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JP3146316B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3146316B2
JP3146316B2 JP14145191A JP14145191A JP3146316B2 JP 3146316 B2 JP3146316 B2 JP 3146316B2 JP 14145191 A JP14145191 A JP 14145191A JP 14145191 A JP14145191 A JP 14145191A JP 3146316 B2 JP3146316 B2 JP 3146316B2
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Japan
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film
conductive film
groove
polysilicon
sio
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寿幸 永田
博幸 吉田
貴行 丹生谷
喜広 尾形
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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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Publication date
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/038Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D1/00Resistors, capacitors or inductors
    • H10D1/60Capacitors
    • H10D1/68Capacitors having no potential barriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、例えばダイ
ナミックRAM(Random Access Memory)及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、半導体集積回路装置、例えばダイナ
ミックRAMでは、STT(Stacked in Trench )型セ
ルが知られている。
【0003】このセルを形成するには、図17のように、
- 型シリコン基板(具体的にはP- 型ウェル)40に形
成されたトレンチ状の溝20の壁面にCVD(化学的気相
成長法)又は熱酸化法によりSiO2 膜54を厚さ400 〜
1000Å程度に成長させた後、このSiO2 膜を選択的に
エッチングする(図中の2は素子分離用のフィールドS
iO2 膜である)。
【0004】そして次に、図18のように、SiO2 膜54
上を含む全面に、CVDによってN+ 型(PやAsをド
ープした)ポリシリコン層63をストレージ電極として厚
さ500 Å程度に堆積させる。そして、アニールを施すこ
とにより、SiO2 膜54の欠除部54a(即ち、サイドコ
ンタクト部の窓口)からウェル40内に、ポリシリコン層
63中のN型不純物をオートドーピングし、N+ 型不純物
拡散領域53(サイドコンタクト部)を溝20の上部におい
て形成する。
【0005】次いで図19のように、ストレージノードと
してのポリシリコン層63を全面エッチバック(RIEに
よる異方性エッチング)し、溝20の内壁上(但し、最底
部は除く。)にのみポリシリコン層63をほぼ円筒状に残
す。なお、このポリシリコン層63の表面にはCVDによ
って誘電体膜としてのSiO2 膜(図示せず)を形成
し、更にCVDによってN+ 型ポリシリコン層(図示せ
ず)をその上に形成し、キャパシタを構成することにな
る。
【0006】ところが、このエッチバックの際、溝20内
においてSiO2 膜54の欠除部54aの存在による段差が
既に形成されており、図18の段階でポリシリコン層63に
も段差部63aが存在することになる。この結果、図19に
一点鎖線の如くに存在していたポリシリコン層63は特に
その段差63aの部分もエッチングされてしまい、ポリシ
リコン層63が溝20内で段切れ(断線)してしまうことが
ある。
【0007】こうした断線を防止するには、図20に示す
ように、溝20内にフォトレジスト50を溝20の最上部とポ
リシリコン層63の段差63aとの間の深さレベルまで充填
し、このフォトレジストをマスクにしてポリシリコン層
63をエッチバックすること(即ち、段差63aの部分はエ
ッチングしないこと)が必要となる。
【0008】しかし、フォトレジスト50を上記深さレベ
ルに選択的に残すこと自体、その露光状態の制御性から
みて困難である。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、導電層の段切れが生じ
難く、製造時の制御性も容易である半導体装置及びその
製造方法を提供することにある。
【0010】
【発明の構成】即ち、本発明は、第1導電型の半導体基
板の一主面に形成されている溝と、前記溝内の上部壁面
部以外の領域に形成されている絶縁膜と、前記溝内の上
部壁面部に形成されている第2導電型の拡散領域と、前
記絶縁膜上にその一部が前記拡散領域に対してヒサシ状
突出するように形成されている第1の導電膜と、前記
拡散領域上に形成されている第2の導電膜と、前記第1
の導電膜上に形成されている第3の導電膜とを有し、前
記拡散領域と前記第3の導電膜とが少なくとも前記第2
の導電膜及び前記第1の導電膜を介して電気的に接続さ
れている半導体装置に係わるものである。
【0011】また、本発明は、第1導電型の半導体基板
の一主面に溝を形成する工程と、前記溝内の上部壁面部
以外の領域に絶縁膜を形成する工程と、前記溝内を含む
前記半導体基板の全面に第1の導電膜を被着する工程
と、前記第1の導電層に対してエッチング処理を行っ
て、その一部が前記溝内の上部壁面部に対してヒサシ状
に突出するように前記絶縁膜上に第1の導電膜を形成す
る工程と、前記溝内を含み前記半導体基板の全面に第2
の導電層を被着する工程と、熱拡散により前記溝内の上
部壁面部に第2導電型の拡散領域を形成する工程と、前
記第2の導電層に対するエッチング処理を行って、前記
拡散領域上に第2の導電膜を形成すると共に前記第1の
導電膜上に第3の導電膜を形成する工程とを有する半導
体装置の製造方法に係わるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0013】図1〜図2は、本発明の第1の実施例によ
るダイナミックRAM(例えば64メガビット用)を示す
ものである。
【0014】このダイナミックRAMによれば、そのメ
モリセルは、Nチャネル絶縁ゲート電界効果トランジス
タからなるトランスファゲートTr1 と、このトランス
ファゲートのソース領域22に接続されたキャパシタC1
とによる1トランジスター1キャパシタ構造から構成さ
れ、隣接するセル間ではキャパシタC1 が共通に設置さ
れている。
【0015】そして、メモリセルは、P--型半導体基板
81の一主面に形成されたP- 型ウェル40にトレンチ状の
溝20を設け、この溝の壁面においてその上部のサイドコ
ンタクト部以外の領域に形成された厚さ200 〜1000Å、
例えば400 Å程度の絶縁膜54と、前記上部の周囲にて前
記一主面に形成されたN+ 型不純物拡散領域53と、この
不純物拡散領域53に連設されて前記一主面に形成された
+ 型ソース領域22とを有していて、トランスファゲー
トTr1 が拡散領域53によってキャパシタC1に接続さ
れている。
【0016】キャパシタC1 はN+ 型不純物拡散領域53
に連設されて絶縁膜54の壁面上に筒状に形成されたN+
型ポリシリコン電極63と、このポリシリコン電極63の壁
面上に形成された誘電体膜(SiO2 膜)65を介して形
成された第2のN+ 型ポリシリコン電極66とによって構
成されている(ポリシリコン電極63の厚さは200 〜1000
Å、例えば500Åがよい)。従って、キャパシタ面積が
大きく、また溝20を利用して設けているため、高出力
化、高集積化にとっても有利である。
【0017】このキャパシタC1 の構成において、注目
すべきことは、本発明に基いて、上記SiO2 膜54のな
す段差54a(図面では横方向になるが)に接して、スト
レージのポリシリコン電極63の下地として導電膜(例え
ばN+ 型ポリシリコン膜)90が予め設けられていること
である。このポリシリコン膜90は段差54aに接してヒサ
シ状に設けられている。
【0018】即ち、このポリシリコン膜90の表面を含む
(その表面から段差54a下にかけて)溝20の壁面上に
は、ストレージのポリシリコン電極63が被着されている
(但し、溝20の最底部以外)。これによって、図20で既
述した如くにポリシリコン層63のエッチバックにより同
層が仮に段切れを生じたとしても、分断されたポリシリ
コン層63同士は下地のポリシリコン膜90を通して電気的
に導通することになり、既述した如き断線は生じること
がないのである。こうした効果を得る上で、ポリシリコ
ン膜90の膜厚は300 〜1000Å、例えば500 Å程度とする
のがよい。
【0019】なお、トランスファゲートTr1では、例
えば1つの活性(アクティブ)領域において2個設けら
れ、共通のビット線41を有している。そして、N
ソース領域22及びビット線41に接続されたN型ド
レイン領域23が所定のパターンに拡散形成されてい
て、これらの間にはゲート酸化膜17を介してワード線
としてのポレシリコンゲート電極35が設けられ、横型
の伝達用のNチャンネル絶縁ゲート電界効果トランジス
タ(トランスファゲート)Tr構成されている。
【0020】フィールドSiO膜2上では、上記のポ
リシリコン電極66がセル間に亙って延設され、このポ
リシリコン電極はSiO膜52によって上部と絶縁分
離されている。また、SiO膜52上には他のトラン
スファゲートのワード線35が配設されている。
【0021】また、各ワード線35の上部にはSiO2
83がほぼ同一パターンに積層されており、側方にはSi
2 膜84、更にはSiO2 膜85が被着され、各ワード線
を電気的に分離している。
【0022】そして、ビット線41はコンタクトホール49
を介してN+ 型領域23に接続されるが、このコンタクト
領域以外においては、各ワード線間にはワード線と同程
度の高さにSi3 4 層86が埋め込まれている。このS
3 4 層86及びSiO2 層83の上部には、上記したビ
ット線41が延設されるが、それらの間にはいわゆる層間
絶縁膜は設けなくてもよい。
【0023】上記の如くに構成されたデバイスによれ
ば、メモリセル部のトレンチ状の溝20を用いたキャパ
シタにおいて、ストレージのポリシリコン電極63の下
地として特にSiO膜54の段差54aに接してポリ
シリコン膜90を設けているので、図19で既述した如
くにポリシリコン層63同士は下地のポリシリコン膜9
0を通して電気的に十分に導通することになり、既述し
た如き断線生じることない。このことはまた、ポリ
シリコン膜90がSiO膜54からヒサシ状に突出し
ているため、確実に実現できる。
【0024】従って、ストレージのポリシリコン電極6
確実に設けることができ、キャパシタの性能として
高信頼性で高キャパシタンスのものが選られる。
【0025】そして、ポリシリコン膜90は後述の方法
で比較的容易に形成でき、これによって上記のストレー
ジ電極の段切れ防止を簡単な構造で実現できることにな
り、図20で述べた如きフォトレジストを用いたエッチ
ングは不要となり、従ってデバイス製造時の工程制御が
容易となる。
【0026】なお、上記のデバイスでは、ビット線41が
ゲート電極上の同一パターンのSiO2 層83と直接接し
て設けられているので、従来設けていた如き層間絶縁膜
が不要となり、従って層間絶縁膜にコンタクトホールを
形成しなくてすむ(ゲート電極間にあるSiO2 膜85の
底部をエッチング除去するだけでよく、これはエッチバ
ックによりセルファラインに行える)。
【0027】また、コンタクト領域以外において各ゲー
ト電極間にはSiO層83と同程度の高さにSi
層86が埋め込まれているため、ゲート上面を含めて
平坦化が可能であってしかも下部との絶縁分離がなさ
、SiO層83からSi 層86上へとビット
線41を直接被着することができる。このため、ビット
線41のステップカバレッジが良好となり、絶縁層全体
の厚みも小さくできる。
【0028】次に、本例のデバイスの製造方法を図3〜
図14について説明する。
【0029】工程の初期段階で、公知LOCOS(Loca
l Oxidation of Silicon)法によって図3のようにP-
型ウェル40上にフィールドSiO2 膜2を選択的に形成
し、更に表面上にナイトライド層91を形成する(図中の
92はSiO2 膜である)。
【0030】次いで図4のように、ナイトライド層91
を所定パターンにエッチングした後、ナイトライド層9
1をマスクにして 型ウエル40をエッチングする。
これによって、メモリセル部において 型ウエル40
に深さ3〜7μmのトレンチ状の溝20を形成する。
【0031】次いで図5のように、メモリセル部では、
CVD(化学的気相成長法)又は熱酸化法によって溝20
の壁面に厚さ400 Å程度のSiO2 膜54を形成する。図
5も含めて以下の図では単位の領域のみを示すが、他の
領域も同様に処理される。
【0032】次いで図6のように、ポリシリコン膜90を
CVDによって全面に被着する。
【0033】次いで図7のように、フォトレジスト93を
全面に塗布して溝20内を充たしてから、これをエッチバ
ックして溝20内に所定の深さレベルに残す。しかる後、
2層目のフォトレジスト94を全面に塗布し、これを所定
パターンにエッチングし、サイドコンタクト部用の欠除
部94aを形成する。
【0034】次いで図8のように、図7のフォトレジス
ト93、94をマスクにしてポリシリコン膜90をエッチング
し、サイドコンタクト部でのポリシリコンを除去し、欠
除部90aを形成する。
【0035】次いで図9のように、ポリシリコン膜90
をマスクにしてSiO膜54をエッチングすることに
よって、溝20の上部にSiO膜のない(シリコン表
面が露出した)サイドコンタクト部95を形成する。こ
の結果、SiO膜54ポリシリコン膜90下で多少
アンダーカットされて突出部90b形成され、かつ、
シリコン表面との間に一定の(400Å程度の)段差5
4aが生じる。
【0036】次いで図10のように、CVDによって全面
にストレージのポリシリコン層63を厚さ500 Å程度に堆
積させる。ポリシリコン層63は、ポリシリコン膜90から
上記段差54aのサイドコンタクト部95にかけて被着さ
れ、SiO2 膜54の上記アンダーカット部にも充填され
る。
【0037】次いでアニールを施すことによって、サイ
ドコンタクト部95においてポリシリコン層63からシ
リコン表面域にN型不純物をオートドーピングし、N
型不純物拡散領域53を形成する。
【0038】次いで図11のように、ポリシリコン
3をRIEドライエッチングによってエッチングし、破
線で示す部分を除去してストレージノードとして残す。
このとき、ポリシリコン63の段差部63aが除去さ
れ、ポリシリコン63が63bと63cに分断される
ことがあるが、これらの両部分63b−63c間は導電
性のあるポリシリコン膜90によって電気的に導通され
ているから、ポリシリコン63断線すること
い。
【0039】次いで図12のように、ナイトライド膜91を
エッチングで除去した後、CVDによって全面に(溝20
内も含めて)一様にSiO2 膜65を成長させる。
【0040】次いで図13のように、CVDによって溝20
を含む全面にポリシリコン層66を堆積させた後、所定パ
ターンのフォトレジストマスク96によってポリシリコン
層66を破線のレベルからウエットエッチングし、更に異
方性ドライエッチングにより溝20の上部位置まで除去
し、隣接する溝20−20間にてフィールドプレートとして
のポリシリコン層66を連接して残し、その上部はアンダ
ーカットでエッジ部を斜めに除去して段差を小さくして
いる。
【0041】次いで図14のように、熱酸化技術によって
ポリシリコン層66の表面を酸化し、そこにSiO2 層52
を成長させる。
【0042】この後の工程では、まず全面をエッチング
した後に熱酸化法でゲート酸化膜17を付け直し、更にポ
リシリコン層35及びSiO2 層83をCVDで順次全面に
堆積させる。そして次に、これら両層を同一パターンに
エッチングして図1及び図2に示した各ポリシリコンゲ
ート電極35及びSiO2 層83を積層する。このあとにイ
オン注入によりN型不純物を打込み、N+ 型領域22、23
を形成する。
【0043】更にサイドウォールのSiO2 膜84の成長
後にSiO2 膜85を全面に堆積し、ナイトライド層86を
エッチバックでゲート間に埋め込み、しかる後、ビット
ライン用のN+ 型領域23上のSiO2 膜85の底部をエッ
チングで除去し、コンタクトホール49を形成する。そし
て、ビットラインの配線材料(例えばポリシリコン)を
堆積させ、パターニングしてビットライン41を形成す
る。
【0044】以上に説明した製造方法によれば、ストレ
ージノードの段切れ防止のために、図6〜図8の工程で
下地となるポリシリコン膜90を設け、図9の工程でこの
ポリシリコン膜90をマスクにしてサイドコンタクト部の
窓口を形成し、更に図10の工程でSiO2 膜54の段差54
aを埋める如くにポリシリコン膜90上にストレージのポ
リシリコン層63を被着しているので、図11の工程でポリ
シリコン層63をエッチバックしたときにこの層が段切れ
を生じてもストレージノード自体はポリシリコン膜90を
介して連なっている(即ち、実質的に段切れはない)。
【0045】従って、ストレージノードの断線を再現性
よく防止することができることになる。しかも、工程的
にみて、図20で既述した如くにしてストレージのポリ
シリコンをエッチングする必要はなく、通常のエッチバ
ックを適用するだけでよいため、工程の制御性が非常に
良好となる。
【0046】図15及び図16は、本発明の第2の実施例を
示すものである。
【0047】この例によれば、 型ウエル(基板)
0にN型不純物拡散領域113が形成され、ウエル
表面上のSiO表面保護膜110に形成したコンタク
トホール111に配線112が被着された構造におい
て、保護膜110のなす段差110a上に導電膜120
が予め設けられ、この上に配線112(例えばポリシリ
コン膜)が設けられている。
【0048】従って、仮に図16のように、配線112 を形
成する際に112 aと112 bで示すように段切れを生じた
としても、両部分は依然として導電膜120 を介して電気
的に接続されていることになり、配線の断線は生じてい
ない。
【0049】なお、図15の構造を作成するには、基板上
にSiO2 膜110 と導電膜120 とをCVD等で積層し、
導電膜120 をパターニングした後、SiO2 膜115 をウ
ェットエッチして導電膜120 をヒサシ形状に残し、更に
配線材料の被着→エッチングを行えばよい。
【0050】以上、本発明を実施例について説明した
が、上述の実施例は本発明の技術的思想に基いて種々変
形可能である。
【0051】例えば、上述の導電膜90、63や112 、120
の材質は上述したポリシリコン以外にも、種々のシリサ
イド(W、Al、Ti、Mo等のシリサイド)その他の
導電性材料が使用可能である。また、その形状も様々に
変更可能である。導電膜は単層だけでなく、重層構造と
することもできる。
【0052】上述の絶縁膜(例えば54)と導電膜(例え
ば90)との形成方法も種々変更してよく、場合によって
は、絶縁膜に段差を形成した後に導電膜を設けることも
できる。
【0053】本発明は高集積度のダイナミックRAMを
はじめ、上述した構造を有する他の半導体集積回路素子
にも勿論適用可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明は上述の如く、溝内の上部壁面部
以外の領域に形成された絶縁膜(54)上に、当該溝内の上
部壁面部の拡散領域(53)に対してヒサシ状に突出する第
1の導電膜(90)が予め形成されており、上記拡散領域上
に形成される第2の導電膜(63b)と上記第1の導電膜上
に形成される第3の導電膜(63c)とが段切れにより分断
状態となっても、上記第2の導電膜と上記第3の導電膜
とは上記第1の導電膜により電気的に導通状態にあるか
ら、上記第2の導電膜と上記第3の導電膜との電気的な
断線が生じることはない。
【0055】上記の第三の導電領域は、上記第一の導電
領域から段差にかけて被着した後に、特別のマスクを施
すことなしに例えばエッチバックによってパターン化す
ることも、上記第二の導電領域による第三の導電領域の
断線防止が実現されるために、実施可能となる。従っ
て、製造時の工程制御も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるダイナミックRA
Mのメモリセル部の断面図である。
【図2】同メモリセルの要部拡大断面図である。
【図3】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図4】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図5】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図6】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図7】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図8】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図9】同RAMの製造方法の一段階をソモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図10】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図11】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図12】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図13】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図14】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図15】本発明の第2の実施例によるデバイスの要部断
面図である。
【図16】同デバイスの製造方法の一段階を示す断面図で
ある。
【図17】従来例によるダイナミックRAMの製造方法の
一段階をメモリセルについて示す断面図である。
【図18】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図19】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図20】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【符号の説明】
2 フィールドSiO2 膜 20 トレンチ状の溝 22、23 N+ 型拡散領域(ソース又はドレイン領域) 35 ポリシリコンゲート電極(ワード線) 40 基板(P- 型ウェル) 41 ビット線 52 SiO2 膜 53 N+ 型拡散領域(サイドコンタクト部) 54 SiO2 膜 54a、110 a 段差 63 ポリシリコン層(ストレージノード) 66 ポリシリコン層(フィールドプレート) 65 SiO2 膜(誘電体膜) 90、120 導電膜 112 配線 113 N+ 型拡散領域 Tr1 トランスファゲート C1 キャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾形 喜広 茨城県稲敷郡美浦村木原2355日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭63−70559(JP,A) 特開 平4−328861(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の一主面に形成
    されている溝と、 前記溝内の上部壁面部以外の領域に形成されている絶縁
    膜と、 前記溝内の上部壁面部に形成されている第2導電型の拡
    散領域と、 前記絶縁膜上にその一部が前記拡散領域に対してヒサシ
    状に突出するように形成されている第1の導電膜と、 前記拡散領域上に形成されている第2の導電膜と、 前記第1の導電膜上に形成されている第3の導電膜とを
    有し、前記拡散領域と前記第3の導電膜とが少なくとも
    前記第2の導電膜及び前記第1の導電膜を介して電気的
    に接続されている半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体基板の一主面に溝を
    形成する工程と、 前記溝内の上部壁面部以外の領域に絶縁膜を形成する工
    程と、 前記溝内を含む前記半導体基板の全面に第1の導電膜を
    被着する工程と、 前記第1の導電層に対してエッチング処理を行って、そ
    の一部が前記溝内の上部壁面部に対してヒサシ状に突出
    するように前記絶縁膜上に第1の導電膜を形成する工程
    と、 前記溝内を含み前記半導体基板の全面に第2の導電層を
    被着する工程と、 熱拡散により前記溝内の上部壁面部に第2導電型の拡散
    領域を形成する工程と、 前記第2の導電層に対するエッチング処理を行って、
    記拡散領域上に第2の導電膜を形成すると共に前記第1
    の導電膜上に第3の導電膜を形成する工程とを有する半
    導体装置の製造方法。
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