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JP3111024U - 揚げ物用調理器具 - Google Patents

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JP3111024U
JP3111024U JP2005001885U JP2005001885U JP3111024U JP 3111024 U JP3111024 U JP 3111024U JP 2005001885 U JP2005001885 U JP 2005001885U JP 2005001885 U JP2005001885 U JP 2005001885U JP 3111024 U JP3111024 U JP 3111024U
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美智子 中▲崎▼
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美智子 中▲崎▼
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Abstract

【課題】かきあげ等の揚げ物を、効率よく短時間に、しかも、全体をきれいに揚げることのできる揚げ物用調理器具を提供する。
【解決手段】周囲に枠部6を設けてなる受け皿部1を3つ一直線上に水平に並べ、それぞれの受け皿部1から垂直上方に支柱2を立設し、各支柱2,2,2間を連結部材3で連結するとともに、中央の支柱2に取っ手4を設けてなり、各受け皿部1,1,1には多数の貫通孔7を設ける。さらに、連結部材3または支柱2のいずれかの後ろと受け皿部1の後ろに、フライヤー10の油槽11の内壁11aに当接させて自身の姿勢を安定させる上側当接板8、下側当接板9を設ける。
【選択図】図1




Description

本考案は、かきあげ等の揚げ物を、効率よく短時間に、きれいに揚げることのできる揚げ物用調理器具に関する。
従来より、フライ、てんぷら、かき揚げ等の揚げ物に使用するフライヤーが知られている(特許文献1)。このフライヤーは、油槽の中に平網またはパンチング板が配置されるとともに必要に応じててんぷら板が配置され、油槽の中で揚げた揚げ物を油槽の側部の油切り用のトレーに取り上げ、油切りをするようにしている。
このようなフライヤーで作るかき揚げ等は、かき揚げ等の材料を下ごしらえしたものを適当な形・大きさに整えて、お玉や揚げ物用の調理器具の受け皿に載せ、そのまま油槽に入れて、適当な時間を見計らい、いったん油槽内から取り上げ、再度ひっくり返した状態で油槽内に入れ、表面を仕上げてから、トレーに取り上げるようにしている。
実開平7−24235号公報
しかしながら、1つずつ揚げるのでは効率が悪く、短時間で大量の揚げ物を作ることができない。また、受け皿に載せた下ごしらえ材料は表側は油がよく回り、早く揚がるが、受け皿側に接する裏側は油が回りにくいので、揚がりが遅く、そのため油槽内に長く時間を置く必要があり、効率を悪くする要因となっている。しかも、時間をかけるので、裏側と比べ表側が焦げやすく、表側裏側をまんべんなくきれいに揚げるのが難しいという問題がある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、かきあげ等の揚げ物を、効率よく短時間に、しかも、全体をきれいに揚げることのできる揚げ物用調理器具を提供することを目的とする。
また、油槽内における自身の姿勢を安定させることのできる揚げ物用調理器具を提供することを目的とする。
さらに、油槽の大きさの異なるフライヤーのそれぞれに使用することのできる揚げ物用調理器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1に係る揚げ物用調理器具は、周囲に枠部を設けてなる3つの受け皿部を一直線上に水平に並べ、それぞれの受け皿部から垂直上方に支柱を立設し、各支柱間を連結部材で連結するとともに、中央の支柱に取っ手を設けてなり、各受け皿部には多数の貫通孔を設けたことを特徴とする。
一直線上に並べた3つの受け皿部のそれぞれにかき揚げ等の下ごしらえ材料を適当な大きさ・形に整えたものを載せて、同時に3つの揚げ物を作ることができる。受け皿部の周囲の枠部により、下ごしらえ材料を受け皿部に安定して保持し、移動中の落下を防ぐことができる。
油槽に入れると、油が受け皿部の多数の貫通孔を通して下ごしらえ材料の裏側に回るので、下ごしらえ材料の裏側が効率よく揚がる。このとき、貫通孔を下から上に通る油の流れが下ごしらえ材料の裏側を押し上げるから、下ごしらえ材料の裏側に油がよく回るとともに、下ごしらえ材料が受け皿部からすぐに浮き上がり、下ごしらえ材料の全体が油槽の中で均一に素早く揚がる。
揚げ物用調理器具は、油槽中で下ごしらえ材料が受け皿部から離れると、直ちに次のかき揚げ等を作るべく、次の作業に移ることができる。すなわち、再び、3つの受け皿部のそれぞれにかき揚げ等の下ごしらえ材料を適当な大きさ・形に整えたものを載せて、油槽に入れればよい。揚げ物の作業を効率よく行うことができる。
油槽中で揚げられたかき揚げ等は、把持具で把持し、フライヤーの側部の油切り用トレーに置けばよい。
本考案の揚げ物用調理器具に適用できる揚げ物としては、かき揚げが好適である。その他、受け皿部に載るものであれば、フライ、てんぷらなどにも適用可能である。
本考案の請求項2に係る揚げ物用調理器具は、連結部材または支柱のいずれかの後ろと受け皿部の後ろとに、フライヤーの油槽の内壁に当接させて自身の姿勢を安定させる当接板を設けるようにしたことを特徴とする。
フライヤーの油槽内に入れた状態で、フライヤーの油槽の内壁に当接板を当接させることで、油槽内の姿勢を安定させることができる。これにより、揚げ中に油の圧力を下から受けても安定した姿勢で揚げることができる。
本考案の請求項3に係る揚げ物用調理器具は、連結部材の、中央の支柱の両脇に位置する部分をそれぞれ水平軸回りに屈曲可能としたことを特徴とする。
連結部材を中央の支柱の両脇で水平軸回りに屈曲させることで、3つの受け皿部が一直線に並ぶ通常の使用状態から、外側の2つの受け皿部を手前に寄せて全体をコンパクトにした状態に変更することができる。これにより、油槽の大きさ(幅寸法)の大小に合わせて、適宜サイズを変更することができ、油槽の大きさの異なる複数のフライヤーに本器具を使用することができる。
本考案の請求項4に係る揚げ物用調理器具は、中央の支柱の取っ手を、連結部材の両端側に設けて、両手で連結部材を水平軸回りに屈曲自在としたことを特徴とする。
両手で自在に揚げ物用調理器具の3連の受け皿部を一列に並べたり、外側の2つの受け皿部を手前に寄せたりすることができる。
以上説明したように、本考案の揚げ物用調理器具によると、かきあげ等の揚げ物を、効率よく短時間に、しかも、揚げ物の全体をきれいに揚げることができる効果を奏する。
また、連結部材を水平軸回りに屈曲可能とすることで、油槽の大きさの異なるフライヤーのそれぞれに使用することができる効果を奏する。
本考案を実施するための最良の形態を説明する。図1ないし図4は本考案の第1の実施例を示すもので、図1に示すように、本考案の揚げ物用調理器具は、一直線上に並ぶ3つの受け皿部1,1,1と、各支柱2,2,2と、支柱間を連結する連結部材3と、取っ手4とから構成される。
各受け皿部1は、円板からなる皿部5と、皿部5の周囲に設けられた枠部6とからなり、皿部5には上下方向に貫通する多数の貫通孔7,7・・・が設けられている。また、各受け皿部1の背面には前記の支柱2が立設し、受け皿部1の枠部6に支柱2の下端部が溶接またはリベット等の手段により取付固定されている。
3つの受け皿部1が一直線上に等間隔で並んだ状態で、それぞれの支柱2,2,2の各上端に水平方向に延びる前記の連結部材3が溶接またはリベット等の手段により連結固定されている。また、3つの支柱2のうち、中央に位置する支柱2の上端に木製からなる前記の取っ手4が取付固定されている。
図2に示すように、中央の支柱2の後ろで連結部材3の背面には水平姿勢で後方に延びる上側当接板8が取付固定されている。同じく、中央の支柱2の下端背面には水平姿勢で後方に延びる下側当接板9が取付固定されている。これら上側当接板8、下側当接板9は、図4に示すように、油槽の内壁にそれぞれを当接させて、揚げの作業時に油槽内で調理器具の姿勢を安定保持する役目を果す。
次ぎに、以上のように構成された揚げ物用調理器具の使用方法を説明する。
図3は揚げ物用のフライヤー10を示している。フライヤー10には油槽11が設けられ、油槽11の側部には油切り用のトレー12が設けられている。図3に示すフライヤー10に本考案に係る揚げ物用調理器具を使ってかき揚げを揚げるには、まず、フライヤー10の手前の作業位置で、かき揚げの下ごしらえ済みの材料を適当な大きさ・形に整え、本考案の揚げ物用調理器具の3つの受け皿部1,1,1に順次載せる。
フライヤー10の手前から、図4に示すように、油槽11の奥方の内壁11aに沿って各受け皿部1,1,1を水平姿勢のまま油槽11内の網13の上に降ろす。各受け皿部1,1,1の上のかき揚げ材料Mは、表側に油が回ると同時に、裏側にも受け皿部1の多数の貫通孔7を下から上に通過する油が回り、速やかに揚がる。このとき、貫通孔7を下から上に通る油の流れが材料Mの裏側を押し上げ、材料Mの裏側に油がよく回るとともに、材料Mが各受け皿部1からすぐに浮き上がり、材料Mの全体が油槽の中で均一に素早く揚がる。
材料Mがすぐに浮き上がるので、直ちに次のかき揚げを作るべく、揚げ物用調理器具をフライヤー10の手前に戻し、再び、各受け皿部1に材料Mを適当な大きさ・形に整えたものを載せて、油槽11に入れる。
その間、油槽11内でできあがり後のかき揚げは、頃合を見て、把持具で裏返して焦げ目をきれいに付ける等した後、取り上げ、油切り用のトレー12に移し、油切りをする。
後は、上記した作業を繰り返すことで、効率よく短時間に、しかも、全体をきれいに揚げたかき揚げをつくることができる。
図5は本考案の揚げ物用調理器具の第2の実施形態を示すもので、上記の第1の実施形態で示す揚げ物用調理器具と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示す揚げ物用調理器具は、連結部材3の、中央の支柱2の両脇に位置する部分3a,3aをそれぞれ丁番等の連結回動手段14を介して水平軸回りに屈曲可能としたものである。連結部材3の両端はさらに屈曲して取っ手4がそれぞれ設けられている。
図5に示す揚げ物用調理器具は、図5の点線に示す、開いた状態(3つの受け皿部1,1,1がそれぞれ一直線上に並ぶ状態)から、両端の取っ手4,4を両手でもって手前に寄せれば、図5の実線で示すように、連結回動手段14,14を介して連結手段が水平軸回りに屈曲し、外側の受け皿部1,1が手前に寄るから、油槽11の幅の狭いタイプのフライヤーにも対応することができるようになる。
本考案の揚げ物用調理器具は、業務用フライヤーや家庭用揚げ物鍋に使用する調理器具として広く利用することができる。
本考案の揚げ物用調理器具を示す図、 同揚げ物用調理器具を示す側面図、 同揚げ物用調理器具が使われるフライヤーを示す斜視図、 同揚げ物用調理器具の使用方法を示す図、 本考案の揚げ物用調理器具の第2の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1 受け皿部
2 支持部
3 連結部材
4 取っ手
6 枠部
7 貫通孔
8 上側当接板
9 下側当接板
10 フライヤー
11 油槽
11a 内壁
12 トレー
13 網
14 連結回動手段

Claims (4)

  1. 周囲に枠部を設けてなる3つの受け皿部を一直線上に水平に並べ、それぞれの受け皿部から垂直上方に支柱を立設し、各支柱間を連結部材で連結するとともに、中央の支柱に取っ手を設けてなり、各受け皿部には多数の貫通孔を設けたことを特徴とする揚げ物用調理器具。
  2. 連結部材または支柱のいずれかの後ろと受け皿部の後ろに、フライヤーの油槽の内壁に当接させて自身の姿勢を安定させる当接板を設けたことを特徴とする請求項1記載の揚げ物用調理器具。
  3. 連結部材の、中央の支柱の両脇に位置する部分をそれぞれ水平軸回りに屈曲可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の揚げ物用調理器具。
  4. 中央の支柱の取っ手を、連結部材の両端側に設けて、両手で連結部材を水平軸回りに屈曲自在な構成としたことを特徴とする請求項3記載の揚げ物用調理器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024162291A1 (ja) * 2023-01-31 2024-08-08 株式会社日清製粉ウェルナ 揚げ物製造用支持具及び補助具

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