JP3149988B2 - テレビジョン映像音声信号の伝送装置 - Google Patents
テレビジョン映像音声信号の伝送装置Info
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- JP3149988B2 JP3149988B2 JP11590492A JP11590492A JP3149988B2 JP 3149988 B2 JP3149988 B2 JP 3149988B2 JP 11590492 A JP11590492 A JP 11590492A JP 11590492 A JP11590492 A JP 11590492A JP 3149988 B2 JP3149988 B2 JP 3149988B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン映像音声信
号の伝送装置に関し、特にスタジオから送信所へのマイ
クロ波による伝送装置に関する。
号の伝送装置に関し、特にスタジオから送信所へのマイ
クロ波による伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ局のスタジオから送信所ま
で映像信号と音声信号を伝送する場合、スタジオと送信
所が近い場合はテレビ局で保有するマイクロ波伝送装置
で直接伝送できるが、遠く離れている場合は商用のマイ
クロ波伝送装置を利用し信号を伝送している。
で映像信号と音声信号を伝送する場合、スタジオと送信
所が近い場合はテレビ局で保有するマイクロ波伝送装置
で直接伝送できるが、遠く離れている場合は商用のマイ
クロ波伝送装置を利用し信号を伝送している。
【0003】テレビジョン音声多重放送用音声信号は、
例えばステレオモード時にはメインチャンネル、サブチ
ャンネル、パイロットの3信号から成り立ち、パイロッ
ト信号の搬送波は水平同期信号周波数(fH )の3.5
倍の周波数を用いている。しかし、商用マイクロ波伝送
装置の音声信号の伝送帯域は3.5×fH まで周波数特
性が伸びていない。従って、商用マイクロ波伝送装置を
利用して信号伝送を行い音声多重放送を行う場合は、図
5に示す如く、映像信号の他、メインチャンネル、サブ
チャンネル、パイロットの各音声用信号をベースバンド
信号の形でマイクロ波送信機3を入力し、送信所へ送
る。送信所においては、マイクロ波受信機4から各信号
を出力した後、音声用の3信号は音声多重端局1で音声
多重放送用音声信号に変換され、映像信号とともにテレ
ビジョン送信機6に送られ、送信機6から放送送信され
る。
例えばステレオモード時にはメインチャンネル、サブチ
ャンネル、パイロットの3信号から成り立ち、パイロッ
ト信号の搬送波は水平同期信号周波数(fH )の3.5
倍の周波数を用いている。しかし、商用マイクロ波伝送
装置の音声信号の伝送帯域は3.5×fH まで周波数特
性が伸びていない。従って、商用マイクロ波伝送装置を
利用して信号伝送を行い音声多重放送を行う場合は、図
5に示す如く、映像信号の他、メインチャンネル、サブ
チャンネル、パイロットの各音声用信号をベースバンド
信号の形でマイクロ波送信機3を入力し、送信所へ送
る。送信所においては、マイクロ波受信機4から各信号
を出力した後、音声用の3信号は音声多重端局1で音声
多重放送用音声信号に変換され、映像信号とともにテレ
ビジョン送信機6に送られ、送信機6から放送送信され
る。
【0004】図6は従来の映像信号と副搬送波の周波数
配列を示す図である。
配列を示す図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の商用マイクロ波伝送装置を利用して映像及び音声
信号を伝送する為には、映像信号帯域の上に複数の副搬
送波を立てて、メインチャンネル信号、サブチャンネル
信号、パイロット信号をベースバンド信号で変調するた
め周波数占有帯域が広くなると共に、音声多重端局が送
信所側に設けられる必要がある。このため音声信号の多
重特性を測定する場合は送信所まで行く必要がある他、
音声多重端局が故障した場合、修理の人間が送信所へ行
き修理するまでの間、異常のまま放送しなければならな
い等の問題があった。
従来の商用マイクロ波伝送装置を利用して映像及び音声
信号を伝送する為には、映像信号帯域の上に複数の副搬
送波を立てて、メインチャンネル信号、サブチャンネル
信号、パイロット信号をベースバンド信号で変調するた
め周波数占有帯域が広くなると共に、音声多重端局が送
信所側に設けられる必要がある。このため音声信号の多
重特性を測定する場合は送信所まで行く必要がある他、
音声多重端局が故障した場合、修理の人間が送信所へ行
き修理するまでの間、異常のまま放送しなければならな
い等の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信端
局をスタジオ側にもち、この送信端局は多重放送用音声
信号を入力して搬送波を周波数変調する音声信号変調器
と、テレビジョン放送に最低限必要な帯域まで映像信号
を帯域制限する低域通過ろ波器と、ろ波器を通過した映
像信号と変調された副搬送波と信号合成する合成器とを
備えている。
局をスタジオ側にもち、この送信端局は多重放送用音声
信号を入力して搬送波を周波数変調する音声信号変調器
と、テレビジョン放送に最低限必要な帯域まで映像信号
を帯域制限する低域通過ろ波器と、ろ波器を通過した映
像信号と変調された副搬送波と信号合成する合成器とを
備えている。
【0007】また送信所側には受信端局をもち、この受
信端局は映像信号と周波数変調された搬送波を分離し映
像信号のみを取り出す分離器と、周波数変調された搬送
波を復調し多重放送用信号を取り出す音声信号復調器と
を備えている。
信端局は映像信号と周波数変調された搬送波を分離し映
像信号のみを取り出す分離器と、周波数変調された搬送
波を復調し多重放送用信号を取り出す音声信号復調器と
を備えている。
【0008】本発明においては、この送信端局及び受信
端局をマイクロ波伝送装置の映像信号入出力部にそれぞ
れ接続し、マイクロ波伝送装置の映像信号伝送帯域のみ
を使用してスタジオから送信所まで映像信号とテレビジ
ョン多重放送用音声信号を伝送している。
端局をマイクロ波伝送装置の映像信号入出力部にそれぞ
れ接続し、マイクロ波伝送装置の映像信号伝送帯域のみ
を使用してスタジオから送信所まで映像信号とテレビジ
ョン多重放送用音声信号を伝送している。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。図1は、本発明の実施例を示す系統図である。
図のスタジオ側において、メインチャンネル、サブチャ
ンネル、パイロット信号の音声用信号は音声多重端局1
でテレビジョン多重放送用音声信号に変換された後、映
像信号と共に送信端局2へ入力される。送信端局2でテ
レビジョン多重放送用音声信号は映像信号と合成された
あと、マイクロ波送信機3に送られ、ここから送信所側
へ送られる。
明する。図1は、本発明の実施例を示す系統図である。
図のスタジオ側において、メインチャンネル、サブチャ
ンネル、パイロット信号の音声用信号は音声多重端局1
でテレビジョン多重放送用音声信号に変換された後、映
像信号と共に送信端局2へ入力される。送信端局2でテ
レビジョン多重放送用音声信号は映像信号と合成された
あと、マイクロ波送信機3に送られ、ここから送信所側
へ送られる。
【0010】送信端局2においては、図2に示すように
多重放送用音声信号は変調器7に送られ、ここで所定の
搬送波を周波数変調して合成器9に送られる。他方映像
信号は急峻なカットオフ特性をもつ低域通過ろ波器8に
よって帯域制限されたあと、合成器9におくられる。送
信端局2の出力には映像信号と変調された搬送波が含ま
れ、これがマイクロ波送信機3の映像信号入力端子に入
力される。
多重放送用音声信号は変調器7に送られ、ここで所定の
搬送波を周波数変調して合成器9に送られる。他方映像
信号は急峻なカットオフ特性をもつ低域通過ろ波器8に
よって帯域制限されたあと、合成器9におくられる。送
信端局2の出力には映像信号と変調された搬送波が含ま
れ、これがマイクロ波送信機3の映像信号入力端子に入
力される。
【0011】送信所側ではマイクロ波受信機4で受信
し、映像信号と音声用信号により変調された搬送波が出
力される。この出力信号は受信端局5に入力され、ここ
で図3に示す構成により、映像信号の分離と、多重放送
用音声信号の復調が行なわれ、それぞれの信号はテレビ
ジョン送信機6に入力される。
し、映像信号と音声用信号により変調された搬送波が出
力される。この出力信号は受信端局5に入力され、ここ
で図3に示す構成により、映像信号の分離と、多重放送
用音声信号の復調が行なわれ、それぞれの信号はテレビ
ジョン送信機6に入力される。
【0012】図4は本発明による映像信号と副搬送波の
周波数配列を示す図である。
周波数配列を示す図である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信端局、受信端局を商用マイクロ波伝送装置に付加す
ることにより、商用マイクロ波伝送装置の映像信号伝送
回路を用いてスタジオから映像信号と多重放送用音声信
号を伝送できるという効果を有する。
送信端局、受信端局を商用マイクロ波伝送装置に付加す
ることにより、商用マイクロ波伝送装置の映像信号伝送
回路を用いてスタジオから映像信号と多重放送用音声信
号を伝送できるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す系統図。
【図2】図1における送信端局の構成を示すブロック
図。
図。
【図3】図1における受信端局の構成を示すブロック
図。
図。
【図4】本発明における映像信号と副搬送波の周波数配
列を示す図。
列を示す図。
【図5】従来技術を示す系統図。
【図6】従来技術における映像信号と副搬送波の周波数
配列を示す図。
配列を示す図。
1 音声多重端局 2 送信端局 3 マイクロ波送信機 4 マイクロ波受信機 5 受信端局 6 テレビジョン送信機 7 音声信号変調器 8 低域通過ろ波器 9 合成器 10 分離器 11 音声信号復調器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−171374(JP,A) 実開 昭54−146125(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/00 H04N 5/38 - 5/63 H04N 7/025 - 7/088
Claims (1)
- 【請求項1】 メインチャンネル信号、サブチャンネル
信号、及びパイロット信号からなる音声多重放送用音声
信号で副搬送波を周波数変調する音声信号変調器と、映
像信号の帯域を制限する低域通過ろ波器と、前記音声信
号変調器の出力と前記低域通過ろ波器からの映像信号を
合成する合成器を備えた送信端局と、 該送信端局からの送信出力からの映像信号のみを取り出
す分離器と、周波数変調された副搬送波を復調し、音声
多重放送用音声信号を取り出す音声信号復調器を備えた
受信端局とを有し、 前記送信端局及び前記受信端局がマイクロ波伝送装置の
映像入出力部に接続され、該マイクロ波伝送装置の映像
信号伝送帯域のみを用いて前記映像信号及び前記音声多
重放送用音声信号を伝送することを特徴とするテレビジ
ョン映像音声信号の伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11590492A JP3149988B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | テレビジョン映像音声信号の伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11590492A JP3149988B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | テレビジョン映像音声信号の伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336473A JPH05336473A (ja) | 1993-12-17 |
JP3149988B2 true JP3149988B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=14674091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11590492A Expired - Fee Related JP3149988B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | テレビジョン映像音声信号の伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149988B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP11590492A patent/JP3149988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05336473A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001213 |
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