JP3145221U - 電動カーテン装置用駆動機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】レールに吊持された部分とモータケースを覆うように吊持された部分におけるカーテンに生じる段差を無くしてカーテンの見栄えが悪化することを解消しかつカーテンの畳み代をより確保するとともに、カーテンをカーテンレールにのみ吊持させた場合においてもカーテンを吊持される幅を十分に広げ得る電動カーテン装置用駆動機構を提供する。
【解決手段】電動カーテン装置用駆動機構は、複数のランナを有するカーテンレール12に移動可能に配索され先頭ランナが係着されたカーテンワイヤ21と、カーテンレール12の端部に設けられたモータケース24と、モータケース24に設けられた駆動モータ26と、駆動モータ26により回転駆動する駆動プーリ27とを備える。駆動プ−リ27の回転駆動を受けて回転する中間プーリ29がカーテンレール12の端部に設けられ、中間プーリ29を中心としてモータケース24が回転可能に取付けられる。
【選択図】図1
【解決手段】電動カーテン装置用駆動機構は、複数のランナを有するカーテンレール12に移動可能に配索され先頭ランナが係着されたカーテンワイヤ21と、カーテンレール12の端部に設けられたモータケース24と、モータケース24に設けられた駆動モータ26と、駆動モータ26により回転駆動する駆動プーリ27とを備える。駆動プ−リ27の回転駆動を受けて回転する中間プーリ29がカーテンレール12の端部に設けられ、中間プーリ29を中心としてモータケース24が回転可能に取付けられる。
【選択図】図1
Description
本考案は、電気的にカーテンを開閉する電動カーテン装置に用いられる駆動機構に関するものである。
従来から手動式のカーテンに代わりに、駆動モータを有する駆動機構によりカーテンを開閉する電動カーテン装置が知られている(例えば、実用新案登録文献1参照。)。この電動カーテン装置に用いられる駆動機構にあっては、複数のランナを有するカーテンレールに移動可能に配索され先頭ランナが係着されたカーテンワイヤと、カーテンレールの端部に設けられたモータケースと、モータケースに設けられた駆動モータと、駆動モータにより回転駆動する駆動プーリとが備えられる。そして、駆動モータにより駆動プーリを駆動してカーテンワイヤを移動させ、これにより先頭ランナをカーテンレールに沿って移動させて、それに吊持されているカーテンを開閉することができるようになっている。
特開2006−314389号公報(図1)
しかし、上記従来の電動カーテン装置用駆動機構では、カーテンレールの端部にそのレールの延長線上にモータケ−スを設け、カーテンの端部がそのモータケースを覆うようにそのカーテンを吊持させているけれども、そのレールの幅に対してモータケースの幅が広く、そのレールにランナを介して吊持されたカーテンの端部によりそのモータケースを覆うようにすると、そのレールに吊持された部分とそのモータケースを回避するように吊持された部分において水平断面において段差が生じ、その段差によりカーテンの襞が乱れて吊持されたカーテンの見栄えが悪くなる不具合があった。また、モータの大きさの問題もあり、モータケースの一端が取付けられるレールの端縁からそのモータケースの他端までの距離が長くなり、その分のカーテンにおける畳み代が大きくなってしまう不具合もあった。
この点を解消するために、カーテンをカーテンレールにのみ吊持させ、カーテンの端部によりモータケースを覆うようなことをしないことも考えられるけれども、モータケースはレールの延長線上に設けているため、そのモータケースが存在する部分にカーテンが吊持されないと、そのカーテンが吊持されない幅が広がって、所定の空間を仕切るというカーテン本来の機能が損なわれる不具合もあった。
本考案の目的は、レールに吊持された部分とモータケースを覆うように吊持された部分におけるカーテンに生じる段差を無くしてカーテンの見栄えが悪化することを解消しかつカーテンの畳み代をより確保するとともに、カーテンをカーテンレールにのみ吊持させた場合においてもカーテンを吊持される幅を十分に広げ得る電動カーテン装置用駆動機構を提供することにある。
請求項1に係る考案は、図4に示すように、複数のランナ18,19を有するカーテンレール12に移動可能に配索され先頭ランナ18が係着されたカーテンワイヤ21と、カーテンレール12の端部に設けられたモータケース24と、モータケース24に設けられた駆動モータ26と、駆動モータ26により回転駆動する駆動プーリ27とを備え、駆動モータ26により駆動プーリ27を駆動させることによりカーテンワイヤ21を移動させ電動カーテン装置用駆動機構の改良である。
その特徴ある構成は、更に図1に示すように、駆動プ−リ27の回転駆動を受けて回転する中間プーリ29がカーテンレール12の端部に設けられ、中間プーリ29を中心としてモータケース24が回転可能に取付けられたところにある。
その特徴ある構成は、更に図1に示すように、駆動プ−リ27の回転駆動を受けて回転する中間プーリ29がカーテンレール12の端部に設けられ、中間プーリ29を中心としてモータケース24が回転可能に取付けられたところにある。
この請求項1に記載された電動カーテン装置用駆動機構では、図3に示すように、モータケース24をカーテンレール12に対して回転させると、カーテンレール12の延長線から駆動モータ26が外れる。すると、カーテンレール12に吊持された部分とそのモータケース24を回避するように吊持された部分において水平断面において段差が生じるようなことはなく、吊持されたカーテン14の見栄えが悪くなるような事態を有効に回避することができる。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案であって、中間プーリ29が同軸に重ねて固着された第1及び第2プーリ29a,29bからなり、第1プーリ29aにカーテンワイヤ21が掛け回され、第2プーリ29bに駆動プーリ27の回転を伝達する動力伝達ベルト32が第2プーリ29bと駆動プーリ27間に巻回されたことを特徴とする。
この請求項2に記載された電動カーテン装置用駆動機構では、中間プーリ19を中心としてモータケース24を回転させたとしても、第2プーリ19bと駆動プーリ27間に巻回される動力伝達ベルト32が緩むような事態を回避することができ、駆動プーリ27の回転を中間プーリ29に確実に伝達することができる。
この請求項2に記載された電動カーテン装置用駆動機構では、中間プーリ19を中心としてモータケース24を回転させたとしても、第2プーリ19bと駆動プーリ27間に巻回される動力伝達ベルト32が緩むような事態を回避することができ、駆動プーリ27の回転を中間プーリ29に確実に伝達することができる。
請求項3に係る考案は、請求項1に係る考案であって、駆動プーリ27にカーテンワイヤ21が掛け回され、駆動プーリ27に掛け回されたカーテンワイヤ21の進入側及び退出側の間に中間プーリ39が設けられ、カーテンワイヤ21の進入側及び退出側にそれぞれ外側から接してカーテンワイヤ21を転向させ得る2つのガイドロール41,41がカーテンレール12の端部に設けられたことを特徴とする。
この請求項3に記載された電動カーテン装置用駆動機構では、図6に示すようにそのモータケース24をカーテンレール12に対して回転させると、駆動モータ26をカーテンレール12の延長線上から外すことができる。ここで、モータケース24を回転させたとしても、カーテンワイヤ21の進入側及び退出側のいずれか一方はその中間プーリ39によって転向し、他方はいずれか一方のガイドロール41により転向するので、カーテンワイヤ21が緩むような事態は回避され、駆動プーリ27の駆動によりカーテンワイヤ21を確実に移動させすることができる。
この請求項3に記載された電動カーテン装置用駆動機構では、図6に示すようにそのモータケース24をカーテンレール12に対して回転させると、駆動モータ26をカーテンレール12の延長線上から外すことができる。ここで、モータケース24を回転させたとしても、カーテンワイヤ21の進入側及び退出側のいずれか一方はその中間プーリ39によって転向し、他方はいずれか一方のガイドロール41により転向するので、カーテンワイヤ21が緩むような事態は回避され、駆動プーリ27の駆動によりカーテンワイヤ21を確実に移動させすることができる。
本考案の電動カーテン装置用駆動機構では、駆動プ−リの回転駆動を受けて回転する中間プーリをカーテンレールの端部に設け、中間プーリを中心としてモータケースを回転可能に取付けたので、モータケースをカーテンレールに対して回転することにより、カーテンレールの延長線から駆動モータを外すことができる。すると、カーテンレールに吊持された部分とそのモータケースを回避するように吊持された部分において水平断面において段差が生じるようなことはなく、吊持されたカーテンの見栄えが悪くなるような事態を有効に回避することができる。
そして、中間プーリが同軸に重ねて固着された第1及び第2プーリからなり、第1プーリにカーテンワイヤを掛け回し、動力伝達ベルトを第2プーリと駆動プーリ間に巻回すれば、モータケースを回転させたとしても動力伝達ベルトが緩むようなことはない。一方、駆動プーリにカーテンワイヤを掛け回し、そのカーテンワイヤの進入側及び退出側の間に中間プーリを設け、外側から接してカーテンワイヤを転向させ得る2つのガイドロールを設ければ、カーテンワイヤが緩むような事態を回避することができる。
次に本考案を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図4に示すように、電動カーテン装置10は、窓枠11に固定されたカーテンレール12と、カーテンレール12に移動可能に設けられカーテン14の上縁における端部を支持する先頭ランナ18,18と、そのカーテンレール12に移動可能に設けられカーテン14の上縁における中間部分を支持する複数の中間ランナ19,19,19・・・と、その先頭ランナ18,18を移動させる本考案の駆動機構20とを備える。先頭ランナ18はカーテン14の上縁の端部を支持し、複数の中間ランナ19はその上縁の中間部分を所定の間隔をあけて支持するように構成される。従って、先頭ランナ18をカーテンレール12に沿って移動させると、カーテン14の上縁における端部がその先頭ランナ18とともに移動し、その移動に中間ランナ19が従動してカーテン14の開閉動作が行われるように構成される。ここで、図4の符号13は、先頭ランナ18が設けられないカーテン14の他方の端部をカーテンレール12の端部に固定するレールストッパである。
図4に示すように、電動カーテン装置10は、窓枠11に固定されたカーテンレール12と、カーテンレール12に移動可能に設けられカーテン14の上縁における端部を支持する先頭ランナ18,18と、そのカーテンレール12に移動可能に設けられカーテン14の上縁における中間部分を支持する複数の中間ランナ19,19,19・・・と、その先頭ランナ18,18を移動させる本考案の駆動機構20とを備える。先頭ランナ18はカーテン14の上縁の端部を支持し、複数の中間ランナ19はその上縁の中間部分を所定の間隔をあけて支持するように構成される。従って、先頭ランナ18をカーテンレール12に沿って移動させると、カーテン14の上縁における端部がその先頭ランナ18とともに移動し、その移動に中間ランナ19が従動してカーテン14の開閉動作が行われるように構成される。ここで、図4の符号13は、先頭ランナ18が設けられないカーテン14の他方の端部をカーテンレール12の端部に固定するレールストッパである。
本考案の電動カーテン装置用駆動機構20は、そのカーテンレール12に移動可能に配索され先頭ランナ18が係着されたカーテンワイヤ21と、そのカーテンレール12の一端に設けられたプーリケース22と、そのプーリケース22に内蔵されカーテンワイヤ21が掛け回された転向プーリ23と、そのカーテンレール12の他端に設けられたモータケース24と、そのモータケース24に設けられた正逆回転可能な駆動モータ26と、その駆動モータ26により回転駆動する駆動プーリ27とを備える。そして、その駆動モータ26により回転駆動する駆動プ−リ27の回転駆動を受けて回転する中間プーリ29がカーテンレール12の他端部に設けられる。
図1に詳しく示すように、この実施の形態における中間プーリ29は、同軸に重ねて固着された第1及び第2プーリ29a,29bからなる。この第1及び第2プーリ29a,29bからなる中間プーリ29は、カーテンレール12の端部にその端部から軸方向に延びて突出して設けられた取付ブラケット31に枢支され、この中間プーリ29を中心としてモータケース24が回転可能に取付けられる。この実施の形態におけるモータケース24はクランク状に折り曲げられた鋼板からなり、その一端を取付ブラケット31に中間プーリ29の中心軸と同軸に枢支されて、図2及び図3に示すように、このモータケース24が水平面内においてその取付ブラケット31に回転可能に取付けられる。ここで、符号33はモータケース24を取付ブラケット31に固定して自由な回転を防止する止めねじを示す。
図1〜図3に示すように、駆動モータ26はクランク状に折り曲げられたモータケース24の他端側に取付けられ、その駆動モータ26の回転軸26aに駆動プーリ27が取付けられる。図1に示すように、カーテンレール12の内部に配索されたカーテンワイヤ21は中間プーリ29を構成する下側の第1プーリ19aに掛け回され、その第1プーリ19aとともに中間プーリ29を構成する上側の第2プーリ19bは駆動プーリ27と高さ方向において同位置にあり、その駆動プーリ27の回転を伝達する動力伝達ベルト32が第2プーリ19bと駆動プーリ27間に巻回される。
このように構成された駆動機構20を有する電動カーテン装置10は、駆動機構20の駆動モータ26の回転駆動により、駆動プーリ27が回転し、駆動プーリ27の回転は動力伝達ベルト32を介して第2プーリ19bに伝達される。すると、この第2プーリ19bは第1プーリ19aとともに回転し、この第1プーリ19aが回転するとそこに掛け回されたカーテンワイヤ21がカーテンレール12の内部において移動する。カーテンワイヤ21は巻回長や張力を調整された状態で先頭ランナ18に連結されているので、カーテンワイヤ21の移動に伴って先頭ランナ18がカーテンレール12に沿って移動し、これにより電動でカーテン14の開閉動作を行うことができる。
そして、この電動カーテン装置用駆動機構20では、中間プーリ29を中心としてモータケース24を回転可能に取付けるので、図2に示すように、そのモータケース24がカーテンレール12の延長線上にある状態から、止めねじ33を取り外した後、図3に示すようにそのモータケース24をカーテンレール12に対して回転させると、駆動モータ26をカーテンレール12の延長線上から外すことができる。ここで、モータケース24は中間プーリ19を中心として回転可能に取付けているので、そのモータケース24を回転させたとしても、第2プーリ19bと駆動プーリ27間に巻回される動力伝達ベルト32が緩むような事態は回避される。このため、例えば、図3に示すように、モータケース24をカーテンレール12に対して90度回転させ、その状態で止めねじ33により固定すれば、カーテンレール12の延長線から駆動モータ26を外れた状態に維持することができる。
図3に示すように、カーテンレール12の延長線から駆動モータ26を外れた状態に維持させると、カーテンレール12の延長線上に駆動モータ26が存在しないので、そのレール12にランナ18,19を介して吊持されたカーテン14の端部によりそのモータ26及びモータケース24を覆ったとしても、そのカーテンレール12に吊持された部分とそのモータケース24を回避するように吊持された部分において水平断面において段差が生じるようなことはない。このため、その段差によりカーテン14の襞が乱れるようなこともなく、吊持されたカーテン14の見栄えが悪くなるような事態を有効に回避することができる。
また、図1に示すように、モータケース24をカーテンレール12に対して90度回転させると、カーテンレール12の端縁からそのレール12の延長線上に突出するモータケース24の他端までの距離Lが、カーテンレール12の延長線上に駆動モータ26が存在する場合に比較して短くなり、その分のカーテン14における畳み代を小さくすることができる。また、カーテン14をカーテンレール12にのみ吊持させた場合であっても、モータケース24を回転させてこの距離Lを短くすると、その短くなった分だけカーテン14が吊持されない幅は狭まり、所定の空間を仕切るというカーテン本来の機能を十分に確保することができる。この結果、カーテン14の見栄えが悪化することを解消しかつカーテン14の畳み代をより確保するとともに、カーテンをカーテンレール12にのみ吊持させた場合においてもカーテン14を吊持される幅を十分に広げることが可能となる。
図5及び図6に本考案の別の実施の形態を示す。図面中、上述した実施の形態と同一符号は同一部品を示し、繰り返しての説明を省略する。
この別の実施の形態では、駆動プーリ27にカーテンワイヤ21が直接掛け回される場合を示す。この実施の形態における駆動プーリ27は比較的大径のものが使用され、その駆動プーリ27に掛け回されたカーテンワイヤ21の進入側及び退出側の間に駆動プーリ27より小径の中間プーリ39が設けられる。そして、駆動プーリ27に掛け回されたカーテンワイヤ21の進入側及び退出側にそれぞれ外側から接してそのカーテンワイヤ21を中間プーリ39に押し付け、そのカーテンワイヤ21が中間プーリ39から離脱することを防止する2つのガイドロール41,41がカーテンレール12の端部に設けられる。また、この中間プーリ39を中心としてモータケース24が回転可能に取付けられ、そのモータケース24を回転させると、カーテンワイヤ21の進入側及び退出側のいずれか一方はその中間プーリ39によって転向し、他方はいずれか一方のガイドロール41により転向するように構成される。
この別の実施の形態では、駆動プーリ27にカーテンワイヤ21が直接掛け回される場合を示す。この実施の形態における駆動プーリ27は比較的大径のものが使用され、その駆動プーリ27に掛け回されたカーテンワイヤ21の進入側及び退出側の間に駆動プーリ27より小径の中間プーリ39が設けられる。そして、駆動プーリ27に掛け回されたカーテンワイヤ21の進入側及び退出側にそれぞれ外側から接してそのカーテンワイヤ21を中間プーリ39に押し付け、そのカーテンワイヤ21が中間プーリ39から離脱することを防止する2つのガイドロール41,41がカーテンレール12の端部に設けられる。また、この中間プーリ39を中心としてモータケース24が回転可能に取付けられ、そのモータケース24を回転させると、カーテンワイヤ21の進入側及び退出側のいずれか一方はその中間プーリ39によって転向し、他方はいずれか一方のガイドロール41により転向するように構成される。
このように構成された電動カーテン装置用駆動機構20であっても、図5に示すように、そのモータケース24がカーテンレール12の延長線上にある状態から、図6に示すようにそのモータケース24をカーテンレール12に対して回転させると、駆動モータ26をカーテンレール12の延長線上から外すことができる。ここで、モータケース24を回転させたとしても、カーテンワイヤ21の進入側及び退出側のいずれか一方はその中間プーリ39によって転向し、他方はいずれか一方のガイドロール41により転向するので、カーテンワイヤ21が緩むような事態を回避することができる。そして、カーテンレール12の延長線から駆動モータ26を外れた状態にすることにより、カーテン14の見栄えが悪化することを解消しかつカーテン14の畳み代をより確保することができる。また、カーテンレール12の端縁からそのレール12の延長線上に突出するモータケース24の他端までの距離Lが、カーテンレール12の延長線上に駆動モータ26が存在する場合に比較して短くなるので、カーテンをカーテンレール12にのみ吊持させた場合においてもカーテン14を吊持される幅を十分に広げることが可能となる。
10 電動カーテン装置
12 カーテンレール
18 先頭ランナ
19 中間ランナ
20 駆動機構
21 カーテンワイヤ
24 モータケース
26 駆動モータ
27 駆動プーリ
29,39 中間プーリ
29a 第1プーリ
29b 第2プーリ
32 動力伝達ベルト
41 ガイドロール
12 カーテンレール
18 先頭ランナ
19 中間ランナ
20 駆動機構
21 カーテンワイヤ
24 モータケース
26 駆動モータ
27 駆動プーリ
29,39 中間プーリ
29a 第1プーリ
29b 第2プーリ
32 動力伝達ベルト
41 ガイドロール
Claims (3)
- 複数のランナ(18,19)を有するカーテンレール(12)に移動可能に配索され先頭ランナ(18)が係着されたカーテンワイヤ(21)と、前記カーテンレール(12)の端部に設けられたモータケース(24)と、前記モータケース(24)に設けられた駆動モータ(26)と、前記駆動モータ(26)により回転駆動する駆動プーリ(27)とを備え、前記駆動モータ(26)により前記駆動プーリ(27)を駆動させることにより前記カーテンワイヤ(21)を移動させる電動カーテン装置用駆動機構において、
前記駆動プ−リ(27)の回転駆動を受けて回転する中間プーリ(29,39)が前記カーテンレール(12)の端部に設けられ、
前記中間プーリ(29,39)を中心として前記モータケース(24)が回転可能に取付けられた
ことを特徴とする電動カーテン装置用駆動機構。 - 中間プーリ(29)が同軸に重ねて固着された第1及び第2プーリ(29a,29b)からなり、
前記第1プーリ(29a)にカーテンワイヤ(21)が掛け回され、
前記第2プーリ(29b)に駆動プーリ(27)の回転を伝達する動力伝達ベルト(32)が前記第2プーリ(29b)と前記駆動プーリ(27)間に巻回された
請求項1記載の電動カーテン装置用駆動機構。 - 駆動プーリ(27)にカーテンワイヤ(21)が掛け回され、
前記駆動プーリ(27)に掛け回された前記カーテンワイヤ(21)の進入側及び退出側の間に中間プーリ(39)が設けられ、
前記カーテンワイヤ(21)の進入側及び退出側にそれぞれ外側から接して前記カーテンワイヤ(21)を転向させ得る2つのガイドロール(41,41)がカーテンレール(12)の端部に設けられた
請求項1記載の電動カーテン装置用駆動機構。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015031076A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | 寺岡オート・ドアシステム株式会社 | 門扉駆動装置 |
CN110934477A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-03-31 | 浙江好易点智能科技有限公司 | 窗帘轨道、拼接方法、驱动装置及电动窗帘 |
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2008
- 2008-07-17 JP JP2008004947U patent/JP3145221U/ja not_active Expired - Fee Related
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