JP3131745B2 - ブリスターパック容器 - Google Patents
ブリスターパック容器Info
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- flange
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims 1
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- Packages (AREA)
Description
品の組み合わせからなるブリスターパック容器に関す
る。
より内容商品とほぼ同じ形状に成型し、こうして出来た
プラスチック成型品と台紙との間に内容商品を収納し
て、両者間を例えばヒートシール接着により接着するよ
うにした構造のブリスターパック容器は、プラスチック
成型品の側から内容商品がよく見え商品のディスプレイ
効果があることなどから、各種商品の包装に従来からよ
く利用されている。
に記載されているように、収納される商品を安定して保
持するとともに意匠性を向上させることを目的として、
商品を収納したプラスチック成型品を2枚の台紙間に挟
み付けるようにしたブリスターパック容器も提案されて
いる。
ロジー等の観点から輸送用包材や商品販売包材等の包装
材を使用後に回収してリサイクルを行うようなシステム
がいろいろと考えられており、一部の国(例えばドイ
ツ)では、包装材の回収・リサイクルを商品メーカや小
売業者に義務付ける政令を制定することも行われてい
る。そこで、このようなリサイクルを考慮すると、特に
上記ブリスターパック容器のような複合容器の場合に
は、包装材の使用後に複合容器を各素材毎に分離して回
収できるようにすることが望ましい。しかしながら、上
記従来のブリスターパック容器では、台紙とプラスチッ
ク成型品とがヒートシール接着等によって強固に接着さ
れているので、台紙とプラスチック成型品との界面で剥
離せず、台紙の層間で剥離が生じ、これら両者を完全に
分離するのが非常に困難であるという問題がある。
を2枚の台紙間に挟みつけるようにしたものが開示され
ているが、該公報のものにおいてもやはり台紙とプラス
チック成型品とを熱溶着するようにしているため、上記
のような問題点を解消することはできない 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、ブ
リスターパック容器において、台紙とプラスチック成型
品とを容易に分離することができるようにすることを目
的とする。
パック容器は、台紙と、内容物を収容する凸形状部およ
び該凸形状部の周縁に設けられたフランジ状部を有する
プラスチック成型品との組み合わせからなるブリスター
パック容器であって、台紙を表側台紙と裏側台紙とで構
成し、表側台紙に打抜穴を設けるとともに該打抜穴にプ
ラスチック成型品の凸形状部を嵌め込んでフランジ状部
を表側台紙と裏側台紙とで挟み込み、フランジ状部の外
側で表側台紙と裏側台紙間をフランジ状部にかからない
ように設定された接着部分において接着してなり、台紙
には、プラスチック成型品のフランジ状部より外側でか
つ接着部分より内側となる台紙部分に、フランジ状部を
包囲するよう台紙同士の接触面側からの半切りが設けら
れていることを特徴としている。
として、上記半切りの代わりに、台紙を貫通するミシン
線を設けてもよい。
が一体で、中心線で折り返すようにするのがよい。
は、プラスチック成型品がそのフランジ状部を両面から
台紙で挟み込むことによって該台紙に固定されているの
で、内容物は台紙同士の接着部分を剥がすだけで取り出
され、その際、台紙とプラスチック成型品は容易に分離
される。
分より内側の台紙部分に、台紙同士の接触面側からの半
切りを設けるようにすると、接着部分を剥がす際に台紙
が層間剥離を起こしても、上記半切りの部位でその層間
剥離が止められ、内容物の取り出しに支障を来すことが
ない。
着部分より内側の台紙部分に、台紙を貫通するとともに
該台紙の端縁まで達するミシン線を設けるようにする
と、このミシン線に沿って台紙を切断することで、内容
物の取り出しが行える。
パック容器の平面図、図2は図1のA−A線断面図、図
3は同実施例のブリスターパック容器を台紙の剥離状態
で示す部分拡大断面図、図4は同実施例のブリスターパ
ック容器における台紙の平面図である。
器1は、ポリエステル(PET)からなる真空成型品2
と、坪量300〜400g/m2のコートボール紙3の
片面にポリエチレン(PE)4を20〜30μの厚みに
なるよう塗布してなる台紙5の組み合わせにより構成さ
れている。上記真空成型品2は、内容物の形状に合わせ
て中央部が半球状に形成されて凸形状部6とされるとと
もに、この凸形状部6の周囲にリング形状のフランジ状
部7が形成されてなるものである。一方、上記台紙5
は、全体として細長の長方形に形成されるとともに、そ
の長手方向の中心線に対し一側の中央部に上記真空成型
品2の凸形状部6が嵌まり込む大きさの円形の打抜穴8
が設けられている。また、上記台紙5のポリエチレン4
面には、端縁から所定長さ内側の位置にコートボール紙
3の厚みの半分程度の位置まで達する半切り9が形成さ
れている。ここで、台紙は、実際には図4に示すように
ミシン線10の部位で個々の台紙5に区分できるよう、
複数個(図では5個)連続した形に形成されるととも
に、その一端側に吊り下げ用の穴11を有する端片12
を備えたものとされる。このような連続式の台紙13は
ポリエチレン4面同士が接触するよう中央の折曲線14
から折り曲げて使用される。
および真空成型品2を用いて、ブリスターパック容器1
を形成するには、台紙13に設けられた各打抜穴8にポ
リエチレン4の塗布面側から真空成型品2の凸形状部6
を嵌め込み、この凸形状部6に内容物である商品を収納
した状態で折曲線14から台紙13を半折りにして、該
台紙13のポリエチレン4面を対向させるようにし、次
いで、各打抜穴8を取り囲む個々の台紙5の端縁に相当
する部分をヒートシール接着するようにする。その場
合、ヒートシール部15は、図1に示すように、フラン
ジ状部7にかからないように設定されるとともに、台紙
5の折り曲げ部を除く部分のヒートシール部15が半切
り9の外側に位置するように設定される。また、上記ヒ
ートシール部15は、上記折り曲げ部と反対側の角部
に、めくり代として三角形状の非シール部16を残した
形とされる。
は、真空成型品2のフランジ状部7の両面が台紙5によ
って挟み込まれて固定され、それによって内容物が保持
される。このブリスターパック容器1は5個つながった
状態(5連)で、吊り下げ用の穴11に陳列用のフック
を通して利用に供される。そして、各容器1はミシン線
10の部分で切り離して販売される。
内に収納された内容物を取り出す際には、台紙5の角部
に設けられた非シール部16においてそれぞれの台紙部
分を指でつまんで剥がすと、台紙5の接着部分が剥が
れ、真空成型品2と台紙5が容易に分離する。ここで、
台紙5の接着部分を剥がす際に、図3に二点鎖線で示す
ようにコートボール紙3が層間剥離を起こしたとして
も、この層間剥離は半切り9の部位で止められ、開封に
支障を来すことがない。
れば、真空成型品2と台紙5とが直接ヒートシール接着
されていないので、該容器1の廃棄時にこれら真空成型
品2と台紙5を容易に分離することができる。
り出しを容易にするために、半切りを設けたものを説明
したが、このような半切りに代えて、該半切りと同じ部
位に台紙の表裏面を貫通するとともに該台紙の端縁まで
達するミシン線を設けるようにすることもできる。この
ようにミシン線を設けたものでは、該ミシン線の部位で
台紙を中央部と端縁部とに分離して容器の開封を行うよ
うにする。
片面にポリエチレンを塗布してなる台紙を用いたものを
説明したが、ポリエチレンに代えて熱接着剤を塗布する
ようにすることもできる。
で、台紙とプラスチック成型品とを容易に分離すること
のできるブリスターパック容器を得ることができる。
の平面図
離状態で示す部分拡大断面図
紙の平面図
Claims (3)
- 【請求項1】 台紙と、内容物を収容する凸形状部およ
び該凸形状部の周縁に設けられたフランジ状部を有する
プラスチック成型品との組み合わせからなるブリスター
パック容器であって、前記台紙を表側台紙と裏側台紙と
で構成し、前記表側台紙に打抜穴を設けるとともに該打
抜穴に前記プラスチック成型品の凸形状部を嵌め込んで
前記フランジ状部を前記表側台紙と前記裏側台紙とで挟
み込み、前記フランジ状部の外側で前記表側台紙と前記
裏側台紙間を前記フランジ状部にかからないように設定
された接着部分において接着してなり、前記台紙には、
前記プラスチック成型品のフランジ状部より外側でかつ
前記接着部分より内側となる台紙部分に、前記フランジ
状部を包囲するよう台紙同士の接触面側からの半切りが
設けられていることを特徴とするブリスターパック容
器。 - 【請求項2】 台紙と、内容物を収容する凸形状部およ
び該凸形状部の周縁に設けられたフランジ状部を有する
プラスチック成型品との組み合わせからなるブリスター
パック容器であって、前記台紙を表側台紙と裏側台紙と
で構成し、前記表側台紙に打抜穴を設けるとともに該打
抜穴に前記プラスチック成型品の凸形状部を嵌め込んで
前記フランジ状部を前記表側台紙と前記裏側台紙とで挟
み込み、前記フランジ状部の外側で前記表側台紙と前記
裏側台紙間を前記フランジ状部にかからないように設定
された接着部分において接着してなり、前記台紙には、
前記プラスチック成型品のフランジ状部より外側でかつ
前記接着部分より内側となる台紙部分に、前記フランジ
状部を包囲するよう、台紙を貫通するミシン線が設けら
れていることを特徴とするブリスターパック容器。 - 【請求項3】 前記台紙は、表側台紙と裏側台紙とが一
体で、中心線で折り返すようにした請求項1または2記
載のブリスターパック容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04081335A JP3131745B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ブリスターパック容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04081335A JP3131745B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ブリスターパック容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278760A JPH05278760A (ja) | 1993-10-26 |
JP3131745B2 true JP3131745B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=13743510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04081335A Expired - Fee Related JP3131745B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ブリスターパック容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131745B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102252619B1 (ko) | 2015-02-03 | 2021-05-17 | 삼성전자 주식회사 | 알림 제공 방법 및 이를 구현하는 전자 장치 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3898252B2 (ja) * | 1996-06-10 | 2007-03-28 | 大日本印刷株式会社 | 包装体 |
JPH0977131A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装体およびその製造方法 |
JP2002205768A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-23 | Dainippon Printing Co Ltd | ブリスター包装容器 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP04081335A patent/JP3131745B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102252619B1 (ko) | 2015-02-03 | 2021-05-17 | 삼성전자 주식회사 | 알림 제공 방법 및 이를 구현하는 전자 장치 |
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---|---|
JPH05278760A (ja) | 1993-10-26 |
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