[go: up one dir, main page]

JP3166634B2 - 車両用制御装置の故障記憶装置 - Google Patents

車両用制御装置の故障記憶装置

Info

Publication number
JP3166634B2
JP3166634B2 JP29491496A JP29491496A JP3166634B2 JP 3166634 B2 JP3166634 B2 JP 3166634B2 JP 29491496 A JP29491496 A JP 29491496A JP 29491496 A JP29491496 A JP 29491496A JP 3166634 B2 JP3166634 B2 JP 3166634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
information
writing
storage means
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29491496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10138780A (ja
Inventor
繁 石井
良秀 新祖
充 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP29491496A priority Critical patent/JP3166634B2/ja
Priority to US08/961,091 priority patent/US5964813A/en
Publication of JPH10138780A publication Critical patent/JPH10138780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3166634B2 publication Critical patent/JP3166634B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/0231Circuits relating to the driving or the functioning of the vehicle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2487Methods for rewriting
    • F02D41/249Methods for preventing the loss of data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用制御装置の
故障記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の装備される制御装置の故障の場合
の対策として、従来、オンボードダイアグノシス故障診
断(自己診断)による技術が開発されている。また、自
動変速機の故障診断装置として、例えば、特開昭61−
169332号公報(文献1)に記載の技術が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オンボードダイアグノ
シス故障診断において、故障発生時、エンジンコントロ
ールユニットへ故障項目を送信するのみで、バックアッ
プRAM等への記憶も行っていないものであると、運転
者によるイグニッションキーのOFF操作で故障項目が
消去されてしまうため、後で故障の有無を調べることが
できないこととなる。一方、上記文献1によると、故障
が検出されたときにその発生を表示するため故障表示の
ワーニングを行うとともに、検出された故障を不揮発性
メモリに記憶することが開示され、また、一定の場合に
上記ワーニングを禁止する技術が提案されている。しか
して、文献1には、そのような不揮発性メモリへの記憶
に際し、例えば書き込み保証回数の面や、情報の1バイ
トの書き込みに要することとなる時間などといった、こ
の種メモリを用いる場合の制約の点までは、考慮されて
いない。
【0004】本発明は、このような点から改良を加え、
複数のセンサからの入力に基づき車載制御装置により制
御対象を制御する車両における故障情報の記憶におい
て、故障発生時の故障情報を適切に記憶させるととも
に、上記のようなメモリを用いる場合でも、その書き込
みに伴う制約も考慮した書き込み処理により、書き込み
回数を的確に確保し、かかるメモリの効果的、実際的な
最適使用を確保しつつ、故障診断、故障原因の解析の容
易にすることのできる、車両用制御装置の故障記憶装置
を提供しようというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によって、下記の
車両用制御装置の故障記憶装置が提供される。
【0006】すなわち、本発明は、複数のセンサからの
入力に基づき車載制御装置により制御対象を制御する車
両における故障情報の記憶装置であって、バッテリーバ
ックアップによる第1の記憶手段と、バックアップ電源
なしでデータを保持できる第2の記憶手段とを備え、該
第1の記憶手段には故障発生時の故障情報を記憶し、か
つイグニッションキーのON操作からそのOFF操作ま
での間、逐次その更新を可能にするとともに、該第1の
記憶手段の故障情報が更新された場合に、当該イグニッ
ションキーのON操作からOFF操作までの間の当該第
1の記憶手段のその最終情報を、前記第2の記憶手段に
記憶させるべく、書き込むようにしてなる構成とし、ま
た、上記において、前記第2の記憶手段への書き込み
は、イグニッションキーのON時、前回記憶更新された
前記第1の記憶手段の情報を書き込むようにしてなる、
ことを特徴とするものである。
【0007】また、前記第2の記憶手段への書き込み
中、イグニッションキーがOFF操作された場合、第2
の記憶手段に対する再書き込みを行うようにしてなる、
ことを特徴とするものである。
【0008】また、上記において、前記第2の記憶手段
への書き込み処理を表すフラグを更に用い、該フラグ
は、その書き込み処理中は第1の状態に設定してその書
き込み終了で第2の状態に切換えるとともに、第2の記
憶手段への書き込み中、イグニッションキーがOFF操
作された場合には、当該第1の状態のままとするように
制御し、次回イグニッションキーのON操作時、前記フ
ラグに状態に応じ、その状態が前記第1の状態のとき
は、前記再書き込みを行わせるようにしてなる、ことを
特徴とするものである。
【0009】また、前記車載制御装置が、車両に搭載さ
れた電子制御変速機用の制御装置であるか、または車両
に搭載された電子制御変速機およびエンジンの総合制御
装置であるかのいずれかであり、かつ、前記故障情報
が、故障判定時の故障項目、各センサ入力、出力状態を
表す情報であって、これら情報を記憶させる場合に適用
してなる、ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、複数のセンサからの入
力に基づき車載制御装置により制御対象を制御する車両
における故障情報の記憶を行う場合、請求項1記載の如
く、そのバッテリーバックアップによる第1の記憶手
段、およびバックアップ電源なしでデータを保持できる
第2の記憶手段をそれぞれ有して、第1の記憶手段に故
障発生時の故障情報を記憶し、かつイグニッションキー
のON操作からそのOFF操作までの間、逐次その更新
を可能にする一方、該第1の記憶手段の故障情報が更新
された場合に、当該イグニッションキーのON操作から
OFF操作までの間の当該第1の記憶手段のその最終情
報を、前記第2の記憶手段に記憶させるべく書き込むこ
とが可能であるとともに、この場合において、前記第2
の記憶手段への書き込みは、イグニッションキーのON
時、前回記憶更新された前記第1の記憶手段の情報を書
き込むことが可能である。
【0011】よって、第1の記憶手段に故障判定時に必
要な故障情報を記憶できるとともに、その故障情報をバ
ッテリーによるバックアップが不要な第2の記憶手段に
書き込むことができ、しかも、その第2の記憶手段への
故障情報の記憶に際しても、かかる第2の記憶手段への
書き込みに伴う制約をも考慮した書き込み処理も実現で
き、第1の記憶手段の情報が更新された場合で、なおか
つ、イグニッションキーのONからそのOFFまでの間
の一走行中の最終情報を第2の記憶手段に記憶させるべ
く書き込むことで、この種の第2の記憶手段(例えばE
EPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ)を
使用する場合でも、その書き込み保証回数をすぐにオー
バーしないよう適切な記憶処理が行え、かつ必要最低限
の書き込みを行うことができる。したがって、たとえ車
体から制御装置をを取り外してもその第2の記憶手段に
書き込んだ故障記憶情報が消えることもなく、かつま
た、故障発生時の情報を用いて、後に故障の有無を調べ
ることができるのは勿論、故障診断、故障原因の解析を
行う場合でも、それを、当該車両に使用のこの第2の記
憶手段への書き込み回数を的確に確保し、第2の記憶手
段の効果的、実際的な最適使用を確保しつつ、達成する
ことができ、その効果は大である。
【0012】また、この場合において、請求項1記載の
ように、前記第2の記憶手段への書き込みは、これを、
イグニッションキーのON時、前回記憶更新された前記
第1の記憶手段の情報を書き込むようにして、本発明は
実施できる。このようにすると、上記効果に加え、記憶
情報が、数十バイトの場合でも、イグニッションキーO
FF時のリセット処理中では確保しにくい書き込み時間
を適切に確保し得て、更に、この点で効果的な書き込み
処理が実現できる。
【0013】また、請求項2記載の如く、本発明は、前
記第2の記憶手段への書き込み中、イグニッションキー
がOFF操作された場合、第2の記憶手段に対する再書
き込みを行うようにして、好適に実施でき、同様にして
上記のことを実現することができる。この場合は、かか
る再書き込みを行うのを可能にするようにすることによ
って、たとえ、上記の如くイグニッションキーのON時
のタイミングで書き込みを行う処理方式を採用しても、
もし、運転者が短時間でイグニッションキーをOFFし
直したような場面でも対処でき、仮に、第2の記憶手段
への書き込み中、イグニッションキーのOFF操作がさ
れて情報が無効となるような事態にも、かかる再書き込
みで対応可能である。
【0014】また、この場合に、好ましくは、請求項3
記載のように、前記第2の記憶手段への書き込み処理を
表すフラグを更に用い、該フラグは、その書き込み処理
中は第1の状態に設定してその書き込み終了で第2の状
態に切換えるとともに、第2の記憶手段への書き込み
中、イグニッションキーがOFF操作された場合には、
当該第1の状態のままとするように制御し、次回イグニ
ッションキーのON操作時、前記フラグの状態に応じ、
その状態が前記第1の状態のときは、前記再書き込みを
行わせるよう構成して、本発明は実施でき、同様にして
上記のことを実現することができる。このように再書き
込みを行うようにすると、より適切に上記の事態に対応
できる故障情報の記憶が実現でき、この点で効果的なも
のとなる。
【0015】また、本発明は、前記車載制御装置が、車
両に搭載された電子制御変速機用の制御装置であるか、
または車両に搭載された電子制御変速機およびエンジン
の総合制御装置であるかのいずれかであり、かつ、前記
故障情報が、故障判定時の故障項目、各センサ入力、出
力状態を表す情報であって、これら情報を記憶させる場
合に適用して、好適に実施でき、同様にして上記のこと
を実現することができる。
【0016】よって、本発明は、このように車両に装備
される一または二以上の車載制御装置を対象とすること
が可能で、故障発生の場合のその情報の記憶に有利に用
いることができるものである。また、この場合、故障発
生時は、故障判定時の故障項目、各センサ入力、出力状
態を故障情報として第1の記憶手段に記憶できるととも
に、これら故障発生時の情報量の豊富な故障情報を前記
請求項1乃至請求項3のいずれかの書き込み処理に従
い、その第2の記憶手段に書き込み記憶させることがで
き、故障発生時の情報量も容易に増加させ得て、故障診
断、故障原因の解析が一層容易になる等の効果を更に得
られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明車両用制御装置の故
障記憶装置の一実施例の構成を示すシステム図である。
本発明は、車両に装備される一または二以上の車載制御
装置を対象とすることが可能で、故障判定の場合のその
故障情報の記憶に用いることができるものであるが、以
下に示す実施例は、自動変速機(AT)制御用のコント
ロールユニット系とエンジン(ENG)制御用のコント
ロールユニット系の両者を通信可能に連係してなる構成
の総合制御装置に適用した場合を示す。
【0018】図1には、本実施例に係る車両用総合制御
装置を搭載した車両のパワートレーン制御系が示され、
図中、1は電子制御燃料噴射式エンジン、2は電子制御
自動変速機、3はトルクコンバータ、4は変速機出力軸
である。なお、本実施例における車両用総合制御装置
は、エンジン1および自動変速機2(それらに接続され
るセンサも含む)を制御対象とし、後述するエンジンコ
ントローラ、自動変速機コントローラおよびそれらに接
続されるセンサ等によって構成される。
【0019】エンジン1は、エンジンコントローラ(E
CCS;コントロールユニット)5を備える。エンジン
制御系は、ECCS5のほか、各種センサとしてのエン
ジン回転センサ6、車速センサ7、スロットルセンサ
8、吸入空気量センサ9等からなり、また、図示例では
ECCS5に接続された表示手段としての警告ランプ1
0を含む。自動変速機2はコントロールバルブ11(シ
フトソレノイド12,13、ロックアップソレノイド1
4を含む)を有し、また、該自動変速機2に対する制御
系は、このコントロールバルブ部のほか、自動変速機コ
ントローラ(ATCU;コントロールユニット)、各種
センサとしての車速センサ7、スロットルセンサ8、油
温センサ16等からなる。なお、図中、参照符号20を
付して併せて示したものは、故障診断装置として構成す
る場合に用いることのできる外部接続型の故障診断用テ
スタ20である。このようなテスタ20を追加して使用
するようにしてもよい。
【0020】ECCS5には、エンジン回転数Neを検
出するエンジン回転センサ6からの信号、車速Vを検出
する車速センサ7からの信号、エンジン1のスロットル
開度THを検出するスロットルセンサ8からの信号、お
よびエンジン吸入空気量Qを検出する吸入空気量センサ
9からの信号等をそれぞれ入力する。なお、上記各セン
サは例示であり、実際には多数のセンサから対応する情
報を入力するものとする。
【0021】ECCS5は、入力検出部と、演算処理部
と、該演算処理部により実行される燃料噴射制御や点火
時期制御のための制御プログラム、更には故障診断のた
めの異常判定制御および警告表示制御プログラム等の各
種制御プログラム、並びに演算結果その他のデ−タ等を
格納する記憶部と、燃料噴射制御信号その他の制御信号
等を出力する出力部等とを含んで構成される。ECCS
5は、上記入力情報に基づき燃料噴射パルス幅Tpを決
定して、それをエンジン1に指令として入力したり、図
示しない点火時期制御信号をエンジン1に入力したりす
る。エンジン1は、燃料噴射パルス幅Tpに応じた量の
燃料を供給されて、その燃料をエンジン1の回転に応じ
て燃焼させることにより運転される。更に、ECCS5
は、上記記憶部に格納された異常判定制御および警告表
示制御の制御プログラムを実行することにより、異常判
定制御を行うとともに、異常判定時には故障表示のため
警告ランプ10を点灯する表示制御を行う。
【0022】自動変速機2は、トルクコンバータ3を経
てエンジン1の動力を入力され、選択変速段に応じたギ
ヤ比で入力回転を変速し、出力軸4に伝達するものとす
る。ここで、自動変速機2は、コントロールバルブ11
内におけるシフトソレノイド12,13のON,OFF
の組み合わせにより選択変速段を決定され、トルクコン
バータ3は、同じくコントロールバルブ11内における
ロックアップソレノイド14のデューティ制御により、
入出力要素間を直結されないコンバータ状態または入出
力要素間を直結したロックアップ状態にされるものとす
る。
【0023】シフトソレノイド12,13のON/OF
F、およびロックアップソレノイド14の駆動デューテ
ィDは、ATCU15により制御し、該ATCU15に
は、車速Vを検出する車速センサ7からの信号、エンジ
ン1のスロットル開度THを検出するスロットルセンサ
8からの信号、および変速機作動油温Cを検出する油温
センサ16からの信号等をそれぞれ入力する。なお、上
記各センサは例示であり、実際には多数のセンサから対
応する情報を入力するものとする。また、上記において
は、車速センサ7およびスロットルセンサ8はECCS
側とは独立に設けているが、いずれか一方に設けるよう
にしてもよい。
【0024】ATCU15は、入力検出部と、演算処理
部と、該演算処理部により実行される変速制御プログラ
ムやロックアップ制御プログラム、更には故障診断にお
ける故障情報の処理制御プログラム等の各種制御プログ
ラム並びに演算結果その他のデ−タ等を格納する記憶部
と、シフトソレノイド12,13およびロックアップソ
レノイド14への駆動用の制御信号等を出力する出力部
とを含んで構成され、入力情報に基づき、変速制御プロ
グラムやロックアップ制御プログラムを実行することに
より既知の変速制御およびロックアップ制御を行う。
【0025】更に、本実施例では、後記図2,3でその
書き込み処理内容の一好適例をフローチャートで示すよ
うな制御プログラムを実行することにより、本発明に従
う故障情報のバックアップRAMへの記憶・更新、並び
に不揮発性メモリとしての例えばEEPROMへの記憶
を行う。また、図示のように、前記ECCS5に接続し
た警告ランプ10によって、エンジン1および自動変速
機2に関し発生する故障に関する警告の一括表示等をさ
せうるよう、ATCU15−ECCS5間を接続してA
TCU15からECCS5へ故障情報を与えるシステム
構成を採用する場合は、故障発生時、ECCS5へ異常
判定情報を送信することができる。ここに、上記バック
アップRAMはバッテリーバックアップによる第1のメ
モリとして、またEEPROMはバックアップ不要な第
2のメモリとして、それぞれ機能し、これらはATCU
15の上記記憶部の一部として構成することができる。
【0026】ECCS5への送信については、好ましく
は、図3に示すように、故障発生時は、故障項目、およ
び故障発生時の各センサ入力、出力状態をバックアップ
RAMに記憶し、今回イグニッションキー(以下、単に
KEYとも略す)OFF後の次回イグニッションキーO
N時にバックアップRAMの情報をEEPROMに書き
込む処理(ステップS1〜ステップS5)の中での手順
の一部として含めて行うことができる。すなわち、故障
発生の有無のチェック(ステップS1)、故障項目、各
センサ入力、出力状態のバックアップRAMへの記憶
(故障情報の記憶)(ステップS2)、次回KEYON
操作時での前回バックアップRAMの更新の有無のチェ
ック(ステップS4)、更新有りの場合の当該バックア
ップRAM中の故障情報のEEPROMへの書き込み
(ステップS5)の手順中、車両の一走行中(イグニッ
ションキーのON操作時からOFF操作までの間)に繰
り返し実行されるステップS1による故障発生の有無の
チェックにおいて、故障発生有りと判断された場合にお
ける、例えばステップS2によるバックアップRAMへ
の故障情報の記憶の後の処理として、ECCS5への送
信を行ことができる(ステップS3)。
【0027】ここに、ステップS1,S2等の具体的内
容は、例えば以下のような処理内容のものとすることが
できる。故障発生の有無のチェックにおいては、イグニ
ッションキーのON操作時からOFF操作時までの間、
所定周期毎に繰り返し実行される異常判定制御の制御プ
ログラムに従い、車速センサ7、スロットルセンサ8、
油温センサ16より車速V,スロットル開度TH、変速
機作動油温Cをそれぞれ読み込むとともに、不図示の各
種センサからそれぞれ、対応する情報を読み込み、複数
の項目の異常判定に対応する情報が得られるようにする
とともに、各入力情報に基づき、各判定項目のそれぞれ
について異常判定を行う。そのロジックは、例えば、
「走行中、エンジン回転センサが検出したエンジン回転
数Neが高回転数を示しているのに車速センサの検出値
が0から全く上昇しない場合は車速センサの異常と判定
する」の如きものとすることができ、故障発生の判定を
行うことができる。
【0028】本実施例においては、このような故障項目
のほか、故障発生時は、故障発生時の各センサ入力、出
力状態をもバックアップRAMに記憶するものである。
そして、ステップS3の送信処理を行う。送信処理で
は、好ましくは、異常判定情報を、例えば所定形式の連
続する自動変速機2に関する異常判定情報(AT異常判
定情報)に変換して、これを行う。そのデータ形式につ
いては、例えば、所定時間長のデータを多数の区分に等
分分割して各区分毎に予め定められた判定項目の情報を
格納するようになし、先頭にはヘッダを格納し、以下順
次、インヒビタースイッチ異常、車速センサ異常、1速
異常、・・・、ライン圧ソレノイド異常、スロットル異
常、エンジン回転異常、油温センサ異常等各項目に関す
る多数の項目の情報が格納され、末尾にはパリティが格
納されるというような形式であってよい。
【0029】かかる送信が行われるエンジン制御系側で
の処理内容について、補足して説明しておくと、エンジ
ン1側でも、ECCS5によりイグニッションキーのO
N操作時からOFF操作時までの間(一走行中)、所定
周期毎に繰り返し実行される異常判定制御の制御プログ
ラムが実行されている。この場合は、エンジン回転セン
サ6、車速センサ7、スロットルセンサ8、吸入空気量
センサ9よりエンジン回転数Ne、車速V,スロットル
開度TH、エンジン吸入空気量Qをそれぞれ読み込むと
ともに、他の各種センサからそれぞれ、対応する情報を
読み込み、各入力情報に基づき、異常判定項目のそれぞ
れについて上記と同様の手法の判定ロジックにより異常
判定を行い、異常判定情報(エンジン異常判定情報)を
メモリに記憶する。
【0030】このような中で、ATCU15から送信さ
れるAT異常判定情報を所定周期時間毎毎に受信し、メ
モリに記憶する。これにより、上記メモリ内には、AT
異常判定情報がエンジン異常判定情報とともに記憶され
ることになり、エンジン異常判定情報およびAT異常判
定情報が一括して管理されることになる。そして、EC
CS5側では、その警告ランプ10に対する表示制御も
実行され、上記情報に基づき、自動変速機2(接続され
ているセンサも含む)の異常発生部位を特定し、エンジ
ン1(接続されているセンサも含む)の異常発生部位を
特定して、異常発生部位に対応する故障表示による警告
がなされるように、警告ランプ10に表示出力を行う。
【0031】上述の如く、本実施例においては、エンジ
ン1に関する異常判定情報は勿論、上記送信された自動
変速機2に関する異常判定情報も含めてECCS5で異
常判定情報が一括的に記憶/管理されることとなり、発
生した故障に関する警告を警告ランプ10に一括して表
示することができ、この点で運転者自身によるリアルタ
イムの故障診断も可能になる。
【0032】ここで、エンジンコントロールユニットへ
故障項目を送信するのみで、バックアップRAM等への
記憶も行わないオンボードダイアグノシス故障診断によ
る場合と比較すると、この場合は、イグニッションキー
OFFで故障項目が消去されてしまうため、後で故障の
有無、更には一歩進んで故障箇所および故障原因を調べ
ることについては十分な対応ができなこととなるが、こ
れに対して、本実施例による故障診断における故障情報
の取扱いにおいては、ECCS5側への送信のみなら
ず、上述の如く、基本的に、故障発生時は、故障項目に
加えその故障発生時の各センサ入力、出力状態をバック
アップRAMに一旦記憶し、これを逐次更新できるよう
にするとともに、かつ、それらバックアップRAMの記
憶更新情報をEEPROMに書き込む方式である。した
がって、EEPROMはバックアップが不要なため、た
とえ、コントロールユニットを取り外しても記憶情報が
消えることもなく、しかも、故障発生時の情報量も、セ
ンサ入力、出力情報を追加して、容易に増加させること
ができるため、故障箇所および故障原因の解析も容易に
なるものである。
【0033】更にはまた、故障判定時の故障項目、各セ
ンサ入力、出力状態をEEPROMに記憶するにあたっ
ては、既に触れてあるとおり、かかる情報のEEPRO
Mへの書き込みについては、これをより適切に行えるよ
うにするための処理も加味してある(ステップS4,S
5)。すなわち、この種メモリは、バックアップ電源な
しでデータを保持できる点で、上述のようなイグニッシ
ョンキーOFFの場合でも、また、車載コントロールユ
ニットを車体からを取り外した状態でも、過去の故障状
況(故障履歴)について故障箇所やその故障原因の解析
もこれを容易なものにすることに有利であるものの、他
方、その利用に際しては、種々の制約も伴う。
【0034】例えば、EEPROMには、下記の如き制
約があり、すなわち、 書き込み保証回数が約10000回程度である、 1バイトの書き込み時間が約十msecかかる、等の
制約があり、故に、本実施例では、これをも考慮した書
き込み処理を行うものである。基本的には、EEPRO
M書き込みに際し、書き込み保証回数をすぐにオーバー
しないよう、必要最低限の書き込みを行うこととし、こ
れが実現のため、バックアップRAMの情報が更新さ
れ、なおかつ1走行中(イグニッションキーON〜OF
Fまでの間)の最終情報を書き込むようになす。これに
より、書き込み保証回数を確保し、EEPROMの効果
的、実際的な最適使用を確保する。
【0035】また、この場合、記憶情報が、数十バイト
となるため、イグニッションキーOFF時のリセット処
理中では、書き込み時間を確保できないことから、この
ため、イグニッションキーON(KEYON)時に書き
込みを行うものとするものである。すなわち、好ましく
は、次回KEYON時、前回記憶更新されたバックアッ
プRAMの情報をEEPROMに書き込むようになす。
【0036】更に、この場合において、好ましくは、そ
の書き込み中、KEYOFFされると、情報が無効とな
るため、再度書き込みを行う。好ましくはまた、かかる
再書き込みに際し、以下のような処理内容を採用する。
すなわち、EEPROM書き込み処理中は、書き込み処
理を表すフラグ(書き込み中フラグ)をセット(バック
アップRAM上)し、書き込み終了で該フラグをクリア
する。書き込み中、KEYOFFすると、該フラグはセ
ットされたままとなり、次回KEYON時にフラグがセ
ットなら再書き込みを行うものである。
【0037】図2は、上記のような処理をも組み込んだ
書き込み処理全体の一例のフローチャートを示す。本例
は、ステップ101〜105からなり、ステップ101
〜103によるEEPROMへの書き込み処理について
は、イグニッションキーON直後1回のみ、本処理を行
う。ステップ104,105によるループでのバックア
ップRAMの更新処理は、そのイグニッションキーON
操作時からOFF操作までの間、繰り返して行うものと
する。
【0038】まず、ステップ101において、今回、イ
グニッションキーON直後、「書き込み中フラグ」がセ
ットされているか、クリアされているか、その状態をチ
ェックする。この「書き込み中フラグ」は、上述の如
く、EEPROMへの書き込み中を表すフラグであっ
て、バックアップRAM上のデータとして、そのセッ
ト、クリアが設定され、EEPROMへの書き込み処理
中はセットされ(ステップ103参照)、その書き込み
終了でクリアされるフラグである。したがって、前回の
書き込みタイミング(前回KEYON時)で、バックア
ップRAMからのEEPROMへの情報の書き込みが正
常に実行され、その書き込み終了で「書き込み中フラ
グ」がクリアされているときは、ステップ101からス
テップ102側が選択される。
【0039】ステップ102では、バックアップRAM
の記憶内容(ステップ105)をチェックし、前回の走
行(前回KEYON〜OFF)で更新された故障情報が
有るどうかについて判断する。バックアップRAMの故
障情報は、1セットのみ、最新の情報のみが記憶されて
いる。ステップ102の判断の結果、その答がNoのと
きは、前回の走行で更新された故障情報がないため、E
EPROMの有効利用を図るべく、ステップ103は実
行せず、そのまま、今回の一走行中(今回KEYON〜
OFFまでの間)において、該当する場合のバックアッ
プRAMへの故障情報への記憶処理を行う。すなわち、
上記のケースでは、KEYON直後1回のみ、ステップ
101→102を経る処理が実行された後、ステップ1
04,105によるループへ移行する。
【0040】ステップ104は故障発生かどうかの判定
ステップ、ステップ105は故障情報をバックアップR
AMに記憶(更新)するステップであり、これにより、
リアルタイムでの故障情報の記憶を行う。かかる処理で
は、前述のように、具体的には、故障発生に該当しない
とき、すなわちステップ104の答がNoの場合は、繰
り返しステップ104の判定に戻って、常時故障発生の
有無をチェックし、故障発生時(ステップ104の答が
Yesの場合)には、故障項目、および故障発生時の各
センサ入力、出力状態をバックアップRAMに記憶する
ようになすことができる。
【0041】このようにして、逐次、バックアップRA
Mの記憶内容を最新のものに更新することができる。か
かるバックアップRAMの更新処理は、今回イグニッシ
ョンキーON操作時からOFF操作までの間、繰り返し
て行い、そして、該当するときはステップ105の処理
をその都度実行する。したがって、今回走行中で、故障
発生があった場合は、今回イグニッションキーOFF時
には、バックアップRAMには、故障情報として、今回
記憶更新された最終情報(最新の情報)が記憶されてい
ることになる。この状態で、次回走行時、運転者がイグ
ニッションキーをON操作するタイミングを待つことと
なる。
【0042】一方、前記ステップ102の判断の答がY
esのときは、上述のようにして、バックアップRAM
の記憶更新処理があったときに該当する。したがって、
前回の走行で更新された故障情報がある。よって、この
場合は、ステップ102からステップ103側が選択さ
れ、KEYON直後1回のみ、該当するときは、その都
度、本ステップ103において、バックアップRAMの
その情報、すなわち前回記憶更新された故障情報をEE
PROMへ書き込む処理が実行される。
【0043】ここで、EEPROMの故障情報は、10
〜20セット記憶可能である。よって、好ましくは、過
去に記憶させた情報は消去せずに、新しい情報は順次追
加で書き込むようにする。すなわち、EEPROMに
は、記憶場所が1〜10乃至20あり、1つについて例
えば車速センサ7用、スロットルセンサ8用等複数の記
憶場所を有する。これを1セットという。かくて、1回
目にこの「1」の記憶場所に記憶させ、2回目には
「2」の記憶場所に記憶させ、そして、例えば記憶場所
が「1」〜「20」ある場合なら、20回目は「20」
の記憶場所に記憶させ、21回目に当たる書き込み処理
には、再度「1」の記憶場所に、元のデ−タを消して記
憶させるものである。かように、過去に記憶させた故障
情報は消去せずに、新しい情報は順次追加で書き込むよ
うにすると、過去の故障状況(故障履歴)について、こ
のEEPROMデータから取り出して、故障箇所やその
故障原因の解析を行う場合にも、より効果的なものとな
る。
【0044】しかして、本ステップ103による書き込
み中は、前記「書き込み中フラグ」をセットしておき、
書き込み終了で該「書き込み中フラグ」をクリアし、そ
の後、前記ステップ104,105のループへ移行す
る。
【0045】また、「書き込み中フラグ」は、EEPR
OMへの書き込み中に、もし運転者がイグニッションキ
ーをOFFすると、「書き込み中フラグ」はセットされ
たままとなる。この場合は、次回、ステップ101での
チェックの結果は、「書き込み中フラグ」がセット状態
にされているときに該当し、したがって、ステップ10
1は、該「書き込み中フラグ」がセットされていたら、
再書き込みを行う。よって、このようにすると、ステッ
プ101は、ステップ102の判断によらずして、次回
KEYON時に直接ステップ103側を選択でき、結
果、EEPROMへの再書き込み処理の実行を可能なら
しめる。
【0046】以上のように、本実施例による故障情報の
記憶処理制御によると、バックアップRAMとEEPR
OMとを有して、バックアップRAMに故障判定時の故
障項目、各センサ入力、出力状態を故障情報として記憶
できるとともに、これら故障発生時の情報量の豊富な故
障情報をバッテリーによるバックアップが不要なEEP
ROMに書き込むことができる。しかも、そのEEPR
OMへの故障情報の記憶に際しても、EEPROMへの
書き込みに伴う制約をも考慮した書き込み処理も実現で
き、バックアップRAMの情報が更新された場合で、な
おかつ、一走行中の最終情報をEEPROMに記憶させ
るべく書き込むことで、EEPROMを使用する場合で
も、その書き込み保証回数をすぐにオーバーしないよう
適切な記憶処理が行え、かつ必要最低限の書き込みを行
うことができる。したがって、たとえ車体からATCU
5を取り外してもそのEEPROMに書き込んだ故障記
憶情報が消えることもなく、かつまた、故障発生時の情
報量も容易に増加させ得て、その後の故障の有無を調べ
る場合は勿論、故障診断、故障原因の解析が容易になる
とともに、これを、その車両に使用のEEPROMへの
書き込み回数を的確に確保し、EEPROMの効果的、
実際的な最適使用を確保しつつ、達成することができ、
その効果は大である。
【0047】また、この場合、EEPROMへの書き込
みについて、イグニッションキーのON時、前回記憶更
新されたバックアップRAMの情報を書き込むようにす
ると、記憶情報が、数十バイトの場合でも、イグニッシ
ョンキーOFF時のリセット処理中では確保しにくい書
き込み時間を適切に確保し得て、更に、この点で効果的
な書き込み処理が実現できる。
【0048】更に、EEPROMへの書き込み中、イグ
ニッションキーがOFF操作された場合、EEPROM
に対し再度書き込みを行うのを可能にするようにすれ
ば、たとえ、上記の如くイグニッションキーのON時の
タイミングで書き込みを行う処理方式を採用しても、も
し、運転者が短時間でイグニッションキーをOFFし直
したような場面でも対処でき、仮に、EEPROMへの
書き込み中、イグニッションキーのOFF操作がされて
情報が無効となるような事態にも、かかる再書き込みで
対応可能である。
【0049】また、この場合において、EEPROMへ
の書き込み処理を表す「書き込み中フラグ」を、更にそ
の書き込み制御処理に導入し、「書き込み中フラグ」を
その書き込み処理中は第1の状態のセット状態に設定
し、その書き込み終了で第2の状態のクリア状態に切換
え、そして、EEPROMへの書き込み中、運転者がも
しイグニッションキーをOFF操作したなら、その場合
には、「書き込み中フラグ」はセットされた状態のまま
とするよう制御して、次回イグニッションキーのON操
作時に「書き込み中フラグ」の状態に応じ、そのセット
状態のままなら、そのときは再書き込みを行うようにす
ると、より適切に上記の事態に対応できる故障情報の記
録が実現できる。本発明は、このようにしても実施する
ことができる。
【0050】また、本発明に従う故障情報の記憶方法
は、次のような用途にも用いることができる。図4は、
故障診断装置としての構成の一例を示すものであるが、
使用方法としては、図に示す如く、次のような使い方が
できる。すなわち、ATCU15に故障診断用テスタ2
0を接続し、該故障診断用テスタ20で「故障情報表
示」を選択する。ATCU15から故障診断用テスタ2
0へEEPROM中のデ−タを送信し、該故障診断用テ
スタ20で表示する。ここに、EEPROM中のデ−タ
は、前述したように、前回の走行で更新された、バック
アップRAMからの最新の故障情報を含み、また、過去
に記憶させた情報は消去せずに、新しい情報は順次追加
で書き込まれた情報であり、このようはデータを外部接
続による故障診断用テスタ20で利用できることにな
る。本故障記憶装置は、このようにして使用することも
できる。
【0051】本発明は、以上の実施の形態、変形例等に
限定されるものではない。例えば、上記実施例では、バ
ッテリーのバックアップが不要なメモリとしてEEPR
OMを用いたが、これに限らず、EEPROM以外に
も、例えばフラッシュメモリでもよい。要は、バックア
ップ電源なしでデ−タを保持できる不揮発性メモリであ
ればよい。
【0052】また、本故障記憶装置は、例えば特開昭5
9−145945号公報の開示の故障診断にも、また前
掲特開昭59−145945号公報による故障表示にも
使えるものである。
【0053】また、本発明に従う故障情報の記憶システ
ムは、車両に装備される一または二以上の車載制御装置
を対象とすることが可能で、故障発生の場合のその情報
の記憶に有利に用いることができるものであるが、上記
実施例では、電子制御変速機およびエンジンの総合制御
装置の場合を例にした。しかし、これに限らず、例え
ば、エンジン用の制御装置を単独で対象として、また、
自動変速機用の制御装置を単独で対象として、同様に実
施できる。
【0054】また、オンボードダイアグノシス故障診断
における故障情報の記憶方式にも適用でき、例えばオン
ボードダイアグノシス故障診断機能をもつ電子制御自動
変速機において、本発明に従い、故障判定時の故障項
目、各センサ入力、出力状態を、バックアップ不要な不
揮発性メモリに記憶する場合の書き込み処理として実施
してもよい。
【0055】更にまた、変速機用の制御装置を対象に適
用する場合でも、有段の電子制御変速機に限らず、変速
機は無段変速機であってもよく、本発明は広く車両用制
御装置の故障記憶に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例の全体構成図である。
【図2】同例における故障情報の記憶に適用できる書き
込み処理の一例の全体のフローチャートを示す図であ
る。
【図3】同じく、その故障情報の記憶方法の基本の説明
に供する図である。
【図4】故障診断装置としての構成、使い方の説明に供
する図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバータ 4 変速機出力軸 5 エンジンコントローラ(ECCS) 6 エンジン回転センサ 7 車速センサ 8 スロットルセンサ 9 吸入空気量センサ 10 警告ランプ 11 コントロールバルブ 12,13 シフトバルブ 14 ロックアップソレノイド 15 自動変速機コントローラ(ATCU) 16 油温センサ 20 故障診断用テスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01R 31/00 G05B 23/02 301V G05B 23/02 301 G01M 17/00 J (56)参考文献 特開 平4−110249(JP,A) 特開 昭63−67540(JP,A) 特開 平3−234923(JP,A) 実開 昭62−141769(JP,U) 実開 昭59−165044(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 F16H 59/00 - 59/78 G01M 17/007 G01R 31/00 G05B 23/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンサからの入力に基づき車載制
    御装置により制御対象を制御する車両における故障情報
    の記憶装置であって、 バッテリーバックアップによる第1の記憶手段と、バッ
    クアップ電源なしでデータを保持できる第2の記憶手段
    とを備え、 該第1の記憶手段には故障発生時の故障情報を記憶し、
    かつイグニッションキーのON操作からそのOFF操作
    までの間、逐次その更新を可能にするとともに、 該第1の記憶手段の故障情報が更新された場合に、当該
    イグニッションキーのON操作からOFF操作までの間
    の当該第1の記憶手段のその最終情報を、前記第2の記
    憶手段に記憶させるべく、書き込むようにしてなる構成
    とし、かつ、 前記第2の記憶手段への書き込みは、 イグニッションキーのON時、前回記憶更新された前記
    第1の記憶手段の情報を書き込むようにしてなる、 ことを特徴とする車両用制御装置の故障記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶手段への書き込み中、イ
    グニッションキーがOFF操作された場合、第2の記憶
    手段に対する再書き込みを行うようにしてなる、ことを
    特徴とする請求項1記載の車両用制御装置の故障記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項において、 前記第2の記憶手段への書き込み処理を表すフラグを更
    に用い、 該フラグは、その書き込み処理中は第1の状態に設定し
    てその書き込み終了で第2の状態に切換えるとともに、
    第2の記憶手段への書き込み中、イグニッションキーが
    OFF操作された場合には、当該第1の状態のままとす
    るように制御し、 次回イグニッションキーのON操作時、前記フラグに状
    態に応じ、その状態が前記第1の状態のときは、前記再
    書き込みを行わせるようにしてなる、 ことを特徴とする車両用制御装置の故障記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記車載制御装置が、車両に搭載された
    電子制御変速機用の制御装置であるか、または車両に搭
    載された電子制御変速機およびエンジンの総合制御装置
    であるかのいずれかであり、かつ、 前記故障情報が、故障判定時の故障項目、各センサ入
    力、出力状態を表す情報であって、これら情報を記憶さ
    せる場合に適用してなる、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記
    載の車両用制御装置の故障記憶装置。
JP29491496A 1996-11-07 1996-11-07 車両用制御装置の故障記憶装置 Expired - Lifetime JP3166634B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29491496A JP3166634B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 車両用制御装置の故障記憶装置
US08/961,091 US5964813A (en) 1996-11-07 1997-10-30 Vehicle diagnostic data storing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29491496A JP3166634B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 車両用制御装置の故障記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10138780A JPH10138780A (ja) 1998-05-26
JP3166634B2 true JP3166634B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=17813892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29491496A Expired - Lifetime JP3166634B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 車両用制御装置の故障記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5964813A (ja)
JP (1) JP3166634B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8687127B2 (en) 2011-06-14 2014-04-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Video display apparatus and external power-supply apparatus

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10320294A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Unisia Jecs Corp コントロールユニットおよびその異常検出方法
JPH1136974A (ja) * 1997-07-24 1999-02-09 Mitsubishi Electric Corp 車両用制御装置
JP3552491B2 (ja) * 1997-10-03 2004-08-11 トヨタ自動車株式会社 車両用データバックアップシステムおよびそのシステムを構成する車載端末装置
US6285278B1 (en) 2000-01-28 2001-09-04 Holland Hitch Company Electronic system for monitoring a fifth wheel hitch
US6592230B2 (en) 1997-10-16 2003-07-15 Holland Hitch Company Truck rearview mirror assembly having a display for displaying trailer coupling status information
US6314422B1 (en) * 1997-12-09 2001-11-06 Chrysler Corporation Method for softlinking between documents in a vehicle diagnostic system
US6601015B1 (en) * 1998-03-02 2003-07-29 Cummins Engine Company, Inc. Embedded datalogger for an engine control system
JP4135220B2 (ja) * 1998-07-01 2008-08-20 株式会社デンソー 車両用電子制御装置
DE19836126A1 (de) * 1998-08-10 2000-02-24 Siemens Ag Steuergerät
JP2000267872A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Fujitsu Ltd 2重化システムにおける再開処理方式
DE50002456D1 (de) * 1999-03-31 2003-07-10 Bosch Gmbh Robert Verfahren und vorrichtung zur speicherung von daten in einem fahrzeug und zur auswertung der gespeicherten daten
WO2000072098A1 (de) * 1999-05-21 2000-11-30 Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg Verfahren zum nichtflüchtigen speichern mindestens eines betriebsdatenwerts eines elektromotors, und elektromotor zur durchführung eines solchen verfahrens
US6122575A (en) * 1999-06-30 2000-09-19 Hamilton Sundstrand Corporation APU troubleshooting system
DE19931184A1 (de) * 1999-07-07 2001-01-11 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Veränderung des Speicherinhalts von Steuergeräten
DE19961589A1 (de) * 1999-12-21 2001-07-05 Bosch Gmbh Robert Serviceelement in verteilten Systemen
JP4008197B2 (ja) * 2000-01-14 2007-11-14 株式会社デンソー ダイアグノーシス機能を有する車両用制御装置及び記録媒体
US6452485B1 (en) 2000-01-28 2002-09-17 The Holland Group, Inc. Electronic system for monitoring a fifth wheel hitch
US6681987B1 (en) 2000-03-09 2004-01-27 Meritor Heavy Vehicle Systems, Llc Smart card system for heavy vehicles
US6363304B1 (en) 2000-06-12 2002-03-26 Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc Personal data computer for vehicle monitoring
US6735514B2 (en) * 2000-10-16 2004-05-11 Stmicroelectronics S.R.L. Control device for a vehicle engine
US6349250B1 (en) * 2000-10-26 2002-02-19 Detroit Diesel Corporation Clear historic data from a vehicle data recorder
US6516251B1 (en) 2001-01-23 2003-02-04 Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc. Automated vehicle shutdown sequence
US6356824B1 (en) 2001-01-23 2002-03-12 Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc Vehicle systems data storage
DE10131300B4 (de) * 2001-07-02 2012-12-06 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Schutz eines Mikrorechner-Systems gegen Manipulation von in einer Speicheranordnung abgelegten Daten und Mikrorechner-System
DE10138602B4 (de) * 2001-08-07 2006-05-11 Robert Bosch Gmbh Fahrzeugsteuergerät und Verfahren zum Betreiben eines Fahrzeugsteuergeräts
US6587768B2 (en) 2001-08-08 2003-07-01 Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc Vehicle inspection and maintenance system
JP3549505B2 (ja) * 2001-08-10 2004-08-04 本田技研工業株式会社 データ記録装置
US7191053B2 (en) * 2001-12-21 2007-03-13 Astroflex Inc. Remote starting system for a vehicle
US6535802B1 (en) * 2002-01-25 2003-03-18 Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc Quick check vehicle diagnostics
ES2792174T3 (es) * 2002-01-29 2020-11-10 Yamaha Motor Co Ltd Unidad de pantalla de autodiagnóstico
JP3969278B2 (ja) * 2002-10-21 2007-09-05 株式会社デンソー 電子制御装置
JP4001088B2 (ja) * 2002-10-25 2007-10-31 株式会社デンソー 電子制御装置
US20040083040A1 (en) * 2002-10-28 2004-04-29 Thomas Parrott Vehicle data retrieval system
JP3898654B2 (ja) * 2003-02-27 2007-03-28 ジヤトコ株式会社 エンジンのトルク制御装置
US20040215379A1 (en) * 2003-04-22 2004-10-28 Vericom Compters Inc. Vehicle performance analyzer
US7168002B2 (en) * 2003-04-25 2007-01-23 International Business Machines Corporation Preservation of error data on a diskless platform
US7111489B2 (en) 2004-05-28 2006-09-26 Daimlerchrysler Corporation Tone wheel sensor tester
DE102004046874A1 (de) * 2004-09-28 2006-04-13 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben eines Verwaltungssystems von Funktionsmodulen
US7406624B2 (en) * 2005-02-15 2008-07-29 General Motors Corporation Method for responding to a control module failure
EP1908671B1 (en) * 2005-06-25 2010-08-18 Horiba, Ltd. Driving recorder
EP2495701A3 (en) * 2005-07-01 2014-05-28 Japan Automobile Research Institute Driving recorder
KR101323952B1 (ko) * 2005-07-01 2013-10-31 가부시키가이샤 호리바 세이샤쿠쇼 드라이빙 리코더
US7945358B2 (en) * 2005-08-18 2011-05-17 Environmental Systems Products Holdings Inc. System and method for testing the integrity of a vehicle testing/diagnostic system
FR2894548B1 (fr) * 2005-12-13 2008-02-01 Renault Sas Procede de controle du fonctionnement d'un vehicule base sur une strategie de diagnostic embarque definissant differents types de pannes
FR2894695B1 (fr) * 2005-12-14 2008-08-22 Renault Sas Procede de memorisation d'informations concernant un defaut de fonctionnement d'un dispositif
JP4822838B2 (ja) * 2005-12-26 2011-11-24 日立建機株式会社 作業機の変速制御装置
US8762165B2 (en) 2006-06-14 2014-06-24 Bosch Automotive Service Solutions Llc Optimizing test procedures for a subject under test
US8423226B2 (en) 2006-06-14 2013-04-16 Service Solutions U.S. Llc Dynamic decision sequencing method and apparatus for optimizing a diagnostic test plan
US9081883B2 (en) 2006-06-14 2015-07-14 Bosch Automotive Service Solutions Inc. Dynamic decision sequencing method and apparatus for optimizing a diagnostic test plan
US7865278B2 (en) * 2006-06-14 2011-01-04 Spx Corporation Diagnostic test sequence optimization method and apparatus
US7643916B2 (en) 2006-06-14 2010-01-05 Spx Corporation Vehicle state tracking method and apparatus for diagnostic testing
US8428813B2 (en) 2006-06-14 2013-04-23 Service Solutions Us Llc Dynamic decision sequencing method and apparatus for optimizing a diagnostic test plan
US7933696B2 (en) * 2006-08-31 2011-04-26 GM Global Technology Operations LLC Distributed arithmetic logic unit security check
JP4442617B2 (ja) * 2007-02-16 2010-03-31 株式会社デンソー 電子制御装置
JP4412390B2 (ja) * 2007-08-03 2010-02-10 株式会社デンソー 電子制御装置、診断結果の不揮発性メモリへの記憶許可方法、情報処理装置、診断結果の不揮発性メモリへの記憶許可システム
JP4552982B2 (ja) * 2007-08-03 2010-09-29 株式会社デンソー 電子制御装置
EP2026288A3 (en) 2007-08-03 2010-11-24 Denso Corporation Electronic control system and method for vehicle diagnosis
JP2009197977A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Denso Corp シフトレンジ切替制御装置
US8214101B2 (en) * 2008-02-29 2012-07-03 Caterpillar Inc. System and method for detecting machine movement and speed sensor failure
JP4557042B2 (ja) * 2008-04-23 2010-10-06 株式会社デンソー 電子制御装置、及び車両制御システム
JP4600510B2 (ja) * 2008-04-23 2010-12-15 株式会社デンソー 制御装置およびプログラム
JP4506868B2 (ja) * 2008-04-23 2010-07-21 株式会社デンソー 電子制御装置
US8239094B2 (en) 2008-04-23 2012-08-07 Spx Corporation Test requirement list for diagnostic tests
JP5176728B2 (ja) * 2008-07-04 2013-04-03 株式会社デンソー 車両用電子制御装置
US20100082197A1 (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Honeywell International Inc. Intermittent fault detection and reasoning
DE102009000871A1 (de) * 2009-02-16 2010-08-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Aufnahme und Übertragung von Betriebsdaten einer Brennkraftmaschine
FR2942893B1 (fr) * 2009-03-03 2016-07-01 Peugeot Citroen Automobiles Sa Calculateur moteur a activation prolongee.
US8648700B2 (en) 2009-06-23 2014-02-11 Bosch Automotive Service Solutions Llc Alerts issued upon component detection failure
JP5206737B2 (ja) * 2010-06-11 2013-06-12 株式会社デンソー 電子制御装置及び情報管理システム
JP5510402B2 (ja) * 2011-06-28 2014-06-04 株式会社デンソー シフトバイワイヤシステム
KR101337940B1 (ko) * 2012-08-16 2013-12-09 현대자동차주식회사 차량의 트립 데이터 소실 방지 방법
JP2015152503A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 ジヤトコ株式会社 自動変速機の検査システム
KR101575510B1 (ko) 2014-08-01 2015-12-07 현대자동차주식회사 이그니션 전원 모니터링을 이용한 시동꺼짐 원인 판단 방법 및 시스템
JP6442326B2 (ja) * 2015-03-02 2018-12-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両用制御装置
US9723692B2 (en) 2015-05-20 2017-08-01 Saf-Holland, Inc Fifth wheel coupling detection system with inspection and indication lighting arrangement
EP3315825B1 (en) * 2015-06-29 2022-04-06 Hitachi Astemo, Ltd. Control device for vehicle transmission
DE102015226651B4 (de) * 2015-12-23 2024-08-29 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtungen, Verfahren und Computerprogramm zum Steuern von Funktionen eines Fahrzeugs
US10769953B1 (en) 2019-06-11 2020-09-08 Toyota Motor North America, Inc. Vehicle-to-vehicle sensor data sharing
US11315427B2 (en) 2019-06-11 2022-04-26 Toyota Motor North America, Inc. Vehicle-to-vehicle sensor data sharing
CN110456761B (zh) * 2019-07-17 2020-09-11 中国第一汽车股份有限公司 能源管理装置的测试系统、方法及车辆
WO2023123020A1 (zh) * 2021-12-29 2023-07-06 华为技术有限公司 一种信息处理方法、装置及系统
CN115457678A (zh) * 2022-08-19 2022-12-09 奇瑞商用车(安徽)有限公司 一种汽车远程故障报文的记录方法
KR20240104386A (ko) 2022-12-28 2024-07-05 현대오토에버 주식회사 에러 코드 관리 방법 및 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4271402A (en) * 1979-08-29 1981-06-02 General Motors Corporation Motor vehicle diagnostic and monitoring device having keep alive memory
JPS59145945A (ja) * 1983-02-08 1984-08-21 Toyota Motor Corp 車輛用電子制御式変速機のダイアグノ−シス装置
JPH0637933B2 (ja) * 1985-01-22 1994-05-18 マツダ株式会社 自動変速機の故障診断装置
JPH05278581A (ja) * 1992-03-30 1993-10-26 Mazda Motor Corp 車両の自動制動装置
JPH0674086A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Nippondenso Co Ltd 車両の自己診断装置
JP3505760B2 (ja) * 1993-02-18 2004-03-15 株式会社デンソー 車両の自己診断装置
EP0631213B1 (en) * 1993-06-17 2001-10-17 Denso Corporation Vehicle diagnosis system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8687127B2 (en) 2011-06-14 2014-04-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Video display apparatus and external power-supply apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10138780A (ja) 1998-05-26
US5964813A (en) 1999-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3166634B2 (ja) 車両用制御装置の故障記憶装置
JP3549505B2 (ja) データ記録装置
EP1569176B1 (en) Operator-side system and mode file identifying method
US8406951B2 (en) Electronic control system for vehicles
JPH03135853A (ja) 自動車用制御装置および自動車制御方法
JP2002221075A (ja) 車両統合制御におけるフェイルセーフシステム
JPS61261145A (ja) 車両用故障診断装置
JPS62137454A (ja) 車速センサの異常判定装置
US8190321B2 (en) Electronic control unit with permission switching
JPS62291537A (ja) 車両用総合診断装置
JP4281808B2 (ja) 車両の制御装置およびその制御方法
US6466852B2 (en) Method and device for producing an error signal in a motor vehicle
JP4781113B2 (ja) 車両用電子制御システムの自動検査装置
JPH1063582A (ja) 車両用制御装置
JPH11141391A (ja) 自動車用制御装置
JP2001182607A (ja) 車両制御装置
JPH09146630A (ja) 故障診断装置
KR19990013274A (ko) 자동차용 제어장치
JPH07295627A (ja) 車両用総合制御装置
JP2002106408A (ja) 車両用電子制御装置
JPS62161038A (ja) 車載用の電子制御装置
JPH0635820Y2 (ja) 車両用故障診断装置
US6837216B1 (en) Electronic throttle control system
JPH1171786A (ja) 建設機械の車体搭載制御装置
JPH07182024A (ja) 自動車用診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090309

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term