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JP3179880U - オーバーパンツ付ショーツ - Google Patents

オーバーパンツ付ショーツ Download PDF

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JP3179880U
JP3179880U JP2012005543U JP2012005543U JP3179880U JP 3179880 U JP3179880 U JP 3179880U JP 2012005543 U JP2012005543 U JP 2012005543U JP 2012005543 U JP2012005543 U JP 2012005543U JP 3179880 U JP3179880 U JP 3179880U
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紀子 倉田
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モリリン株式会社
紀子 倉田
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Abstract

【課題】 生理時等における体液の漏れ防止をより確実なものにし、かつ普段履きも可能であり、しかもファッション性やヒップアップ矯正機能をも備えた実用性の高いオーバーパンツ付ショーツを提供する。
【解決手段】インナーショーツ1と、このインナーショーツ1を内部に収容した状態で少なくともインナーショーツ1のクロッチ3両側部を除くいずれかの部位でインナーショーツ1と接合されたオーバーパンツ2と、このオーバーパンツ2の各側部から後身頃中心まで配置され、両端がそれぞれ前記オーバーパンツ2の側部および後身頃中心と縫合された、ヒップを下方から持ち上げるためのヒップアップ矯正帯4とを備えたオーバーパンツ付ショーツである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、特に生理時や尿漏れ時等における体液の漏れ防止を図ると共に、普段履きも可能であり、しかもファッション性やヒップアップ矯正機能をも備えたオーバーパンツ付ショーツに関する。
特許文献1には、パンツ(ズボン)の内側に着脱可能に取り付けられるショーツが提案されており、例えば内側のショーツと外側のパンツを取り替えることにより防寒用や外出用のズボンになったりする。
また、特許文献2には、防水布からなり且つ後身頃部分が三角形状になったクロッチ部を備え、特に体液の漏れ防止を図った生理用ショーツが提案されている。すなわち、後身頃部分が三角形状になったクロッチ部を備えることにより、クロッチ部後部においてクロッチ部と臀部との間にすき間ができるのを防止している。
特開2008-150735号公報 特開平9-111503号公報
特許文献1は、内側のショーツと外側のズボンとの二重構造であるが、単にショーツとズボンとを組み合わせただけでは体液の漏れ防止を図ることができない。
特許文献2は、体液の漏れ防止に特化した生理用ショーツを開示するが、運動時または就寝時の液漏れ防止には十分ではない。
一方、ヒップアップ等の体型補整用の下着が種々市販されているが、下腹部を締付けるものであるため、生理時には着用が困難であった。そのため、生理時には、このような体型補整用の下着を着用することは困難であった。
従って、本考案の課題は、生理時等における体液の漏れ防止をより確実なものにし、かつ普段履きも可能であり、しかもファッション性やヒップアップ矯正機能をも備えた実用性の高いオーバーパンツ付ショーツを提供することである。
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下の本考案を完成するに至った。
(1)インナーショーツと、このインナーショーツを内部に収容した状態で少なくともインナーショーツのクロッチ両側部を除くいずれかの部位でインナーショーツと接合されたオーバーパンツと、このオーバーパンツの各側部から後身頃中心まで配置され、両端がそれぞれ前記オーバーパンツの側部および後身頃中心と縫合された、ヒップを下方から持ち上げるためのヒップアップ矯正帯と、を備えたオーバーパンツ付ショーツ。
(2)前記インナーショーツは、後部が後身頃の中心に頂点を有する三角形状を有するクロッチを有しており、かつこのクロッチからクロッチ後部の三角形頂点を経て後身頃中心の上部にわたってギャザーを入れ弾性布を縫い付けた(1)に記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(3)前記インナーショーツのクロッチにおける肌に接しない裏面側には、クロッチ補助芯、防水生地および外側カバー生地が重ね合わされ、少なくとも前記インナーショーツのクロッチの前後においてクロッチと縫合されている(1)または(2)に記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(4)前記クロッチ補助芯は、非伸縮性ないし難伸縮性の芯生地と、この芯生地からクロッチの前後方向に延びる伸縮性紐材とを含み、この紐材の先端が前記インナーショーツのクロッチ部に縫合されている(3)に記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(5)前記ヒップアップ矯正帯は、前記オーバーパンツの外側または内側に取り付けられている(1)〜(4)のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(6)前記ヒップアップ矯正帯は、非伸縮性ないし難伸縮性の生地からなり、この生地に穴明け加工を施してヒップアップ矯正帯の伸縮率を調整する(1)〜(5)のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(7)前記ヒップアップ矯正帯は、伸縮性の生地からなり、この生地にラバープリント加工を施してヒップアップ矯正帯の伸縮率を調整する(1)〜(5)のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(8)前記インナーショーツの前身頃と、オーバーパンツの前身頃との間に、上部がポケット口となったポケットが形成されている(1)〜(7)のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(9)前記インナーショーツのクロッチにおける肌の当る面には、体液を吸収するための吸収綿を収容する吸収綿収容部が形成されている(1)〜(8)のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
(10)前記インナーショーツとオーバーパンツとは着脱自在に接合されている(1)〜(9)のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
本考案のオーバーパンツ付ショーツは、インナーショーツとオーバーパンツとの二重構造であるので、たとえインナーショーツから液漏れがあったとしても、オーバーパンツで吸収することができ、ズボン等のアウターを汚したり、就寝時にシーツを汚したりするのを防止することができる。
また、従来は、ショーツを体に密着させるために、ショーツの上にガードルをはいたり、ショーツがスカートから見えないようにペチコートをはいたりするが、本考案によれば、そのような重ね履きの手間が省けるという効果もある。
しかも、インナーショーツと、オーバーパンツとの二重構造とすることにより、普段履きも可能であり、しかもファッション性にも優れており、成人女性やジュニア女性のおしゃれ用に、またスポーツ用、就寝用などにも適用することができる。
また、本考案によれば、オーバーパンツの内側または外側にヒップアップ矯正帯を設けたので、生理用ナプキンの後部をしっかりと体に密着させることができ、動いているうちにナプキンの後部がよれたり、ずれたりすることによる液漏れを防止することができる。特に、ヒップアップ矯正帯は、オーバーパンツの各側部から後身頃中心まで配置されているだけであるので、お腹周りを締付けることがなく、従って生理時でも快適に綺麗なスタイルを保つことができる。
(a)は本考案の一実施形態におけるインナーショーツを示す斜視図、(b)は本考案の一実施形態におけるオーバーパンツを示す斜視図、(c)は当該インナーショーツとオーバーパンツを組み合わせた本考案の一実施形態に係るオーバーパンツ付ショーツを示す斜視図である。 (a)は図1に示すオーバーパンツの背面図、(b)はその側面図である。 本考案の一実施形態における左右一対のヒップアップ矯正帯を示す平面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本考案におけるヒップアップ矯正帯の他の例を示す斜視図である。 (a)はオーバーパンツとの縫合箇所を破線で示したインナーショーツの斜視図、(b)は(a)のインナーショーツのクロッチ部分を示す部分展開図である(但し、破線は縫合箇所を示す)。 インナーショーツとオーバーパンツとを縫い合わせた状態を示す斜視図である(但し、破線は縫合箇所を示す)。 インナーショーツのクロッチにクロッチ補助芯を縫合した状態を示す部分展開図である。 (a)〜(c)はそれぞれインナーショーツのクロッチに重ね合わされる外側カバー生地、防水生地およびクロッチ補助芯を示す平面図である。 インナーショーツのクロッチに縫合される外側カバー生地、防水生地およびクロッチ補助芯の重ね合わせ状態を示すための分解斜視図である(但し、破線は縫合箇所を示す)。 (a)はギャザーを入れ弾性布を縫い付けたインナーショーツを示す背面図、(b)はそのクロッチ部分を示す展開図である。 (a)は本考案の他の実施形態に係るオーバーパンツ付ショーツの斜視図、(b)はその正面図である。 (a)は本考案のさらに他の実施形態に係るナプキン一体型のオーバーパンツ付ショーツにおけるインナーショーツのクロッチ部分を示す展開図、(b)はその分解斜視図である。 (a)は本考案の別の実施形態における着脱式インナーショーツを示す斜視図、(b)はそのインナーショーツと組み合わせるオーバーパンツの斜視図である。
以下、本考案の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
この実施形態に係るオーバーパンツ付ショーツは、図1(a)に示すインナーショーツ1と、図1(b)に示すオーバーパンツ2とを備え、インナーショーツ1をオーバーパンツ2の内部に収容し(図1(c))、インナーショーツ1のクロッチ3の両側部を除く前身頃および後身頃の縁部でオーバーパンツ2と縫合したものである。また、オーバーパンツ2の後部には、ヒップを下方から持ち上げるためのヒップアップ矯正帯4が設けられている。
インナーショーツ1は、腹部を覆う前布6、クロッチ3および臀部を覆う後布7を縫合して構成され、前身頃がハイレグカット、後身頃がブラジリアンカットされているが、これに限定されるものではない。また、インナーショーツ1の前布6、クロッチ3および後布7には、伸縮性のある薄手の生地を使用するのがよく、特に抗菌防臭性、吸収速乾性の生地を使用するのが好ましい。
この実施形態におけるオーバーパンツ2は、ボクサータイプに形成されているが、使用するシーンに応じて様々な形態が可能であり、例えばナイト用には裾を絞った、いわゆるカボチャパンツ、おしゃれ用にはフレアーパンツ、スポーツ用にはスパッツ等の形態が挙げられる。また、使用する生地は、使用するシーン毎に異なり、例えばおしゃれ用にはサテン、レース、プリント生地などが、ナイト用にはパイル地、ニット地等の伸縮性の高いプリント生地などがそれぞれ使用される。スパッツの場合は、抗菌防臭性、吸収速乾性で伸縮性のある生地を使用するのが好ましい。
図2(a)および(b)はオーバーパンツ2の背面および側部をそれぞれ示している。ヒップアップ矯正帯4は、図3に示すように、左右一対の帯状布からなり、ヒップを下方から持ち上げるように、各帯状布はオーバーパンツ2の各側部Aから後身頃中心Bまで配置され、両端がそれぞれオーバーパンツ2の側部Aおよび後身頃中心Bと縫合される。そして、ヒップアップ矯正帯4は、オーバーパンツ2の側部Aおよび後身頃中心Bと縫合された両端以外は、オーバーパンツ2に縫合されていない。
なお、この実施形態では、ヒップアップ矯正帯4はオーバーパンツ2の外側に取り付けてあるが、オーバーパンツ2の内側に取り付けてもよい。
ヒップアップ矯正帯4を設けることにより、着用時に、ヒップアップ矯正帯4によってオーバーパンツ2およびインナーショーツ1が体に密着するので、体液の洩れを防止する作用を有すると共に、ヒップアップ矯正機能をも発揮する。特に、このヒップアップ矯正帯4は、腹部を圧迫することがないので、生理時にも快適にヒップアップ矯正を行なうことができる。
ヒップアップ矯正帯4に難伸縮性の生地を使用する場合、使用シーンに応じてヒップアップ矯正帯4の伸縮性を調整するのが好ましい。そのため、例えば、図4に示すようにリボン形の穴あけ加工を施し、穴5の数や位置によって伸縮性を調整することができる。すなわち、図4において、穴5の数が最も多い(a)タイプが最も伸縮しやすく、以下(b)タイプ、(c)タイプ、および図2(a)に示すように穴あけ加工を施していないタイプ(以下、これを(d)タイプという)の順に穴5の数が少なくなり、それに応じて伸縮性も低くなる。
従って、例えば、ナイト用には(a)タイプ、おしゃれ用には(b) タイプ、仕事用には(c)タイプ、スポーツ用には(d)タイプ、ジュニアの昼間用には(a)タイプというように、使用するシーン毎に伸縮性が異なるヒップアップ矯正帯を使用することができる。
なお、穴5の形状や大きさは、適宜設定することができる。図4に例示するようなリボン形の穴5にすると、ヒップアップ矯正帯4に装飾性をも付与できるが、それ以外にも、ドット形や星形などの任意な穴形状を採用することができる。
ヒップアップ矯正帯4には、難伸縮性の生地の他に、伸縮性の生地を使用してもよい。この場合、伸縮性を調整するために、伸縮性の生地の表面に、例えばリボン形等のラバー (図示せず)をプリントなどによって貼着させてもよいこの場合、貼着したラバーの数が多いほど伸縮性が低くなる。
次に、インナーショーツ1とオーバーパンツ2との縫合箇所を図5および図6に基づいて説明する。図5および図6では、縫合箇所を破線で示している。図5(a)および(b)に示すように、ショーツ1を構成する前布6とクロッチ3と後布7は相互に縫合されており(縫合箇所を符号6c、7cで示す)、さらに前布6の側部6aおよび上部6bはオーバーパンツ2の前部に縫合され、後布7の側部7aおよび上部7bも同様にオーバーパンツ2の後部に縫合される。
なお、後布7は2枚の布を縫い合わせたものであり、その縫合箇所を符号7dで示す。また、インナーショーツ1は、符号6c、7cで示す部位においても、オーバーパンツ2と縫合されている。
ここで、クロッチ3の両側部3a、3aをオーバーパンツ2と縫合しないのは、クロッチ3に生理用ナプキンを載置した状態で、ナプキンの両側部または両側部に付いた羽根をクロッチ3の裏側に折り返してナプキンを保持させるためである。
図7はインナーショーツ1のクロッチ3の裏面(肌に接しない面)を示している。図7に示すように、クロッチ3の裏面にはクロッチ補助芯8が設けられる。このクロッチ補助芯8は非伸縮性ないし難伸縮性の生地を用いて略楕円形状に形成されており、大きさは紙ナプキンの窪みのサイズにほぼ対応し、幅約5.5cm以下、長さ13.5cm以下であるのがよい。
このクロッチ補助芯8は両端に伸縮性の紐9の一端が縫い付けられている。紐9の他端はクロッチ3と前布6および後布7との縫合時に、これらと一緒に縫合されている。伸縮性の紐9としては、例えばゴム紐のほか、伸縮性のある生地であってもよい。
このようにしてインナーショーツ1のクロッチ3の裏面にクロッチ補助芯8を設けることにより、クロッチ3が下方にたわむのを抑制することができるので、例えば生理用ナプキンに吸収された体液の重みで、インナーショーツ1のクロッチ3が下方にたわんで、ナプキンが身体に密着しなくなり、それらの隙間から体液が洩れるのを防止することができる。
クロッチ3と身体との間に隙間ができるのを防止する手段として、クロッチ3の両側部にゴム紐を通すことも考えられるが、下肢へのリンパや血液の流れを邪魔し、またゴム紐が身体に食い込んで痛みを与えるおそれがある。これに対して、上記のようなクロッチ補助芯8であれば、下肢へのリンパや血液の流れを邪魔したり、身体にゴム紐が食い込んで痛みを与えたりすることがない。
クロッチ3の裏面にクロッチ補助芯8を設ける場合、図8に示すように、クロッチ3の裏面に、クロッチ補助芯8、防水生地10および外側カバー生地11を重ね合わせ、図9に破線で示すように、インナーショーツ1のクロッチ3の前後においてクロッチ3と一体に縫合される。なお、防水生地10および外側カバー生地11はクロッチ3の全周にわたって縫合されていてもよい。
クロッチ補助芯8、防水生地10および外側カバー生地11の重ね合わせの順番は、図9に示した順番に特に限定されず、例えば防水生地10、クロッチ補助芯8および外側カバー生地11の順で重ね合わせてもよい。
防水生地10は、クロッチ3と略同形でもよいが、ナイト用の場合はクロッチ3からインナーショーツ1の後身頃全体(すなわち後布7の全体)を覆うように縫合されているのが好ましい。
外側カバー生地11としては、インナーショーツ1と同一または異なる生地を用いることができる。外側カバー生地11はクロッチ3と同形でよい。
図10(a)はインナーショーツ1の後部を、図10(b)はクロッチ部分をそれぞれ示している。同図に示すように、インナーショーツ1の裏面には、クロッチ3の中心部から後身頃中心を通り、後身頃上部までギャザーを入れ弾性布12(例えばゴム・バンド、ゴム紐等)が縫い付けられている。
また、図10(a) 、(b)に示すように、クロッチ3の後部3aは、後身頃の中心に頂点を有する三角形状を有している。従って、弾性布12は、クロッチ3からクロッチ後部3aの三角形頂点を経て後身頃中心の上部まで縫い付けられている。
このように、クロッチ3の後部3aを三角形状としたので、クロッチ3の後部が身体に密着しやすくなり、しかも、この三角形頂点を通って、ギャザーを入れ縫い付けた弾性布12を設けたので、クロッチ3の後部が身体の上方に引っ張られるようになり、そのため身体によく密着し、隙間ができるのを防止することができ、体液の漏れを有効に防止することができる。
図11は本考案の他の実施形態を示している。この実施形態のオーバーパンツ付ショーツは、図11(a)に示すように、インナーショーツ1とオーバーパンツ2とを縫合する際に、インナーショーツ1の前布6の上部とオーバーパンツ2の上部とを縫合せず、インナーショーツの前身頃と、オーバーパンツの前身頃との間に、上部がポケット口13となったポケットが形成されている。ポケットには、予備の生理用ナプキン、カイロなどの小物14を収納することができる。
図11(b)に示すオーバーパンツ付ショーツは、小物14を取り出しやすいように、インナーショーツ1の前布6の上部をゆるい円弧状にカットしたポケット口13´を備えたものである。ポケット口13´は、円弧状に代えて、V字状にカットしてもよい。
その他は、前記した実施形態と同じであるので、同一符号を付して説明を省略する。
図12は本考案のさらに他の実施形態を示している。この実施形態のオーバーパンツ付ショーツは、生理用ナプキン等の吸収体と一体化したものである。すなわち、図12(a) 、(b)は、この実施形態におけるインナーショーツのクロッチ部分を示している。このクロッチ31の肌に当る面の中心部に円形ないし楕円形の土手状の盛り上がり部32をつくり、盛り上がり部32で囲まれた領域を吸収綿収容部としたものである。使用時には、吸収綿33を吸収綿収容部の内部に収容するようにしたものである(図12(b)を参照)。ここで、盛り上がり部32は体液の漏れを防止する機能を有する。
吸収綿33としては、抗菌防臭綿を使用し、クロッチ31の肌に当る表面には体液を逆戻りさせない生地か撥水効果のある網状の生地(織布または不織布)等を重ね合わせておくのが好ましい。
前記した盛り上がり部32は、例えば綿を入れて形成するほか、洗濯等で容易にへたらない芯生地を入れるなどして形成することができる。
その他は、前記した実施形態と同じであるので、同一符号を付して説明を省略する。
図13は本考案の別の実施形態を示している。この実施形態のオーバーパンツ付ショーツは、インナーショーツ41をオーバーパンツ42から取り外しできるようにしたものである。インナーショーツ41は前布46および後布47の各上部がループ状の紐状弾性帯48と縫合されている。インナーショーツ41の紐状弾性帯48とオーバーパンツ42の上部とを着脱自在に接合するには、例えばボタン等を用いることができるが、これに限定されるものではない。
その他は、前記した実施形態と同じであるので、同一符号を付して説明を省略する。
1:インナーショーツ、2:オーバーパンツ、3:クロッチ、4:ヒップアップ矯正帯、5:穴、6:前布、7:後布、8:クロッチ補助芯、9:紐、10:防水生地、11:外側カバー生地、12:弾性布、13:ポケット口、14:小物

Claims (10)

  1. インナーショーツと、
    このインナーショーツを内部に収容した状態で、少なくともインナーショーツのクロッチ両側部を除くいずれかの部位でインナーショーツと接合されたオーバーパンツと、
    このオーバーパンツの各側部から後身頃中心まで配置され、両端がそれぞれ前記オーバーパンツの側部および後身頃中心と縫合された、ヒップを下方から持ち上げるためのヒップアップ矯正帯と、
    を備えたオーバーパンツ付ショーツ。
  2. 前記インナーショーツは、後部が後身頃の中心に頂点を有する三角形状を有するクロッチを有しており、かつこのクロッチからクロッチ後部の三角形頂点を経て後身頃中心の上部にわたってギャザーを入れ弾性布を縫い付けた請求項1に記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  3. 前記インナーショーツのクロッチにおける肌に接しない裏面側には、クロッチ補助芯、防水生地および外側カバー生地が重ね合わされ、少なくとも前記インナーショーツのクロッチの前後においてクロッチと縫合されている請求項1または2に記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  4. 前記クロッチ補助芯は、非伸縮性ないし難伸縮性の芯生地と、この芯生地からクロッチの前後方向に延びる伸縮性紐材とを含み、この紐材の先端が前記インナーショーツのクロッチ部に縫合されている請求項3に記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  5. 前記ヒップアップ矯正帯は、前記オーバーパンツの外側または内側に取り付けられている請求項1〜4のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  6. 前記ヒップアップ矯正帯は、非伸縮性ないし難伸縮性の生地からなり、この生地に穴明け加工を施してヒップアップ矯正帯の伸縮率を調整する請求項1〜5のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  7. 前記ヒップアップ矯正帯は、伸縮性の生地からなり、この生地にラバープリント加工を施してヒップアップ矯正帯の伸縮率を調整する請求項1〜5のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  8. 前記インナーショーツの前身頃と、オーバーパンツの前身頃との間に、上部がポケット口となったポケットが形成されている請求項1〜7のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  9. 前記インナーショーツのクロッチにおける肌の当る面には、体液を吸収するための吸収綿を収容する吸収綿収容部が形成されている請求項1〜8のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
  10. 前記インナーショーツとオーバーパンツとは着脱自在に接合されている請求項1〜9のいずれかに記載のオーバーパンツ付ショーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5492339B1 (ja) * 2013-09-12 2014-05-14 すみえ 馬渕 女性用下着

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