JP3158640B2 - パターンマッチング方法 - Google Patents
パターンマッチング方法Info
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Description
に係り、詳しくは、マッチング率の高いエリアの中か
ら、最もマッチング精度の良いと推定されるポイントを
正確に求めることができるパターンマッチング方法に関
する。
出するための手段として、パターンマッチング方法が適
用される。パターンマッチングは、基準パターンを予め
メモリに登録しておき、この基準パターンをカメラに取
り込まれたサーチエリア内をスキャンニングさせて、最
もマッチング率の良いポイントを抽出するものである。
このようなパターンマッチングは、例えば電子部品を基
板に搭載する技術分野において、基板に形成された位置
基準マークや回路パターンの位置や、基板に搭載された
電子部品の位置や品種を検査する場合に行われる。
ンをサーチエリア内をスキャンニングさせながらマッチ
ング率を計算していった場合、通常、マッチング率の最
も良いポイントは、ある程度の広い面積を有するエリア
内に複数個あらわれる。これは、主としてカメラに取り
込まれた画像のノイズ等のためである。このように最も
マッチング率の良いポイントが複数個あらわれると、検
査対象物の位置等を正確に決定できないこととなる。
いと推定されるポイントを正確に決定することができる
パターンマッチング方法を提供することを目的とする。
ンマッチングを行って、求めようとするポイントが存在
する可能性がきわめて高いと予想される精密サーチエリ
アを設定する。次にこの精密サーチエリア内で基準パタ
ーンを精密にスキャンニングさせて、マッチング率の高
低の分布を求める。そして求められたマッチング率別
に、それぞれのマッチング率の分布エリアの重心位置を
求め、これらの複数の重心位置の平均位置を計算するこ
とにより、最もマッチング率の良いポイントを決定す
る。
によって得られるマッチング率の良いエリアの中から、
真に最もマッチング率の良いと推定されるポイントを正
確に決定することができる。
を例にとり、図面を参照しながら本発明の実施例を説明
する。図1はパターンマッチングを行うための全体のシ
ステム図である。基板2には検査対象物としての電子部
品1が搭載されており、上方の光源4から照明光を照射
し、その明暗画像を上方のカメラ5に取り込む。カメラ
5には、A/D変換器6を介して、第1のメモリ7と第
2のメモリ8が接続されている。第1のメモリ7には基
準パターンの画像データが登録され、第2のメモリ8に
はカメラ5に取り込まれた検査対象物である電子部品1
の画像データが入力される。これらのメモリ7、8は演
算部9に接続され、演算部9はCPU10に接続されて
いる。演算部9は、マッチング率の演算を行う。またC
PU10は重心計算等を行い、また演算部9等を制御す
る。
り、次に図2〜図6を参照しながら、パターンマッチン
グ方法を説明する。まず、形状の良い電子部品1を選択
し、この電子部品1をカメラ5により観察して、その画
像を取り込む。図2に示すAは、カメラ5に取り込まれ
た2値若しくは多値の明暗画像を示している。この画像
Aのタテ、ヨコの画素Gの数は、各々512個である。
基準パターンBとし、この基準パターンBの画像データ
をメモリ7に登録する。基準パターンBのタテ、ヨコの
画素Gの数は、各々128個である。本実施例では、特
徴部1aとして、電子部品1の角部を抽出しているが、
リード付電子部品の場合は、リードの先端部分も特徴部
として有用であり、更にはプリント基板上に形成してあ
る認識マークやベアチップ上面の回路パターンや認識マ
ークも有用である。
ラ5で観察し、その画像を取り込む。図3に示すCは、
カメラ5の視野内に設定されたサーチエリアであって、
サーチエリアとの画像データはメモリ8に入力される。
次に、メモリ7に登録された基準パターンBを、このサ
ーチエリアC内において、矢印N方向にスキャンニング
させながら、各々のスキャンニング位置におけるマッチ
ング率を計算する。この計算は演算部9により行われ
る。このパターンマッチングは、粗パターンマッチング
であって、本実施例では12画素スキップさせながら行
っている。
グにおいて最もマッチング率が高かったエリアであり、
このエリアの近傍に、求めようとするポイントが存在す
るものと予想される。そこでこのエリアB1を若干(例
えばタテ、ヨコ方向に各々24画素)拡大したエリアD
を設定する。求めようとするポイントがこのエリアD内
に存在する可能性はきわめて高いと予想されるので、次
にこのエリアDを精密サーチエリアとし、図4に示すよ
うに、再度、基準パターンBをこの精密サーチエリアD
内を矢印N方向に精密にスキャンニングさせながら、各
々のスキャンニング位置におけるマッチング率を計算す
る。このパターンマッチングは精密に行うものであり、
したがって基準パターンBをスキップさせることなく、
あるいはスキップ量をきわめて小さくして、パターンマ
ッチングを行う。
チングのマッチング率の分布図である。図中、Aはマッ
チング率96%のポイントであり、以下、B,C,D,
E,F,G,H,Iのマッチング率は各々95%,94
%,93%,92%,91%,90%,89%,88%
のポイントである。すなわち、最もマッチングの良いA
を中心として、外方へ行くにしたがい、マッチング率は
次第に低下する。
ように、パターンマッチングを行った場合、マッチング
率の最もよいポイントAは、図5のテーブルで示すよう
に複数個にあらわれることから、検査対象物の位置を正
確に決定できなかったものである。そこで本手段では、
次に述べる方法により、最もマッチング率の良いポイン
トを決定する。
Y,Zの立体座標であらわしたものである。図中SA,
SB,SC,SD・・・は、上記したマッチング率を有
するポイントA,B,C,D・・・の分布エリアであ
る。そこで、各エリアSA,SB・・・の重心のXY座
標位置GA(XA,YA),GB(XB,YB)・・・
をCPU10により計算する。次に、最小自乗法によ
り、各座標位置GA,GB・・・を通る線Qと、この線
Qが最もマッチング率の高いエリアSAと交差する座標
位置GO(XO,YO)を平均値として求める。この座
標位置GOが、真に最もマッチング率の良いポイントで
あると決定される。この座標位置GOは、最小自乗法以
外にも、例えば各々の重心GA,GB・・・の単純な平
均位置から求めることもできる。従来手段では、ノズル
による認識誤差が±2画素程度みられるが、本手段によ
れば±0.2画素程度となり、少数点以下の認識位置の
解析が可能となる。
密なパターンマッチングを行うエリアを縮減して、全体
のパターンマッチング時間を短縮するために行ったもの
であり、粗パターンマッチング方法としては、上記スキ
ップ手段以外にも低解像度の画像パターンを採用して、
マッチング回数を削減する方法等も知られている。また
上記実施例では、電子部品1の位置検出を例にとって説
明したが、本発明は基板2に形成された位置基準マーク
3(図1参照)の検出等の他の手段にも適用できる。
ターンマッチングによって得られたマッチング率のよい
エリア内の中から、真に最もマッチングの良いポイント
を正確に決定することができる。
全体システム図
ル図
Claims (1)
- 【請求項1】(1)カメラによりマスター対象物の特徴
部の画像を取り込み、その画像データを基準パターンと
してコンピュータのメモリに登録するステップと、
(2)カメラにより検査対象物の画像を取り込み、取り
込まれた画像にサーチエリアを設定して、このサーチエ
リア内で基準パターンをスキャンニングさせて粗パター
ンマッチングを行い、求めようとするポイントが存在す
る可能性がきわめて高いと予想される精密サーチエリア
を設定するステップと、(3)精密サーチエリア内で基
準パターンを精密にスキャンニングさせて、マッチング
率の高低の分布を求めるステップと、(4)前記(3)
のステップで求められたマッチング率別に、それぞれの
マッチング率の分布エリアの重心位置を求めるステップ
と、(5)前記(4)のステップで求められた複数の重
心位置の平均位置を計算することにより、最もマッチン
グ率の良いポイントを決定するステップと、から成るこ
とを特徴とするパターンマッチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11719492A JP3158640B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | パターンマッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11719492A JP3158640B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | パターンマッチング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05312543A JPH05312543A (ja) | 1993-11-22 |
JP3158640B2 true JP3158640B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=14705730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11719492A Expired - Fee Related JP3158640B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | パターンマッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3158640B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006234793A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-09-07 | Juki Corp | 部品位置検出方法および装置 |
JP4550110B2 (ja) | 2005-03-03 | 2010-09-22 | パイオニア株式会社 | テンプレートマッチング処理装置及び方法、ホログラム再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム |
JP6751567B2 (ja) * | 2016-02-18 | 2020-09-09 | Juki株式会社 | 電子部品検査方法、電子部品実装方法、及び電子部品実装装置 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11719492A patent/JP3158640B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05312543A (ja) | 1993-11-22 |
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