JP3167120B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents
画像処理装置及び方法Info
- Publication number
- JP3167120B2 JP3167120B2 JP14491799A JP14491799A JP3167120B2 JP 3167120 B2 JP3167120 B2 JP 3167120B2 JP 14491799 A JP14491799 A JP 14491799A JP 14491799 A JP14491799 A JP 14491799A JP 3167120 B2 JP3167120 B2 JP 3167120B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conversion
- pixel
- interpolation
- value
- pixels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 109
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 49
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 148
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 36
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 9
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 101100382854 Arabidopsis thaliana CCD7 gene Proteins 0.000 description 20
- 102100022002 CD59 glycoprotein Human genes 0.000 description 20
- 101000897400 Homo sapiens CD59 glycoprotein Proteins 0.000 description 20
- 230000008569 process Effects 0.000 description 15
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 8
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 7
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 101100004032 Drosophila melanogaster ave gene Proteins 0.000 description 1
- 101000982939 Homo sapiens PAN2-PAN3 deadenylation complex catalytic subunit PAN2 Proteins 0.000 description 1
- 102100027016 PAN2-PAN3 deadenylation complex catalytic subunit PAN2 Human genes 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000009022 nonlinear effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformations in the plane of the image
- G06T3/40—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
- G06T3/4007—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Description
を拡大変倍する又は、入力した低解像情報を高解像情報
に解像度変換する画像処理装置及び方法に関する。
情報に解像度変換する方法として、様々な方法が提案さ
れている。提案されている従来方法は、対象となる画像
の種類(例えば、各画素ごとに階調情報を持つ多値画
像、疑似中間調により2値化された2値画像、固定閾値
により2値化された2値画像、文字画像等)によって、
その変換処理方法が異なっている。従来の内挿方法は図
20に示すような内挿点に最も近い同じ画素値を配列す
る最近接内挿方法、図21に示すような内挿点を囲む4
点(4点の画素値をA,B,C,Dとする)の距離によ
り、以下の演算によって画素値Eを決定する共1次内挿
法等が一般的に用いられている。
j)B+j・(l−i)C+ijD (但し、画素間距離をlとした場合に、Aから横方向に
i、縦方向にjの距離があるとする。(i≦l、j≦
l))
は、以下に示す欠点がある。
いう利点はあるが、対象画像を自然画像等に用いた場合
には拡大するブロック毎に画素値が決定される為、視覚
的にブロックが目立ってしまい画質的に劣悪である。
グラフィック)画像等に用いた場合でも、拡大するブロ
ック毎に同一画素値が連続する為、特に、斜線等には、
ジャギーといわれるギザギザの目立った劣悪な画像にな
ってしまう。ジャギーの発生の様子を図22,図23に
示す。図22は入力情報、図23が図20の方法により
縦横ともに2倍の画素数にした解像度変換の例である。
一般に倍率が大きくなればなるほど、画質劣化は大きく
なる。(図中の“200”、“10”は画素値であ
る。)
に良く用いられている方法である。この方法では、平均
化され、スムージングのかかった画質になるが、エッジ
部や、シャープな画質が要求される部分には、ぼけた画
質になってしまう。さらに、地図等をスキャンした画像
や、文字部を含む自然画像の様な場合には、補間による
ぼけの為に、たいせつな情報が受け手に伝わらないこと
もある。
力画像情報を縦横2倍ずつに補間処理をした画像情報を
示している。
ならず、斜線そのものも画素値が均一にならず、ぼけが
生じてしまう。
換する技術が多々提案されている。例えば、USP52
80546では、補間ボケを取り除く為に自然画像と線
画像とを分離して、自然画像は線形補間を施し、線画像
には線形補間を2値化することによって周辺画素の最大
値、最小値を配置させる補間方法が述べられている。し
かし、この技術では、自然画像では補間ボケが生じ、ま
た線画像に対しても低解像情報の解像性が引きずったま
ま高解像情報を作成しようとしている為に、ジャギーの
発生は避けられない。しかも、線画像も2階調に量子化
している為に、原情報が2階調しか存在していない場合
には良いが、多階調の線画像に対しては、階調数の減少
した画質になってしまうことは避けられない。
た非線形補間の技術を示している。しかし、この技術で
は、アルゴリズム自体が2倍×2倍の拡大率にしか対応
せず、他の倍率に拡大する為には、この処理の繰り返し
処理、もしくは他の拡大処理との併用が必要であり処理
が複雑になる。しかも、繰り返し処理において2のべき
乗の拡大率を実現したとしても、最終的な拡大率におい
て高解像情報の各画素に所望な非線形性を持たせるよう
な制御をすることは、繰り返し処理の構成上、容易なこ
とではない。また、この技術では、観測画素(原情報)
の画素値を変更しない為に、USP5280546同
様、ジャギーの発生は避けられない。
間が示されている。しかし、この技術では、縦方向、及
び横方向にエッジの有する単純な補間ボケには有効であ
るが、少しでも複雑な画像情報になると、効果を得るこ
とができない。先の2つの従来例同様、ジャギーの発生
は避けられない。
疑似階調処理の施した2値画像の解像度変換に注目画素
近辺にデジタルフィルタを通し、多値画像に変換した後
に、線形補間、再2値化を施し、良好な解像度変換を実
現する技術が知られている。(USP4803558,
特公昭61−56665号公報等)。これらの技術を応
用し、原画像が多値画像の場合に良好な解像度変換処理
をする提案のあるが、エッジを作成する方式に、2値化
等の量子化技術を用いている限り、画素値の空間的な連
続性を持たせた良好な多値画像形成は困難である。
に、本出願人は、USP5875268、特開平9−2
52400、特開平10−248012等において、入
力した低解像度情報から高解像度情報に変換する際に、
自然画像では特に問題となっていた補間によるぼけを生
じることなく、また、入力した原情報の低解像性に依存
せず、ジャギーの全く発生しない画質的に良好な変換処
理を発明した。
像情報の1画素単位で最適な非線形処理を行い高解像情
報を作成している為、隣接画素で作成した高解像情報と
の連続性が失われ、自然画像のエッジ部作成においても
階調方向に鋸歯状のエッジ形状になってしまう恐れがあ
る。特に解像度変換の拡大率が大きい程、画素値の連続
性が途切れた人工的で違和感のある自然画像になってし
まう恐れがあった。
し、入力した低解像度情報から高解像情報に変換する際
に、補間によるぼけを生じることなく、また、入力した
原情報の低解像性に依存せず、ジャギーの全く発生しな
い画質的に良好な変換処理が実現できるとともに、非線
形性を持たせた変換において、変換処理単位の境界点で
の不連続性を消滅することができる為、いかなる非線形
性を持たせた変換においても連続性が途切れない良好な
高解像情報の作成が可能となる画像処理装置及び方法の
提供を目的とする。
め本発明の画像処理装置は低解像度の画像情報を入力
し、1画素分をN×M画素分(N、Mは1以上の整数、
但し、N=1かつM=1を除く)に拡大し、前記入力画
像を高解像度の画像に解像度変換する画像処理装置にお
いて、注目画素を含む周辺画素を参照する第1のウイン
ドウ形成手段と、1画素分をN×M画素分に変換する変
換方法の異なる複数の変換手段と、第1のウインドウ内
の画素値の分布状態を基に、前記複数の変換手段から適
切な変換手段を選択する選択手段とを有し、前記変換手
段は注目画素を含む隣接画素における選択された変換手
段の種類を評価し、その評価結果に応じて注目画素のN
×M画素分の各変換値を算出することを特徴とする。
における選択された変換手段の種類を参照する第2のウ
インドウ形成手段と、第2のウインドウ内の組み合わせ
を評価する評価手段と、該評価手段による評価結果に基
づいて、注目画素と隣接画素との境界に代表点を設定す
る設定手段と、隣接画素の選択された変換手段の変換条
件に基づいて、前記代表点の変換値を算出する代表点変
換手段とを有し、前記変換手段は、前記代表点の変換値
に基づいて、注目画素のN×M画素分の各変換値を算出
する。
画像情報を入力し、1画素分をN×M画素分(N、Mは
1以上の整数、但し、N=1かつM=1を除く)に拡大
し、前記入力画像を高解像度の画像に解像度変換する画
像処理方法において、注目画素を含む周辺画素を参照す
る第1のウインドウ形成工程と、1画素分をN×M画素
分に変換する変換方法の異なる複数の変換工程と、第1
のウインドウ内の画素値の分布状態を基に、前記複数の
変換工程から適切な変換工程を選択する選択工程とを有
し、前記変換工程は注目画素を含む隣接画素における選
択された変換工程の種類を評価し、その評価結果に応じ
て注目画素のN×M画素分の各変換値を算出することを
特徴とする。
における選択された変換工程の種類を参照する第2のウ
インドウ形成工程と、第2のウインドウ内の組み合わせ
を評価する評価工程と、該評価工程による評価結果に基
づいて、注目画素と隣接画素との境界に代表点を設定す
る設定工程と、隣接画素の選択された変換工程の変換条
件に基づいて、前記代表点の変換値を算出する代表点変
換工程とを有し、前記変換工程は、前記代表点の変換値
に基づいて、注目画素のN×M画素分の各変換値を算出
することを特徴とする。
画像処理装置のブロック図である。本発明の画像処理装
置は、主としてコンピュータの接続されるプリンタや、
ビデオ信号を入力するビデオプリンタ等の画像出力装置
内部に具備することが効率的であるが、画像出力装置以
外の画像処理装置、ホストコンピュータ内のアプリケー
ションソフト、また、プリンタに出力する為のプリンタ
ドライバソフトとして内蔵することも可能である。
動作手順を説明していく。本実施の形態では、入力した
画像情報を縦N倍、横M倍の画素数の情報に変換する例
について述べる。
bit/画素(n>1)の画像情報が入力される。この
低解像情報は、ラインバッファ101により、数ライン
分格納、保持される。この数ライン分の画像情報によ
り、注目画素を含む複数の周辺画素によるウインドウが
設定される(第1のウインドウ形成部102)。
一般的であるが、当然矩形以外も考えられる。今、図2
に示すようにウインドウサイズを5画素×5画素の矩形
を想定する。注目画素は図中のMになる。
2のウインドウ内の25画素内の最大値(MAX5とす
る)と最小値(MIN5とする)、また、注目画素を中
心とする3×3画素内での最大値(MAX3とする)と
最小値(MIN3とする)を検出する。104は、ウイ
ンドウ内の画像情報から、画素値の分布状態を評価し
て、注目画素がいかなる種類の画像であるのかを分類す
る分類部である。本実施の形態では、注目画素が自然画
像の特性を示すのか、または、CG(コンピュータグラ
フィック)の様な人工的に作成された画像の特性を示す
のか、また、平坦部なのか、エッジ部なのか等、複数種
の画像属性を局所的に判断して分類する。本実施の形態
では、分類する為のウインドウサイズは注目画素を中心
とする3×3画素とする。
応じて、1画素からN×M画素に変換する方法におい
て、保持している複数種の変換方法の中から最適な変換
を選択する選択部である。
信号(以下、変換方式識別信号と称す)のウインドウを
形成する手段(第2のウインドウ形成部)であり、注目
画素を含み、注目画素に隣接した隣接画素の変換方式識
別信号を参照する。106のウインドウサイズは注目画
素であるMの画素位置を中心とした3×3画素を想定す
る(図3)。
M′,N′,Q′,R′,S′はそれぞれ図2の、G,
H,I,L,M,N,Q,R,Sの各画素の変換方式識
別信号を示している。注目画素の変換方式識別信号であ
るM′以外のG′,H′,I′,L′,N′,Q′,
R′,S′を算出する為には、それぞれ各画素の分類部
で3×3画素分が必要となる為、最低5×5画素の第1
のウインドウ(図2)が必要になる。但し、注目画素M
の処理が完結し、次の注目画素であるNの位置に移動し
た場合には、Mの処理に作成した変換方式識別信号を記
憶しておくことで、H′,I′,M′,N′,R′,
S′の値を再利用することが可能になる。同様に、既に
処理が完結しているIが注目画素時にJ′,O′の値を
算出している為、その変換方式識別信号を記憶させてお
けば、Nが注目画素時に新たに算出する変換方式識別信
号は、Tの画素位置の変換方式識別信号T′のみで済む
ことになり、非常に効率的である。
別信号のウインドウ内を評価する評価手段である。これ
は、ウインドウ内の変換方式識別信号の組み合わせを評
価する。
ドウ内の情報(第1のウインドウ情報)、及び、第1の
ウインドウ内の最大値、最小値に関する情報、及び、注
目画素の変換方式識別信号、及び、隣接画素の変換方式
識別信号のウインドウ内の評価結果の各情報に基づい
て、注目画素に対応するN画素×M画素の画像情報を作
成する。
てプリンタエンジン等に出力される。
詳細を説明する。図4、図5は、分類部104の動作手
順を説明するためのフローチャートである。いま、前述
したように102で作成した第1のウインドウのうち、
3画素×3画素のみを分類の判定に使用するものとす
る。S402では、MAX3とMIN3が同一か否かを
判断する。これは、同一であれば、3×3画素のウイン
ドウ内は1階調しか存在しないものと判断することが可
能である。すなわち、YESの場合には、S403にて
FLAG=ONE_LEVELと分類される。NOの場
合には、複数階調存在しているものとして、S404に
てMAX3とMIN3の差分が予め設定している閾値
(th1)よりも大きいか否かを判断する。閾値よりも
小さい場合には、S405にて平坦部と判断してFLA
G=FLATと分類される。閾値よりも大きい場合に
は、S406にてMAX3とMIN3の平均値AVEを
算出する。MAX3、MIN3、AVEの3つの値が算
出された後は、S407にて再び3画素×3画素のウイ
ンドウ内をスキャンして、以下の5種の分布状態評価パ
ラメータを算出する。
を表すパラメータであるが、正確な階調数の情報は必要
ない。ウインドウ内の画素値のヒストグラムの作成が処
理時間がかかる等の問題で困難であれば、階調数が2階
調(MAX3とMIN3のみ)である(LEVEL_N
O=0)のか、3階調以上である(LEVEL_NO=
1)のかだけが判断できれば良い。
つ、MAX3以外かつMAX3に最も近い値(Aとお
く)とMAX3までの差を表している。同様にMAX_
diff_maxは、AVE以上かつ、MAX3以外か
つ、MAX3に最も遠い値(Bとおく)とMAX3まで
の差を表している。ともに、AVE以上でMAX3以外
の値が存在しない場合には、MAX_diff_min
=MAX_diff_max=0に設定する等、後の判
定時に識別ができれば良い。
かつ、MIN3以外かつ、MIN3に最も近い値(Cと
おく)とMIN3までの差を表している。同様に、MI
N_diff_maxは、AVE未満かつMIN3以外
かつMIN3に最も遠い値(Dとおく)とMIN3まで
の差を表している。ともに、AVE未満でMIN3以外
の値が存在しない場合には、MIN_diff_min
=MIN_diff_max=0に設定する等、後の判
定時に識別ができれば良い。
内の画像の特性を調べて属性を分類する。
か否か、すなわち、ウインドウ内が2階調なのか、3階
調以上なのかを判定する。YESの場合には、2階調の
みのエッジ部であるとしてS409にてFLAG=BI
_EDGEと分類する。続いてS410では以下の評価
がなされる。
IN_diff_max < th3 2. diff > th4 AND MAX_diff_min > th5 AND M
IN_diff_min > th5 1OR2であるか否か。 (th2,th3,th4,th5は予め設定している閾値) …(1)
工的に作成されたエッジの特性を示したとして、S41
1にてFLAG=ART_EDGEと分類する。
を施す。
処理の施された画像情報である可能性がある為に、S4
13にてFLAG=INDEX_EDGEの分類を施
し、NOの場合には自然画像のエッジ部の特性に近い
為、S414にてFLAG=PICT_EDGEとす
る。(1)、(2)の評価はウインドウ内の画素値の離
散的状態を評価している。
3近辺に偏っていて存在し、中間部分の画素値が存在し
ない、いわゆる“中抜け”的な分布((1)の1)や、
また、MAX3からMIN3にかけて全体的に均等に量
子化されたような離散的な分布((1)の2)を示して
いる為、人工的に作成している画像と判断している。
られないものの、MAX3近辺、MIN3近辺の値が共
に連続的というよりは離散的な“歯抜け”的な分布を示
している為、元来は自然画像であっても、本実施の形態
の画像処理装置入力以前に、伝送経路の圧縮等の為によ
り予め数bitに量子化された画像情報であると判断し
ている。昨今、急速に普及しているインターネット上で
は、人工的画像、自然画像の区別を問わず、数bitの
疑似階調の画像情報が流通していることが多い。イメー
ジスキャナ、デジタルカメラ等の階調性が豊かなキャプ
チャー手段から入力した写真等の自然画像のエッジ部で
は、入力時のMTFの鈍り等により、上記の様な大なり
小なりの離散的傾向を示す分布にはなりづらく、分布の
一部には必ず連続性が見いだされるものである。
形態の分類手段では、ONE_LEVEL,FLAT,
BI_EDGE,ART_EDGE,INDEX_ED
GE,PICT_EDGEという6種類の分類を施して
いる。当然、これ以上の分類でも、これ以下の分類でも
構わない。
の情報を用いても良いし、MAX5,MIN5の情報を
MAX3,MIN3の情報と併用して評価に用いても良
い。当然、評価パラメータもこれ以上でも以下でも良
い。
する。図6は、選択部の処理手順を示すフローチャート
である。図6において、前述した6種の分類において、
最適な変換方式を選択している。
る分類信号がONE_LEVELか、否かを判断している。も
し、ONE_LEVELの場合には、S602において、変換方
式を0次補間に設定する。また、変換方式には予め順位
付けがなされていて、0次補間の順位である“3”が割
り当てられる。変換方式の順位は変換方式の優先度を表
し、本実施の形態では、順位の値が大きくなる程、優先
度は低くなる。
信号がFLATか、否かを判断している。もし、FLATの場合
には、S604において、変換方式を線形補間(1次補
間)に設定する。変換方式の順位は、線形補間の順位で
ある“2”が割り当てられる。
信号がBI_EDGEか、否かを判断している。もし、BI_EDGE
の場合には、S606において、変換方式を非線形補間
に設定する。変換方式の順位は、非線形補間の順位であ
る“1”が割り当てられる。また、非線形補間の積和演
算等で使用される積和係数等の条件を格納している条件
セット番号を1に設定する。
を、S608にて、INDEX_EDGEか、否かを、S609に
て、PICT_EDGEか、否かを、判断する。もし、分類が、
どれにも属さない場合には、S610にてエラーを出力
する。
て、ART_EDGE、INDEX_EDGE、PICT_EDGEであると判断さ
れた場合には、それぞれS611、S612、S613
にて変換方式を非線形補間に設定され、非線形補間の順
位である“1”が割り当てられる。また、非線形補間で
使用される条件セット番号をそれぞれ、2、3、4に設
定して終了する。
する。図7は、評価部の処理手順を示したフローチャー
トである。
Aに注目画素の変換方式の順位を代入し、また、変数B
[i](iは0〜7までの整数)に、図1の106で形成し
た第2のウインドウ内の注目画素を取り囲む周囲8画素
の変換方式の順位をそれぞれ代入する。S702は、初
期化でiに0を代入する。S703は、比較手段を示
し、順位同士の比較をする。すなわち、注目画素の変換
方式の順位と周囲画素の変換方式の順位とを比較する。
もし、周囲画素の変換方式の順位が小さければ、S70
4にて変数であるflagに1を代入する。S703にて否
と判断された場合には、S705にて、iの値を1だけ
カウントアップして、S706にて、周囲8画素分の比
較を終了したかを判断して、終了してなければS703
の比較を繰り返す。もし、周囲8画素が全て、注目画素
の順位よりも小さくない場合には、S707にて変数で
あるflagに0を代入して終了する。
を説明する。図8は、変換部108を示す要部ブロック
図である。破線で囲んだブロックが、変換部108を示
す。選択部105からの注目画素の変換方式識別信号
は、判定部801、及び、補間条件設定部802に送信
される。また、評価部107からの変換方式識別信号の
ウインドウ内の評価結果は、同様に判定部801に送信
される。判定部801は、判定結果を基にスイッチ80
3に指示を出し、最適な変換方式が選択される。スイッ
チ803は、4種の変換方式の切り替えを司り、0次補
間部804、線形補間部A805、線形補間部B806、
非線形補間部807の変換方式が切り替えの対象とな
る。各補間部は、第1のウインドウからの画素値情報を
基に補間処理を行う。非線形補間部に関しては、最大
値、最小値検出部からのウインドウ内の最大値、最小値
情報を入力する。
フローチャートである。S901は、選択部からの出力
が、線形補間か否かを判断している。もし、否であるな
らば、S902にて、選択部が指定した変換方式を選択
して終了する。S901にて、線形補間であると判断さ
れた場合には、S903にて、評価部からの出力である
変数flagが1か否かを判定する。もし、変数flagが1で
あるならば、S904にて線形補間Bを選択し、否なら
ばS905にて線形補間Aを選択して終了する。すなわ
ち、注目画素の変換方式が線形補間であり、かつ、周囲
8画素の変換方式が線形補間よりも小さい順位を持つ変
換(本実施の形態の場合には、非線形補間)の時には、
線形補間Bが選択されることになる。
した方式(最近接内挿法)と等価で、注目画素値をN×
M画素分出力することで実現できる。
示した方式(共一次内挿法)と等価で、標本点と補間点
との相対的な位置関係と、補間点における補間値とが、
線形的に決定する方法である。補間点の算出には、第1
のウインドウ内の注目画素を含む3×3画素の周辺画素
情報があれば十分である。
な方法である。まづ、第1のウインドウから、代表点設
定部808において、補間演算に必要な代表点が設定さ
れる。代表点は、図10に示したように、注目画素と周
辺画素の各標本点の中間位置に設定する。図10は、N
=M=4の場合を示したもので、●印が標本点、○印が
代表点に相当する。設定した代表点をそれぞれ、G",H",
I", L", M", N", Q",R", S"とおく。
点の変換値を算出する手段である。図11は代表点変換
部の処理手順を示したフローチャートである。
で、説明を容易にする為、隣接した標本点8画素をm[ ]
の変数として扱い、設定した代表点8画素をm"[ ]の変
数として扱う。
代入している。
線形補間か否かを判断している。すなわち、本実施の形
態では、注目画素よりも以降に走査される隣接画素の変
換方式は既に決定しておく必要がある。S1103で、
否と判断された場合には、S1104にて、代表点の位
置における線形補間値を算出して、変換値(TRとおく)
に代入する。
線形補間と判断された場合には、S1105にて、以下
の演算が行われる。
における変換結果を示す)
選択された変換方式ではなく、隣接する周辺画素の非線
形な変換によって算出することになる。
ップして、S1107にてiが8画素分終了したか否か
を判断し、終了してなければ繰り返す。
算出されることになる。
式は変わらないが、演算に使用する標本点が変わる。す
なわち、線形補間Aが、原情報の標本点を使用して線形
補間するのに対して、線形補間Bは、代表点の変換値を
基に線形補間する。すなわち、代表点変換部で算出され
たTR[G"], TR[H"], TR[I"], TR[L"], TR[N"], TR[Q"],
TR[R"], TR[S"]の8種の変換値と、注目画素であるMの
画素値で、線形補間の演算をする。図9の例では、N=
M=4の為、16画素の変換値を算出するが、図12に
示した様に、注目画素を中心としたa〜pまでの補間点
の変換値を算出する。
説明する。
している。図中、1301は、適応LPF(ローパスフ
ィルタ)部であり、入力した第1のウインドウ内の画素
情報を基にフィルタリングをする手段である。フィルタ
の係数、タップ数等の条件は補間条件設定部から適切な
条件が与えられる。これは、入力した低解像情報に依存
した高周波成分を除去することが目的である。当然、分
類したクラス毎に最適なフィルタの条件を予め実験的に
設定しておくのが好ましい。図14にフィルタの一例を
示す。
LPF後のウインドウ内の情報を基に線形補間をする手
段である。当然、注目画素以外のウインドウ内の各画素
も、各画素に適したLPFがかけられている。
最大値、最小値検出手段からのウインドウ内の最大値、
最小値情報(本実施の形態では、前述したMAX5,MIN5,MA
X3,MIN3とする)、及び、選択部からの積和係数を基に
各補間値を演算する演算部である。
(i,j)での補間値OUT[i][j]を算出している。
[j]) / (a + b) down[i][j] = (a×MIN3 + b×inter_data[i][j]) / (a
+ b) mid[i][j] = c×inter_data[i][j] + d×MAX3 + d×MIN
3 + e×MAX5 + e×MIN5 (i…0〜N−1) (j…0〜M−1) (A)if mid[i][j] > up[i][j] の時 out[i][j] = up[i][j] (B) if mid[i][j] ≦ down[i][j]の時 out[i][j] = down[i][j] (C)上記以外の時 out[i][j] = mid[i][j] a,b,c,d,eは係数 inter_data[i][j]は線形補間による内挿点(i,j)の補間
値 out[i][j] は非線形補間部からの内挿点(i,j)の出力値 …(4) 当然、非線形補間部で用いている線形補間の演算部 ( inter_data[i][j]の算出)は全て共通化できること
は勿論である。
n,midの各軌跡を、説明を容易にする為に、一次元
においてアナログ的に示した図である。図15は第1の
ウインドウ形成部の画素値情報を用いた例を示し、横軸
は空間的座標、縦方向は濃度を表している。今、注目画
素をqとして、観測画素値は●印で示したI[q]になる
(空間的に前後の標本点の画素値をI[q-1],I[q+1]とす
る)。注目画素を変換した時の補間範囲を注目画素ブロ
ックとしてアナログ的に表示している。up,dow
n,midの3本の軌跡の大小関係により、太線で示し
た軌跡がOUTの出力となる。用いている係数は、a=
1,b=1,c=2,d=−1/2,e=0である。図
から明らかな様にエッジ傾斜が急になる非線形補間が実
現できる。
を用いた例である。観測画素に加え、○印で示した点が
適応的なLPFを用いた変換後の画素値を示している。
但し、説明を容易にする為、図中に第1のウインドウに
よる観測画素をも表し、変換値との相対的位置関係を示
している。第2のウインドウによる高解像作成は第1の
ウインドウを用いたものよりもエッジ位置が多少異な
る。このエッジ位置のズレがジャギー軽減の大きな役割
を表している。
1,c=4,d=−3/2,e=0である。
めに、I[q-1]をMIN3、I[q+1]をMAX3である例を
説明しているが、当然いかなる場合においても本実施の
形態では良好な非線形性補間を実現することができる。
に、線形補間部とウインドウ内の代表値との積和演算を
(4)式の形式にて記述したが、線形補間自体も積和演
算により成り立っている為、当然、ひとつの積和演算の
形式に記述することが可能である。すなわち、線形補間
は内挿点を囲む4点のLPF後の変換値の積和演算によ
り成立する為、例えばウインドウ内の代表値を前述した
ようにMAX3,MIN3,MAX5,MIN5の4点
を用いるのであれば、合計8点の積和演算により非線形
補間が成立する。
いる。すなわち、入力画像情報から入力解像度依存部を
除去する為には、入力解像度の高周波成分をカットする
適応的な平滑化処理が必要になる。しかし、通過した低
周波成分のみを出力しても、ボケが目立つだけの画像に
なっていまう。そこで、出力解像度に見合う、新たな高
周波成分を作成する非線形補間が必要不可欠になる。周
辺画素の中から代表的な画素値(本実施の形態では最大
値、最小値に相当する)を抜き出し、線形的な補間と代
表的な画素値との適応的な積和演算を施すことにより、
非線形な性質を生み出させる。しかも、積和演算の係数
を切り替えたり、最適化したりすることにより、容易に
非線形性を制御することが可能である。また、係数の変
更を段階的な切り替えではなく、例えばエッジのコント
ラストの大きさに基づいて動的に、かつ連続的に変化さ
せることも可能である。CGや線画像のみならず自然画
像も基本的な思想は同じである。ただ、自然画像に関し
ては、出力画像の画質に“自然さ”が要求される為に、
あまりにも入力情報から逸脱させるわけにはいかない。
ただ、線形補間のみでは高周波成分低減の為に補間ボケ
が生じてしまう。その為、新たな高周波成分を作成する
には、最適なLPF、もしくはスルーのフィルタの後の
線形的な補間と周辺画素の中の代表的な画素値との適応
的な積和演算を施す非線形補間が画質向上には不可欠に
なる。
属性の画像でも、いかなる拡大倍率の処理でも良好な出
力解像度に見合う画像作成が可能になる。当然、拡大倍
率を評価変数にして、各種の係数を切り替えても良い
し、また、実際の絶対的な出力解像度(例えばdpi
(ドットパーインチ)や、ppi(ピクセルパーイン
チ)等て表示できる数値)を評価して切り替えても良
い。
り、当然、他の非線形補間も考えられる。また、非線形
補間の相対値を予め演算しておいて、LUT(ルックアッ
プテーブル)に格納し、LUTを参照することにより、補
間値を求めることも可能である。
説明してきたが、本発明の目的は、画素単位で適応的な
補間変換処理を行うときに、いかに変換後の画素値の連
続性を保つかである。
非線形補間を実行した場合には、従来例で示した特開平
10-248012では、画素単位では最適な変換処理を行って
いるが、画素の切り替わった時には、変換値の連続性は
保証できない。
図17は、第1のウインドウ形成部の画素値情報を用い
た例を示し、横軸は空間的座標、縦方向は濃度を表して
いる。今、注目画素を点qとして、観測画素値は●印で
示したI[q]になる(空間的に前後の標本点の画素値をI
[q−2], I[q−1], I[q], I[q+1], I[q+2]とする)。注
目画素を変換した時の補間範囲を注目画素ブロックとし
てアナログ的に表示している。前述したup[j],down[j],
mid[j]の3本の軌跡の大小関係により、太線で示した
軌跡が注目画素のOUT[j]の出力となる。
前後の画素である点q−1, 点q+1が、共に線形補間の処
理となった場合の、従来例(特開平10-248012)による
変換値の軌跡を示す。図から明らかなように、点q−1、
及び、点q+1が注目画素の時には、●印で示した観測画
素値の線形補間の軌跡を辿ることになる。いま、各標本
点の補間範囲を、変換画素ブロックと称する。すなわ
ち、変換画素ブロックが切り替わる際に不連続な歪みが
生じてしまう。図18では、変換画素ブロックの境界点
は、標本点qと標本点q−1の中点、及び、標本点qと
標本点q+1の中点となる。
いた時の変換値の軌跡を示す。すなわち、点q−1が注目
画素の時には、変換方式が線形補間であり、また、隣接
画素(この場合点qに相当する)の変換方式が非線形補
間である為、点qと点q−1の中点となる変換画素ブロ
ックの境界点(□印で示す)の非線形補間値を算出し
て、その変換値からの線形補間を算出する。点q+1が注
目画素の時も同様に、点qと点q+1の中点となる変換
画素ブロックの境界点(□印で示す)の非線形補間値を
算出して、その変換値からの線形補間を算出する。図か
ら明らかなように、変換画素ブロックの境界点において
も、連続性がある良好な高解像エッジを作成することが
できる。図中、太線部が出力値となる。
の順位比較によって説明してきたが、これに限定するも
のではない。0次補間との順位比較も当然考えられる。
補間を用いても連続性が途切れることはない。すなわ
ち、実験的に解像度変換の画像設計を行う際に、作成す
る高解像のエッジを硬調にも軟調にも調整が可能で、標
本値を補間値にしない極端な非線形性を有する場合で
も、常に連続性のある変換が実現できる。
いる原情報の標本値を補間値にする補間方法では、非線
形な補間の実現には限度がある。つまり、原情報の標本
点間を非線形に推移させるだけなので、補間ぼけや、ジ
ャギーの軽減には効果は少ない。
精細な高解像情報を作成するには、原情報の標本値を補
間値として設定しない補間方法を用いないといけない。
原情報の標本値は、低解像である入力解像度に依存して
いるからだ。しかし、そこで問題になっていたのは、非
線形補間を用いた場合の補間後の連続性の欠如であっ
た。
ある。ここで動的補間とは、標本点を基に演算する補間
と、設定した代表点の変換値を基に演算する補間とが動
的に切り替わるという意味である。言い換えれば、補間
演算に使用する代表点の位置が動的に変化することに相
当する。動的な変化を司どるのは、注目画素と隣接画素
との変換方式の組み合わせになる。変換方式に順位付け
がなされている為、境界点においても優先順位に基づい
た変換が可能になる。
例にして、非線形補間+動的線形補間として説明した
が、当然、非線形補間+動的非線形補間の例も考えられ
る。その時には、非線形補間の中でも、幾つかの優劣の
順位付けを設定しておくことが好ましい。
で、解像度変換処理を用いることで、インターネット上
に流通している画像や、デジタルカメラから入力した画
像等の情報量の少ない画像でも画質の良い出力が期待で
きるプリンタや、ビデオプリンタ、アプリケーションソ
フト等の様々な製品が提供できる。
は、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末とし
て一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組
み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファク
シミリ装置の形態を取るものであっても良い。
タ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ等の複数の
デバイスによって構成されるシステムにも適用でき、更
に、例えば、複写機、ファクシミリ装置等の単体の装置
に適用できる。
ウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読出し実行することにも適用で
きる。
グラムコード自体が、上述した実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード を記憶した記憶
媒体は本発明を構成することになる。
体としては、例えば、フロッビディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD一ROM,CD一R,磁
気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等を用いるこ
とができる。
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行ない、その処理によって、上述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの・指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ない、
その処理によって、上述した実施形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
入力した低解像度情報から高解像情報に変換する際に、
補間によるぼけを生じることなく、また、入力した原情
報の低解像性に依存せず、ジャギーの全く発生しない画
質的に良好な変換処理が実現できるとともに従来処理で
問題となった非線形性を持たせた変換において、変換処
理単位の境界点での不連続性を消滅することができる
為、いかなる非線形性を持たせた変換においても連続性
が途切れない良好な高解像情報の作成が可能になる。ま
た、その結果、高解像のエッジ作成に使用できる非線形
性の自由度が大幅に増加する。
る。
ウを示した図である。
ウを示した図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
ある。
チャートである。
図である。
る。
である。
示した図である。
を示した図である。
を示した図である。
図である。
図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 低解像度の画像情報を入力し、1画素分
をN×M画素分(N、Mは1以上の整数、但し、N=1
かつM=1を除く)に拡大し、前記入力画像を高解像度
の画像に解像度変換する画像処理装置において、 注目画素を含む周辺画素を参照する第1のウインドウ形
成手段と、 1画素分をN×M画素分に変換する変換方法の異なる複
数の変換手段と、 第1のウインドウ内の画素値の分布状態を基に、前記複
数の変換手段から適切な変換手段を選択する選択手段と
を有し、 前記変換手段は注目画素を含む隣接画素における選択さ
れた変換手段の種類を評価し、その評価結果に応じて注
目画素のN×M画素分の各変換値を算出することを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項2】 更に、注目画素を含む隣接画素における
選択された変換手段の種類を参照する第2のウインドウ
形成手段と、 第2のウインドウ内の組み合わせを評価する評価手段
と、 該評価手段による評価結果に基づいて、注目画素と隣接
画素との境界に代表点を設定する設定手段と、 隣接画素の選択された変換手段の変換条件に基づいて、
前記代表点の変換値を算出する代表点変換手段とを有
し、前記変換手段は、前記代表点の変換値に基づいて、
注目画素のN×M画素分の各変換値を算出することを特
徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記複数の変換手段は、各々、優先度を
表す順位が設定されていて、前記評価手段は、順位の比
較を行うことにより評価することを特徴とする請求項2
に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記評価手段の評価は、注目画素の順位
が隣接画素の順位よりも優先度が低い場合に、前記代表
点の変換値に基づいた注目画素の変換を行うことを特徴
とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記複数の変換手段のうち、少なくとも
ひとつは、補間点の空間的変化量と、補間値の変化量と
が非線形な関係である非線形補間であることを特徴とす
る請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記複数の変換手段のうち、少なくとも
ひとつは、補間点の空間的変化量と、補間値の変化量と
が線形な関係である線形補間であり、前記非線形補間よ
りも優先度の順位を低く設定することを特徴とする請求
項3若しくは4に記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記代表点の変換値に基にして、線形補
間することにより注目画素のN×M画素分の各変換値を
算出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装
置。 - 【請求項8】 前記複数の変換手段のうち、少なくとも
ひとつは、補間点の空間的変化量と、補間値の変化量と
が線形な関係である線形補間であり、標本点を基にして
線形補間するか、前記代表点の変換値を基にして線形補
間するかを動的に切り替えることを特徴とする請求項5
に記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 低解像度の画像情報を入力し、1画素分
をN×M画素分(N、Mは1以上の整数、但し、N=1
かつM=1を除く)に拡大し、前記入力画像を高解像度
の画像に解像度変換する画像処理方法において、 注目画素を含む周辺画素を参照する第1のウインドウ形
成工程と、 1画素分をN×M画素分に変換する変換方法の異なる複
数の変換工程と、 第1のウインドウ内の画素値の分布状態を基に、前記複
数の変換工程から適切な変換工程を選択する選択工程と
を有し、 前記変換工程は注目画素を含む隣接画素における選択さ
れた変換工程の種類を評価し、その評価結果に応じて注
目画素のN×M画素分の各変換値を算出することを特徴
とする画像処理方法。 - 【請求項10】 更に、注目画素を含む隣接画素におけ
る選択された変換工程の種類を参照する第2のウインド
ウ形成工程と、 第2のウインドウ内の組み合わせを評価する評価工程
と、 該評価工程による評価結果に基づいて、注目画素と隣接
画素との境界に代表点を設定する設定工程と、 隣接画素の選択された変換工程の変換条件に基づいて、
前記代表点の変換値を算出する代表点変換工程とを有
し、 前記変換工程は、前記代表点の変換値に基づいて、注目
画素のN×M画素分の各変換値を算出することを特徴と
する請求項9に記載の画像処理方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14491799A JP3167120B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 画像処理装置及び方法 |
EP00304294A EP1056045B1 (en) | 1999-05-25 | 2000-05-22 | Method and apparatus for adaptive scaling of a digital image |
DE60040186T DE60040186D1 (de) | 1999-05-25 | 2000-05-22 | Verfahren und Gerät zur adaptiven Skalierung eines Digitalbildes |
US09/575,243 US6714693B1 (en) | 1999-05-25 | 2000-05-22 | Image processing apparatus and image processing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14491799A JP3167120B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 画像処理装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000339449A JP2000339449A (ja) | 2000-12-08 |
JP3167120B2 true JP3167120B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=15373258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14491799A Expired - Fee Related JP3167120B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 画像処理装置及び方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6714693B1 (ja) |
EP (1) | EP1056045B1 (ja) |
JP (1) | JP3167120B2 (ja) |
DE (1) | DE60040186D1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4617825B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2011-01-26 | ソニー株式会社 | データ処理装置およびデータ処理方法、プログラム、並びに記録媒体 |
KR100530224B1 (ko) * | 2004-04-20 | 2005-11-22 | 삼성전자주식회사 | 이미지 변환 장치 및 그 방법 |
US7668366B2 (en) | 2005-08-09 | 2010-02-23 | Seiko Epson Corporation | Mosaic image data processing |
RU2006131031A (ru) | 2006-08-29 | 2008-03-10 | Самсунг Электроникс Ко., Лтд. (KR) | Способ и устройство увеличения разрешения изображения |
JP2008234426A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Seiko Epson Corp | 画像処理方法、画像処理装置及び電子機器 |
US8934713B2 (en) * | 2007-06-25 | 2015-01-13 | Intel Corporation | Image processing device, image processing method, program, and imaging device |
US8233748B2 (en) * | 2007-07-20 | 2012-07-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image-resolution-improvement apparatus and method |
JP4874904B2 (ja) * | 2007-09-13 | 2012-02-15 | 株式会社東芝 | 画像処理装置及びその方法 |
EP2229658A1 (en) * | 2007-12-21 | 2010-09-22 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Edge directed image processing |
EP2249308B1 (en) * | 2008-03-03 | 2014-12-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Image processing device and method, and image display device and method |
US8705896B2 (en) * | 2008-06-13 | 2014-04-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Processing a super-resolution target image |
JP5115361B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2013-01-09 | 富士通株式会社 | 画素補間装置、画素補間方法および画素補間プログラム |
JP4504449B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-07-14 | 株式会社東芝 | 情報処理装置およびプログラム |
KR20110021488A (ko) * | 2009-08-26 | 2011-03-04 | 삼성전자주식회사 | 영상의 선명도를 향상시키는 디스플레이 장치 및 영상 처리 방법 |
JP5366855B2 (ja) * | 2010-02-16 | 2013-12-11 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理方法及び装置並びにプログラム |
JP2012186769A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-09-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及びプログラム |
JP5863554B2 (ja) * | 2012-05-01 | 2016-02-16 | 国立大学法人旭川医科大学 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
GB2514410A (en) * | 2013-05-24 | 2014-11-26 | Ibm | Image scaling for images including low resolution text |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4803558A (en) | 1985-11-15 | 1989-02-07 | Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. | Halftone image estimation methods for dither images |
JPS62200976A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-04 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 高分解能2値化画像出力装置 |
US5008752A (en) * | 1989-06-16 | 1991-04-16 | Eastman Kodak Company | Digital image interpolator with multiple interpolation algorithms |
US5054100A (en) * | 1989-11-16 | 1991-10-01 | Eastman Kodak Company | Pixel interpolator with edge sharpening |
US5410615A (en) * | 1990-09-25 | 1995-04-25 | Xerox Corporation | Bitmap image resolution converter compensating for write-white xerographic laser printing |
JP2991485B2 (ja) | 1990-11-29 | 1999-12-20 | 株式会社東芝 | 画像処理装置 |
US5430811A (en) * | 1991-12-25 | 1995-07-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for interpolating missing pixels and an apparatus employing the method |
US5363213A (en) * | 1992-06-08 | 1994-11-08 | Xerox Corporation | Unquantized resolution conversion of bitmap images using error diffusion |
DE69432093T2 (de) | 1993-09-27 | 2003-07-17 | Canon Kk | Bildverarbeitungsvorrichtung |
JP3176195B2 (ja) | 1993-10-28 | 2001-06-11 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置 |
JP3195142B2 (ja) | 1993-10-29 | 2001-08-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法及び装置 |
DE69624046T2 (de) * | 1995-07-13 | 2003-06-26 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Interpolieren von Bildsignalen |
US5917963A (en) | 1995-09-21 | 1999-06-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
JP3200351B2 (ja) | 1996-03-14 | 2001-08-20 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及びその方法 |
JP3210264B2 (ja) | 1997-03-05 | 2001-09-17 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び方法 |
US6157749A (en) * | 1997-03-05 | 2000-12-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method, and storing medium |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP14491799A patent/JP3167120B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-05-22 US US09/575,243 patent/US6714693B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-22 EP EP00304294A patent/EP1056045B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-22 DE DE60040186T patent/DE60040186D1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000339449A (ja) | 2000-12-08 |
US6714693B1 (en) | 2004-03-30 |
DE60040186D1 (de) | 2008-10-23 |
EP1056045A3 (en) | 2005-12-21 |
EP1056045A2 (en) | 2000-11-29 |
EP1056045B1 (en) | 2008-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3167120B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
US5917963A (en) | Image processing apparatus and image processing method | |
EP0645736B1 (en) | Image processing apparatus | |
EP0863484B1 (en) | Image processing method and apparatus | |
JP3210248B2 (ja) | 画像処理装置及びその方法 | |
JP3176195B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US6289136B1 (en) | Image processing method and apparatus | |
JP4065462B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP3210264B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JP3026706B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3092769B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP4623290B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体 | |
JP3200351B2 (ja) | 画像処理装置及びその方法 | |
JP3262425B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3624153B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP3703180B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP3386203B2 (ja) | 画情報の処理方法及び画情報処理装置 | |
JP3054338B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP2006050481A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム | |
JP4730525B2 (ja) | 画像処理装置及びそのプログラム | |
JPH09130597A (ja) | 画像処理方法とその装置 | |
JP3054315B2 (ja) | 画像処理方法及びその装置 | |
JP3054299B2 (ja) | 画像処理装置及びその方法 | |
JP2006050480A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム | |
JPH10164358A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010206 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080309 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090309 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |