[go: up one dir, main page]

JP3130517B1 - プレス加工忘れ監視装置 - Google Patents

プレス加工忘れ監視装置

Info

Publication number
JP3130517B1
JP3130517B1 JP11216082A JP21608299A JP3130517B1 JP 3130517 B1 JP3130517 B1 JP 3130517B1 JP 11216082 A JP11216082 A JP 11216082A JP 21608299 A JP21608299 A JP 21608299A JP 3130517 B1 JP3130517 B1 JP 3130517B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
sheet
punch
forgetting
products
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11216082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001038495A (ja
Inventor
山川祐二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP11216082A priority Critical patent/JP3130517B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3130517B1 publication Critical patent/JP3130517B1/ja
Publication of JP2001038495A publication Critical patent/JP2001038495A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】本願発明の目的は、1枚の素材で複数の加工を
する場合、全部の加工が終わった事を確認してから該加
工品を次の工程に渡す仕組みとする。 【解決手段】本願発明においては、全加工が終了したこ
とをカウンタでカウントし、未だ未加工の部分を含むシ
ートを次の工程に渡そうとすると、不具合である事、即
ちエラーを作業者に知らせる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、 プレス加工忘
れ監視装置に関するものである。複数の製品を含む1枚
の素材を手送りしながら複数の加工を行う作業の場合、
作業者が複数の加工を全て行ったか否かを監視する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様な作業の場合、プレス加工
を行った製品を検査し、全ての加工が行われているか否
かをチェックしていた。未加工のものが含まれているシ
ートは、不良品として廃棄するか、あるいは差し戻しさ
れ、未加工の部分だけをプレス加工することになり、問
題であった。このプレス加工忘れは、作業者が昼の食事
に行く場合、他の作業者等から話しかけられた場合に発
生すると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の目的は、1
枚の素材で複数の加工をする場合、全部の加工が終わっ
た事を確認してから該加工品を次の工程に渡す仕組みと
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明においては、全
加工が終了したことをカウンタでカウントし、未だ未加
工の部分を含むシートを次の工程に渡そうとすると、不
具合である事、即ちエラーを作業者に知らせる構成とす
る。
【0005】更に詳しく言えば、請求項1の発明は、1
シートに複数の製品を含む素材を手送りしながら、複数
の製品についてプレス加工を施す作業で用いられるプレ
ス加工忘れ監視装置において、プレス機械のスライドに
設けられた反射板と、前記反射板と協働することでプレ
ス回数を数えるパンチ数カウントセンサと、1シート中
の製品数を設定するパンチ数設定器と、1シートの加工
終了を検知する加工終了検知センサと、を設けるととも
に、前記加工終了検知センサが1シートの加工終了を検
知したときに、前記パンチ数設定器の設定値とプレス回
数とを比較することによって、プレス加工忘れがあった
場合に、作業者にエラーを知らせる手段を設けた。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のプレス
加工忘れ監視装置において、反射板及びパンチ数カウン
トセンサに代えて、ロータリカムリミットスイッチを設
けた。請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明
に加えて作業者にエラーを知らせる手段としてブザーを
用いた。
【0007】
【発明の実施の形態】図2は、ラミネート板4の上面図
で、このラミネート板4の場合、3個の製品を含んでい
る。即ち、第1製品1、第2製品2及び第3製品3の3
個の製品を含み、本実施例の場合、これらの製品は、制
御用の回路がプリントされたラミネートのボードであ
る。これらの製品は全部同じで、同じ金型でプレスの加
工が施される。ラミネート板4にはガイド穴5,6が明
けられていて、この穴を基準として、即ち、プレス加工
用の型に立設されたピンをこの穴に挿入させた状態で、
プレス加工が施される。
【0008】図1はプレス機械7の正面図である。プレ
ス機械7のスライド8とボルスタ9に上型(図示せず)
と下型(図示せず)が夫々固定され、両型の間に前記ラ
ミネート板4を入れ、プレス加工が行われる。作業者
は、ラミネート板4を持ち、第1製品、第2製品、第3
製品の順に両型に送り込み、その都度両手操作釦(プレ
ス機械の起動釦)を押してプレス機械のスライド8を昇
降させてプレス加工を行う。
【0009】プレス機械7のフレームにはブラケット1
4が固定され、このブラケット14に該装置の本体13
が固定されている。ブラケット14は所謂光線式安全装
置の投光器、受光器が固定されていて、ブラケット14
は光線式安全装置と本体13の両者を支持している。
【0010】プレス機械7の脇には素材用台10と加工
後のラミネート板用台11が配備されている。素材用台
10には、これからプレス加工が行われる素材が積載さ
れている。加工後のラミネート板用台11には、プレス
加工が施された加工後のラミネート板11が積載され
る。加工後のラミネート板用台11の後方部には、加工
後のラミネート板を保持している人間の手を感知できる
センサが配備されている。
【0011】プレス機械7の上方右部には所謂クランク
角度指示計とロータリカムボックス2が設けられてい
る。ロータリカムボックス2には、プレス機械7の制
御に関する信号を取り出すための各種のロータリカムス
イッチが収納されている。
【0012】図3は、前記本体13の正面図を示してい
る。本体13には、電源スイッチ16、リセット釦1
7、パンチ数設定器18、パンチ数表示器19及びパン
チ数カウントセンサ20等が設けられている。電源スイ
ッチ16は、本装置の電源入り、切りを行うスイッチ
で、リセット釦17は、本装置を初期状態に戻すための
釦である。パンチ数設定器18は、取り扱うラミネート
板に含まれる製品の数で、作業に先立ち予め入力するた
めの設定器であり、本実施例の場合には3を入力する。
パンチ数表示器19は、パンチ数設定器18に設定され
た数からプレス回数を引いた数を自動的に表示する表示
器である。即ち、本実施例の場合は、プレス開始前は
3、1回プレスすると2、2回プレスすると1、3回プ
レスすると0となり、以下のラミネート板4についても
同様に上記の表示が行われる。
【0013】パンチ数カウントセンサ20は図1の反射
板12に対向し、この反射板12と協働して、スライド
の上死点位置でスライドの昇降回数を数えるためのセン
サである。即ち、スライド8が下降し、プレス加工が行
われ、スライド8が上死点で停止した段階でプレス加工
が1回行われたと判断する。反射板12はスライド8に
マグネットで吸着させることによって、固定されてい
る。パンチ数カウントセンサ20から発射された光線は
反射板12で反射され、パンチ数カウントセンサ20に
戻ってくる。これを信号として、プレス加工の回数が数
えられる。ここで、数えられた回数で、パンチ数表示器
19の表示回数が変えられて行く。反射板12はスライ
ド8にマグネットで固定されているが、ボルト等の固定
手段によって固定しても良い。
【0014】作業者がラミネート板4が、1シートに含
まれる製品の内プレス加工をしないものを含む状態で加
工後のラミネート板用台11に置かれると、作業者にエ
ラーを知らせる為にブザーが鳴る構成になっている。上
記構成が図4のブロック図にそして、上記作動フローが
図5に示されている。
【0015】本実施例においては、1シートに3個の製
品を含んでいるが、1シートに含まれる製品個数は3個
に限るものではなく、複数、若しくは多数含まれる場合
にも適用出来る。
【0016】本実施例においては、既存のプレス機械に
本装置を取り付け易くするために、パンチ数カウントセ
ンサ20を本体13に設け、これと協働する反射板12
をスライド8にマグネットを用いて固定する構造にして
いるが、新規のプレス機械に最初から付属させるのであ
れば、プレス機械に設けられる所謂ロータリカムボック
ス21を利用してプレス回数をカウントさせる構成にし
ても良い。
【0017】本実施例の場合、エラーの表示手段として
ブザーを用いているが、工場内の作業環境を考慮して、
フラッシュによる合図、あるいは文字で表示にしてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本願発明によれば、1シートに含まれる
製品のプレス加工が全て終了しないとエラーの信号、あ
るいは表示が出るので、プレス加工忘れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス機械の正面図
【図2】ラミネート板の上面図
【図3】本体の正面図
【図4】ブロック図
【図5】作動を示すフロー図
【符号の説明】
1は第1製品、2は第2製品、3は第3製品、4はラミ
ネート板、5はガイド穴、6はガイド穴、7はプレス機
械、8はスライド、9はボルスタ、10は素材用台、1
1は加工後のラミネート板用台、12は反射板、13は
本体、14はブラケット、15は終了検知センサ、16
は電源スイッチ、17はリセット釦、18はパンチ数設
定器、19はパンチ数表示器、20はパンチ数カウント
センサである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1シートに複数の製品を含む素材を手送り
    しながら、複数の製品についてプレス加工を施す作業
    用いられるプレス加工忘れ監視装置において、プレス機
    械のスライドに設けられた反射板と、前記反射板と協働
    することでプレス回数を数えるパンチ数カウントセンサ
    と、1シート中の製品数を設定するパンチ数設定器と、
    1シートの加工終了を検知する加工終了検知センサと、
    を設けるとともに、 前記加工終了検知センサが1シートの加工終了を検知し
    たときに、前記パンチ数設定器の設定値 とプレス回数と
    を比較することによって、プレス加工忘れがあった場合
    に、作業者にエラーを知らせる手段を設けたことを特徴
    とするプレス加工忘れ監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプレス加工忘れ監視装置に
    おいて、反射板及びパンチ数カウントセンサに代えて、
    ロータリカムリミットスイッチでプレス回数を数えるこ
    とを特徴とするプレス加工忘れ監視装置。
  3. 【請求項3】作業者にエラーを知らせる手段としてブザ
    ーを用いたことを特徴とする請求項1又は2記載のプレ
    ス加工忘れ監視装置。
JP11216082A 1999-07-30 1999-07-30 プレス加工忘れ監視装置 Expired - Fee Related JP3130517B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11216082A JP3130517B1 (ja) 1999-07-30 1999-07-30 プレス加工忘れ監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11216082A JP3130517B1 (ja) 1999-07-30 1999-07-30 プレス加工忘れ監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3130517B1 true JP3130517B1 (ja) 2001-01-31
JP2001038495A JP2001038495A (ja) 2001-02-13

Family

ID=16682981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11216082A Expired - Fee Related JP3130517B1 (ja) 1999-07-30 1999-07-30 プレス加工忘れ監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3130517B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104384383A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 扬州固诚机床有限公司 一种带有保护装置的折弯机
JP6985772B1 (ja) * 2021-06-22 2021-12-22 ラムテクノロジーズ合同会社 人力プレス機の加工打点数監視装置および加工打点数監視方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001038495A (ja) 2001-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3130517B1 (ja) プレス加工忘れ監視装置
CN202845644U (zh) 气动冲床
JP2007203310A (ja) 曲げ加工装置
CN105946360A (zh) 一种多工位激光模压工艺及激光模压机
US20080066510A1 (en) Bending Method and Machine Thereof
JP3157815B2 (ja) 打ち抜きシートの抜き位置ずれ検出方法
JPH10296577A (ja) 加工製品自動仕分け装置
CN106079873A (zh) 一种多工位激光模压工艺及模切烫印机
JPS62292226A (ja) 廃材排出確認方法
JP3317989B2 (ja) Ncタレットパンチプレスの金型交換管理装置
JP2002178037A (ja) 板金加工方法及び板金加工システム、並びに板金加工システムに用いるブランク加工装置、ワーク板厚測定装置、スプリングバック測定装置
CN220661081U (zh) 全自动卷对卷冲床
CN210676456U (zh) 一种板件弯折精准定位模具结构
CN215508532U (zh) 一种五金模具冲孔装置
CN218443966U (zh) 一种车用开关检测工装
JPH08141793A (ja) ロータリテーブルを有する多頭式液圧プレス装置
JP3009055B2 (ja) タレットパンチプレスの金型認識装置
CN217963633U (zh) 一种印刷品自动识别及配送装置
JP4798905B2 (ja) 曲げ加工装置
JPH07214172A (ja) プレスブレーキ用の光線式安全装置
JP2510703Y2 (ja) タレットパンチプレス用ロ―ドモニタ
JP7458625B2 (ja) ワーク供給装置及びバリせん断システム
JPH0417925A (ja) 打抜き金型
JPH08192293A (ja) バネで付勢されたピンによる加圧装置
JP2875006B2 (ja) プリント配線板の吊りピン切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees