JP3163792U - ボディタオル

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【課題】把握部分に滑り止め機能を持たせ、垢擦りを有効にし、健康増進に役立ち、皮膚摩擦を有効に出来るボディタオルを提供する。【解決手段】把握部分であるタオル両端部２を４重〜６重に折り重ね、柔らかいシリコーンゴム又はビニールチューブを縫い込み、指を差し込める穴３を設ける。【選択図】図１

本考案の内容は、１人で背中等を洗う場合に使用する垢擦りボディタオルの構造に関するものである。

従来、通常のボディタオルでは、１人で背中の垢擦りをする場合、ボディタオルの両端を両手でしっかりと把握する必要があり、握力が弱っている老人や握力に障害がある場合、充分な力で背中を擦ることが出来なかった。

また、従来の垢擦りボディタオルに石鹸をつけて、１人で背中の垢擦りをする場合、把握部分が更に滑り易くなり、その効果が不充分であった。

１人で背中の垢擦りをする時、把握する部分を滑り難くして、垢擦りを容易に、且つ有効に出来るボディタオルを供給すること。

しっかりと把握できて、健康にも役立つ身体摩擦に有効なボディタオルを供給すること。

以下図面により説明する。

図３の詳細図に示す如く、ボディタオル本体１の両端部２を４重〜６重に折り、巻き込み、膨らみを作り、押さえ糸２１で押さえ縫いをして、図５の如く把握出来るものとした。

図４に示す如く、ボディタオル本体１の両端部２に柔らかいシリコーンゴムチューブ等２３を縫いこむことで、図５の如く把握出来るものとした。

図１に示す如く、ボディタオル本体１の両端部２から内側の適切な位置に穴３を２箇所、合計４箇所設けたのもとした。

図１に示す如く、穴３を補強するために、穴補強布４をボディタオル本体１に縫い付けたものとした。

図５の如く、ボディタオル本体１を把握すると、両端部２の膨らみが滑り止めとなって、握力が弱くても滑らず、しっかりと把握することが出来る。

図６の如く、ボディタオル本体１を縦に折り、１つになった穴３に親指を差し込み、把握すると、確実な滑り止めとなる。

図７の如く、手の届かない背中、肩、腰等にボディタオルを使用すれば、有効な垢擦りが可能となる。また身体摩擦に使用すれば、血行の循環を促し、健康増進に役立つものとなる。

図８の如く、ボディタオルの乾燥時にボディタオル本体１に設けた穴３を利用して吊るすことが出来き、洗濯バサミ等が不要となる。

本考案のボディタオル本体１の素材は、加工方法により、肌触りのソフトなものや固いものを作ることが出来るナイロン繊維を使用するとよい。

ボディタオル本体１の巾は１５ｃｍ〜２０ｃｍがよく、長さは１ｍ〜１．３ｍとし、大、中、小とサイズ分けをして作ればよい。

図４如く、ボディタオル本体１の両端部２に柔らかいシリコーンゴムチューブ等２３を縫い込むことで、滑り止めとして最も簡単で有効なものとなる。

図７に背中を摩擦する場合と、背中を垢擦りをする場合の様子を示した。

特になし。

ボディタオルの平面図ボディタオルの断面図ボディタオルの断面詳細図ボディタオル両端部にシリコーンゴムチューブ等を縫い込んだ様子ボディタオルを把握した様子ボディタオルの穴に親指を差し込んで把握した様子ボディタオルを背中の摩擦に使用している様子ボディタオルを竿竹等で乾燥する時の様子

１．ボディタオル本体
２．ボディタオル両端部
２１．押さえ糸
２２．かがり糸
２３．シリコーンゴムチューブ等
３．ボディタオルに設けた穴
４．穴補強布
４１．穴押さえ糸
４２．穴かがり糸