JP3144825B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents
出力バッファ回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力バッファ回路、特に
入出力用の外部端子と接続される出力バッファ回路に関
するものである。
入出力用の外部端子と接続される出力バッファ回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、DRAM等の半導体記憶装置の出
力バッファ回路の最終段にはNチャンネルMOSFET
を直列接続したNMOS型のバッファ回路が用いられて
きた。この回路について図面を用いて説明する。
力バッファ回路の最終段にはNチャンネルMOSFET
を直列接続したNMOS型のバッファ回路が用いられて
きた。この回路について図面を用いて説明する。
【0003】図5は出力バッファ回路の最終段にNMO
S型のバッファ回路を用いた半導体記憶装置の入出力部
のブロック構成図、図6は図5にある出力バッファ回路
の最終段35の断面構造図を示すものである。図中2
1,22は出力データ線対で電気的に相補である。23
は差動増幅器等で構成された出力増幅器、46、35は
出力バッファ回路で、特に35は出力バッファ回路の最
終段である。9はデータ入出力線、25は外部端子、2
6は入力バッファ回路、27は入力増幅器、28、29
は電気的に相補な入力データ線対である。また7は電源
線、10は接地線、14はNチャンネルMOSFETの
ソース及びドレイン、15はP型のシリコン基板、16
は分離領域、51はNチャンネルMOSFETのソース
及びドレインである。
S型のバッファ回路を用いた半導体記憶装置の入出力部
のブロック構成図、図6は図5にある出力バッファ回路
の最終段35の断面構造図を示すものである。図中2
1,22は出力データ線対で電気的に相補である。23
は差動増幅器等で構成された出力増幅器、46、35は
出力バッファ回路で、特に35は出力バッファ回路の最
終段である。9はデータ入出力線、25は外部端子、2
6は入力バッファ回路、27は入力増幅器、28、29
は電気的に相補な入力データ線対である。また7は電源
線、10は接地線、14はNチャンネルMOSFETの
ソース及びドレイン、15はP型のシリコン基板、16
は分離領域、51はNチャンネルMOSFETのソース
及びドレインである。
【0004】まずこの回路の動作について説明する。図
5において出力データ線対21、22は出力増幅器23
を介して出力バッファ回路46、35に接続してある。
出力データ線対21、22に現れる出力データ対は出力
バッファ回路46において一定のタイミングをもって、
一方は第1の制御線49を介して出力バッファ回路の最
終段35内の第1のNチャンネルMOSFET47に、
もう一方は第2の制御線50を介して出力バッファ回路
の最終段35内の第2のNチャンネルMOSFET48
に出力される。ここで出力データ線21がハイレベルの
時は、第1の制御線49がハイレベルになり第1のNチ
ャンネルMOSFET47がオンして外部端子25はハ
イレベルになり、逆に出力データ線21がローレベルの
時は、第2の制御線50がハイレベルになり第2のNチ
ャンネルMOSFET48がオンして外部端子25はロ
ーレベルになりデータが外部に出力される。一方、デー
タ入力時には外部端子25より入力したデータを入力バ
ッファ回路26及び入力増幅器27で入力データ線対2
8、29に転送する。
5において出力データ線対21、22は出力増幅器23
を介して出力バッファ回路46、35に接続してある。
出力データ線対21、22に現れる出力データ対は出力
バッファ回路46において一定のタイミングをもって、
一方は第1の制御線49を介して出力バッファ回路の最
終段35内の第1のNチャンネルMOSFET47に、
もう一方は第2の制御線50を介して出力バッファ回路
の最終段35内の第2のNチャンネルMOSFET48
に出力される。ここで出力データ線21がハイレベルの
時は、第1の制御線49がハイレベルになり第1のNチ
ャンネルMOSFET47がオンして外部端子25はハ
イレベルになり、逆に出力データ線21がローレベルの
時は、第2の制御線50がハイレベルになり第2のNチ
ャンネルMOSFET48がオンして外部端子25はロ
ーレベルになりデータが外部に出力される。一方、デー
タ入力時には外部端子25より入力したデータを入力バ
ッファ回路26及び入力増幅器27で入力データ線対2
8、29に転送する。
【0005】ところが、出力バッファ回路の最終段35
のNチャンネルMOSFET47、48のゲート電極に
接続された第1及び第2の制御線49、50の論理振幅
が接地電位(以下VSS(TYP.))以上電源電位(以下VCC
(TYP.))以下の場合、出力データがハイレベルの時、即
ち第1の制御線21の電位がVCC(TYP.)の時、外部端子
25にVCC(TYP.)より第1のNチャンネルMOSFET
47のVth分だけ低い電位が現れるという問題点を有し
ていた。
のNチャンネルMOSFET47、48のゲート電極に
接続された第1及び第2の制御線49、50の論理振幅
が接地電位(以下VSS(TYP.))以上電源電位(以下VCC
(TYP.))以下の場合、出力データがハイレベルの時、即
ち第1の制御線21の電位がVCC(TYP.)の時、外部端子
25にVCC(TYP.)より第1のNチャンネルMOSFET
47のVth分だけ低い電位が現れるという問題点を有し
ていた。
【0006】そこで従来は、出力データがハイレベルの
時、外部端子25の電位がVCC(TYP.)になるように、出
力バッファ回路46内に昇圧回路を設けて、出力データ
が出力バッファ回路46に入力すると、第1のNチャン
ネルMOSFET47のゲート電極に接続する第1の制
御線49をVCC(TYP.)+Vth以上の高電位に昇圧するこ
とにより解決していた。しかしながら第1の制御線49
を昇圧するにはある程度の時間が必要であり、そのため
にデータの出力に要する時間が長くなるという問題点が
生じてくる。
時、外部端子25の電位がVCC(TYP.)になるように、出
力バッファ回路46内に昇圧回路を設けて、出力データ
が出力バッファ回路46に入力すると、第1のNチャン
ネルMOSFET47のゲート電極に接続する第1の制
御線49をVCC(TYP.)+Vth以上の高電位に昇圧するこ
とにより解決していた。しかしながら第1の制御線49
を昇圧するにはある程度の時間が必要であり、そのため
にデータの出力に要する時間が長くなるという問題点が
生じてくる。
【0007】以上2点の問題、即ち第1及び第2の制御
線49、50の論理振幅がVSS(TYP.)〜VCC(TYP.)の場
合、出力データがハイレベルの時、外部端子25にVCC
(TYP.)−Vthの電位が現れるという問題と、前記の問題
を解決するために第1の制御線49を昇圧すると、この
ために出力に要する時間が長くなるという問題は、出力
バッファ回路の最終段35をCMOS化する、即ち第1
のNチャンネルMOSFET47をPチャンネルMOS
FETとすることで解決するが、周辺回路がCMOS化
された現在も以前と同様にNMOS型のバッファ回路が
用いられている。その理由は、出力バッファ回路につな
がる外部端子がデータの入力と出力を兼用する場合、入
力データのハイレベル時の電位がVCC(TYP.)より高電位
(例えば、DRAMの製品スペックにある、入力電圧
(以下VIN)の高電圧側の絶対最大定格であるVCC(TY
P.)+2(V))の時、出力バッファ回路の最終段がC
MOS型のバッファ回路であると、これを構成するPチ
ャンネルMOSFETのドレインノードからNウェルに
向かって順方向のダイオード電流が流れ、この電流がト
リガーとなってラッチアップ等の素子破壊を引き起こす
可能性があるためである。
線49、50の論理振幅がVSS(TYP.)〜VCC(TYP.)の場
合、出力データがハイレベルの時、外部端子25にVCC
(TYP.)−Vthの電位が現れるという問題と、前記の問題
を解決するために第1の制御線49を昇圧すると、この
ために出力に要する時間が長くなるという問題は、出力
バッファ回路の最終段35をCMOS化する、即ち第1
のNチャンネルMOSFET47をPチャンネルMOS
FETとすることで解決するが、周辺回路がCMOS化
された現在も以前と同様にNMOS型のバッファ回路が
用いられている。その理由は、出力バッファ回路につな
がる外部端子がデータの入力と出力を兼用する場合、入
力データのハイレベル時の電位がVCC(TYP.)より高電位
(例えば、DRAMの製品スペックにある、入力電圧
(以下VIN)の高電圧側の絶対最大定格であるVCC(TY
P.)+2(V))の時、出力バッファ回路の最終段がC
MOS型のバッファ回路であると、これを構成するPチ
ャンネルMOSFETのドレインノードからNウェルに
向かって順方向のダイオード電流が流れ、この電流がト
リガーとなってラッチアップ等の素子破壊を引き起こす
可能性があるためである。
【0008】以上のことを図7、図8を用いて説明す
る。図7は完全にCMOS化された半導体記憶装置の入
出力部のブロック構成図、図8は図7にある出力バッフ
ァ回路の最終段36の断面構造図を示すものである。図
7、図8において、図5、図6と同一の機能を有するも
のは同一の番号を付し説明を省略する。異なる点は、図
5の第1のNチャンネルMOSFET47やPチャンネ
ルMOSFET1とし、それに伴い図5の出力バッファ
回路46の機能を変更し出力バッファ回路24とし、そ
の出力線である図5の第1及び第2の制御線49、50
をそれぞれ第1及び第2の制御線4、6とした点であ
る。11はPチャンネルMOSFETのソース及びドレ
イン、12はNウエルである。
る。図7は完全にCMOS化された半導体記憶装置の入
出力部のブロック構成図、図8は図7にある出力バッフ
ァ回路の最終段36の断面構造図を示すものである。図
7、図8において、図5、図6と同一の機能を有するも
のは同一の番号を付し説明を省略する。異なる点は、図
5の第1のNチャンネルMOSFET47やPチャンネ
ルMOSFET1とし、それに伴い図5の出力バッファ
回路46の機能を変更し出力バッファ回路24とし、そ
の出力線である図5の第1及び第2の制御線49、50
をそれぞれ第1及び第2の制御線4、6とした点であ
る。11はPチャンネルMOSFETのソース及びドレ
イン、12はNウエルである。
【0009】まずこの回路の動作について説明する。図
7において出力データ線対21、22は出力増幅器23
を介して出力バッファ回路24、36に接続してある。
出力データ線対21、22に現れる出力データ対は出力
バッファ回路24において一定のタイミングをもって、
一方は第1の制御線4を介して出力バッファ回路の最終
段36内のPチャンネルMOSFET1に、もう一方は
第2の制御線6を介して出力バッファ回路の最終段36
内のNチャンネルMOSFET3に出力される。このと
き第1及び第2の制御線4、6は出力バッファ回路24
出力時において電気的に同相になるようにしてあり、ま
た特に昇圧はしていない。ここで出力データ線21がハ
イレベルの時は、第1の制御線4がローレベルになりP
チャンネルMOSFET1がオンして外部端子25はハ
イレベル(電位はVCC(TYP.))になり、逆に出力デー
タ線21がローレベルの時は、第2の制御線6がハイレ
ベルになりNチャンネルMOSFET3がオンして外部
端子25はローレベル(電位は接地電位(以下VSS(TY
P.)))になりデータが外部に出力される。一方、デー
タ入力時には外部端子25より入力したデータを入力バ
ッファ回路26及び入力増幅器27で入力データ線対2
8、29に転送する。
7において出力データ線対21、22は出力増幅器23
を介して出力バッファ回路24、36に接続してある。
出力データ線対21、22に現れる出力データ対は出力
バッファ回路24において一定のタイミングをもって、
一方は第1の制御線4を介して出力バッファ回路の最終
段36内のPチャンネルMOSFET1に、もう一方は
第2の制御線6を介して出力バッファ回路の最終段36
内のNチャンネルMOSFET3に出力される。このと
き第1及び第2の制御線4、6は出力バッファ回路24
出力時において電気的に同相になるようにしてあり、ま
た特に昇圧はしていない。ここで出力データ線21がハ
イレベルの時は、第1の制御線4がローレベルになりP
チャンネルMOSFET1がオンして外部端子25はハ
イレベル(電位はVCC(TYP.))になり、逆に出力デー
タ線21がローレベルの時は、第2の制御線6がハイレ
ベルになりNチャンネルMOSFET3がオンして外部
端子25はローレベル(電位は接地電位(以下VSS(TY
P.)))になりデータが外部に出力される。一方、デー
タ入力時には外部端子25より入力したデータを入力バ
ッファ回路26及び入力増幅器27で入力データ線対2
8、29に転送する。
【0010】ところでこのとき外部端子25には、例え
ばDRAMの製品スペック上では、VSS(TYP.)−1
(V)〜VCC(TYP.)+2(V)というような電位が印加
されることが許されており、そのため出力バッファ回路
の最終段36においてVCC線もしくはVSS線へ貫通電流
が流れることを防ぐために、データ入力時にPチャンネ
ルMOSFET1及びNチャンネルMOSFET3のゲ
ート電極に接続された第1及び第2の制御線4、6を各
々ハイレベル及びローレベルにするように出力バッファ
回路24においてコントロールする。
ばDRAMの製品スペック上では、VSS(TYP.)−1
(V)〜VCC(TYP.)+2(V)というような電位が印加
されることが許されており、そのため出力バッファ回路
の最終段36においてVCC線もしくはVSS線へ貫通電流
が流れることを防ぐために、データ入力時にPチャンネ
ルMOSFET1及びNチャンネルMOSFET3のゲ
ート電極に接続された第1及び第2の制御線4、6を各
々ハイレベル及びローレベルにするように出力バッファ
回路24においてコントロールする。
【0011】また図8によると、従来よりP型基板15
の電位はVSS(TYP.)−1(V)以下にしてあるので、
外部端子25の電位がVSS(TYP.)以下になる、即ち出
力バッファ回路の最終段36内のFETの接続ノード9
の電位がVSS(TYP.)以下になり、接続ノード9に接続
しているNチャンネルMOSFET3のドレインノード
14が電位がVSS(TYP.)以下になっても、ドレインノ
ード14とP型基板15との間にできるPN接合には、
順方向電流は流れない。
の電位はVSS(TYP.)−1(V)以下にしてあるので、
外部端子25の電位がVSS(TYP.)以下になる、即ち出
力バッファ回路の最終段36内のFETの接続ノード9
の電位がVSS(TYP.)以下になり、接続ノード9に接続
しているNチャンネルMOSFET3のドレインノード
14が電位がVSS(TYP.)以下になっても、ドレインノ
ード14とP型基板15との間にできるPN接合には、
順方向電流は流れない。
【0012】しかしながら、外部端子25の電位がVCC
(TYP.)以上になると出力バッファ回路の最終段36内の
FETの接続ノード9の電位がVCC(TYP.)以上になり、
接続ノード9に接続しているPチャンネルMOSFET
1のドレインノード11が電位がVCC(TYP.)以上にな
る。また従来よりPチャンネルMOSFET1を構成す
るNウェル12の電位はVCC(TYP.)であるので、ドレイ
ンノード11とNウェル12との間にできるPN接合に
は、順方向電流が流れ、この電流がトリガーとなってラ
ッチアップ等の素子破壊を引き起こす可能性があるとい
う問題が生じる。
(TYP.)以上になると出力バッファ回路の最終段36内の
FETの接続ノード9の電位がVCC(TYP.)以上になり、
接続ノード9に接続しているPチャンネルMOSFET
1のドレインノード11が電位がVCC(TYP.)以上にな
る。また従来よりPチャンネルMOSFET1を構成す
るNウェル12の電位はVCC(TYP.)であるので、ドレイ
ンノード11とNウェル12との間にできるPN接合に
は、順方向電流が流れ、この電流がトリガーとなってラ
ッチアップ等の素子破壊を引き起こす可能性があるとい
う問題が生じる。
【0013】以上のことはP型基板にNウェルを設けた
場合であり、逆にN型基板にPウェルを設けたときも同
様になる。
場合であり、逆にN型基板にPウェルを設けたときも同
様になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、半導
体記憶装置の出力バッファ回路の最終段にはNチャンネ
ルMOSFETを直列接続したNMOS型のバッファ回
路を用い、出力バッファ回路の最終段の第1及び第2の
NチャンネルMOSFETのゲート電極に接続された第
1及び第2の制御線の論理振幅がVSS(TYP.)〜VCC(TY
P.)の場合、出力データがハイレベルの時、即ち第1の
制御線の電位がVCC(TYP.)の時、外部端子にVCC(TYP.)
−Vthの電位が現れるという問題点が有り、次に前記問
題点を、出力バッファ回路内に昇圧回路を設けて、出力
データが前記出力バッファ回路に入力しそのレベルがハ
イレベルの時、前記第1のNチャンネルMOSFETの
ゲート電極に接続される第1の制御線をVCC(TYP.)+V
th以上の高電位に昇圧することにより解決すると、今度
はデータの出力に要する時間が長くなるという問題点が
生じてくる。
体記憶装置の出力バッファ回路の最終段にはNチャンネ
ルMOSFETを直列接続したNMOS型のバッファ回
路を用い、出力バッファ回路の最終段の第1及び第2の
NチャンネルMOSFETのゲート電極に接続された第
1及び第2の制御線の論理振幅がVSS(TYP.)〜VCC(TY
P.)の場合、出力データがハイレベルの時、即ち第1の
制御線の電位がVCC(TYP.)の時、外部端子にVCC(TYP.)
−Vthの電位が現れるという問題点が有り、次に前記問
題点を、出力バッファ回路内に昇圧回路を設けて、出力
データが前記出力バッファ回路に入力しそのレベルがハ
イレベルの時、前記第1のNチャンネルMOSFETの
ゲート電極に接続される第1の制御線をVCC(TYP.)+V
th以上の高電位に昇圧することにより解決すると、今度
はデータの出力に要する時間が長くなるという問題点が
生じてくる。
【0015】これらの問題点を解決するには、出力バッ
ファ回路の最終段をCMOS化する、即ち第1のNチャ
ンネルMOSFETをPチャンネルMOSFETとする
ことで解決するが、周辺回路がCMOS化された現在も
以前と同様にNMOS型のバッファ回路が用いられてい
る。その理由は、出力バッファ回路につながる外部端子
がデータの入力と出力を兼用する場合、入力データがハ
イレベルの時の電位がVCC(TYP.)より高電位の時、出力
バッファ回路の最終段がCMOS型のバッファ回路であ
るとPチャンネルMOSFETのドレインノードからN
ウェル(あるいはN型基板)に向かって順方向のダイオ
ード電流が流れ、この電流がトリガーとなってラッチア
ップ等の素子破壊を引き起こす可能性があるためであ
る。
ファ回路の最終段をCMOS化する、即ち第1のNチャ
ンネルMOSFETをPチャンネルMOSFETとする
ことで解決するが、周辺回路がCMOS化された現在も
以前と同様にNMOS型のバッファ回路が用いられてい
る。その理由は、出力バッファ回路につながる外部端子
がデータの入力と出力を兼用する場合、入力データがハ
イレベルの時の電位がVCC(TYP.)より高電位の時、出力
バッファ回路の最終段がCMOS型のバッファ回路であ
るとPチャンネルMOSFETのドレインノードからN
ウェル(あるいはN型基板)に向かって順方向のダイオ
ード電流が流れ、この電流がトリガーとなってラッチア
ップ等の素子破壊を引き起こす可能性があるためであ
る。
【0016】本発明はかかる点に鑑み、データ出力の高
速化を図りつつ、かつ回路を構成する素子の異常動作を
防ぐことを図った出力バッファ回路を提供することを目
的とする。
速化を図りつつ、かつ回路を構成する素子の異常動作を
防ぐことを図った出力バッファ回路を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、出力データ線
対に接続された出力バッファ回路において、その出力バ
ッファ回路の最終段を、ソースノードを電源線(以下V
CC線)に接続しゲート電極を第1の制御線に接続したP
チャンネルMOSFETと、ゲート電極を第3の制御線
に接続した第1のNチャンネルMOSFETと、ソース
ノードを接地線(VSS線)に接続しゲート電極を第2の
制御線に接続した第2のNチャンネルMOSFETの直
列接続で構成し、前記第1及び第2のNチャンネルMO
SFETの接続ノードを入出力用の外部端子に接続し、
データ入力時において、前記第1の制御線がハイレベ
ル、前記第2の制御線がローレベル、前記第3の制御線
がローレベルになり、データ出力時において、出力デー
タ線対上の出力データにより前記第1の制御線及び前記
第2の制御線がハイレベルもしくはローレベルの同相レ
ベルになり、出力データが出力バッファ回路に入力する
より前に、前記第3の制御線がVCC線の電位より前記第
1のNチャンネルMOSFETのVth以上高い電位に
昇圧されることを特徴とする。
対に接続された出力バッファ回路において、その出力バ
ッファ回路の最終段を、ソースノードを電源線(以下V
CC線)に接続しゲート電極を第1の制御線に接続したP
チャンネルMOSFETと、ゲート電極を第3の制御線
に接続した第1のNチャンネルMOSFETと、ソース
ノードを接地線(VSS線)に接続しゲート電極を第2の
制御線に接続した第2のNチャンネルMOSFETの直
列接続で構成し、前記第1及び第2のNチャンネルMO
SFETの接続ノードを入出力用の外部端子に接続し、
データ入力時において、前記第1の制御線がハイレベ
ル、前記第2の制御線がローレベル、前記第3の制御線
がローレベルになり、データ出力時において、出力デー
タ線対上の出力データにより前記第1の制御線及び前記
第2の制御線がハイレベルもしくはローレベルの同相レ
ベルになり、出力データが出力バッファ回路に入力する
より前に、前記第3の制御線がVCC線の電位より前記第
1のNチャンネルMOSFETのVth以上高い電位に
昇圧されることを特徴とする。
【0018】
【0019】
【作用】本発明は、ラッチアップ防止に加え、第1のN
チャンネルMOSFETのゲート電極をVCC線の電位よ
り該NチャンネルMOSFETのしきい値電圧(Vth)
以上高い電位に昇圧される第3の制御線に接続すること
により、ハイレベルのデータを出力する時には外部端子
の電位はVCCとなり、しかも、出力データが出力バッフ
ァ回路に入力するより前に昇圧するので、昇圧時間に伴
うアクセス時間の遅れを防ぐことができる。
チャンネルMOSFETのゲート電極をVCC線の電位よ
り該NチャンネルMOSFETのしきい値電圧(Vth)
以上高い電位に昇圧される第3の制御線に接続すること
により、ハイレベルのデータを出力する時には外部端子
の電位はVCCとなり、しかも、出力データが出力バッフ
ァ回路に入力するより前に昇圧するので、昇圧時間に伴
うアクセス時間の遅れを防ぐことができる。
【0020】
【実施例】(実施例1) 図1は本発明の第1の実施例における半導体記憶装置の
入出力部のブロック構成図、図2は図1にある出力バッ
ファ回路の最終段31の断面構造図を示すものである。
図1、図2において、図7、図8と同一の機能を有する
ものは同一の番号を付し説明を省略する。異なる点は、
図7のPチャンネルMOSFET1のNチャンネルMO
SFET3の間に新たにゲート電極を第3の制御線5に
接続したNチャンネルMOSFET2を挿入し、2つの
NチャンネルMOSFETの接続ノードを入出力用の外
部端子25に接続する点である。8はPチャンネルMO
SFETとNチャンネルMOSFETとの接続ノード、
13はNチャンネルMOSFETのソース及びドレイン
である。
入出力部のブロック構成図、図2は図1にある出力バッ
ファ回路の最終段31の断面構造図を示すものである。
図1、図2において、図7、図8と同一の機能を有する
ものは同一の番号を付し説明を省略する。異なる点は、
図7のPチャンネルMOSFET1のNチャンネルMO
SFET3の間に新たにゲート電極を第3の制御線5に
接続したNチャンネルMOSFET2を挿入し、2つの
NチャンネルMOSFETの接続ノードを入出力用の外
部端子25に接続する点である。8はPチャンネルMO
SFETとNチャンネルMOSFETとの接続ノード、
13はNチャンネルMOSFETのソース及びドレイン
である。
【0021】まずこの回路の動作について説明する。図
1において出力データ線対21、22は出力増幅器23
を介して出力バッファ回路24、31に接続してある。
出力データ線対21、22に現れる出力データ対は出力
バッファ回路24において一定のタイミングをもって、
一方は第1の制御線4を介して出力バッファ回路の最終
段31内のPチャンネルMOSFET1に、もう一方は
第2の制御線6を介して出力バッファ回路の最終段31
内の第2のNチャンネルMOSFET3に出力される。
このとき第1及び第2の制御線4、6は出力バッファ回
路24出力時において電気的に同相になるようにしてあ
り、また特に昇圧はしていない。ここで出力データ線2
1がハイレベルの時は、第1の制御線4がローレベルに
なりPチャンネルMOSET1がオンして第1のNチャ
ンネルMOSFET2を介して外部端子25はハイレベ
ルになり、逆に出力データ線21がローレベルの時は、
第2の制御線6がハイレベルになりNチャンネルMOS
FET3がオンして外部端子25はローレベルになりデ
ータが外部に出力される。一方、データ入力時には外部
端子25より入力したデータを入力バッファ回路26及
び入力増幅器27で入力データ線対28、29に転送す
る。
1において出力データ線対21、22は出力増幅器23
を介して出力バッファ回路24、31に接続してある。
出力データ線対21、22に現れる出力データ対は出力
バッファ回路24において一定のタイミングをもって、
一方は第1の制御線4を介して出力バッファ回路の最終
段31内のPチャンネルMOSFET1に、もう一方は
第2の制御線6を介して出力バッファ回路の最終段31
内の第2のNチャンネルMOSFET3に出力される。
このとき第1及び第2の制御線4、6は出力バッファ回
路24出力時において電気的に同相になるようにしてあ
り、また特に昇圧はしていない。ここで出力データ線2
1がハイレベルの時は、第1の制御線4がローレベルに
なりPチャンネルMOSET1がオンして第1のNチャ
ンネルMOSFET2を介して外部端子25はハイレベ
ルになり、逆に出力データ線21がローレベルの時は、
第2の制御線6がハイレベルになりNチャンネルMOS
FET3がオンして外部端子25はローレベルになりデ
ータが外部に出力される。一方、データ入力時には外部
端子25より入力したデータを入力バッファ回路26及
び入力増幅器27で入力データ線対28、29に転送す
る。
【0022】ところでこのとき外部端子25には、前に
も述べたように、VSS(TYP.)−1(V)〜VCC(TYP.)+
2(V)というような電位が印加されることが許されて
おり、そのため出力バッファ回路の最終段31において
VCC線もしくはVSS線へ貫通電流が流れることを防ぐた
めに、データ入力時にPチャンネルMOSFET1及び
第2のNチャンネルMOSFET3のゲート電極に接続
された第1及び第2の制御線4、6を各々ハイレベル及
びローレベルにするように出力バッファ回路24におい
てコントロールし、第1のNチャンネルMOSFET2
のゲート電極に接続された制御線5もローレベルにす
る。
も述べたように、VSS(TYP.)−1(V)〜VCC(TYP.)+
2(V)というような電位が印加されることが許されて
おり、そのため出力バッファ回路の最終段31において
VCC線もしくはVSS線へ貫通電流が流れることを防ぐた
めに、データ入力時にPチャンネルMOSFET1及び
第2のNチャンネルMOSFET3のゲート電極に接続
された第1及び第2の制御線4、6を各々ハイレベル及
びローレベルにするように出力バッファ回路24におい
てコントロールし、第1のNチャンネルMOSFET2
のゲート電極に接続された制御線5もローレベルにす
る。
【0023】以上のようにこの実施例によれば、出力バ
ッファ回路の最終段31をCMOS化することにより第
1及び第2の制御線4、6を昇圧する必要がなくなり、
それゆえ従来のNMOS型の回路よりデータ出力を高速
化でき、かつ図2によると、データ入力時に外部端子2
5の電位がVSS(TYP.)−1(V)〜VCC(TYP.)+2
(V)の範囲になる、即ち出力バッファ回路の最終段3
1内のFETの接続ノード9の電位がVSS(TYP.)−1
(V)〜VCC(TYP.)+2(V)の範囲になり、接続ノー
ド9に接続している第1及び第2のNチャンネルMOS
FET2、3のドレインノード13、14の電位がVSS
(TYP.)−1(V)〜VCC(TYP.)+2(V)の範囲になっ
ても、P型基板15の電位はVSS(TYP.)−1(V)以下
であるので、ドレインノード13、14とP型基板15
との間にできるPN接合には逆バイアスが常に印加さ
れ、順方向電流は流れないことになる。またデータ入力
時、第1のNチャンネルMOSFET2は第3の制御線
5によりオフしているので、PチャンネルMOSFET
1のドレインノード11の電位はVCC(TYP.)以上になら
ず、またPチャンネルMOSFET1を構成するNウェ
ル12の電位はVCC(TYP.)であるので、ドレインノード
11とNウェル12との間にできるPN接合にも、順方
向電流は流れないことになる。
ッファ回路の最終段31をCMOS化することにより第
1及び第2の制御線4、6を昇圧する必要がなくなり、
それゆえ従来のNMOS型の回路よりデータ出力を高速
化でき、かつ図2によると、データ入力時に外部端子2
5の電位がVSS(TYP.)−1(V)〜VCC(TYP.)+2
(V)の範囲になる、即ち出力バッファ回路の最終段3
1内のFETの接続ノード9の電位がVSS(TYP.)−1
(V)〜VCC(TYP.)+2(V)の範囲になり、接続ノー
ド9に接続している第1及び第2のNチャンネルMOS
FET2、3のドレインノード13、14の電位がVSS
(TYP.)−1(V)〜VCC(TYP.)+2(V)の範囲になっ
ても、P型基板15の電位はVSS(TYP.)−1(V)以下
であるので、ドレインノード13、14とP型基板15
との間にできるPN接合には逆バイアスが常に印加さ
れ、順方向電流は流れないことになる。またデータ入力
時、第1のNチャンネルMOSFET2は第3の制御線
5によりオフしているので、PチャンネルMOSFET
1のドレインノード11の電位はVCC(TYP.)以上になら
ず、またPチャンネルMOSFET1を構成するNウェ
ル12の電位はVCC(TYP.)であるので、ドレインノード
11とNウェル12との間にできるPN接合にも、順方
向電流は流れないことになる。
【0024】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における半導体記憶装置の入出力部のブロック構成図、
図4は図3にある出力バッファ回路の最終段32の断面
構造図を示すものである。図3、図4において、図1、
図2と同一の機能を有するものは同一の番号を付し説明
を省略する。以下に第1の実施例と異なる点のみ説明す
る。
における半導体記憶装置の入出力部のブロック構成図、
図4は図3にある出力バッファ回路の最終段32の断面
構造図を示すものである。図3、図4において、図1、
図2と同一の機能を有するものは同一の番号を付し説明
を省略する。以下に第1の実施例と異なる点のみ説明す
る。
【0025】まず出力バッファ回路の最終段32の第1
のNチャンネルMOSFET41のゲート電極には第3
の制御線42が接続される。そして第1の実施例と同様
にデータ出力時には、出力データ線21がハイレベルな
らば、出力バッファ回路の最終段32のPチャンネルM
OSFET1がオンして第1のNチャンネルMOSFE
T41を介して外部端子25はハイレベルになる。ここ
で第3の制御線42には、例えばワード線選択回路内の
NMOS型のドライブ回路で用いられる昇圧されたプリ
デコード線のような、出力データが出力バッファ回路2
4、32に入力するより前にハイレベルの電位がVCC線
の電位より第1のNチャンネルMOSFET41のVth
以上高い電位に昇圧されるような制御線を用いる。その
ため、第1の実施例においてハイレベルのデータを出力
する場合、外部端子25の電位がVCC(TYP.)−Vthとな
っていたものが、本実施例では外部端子25の電位はV
CC(TYP.)となる。
のNチャンネルMOSFET41のゲート電極には第3
の制御線42が接続される。そして第1の実施例と同様
にデータ出力時には、出力データ線21がハイレベルな
らば、出力バッファ回路の最終段32のPチャンネルM
OSFET1がオンして第1のNチャンネルMOSFE
T41を介して外部端子25はハイレベルになる。ここ
で第3の制御線42には、例えばワード線選択回路内の
NMOS型のドライブ回路で用いられる昇圧されたプリ
デコード線のような、出力データが出力バッファ回路2
4、32に入力するより前にハイレベルの電位がVCC線
の電位より第1のNチャンネルMOSFET41のVth
以上高い電位に昇圧されるような制御線を用いる。その
ため、第1の実施例においてハイレベルのデータを出力
する場合、外部端子25の電位がVCC(TYP.)−Vthとな
っていたものが、本実施例では外部端子25の電位はV
CC(TYP.)となる。
【0026】以上のようにこの実施例によれば、第1の
実施例と同様にデータ出力を高速化でき、かつハイレベ
ルのデータを出力する時には、外部端子25の電位はV
CC(TYP.)となる。また図4によれば、第1の実施例と同
様にデータ入力時には、出力バッファ回路の最終段32
の第1及び第2のNチャンネルMOSFET41、3の
ドレインノード13、14とP型基板15との間にでき
るPN接合や、PチャンネルMOSFET1を構成する
ドレインノード11とNウェル12との間にできるPN
接合には順方向電流は流れないことになる。
実施例と同様にデータ出力を高速化でき、かつハイレベ
ルのデータを出力する時には、外部端子25の電位はV
CC(TYP.)となる。また図4によれば、第1の実施例と同
様にデータ入力時には、出力バッファ回路の最終段32
の第1及び第2のNチャンネルMOSFET41、3の
ドレインノード13、14とP型基板15との間にでき
るPN接合や、PチャンネルMOSFET1を構成する
ドレインノード11とNウェル12との間にできるPN
接合には順方向電流は流れないことになる。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】以上の2つの実施例はP型基板にNウェル
を設けた場合であり、逆にN型基板にPウェルを設けた
ときも同様になる。
を設けた場合であり、逆にN型基板にPウェルを設けた
ときも同様になる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、ラッチアップ防
止に加え、第1のNチャンネルMOSFETのゲート電
極をVCC線の電位より該NチャンネルMOSFETのし
きい値電圧以上高い電位に昇圧される第3の制御線に接
続することにより、ハイレベルのデータを出力する時に
は外部端子の電位はVCCとなり、しかも、出力データが
出力バッファ回路に入力するより前に昇圧するので、昇
圧時間に伴うアクセス時間の遅れを防ぐことができ、そ
の実用的効果は大きい。
止に加え、第1のNチャンネルMOSFETのゲート電
極をVCC線の電位より該NチャンネルMOSFETのし
きい値電圧以上高い電位に昇圧される第3の制御線に接
続することにより、ハイレベルのデータを出力する時に
は外部端子の電位はVCCとなり、しかも、出力データが
出力バッファ回路に入力するより前に昇圧するので、昇
圧時間に伴うアクセス時間の遅れを防ぐことができ、そ
の実用的効果は大きい。
【図1】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の入出力部のブロック構成図
の入出力部のブロック構成図
【図2】図1における出力バッファ回路の最終段31の
断面構造図
断面構造図
【図3】本発明の第2の実施例における半導体記憶装置
の入出力部のブロック構成図
の入出力部のブロック構成図
【図4】図3における出力バッファ回路の最終段32の
断面構造図
断面構造図
【図5】出力バッファ回路の最終段にNMOS型のバッ
ファ回路を用いた従来の半導体記憶装置の入出力部のブ
ロック構成図
ファ回路を用いた従来の半導体記憶装置の入出力部のブ
ロック構成図
【図6】図5における出力バッファ回路の最終段35の
断面構造図
断面構造図
【図7】出力バッファ回路の最終段にCMOS型のバッ
ファ回路を用いた従来の半導体記憶装置の入出力部のブ
ロック構成図
ファ回路を用いた従来の半導体記憶装置の入出力部のブ
ロック構成図
【図8】図7における出力バッファ回路の最終段36の
断面構造図
断面構造図
1 PチャンネルMOSFET 2 NチャンネルMOSFET 3 NチャンネルMOSFET 4 第1の制御線 5 第3の制御線 6 第2の制御線 9 データ入出力線 25 外部端子 31 出力バッファ回路の最終段 32 出力バッファ回路の最終段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−76923(JP,A) 特開 昭64−70995(JP,A) 特開 平3−289716(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】出力データ線対に接続された出力バッファ
回路において、その出力バッファ回路の最終段を、ソー
スノードを電源線(以下VCC線)に接続しゲート電極を
第1の制御線に接続したPチャンネルMOSFETと、
ゲート電極を第3の制御線に接続した第1のNチャンネ
ルMOSFETと、ソースノードを接地線(VSS線)に
接続しゲート電極を第2の制御線に接続した第2のNチ
ャンネルMOSFETの直列接続で構成し、前記第1及
び第2のNチャンネルMOSFETの接続ノードを入出
力用の外部端子に接続し、データ入力時において、前記第1の制御線がハイレベ
ル、前記第2の制御線がローレベル、前記第3の制御線
がローレベルになり、 データ出力時において、出力データ線対上の出力データ
により前記第1の制御線及び前記第2の制御線がハイレ
ベルもしくはローレベルの同相レベルになり、 出力データが出力バッファ回路に入力するより前に、前
記第3の制御線がVCC線の電位より前記第1のNチャン
ネルMOSFETのVth以上高い電位に昇圧されるこ
とを特徴とする出力バッファ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13262891A JP3144825B2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 出力バッファ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13262891A JP3144825B2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 出力バッファ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536278A JPH0536278A (ja) | 1993-02-12 |
JP3144825B2 true JP3144825B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=15085773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13262891A Expired - Fee Related JP3144825B2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 出力バッファ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3144825B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP13262891A patent/JP3144825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0536278A (ja) | 1993-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |