JP3386661B2 - 出力バッファ - Google Patents
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- 230000005685 electric field effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界効果トランジ
スタを使用したLSIにおいて、LSIチップ内の電気
信号を外部に取り出すため等に設ける出力バッファに係
り、特に低電源電圧化、高速化、低消費電力化を図った
出力バッファに関するものである。
スタを使用したLSIにおいて、LSIチップ内の電気
信号を外部に取り出すため等に設ける出力バッファに係
り、特に低電源電圧化、高速化、低消費電力化を図った
出力バッファに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の出力バッファについては、例えば
特開平6−163318号を参照されたい。その要部の
回路構成を図5に示す。4は従来の出力バッファであ
り、p型MOS電界効果トランジスタ(以下、pMOS
トランジスタと呼ぶ)Q4と、n型MOS電界効果トラ
ンジスタ(以下、nMOSトランジスタと呼ぶ)Q2と
から構成されている。T1、T2は入力節点、T3は出
力節点である。
特開平6−163318号を参照されたい。その要部の
回路構成を図5に示す。4は従来の出力バッファであ
り、p型MOS電界効果トランジスタ(以下、pMOS
トランジスタと呼ぶ)Q4と、n型MOS電界効果トラ
ンジスタ(以下、nMOSトランジスタと呼ぶ)Q2と
から構成されている。T1、T2は入力節点、T3は出
力節点である。
【0003】このような出力バッファでは、低電源電圧
化のために電源電圧Vddを低くしていくと、pMOSト
ランジスタQ4とnMOSトランジスタQ2の駆動力を
釣り合わせるため、pMOSトランジスタQ4のサイズ
を大きくする必要がある。このため、出力節点T3の寄
生容量Cの値が増大し、出力節点T3を高速に駆動でき
なくなるという問題があった。
化のために電源電圧Vddを低くしていくと、pMOSト
ランジスタQ4とnMOSトランジスタQ2の駆動力を
釣り合わせるため、pMOSトランジスタQ4のサイズ
を大きくする必要がある。このため、出力節点T3の寄
生容量Cの値が増大し、出力節点T3を高速に駆動でき
なくなるという問題があった。
【0004】そこで、従来では、pMOSトランジスタ
Q4のしきい値電圧の絶対値を、nMOSトランジスタ
Q2のそれに比べて小さく設定することで、pMOSト
ランジスタQ4の駆動力を確保すると共に、高速化、小
型化を図り、出力節点T3の寄生容量Cの値を低減して
いる。この寄生容量Cの値は、数十〜百pFのオーダで
ある。
Q4のしきい値電圧の絶対値を、nMOSトランジスタ
Q2のそれに比べて小さく設定することで、pMOSト
ランジスタQ4の駆動力を確保すると共に、高速化、小
型化を図り、出力節点T3の寄生容量Cの値を低減して
いる。この寄生容量Cの値は、数十〜百pFのオーダで
ある。
【0005】出力バッファ4の出力は、「L」レベル
(=Vgnd =0V)、又は「H」レベル(=Vdd)、又
はハイインピーダンスのいずれかの状態をとる。図5で
は、入力節点T1に「H」レベルの信号、T2に「L」
レベルの信号を入力し、両MOSトランジスタQ4、Q
2を共に遮断状態に制御して、出力節点T3をハイイン
ピーダンスにした状態を示している。
(=Vgnd =0V)、又は「H」レベル(=Vdd)、又
はハイインピーダンスのいずれかの状態をとる。図5で
は、入力節点T1に「H」レベルの信号、T2に「L」
レベルの信号を入力し、両MOSトランジスタQ4、Q
2を共に遮断状態に制御して、出力節点T3をハイイン
ピーダンスにした状態を示している。
【0006】pMOSトランジスタQ4の駆動力は、し
きい値電圧の絶対値を下げることで確保できるが、MO
Sトランジスタのしきい値電圧を低くするとサブスレッ
ショルドリーク電流が増大する。そのため、pMOSト
ランジスタQ4のリーク電流(Ileak)はnMOSトラ
ンジスタQ2のそれに比べて大きくなる。ハイインピー
ダンスの状態では、nMOSトランジスタQ2が遮断状
態となるため、pMOSトランジスタQ4のリーク電流
が接地に流れることを防ぐことができるが、寄生容量C
へ流れてしまう。pMOSトランジスタQ4のリーク電
流は寄生容量Cが電源電圧Vddに充電されるまで流れ続
ける。
きい値電圧の絶対値を下げることで確保できるが、MO
Sトランジスタのしきい値電圧を低くするとサブスレッ
ショルドリーク電流が増大する。そのため、pMOSト
ランジスタQ4のリーク電流(Ileak)はnMOSトラ
ンジスタQ2のそれに比べて大きくなる。ハイインピー
ダンスの状態では、nMOSトランジスタQ2が遮断状
態となるため、pMOSトランジスタQ4のリーク電流
が接地に流れることを防ぐことができるが、寄生容量C
へ流れてしまう。pMOSトランジスタQ4のリーク電
流は寄生容量Cが電源電圧Vddに充電されるまで流れ続
ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来形の
出力バッファ4では、出力節点T3がハイインピーダン
スになる場合に、寄生容量Cに電荷を充電する分だけ余
分に電力を消費する。特に、寄生容量Cの値が大きい場
合は、その容量Cを充電するために多くの電力を消費す
るので、低消費電力を重視するMOSLSIでは大きな
問題となる。
出力バッファ4では、出力節点T3がハイインピーダン
スになる場合に、寄生容量Cに電荷を充電する分だけ余
分に電力を消費する。特に、寄生容量Cの値が大きい場
合は、その容量Cを充電するために多くの電力を消費す
るので、低消費電力を重視するMOSLSIでは大きな
問題となる。
【0008】本発明の目的は、上記した問題を解決し、
高速化、低電源電圧化を図り、同時に出力がハイインピ
ーダンスの場合に出力節点に流れるリーク電流による電
力消費を低減した出力バッファを提供することである。
高速化、低電源電圧化を図り、同時に出力がハイインピ
ーダンスの場合に出力節点に流れるリーク電流による電
力消費を低減した出力バッファを提供することである。
【0009】第1の発明は、第1、第2の入力接点に印
加する高電位又は低電位の2つの入力信号により出力接
点の電位を高電位、低電位、又はハイインピーダンスの
状態に制御する出力バッファにおいて、低しきい値電圧
の第1の電界効果トランジスタと高しきい値電圧の第2
の電界効果トランジスタを第1の電源と第2の電源との
間に前記第1の電界効果トランジスタが前記第1の電源
側となり前記第2の電界効果トランジスタが前記第2の
電源側となるように直列接続し、前記第1の電界効果ト
ランジスタのゲートを前記第1の入力接点に接続すると
共に、前記第2の電界効果トランジスタのゲートを前記
第2の入力接点に接続し、前記第1、第2の電界効果ト
ランジスタの共通接続点を前記出力接点に接続し、前記
第1の電源を高電位電源とするとともに前記第2の電源
を低電位電源とし、前記第1、第2の電界効果トランジ
スタをn型として構成した。第2の発明は、第1、第2
の入力接点に印加する高電位又は低電位の2つの入力信
号により出力接点の電位を高電位、低電位、又はハイイ
ンピーダンスの状態に制御する出力バッファにおいて、
低しきい値電圧の第1の電界効果トランジスタと高しき
い値電圧の第2の電界効果トランジスタを第1の電源と
第2の電源との間に前記第1の電界効果トランジスタが
前記第1の電源側となり前記第2の電界効果トランジス
タが前記第2の電源側となるように直列接続し、前記第
1の電界効果トランジスタのゲートを前記第1の入力接
点に接続すると共に、前記第2の電界効果トランジスタ
のゲートを前記第2の入力接点に接続し、前記第1、第
2の電界効果トランジスタの共通接続点を前記出力接点
に接続し、前記第1の電源を低電位電源とするとともに
前記第2の電源を高電位電源とし、前記第1、第2の電
界効果トランジスタをp型として構成した。第3の発明
は、第1又は第2の発明において、前記第1の電界効果
トランジスタに並列に該第1の電界効果トランジスタと
逆導電型でかつ高しきい値電圧の第3の電界効果トラン
ジスタを接続し、該第3の電界効果トランジスタのゲー
トをインバータを介して前記第1の入力接点に接続して
構成した。第4の発明は、第1又は第3の発明におい
て、前記第1の入力接点と前記第1の電界効果トランジ
スタのゲートとの間に、入力する信号の電位を前記高電
位電 源の電位よりも高い電位に昇圧する回路を介挿して
構成した。第5の発明は、第2又は第3の発明におい
て、前記第1の入力接点と前記第1の電界効果トランジ
スタのゲートとの間に、入力する信号の電位を前記低電
位電源の電位よりも低い電位に降圧する回路を介挿して
構成した。第6の発明は、第1乃至第5のいずれか1つ
の発明において、前記電界効果トランジスタが、MOS
トランジスタであるよう構成した。
加する高電位又は低電位の2つの入力信号により出力接
点の電位を高電位、低電位、又はハイインピーダンスの
状態に制御する出力バッファにおいて、低しきい値電圧
の第1の電界効果トランジスタと高しきい値電圧の第2
の電界効果トランジスタを第1の電源と第2の電源との
間に前記第1の電界効果トランジスタが前記第1の電源
側となり前記第2の電界効果トランジスタが前記第2の
電源側となるように直列接続し、前記第1の電界効果ト
ランジスタのゲートを前記第1の入力接点に接続すると
共に、前記第2の電界効果トランジスタのゲートを前記
第2の入力接点に接続し、前記第1、第2の電界効果ト
ランジスタの共通接続点を前記出力接点に接続し、前記
第1の電源を高電位電源とするとともに前記第2の電源
を低電位電源とし、前記第1、第2の電界効果トランジ
スタをn型として構成した。第2の発明は、第1、第2
の入力接点に印加する高電位又は低電位の2つの入力信
号により出力接点の電位を高電位、低電位、又はハイイ
ンピーダンスの状態に制御する出力バッファにおいて、
低しきい値電圧の第1の電界効果トランジスタと高しき
い値電圧の第2の電界効果トランジスタを第1の電源と
第2の電源との間に前記第1の電界効果トランジスタが
前記第1の電源側となり前記第2の電界効果トランジス
タが前記第2の電源側となるように直列接続し、前記第
1の電界効果トランジスタのゲートを前記第1の入力接
点に接続すると共に、前記第2の電界効果トランジスタ
のゲートを前記第2の入力接点に接続し、前記第1、第
2の電界効果トランジスタの共通接続点を前記出力接点
に接続し、前記第1の電源を低電位電源とするとともに
前記第2の電源を高電位電源とし、前記第1、第2の電
界効果トランジスタをp型として構成した。第3の発明
は、第1又は第2の発明において、前記第1の電界効果
トランジスタに並列に該第1の電界効果トランジスタと
逆導電型でかつ高しきい値電圧の第3の電界効果トラン
ジスタを接続し、該第3の電界効果トランジスタのゲー
トをインバータを介して前記第1の入力接点に接続して
構成した。第4の発明は、第1又は第3の発明におい
て、前記第1の入力接点と前記第1の電界効果トランジ
スタのゲートとの間に、入力する信号の電位を前記高電
位電 源の電位よりも高い電位に昇圧する回路を介挿して
構成した。第5の発明は、第2又は第3の発明におい
て、前記第1の入力接点と前記第1の電界効果トランジ
スタのゲートとの間に、入力する信号の電位を前記低電
位電源の電位よりも低い電位に降圧する回路を介挿して
構成した。第6の発明は、第1乃至第5のいずれか1つ
の発明において、前記電界効果トランジスタが、MOS
トランジスタであるよう構成した。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
[第1の実施の形態]図1は本発明の第1の実施の形態
を示す出力バッファ1Aの回路図である。図5で説明し
たものと同一のものには同一の符号を附してその詳しい
説明は省略する。Q1はnMOSトランジスタであっ
て、電源電圧Vddと接地(Vgnd )との間においてnM
OSトランジスタQ2と直列接続し、そのしきい値電圧
の絶対値は、nMOSトランジスタQ2のそれに比べて
小さく設定し、電源電圧Vddが低い場合でも動作を高速
化できるようにしている。
を示す出力バッファ1Aの回路図である。図5で説明し
たものと同一のものには同一の符号を附してその詳しい
説明は省略する。Q1はnMOSトランジスタであっ
て、電源電圧Vddと接地(Vgnd )との間においてnM
OSトランジスタQ2と直列接続し、そのしきい値電圧
の絶対値は、nMOSトランジスタQ2のそれに比べて
小さく設定し、電源電圧Vddが低い場合でも動作を高速
化できるようにしている。
【0015】ここで、入力節点T1、T2に「H」レベ
ル(=Vdd)又は「L」レベル(=Vgnd )の信号を印
加すると、出力節点T3は「L」レベル、「H」レベル
(Vdd−Vth1 )、又はハイインピーダンスのいずれか
の状態をとる。Vth1 はnMOSトランジスタQ1のし
きい値電圧である。図1の状態は、入力節点T1、T2
に「L」レベルの信号を入力して両MOSトランジスタ
Q1、Q2を共に遮断状態に制御することで、出力節点
T3をハイインピーダンスにした状態を示している。図
5に示した従来例とは、プルアップ用のトランジスタ
に、低しきい値電圧のnMOSトランジスタQ1を使用
したことろが異なる。
ル(=Vdd)又は「L」レベル(=Vgnd )の信号を印
加すると、出力節点T3は「L」レベル、「H」レベル
(Vdd−Vth1 )、又はハイインピーダンスのいずれか
の状態をとる。Vth1 はnMOSトランジスタQ1のし
きい値電圧である。図1の状態は、入力節点T1、T2
に「L」レベルの信号を入力して両MOSトランジスタ
Q1、Q2を共に遮断状態に制御することで、出力節点
T3をハイインピーダンスにした状態を示している。図
5に示した従来例とは、プルアップ用のトランジスタ
に、低しきい値電圧のnMOSトランジスタQ1を使用
したことろが異なる。
【0016】本実施の形態の出力バッファ1Aは、プル
アップ用としてnMOSトランジスタQ1を用いている
ため、出力節点T3がハイインピーダンスになったとき
に、その出力節点T3の電位がΔVであったとすると、
そのnMOSトランジスタQ1がソース(出力節点T
3)を基準にしてゲートに逆バイアス(−ΔV)が印加
されたかたちになるので、リーク電流が減少する。
アップ用としてnMOSトランジスタQ1を用いている
ため、出力節点T3がハイインピーダンスになったとき
に、その出力節点T3の電位がΔVであったとすると、
そのnMOSトランジスタQ1がソース(出力節点T
3)を基準にしてゲートに逆バイアス(−ΔV)が印加
されたかたちになるので、リーク電流が減少する。
【0017】また、一般にしきい値電圧Vthは、基板バ
イアスが0Vのときのしきい値電圧をVth0 、γを基板
バイアス効果係数、φを基板の静電ポテンシャル、Vsb
を基板に対するソース電位とすると、 Vth=Vth0 +γ[(2|φ|+Vsb)1/2 −(2|φ
|)1/2 ] で表され、基板に対してソース電位Vsbが大きくなる
と、しきい値電圧Vthが大きくなる。図1に示した構成
の場合、Vsb=ΔVとなり、nMOSトランジスタQ1
のしきい値電圧Vth1 が増大する。以上の2つの効果に
より、トランジスタQ1のリーク電流は低減される。
イアスが0Vのときのしきい値電圧をVth0 、γを基板
バイアス効果係数、φを基板の静電ポテンシャル、Vsb
を基板に対するソース電位とすると、 Vth=Vth0 +γ[(2|φ|+Vsb)1/2 −(2|φ
|)1/2 ] で表され、基板に対してソース電位Vsbが大きくなる
と、しきい値電圧Vthが大きくなる。図1に示した構成
の場合、Vsb=ΔVとなり、nMOSトランジスタQ1
のしきい値電圧Vth1 が増大する。以上の2つの効果に
より、トランジスタQ1のリーク電流は低減される。
【0018】また、ハイインピーダンスの状態に変化し
たとき、出力節点T3の電位が接地電位Vgnd であった
場合、最初、nMOSトランジスタQ1から寄生容量C
にリーク電流が流れるが、出力節点T3の電位の上昇に
応じて、前述の効果よりリーク電流は低減される。した
がって、本実施の形態では、ハイインピーダンス状態
で、トランジスタQ1のリーク電流を低減することがで
き、低消費電力化を図ることができる。
たとき、出力節点T3の電位が接地電位Vgnd であった
場合、最初、nMOSトランジスタQ1から寄生容量C
にリーク電流が流れるが、出力節点T3の電位の上昇に
応じて、前述の効果よりリーク電流は低減される。した
がって、本実施の形態では、ハイインピーダンス状態
で、トランジスタQ1のリーク電流を低減することがで
き、低消費電力化を図ることができる。
【0019】[第2の実施の形態]図2は本発明の第2
の実施の形態を示す出力バッファ1Bの回路図である。
本実施の形態では、「H」レベルの出力として電圧Vdd
を補償する場合に適する。図1に示した実施の形態と
は、ソースを電源に接続しドレインを出力節点T3に接
続したpMOSトランジスタQ3と、そのpMOSトラ
ンジスタQ3のゲートと入力節点T1との間に介挿した
インバータ2を設けたところが異なる。
の実施の形態を示す出力バッファ1Bの回路図である。
本実施の形態では、「H」レベルの出力として電圧Vdd
を補償する場合に適する。図1に示した実施の形態と
は、ソースを電源に接続しドレインを出力節点T3に接
続したpMOSトランジスタQ3と、そのpMOSトラ
ンジスタQ3のゲートと入力節点T1との間に介挿した
インバータ2を設けたところが異なる。
【0020】ここでは、電圧Vdd補償用のpMOSトラ
ンジスタQ3のしきい値電圧の絶対値をnMOSトラン
ジスタQ1のそれに比べて高く設定し、pMOSトラン
ジスタQ3のリーク電流による消費電力の増大を抑えて
いる。入力節点T1の電位をVddにし、入力節点T2の
電位をVgnd にすると、nMOSトランジスタQ1は出
力節点T3の電位を「Vdd−Vth1 」まで上昇させる
が、このときインバータ2を介してpMOSトランジス
タQ3が導通状態に制御されるので、その出力節点T3
の電位がVddにまで上昇し、「H」レベル出力としてV
ddの電圧を確保することができる。
ンジスタQ3のしきい値電圧の絶対値をnMOSトラン
ジスタQ1のそれに比べて高く設定し、pMOSトラン
ジスタQ3のリーク電流による消費電力の増大を抑えて
いる。入力節点T1の電位をVddにし、入力節点T2の
電位をVgnd にすると、nMOSトランジスタQ1は出
力節点T3の電位を「Vdd−Vth1 」まで上昇させる
が、このときインバータ2を介してpMOSトランジス
タQ3が導通状態に制御されるので、その出力節点T3
の電位がVddにまで上昇し、「H」レベル出力としてV
ddの電圧を確保することができる。
【0021】[第3の実施の形態]図3は本発明の第3
の実施の形態を示す出力バッファ1Cの回路図である。
本実施の形態でも、「H」レベルの出力として電圧Vdd
を補償する場合に適する。図2に示した第2の実施の形
態とは、pMOSトランジスタQ3とインバータ2を削
除して、入力節点T1とnMOSトランジスタQ1のゲ
ートT4との間に昇圧回路3を介挿したところが異る。
この昇圧回路3は、入力する信号の電圧がVgnd のとき
はそのまま出力し、Vddのときはそれを昇圧して出力す
る。
の実施の形態を示す出力バッファ1Cの回路図である。
本実施の形態でも、「H」レベルの出力として電圧Vdd
を補償する場合に適する。図2に示した第2の実施の形
態とは、pMOSトランジスタQ3とインバータ2を削
除して、入力節点T1とnMOSトランジスタQ1のゲ
ートT4との間に昇圧回路3を介挿したところが異る。
この昇圧回路3は、入力する信号の電圧がVgnd のとき
はそのまま出力し、Vddのときはそれを昇圧して出力す
る。
【0022】入力節点T1の電位をVddに、入力節点T
2の電位をVgnd にすると、nMOSトランジスタQ1
のゲートT4には、昇圧回路3によって電圧Vddよりも
高い電圧があらわれ、出力節点T3の電位を「Vdd−V
th1 」よりも高くすることができる。すなわち、この昇
圧回路3によりnMOSトランジスタQ1のゲートT4
の電位を「Vdd+Vth1 」以上にすることで、nMOS
トランジスタQ1におけるしきい値電圧(Vth1 )分の
電圧降下がなくなり、出力節点T3の電位をVddにする
ことができる。
2の電位をVgnd にすると、nMOSトランジスタQ1
のゲートT4には、昇圧回路3によって電圧Vddよりも
高い電圧があらわれ、出力節点T3の電位を「Vdd−V
th1 」よりも高くすることができる。すなわち、この昇
圧回路3によりnMOSトランジスタQ1のゲートT4
の電位を「Vdd+Vth1 」以上にすることで、nMOS
トランジスタQ1におけるしきい値電圧(Vth1 )分の
電圧降下がなくなり、出力節点T3の電位をVddにする
ことができる。
【0023】このように、本実施の形態では、昇圧回路
3を付加したことで、出力節点T3に得られる「H」レ
ベルの出力電圧値としてVddを確保することができ、第
2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。ま
た、nMSOトランジスタQ1のゲートT4に印加する
昇圧電圧に応じてnMOSトランジスタQ1の導通抵抗
が小さくなるので、第2の実施の形態で示した例よりも
高速に「H」レベルの信号を出力できる効果がある。
3を付加したことで、出力節点T3に得られる「H」レ
ベルの出力電圧値としてVddを確保することができ、第
2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。ま
た、nMSOトランジスタQ1のゲートT4に印加する
昇圧電圧に応じてnMOSトランジスタQ1の導通抵抗
が小さくなるので、第2の実施の形態で示した例よりも
高速に「H」レベルの信号を出力できる効果がある。
【0024】[第4の実施の形態]図4は本発明の第4
の実施の形態を示す出力バッファ1Dの回路図である。
本実施の形態でも、「H」レベルの出力として電圧Vdd
を補償する場合に適する。この第4の実施の形態は第2
の実施の形態の回路において、入力節点T1とnMOS
トランジスタQ1のゲートとの間に第3の実施の形態で
説明した昇圧回路3を介挿したものである。
の実施の形態を示す出力バッファ1Dの回路図である。
本実施の形態でも、「H」レベルの出力として電圧Vdd
を補償する場合に適する。この第4の実施の形態は第2
の実施の形態の回路において、入力節点T1とnMOS
トランジスタQ1のゲートとの間に第3の実施の形態で
説明した昇圧回路3を介挿したものである。
【0025】入力節点T1の電位をVddにし、入力節点
T2の電位をVgnd にすると、nMOSトランジスタQ
1のゲートT4に電圧Vddよりも高い電圧があらわれ、
出力節点T3の電位を「Vdd−Vth1 」よりも高くする
ことができる。前記第3の実施の形態と同様に、そのゲ
ートT4の電位を「Vdd+Vth1 」以上にすることで、
トランジスタQ1におけるしきい値電圧(Vth1 )分の
電圧降下がなくなり、出力節点T3の電位としてをVdd
を確保することができる。
T2の電位をVgnd にすると、nMOSトランジスタQ
1のゲートT4に電圧Vddよりも高い電圧があらわれ、
出力節点T3の電位を「Vdd−Vth1 」よりも高くする
ことができる。前記第3の実施の形態と同様に、そのゲ
ートT4の電位を「Vdd+Vth1 」以上にすることで、
トランジスタQ1におけるしきい値電圧(Vth1 )分の
電圧降下がなくなり、出力節点T3の電位としてをVdd
を確保することができる。
【0026】さらに、それと同時に、トランジスタQ3
が導通して出力節点T3の電位がVddにまで上がるのを
助長するので、第3の実施の形態の例に比べて、より高
速に「H」レベルの信号を出力することができる。
が導通して出力節点T3の電位がVddにまで上がるのを
助長するので、第3の実施の形態の例に比べて、より高
速に「H」レベルの信号を出力することができる。
【0027】さらに、出力節点T3から「H」レベルの
信号を長時間出力し続ける場合に、ゲートT4の昇圧電
圧がリーク電流等によって低下してトランジスタQ1が
電圧Vddを出力できなくなっても、トランジスタQ3に
よって出力節点T3の電位をVddに確保できる。したが
って、第3の実施の形態に比べて、出力節点T3の
「H」レベルの出力として、電圧Vddを長時間補償でき
る効果がある。
信号を長時間出力し続ける場合に、ゲートT4の昇圧電
圧がリーク電流等によって低下してトランジスタQ1が
電圧Vddを出力できなくなっても、トランジスタQ3に
よって出力節点T3の電位をVddに確保できる。したが
って、第3の実施の形態に比べて、出力節点T3の
「H」レベルの出力として、電圧Vddを長時間補償でき
る効果がある。
【0028】[その他の実施の形態]なお、前記した各
実施の形態において、MOSトランジスタの導電型およ
び電源の極性をすべて逆にし、且つ昇圧回路3に代え
て、入力する信号の電圧を負方向に大きくする降圧回路
を使用しても、同様の作用効果を得ることができる。ま
た、以上の説明では電界効果トランジスタをすべてMS
O構造のものとして説明したが、化合物半導体を用いた
MISFET、MESFET等を使用しても同様の作用
効果があることはいうまでもない。
実施の形態において、MOSトランジスタの導電型およ
び電源の極性をすべて逆にし、且つ昇圧回路3に代え
て、入力する信号の電圧を負方向に大きくする降圧回路
を使用しても、同様の作用効果を得ることができる。ま
た、以上の説明では電界効果トランジスタをすべてMS
O構造のものとして説明したが、化合物半導体を用いた
MISFET、MESFET等を使用しても同様の作用
効果があることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上から第1、第2の発明によれば、第
1、第2の電界効果トランジスタを同一導電型とし、第
1の電界効果トランジスタのしきい値電圧を第2の電界
効果トランジスタのそれより小さくしているので、低電
源電圧化、高速化を達成でき、また出力接点をハイイン
ピーダンスに制御したときにその第1の電界効果トラン
ジスタのソースとゲートとの間に逆バイアスがかかりし
きい値電圧が大きくなるのでリーク電流が低減し低消費
電力化を達成できる。
1、第2の電界効果トランジスタを同一導電型とし、第
1の電界効果トランジスタのしきい値電圧を第2の電界
効果トランジスタのそれより小さくしているので、低電
源電圧化、高速化を達成でき、また出力接点をハイイン
ピーダンスに制御したときにその第1の電界効果トラン
ジスタのソースとゲートとの間に逆バイアスがかかりし
きい値電圧が大きくなるのでリーク電流が低減し低消費
電力化を達成できる。
【0030】第3の発明によれば、出力接点を接地レベ
ルと反対側の電圧レベルに制御するときに、第3の電界
効果トランジスタによってその電圧レベルを充分な値に
設定することができる。
ルと反対側の電圧レベルに制御するときに、第3の電界
効果トランジスタによってその電圧レベルを充分な値に
設定することができる。
【0031】第4の発明によれば、出力接点を高電圧レ
ベルに制御するときに、昇圧回路によってその電圧レベ
ルを充分な値に設定することができる。
ベルに制御するときに、昇圧回路によってその電圧レベ
ルを充分な値に設定することができる。
【0032】第5の発明によれば、出力接点を低電圧レ
ベルに制御するときに、降圧回路によってその電圧レベ
ルを充分な値に設定することができる。
ベルに制御するときに、降圧回路によってその電圧レベ
ルを充分な値に設定することができる。
【0033】以上のように本発明によれば、高速化、低
電源電圧化、低消費電力化を達成することができ、且つ
出力レベルを充分なレベルに確保することができ、MO
SLSI等に好適となる。
電源電圧化、低消費電力化を達成することができ、且つ
出力レベルを充分なレベルに確保することができ、MO
SLSI等に好適となる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態の出力バッファの
回路図である。
回路図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態の出力バッファの
回路図である。
回路図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態の出力バッファの
回路図である。
回路図である。
【図4】 本発明の第4の実施の形態の出力バッファの
回路図である。
回路図である。
【図5】 従来の出力バッファの回路図である。
1A、1B、1C、1D:本発明の出力バッファ、2:
インバータ、3:昇圧回路、5:従来の出力バッファ。
インバータ、3:昇圧回路、5:従来の出力バッファ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−97706(JP,A)
特開 平7−249979(JP,A)
特開 昭61−214614(JP,A)
特開 平2−226810(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03K 19/00
H03K 17/00
Claims (6)
- 【請求項1】第1、第2の入力接点に印加する高電位又
は低電位の2つの入力信号により出力接点の電位を高電
位、低電位、又はハイインピーダンスの状態に制御する
出力バッファにおいて、 低しきい値電圧の第1の電界効果トランジスタと高しき
い値電圧の第2の電界効果トランジスタを第1の電源と
第2の電源との間に前記第1の電界効果トランジスタが
前記第1の電源側となり前記第2の電界効果トランジス
タが前記第2の電源側となるように直列接続し、前記第
1の電界効果トランジスタのゲートを前記第1の入力接
点に接続すると共に、前記第2の電界効果トランジスタ
のゲートを前記第2の入力接点に接続し、前記第1、第
2の電界効果トランジスタの共通接続点を前記出力接点
に接続し、前記第1の電源を高電位電源とするとともに
前記第2の電源を低電位電源とし、前記第1、第2の電
界効果トランジスタをn型としたことを特徴とする出力
バッファ。 - 【請求項2】第1、第2の入力接点に印加する高電位又
は低電位の2つの入力信号により出力接点の電位を高電
位、低電位、又はハイインピーダンスの状態に制御する
出力バッファにおいて、 低しきい値電圧の第1の電界効果トランジスタと高しき
い値電圧の第2の電界効果トランジスタを第1の電源と
第2の電源との間に前記第1の電界効果トランジスタが
前記第1の電源側となり前記第2の電界効果トランジス
タが前記第2の電源側となるように直列接続し、前記第
1の電界効果トランジスタのゲートを前記第1の入力接
点に接続すると共に、前記第2の電界効果トランジスタ
のゲートを前記第2の入力接点に接続し、前記第1、第
2の電界効果トランジスタの共通接続点を前記出力接点
に接続し、前記第1の電源を低電位電源とするとともに
前記第2の電源を高電位電源とし、前記第1、第2の電
界効果トランジスタをp型としたことを特徴とする 出力
バッファ。 - 【請求項3】前記第1の電界効果トランジスタに並列に
該第1の電界効果トランジスタと逆 導電型でかつ高しき
い値電圧の第3の電界効果トランジスタを接続し、該第
3の電界効果トランジスタのゲートをインバータを介し
て前記第1の入力接点に接続したことを特徴とする請求
項1又は2に記載の出力バッファ。 - 【請求項4】前記第1の入力接点と前記第1の電界効果
トランジスタのゲートとの間に、入力する信号の電位を
前記高電位電源の電位よりも高い電位に昇圧する回路を
介挿したことを特徴とする請求項1又は3に記載の出力
バッファ。 - 【請求項5】前記第1の入力接点と前記第1の電界効果
トランジスタのゲートとの間に、入力する信号の電位を
前記低電位電源の電位よりも低い電位に降圧する回路を
介挿したことを特徴とする請求項2又は3に記載の出力
バッファ。 - 【請求項6】前記電界効果トランジスタが、MOSトラ
ンジスタであることを特徴とする請求項1乃至5のいず
れか1つに記載の出力バッファ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14490896A JP3386661B2 (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 出力バッファ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14490896A JP3386661B2 (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 出力バッファ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09307420A JPH09307420A (ja) | 1997-11-28 |
JP3386661B2 true JP3386661B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=15373091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14490896A Expired - Fee Related JP3386661B2 (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 出力バッファ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3386661B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000077984A (ja) * | 1998-08-31 | 2000-03-14 | Nec Corp | リングオッシレータと遅延回路 |
KR100364425B1 (ko) * | 2000-02-17 | 2002-12-11 | 주식회사 하이닉스반도체 | 출력 버퍼 회로 |
JP4895216B2 (ja) * | 2007-11-05 | 2012-03-14 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 電源装置 |
JP5041496B2 (ja) * | 2011-11-21 | 2012-10-03 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
WO2013123359A2 (en) * | 2012-02-17 | 2013-08-22 | Calhoun Benton H | Energy harvesting and control for sensor node |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP14490896A patent/JP3386661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09307420A (ja) | 1997-11-28 |
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