEI),ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
等からなる絶縁樹脂材料によって形成された外周側リン
グ23と、該リング22,23の先端側に位置してシェ
ーピングエアを回転霧化頭5の外周側に向けて噴出する
環状のエア噴出口24とからなっている。そして、前記
内周側リング22の基端部22Aはエアモータ2の外周
側と接触して電気的に接続され、アースに接地されてい
る。
Bに位置して設けられた環状反発電極で、該環状反発電
極25は回転霧化頭5の外周面5Aの外側近傍を囲む環
状体として、内周側リング22と一体形成されている。
霧化頭型塗装装置においても、前述した従来技術と同様
の塗装動作を行うことができる。
リング21の内周側リング22を金属材料によって形成
し、内周側リング22の基端部22Aをエアモータ2を
介して直接アースに接地することができ、その先端部2
2Bを環状反発電極25として構成している。一方、従
来技術で述べた如く、金属材料からなる回転霧化頭5も
回転軸4,エアモータ2を介して直接アースに接地され
ているから、シェーピングエアリング21の環状反発電
極25と回転霧化頭5とは同電位(アース)となる。
放出端縁5Cより後側に位置しているから、該外部電極
11と環状反発電極25までの距離は、外部電極11と
回転霧化頭5の塗料放出端縁5Cまでの距離よりも短
い。このため、プラス放電は外部電極11に近い方が大
きくなり、環状反発電極25で発生するプラス放電が塗
料放出端縁5Cで発生するプラス放電よりも大きくな
る。これにより、各外部電極11によって発生したマイ
ナスイオンの雲は、プラス放電の大きい環状反発電極2
5側に吸引されて、該環状反発電極25付近で大きく厚
く存在する。
Cから放出され各外部電極11による高電圧によってマ
イナスの電荷に帯電した塗料粒子は、環状反発電極25
付近に位置したマイナスイオンの雲によって同極反発を
起こし、該帯電塗料粒子がシェーピングエアリング21
に付着するのを確実に防止することができる。
側リング22の外周側を絶縁樹脂材料からなる外周側リ
ング23によって構成しているから、内周側リング22
と各外部電極11との間の絶縁距離を確保することがで
きる。これにより、シェーピングエアリング21の環状
反発電極25と各外部電極11との短絡を防止し、該環
状反発電極25におけるプラス放電を抑制でき、安全性
を高めることができる。
ア噴出口24から噴出されるシェーピングエアは、環状
反発電極25付近に大量に吸引されたマイナスイオンを
回転霧化頭5の外周側に運ぶことができる。従って、回
転霧化頭5の塗料放出端縁5Cから放出される塗料粒子
を、運ばれてきたマイナスイオンによって確実に帯電さ
せることができ、被塗物に対する塗着効率を高めること
ができる。
アリング21では、その内周側リング22を金属材料で
形成し、その先端側を環状反発電極25として構成して
いる。これにより、シェーピングエアリング21の先端
部に位置した環状反発電極25は、プラス放電を強く発
生させることができ、このプラス放電によって吸引され
るマイナスイオンの雲とマイナスの帯電塗料粒子とによ
って同極反発を起こさせ、シェーピングエアリング21
および樹脂カバー3にミストとなった塗料粒子が付着す
るのを確実に防止することができる。
すに、本実施例の特徴は、シェーピングエアリングを単
一の部材で構成し、その先端部に複数個のエア噴出口を
形成し、内周側に設けた導電リングの先端を環状反発電
極としたことにある。なお、本実施例では前述した第1
の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
ングエアリング21の代わりに設けられる本実施例によ
るシェーピングエアリングを示し、該シェーピングエア
リング31は、塗装機本体1の先端側に位置して樹脂カ
バー3の先端部に螺着することにより、回転霧化頭5の
後側に位置して外周面5Aを覆うようにして塗装機本体
1の先端側に設けられている。
は、例えば、ポリエーテルスルホン(PES),ポリフ
ェニレンサルファイド(PPS),ポリエーテルイミド
(PEI),ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
等からなる絶縁樹脂材料によって平坦な前面部32Aを
有する断面J字状のリングとして形成されたリング本体
32と、該リング本体32の前面部32Aに環状に位置
し、シェーピングエアを回転霧化頭5の外周側に向けて
噴出する複数個のエア噴出口33,33,…とからなっ
ている。
に鋳込むように形成した導電性リングで、該導電性リン
グ34は、例えば、銅,ステンレス,アルミニウム等の
金属材料からなる導電性部材によって形成されている。
そして、該導電性リング34は、その基端部34Aがエ
アモータ2の外周に接触して電気的に導通され、先端部
34Bがシェーピングエアリング31の前面部32Aま
で延びている。
性リング34の先端部34Bに位置して設けれた環状反
発電極で、該環状反発電極35は回転霧化頭5の外周面
5Aの外周近傍を囲む環状体として、導電性リング34
と一体形成されている。
施例による回転霧化頭型塗装装置のシェーピングエアリ
ング31においても、前述した第1の実施例による作用
と同様に、環状反発電極35によるプラス放電を回転霧
化頭5の塗料放出端縁5Cでのプラス放電よりも大きく
できる。これにより、環状反発電極35のプラス放電に
よって吸引されるマイナスイオンの雲を大きく厚くし
て、このマイナスイオンの雲にマイナスの帯電塗料粒子
が反発することにより、シェーピングエアリング31に
この帯電塗料が付着するのを防止できる。
ングエアを噴出しているから、シェーピングエアによっ
て回転霧化頭5の外周側にマイナスイオンを移動させ、
該回転霧化頭5で霧化させた塗料粒子に帯電させること
によって、被塗物に対する塗着効率も高めることができ
る等の効果を奏する。
施例の特徴は、前面部にエア噴出口を有するシェーピン
グエアリングを単一の部材で構成し、該シェーピングエ
アリングの内周側に導電性リングを設けると共に、前面
部に該導電性リングと接続された別部材の環状反発電極
を設けたことにある。なお、本実施例では前述した第1
の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
ングエアリングを示し、該シェーピングエアリング41
は、第2の実施例によるシェーピングエアリング31と
同様の絶縁樹脂材料によって平坦な前面部42Aを有す
る断面J字状のリングとして形成されたリング本体42
と、該リング本体42の前面部42Aに環状に位置し、
シェーピングエアを回転霧化頭5の外周面に向けて噴出
する複数個のエア噴出口43,43,…とから構成され
ている。
込むように形成した導電性リングで、該導電性リング4
4は、例えば、銅,ステンレス,アルミニウム等の金属
材料からなる導電性材料によって形成されている。そし
て、前記導電性リング44はその基端部44Aがエアモ
ータ2の外周に接触して電気的に導通されている。
電性リング44と別部材で設けられた環状反発電極で、
該環状反発電極45は回転霧化頭5の外周面5Aの外側
近傍を囲んで平板状リングとして形成されている。そし
て、前記環状反発電極45は導電性リング44の先端部
44Bと接続され、該導電性リング44を介してエアモ
ータ2と接続し、アース電位に保持されている。
施例によるシェーピングエアリング41においても、前
述した第2の実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。この上、リング本体42の前面部42Aに積極的に
導電性リング44と導通する環状反発電極45を設けた
ので、該環状反発電極45の表面積を大きくして強いプ
ラス放電を発生でき、シェーピングエアリング41に付
着する塗料粒子を一層低減できる。
4,第5,第6の実施例を示す。なお、第4〜第6の実
施例では、前述した第1〜第3の実施例に対応するもの
で、同一の構成要素には′(ダッシュ)を付し、その説
明を省略するものとする。
ェーピングエアリング21′は、前述した第1の実施例
によるシェーピングエアリング21で用いた内周側リン
グ22に代えて導電性樹脂材料によって内周側リング2
2′を形成したものである。そして、該内周側リング2
2′の基端部22A′はエアモータ2の外周側と接触し
て電気的に接続され、先端部22B′は環状反発電極2
5′として構成されている。
樹脂材料は、前述した樹脂材料に金属繊、金属粉等を混
練し、導電性を付与したもので、金属材料に代えて用い
られるものである。
ーピングエアリング31′は、前述した第2の実施例に
よるシェーピングエアリング31で用いた金属材料の導
電性リング34に代え、導電性樹脂材料を用いた導電性
リング34′を形成したことにある。
ーピングエアリング41′は、前述した第3の実施例に
よるシェーピングエアリング41で用いた金属材料の導
電性リング44に代え、導電性樹脂材料を用いた導電性
リング44′を形成したことにある。
におけるシェーピングエアリング21′,31′,4
1′においても、前述した第1〜第3の実施例と同様の
作用効果を得ることができる。しかも、シェーピングエ
アリング21′,31′,41′は絶縁樹脂材料と導電
性樹脂材料を用いて一体形成することができ、製造効率
を高め、第1〜第3の実施例に比べてコスト低減を大幅
に図ることができる。次に、図9は本発明の第7の実施
例を示すに、本実施例の特徴は、シェーピングエアリン
グを単一の部材で形成し、該シェーピングエアリングの
内周側に導電性膜を成膜し、該導電性膜の先端側を環状
反発電極として構成したことにある。なお、本実施例で
は前述した第1の実施例と同一構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
エアリングを示し、該シェーピングエアリング51は、
従来技術で述べたシェーピングエアリング7と同様の絶
縁樹脂材料によって形成された内周側リング52と、該
内周側リング52の外周を覆うように同じく絶縁樹脂材
料によって形成された外周側リング53と、該リング5
2,53間の先端側に位置してシェーピングエアを回転
霧化頭5の外周側に向けて噴出する環状のエア噴出口5
4とから構成されている。
周に亘って、例えば導電性塗料等を塗布して膜成形され
た導電性膜を示し、該導電性膜55は、基端部55Aが
エアモータ2の外周側と接触して電気的に接続され、先
端部55Bが内周側リング52の前面からエア噴出口5
4の近傍まで延在している。そして、前記導電性膜55
としては、例えば、銅粉,アルミニウム粉,カーボン,
酸化金属等を混練した導電性塗料が用いられる。
位置して設けられた環状反発電極で、該環状反発電極5
6は回転霧化頭5の外周面5Aの外周近傍を囲む環状体
として、導電性膜55と一体形成されている。
施例においても前述した各実施例と同様に、マイナスの
電荷に帯電した塗料は、環状反発電極55付近にあるマ
イナスイオンの雲によって同極反発を起し、該帯電塗料
粒子がシェーピングエアリング51に付着するのを確実
に防止することができる。
噴出口54から噴出されるシェーピングエアは、環状反
発電極56の近傍に大量に吸引されたマイナスイオンを
回転霧化頭5の外周側に運ぶことができる。従って、回
転霧化頭5から放出される塗料粒子を、運ばれてきたマ
イナスイオンによって確実に帯電させることができ、被
塗物に対する塗着効率を高めることができる。
周側リング52に導電性塗料を塗布することにより成膜
することができるから、膜形成工程と製造工程が容易
で、かつ膜厚に応じた任意の電気電導度または抵抗を設
定することができる。
例を示すに、本実施例の特徴は、シェーピングエアリン
グを単一の部材で構成し、その先端側に形成されるエア
噴出口を複数個のエア噴出口とし、内周側に設けた導電
性膜の先端側を環状反発電極としたことにある。なお、
本実施例では前述した第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
エアリングを示し、該シェーピングエアリング61は、
塗装機本体1の先端側に位置して樹脂カバー3の先端部
に螺着することにより、回転霧化頭5の後側に位置して
外周面5Aを覆うようにして塗装機本体1の先端側に設
けられている。
は、前述した各実施例と同様の絶縁樹脂材料により平坦
な前面部62Aを有する断面J字状のリングとして形成
されたリング本体62と、該リング本体62の前面部6
2Aに環状に位置し、シェーピングエアを回転霧化頭5
の外周側に向けて噴出する複数個のエア噴出口63,6
3,…とからなっている。
に亘って、例えば導電性塗料等を塗布して膜成形された
導電性膜を示し、該導電性膜64は、基端部64Aがエ
アモータ2の外周側と接触して電気的に接続され、先端
部64Bがリング本体62の前面部62Aまで延びてい
る。
位置して設けられた環状反発電極で、該環状反発電極6
5は回転霧化頭5の外周面5Aの外周近傍を囲む環状体
として、導電性膜64と一体形成されている。
施例においても前述した各実施例と同様の作用効果を得
ることができる。
れば、シェーピングエアリングの少なくとも一部を導電
性材料によって形成し、該導電性材料からなる部位の少
なくとも一部を環状反発電極とすることにより、プラス
放電は塗料放出端縁よりも環状反発電極側で大きくな
り、外部電極によって発生したマイナスイオンの雲は、
シェーピングエアリング側のプラス放電に吸引され、マ
イナスに帯電された塗料粒子とマイナスイオンの雲とは
同極反発を起こしてシェーピングエアリングが塗料で汚
損されるのを確実に防止することができる。
ーピングエアリングは、導電性材料で形成されエアモー
タと電気的に接続した内周側リングと、該内周側リング
の外周を覆うように絶縁樹脂材料で形成した外周側リン
グとから構成し、エア噴出口は内周側リングと外周側リ
ングとの間に形成し、前記環状反発電極は前記内周側リ
ングの先端側によって構成することができる。また、請
求項3の発明によれば、前記シェーピングエアリング
は、先端側にエア噴出口を有する絶縁樹脂材料で形成
し、該シェーピングエアリングの内周側には導電性材料
で形成されエアモータと電気的に接続した導電性リング
を設け、環状反発電極は該導電性リングの先端側によっ
て構成することができる。これにより、シェーピングエ
アリングが汚れるのを防止できるばかりでなく、エア噴
出口から噴出されるシェーピングエアによって、環状反
発電極に吸引されたマイナスイオンの雲を回転霧化頭の
外周側に運ぶことができ、該回転霧化頭の塗料放出端縁
から放出される塗料粒子を容易にマイナスに帯電させる
ことができ、被塗物に対する塗着効率を高めることがで
きる。
ェーピングエアリングは、エア噴出口が設けられた平坦
な前面部を有する絶縁樹脂材料で形成し、該シェーピン
グエアリングの内周側には導電性材料で形成されエアモ
ータと電気的に接続した導電性リングを設け、環状反発
電極はシェーピングエアリングの前面部に該導電性リン
グとは別部材によって形成し、該環状反発電極を前記導
電性リングと電気的に接続する構成としているから、環
状反発電極の表面積を大きくして、強いプラズマ放電を
発生することができ、シェーピングエアリングに塗料が
付着するのを一層低減することができる。
電極は、導電性金属材料によって形成することができ、
または請求項6の発明のように環状反発電極は、導電性
樹脂材料によって形成することができ、種々の材料を用
いた製造が可能となり、製造効率を高めることができ
る。
ーピングエアリングは絶縁樹脂材料により形成し、前記
シェーピングエアリングには前記エアモータと電気的に
接続してなる導電性膜を成膜し、該導電性膜の少なくと
も一部を環状反発電極として構成したことにより、マイ
ナスの帯電塗料粒子と環状反発電極付近にあるマイナス
イオンの雲とを同極反発させ、シェーピングエアリング
に塗料が付着するのを防止することができるばかりでな
く、環状反発電極を導電性膜によって形成したから、導
電性膜と環状反発電極の製造が容易である。
性膜として導電性塗料を塗布するこまた、請求項8,9
の発明によれば、導電性膜として導電性塗料を塗布する
ことによって成膜することができるから、膜形成工程、
製造工程が容易で、しかも膜厚に応じた電気電導度また
は抵抗を設定することができる。
反発電極は、回転霧化頭の外周面近傍を囲む環状体とす
ることによって、回転霧化頭の塗料放出端縁から放出さ
れる塗料粒子に対して、容易に、かつ均一にマイナス帯
電させることができる。
部を示す縦断面図である。
転霧化頭を除いた状態で示す正面図である。
部を示す縦断面図である。
転霧化頭を除いた状態で示す正面図である。
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
要部を示す縦断面図である。
構成を示す縦断面図である。
汚れが発生した状態を回転霧化頭を除いた状態で示す正
面図である。
に汚れが発生した状態を回転霧化頭を除いた状態で示す
正面図である。
に汚れが発生した状態を回転霧化頭を除いた状態で示す
正面図である。
1 シェーピングエアリング 22,22′,52 内周側リング 23,23′,53 外周側リング 24,33,43,24′,33′,43′,54,6
3 エア噴出口 34,44,34′,44′ 導電性リング 25,35,45,25′,35′,45′,56,6
5 環状反発電極 32,42,32′,42′,62 リング本体 55,64 導電性膜
Claims (10)
- 【請求項1】 外周側が樹脂カバーで覆われた塗装機本
体と、該塗装機本体内に設けられ、アース電位に保持さ
れたエアモータと、前記塗装機本体の先端側に位置して
該エアモータによって回転可能に設けられ、先端が塗料
放出端縁となった回転霧化頭と、該回転霧化頭の塗料放
出端縁よりも後側に位置して該回転霧化頭の外周側を覆
うように前記塗装機本体の先端側に設けられ、エア噴出
口からシェーピングエアを噴出するシェーピングエアリ
ングと、前記塗装機本体の径方向外側に位置して設けら
れ、前記回転霧化頭の塗料放出端縁から噴霧される塗料
粒子を帯電すべく外部から高電圧が印加される外部電極
とからなる回転霧化頭型塗装装置において、前記シェー
ピングエアリングの少なくとも一部を前記エアモータと
電気的に接続した導電性材料で形成し、該導電性材料か
らなる部位の少なくとも一部を環状反発電極として構成
したことを特徴とする回転霧化頭型塗装装置。 - 【請求項2】 前記シェーピングエアリングは、導電性
材料で形成され前記エアモータと電気的に接続した内周
側リングと、該内周側リングの外周を覆うように絶縁樹
脂材料で形成した外周側リングとから構成し、前記エア
噴出口は前記内周側リングと外周側リングとの間に形成
し、前記環状反発電極は前記内周側リングの先端側によ
って構成してなる請求項1に記載の回転霧化頭型塗装装
置。 - 【請求項3】 前記シェーピングエアリングは、先端側
に前記エア噴出口を有する絶縁樹脂材料で形成し、該シ
ェーピングエアリングの内周側には導電性材料で形成さ
れ前記エアモータと電気的に接続した導電性リングを設
け、前記環状反発電極は前記導電性リングの先端側によ
って構成してなる請求項1に記載の回転霧化頭型塗装装
置。 - 【請求項4】 前記シェーピングエアリングは、前記エ
ア噴出口が設けられた平坦な前面部を有する絶縁樹脂材
料で形成し、該シェーピングエアリングの内周側には導
電性材料で形成され前記エアモータと電気的に接続した
導電性リングを設け、前記環状反発電極は前記シェーピ
ングエアリングの前面部に該導電性リングとは別部材に
よって形成し、該環状反発電極を前記導電性リングと電
気的に接続してなる請求項1に記載の回転霧化頭型塗装
装置。 - 【請求項5】 前記環状反発電極を構成する導電性材料
は導電性の金属材料である請求項1,2,3または4に
記載の回転霧化頭型塗装装置。 - 【請求項6】 前記環状反発電極を構成する導電性材料
は導電性樹脂材料である請求項1,2,3または4に記
載の回転霧化頭型塗装装置。 - 【請求項7】 外周側が樹脂カバーで覆われた塗装機本
体と、該塗装機本体内に設けられ、アース電位に保持さ
れたエアモータと、前記塗装機本体の先端側に位置して
該エアモータによって回転可能に設けられ、先端が塗料
放出端縁となった回転霧化頭と、該回転霧化頭の塗料放
出端縁よりも後側に位置して該回転霧化頭の外周側を覆
うように前記塗装機本体の先端側に設けられ、エア噴出
口からシェーピングエアを噴出するシェーピングエアリ
ングと、前記塗装機本体の径方向外側に位置して設けら
れ、前記回転霧化頭の塗料放出端縁から噴霧される塗料
粒子を帯電すべく外部から高電圧が印加される外部電極
とからなる回転霧化頭型塗装装置において、前記シェー
ピングエアリングは絶縁樹脂材料により形成し、前記シ
ェーピングエアリングの内周側には前記エアモータと電
気的に接続してなる導電性膜を成膜し、該導電性膜の少
なくとも一部を環状反発電極として構成したことを特徴
とする回転霧化頭型塗装装置。 - 【請求項8】 前記シェーピングエアリングは、絶縁樹
脂材料で形成した内周側リングと、該内周側リングの外
周を覆うように絶縁樹脂材料で形成した外周側リングと
から構成し、前記エア噴出口は前記内周側リングと外周
側リングとの間に形成し、前記導電性膜は前記内周側リ
ングに導電性塗料を塗布することにより成膜し、前記環
状反発電極は前記導電性膜の先端側によって構成してな
る請求項7に記載の回転霧化頭型塗装装置。 - 【請求項9】 前記シェーピングエアリングは、前記エ
ア噴出口が設けられた平坦な前面部を有する絶縁樹脂材
料で形成し、前記導電性膜は前記シェーピングエアリン
グの内周側から前面部にかけて導電性塗料を塗布するこ
とにより成膜し、該導電性膜の先端側を前記環状反発電
極として構成してなる請求項7に記載の回転霧化頭型塗
装装置。 - 【請求項10】 前記環状反発電極は前記回転霧化頭の
外周面近傍を囲む環状体である請求項1,2,3,4,
5,6,7,8または9に記載の回転霧化頭型塗装装
置。
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1996
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