JP3127111B2 - フロー式粒子画像解析方法および装置 - Google Patents
フロー式粒子画像解析方法および装置Info
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Description
法およびフロー式粒子画像解析装置に係り、特に、流れ
ている液体中に懸濁している粒子の静止粒子画像を撮像
し粒子解析する、血液または尿中の細胞や粒子を解析す
るのに適したフロー式粒子画像解析方法およびフロー式
粒子画像解析装置に関する。
の細胞や、尿中の細胞や粒子を分類解析するには、スラ
イドガラス上に標本を作成し、顕微鏡にて観察すること
が行われてきた。尿の場合には、尿中の粒子濃度が薄い
ため、サンプルを予め遠心分離器で遠心濃縮してから観
察している。
法または装置としては、血液などのサンプルをスライド
ガラス上に塗沫した後顕微鏡にセットし、顕微鏡ステー
ジを自動的に走査し、粒子の存在する位置で顕微鏡ステ
ージを止めて静止粒子画像を撮影し、画像処理技術によ
る特徴抽出およびパターン認識手法を用い、サンプル中
にある粒子の分類、解析等を行っている。
かり、さらに顕微鏡ステージを機械的に移動しながら粒
子を見つけ、粒子を適当な画像取り込み領域へ移動させ
る作業が必要である。そのため、解析に時間を要した
り、機械機構が複雑になるという欠点がある。
像解析方法または粒子画像解析装置には、サンプル粒子
を液体中に懸濁させた状態にてフローセル中に流し、光
学的に解析するフローサイトメータ法が知られている。
このフローサイトメータによる方法は、サンプル中の各
粒子からの蛍光強度や散乱光強度を観測するもので、毎
秒数1000個の処理能力を備えている。
徴量を観測することはむずかしく、従来顕微鏡下で行わ
れていた形態学的特徴で粒子を分類することができな
い。
るサンプル中の粒子の静止粒子画像を撮像し、それぞれ
の静止粒子画像から粒子を分類、解析する試みがなされ
ている。この例は例えば特開平7−83817号公報に
記載されている。
号公報に記載された技術によれば、画像撮像系で撮像さ
れた1つの画像中に撮像されている粒子と粒子検出系で
検出された粒子について1対1の対応関係を取ってい
る。また、このために、粒子検出信号の中から、フラッ
シュランプ光源が点灯した時点で画像に写っている粒子
のうちの検出粒子に相当する粒子を計数し、この計数値
と画像中の粒子のうちの検出粒子とを対応させ、これに
よって検出粒子と見なされない粒子を検出粒子から区別
するようにしている。
粒子画像中の粒子との1対1の対応をとる必要があり、
したがって高速で処理を行うには複雑な回路構成を必要
とする。
粒子画像解析方法およびフロー式粒子画像解析装置を提
供することにある。
られる粒子と粒子画像撮像系で得られる粒子画像中の対
応を容易に取ることが可能なフロー式粒子画像解析方法
およびフロー式粒子画像解析装置を提供することにあ
る。
サンプルがフロ−セルに流され、そのフロ−セル中の撮
像領域を測定時間中に通る前記液体サンプル中の粒子が
粒子検出系により検出され、計数される。また、前記撮
像領域を通る粒子は前記粒子検出に基づいて粒子画像撮
像系により撮像され、それによってその粒子の静止画像
が得られる。さらに、前記計数された粒子数を基にして
予想される画像粒子数が計算されるとともに、前記静止
画像中の粒子の中から予め定められた粒子サイズ以下の
粒子を除き、その予め定められた粒子サイズよりも大き
い粒子を処理対象粒子としてその静止画像が計数され、
そして前記予想される画像処理粒子数と前記計数された
静止画像数が所定の関係を満足するようにその両方のう
ちの少なくとも一方が調整される。
よって検出された粒子と静止画像中の粒子との対応が一
括して取られることになるので、高速処理が可能なフロ
ー式粒子画像解析方法およびフロー式粒子画像解析装置
が提供される。また、予想される画像処理粒子数と計数
された静止画像数が予め定められた関係を満足するよう
にその両方のうちの少なくとも一方が調整されるように
なっているため、粒子検出系で得られる粒子と粒子画像
撮像系で得られる粒子画像中の対応を容易に取ることが
可能なフロー式粒子画像解析方法およびフロー式粒子画
像解析装置が提供される。
異なる。また、粒子検出系のレ−ザ光源として一般的に
使用する半導体レ−ザでは、レ−ザビ−ムの広がりのば
らつきが大きく、レンズで集光したときのビ−ムスポッ
トサイズは素子毎に異なる。すなわち、粒子検出系の検
出条件は装置毎に異なる。以上は装置組立て時の問題で
あるが、実際に装置を運用している中で装置の状態を監
視する場合にも、装置組立て時の調整がとれた状態がく
ずれてしまったり、レ−ザの出力や粒子画像撮像系にお
いて一般的に用いられるフラッシュランプの点灯不良と
いったような問題が生じる。さらに、サンプル液流れの
幅が撮像領域より広い場合には粒子が撮像領域の周辺に
おいて一部切られといった問題も起こる。前述した本発
明はそういった諸問題に対して容易に対処することがで
きる。
子数は計数された粒子数に加えて測定条件を考慮して定
められる。予想される画像処理粒子数を得るための計算
式は測定条件で変更可能なため、各種測定条件が変わっ
ても、それに対応して予想される画像処理粒子数を定め
ることが出来る。測定条件としては、サンプル量、サン
プル液流れの流速、測定時間、粒子画像撮影条件等が存
在するが、条件さえ決まれば、統計学的に画像粒子数を
予想することが出来る。
注目している粒子画像の流れ方向の粒子サイズを基にし
て粒子棄却条件を設定し、実際の調整は粒子検出系の粒
子検出レベルおよび粒子検出信号パルス幅を変化させて
粒子検出条件を調整する。これによれば、粒子検出系の
信号条件を左右するレ−ザ出力の違い、光学系の調整条
件等の違いを含めた調整が可能である。
し、その説明の中で引用される具体例や限定的と考えら
れる表現は本発明を限定するために用いられたものでは
なく、あくまでも本発明の理解を助けるために用いらた
に過ぎないものであると理解されたい。
子を検出し、一定時間後に、前記検出粒子が静止画像撮
像領域の所定の位置に到着したとき、フラッシュランプ
を点灯させ、粒子の静止画像を撮影する。
には、上記粒子検出系で検出した粒子以外の小さな粒子
も撮像されていることが度々発生する。この現象は、粒
子検出信号レベルを高くすればするほど、この傾向は大
きくなる。このため、撮像した粒子画像のなかのどれと
どれが検出対象粒子であるかを区別する方法が必要であ
る。
子検出信号の信号レベルを越えた粒子に対し、さらに、
信号のパルス幅が所定の値を越えたものを、粒子検出信
号と見なす。このパルス幅は、測定粒子が粒子検出系を
通過する時間に相当し、通過粒子のサイズに比例する。
像中の粒子の対応の仕方には、2つの方法がある。その
うちの1つの方法は特開平7−83817号公報に記載
されているものである。これは、1つの静止画像ごとに
検出粒子との対応をとる方法で、作業は比較的確実に行
えるが、処理そのものが複雑になってしまい、連続して
流れてくる粒子の静止画像の処理に時間がかかる。もう
1つ考えられる方法は、粒子検出系での検出された通過
全粒子数を使って、予想される粒子画像数を計算し、画
像処理された粒子画像を大きいサイズからさきに予想し
た粒子数分だけを、検出粒子と対応すると見なすもので
ある。この方法は、処理が簡単で時間的な制約が少ない
反面、測定終了まで粒子特徴パラメータを蓄積していか
なければならない。また、粒子画像を格納しなければな
らない測定対象では、画像メモリーは大きなものが必要
になる。後者の場合には、この問題を解決するために、
1画像分の処理を行う段階で、画像中の粒子のうち予め
設定した粒子サイズ以下は棄却してしまう処理を行う。
却サイズの設定と、粒子検出系の調整の問題に対処する
ことが出来るものである。
されていると、分類対象となる粒子画像数が増大して、
粒子特徴パラメータ数は増え、画像メモリも大きなもの
が必要である。また、この場合、検出粒子以外の粒子も
入り込んでくるため、粒子分類精度に影響を与えかねな
い問題が生じる。
設定すると、分類対象粒子画像数が少なくなり、粒子検
出検出された粒子との対応が正しく行われていない結果
になる。
却する粒子棄却サイズとは、適切な状態に調整されてい
なければならない。しかも、粒子検出条件には使用する
レーザのスポットサイズの影響、粒子検出回路の周波数
特性の影響、散乱粒子の散乱特性などの影響を考慮して
粒子検出条件を設定し調整されなければならない。これ
らは、粒子サイズが小さい場合や、フロー系の流速が高
速で有ればあるほど影響が大きい。
子検出信号の大小で、信号の大きさで正規化していない
ため測定パルス幅が変化すること、装置ごとに粒子検出
系のレーザ出力、検出系感度、光学系調整のバラツキな
ど、さらに、サンプル流れの変動によるパルス幅の変動
がおこる。このようなパルス幅の変動要因を考慮する
と、粒子検出動作が一定と云えなくなる。このような条
件では、製品化したとき、装置ごとに撮像された粒子画
像から得られた粒子サイズ特徴量の切り分け値と、粒子
検出系で定めたパルス幅検出値とは1対1の対応がしな
くなる。装置ごとに、粒子検出系の調整だけでは十分対
処できない。また、レーザの交換、光学系の再調整をす
るたびに、粒子検出系の粒子検出条件を調節する必要も
ある。これら煩雑な調整操作を余り考慮することなく、
粒子検出された粒子と、画像処理した粒子の中で検出粒
子と対応させる方法が必要である。
の粒子棄却サイズに関す調整上の問題を解決するため
に、次のような方法を採用する。
を前提とする。すなわち、粒子検出系を通過した粒子か
らの光散乱を、光検出器にて検出するとし、検出信号の
所定の検出レベルをこえ、かつ、粒子のパルス幅が所定
の値以上、粒子の大きさが指定の大きさ以上のみを粒子
検出系で検出した粒子とする。この測定時間に通過した
検出した全粒子数を計数し、全検出粒子数とする。
点灯させ、検出粒子の静止画像を撮影し、画像中にある
全粒子について画像処理をおこない、粒子分類に必要な
粒子特徴量を抽出し、粒子分類処理を行う。この特徴抽
出および粒子分類識別処理を測定時間に撮像した全画像
粒子に対し実行する。このときに、予め粒子分類上不要
な粒子サイズの小さなものを、画像処理しないで棄却す
る行程を加える。このときの棄却される粒子サイズを、
以後、粒子棄却サイズということにする。
時間に通過した全検出粒子数より、測定時間にフラッシ
ュランプ点灯による粒子静止画像の内で予想される検出
画像粒子数を計算する。検出画像粒子数はサンプル中の
粒子濃度、測定時間、TVカメラの画像撮像条件によっ
て計算する。この予想される検出画像粒子数をNgとす
ると、このNgの計算式の形は、測定条件で変わるが、
粒子通過の発生事象が統計学におけるポアソン過程をす
ることを仮定することで求める事が出来、一般的には、
(1)式の形に表現される。
ーム画像の総数である。測定条件である測定時間をT
m、1フレーム時間をTf とすればNf = Tm/Tf で
ある。γの項は、Nf のなかで実際のサンプル条件で粒
子検出により撮像されるフレーム数のNf に対する割合
である。γ の内容は測定条件で変わる。Nf・γ の値
は、実際に粒子画像を撮像した予想フレーム数に相当す
る。
領域に存在する検出粒子を含む予想される平均粒子数で
ある。ここで、λ は画像取り込み領域体積に相当する
体積Vg に存在する平均粒子数、h は粒子検出によるフ
ラッシュランプ点灯を画像取り込み領域のどこで行うか
により決まる値で、0から1の間の値である。通常は1
に近い値の条件にする。λ は(2)式で表される。Vm
は測定サンプル体積である。
約、すなわち、TVカメラの奇数フィールドまたは偶数
フィールドでのみ点灯可能という制約がない一番効率よ
く粒子画像を撮像する場合を考える。フラッシュランプ
点灯後、2フィールドかけてCCD・TVカメラに蓄積
された画像を画像メモリに読みだす場合には、γ の式
の形は(3)式で示される。
す。また、画像読みだしおよび画像処理に3フィールド
必要な条件、この場合にはデット・タイムが1フィール
ド増加するが、この場合の γ の式の形は(4)式で示
される。
間、TVカメラ撮像系の条件で変わる。この予想される
検出画像粒子数は、統計的なバラツキは避けられない
が、比較的正しい検出画像粒子数を得る。
測定時間中にフラッシュランプ発光平均回数、すなわ
ち、粒子検出によって粒子撮像されたTV画像の平均フ
レーム数に相当する。よって、実際に画像処理した全画
像数、すなわち、粒子画像を撮像した全フレーム数 nf'
に置き換えたほうが、実際の装置においてはNf・γの
値の計算をしなくてすみ、処理が簡単になる。(1)式
においてNf・γ を nf' に置き換えるとNg は(5)
式で示される。
撮像した予想フレーム数に相当する。これを(6)式と
する。
いて、近似式を導きだし、計算処理を簡単にすることも
可能である。
その粒子が占める粒子サイズの下限を決め、その値を画
像処理で棄却する粒子サイズの上限とする。この棄却サ
イズより小さいサイズの粒子画像は、処理対象画像粒子
とは考えない。よって、その粒子については粒子画像特
徴パラメータおよび粒子画像の蓄積は行われない。
レベルとパルス幅を定めて、粒子測定を始める。粒子検
出系で上の検出条件を満足する粒子信号の総数を計数す
る。測定終了時に、測定時間内に通過した全粒子数を得
る。この全粒子数と測定条件をもとに、(1)式および
(3)式、または(4)式を使って、測定時間内に粒子
画像として処理さてたであろう予想画像数Ng を計算す
る。
とし、予想画像数Ng との大小比較を行う。Ng' がN
g より大ならば、粒子検出条件を厳しくして小さな信号
を有する粒子は検出しないように粒子検出条件を変更す
る。反対に、Ng' がNgより小ならば粒子検出条件をゆ
るめ、多くの粒子が粒子検出系で検出する条件に変更す
る。
しいように、粒子検出系の検出レベルと検出パルス幅を
設定することである。Ng'/Ng が1になるようにする
ことである。しかし、実際には統計的なデータのバラツ
キは避けられないため、Ng'/Ng が1より幾分大きく
設定するのが良い。また、1回の測定結果で判断しない
で、複数回測定した結果を平均化して判断した方が安全
である。また、Ng'/Ng で判断する限り、複数測定の
サンプルは同一サンプルである必要はない。
定し、調整作業は画像処理における粒子棄却サイズにつ
いて行っても良い。粒子の棄却サイズは、粒子の流れ方
向の長さを基準に考えるのが、粒子検出系の検出条件か
ら適当である。
場合は、各測定モードごとに上述した調整作業が必要で
ある。測定モードの違いは通常は測定対象粒子の違いで
あるから、粒子検出条件が一般に異なるためである。
が静止画像撮像系の幅より狭い場合に成立する。しか
し、サンプル流れの条件が撮像視野より大きい場合に
は、一定比率の粒子が視野の外を流れることで、粒子画
像数が少なくなる。この減少割合を考慮して、粒子検出
系の粒子検出条件および粒子画像の棄却サイズ条件を調
整する必要がある。
調整手段で使用した各種パラメータを使って、上記フロ
ー式粒子画像解析装置使用状態のチェックを行うことが
できる。
数計数値から、通過した全粒子数から予想される画像処
理粒子数を計算することができるから、この値が、画像
処理された全粒子画像数と比較される。比較結果とし
て、計算で予想した画像粒子数の方が実際の画像処理し
た粒子数が多ければ問題がない。しかし、統計的な変動
や装置の不具合で、画像処理した粒子数が少ない場合に
は、統計的な誤差なのか装置の不具合なのか状態判定を
行う。問題がなければ、通常の分類結果、分類比率をも
とに粒子数補正を行う。問題があれば、粒子数補正を中
止し、問題がある旨、オペレータに知らせる。
用レーザの出力低下、粒子検出系の不具合、調整ずれ、
フラッシュランプの点灯不良などが原因となる。また、
レーザの交換や、装置の再調整の場合には、その都度、
装置が正常に動作しているか調べる手段および再調整手
段として、上述したパラメータをチェックすることで調
整状態を把握することが出来る。
ても、(数6)で予想されるパルス点灯回数に対する実
際のフラッシュランプ点灯回数の割合を調べることで、
ランプの制御系、ランプの寿命などの状態を知ることが
出来る。すなわち、測定時間中に粒子画像を撮像したフ
レーム総数に関して行うことが出来る。粒子検出部を測
定時間中に通過した全粒子数計数値から、予想される画
像処理フレーム数を(数6)から計算することができ、
この値と実際に処理した画像フレーム数と比較すること
により、装置の状態を知ることが出来る。計算値とのず
れは、フラッシュランプ点灯制御系のタイミング不良で
も発生する。
粒子数をもとに、予想される画像処理される粒子画像数
や予想画像フレーム数と、実際の粒子画像数や画像フレ
ーム数と比較することにより、装置が正常に動作してい
るか、問題が生じているかを知ることが出来る。
粒子画像解析装置の測定開始前に行って、前記各種パラ
メータを測定し、装置状態の把握および各種補正データ
とすると、測定装置の信頼性向上および測定データの補
正条件を知ることが出来る。
ロー式粒子画像解析装置による実サンプル測定中に、測
定サンプル毎に前記各種パラメータを測定し、装置の使
用状態が正常に動作しているかどうかを監視することも
できる。統計的な変動が大きい場合には、複数のサンプ
ルにおける平均値を計算して、装置の調整状態を調べる
ことが出来る。この場合、測定サンプルは同一のもの、
同一の粒子濃度のものを用意する必要はない。
る場合には、各測定モード毎に前記各種パラメータを測
定し調整を行うことが必要である。
ル、101は画像撮像手段、102は粒子検出手段、1
03は粒子解析手段、1はフラッシュランプ、1aはフ
ラッシュランプ駆動回路、2はフィールドレンズ、3は
顕微鏡コンデンサレンズ、5は顕微鏡対物レンズ、6は
結像位置、7は投影レンズ、8はTVカメラ、11は視
野絞り、12は開口絞り、15は半導体レーザ、16は
コリメータレンズ、17はシリンドリカルレンズ、18
は反射鏡、19は微小反射鏡、20はビームスプリッ
タ、21は絞り、22は光検出回路、23はフラッシュ
ランプ点灯制御回路、24はAD変換器、25は画像メ
モリ、26は画像処理制御回路、27は特徴抽出回路、
28は識別回路、29は中央制御部、40は粒子検出系
調整部、50は表示部である。
装置は、粒子を懸濁させたサンプル液が供給されるフロ
ーセル100と、フローセル100中のサンプル液を撮
像する画像撮像手段101と、撮像された画像から粒子
を検出する粒子検出手段102と、検出された粒子を分
析する粒子解析手段103とを備えている。
共にシース液111が供給され、サンプル液110がシ
ース液111に包まれる流れを形成する。そしてサンプ
ル液流れ110は、画像撮像手段101(後述)の顕微
鏡光軸9(後述)に対して垂直方向に偏平な断面形状を
有する安定した定常流、いわゆるシースフローとなり、
前記フローセル100の中心を紙面の上方から下方へ向
かって流下する。このサンプル液流れ110の流速は、
中央制御部29(後述)により制御される。
能を有し、パルス光源であるフラッシュランプ1と、フ
ラッシュランプ1を発光させるフラッシュランプ駆動回
路1aと、フラッシュランプ1からのパルス光束を平行
にするフィールドレンズ2と、フィールドレンズ2から
の平行なパルス光束10をフローセル100内のサンプ
ル液流れ110に集束させる顕微鏡コンデンサレンズ3
と、フローセル100内のサンプル液流れ110に照射
されたパルス光束を集光し結像位置6に結像させる顕微
鏡対物レンズ5と、投影レンズ7を介して投影した結像
位置6の粒子像を、いわゆるインターレース方式により
取り込み電気信号である画像データ信号に変換するTV
カメラ8と、パルス光束10の幅を制限する視野絞り1
1および開口絞り12とを具備している。TVカメラ8
としては、残像の少ないCCDカメラ等が一般に用いら
れる。
ーザ光を発する検出光源である半導体レーザ15と、半
導体レーザ15からのレーザ光を平行なレーザ光束14
にするコリメータレンズ16と、コリメータレンズ16
からのレーザ光束14の一方向のみを集束させるシリン
ドリカルレンズ17と、シリンドリカルレンズ17から
のレーザ光束14を反射させる反射鏡18と、顕微鏡コ
ンデンサレンズ3とフローセル100との間に位置し、
前記反射鏡18からのレーザ光束14をサンプル液流れ
110上の画像取り込み領域の上流側近傍に導く微小反
射鏡19とから構成されている。
光を集光する顕微鏡対物レンズ5(この顕微鏡対物レン
ズ5は、画像撮像手段101の結像用の顕微鏡対物レン
ズ5と共用される)と、顕微鏡対物レンズ5で集光され
た散乱光を反射させるビームスプリッタ20と、ビーム
スプリッタ20からの散乱光を絞り21を介して受光
し、その強度に基づく電気信号を出力する光検出回路2
2と、光検出回路22からの電気信号に基づいて前記フ
ラッシュランプ駆動回路1aを作動させるフラッシュラ
ンプ発光制御回路23とを具備している。
から転送された画像データ信号をデジタル信号に変換す
るAD変換器24と、AD変換器24からの信号に基づ
くデータを所定のアドレスに記憶する画像メモリ25
と、画像メモリにおけるデータの書き込みおよび読み出
しの制御を行う画像処理制御回路26と、画像メモリ2
5からの信号に基づき画像処理を行い粒子数や分類を行
う特徴抽出回路27と、識別回路28と、中央制御部2
9と、サンプル液110中の粒子数を決定し粒子検出系
を調整する粒子検出系調整部40と、画像処理の結果で
ある粒子数や分類を表示する表示部50とからなってい
る。
件やフローセル100のサンプル液流れの条件、画像処
理制御回路26の制御、識別回路28からの画像処理結
果の記憶、粒子検出系調整部40とのデータの授受、表
示部50への表示等を行うように構成されている。
40の構成について説明する。図中、図1と同一符号
は、同等部分であるので、詳細な説明を省略する。
は検出レベル設定部、42は検出パルス幅設定部、43
は検出粒子カウンタ、70は粒子画像数計算部、71は
フラッシュランプ点灯回数計算部、72は粒子画像数計
数部、73はフラッシュランプ点灯数計数部、74はサ
イズ棄却条件設定部である。75は粒子検出系調整部全
体を制御する検出系制御部である。
成する粒子検出回路44は、光検出回路22からの所定
の信号レベル以上の粒子検出信号を検出する。粒子検出
回路44の粒子検出レベルは検出レベル設定部41およ
び検出パルス幅設定部42で設定された検出条件と比較
され、この条件を満たすものを粒子検出信号とみなす。
検出粒子カウンタ43は、粒子検出回路44で検出した
パルス数を数え上げる。測定終了時には検出粒子カウン
タ43の計数値は、検出系を通過した全粒子数になる。
計数値Nm を使って、粒子画像数計算部70にて、測定
時間中に画像処理されることが期待される画像処理粒子
数Ng、および,フラッシュランプ点灯数計算部71に
て、測定時間中にフラッシュランプが点灯することが期
待される点灯回数nf を計算する。
子画像数Ng’とフラッシュランプ点灯回数nf’は、そ
れぞれ画像処理制御回路26およびフラッシュランプ点
灯制御回路23から、粒子画像計数部72およびフラッ
シュランプ点灯数計数部73にセットされる。
いては、画像処理する段階で、サイズ棄却条件設定部7
4の条件を基に、画像処理を中止する。
棄却条件、および、測定終了時における計算値nfおよ
びNgと、実測値であるnf’とNg’の比較を行い、
粒子検出条件の変更などの粒子検出系調整部全体を制御
するのが検出系制御部75である。
粒子検出された全粒子数を計数しているから、この値を
基にして粒子画像数計算部70において実際に測定時間
内に画像処理される予想粒子画像の総数を所定の数式を
使って計算する。計算式は、測定条件に左右される。計
算式の例が、(1)式から(4)式に示されている。フ
ラッシュランプ点灯数計算部71では測定時間にTVカ
メラが撮像したフレーム総数の予想値も計算する機能を
有する。計算式は(6)式を使う。
れに用いられるフロー式粒子画像解析装置の働きを説明
する。
段102との動作を説明する。半導体レーザ15は、常
時連続的に発振しており、つねにサンプル液流れ110
中の粒子が検出領域を通過するのを観測している。
は、コリメータレンズ16において平行なレーザ光束に
変換され、シリンドリカルレンズ17において前記光束
14の1方向のみ集束される。レーザ光束14は、反射
鏡18および微小反射鏡19で反射されフローセル10
0内のサンプル液流れ110上に照射される。この照射
位置は、シリンドリカルレンズ17によってレーザ光束
14が集束する粒子検出位置であり、サンプル液流れ1
10上の画像取り込み領域の上流側近傍の位置である。
を横切ると、このレーザ光束14は散乱される。レーザ
光束の散乱光は、ビームスプリッタ20で反射され、光
検出回路22において受光され、その強度に基づく電気
信号に変換される。さらに、光検出回路22出力は、粒
子検出系調整部40に送られ、信号のうち所定のレベ
ル、所定のパルス幅以上のものを、検出粒子とみなし、
結果をフラッシュランプ点灯制御回路23に伝える。粒
子検出がなされると、画像処理対象粒子が通過したもの
とし、検出信号はフラッシュランプ発光制御回路23に
伝送される。所定の遅延時間は、粒子検出位置と画像取
り込み領域との距離およびサンプル液110の流速等に
より決定される。
プ駆動回路1aに伝送されると、前記フラッシュランプ
駆動回路1aは前記フラッシュランプ1を発光させる。
フラッシュランプ1より発せられたパルス光は顕微鏡光
軸9上を進み、フィールドレンズ2により平行光とな
り、顕微鏡コンデンサレンズ3により集束されてフロー
セル100内のサンプル液流れ110上に照射される。
よりパルス光束10の幅が制限される。
0に照射されたパルス光束は、前記顕微鏡対物レンズ5
で集光され、結像位置6に像を結像する。この結像位置
6の像は、投影レンズ7によりTVカメラ8の撮像面上
に投影され、インターレース方式により画像データ信号
に変換される。このようにして、サンプル液流れ110
内の粒子の静止粒子画像が撮像されたことになる。TV
カメラ8における撮像条件は、中央制御部29に予め設
定されており、この撮像条件によって前記TVカメラ8
の撮像動作が制御される。
ース方式により変換される画像データ信号は、AD変換
器24でデジタル信号に変換され、これに基づくデータ
が、画像処理制御回路26による制御のもとに画像メモ
リ25の所定のアドレスに記憶される。画像メモリ25
に記憶されたデータは、画像処理制御回路26の制御に
より読み出され、特徴抽出回路27および識別回路28
に入力されて画像処理が行われ、中央制御部29にその
結果が記憶される。中央制御部29に記憶される内容
は、粒子分類に用いられた粒子識別特徴パラメータと粒
子分類結果データとである。粒子の分類識別処理は、通
常行われているパターン認識処理により自動的に行われ
る。この画像処理結果と測定条件および画像処理された
画像数情報が、前記画像処理制御回路26から粒子検出
系調整部40に送られる。
における粒子検出位置と静止粒子画像取り込み位置の関
係について説明する。
端からA端まで流れるに要する時間、Te は、粒子が静
止粒子画像取り込み視野のフラッシュランプ発光位置P
からB端まで流れるに要する時間、To は、粒子が画像
のA端からフラッシュランプ発光位置Pまで流れるに要
する時間とすれば、 Tg = Te + To 測定サンプル中の粒子が粒子検出位置を通過し、粒子検
出信号が所定のレベル以上であれば、検出パルス信号を
出力する。検出パルス信号を出力後、粒子が静止粒子画
像取り込み領域の所定の位置まで達するまでのディレイ
時間Td経過後、フラッシュランプ1を発光させる。
おりである。
込みが終了し、すなわち、フラッシュランプ1発光後の
フラッシュランプ1発光を禁止状態にし、二つのフィル
ド読みだし信号により画像信号を一静止粒子画像転送さ
せたのち、再びフラッシュランプ1を発光可能状態にす
る。この状態にするのがランプ発光レデイ信号であり、
フラッシュランプ制御回路23でつくられる。ランプ発
光レデイ信号の信号レベルが、”on”であれば、フラ
ッシュランプ1は発光レデイ状態、”off”であれば
発光禁止状態である。
ち、Td 時間経過後、フラッシュランプ1を発光させて
いるが、y粒子検出前に通過した粒子が、流れの下流側
に存在する可能性がある。
隔Teの位置に存在するもので、例えば、x粒子が相当
する。P点からB端までサンプル粒子が流れていく時間
Teの間において、ランプ発光レディ信号がまだ”o
n”状態になっていない場合があるためである。これ
は、サンプル中の粒子濃度が濃い場合に顕著に現われ
る。このような状態が発生する区間を図4のランプ発光
レディ信号の斜線区間で示した。
ってからランプ発光までの時間がTeより大となると、
下流側の粒子、例えば、x粒子が画像上から流れ去り、
この斜線の部分はなくなる。一画像粒子計数の時間間隔
は、粒子が静止粒子画像取り込み領域を通過する時間T
gの間である。
す。
から検出信号が発生するとする。タイミングよくフラッ
シュランプ1を発光させるには、粒子が検出後、時間T
d遅らせた粒子検出ディレイTd信号を発信させればよ
い。
または”off”状態でランプ発光すべきかどうかが決
まる。
子画像を取り込み中であったため、ランプ発光レディ信
号が始めから”on”になっておらず、垂直同期信号に
よりランプ発光レディ信号がレディ”on”になった。
このため、粒子xではフラッシュランプは発光せず、次
のy粒子で発光され、ランプ発光レディ信号は”of
f”になる。
0を説明する。
からの粒子検出信号を粒子検出レベル設定部41および
粒子検出パルス幅設定部42の値と比較し、この設定条
件以上のサイズの粒子を検出粒子とみなし、測定終了時
には全検出粒子数を得る。この全検出粒子数を基にし
て、上述した計算式を使って画像処理粒子数計算部70
およびフラッシュランプ点灯回数計算部71で、全通過
粒子数から予想される画像処理された粒子画像数および
フラッシュランプ点灯回数を計算する。 ここで計算し
た値と、実際に画像処理した粒子画像数およびフラッシ
ュランプ点灯回数の比較を、粒子検出系制御部75で行
う。具体的には、計算値と実測値の大小関係を計算す
る。
値の方が実測値より大きい場合には、何らかの原因で粒
子画像処理の段階で棄却されたことになる。すなわち、
画像処理段階で、サイズ棄却条件設定部で設定させた棄
却サイズが粒子検出系で設定した粒子検出条件よりも大
きいことが考えられる。反対に、計算値の方が実測値よ
りも小さい場合には、画像処理における粒子棄却条件設
定が小さな粒子まで画像処理する条件になっているため
である。
処理系で設定する粒子画像のサイズ棄却条件を、上述し
た全検出粒子数から画像処理粒子数を計算した値と、実
際に画像処理した粒子画像数が等しくなるように調整す
るのが最良である。この状態に粒子検出系と画像処理に
おけるサイズ棄却条件が調整されておれば、粒子検出系
での検出粒子と画像処理した粒子が対応させることが出
来る。
サイズ棄却条件の設定は次のように行う。先ず、画像処
理において処理対象粒子を決める。処理対象粒子を決め
ると、その粒子の最小粒子サイズが決まる。とくに、フ
ロー式粒子画像処理を考えている場合には、粒子の流れ
方向の直径を基準にして、サイズ棄却条件を設定するの
が適当である。粒子画像の棄却条件を設定したら、次に
粒子検出系の検出条件を設定する。粒子検出レベルは、
微小少粒子を検出しないように目的の粒子だけが検出さ
れるレベルに設定し、粒子検出パルス幅を適当な値に先
ず設定する。この状態で、1回粒子計数および画像処理
を実行し、粒子検出カウンタ43の計数値を基に、上述
した計算式を使って画像処理粒子数計算部70において
予想される画像処理粒子数を計算する。 ここで計算し
た値と、実際に画像処理した粒子画像数を比較する。計
算値と実測値の大小関係を計算する。2つの値が一致す
る場合は、粒子検出系の検出条件と画像処理におけるサ
イズ棄却条件に関し調整が取れている。一致しなけれ
ば、これらの値が一致する方向に粒子検出パルス幅設定
部42の値を変更して、もう一度粒子サンプルを測定す
る。この操作を、計算値と実測値が一致するまで繰り返
す。大小判断および粒子検出パルス幅の制御は粒子検出
系制御部75で行う。
用いて説明する。図5における粒子検出系の調整ステッ
プは次のとおりである。
粒子サンプルのサイズ条件を考慮して、粒子画像処理に
おける、粒子サイズ棄却条件を設定する。このサイズ以
下の粒子については画像処理されない。
レベルを設定する。粒子検出系の信号の大きさ、背景に
存在する雑音成分や、微小サイズ粒子を検出しないよう
に検出レベルを決める。
としている、粒子検出系の粒子検出パルス幅の初期値を
設定する。このパルス幅以下の粒子検出信号は測定対象
粒子信号でないとみなされ、粒子検出段階で捨てられ
る。
ルをフロ−セルに流し、粒子画像を連続的に撮像し、画
像処理を行うステップである。
と、粒子検出系で検出された全粒子数すなわち粒子検出
値Nm および測定条件を使って、粒子画像処理で粒子画
像処理されたであろう画像粒子数Ng を計算により求め
る。計算式としては(1)式及び(5)式を使用する。
おいてサイズ棄却条件で捨てられずに残った粒子画像数
Ng' を調べる。
検出条件が画像処理におけるサイズ棄却条件と合ってい
るかどうかの判定を行う。図5では、Ng とNg' が等
しいかどうかで判定している。しかし、厳密に等しくな
ることはまれであるから、一定の幅を設けてその範囲に
入っているかどうかで判断するのが実際的である。Ngと
Ng' が等しければ調整終了と判断する。しかし、終了の
前に次の第8ステップを実行する。もし、Ng = Ng'
でない場合は第10ステップを実行する。
幅設定条件を最終的に決定するために、統計的な誤差を
考慮するかどうかの判定をする。
差分を考慮して、粒子検出パルス幅を幾分狭くし、粒子
検出数を増加させて、統計的な変動分を考慮に入れるス
テップである。
とNg' の大小比較をするステップである。Ng がNg'
より大ならば第11ステップ、反対に小ならばステップ
12を実行する。
に入ってくるのは、粒子検出系の粒子検出条件得小さな
粒子まで検出し、結果として、予想される粒子画像数が
多く計算されたが、実際の画像処理で残っている粒子数
が少ない場合である。この場合は、粒子検出条件を厳し
くする方向、すなわち、粒子検出パルス幅を広く設定し
なおすことになる。新たに設定された粒子検出条件で、
再び第4ステップに戻って、これまでの手順を繰り返
す。
に入ってくるのは、粒子検出系の粒子検出条件で大きい
粒子しか検出せず、結果として、予想される粒子画像数
が少なく計算されたが、実際に画像処理で残っている粒
子数が多い場合である。この場合には、粒子検出条件を
ゆるめる方向、すなわち、粒子検出パルス幅を狭く設定
された粒子検出条件で、再び第4ステップに戻って、こ
れまでの手順を繰り返す。
検出パルス幅を変化させて粒子検出系を調整する場合に
ついて示したが、粒子検出レベルを変化させる場合、ま
たは、検出パルス幅と検出レベルを共に変化させる場合
についても同じように行える。
に代えて、計数された静止画像数(処理対象粒子数)を
調整するようにしても良いし、もちろん必要があれば、
両方を調整するようにしても良い。
ぎないから、実測値には統計的な変動を伴う。そのた
め、計算値との一致は、変動分を考慮して判定するのが
よい。また、複数回の測定による平均値でもって判定す
ると誤差を小さくすることが出来る。統計的な変動分を
考慮すると、計算値よりも実測値である粒子画像数が幾
分大きくなるように設定した方が良い場合もある。
って判定すれば、粒子濃度に関係なく、粒子検出系の調
整状態を判定することが出来る。割合が1ならば調整が
取れた状態である。
サイズ棄却条件を固定して、粒子検出パルス幅を変化さ
せて粒子検出系を調整する方法を示したが、逆に、粒子
検出パルス幅を固定して、画像処理における棄却サイズ
を変化させる方法でも目的は達せられる。
通過した全粒子数から予想される画像処理粒子数を計算
し、処理対象粒子として残った粒子画像数が測定時間に
通過した全粒子数から予想される画像粒子数より少ない
場合、その比率を計算し、粒子分類および解析結果に反
映させる補正定数とすることが出来る。このような現象
は、サンプル流れがTVカメラの撮像視野からずれ一部
が粒子画像が正しく撮像されない場合が考えられる。ま
た、フラッシュランプの点灯回数が制御系の不具合で正
常に動作していない場合も考えられる。このような場合
には、粒子画像数が計算から予想される画像数より少な
くなり、粒子分類解析結果が正しく得られないが、この
画像数減少比率を計算して、粒子分類および解析結果に
反映出来る。
解析装置の動作状況を監視することが出来る。この比率
が、統計的な変動範囲を越えて変動するような現象が生
じた場合には、上述したサンプル流れの位置変動ならび
にフラッシュランプ点灯回路系の制御に異常があること
が考えられる。
て述べてきたが、フラッシュランプの点灯回数に着目し
て、粒子検出系を調整することができる。
に通過した全粒子数を計数し、フラッシュランプ点灯回
数計算部71にて粒子検出系を通過した全粒子数と測定
条件から予想されるフラッシュランプ点灯回数を計算す
る。また、実際にフラッシュランプが点灯した回数をフ
ラッシュランプ点灯回数計数部73において計数する。
予想されるフラッシュランプ点灯回数と、実際にフラッ
シュランプが点灯した回数を比較し、粒子検出系の検出
条件を調整する。さらに、粒子検出系の調整状態や制御
系の不具合の発見に使うことが出来る。また、定常的に
実際のフラッシュランプ点灯回数が計算値より少ない場
合には、その比率分を使って、粒子分析データを補正す
ることも可能である。
から予想されるフラッシュランプ点灯回数計算には、
(6)式を使用する。
が避けられないから、複数の粒子サンプルの平均値でも
って評価するのが良い。また、計算値と実測値の比率を
計算するようにすれば、相異なる粒子サンプルを使って
上記作業を行うことも可能である。
て、調整手段で使用した各種パラメータを使って、フロ
ー式粒子画像解析装置使用状態のチェックを行うことが
できる。パラメータとしては、検出粒子数、画像処理粒
子数計算値および実際の画像処理された粒子画像数、フ
ラッシュランプ点灯回数計算値および実際のフラッシュ
ランプ点灯回数数、および、これらの値から計算される
2次的なパラメータ、例えば計算値に対する実測値の比
率をパラメータとして使用する。
開始前に、前記各種パラメータを測定し、装置状態の把
握および各種補正データとすることが出来る。
ンプル測定中に、前記各種パラメータを測定し、装置の
使用状態が正常に動作しているかどうかを監視すること
も出来る。
存在する場合には、各測定モード毎に調整を行なった
り、装置の動作チェックを各々の測定モードに対して実
行させることも出来る。
解析方法およびフロー式粒子画像解析装置は、液体中に
懸濁した生物サンプルや細胞、血液中の赤血球や白血球
などの血球成分、または尿中に存在する尿沈渣成分の分
類および分析に有効である。特に、尿中の尿沈渣成分の
粒子数の計数や粒子の分類においては、サンプル毎に存
在する粒子数は数桁以上違う場合があるため、粒子検出
手段により検出した粒子に対し画像処理することは、サ
ンプル液中の粒子数情報を知る上で効果的である。
さが非常にバラエティに富み、粒子検出系の検出粒子と
静止粒子画像中の粒子との対応を正確に取ることが出来
ないが、本実施例により、正確な粒子計数、粒子分類、
粒子濃度を解析出来る。
体レーザからのレーザ光束を検出光として用い、粒子で
散乱されたレーザ光束を利用する場合について述べた
が、これに限らず粒子からの蛍光や透過光を利用するこ
ともで出来る、一次元イメージセンサにより粒子を検出
する方法や、粒子通過による電気抵抗変化により粒子を
検出する方法を利用することも出来る。
Vカメラ撮像方式としてインターレース走査について説
明したが、ノンインターレース走査方式でも発明の作
用、効果は変わらない。
式粒子画像解析方法および装置が提供され、さらに粒子
検出系で得られる粒子と粒子画像撮像系で得られる粒子
画像中の粒子との対応を容易に取ることが出来るフロ−
式粒子画像解析方法および装置が提供される。
装置の構成を示す略示説明図である。
を示すブロック図である。
明図である。
イミング関係を示す線図である。
図である。
の総数 Tm : 測定時間 Tf : 1フレーム時間 γ : Nf のなかで実際のサンプル条件で粒子検出によ
り撮像されるフレーム数のNf : に対する割合である Vg : 画像取り込み領域体積に相当する体積 λ : 画像取り込み領域体積に相当する体積Vgに存在
する平均粒子数 h : 粒子検出によるフラッシュランプ点灯を画像取り込
み領域のどこで行うかにより決まる値で、0から1の間
の値 Vm: 測定サンプル体積 Td : 粒子検出ディレイ時間 Te : 粒子画像がフラッシュランプ発光位置PからA端
まで流れるのに要する時間 Tg : 粒子画像が画像のB端からA端まで流れるのに要
する時間 To : 粒子画像が画像のB端からフラッシュランプ発光
位置Pまで流れるのに要する時間
Claims (6)
- 【請求項1】次のステップを含むフロ−式粒子画像解析
方法。 (1)液体サンプルをフロ−セルに流し、そのフロ−セ
ル中の撮像領域を測定時間中に通る前記液体サンプル中
の粒子を粒子検出系により検出し、計数すること、 (2)その粒子検出に基づいて前記撮像領域を通る粒子
を粒子画像撮像系により撮像して、その静止画像を得る
こと、 (3)前記計数された粒子数を基にして予想される画像
処理粒子数を計算すること、 (4)前記静止画像中の粒子の中から予め定められた粒
子サイズ以下の粒子を強制的に除き、その予め定められ
た粒子サイズよりも大きい粒子を処理対象粒子としてそ
の静止画像を計数すること、 (5)前記予想される画像処理粒子数と前記計数された
静止画像数が所定の関係を満足するようにその両方のう
ちの少なくとも一方を調整すること。 - 【請求項2】 前記粒子検出は前記粒子の前記撮像領域の
通過時間を基にして実行されることを特徴とする請求項
1に記載されたフロー式粒子画像解析方法。 - 【請求項3】 はじめに前記粒子画像中の処理対象粒子の
大きさを決めて、前記粒子検出系の粒子検出条件を変化
させて前記予想される画像処理粒子数を調整することを
特徴とする請求項1に記載されたフロー式粒子画像解析
方法。 - 【請求項4】 液体サンプルをフローセル中に流し、粒子
検出系により前記サンプル中の粒子数を計数する粒子検
出ステップと、前記フローセル中の撮像領域を通過する
粒子の静止画像をフラッシュランプを含む粒子画像撮像
系により撮像する撮像ステップと、粒子画像解析手段に
より前記静止画像中の粒子を解析する粒子解析ステップ
とを含むフロー式粒子画像解析方法において、測定時間
中に前記撮像領域を通過した全粒子数を計数するステッ
プと、該全粒子数と測定条件とから予想される前記フラ
ッシュランプの点灯回数を計算するステップと、前記フ
ラッシュランプの実際の点灯回数を計数するステップ
と、前記フラッシュランプの予想点灯回数と実際の点灯
回数を比較し、その結果に基づいて前記粒子検出系の検
出条件を調整するステップとを有することを特徴とする
フロー式粒子画像解析方法。 - 【請求項5】 液体サンプルをフローセル中に流し、その
サンプル中の粒子数を計数する粒子検出手段と、測定時
間中に前記フローセル中の撮像領域を通過する全粒子の
静止画像を撮像する粒子画像撮像手段、前記静止画像中
の粒子を解析する粒子画像解析手段とを含むフロー式粒
子画像解析装置において、前記静止画像中の粒子の中か
ら予め定められた粒子サイズ以下の粒子を強制的に除
き、その予め定められた粒子サイズよりも大きい粒子を
処理対象粒子としてその静止画像数を計算し、前記検出
された前記粒子数から予想される画像処理粒子数を計算
し、前記計算された処理対象粒子の静止画像数が前記計
算された予想される画像処理粒子数と同じかまたは統計
的な変動分だけ多くなるように前記計算された処理対象
粒子の静止画像数かまたは前記計算された予想される画
像処理粒子数を調整するように構成したことを特徴とす
るフロー式粒子画像解析装置。 - 【請求項6】 液体サンプルをフローセル中に流し、その
サンプル中の粒子数を計数する粒子検出手段と、測定時
間中に前記フローセル中の撮像領域を通過する全粒子の
静止画像を撮像する、フラッシュランプを含む粒子画像
撮像手段と、前記静止画像中の粒子を解析する粒子画像
解析手段とを含むフロー式粒子画像解析装置において、
測定時間中に通過した全粒子数を計数する手段と、前記
全粒子数と測定条件とから予想されるフラッシュランプ
点灯回数を計算するとともに前記フラッシュランプが実
際に点灯した回数を計数してその両者を比較し、その結
果に基づいて前記粒子検出手段の検出条件を調整するよ
うに構成したことを特徴とするフロー式粒子画像解析装
置。
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