JP3147746B2 - 選曲装置 - Google Patents
選曲装置Info
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 9
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 39
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- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 2
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 1
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープレコーダーの
選曲装置に関するものである。
選曲装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダーの選曲装置として、従
来より信号レベルの強弱を利用した曲間検出による選曲
装置が多く用いられている。以下図面を参照しながら、
従来技術による選曲装置の一例について説明する。図3
は従来の選曲装置の一例を示すブロック図である。図3
において、テープ走行系1は磁気テープ11および再生
ヘッド12等により構成され、両端がそれぞれ巻き取り
リールおよび供給リールに巻き回されている磁気テープ
11の磁性面に接するように再生ヘッド12が設置され
ている。再生増幅部2は再生ヘッド12からの信号を入
力している。比較部3には再生増幅部2の出力を入力し
ている。スイッチ素子4は比較部3の出力をメカニズム
制御部9からの制御信号により曲頭検出部5または曲尾
検出部6に切り換えて入力している。無視時間設定部7
は曲頭検出部5および前記曲尾検出部6に対して無視時
間を設定している。メカニズム制御部9は図示されてい
ない操作卓や曲頭検出部5および曲尾検出部6等の入力
を受けてテープ走行系1のテープ走行や前述のスイッチ
素子4の切り換えを制御している。
来より信号レベルの強弱を利用した曲間検出による選曲
装置が多く用いられている。以下図面を参照しながら、
従来技術による選曲装置の一例について説明する。図3
は従来の選曲装置の一例を示すブロック図である。図3
において、テープ走行系1は磁気テープ11および再生
ヘッド12等により構成され、両端がそれぞれ巻き取り
リールおよび供給リールに巻き回されている磁気テープ
11の磁性面に接するように再生ヘッド12が設置され
ている。再生増幅部2は再生ヘッド12からの信号を入
力している。比較部3には再生増幅部2の出力を入力し
ている。スイッチ素子4は比較部3の出力をメカニズム
制御部9からの制御信号により曲頭検出部5または曲尾
検出部6に切り換えて入力している。無視時間設定部7
は曲頭検出部5および前記曲尾検出部6に対して無視時
間を設定している。メカニズム制御部9は図示されてい
ない操作卓や曲頭検出部5および曲尾検出部6等の入力
を受けてテープ走行系1のテープ走行や前述のスイッチ
素子4の切り換えを制御している。
【0003】以上のように構成された従来の選曲装置に
ついて以下その動作を説明する。メカニズム制御部9に
よりテープ走行系1の走行モードをテープの磁性面に再
生ヘッドが当接したまま再生方向に高速走行させるキュ
ーサーチモードに設定したときには、磁気テープ11が
早送りされるとともに再生ヘッド12は磁気テープ11
に接しているため早送り時の再生信号が出力される。こ
の信号は再生増幅部2で増幅されたのち、比較部3で内
部で設定された基準レベルと比較され、この基準レベル
より信号が大きければ”H”を出力し小さければ”L”
を出力する。この出力信号はキューサーチモード時には
スイッチ素子4がメカニズム制御部9の制御信号により
曲頭検出部5に接続されるため、曲頭検出部5で曲頭検
出されて比較部3の出力が”L”から”H”になった曲
頭位置でメカニズム制御部9に制御信号を出力する。メ
カニズム制御部9は曲頭検出部5から曲頭信号が入力さ
れるとテープ走行系1の走行モードをたとえば通常走行
モードに切り換える制御信号を出してテープ走行系1の
走行モードを切り換えることにより曲の先頭からの再生
走行を行うことができる。
ついて以下その動作を説明する。メカニズム制御部9に
よりテープ走行系1の走行モードをテープの磁性面に再
生ヘッドが当接したまま再生方向に高速走行させるキュ
ーサーチモードに設定したときには、磁気テープ11が
早送りされるとともに再生ヘッド12は磁気テープ11
に接しているため早送り時の再生信号が出力される。こ
の信号は再生増幅部2で増幅されたのち、比較部3で内
部で設定された基準レベルと比較され、この基準レベル
より信号が大きければ”H”を出力し小さければ”L”
を出力する。この出力信号はキューサーチモード時には
スイッチ素子4がメカニズム制御部9の制御信号により
曲頭検出部5に接続されるため、曲頭検出部5で曲頭検
出されて比較部3の出力が”L”から”H”になった曲
頭位置でメカニズム制御部9に制御信号を出力する。メ
カニズム制御部9は曲頭検出部5から曲頭信号が入力さ
れるとテープ走行系1の走行モードをたとえば通常走行
モードに切り換える制御信号を出してテープ走行系1の
走行モードを切り換えることにより曲の先頭からの再生
走行を行うことができる。
【0004】同様に、テープ走行系1の走行モードがテ
ープの磁性面に再生ヘッドが当接したまま再生方向と逆
方向に高速走行させるレビューサーチモード時には磁気
テープ11が巻き戻されると共に再生ヘッド12は磁気
テープ11に接しているため巻き戻し時の再生信号が出
力される。この信号は再生増幅部2で増幅されたのち、
比較部3で内部で設定された基準レベルと比較されこの
基準レベルより信号が大きければ”H”を出力し小さけ
れば”L”を出力する。この出力信号はレビューサーチ
モード時にはスイッチ素子4がメカニズム制御部9の制
御信号により曲尾検出部6に接続されるため、曲尾検出
部6で曲尾検出されて比較部3の出力が”H”から”
L”になる曲尾位置でメカニズム制御部9に制御信号を
出力する。この時のテープ位置は巻き戻し方向での曲尾
であるため通常走行方向に対しては曲頭位置となってい
る。メカニズム制御部9は曲尾検出部6から曲尾信号が
入力されるとテープ走行系1の走行モードをたとえば通
常走行モードに切り換える制御信号を出して走行モード
を切り換えることにより曲の先頭からの再生走行を行う
ことができる。レビューサーチで曲尾検出され曲頭から
通常走行モードで再生が開始され曲頭部分の再生音を4
〜5秒間聞いて目的の曲でなかった場合、その曲のもう
一つ前の曲の曲頭を探すためにもう一度レビューサーチ
モードとすると同じ曲の曲頭で再び曲尾検出されてしま
う。
ープの磁性面に再生ヘッドが当接したまま再生方向と逆
方向に高速走行させるレビューサーチモード時には磁気
テープ11が巻き戻されると共に再生ヘッド12は磁気
テープ11に接しているため巻き戻し時の再生信号が出
力される。この信号は再生増幅部2で増幅されたのち、
比較部3で内部で設定された基準レベルと比較されこの
基準レベルより信号が大きければ”H”を出力し小さけ
れば”L”を出力する。この出力信号はレビューサーチ
モード時にはスイッチ素子4がメカニズム制御部9の制
御信号により曲尾検出部6に接続されるため、曲尾検出
部6で曲尾検出されて比較部3の出力が”H”から”
L”になる曲尾位置でメカニズム制御部9に制御信号を
出力する。この時のテープ位置は巻き戻し方向での曲尾
であるため通常走行方向に対しては曲頭位置となってい
る。メカニズム制御部9は曲尾検出部6から曲尾信号が
入力されるとテープ走行系1の走行モードをたとえば通
常走行モードに切り換える制御信号を出して走行モード
を切り換えることにより曲の先頭からの再生走行を行う
ことができる。レビューサーチで曲尾検出され曲頭から
通常走行モードで再生が開始され曲頭部分の再生音を4
〜5秒間聞いて目的の曲でなかった場合、その曲のもう
一つ前の曲の曲頭を探すためにもう一度レビューサーチ
モードとすると同じ曲の曲頭で再び曲尾検出されてしま
う。
【0005】これを防ぐためにサーチモードが開始され
てから無視時間設定部7で設定された時間の間は曲尾検
出部6での曲尾検出を禁止している。またキューサーチ
時には曲頭検出をしてから停止して再生走行を行うと、
停止したときは曲の始めにかかっており曲頭部分が再生
されないため実際には曲頭から2〜3秒間に相当するテ
ープ量を巻き戻してから再生走行を行う。そのためキュ
ーサーチで曲頭検出をして曲頭から再生走行をおこなう
と曲間の無信号部分から再生を開始するが、このとき、
これから再生する曲が目的の曲でないことがわかってい
る場合、次の曲の曲頭を探すためにもう一度キューサー
チを行うと同じ曲の曲頭を検出してしまう。これを防ぐ
ためにサーチモードが開始されてから無視時間設定部7
で設定された時間の間は曲頭検出部5での曲頭検出を禁
止している。このため無視時間設定部の設定時間は5秒
程度に設定されている。
てから無視時間設定部7で設定された時間の間は曲尾検
出部6での曲尾検出を禁止している。またキューサーチ
時には曲頭検出をしてから停止して再生走行を行うと、
停止したときは曲の始めにかかっており曲頭部分が再生
されないため実際には曲頭から2〜3秒間に相当するテ
ープ量を巻き戻してから再生走行を行う。そのためキュ
ーサーチで曲頭検出をして曲頭から再生走行をおこなう
と曲間の無信号部分から再生を開始するが、このとき、
これから再生する曲が目的の曲でないことがわかってい
る場合、次の曲の曲頭を探すためにもう一度キューサー
チを行うと同じ曲の曲頭を検出してしまう。これを防ぐ
ためにサーチモードが開始されてから無視時間設定部7
で設定された時間の間は曲頭検出部5での曲頭検出を禁
止している。このため無視時間設定部の設定時間は5秒
程度に設定されている。
【0006】この曲頭検出部5、曲尾検出部6および無
視時間設定部7の動作をテープ位置で説明した図が図4
である。図4において(A)は再生増幅部2の出力であ
る。この出力信号は比較部3で破線のような基準レベル
と比較されるため比較部3の出力は図4(B)のような
出力となる。このように録音された磁気テープを2曲目
のcの位置からキューサーチを行うとそのときの比較部
3の出力は図(C)のようになり曲頭検出部5で曲無→
曲有の部分を検出することにより曲頭検出をするため3
曲目の曲頭のc1の位置でテープ走行系1の走行モード
を変える。一方、2曲目のdの位置からレビューサーチ
を行うとそのときの比較部3の出力は図4(D)のよう
になり曲尾検出部6で曲有→曲無の部分を検出すること
により曲尾検出をするため2曲目の曲頭のd1の位置で
テープ走行系1の走行モードを変える。
視時間設定部7の動作をテープ位置で説明した図が図4
である。図4において(A)は再生増幅部2の出力であ
る。この出力信号は比較部3で破線のような基準レベル
と比較されるため比較部3の出力は図4(B)のような
出力となる。このように録音された磁気テープを2曲目
のcの位置からキューサーチを行うとそのときの比較部
3の出力は図(C)のようになり曲頭検出部5で曲無→
曲有の部分を検出することにより曲頭検出をするため3
曲目の曲頭のc1の位置でテープ走行系1の走行モード
を変える。一方、2曲目のdの位置からレビューサーチ
を行うとそのときの比較部3の出力は図4(D)のよう
になり曲尾検出部6で曲有→曲無の部分を検出すること
により曲尾検出をするため2曲目の曲頭のd1の位置で
テープ走行系1の走行モードを変える。
【0007】つぎに図4(B)の1曲目と2曲目の曲間
のeの位置からキューサーチを行うと、そのときの比較
部3の出力は図4(E)のようになり曲頭検出部5で曲
無→曲有の部分を検出することにより曲頭検出をするた
め本来は2曲目の曲頭を検出してしまうが、斜線部分の
検出期間は無視時間設定部7により無視されるため3曲
目の曲頭のe1の位置で曲頭検出されテープ走行系1の
走行モードを変える。また、図4(B)における3曲目
の曲頭から5秒以内のfの位置からレビューサーチを行
うと、そのときの比較部3の出力は図4(F)のように
なり曲尾検出部6で曲有→曲無の部分を検出することに
より曲尾検出をするため本来は同じ3曲目の曲頭を検出
してしまうが、同様に斜線部分の検出期間は無視時間設
定部7により無視されるため2曲目の曲頭のf1の位置
でテープ走行系1の走行モードを変える。このように曲
の途中からでも、また曲間および曲頭付近からでも実使
用上違和感なくキューサーチおよびレビューサーチを行
うことができる。また、磁気テープ11をテープ始端ま
で巻き戻したのち図4(B)のgの位置からキューサー
チを行った場合は図4(G)のような出力波形となりこ
の場合1曲目の曲頭で曲頭検出が働いてほしいが、この
ときもいわゆるリーダーテープの部分も含めてテープ始
端から5秒以上の無信号部分があれば1曲目の曲頭で曲
無→曲有を検出できて1曲目の曲頭のg1の位置でテー
プ走行系1の走行モードを変えることができる。
のeの位置からキューサーチを行うと、そのときの比較
部3の出力は図4(E)のようになり曲頭検出部5で曲
無→曲有の部分を検出することにより曲頭検出をするた
め本来は2曲目の曲頭を検出してしまうが、斜線部分の
検出期間は無視時間設定部7により無視されるため3曲
目の曲頭のe1の位置で曲頭検出されテープ走行系1の
走行モードを変える。また、図4(B)における3曲目
の曲頭から5秒以内のfの位置からレビューサーチを行
うと、そのときの比較部3の出力は図4(F)のように
なり曲尾検出部6で曲有→曲無の部分を検出することに
より曲尾検出をするため本来は同じ3曲目の曲頭を検出
してしまうが、同様に斜線部分の検出期間は無視時間設
定部7により無視されるため2曲目の曲頭のf1の位置
でテープ走行系1の走行モードを変える。このように曲
の途中からでも、また曲間および曲頭付近からでも実使
用上違和感なくキューサーチおよびレビューサーチを行
うことができる。また、磁気テープ11をテープ始端ま
で巻き戻したのち図4(B)のgの位置からキューサー
チを行った場合は図4(G)のような出力波形となりこ
の場合1曲目の曲頭で曲頭検出が働いてほしいが、この
ときもいわゆるリーダーテープの部分も含めてテープ始
端から5秒以上の無信号部分があれば1曲目の曲頭で曲
無→曲有を検出できて1曲目の曲頭のg1の位置でテー
プ走行系1の走行モードを変えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の選曲装置では、最近の磁気カセットテープの
ようにリーダーテープ部分の長さが5秒以下と短く、か
つ磁気テープ部分の最初から録音されているような磁気
テープの場合には図4(H)のように1曲目の曲頭が無
視時間設定部7の設定時間内に入ってしまうため1曲目
の曲頭検出ができなくなり2曲目の曲頭であるg2で曲
頭検出してしまうという問題点があった。これは、最近
オートリバース機能つきのテープレコーダーが増え、オ
ートリバース録音を行ったときのオートリバース時の音
切れをなるべく短くするために磁気テープのリーダーテ
ープ部分の長さを4秒程度に短くしているためである。
この問題点を解決するためには、無視時間設定部7の設
定時間をキューサーチ時に必要な無視時間3秒にすれば
よいが、こうした場合、レビューサーチ時にも無視時間
が3秒になってしまうため曲頭部分の3秒間で目的の曲
かどうかを判断しなければならず、利便性が失われてし
まう。
うな従来の選曲装置では、最近の磁気カセットテープの
ようにリーダーテープ部分の長さが5秒以下と短く、か
つ磁気テープ部分の最初から録音されているような磁気
テープの場合には図4(H)のように1曲目の曲頭が無
視時間設定部7の設定時間内に入ってしまうため1曲目
の曲頭検出ができなくなり2曲目の曲頭であるg2で曲
頭検出してしまうという問題点があった。これは、最近
オートリバース機能つきのテープレコーダーが増え、オ
ートリバース録音を行ったときのオートリバース時の音
切れをなるべく短くするために磁気テープのリーダーテ
ープ部分の長さを4秒程度に短くしているためである。
この問題点を解決するためには、無視時間設定部7の設
定時間をキューサーチ時に必要な無視時間3秒にすれば
よいが、こうした場合、レビューサーチ時にも無視時間
が3秒になってしまうため曲頭部分の3秒間で目的の曲
かどうかを判断しなければならず、利便性が失われてし
まう。
【0009】本発明は上記従来の問題点を改善するため
のもので、レビューサーチ時の上記利便性を失うことな
く最近の磁気テープのようにリーダーテープ部の長さが
4秒程度の磁気カセットテープに対してもテープ始端か
らキューサーチを行ったときに1曲目で曲頭検出を行え
る選曲御置を提供することを目的としてなされたもので
ある。
のもので、レビューサーチ時の上記利便性を失うことな
く最近の磁気テープのようにリーダーテープ部の長さが
4秒程度の磁気カセットテープに対してもテープ始端か
らキューサーチを行ったときに1曲目で曲頭検出を行え
る選曲御置を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の選曲装置は、テープ走行系と、前記テープ走
行系に設置された再生ヘッドに接続された再生増幅部
と、前記テープ走行系がキューサーチ時に前記再生増幅
部の出力により曲無から曲有への変化により曲頭検出を
行う第1の曲頭検出部と、前記テープ走行系がレビュー
サーチ時に前記再生増幅部の出力により曲有から曲無へ
の変化により曲頭検出を行う第2の曲頭検出部と、前記
テープ走行系がキューサーチを開始してから設定された
第1の無視時間だけ前記第1の曲頭検出部に検出を無視
させる第1の無視時間設定部と、前記テープ走行系がレ
ビューサーチを開始してから設定された第2の無視時間
だけ前記第2の曲頭検出部に検出を無視させる第2の無
視時間設定部と、前記第1および第2の曲頭検出部から
の出力により前記テープ走行系の走行モードを切り換え
るメカニズム制御部とを備え、前記第1の無視時間設定
部の第1の無視時間は前記第2の無視時間設定部の第2
の無視時間より短く設定したことを特徴とするものであ
る。
に本発明の選曲装置は、テープ走行系と、前記テープ走
行系に設置された再生ヘッドに接続された再生増幅部
と、前記テープ走行系がキューサーチ時に前記再生増幅
部の出力により曲無から曲有への変化により曲頭検出を
行う第1の曲頭検出部と、前記テープ走行系がレビュー
サーチ時に前記再生増幅部の出力により曲有から曲無へ
の変化により曲頭検出を行う第2の曲頭検出部と、前記
テープ走行系がキューサーチを開始してから設定された
第1の無視時間だけ前記第1の曲頭検出部に検出を無視
させる第1の無視時間設定部と、前記テープ走行系がレ
ビューサーチを開始してから設定された第2の無視時間
だけ前記第2の曲頭検出部に検出を無視させる第2の無
視時間設定部と、前記第1および第2の曲頭検出部から
の出力により前記テープ走行系の走行モードを切り換え
るメカニズム制御部とを備え、前記第1の無視時間設定
部の第1の無視時間は前記第2の無視時間設定部の第2
の無視時間より短く設定したことを特徴とするものであ
る。
【0011】本発明は上記した構成によって、キューサ
ーチ時には第1の曲頭検出部で必要とする最適の無視時
間を第1の無視時間設定部で設定し、一方、レビューサ
ーチ時には第2の曲頭検出部で必要とする最適の無視時
間を第2の無視時間設定部で設定され、特にリーダーテ
ープ部が短い場合でもテープテープ始端からのキューサ
ーチ時における曲頭検出を確実に行うことができる。
ーチ時には第1の曲頭検出部で必要とする最適の無視時
間を第1の無視時間設定部で設定し、一方、レビューサ
ーチ時には第2の曲頭検出部で必要とする最適の無視時
間を第2の無視時間設定部で設定され、特にリーダーテ
ープ部が短い場合でもテープテープ始端からのキューサ
ーチ時における曲頭検出を確実に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、テープ走行系と、前記テープ走行系に設置された再
生ヘッドに接続された再生増幅部と、前記テープ走行系
がキューサーチ時に前記再生増幅部の出力により曲無か
ら曲有への変化により曲頭検出を行う第1の曲頭検出部
と、前記テープ走行系がレビューサーチ時に前記再生増
幅部の出力により曲有から曲無への変化により曲頭検出
を行う第2の曲頭検出部と、前記テープ走行系がキュー
サーチを開始してから設定された第1の無視時間だけ前
記第1の曲頭検出部に検出を無視させる第1の無視時間
設定部と、前記テープ走行系がレビューサーチを開始し
てから設定された第2の無視時間だけ前記第2の曲頭検
出部に検出を無視させる第2の無視時間設定部と、前記
第1および第2の曲頭検出部からの出力により前記テー
プ走行系の走行モードを切り換えるメカニズム制御部と
を備え、前記第1の無視時間設定部の第1の無視時間は
前記第2の無視時間設定部の第2の無視時間より短く設
定したもので、キューサーチ時には第1の曲頭検出部で
必要とする最適の無視時間を第1の無視時間設定部で設
定し、一方、レビューサーチ時には第2の曲頭検出部で
必要とする最適の無視時間を第2の無視時間設定部で設
定され、これによってキューサーチ、レビューサーチそ
れぞれの状況に応じた最適の動作を行うことができ、特
にリーダーテープ部が短い場合でもテープテープ始端か
らのキューサーチ時における曲頭検出を確実に行うこと
ができる。
は、テープ走行系と、前記テープ走行系に設置された再
生ヘッドに接続された再生増幅部と、前記テープ走行系
がキューサーチ時に前記再生増幅部の出力により曲無か
ら曲有への変化により曲頭検出を行う第1の曲頭検出部
と、前記テープ走行系がレビューサーチ時に前記再生増
幅部の出力により曲有から曲無への変化により曲頭検出
を行う第2の曲頭検出部と、前記テープ走行系がキュー
サーチを開始してから設定された第1の無視時間だけ前
記第1の曲頭検出部に検出を無視させる第1の無視時間
設定部と、前記テープ走行系がレビューサーチを開始し
てから設定された第2の無視時間だけ前記第2の曲頭検
出部に検出を無視させる第2の無視時間設定部と、前記
第1および第2の曲頭検出部からの出力により前記テー
プ走行系の走行モードを切り換えるメカニズム制御部と
を備え、前記第1の無視時間設定部の第1の無視時間は
前記第2の無視時間設定部の第2の無視時間より短く設
定したもので、キューサーチ時には第1の曲頭検出部で
必要とする最適の無視時間を第1の無視時間設定部で設
定し、一方、レビューサーチ時には第2の曲頭検出部で
必要とする最適の無視時間を第2の無視時間設定部で設
定され、これによってキューサーチ、レビューサーチそ
れぞれの状況に応じた最適の動作を行うことができ、特
にリーダーテープ部が短い場合でもテープテープ始端か
らのキューサーチ時における曲頭検出を確実に行うこと
ができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、テープ
レコーダにおける選曲装置であって、選曲サーチ動作開
始後、まずキューサーチかレビューサーチかを判断し、
キューサーチの場合には設定された第1の無視時間経過
後における曲無から曲有への変化により曲頭をサーチし
てメカニズムを再生モードとし、一方、レビューサーチ
の場合には前記設定された第1の無視時間よりも長い第
2の無視時間経過後における曲有から曲無への変化によ
り曲頭をサーチしてメカニズム走行モードを切り換える
ようにしたことを特徴とするものであり、請求項1の発
明をマイクロコンピュータを用いて実現する場合に対応
するものである。
レコーダにおける選曲装置であって、選曲サーチ動作開
始後、まずキューサーチかレビューサーチかを判断し、
キューサーチの場合には設定された第1の無視時間経過
後における曲無から曲有への変化により曲頭をサーチし
てメカニズムを再生モードとし、一方、レビューサーチ
の場合には前記設定された第1の無視時間よりも長い第
2の無視時間経過後における曲有から曲無への変化によ
り曲頭をサーチしてメカニズム走行モードを切り換える
ようにしたことを特徴とするものであり、請求項1の発
明をマイクロコンピュータを用いて実現する場合に対応
するものである。
【0014】以下本発明の選曲装置の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける選曲装置のブロック図を示すものである。図1にお
いて、テープ走行系1、磁気テープ11、再生ヘッド1
2、再生増幅部2、比較部3、スイッチ素子4、曲頭検
出部5、曲尾検出部6、メカニズム制御部9は図3の従
来技術の例と同様に構成されており、図3と同一機能の
部分は同一の符号を付けて詳細な説明を省略する。第1
の無視時間設定部7は曲頭検出部5に対する第1の無視
時間を設定している。第2の無視時間設定部8は曲尾検
出部6に対する第2の無視時間を設定している。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける選曲装置のブロック図を示すものである。図1にお
いて、テープ走行系1、磁気テープ11、再生ヘッド1
2、再生増幅部2、比較部3、スイッチ素子4、曲頭検
出部5、曲尾検出部6、メカニズム制御部9は図3の従
来技術の例と同様に構成されており、図3と同一機能の
部分は同一の符号を付けて詳細な説明を省略する。第1
の無視時間設定部7は曲頭検出部5に対する第1の無視
時間を設定している。第2の無視時間設定部8は曲尾検
出部6に対する第2の無視時間を設定している。
【0015】以上のように構成された選曲装置につい
て、以下その動作を説明する。テープ走行系1の走行モ
ードがキューサーチモード時には磁気テープ11が早送
りされると共に再生ヘッド12は磁気テープ11に接し
ているため早送り時の再生信号が出力される。この信号
は再生増幅部2で増幅されたのち、比較部3で内部で設
定された基準レベルと比較され、この基準レベルより信
号が大きければ”H”を出力し小さければ”L”を出力
する。この出力信号はキューサーチモード時にはスイッ
チ素子4がメカニズム制御部9の制御信号により曲頭検
出部5に接続されるため、曲頭検出部5で曲頭検出され
て比較部3の出力が”L”から”H”になった曲頭位置
で、かつ第1の無視時間経過後にメカニズム制御部9に
制御信号を出力する。
て、以下その動作を説明する。テープ走行系1の走行モ
ードがキューサーチモード時には磁気テープ11が早送
りされると共に再生ヘッド12は磁気テープ11に接し
ているため早送り時の再生信号が出力される。この信号
は再生増幅部2で増幅されたのち、比較部3で内部で設
定された基準レベルと比較され、この基準レベルより信
号が大きければ”H”を出力し小さければ”L”を出力
する。この出力信号はキューサーチモード時にはスイッ
チ素子4がメカニズム制御部9の制御信号により曲頭検
出部5に接続されるため、曲頭検出部5で曲頭検出され
て比較部3の出力が”L”から”H”になった曲頭位置
で、かつ第1の無視時間経過後にメカニズム制御部9に
制御信号を出力する。
【0016】メカニズム制御部9は曲頭検出部5から曲
頭信号が入力されるとテープ走行系1の走行モードをた
とえば通常走行モードに切り換える制御信号を出して走
行モードを切り換えることにより曲の先頭からの再生走
行を行うことができる。必要によっては曲頭位置で停止
させることもできる。もちろん従来技術の例と同様にキ
ューサーチ時には曲頭検出をしてから停止して再生走行
を行うと、停止したときは曲の始めにかかっており曲頭
部分が再生されないため実際には曲頭から2〜3秒間に
相当するテープ量を巻き戻してから再生走行を行う。
頭信号が入力されるとテープ走行系1の走行モードをた
とえば通常走行モードに切り換える制御信号を出して走
行モードを切り換えることにより曲の先頭からの再生走
行を行うことができる。必要によっては曲頭位置で停止
させることもできる。もちろん従来技術の例と同様にキ
ューサーチ時には曲頭検出をしてから停止して再生走行
を行うと、停止したときは曲の始めにかかっており曲頭
部分が再生されないため実際には曲頭から2〜3秒間に
相当するテープ量を巻き戻してから再生走行を行う。
【0017】同様に、テープ走行系1の走行モードがレ
ビューサーチモード時には磁気テープ11が巻き戻され
ると共に再生ヘッド12は磁気テープ11に接している
ため巻き戻し時の再生信号が出力される。この信号は再
生増幅部2で増幅されたのち、比較部3で内部で設定さ
れた基準レベルと比較されこの基準レベルより信号が大
きければ”H”を出力し小さければ”L”を出力する。
この出力信号はレビューサーチモード時にはスイッチ素
子4がメカニズム制御部9の制御信号により曲尾検出部
6に接続されるため、曲尾検出部6で曲尾検出されて比
較部3の出力が”H”から”L”になった曲尾位置で、
かつ第2の無視時間経過後にメカニズム制御部9に制御
信号を出力する。このときのテープ位置は巻き戻し方向
での曲尾であるため通常走行方向に対しては曲頭位置と
なっている。したがって曲尾検出部6を第2の曲頭検出
部と称してもよい。メカニズム制御部9は曲尾検出部6
から曲尾信号が入力されるとテープ走行系1の走行モー
ドをたとえば通常走行モードに切り換える制御信号を出
して走行モードを切り換えることにより曲の先頭からの
再生走行を行うことができる。必要によっては曲頭位置
で停止させることもできる。
ビューサーチモード時には磁気テープ11が巻き戻され
ると共に再生ヘッド12は磁気テープ11に接している
ため巻き戻し時の再生信号が出力される。この信号は再
生増幅部2で増幅されたのち、比較部3で内部で設定さ
れた基準レベルと比較されこの基準レベルより信号が大
きければ”H”を出力し小さければ”L”を出力する。
この出力信号はレビューサーチモード時にはスイッチ素
子4がメカニズム制御部9の制御信号により曲尾検出部
6に接続されるため、曲尾検出部6で曲尾検出されて比
較部3の出力が”H”から”L”になった曲尾位置で、
かつ第2の無視時間経過後にメカニズム制御部9に制御
信号を出力する。このときのテープ位置は巻き戻し方向
での曲尾であるため通常走行方向に対しては曲頭位置と
なっている。したがって曲尾検出部6を第2の曲頭検出
部と称してもよい。メカニズム制御部9は曲尾検出部6
から曲尾信号が入力されるとテープ走行系1の走行モー
ドをたとえば通常走行モードに切り換える制御信号を出
して走行モードを切り換えることにより曲の先頭からの
再生走行を行うことができる。必要によっては曲頭位置
で停止させることもできる。
【0018】以上の動作は第1の無視時間と第2の無視
時間が独自に設定できることを除けば図3の従来技術の
例と同様である。また同様にレビューサーチで曲尾検出
され曲頭から通常走行モードで再生が開始され曲頭部分
の再生音を4〜5秒間聞いて目的の曲でなかった場合、
その曲のもう一つ前の曲の曲頭を探すためにもう一度レ
ビューサーチモードとすると同じ曲の曲頭で再び曲尾検
出されてしまう。これを防ぐためにサーチモードが開始
されてから第2の無視時間設定部8で設定された第2の
無視時間の間は曲尾検出部6での曲尾検出を禁止してい
る。このため第2の無視時間設定部8の設定時間は5秒
程度としている。また図3の従来技術の例と同様にキュ
ーサーチで曲頭検出をして曲頭から再生走行をおこなう
と曲間の無信号部分から再生を開始するがこれから再生
する曲が目的の曲でないことがわかっている場合次の曲
の曲頭を探すためにもう一度キューサーチを行うと同じ
曲の曲頭で検出してしまう。これを防ぐためにサーチモ
ードが開始されてから第1の無視時間設定部7で設定さ
れた第1の無視時間の間は曲頭検出部5での曲頭検出を
禁止している。このため第1の無視時間設定部の設定時
間は3秒程度に設定されている。
時間が独自に設定できることを除けば図3の従来技術の
例と同様である。また同様にレビューサーチで曲尾検出
され曲頭から通常走行モードで再生が開始され曲頭部分
の再生音を4〜5秒間聞いて目的の曲でなかった場合、
その曲のもう一つ前の曲の曲頭を探すためにもう一度レ
ビューサーチモードとすると同じ曲の曲頭で再び曲尾検
出されてしまう。これを防ぐためにサーチモードが開始
されてから第2の無視時間設定部8で設定された第2の
無視時間の間は曲尾検出部6での曲尾検出を禁止してい
る。このため第2の無視時間設定部8の設定時間は5秒
程度としている。また図3の従来技術の例と同様にキュ
ーサーチで曲頭検出をして曲頭から再生走行をおこなう
と曲間の無信号部分から再生を開始するがこれから再生
する曲が目的の曲でないことがわかっている場合次の曲
の曲頭を探すためにもう一度キューサーチを行うと同じ
曲の曲頭で検出してしまう。これを防ぐためにサーチモ
ードが開始されてから第1の無視時間設定部7で設定さ
れた第1の無視時間の間は曲頭検出部5での曲頭検出を
禁止している。このため第1の無視時間設定部の設定時
間は3秒程度に設定されている。
【0019】以上のように本実施形態によれば、曲頭検
出部5の第1の無視時間を設定する第1の無視時間設定
部7と曲尾検出部6の第2の無視時間を設定する第2の
無視時間設定部8をそれぞれ別個に設けるよう構成する
ことにより、キューサーチ時には曲頭検出部5で必要と
する最適な無視時間(3秒程度)を第1の無視時間設定
部7で設定し、レビューサーチ時には曲尾検出部6で必
要とする最適な無視時間(5秒程度)を第2の無視時間
設定部8で設定できるため、曲頭を再生して目的の曲で
ないことを十分確認してから前の曲にレビューサーチを
行うことができ、また最近のリーダーテープ部分の長さ
の短い磁気テープでテープ始端からキューサーチを行っ
たときも1曲目の曲頭で確実に曲頭検出を行うことがで
きる。
出部5の第1の無視時間を設定する第1の無視時間設定
部7と曲尾検出部6の第2の無視時間を設定する第2の
無視時間設定部8をそれぞれ別個に設けるよう構成する
ことにより、キューサーチ時には曲頭検出部5で必要と
する最適な無視時間(3秒程度)を第1の無視時間設定
部7で設定し、レビューサーチ時には曲尾検出部6で必
要とする最適な無視時間(5秒程度)を第2の無視時間
設定部8で設定できるため、曲頭を再生して目的の曲で
ないことを十分確認してから前の曲にレビューサーチを
行うことができ、また最近のリーダーテープ部分の長さ
の短い磁気テープでテープ始端からキューサーチを行っ
たときも1曲目の曲頭で確実に曲頭検出を行うことがで
きる。
【0020】(実施の形態2)つぎに本発明の選曲装置
の第2の実施形態について、図2を参照しながら詳細に
説明する。図2は本発明の第2の実施形態の選曲装置を
マイクロコンピュータで行う場合のフローチャートで、
第1の実施形態におけるスイッチ素子4、曲頭検出部
5、曲尾検出部6、第1の無視時間設定部7、第2の無
視時間設定部8およびメカニズム制御部9に相当する部
分をソフトウエアで行う場合の処理であり、テープ走行
系1、再生増幅部2、比較部3の構成は図1の第1の実
施形態と同様に構成されているものとする。
の第2の実施形態について、図2を参照しながら詳細に
説明する。図2は本発明の第2の実施形態の選曲装置を
マイクロコンピュータで行う場合のフローチャートで、
第1の実施形態におけるスイッチ素子4、曲頭検出部
5、曲尾検出部6、第1の無視時間設定部7、第2の無
視時間設定部8およびメカニズム制御部9に相当する部
分をソフトウエアで行う場合の処理であり、テープ走行
系1、再生増幅部2、比較部3の構成は図1の第1の実
施形態と同様に構成されているものとする。
【0021】図2において、処理101はキューサーチ
およびレビューサーチ処理の開始位置を示す標識であり
処理102へ続く。処理102はテープ走行系の走行モ
ードの判断でありキューサーチ時には処理103へ、ま
たレビューサーチ時には処理107へ分岐する。処理1
03はサーチ開始からの時間がT1を越えるかどうかの
判断でありT1以内であれば再び処理103を行い、T
1を越えれば処理104へ分岐する。処理104は比較
部の出力が曲無から曲有に変化したかどうかの判断であ
り、変化無しの場合は再び処理104を行い、変化有り
の場合は処理105へ分岐する。処理105はメカニズ
ムモードを通常再生走行に移行させる処理であり、再生
走行に移行後処理106へ続く。106はキューサーチ
およびレビューサーチ処理の終了位置を示す標識であ
る。処理107はサーチ開始からの時間がT2を越える
かどうかの判断でありT2以内であれば再び処理107
を行い、T2を越えれば処理108へ分岐する。108
は比較部の出力が曲有から曲無に変化したかどうかの判
断であり、変化無しの場合は再び処理108を行い、変
化有りの場合は処理105へ分岐する。
およびレビューサーチ処理の開始位置を示す標識であり
処理102へ続く。処理102はテープ走行系の走行モ
ードの判断でありキューサーチ時には処理103へ、ま
たレビューサーチ時には処理107へ分岐する。処理1
03はサーチ開始からの時間がT1を越えるかどうかの
判断でありT1以内であれば再び処理103を行い、T
1を越えれば処理104へ分岐する。処理104は比較
部の出力が曲無から曲有に変化したかどうかの判断であ
り、変化無しの場合は再び処理104を行い、変化有り
の場合は処理105へ分岐する。処理105はメカニズ
ムモードを通常再生走行に移行させる処理であり、再生
走行に移行後処理106へ続く。106はキューサーチ
およびレビューサーチ処理の終了位置を示す標識であ
る。処理107はサーチ開始からの時間がT2を越える
かどうかの判断でありT2以内であれば再び処理107
を行い、T2を越えれば処理108へ分岐する。108
は比較部の出力が曲有から曲無に変化したかどうかの判
断であり、変化無しの場合は再び処理108を行い、変
化有りの場合は処理105へ分岐する。
【0022】以上のように構成された選曲装置につい
て、以下その動作を説明する。テープ走行系がサーチ走
行を開始するとマイクロコンピュータの処理は101へ
進む。処理102でキューサーチかどうかの判断を行い
キューサーチであれば処理103へ分岐しサーチ開始か
らT1時間だけ次の処理を行わない。T1を越える時間
が経過後処理104へ分岐する。処理104で比較部の
出力が曲無しから曲有りに変化したかどうかの検出を行
い曲頭検出を行っている。曲頭が検出されたら処理10
5へ分岐する。処理105でメカニズムモードをたとえ
ば通常再生モードに移行させ、移行が完了したら処理1
06へ進み処理が終了する。一方、レビューサーチ時に
は、処理102から処理107へ分岐しサーチ開始から
T2時間だけ次の処理を行わない。T2を越える時間が
経過後処理108へ分岐する。処理108で比較部の出
力が曲有りから曲無しに変化したかどうかの検出を行い
曲尾検出を行っている。曲尾が検出されたら処理105
へ分岐する。処理105でメカニズムモードをたとえば
通常再生モードに移行させ、移行が完了したら処理が終
了する。なお、以上の動作からわかるように図2の処理
と第1の実施の形態の図1の構成要素とを対比すると、
処理102、処理103、処理104、処理105、処
理107および処理108はそれぞれ図1のスイッチ素
子4、第1の無視時間設定部7、曲頭検出部5、メカニ
ズム制御部9、第2の無視時間設定部8および曲尾検出
部6と同様の動作を行う。
て、以下その動作を説明する。テープ走行系がサーチ走
行を開始するとマイクロコンピュータの処理は101へ
進む。処理102でキューサーチかどうかの判断を行い
キューサーチであれば処理103へ分岐しサーチ開始か
らT1時間だけ次の処理を行わない。T1を越える時間
が経過後処理104へ分岐する。処理104で比較部の
出力が曲無しから曲有りに変化したかどうかの検出を行
い曲頭検出を行っている。曲頭が検出されたら処理10
5へ分岐する。処理105でメカニズムモードをたとえ
ば通常再生モードに移行させ、移行が完了したら処理1
06へ進み処理が終了する。一方、レビューサーチ時に
は、処理102から処理107へ分岐しサーチ開始から
T2時間だけ次の処理を行わない。T2を越える時間が
経過後処理108へ分岐する。処理108で比較部の出
力が曲有りから曲無しに変化したかどうかの検出を行い
曲尾検出を行っている。曲尾が検出されたら処理105
へ分岐する。処理105でメカニズムモードをたとえば
通常再生モードに移行させ、移行が完了したら処理が終
了する。なお、以上の動作からわかるように図2の処理
と第1の実施の形態の図1の構成要素とを対比すると、
処理102、処理103、処理104、処理105、処
理107および処理108はそれぞれ図1のスイッチ素
子4、第1の無視時間設定部7、曲頭検出部5、メカニ
ズム制御部9、第2の無視時間設定部8および曲尾検出
部6と同様の動作を行う。
【0023】以上のように本実施形態によれば、曲頭検
出を行う処理104の前にサーチ開始からT1時間だけ
次の処理を行わない処理103を設け、また曲尾検出を
行う処理108の前にサーチ開始からT2時間だけ次の
処理を行わない処理107を設けるよう構成することに
より、キューサーチ時にはキューサーチで必要とする最
適な無視時間(3秒程度)を処理103のT1で設定
し、レビューサーチ時にはレビューサーチで必要とする
最適な無視時間(5秒程度)を処理107のT2で設定
できるため、第1の実施形態と同様に曲頭を再生して目
的の曲でないことを十分確認してから前の曲にレビュー
サーチが行え、また最近のリーダーテープ部分の長さの
短い磁気テープでテープ始端からキューサーチを行った
ときも1曲目の曲頭で曲頭検出を行うことができる。ま
た、曲頭検出の無視時間設定の処理103と曲尾検出の
無視時間設定の処理107ともソフトウエアで実現して
いるため従来例と同様のハードウエア構成で実現でき安
価に構成できる。
出を行う処理104の前にサーチ開始からT1時間だけ
次の処理を行わない処理103を設け、また曲尾検出を
行う処理108の前にサーチ開始からT2時間だけ次の
処理を行わない処理107を設けるよう構成することに
より、キューサーチ時にはキューサーチで必要とする最
適な無視時間(3秒程度)を処理103のT1で設定
し、レビューサーチ時にはレビューサーチで必要とする
最適な無視時間(5秒程度)を処理107のT2で設定
できるため、第1の実施形態と同様に曲頭を再生して目
的の曲でないことを十分確認してから前の曲にレビュー
サーチが行え、また最近のリーダーテープ部分の長さの
短い磁気テープでテープ始端からキューサーチを行った
ときも1曲目の曲頭で曲頭検出を行うことができる。ま
た、曲頭検出の無視時間設定の処理103と曲尾検出の
無視時間設定の処理107ともソフトウエアで実現して
いるため従来例と同様のハードウエア構成で実現でき安
価に構成できる。
【0024】なお上記各実施形態での数値は一例であ
り、メカニズムの慣性その他を考慮して最適な値に設定
すればよい。
り、メカニズムの慣性その他を考慮して最適な値に設定
すればよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の選曲装置
は、テープ走行系と、前記テープ走行系に設置された再
生ヘッドに接続された再生増幅部と、前記テープ走行系
がキューサーチ時に前記再生増幅部の出力により曲無か
ら曲有への変化により曲頭検出を行う第1の曲頭検出部
と、前記テープ走行系がレビューサーチ時に前記再生増
幅部の出力により曲有から曲無への変化により曲頭検出
を行う第2の曲頭検出部と、前記テープ走行系がキュー
サーチを開始してから設定された第1の無視時間だけ前
記第1の曲頭検出部に検出を無視させる第1の無視時間
設定部と、前記テープ走行系がレビューサーチを開始し
てから設定された第2の無視時間だけ前記第2の曲頭検
出部に検出を無視させる第2の無視時間設定部と、前記
第1および第2の曲頭検出部からの出力により前記テー
プ走行系の走行モードを切り換えるメカニズム制御部と
を備え、前記第1の無視時間設定部の第1の無視時間は
前記第2の無視時間設定部の第2の無視時間より短く設
定するよう構成することにより、キューサーチ時には第
1の曲頭検出部で必要とする最適な第1の無視時間を第
1の無視時間設定部で設定し、レビューサーチ時には第
2の曲頭検出部で必要とする最適な第2の無視時間を第
2の無視時間設定部で設定できるため、曲頭を再生して
目的の曲でないことを十分確認してから前の曲にレビュ
ーサーチが行え、また最近のリーダーテープ部分の長さ
の短い磁気テープでテープ始端からキューサーチを行っ
たときも1曲目の曲頭で曲頭検出を行うことができ実使
用上の操作性を大幅に向上させることができる。また、
これらの構成をマイクロコンピューターのソフトウエア
で構成することも簡単にできるため非常に安価に実現す
ることができる。
は、テープ走行系と、前記テープ走行系に設置された再
生ヘッドに接続された再生増幅部と、前記テープ走行系
がキューサーチ時に前記再生増幅部の出力により曲無か
ら曲有への変化により曲頭検出を行う第1の曲頭検出部
と、前記テープ走行系がレビューサーチ時に前記再生増
幅部の出力により曲有から曲無への変化により曲頭検出
を行う第2の曲頭検出部と、前記テープ走行系がキュー
サーチを開始してから設定された第1の無視時間だけ前
記第1の曲頭検出部に検出を無視させる第1の無視時間
設定部と、前記テープ走行系がレビューサーチを開始し
てから設定された第2の無視時間だけ前記第2の曲頭検
出部に検出を無視させる第2の無視時間設定部と、前記
第1および第2の曲頭検出部からの出力により前記テー
プ走行系の走行モードを切り換えるメカニズム制御部と
を備え、前記第1の無視時間設定部の第1の無視時間は
前記第2の無視時間設定部の第2の無視時間より短く設
定するよう構成することにより、キューサーチ時には第
1の曲頭検出部で必要とする最適な第1の無視時間を第
1の無視時間設定部で設定し、レビューサーチ時には第
2の曲頭検出部で必要とする最適な第2の無視時間を第
2の無視時間設定部で設定できるため、曲頭を再生して
目的の曲でないことを十分確認してから前の曲にレビュ
ーサーチが行え、また最近のリーダーテープ部分の長さ
の短い磁気テープでテープ始端からキューサーチを行っ
たときも1曲目の曲頭で曲頭検出を行うことができ実使
用上の操作性を大幅に向上させることができる。また、
これらの構成をマイクロコンピューターのソフトウエア
で構成することも簡単にできるため非常に安価に実現す
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態の選曲装置のブロック
図
図
【図2】本発明の第2の実施形態の選曲装置のマイクロ
コンピュータの処理を説明するフローチャート
コンピュータの処理を説明するフローチャート
【図3】従来技術の選曲装置のブロック図
【図4】従来技術の選曲装置の動作を示す説明図
1 テープ走行系 2 再生増幅部 3 比較部 4 スイッチ素子 5 曲頭検出部(第1の曲頭検出部) 6 曲尾検出部(第2の曲頭検出部) 7 第1の無視時間設定部 8 第2の無視時間設定部 9 メカニズム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/087 G11B 27/10
Claims (2)
- 【請求項1】 テープ走行系と、 前記テープ走行系に設置された再生ヘッドに接続された
再生増幅部と、 前記テープ走行系がキューサーチ時に前記再生増幅部の
出力により曲無から曲有への変化により曲頭検出を行う
第1の曲頭検出部と、 前記テープ走行系がレビューサーチ時に前記再生増幅部
の出力により曲有から曲無への変化により曲頭検出を行
う第2の曲頭検出部と、 前記テープ走行系がキューサーチを開始してから設定さ
れた第1の無視時間だけ前記第1の曲頭検出部に検出を
無視させる第1の無視時間設定部と、 前記テープ走行系がレビューサーチを開始してから設定
された第2の無視時間だけ前記第2の曲頭検出部に検出
を無視させる第2の無視時間設定部と、 前記第1および第2の曲頭検出部からの出力により前記
テープ走行系の走行モードを切り換えるメカニズム制御
部とを備え、 前記第1の無視時間設定部の第1の無視時間は前記第2
の無視時間設定部の第2の無視時間より短く設定し たこ
とを特徴とする選曲装置。 - 【請求項2】 テープレコーダにおける選曲装置であっ
て、選曲サーチ動作開始後、まずキューサーチかレビュ
ーサーチかを判断し、キューサーチの場合には設定され
た第1の無視時間経過後における曲無から曲有への変化
により曲頭をサーチしてメカニズムを再生モードとし、
一方、レビューサーチの場合には前記設定された第1の
無視時間よりも長い第2の無視時間経過後における曲有
から曲無への変化により曲頭をサーチしてメカニズム走
行モードを切り換えるようにしたことを特徴とする選曲
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30259695A JP3147746B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 選曲装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30259695A JP3147746B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 選曲装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09147448A JPH09147448A (ja) | 1997-06-06 |
JP3147746B2 true JP3147746B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17910888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30259695A Expired - Fee Related JP3147746B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 選曲装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147746B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP30259695A patent/JP3147746B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09147448A (ja) | 1997-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |